ウォーハンマー40K

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ウォーハンマー40K」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/16(土) 19:40:41
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 150 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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&color(#ff0000){&sizex(5){&bold(){本作は国内における情報量が少ないのでご協力いただける余力のある方々は追記、修正をお願い致します。}}}

&color(#ff0000){&sizex(5){&bold(){注意:スマホでampサイトをご覧の皆様へ。只今atwiki側の仕様でampサイトでの折り畳み機能が使用できないために折りたたまれてる内容が見れない状況となっております。}}}
&color(#ff0000){&sizex(5){&bold(){そのような場合はお手数ですが、以下の対策を行っていただけると正常に作動いたしますのでお願いいたします。}}}
・&link_anchor(pageend){ページの一番下にある「最新版の表示に切り替える」をクリック}

&bold(){平和はない。}
&bold(){休息もない。}
&bold(){赦しなど、あるはずもない。}

&sizex(7){&bold(){&font(#cc0000){戦争}だけが残ったのだ。}}

#center(){&image(WH40k_header.jpg,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40Kボックスセット「ファースト・ストライク」(First Strike)ボックスアートより}}

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&anchor(topcontents)
#openclose(show=▽目次){
#contents
}
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*概要
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Warhammer 40000(ウォーハンマー40K)とは、イギリスのミニチュアゲームの会社「ゲームズワークショップ」から展開されているミニチュアボードゲームおよびSFファンタジー作品である。略称は「40k(フォーティーケー)」。
英語圏を始めとした海外では絶大な知名度人気を誇り、同シリーズの「ウォーハンマーファンタジーバトル」([[エイジオブシグマー>ウォーハンマーAoS]])と並んで世界でトップシェアを誇るミニチュアゲームである。

元々は本家のウォーハンマーファンタジーバトルの40000年後の世界が舞台という設定だったが、今では独立した世界という設定となっている。
本家「ファンタジーバトル」はトールキン作品([[指輪物語]])やマイケル・ムアコック作品等のファンタジー作品に大いに影響を受けた作品だが、
本作「ウォーハンマー40000」は「ファンタジーバトル」の設定を一部引き継ぎつつ西暦40000年代を舞台にした&bold(){遠い未来の宇宙戦争}を描いている。

30年以上かけて作りこまれた膨大でかつ緻密な設定や世界観、暗黒の千年紀を舞台にした壮大で重厚なストーリー、戦略性の高いゲーム性など&font(#0000ff){&bold(){一言では語り切れない様々な魅力を持ち合わせている。}}
色々と用語が出てきてとっつきにくい部分はあるが、少しづつ読み進めていくごとにその重厚な世界観を堪能できる。

本作はただ単なるミニチュアゲーム作品ではなく、小説、ドラマCD、デジタルゲーム、コミックなどの多岐にわたった&bold(){マルチメディア媒体}で作品が展開されており、
SFファンタジー作品としての大きな魅力も持ち合わせている。

*日本での展開
日本でも2004年から第4版の日本語版が発売されている。第5版がリリースされた際は有料のルールブックPDFをなんと無料で配布するなど大盤振る舞いのサービスも行っていた。
しかし、絵柄や設定のとっつきにくさ、ミニチュアのコスト等の問題から中々知名度が上がりや売上を伸ばすのが難しく、
一時日本語版が発売されていなかったり、日本語の公式ストアが閉鎖されたりと厳しい状況が続いた。

しかし厳しい状況の中、少数ながらも日本でのシェアが増えていき、ネットを通してでのコミニュティーが形成されていった。

そしてシリーズ30周年となる2017年度から雑誌「ホビージャパン」で毎号取り上げられるようになったり、
マックスファクトリーから初級者向けのキット「スペースマリーンヒーローズ」が発売されるようになり、
日本語版の公式HPが製作されるなど、日本での知名度やプレイヤー人口も少しづつ上がってきている。
2019年の静岡ホビーショーでなんと我らが&bold(){&font(#ff0000){「バンダイ」が史上初のウォーハンマー40Kのアクションフィギュアとガチャポン}}を発売することが決定した!!

国内外の多くのファンが驚き、今後の国内展開に大きく期待を寄せた。「楽しい時を作る企業」が果たしてどのような商品展開を行うのか多くのファンが固唾を飲んで注目している。

*ミニチュアホビーとしての魅力
本作「ウォーハンマー40K」のミニチュアホビーには主に四つの楽しみが一つになったホビーといってもよい。
・&bold(){コレクション}
ミニチュア作り、集めて飾る。集めれば集めるほどプレイヤーの軍勢はより大群となる。中には限定のミニチュアモデルも存在する。
・&bold(){モデリング}
キットは接着剤やカッターなどを駆使して組み立てていく。慣れてくれば、オリジナルの改造モデルも作成可能。
・&bold(){ペイント}
専用のシタデルカラーを使い、まるで絵を描くようにしてミニチュアを塗装する。カラーの塗装ルールも完備されている。
・&bold(){プレイ}
ルールブックとダイス、メジャーそしてミニチュアを使った30年以上の歴史を持つ本格的な「ウォーシミュレーションゲーム」が楽しめる。

そして、一番注目してほしい部分が「プレイ」の要素で他の国内プラモデルと異なり、

&sizex(7){&bold(){&font(#cc0000){俺(私)}の作ったミニチュアでバトルできる!!}}

という最大の特徴を持っており、まさにプラモデル+ボードゲームを一度に楽しめる異次元のホビーといってもよいだろう。
#areaedit(end)

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*ミニチュアモデル(プラモデル)としての特徴
#areaedit()
**概要
ミニチュアモデルのコレクション最大の特徴の1つは、強力な英雄を集めたり、恐ろしい戦闘兵器や、本作におけるにおける不可思議な光景を、自分のモデリングとペインティングで再現することにある。

日本におけるプラモデルは主に「ロボット」、「ミリタリーモデル」、「自動車」、「アニメキャラ」といったジャンルが定番だが、
本作ウォーハンマー40000では&bold(){上のジャンルとは異なるモデル}をリリースしている。
例を挙げれば、「&bold(){強化装甲服に身を包んだ海兵隊}」や「&bold(){剣と魔法を操る戦士}」、「&bold(){オークのような宇宙人}」、「&bold(){恐ろしい姿のエイリアン}」、「&bold(){ファンタジー物に出てきそうな悪魔}」等
あまり日本では見られないジャンルのモデルを組み立てたり集めることができる。
上記にあげた例だけではなく他にも「&bold(){ロボットアニメに出てきそうな異星人のロボ}」や「&bold(){架空の国家のミリタリー部隊}」等の
日本のモデラーでも楽しめるミニチュアモデルもリリースされているのもウォーハンマー40000の魅力の一つだ。

更に兵士や兵器のミニチュアだけでなく、&bold(){テレイン}と呼ばれる情景モデルを組み合わせることによってより臨場感のあるジオラマを作成することもできる。

丁寧に作られたテーブル上の戦場に配備された完全にペイントされたアーミーや、天をつくような情景モデルを作り上げれば、
大迫力の「遠未来の戦争」や「英雄たちの戦い」を卓上に再現することができるのである。

ウォーハンマーシリーズのミニチュアモデルは一般的なプラモデルと違って&color(#cc0000){&bold(){価格が結構高め。}}しかし一回買っておけば飾ることはもちろん、
将来にわたって&bold(){ミニチュアゲームの駒としても}末永く使用することができる。

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}

**ミニチュアモデルの特徴
小さなミニチュアには国産のプラモデルとは異なってディティールが非常に作りこまれている。パーツひとつひとつを見ても、偏執狂的に入れられたモールドが目を引く。
パーツ表面に隙間や空間が空くこと自体を恐れるかのようにみっしりと彫刻が入れられ、しかもそれぞれに意味やデザインを持たされている。
パーツの分割方法も国内のプラモデルと違って、キャラが可動しないことを前提とした大胆な分割がされている。
ベースサイズ20/25mmのレンジモデルやプラモデルを「一般的な人間」のサイズとして決めている。

モデルには&bold(){[[ガンプラ]]のようなプラモデルと違ってプラモデルの色分けがされていない。}
そのために&bold(){ミニチュアに色を自分で塗る必要がある。}手間は少しかかるが、塗ってくる作業だけでも楽しめる。 
基本は専用のシダテルカラーを使用してペイントを行う。慣れてくればガンダムカラーなどの他社製塗料を使ってみるのも良いだろう。 
初心者でもガイドに沿って塗っていけば簡単にかつ綺麗にミニチュアを塗装できる。

**ウォーハンマー製品の購入
ウォーハンマー製品はミニチュアゲームの専門店やゲームズワークショップ直営の「&bold(){ウォーハンマーストア}」で購入することができる。
一般的な玩具売り場の模型コーナーで&bold(){ウォーハンマー製品が販売されてることは今現在ほとんどない。}
最近では、ヨドバシカメラ全店舗やイエローサブマリンの一部店舗等、取り扱う店も少しづつ増えている。

ネット経由では国内の通販サイトやゲームズワークショップの公式通販でも購入可能。実店舗ではおいてない製品も手に入れやすい。
ただし、&font(#ff0000){&bold(){送料や価格が多くかかる場合があるので注意。}}特に公式の通販はイギリスからの発送となるので送料が跳ね上がる。
#areaedit(end)

**ミニチュアモデルの制作
#areaedit()
ミニチュアモデルは主に「組み立て」、「ペイント」の工程に分かれている。
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){組み立て}
自分のミニチュアをペイントする前に、組み立てる必要がある。組み立てに必要なツールは&bold(){ニッパー}、&bold(){デザインナイフ}、&bold(){プラモデル用接着剤}である。

まずはパーツをニッパーを使ってランナーから切り取る。パーツとランナーの切り離す部分(ゲート)の判別に注意。
切り離しが終わったらパーツについているゲートをカットしていく「&bold(){ゲート処理}」を行う。デザインカッターで少しづつ切り落としていこう。
力を入れすぎたら怪我したり、パーツの損傷にもつながるので慎重にカットしていこう。

ゲート処理後はプラモデルの射出成型などによって製作されたものに発生する出っ張りである「&bold(){パーティングライン}」をデザインナイフでそぎ落としていこう。

最後は組み立て工程だが、キットに付属の組み立て説明書に従ってパーツを1つずつ、プラ用接着剤を使って組み立ててゆく。
接着する面と面同士を一度確認して、接着剤のフタについている刷毛を使い接着面に薄く塗り広げていく、
接着面に接着剤が塗れたら接着するパーツをギュッと押しつけ、がっちりとホールド。パーツは乾燥するまでなるべく触らないようにしよう。

・&bold(){ペイント}
モデルの組み立てが終わったら次はペイント工程に入る。
ミニチュアの塗装は同社の専用塗料「&bold(){シタデルカラー}」を使ってペイントをしていく。慣れないうちはシタデルカラーを使うといいだろう。
更に「&bold(){シタデルペイントシステム}」に沿ってペイントすれば、豊富に用意されたカラーチャートの中から塗りたい色を選び、
指定されたカラーチャートに従って色を塗り重ねていくことで誰にでも簡単にリアルなペイントが可能となっている。
更に慣れて来ればオリジナルのカラーでミニチュアに思い通りのカラーリングペイントも可能だ。

ミニチュアモデルには使用するシタデルカラーの種類が記載されているので、基本的にはそれに従ってペイントを行う。
オリジナルのカラーリングでペイントを行いたい場合は、シタデルペイントのアプリを使うとカラーのプレビューやカラー管理が行いやすくなる。

・&bold(){ペイント工程}
ペイント工程は以下の通り。

&bold(){1.アンダーコート(下地塗装)}
サーフェイサー(下地塗料)と呼ばれる塗装を塗ってペイントしやすくする下地を作る。
塗料の食いつきを良くするだけでなく、細かい傷や凹みを目立たなくさせ仕上がりを滑らかにする効果がある。

&bold(){2.ベースカラー}
基本となる色を塗る。「ベース」カラーを使用してペイントを行う。
もし塗装がはみ出してしまっても乾いた後に上から重ねて塗って修正も可能。

&bold(){3.シェイド}
ミニチュアに影を付ける。色濃い「シェイド」カラーを使用してペイントを行う。
光を当てて暗くなるようなパーツの溝や凸部に塗ると自然な影を表現できる。

&bold(){4.レイヤリング・ハイライト}
ミニチュアに「レイヤー」「ドライ」のカラーを使ってハイライト(明るい色)を入れていく。
前工程のシェイドの暗い色を残しながらハイライトを入れていくことでミニチュアの色にはっきりとした明暗が出てくる。
「シタデルペイント」では、特定のカラーの上に塗る推奨のカラーが決められており、カラーチャートに沿って塗れば簡単に明暗が出てくるペイントが可能。
100色以上ある「レイヤー」「ドライ」カラーの中からでも迷うことなくレイヤリング・ハイライトの色を決めることが出来る。
「ドライ」カラーはドライブラシ用のカラーで、とても粘性が高くエッジ部分を際立たせるのはもちろん、
広い部分に使用すれば簡単にリアルな質感の金属や木の表現ができる。

&bold(){5.ベースデコレート・トップコート}
最後の工程は地面を作り、塗料がはがれないようにコーティングを施す。
「テクスチャ―」カラーは台座の地面や地形を塗るための塗料でペースト状になっている。
乾燥後に「シェイド」や「ドライ」を使うことで更にリアルな地面を表現できる。
慣れて来れば実際の芝生や石、金属などの素材を利用して接着剤でくっ付けてもいいだろう。
仕上げに色がはがれにくくするための「トップコート」を塗って完成。

他にも角を際立たせる「エッジ」や光沢を表現する「グレイズ」、高度な使用法を想定した「テクニカル」シリーズなど、
特殊な役割をもったカラーを使用すればさらに凝ったペイントもできるので、腕前とアイディアに自信があるならぜひ使用してみよう。

・&bold(){・完成・写真撮影}
ここまで来れば遂にミニチュアモデルが完成!!作業工程はここまでなので。後は飾るなり写真撮影するなりするといいだろう。

もしインスタ映えなどを狙ってSNS等で他人にミニチュアの写真を公開したい際には、撮影を行う際の光量を考えて取ると撮影した画像が見やすくなる。
「白い画用紙」で背景を作り、白色の光のスタンド蛍光灯(2つあれば望ましい)でミニチュアモデルを照らせば、
ミニチュアモデルに影が落ちることもなく、モデルのみに視点を注目させやすくすることができる。
}
#areaedit(end)

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}
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*ミニチュアゲームとしての特徴
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&sizex(4){&bold(){&font(#cc0000){「我らこそが銀河で最も優れた軍勢であると証明するべき時がいよいよやってきた! 究極の栄光の前に立ちふさがる者は全て殲滅すべき敵である。」}}}

**概要
ウォーハンマー40000はミニチュアゲームの中でも&bold(){「ウォー・シミュレーションゲーム」}に分類されるものである。
一言で有名なデジタルゲームで例えれば、&color(#0000ff){&bold(){[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]、[[ファイアーエムブレム>ファイアーエムブレムシリーズ]](FE)といった戦術級シミュレーションを人力で行う}}と言ったところ。

ゲームは基本2人用のターン制で行われる。&color(#0000ff){&bold(){設定された勝利条件をより多く達成してポイントと稼ぎ}}、&color(#ff9900){&bold(){最終のポイントが高かったプレイヤーの勝利}}となる。
ユニットとなるミニチュアをターンごとに行動させ、ルールブックとミニチュアの性能が書かれたデータシートに基づいて行動を行う。命中判定などは一般的な6面ダイスを使用する。

移動する際はスパロボやFEと異なり&bold(){フィールドにはマス目が存在しない。}移動の際はミニチュアに設定された移動距離をメジャーで測って移動させる。([[スパロボNEO>スーパーロボット大戦NEO]]やOEに近い)

**ゲームの版
ミニチュアゲームには版が存在し、版を重ねていくことによってバージョンアップしたゲームバランスや新ルールの追加、調整などが行われる。
ゲームを行う際は遊ぶ版に合わせてルールやデータを参照する必要がある。

&sizex(6){&bold(){&font(#cc0000){2019年今現在の最新版は8版。}}}

必要なものがそろえば、卓上は戦場と化す。

**ゲームプレイに必須の物
ミニチュアゲームを楽しむには&bold(){「ルールブック」}、&bold(){「チャプター・アプルーブド」}、&bold(){「ミニチュア」}、&bold(){「自分の使用するアーミーのデータブック(コデックス)」}、&bold(){「ダイス」}、&bold(){「メジャー」}が必要となる。
#openclose(show=クリックで参照){
&bold(){・ルールブック}
基本の「コアルール」は公式サイトから無料でダウンロード可能できる。
スマホで確認するのも良し、印刷しても良し。使いやすい形でルールを見れるようにしよう。

また、&bold(){&color(#0000ff){より深く遊ぶなら「アドバンスドルール」が収録された有料の書籍版のルールブックが必要となる。}}
書籍版のルールブックは下記「ウォーハンマー40,000 KNOW NO FEAR」等のスタートセットに付属されている。
「アドバンスドルール」は本格的な対戦を行う際には必要で、以下のルールが収録されている。

・&bold(){オープンプレイ}
制約が極めて少ないプレイルール。
いくつかのミニチュアを集めてダイスを振るだけのお手軽ルール。
追加ルールの「サプリメント」を使ったり、自分たちで決めたルールも追加できる。
編成時にパワーコストを使う。

・&bold(){ナラティブプレイ}
物語性の高いプレイルール。作中の物語をモチーフにしたルールでゲームを行う。
専用の策略(STRATAGEMS)があり、専用のデタッチメント(編成ルール)を使用し非対称の戦闘(攻撃側と守備側等)を行う。
ルールに基づいた専用のアーミーを揃える必要がある。
編成時にパワーコストを使う。

・&bold(){マッチプレイ}
競技性の高い中上級者向けルール。厳密なルールが敷かれ、デタッチメントの最大数から戦場の広さまでびっちり決まっている。
ゲームのミッションはミッションに勝利条件が記載されている「エターナルウォー」と、
戦術目標(TACTICAL OBJECT)による勝利点獲得を競う「メイルシュトローム・オヴ・ウォー」という2種類のプレイスタイルのミッションが各6個あり、
遊ぶミッションの決定法やアーミーの初期配置の方法などはゲーム時にダイスを振ってランダムに決定する。
編成時にポイントコストを使う。

ルールブックは自分たちが遊ぶ版に合わせて参照する。

・&bold(){チャプター・アプルーブド}
毎年発売されるミニチュアゲームのバランス修正ルールブック。年度ごとに発行され、2017年版、2018年度版と最新のゲームバランスで遊ぶことができる。

・&bold(){ミニチュア}
ゲームの駒であり主役であるミニチュアも必要。決められたコスト以内でミニチュアの部隊(アーミー)を編成する。
下記のアーミーから好きなものを選んで軍団を編成していく。
ミニチュアにはコストが設定され、ルールごとに決められている合計コスト以内で軍団を編成する必要がある。
&bold(){コストはミニチュアの性能の高さに比例する。}例を挙げれば性能の低い人間の一般兵は&color(#02c9c9){&bold(){5ポイント}}だが、高性能な海兵隊は&color(#00d000){&bold(){17ポイント}}かかる。
戦闘車両や強力なモンスターは&color(#ff9900){&bold(){100ポイント}}かかり、さらに強力なキャラや兵器は&color(#ff0000){&bold(){500ポイント}}かかることもある。
決められたコスト以内で自分の戦術にあった軍団をどう編成するかも勝敗のカギとなる。

ゲームで扱いやすい軍団を選ぶも良し。設定や見た目が気に入った軍団も使うもよし。すべてはプレイヤー次第だ。
基本は異なるアーミー同士は混ぜて編成(混成)することはできないが、&bold(){ルールに沿っていれば他の部隊も混成することもできる。}

また、設定やゲームルールに沿えばプレイヤーオリジナルの軍団を作成することも可能。
オリジナルの色で塗るも良し、組み換え、改造によるモデルのコンバージョンを行うも良し。
ロールプレイング的な楽しみ方もできる。

小さなショップや個人で行うゲームではでは色が塗られてなくても良い場合が多い。
公式大会においてはミニチュアには色が塗られていることが必須条件となってる場合が多いので注意。

・&bold(){コデックス}
ユニットとなるミニチュアには一つ一つに性能や能力が&bold(){「データシート」}に設定されている。その&bold(){「データシート」}が書かれた書籍がコデックスだ。
FBで言う「アーミーブック」、AoSで言う「バトルトーム」に当たる書籍であり、アーミーごとにデータシートがまとめて記載されている。
こちらは別途購入する必要があり、&bold(){&color(#ff0000){自分が扱うミニチュアのアーミーの種類と遊ぶ版に合わせて購入する必要がある。}}

例えば、スペースマリーンを使用して第8版のルールで遊ぶなら、&bold(){「スペースマリーン」}コデックスの第8版を参照する必要がある。
オルクなら第8版の&bold(){オルク}のコデックス、アエルダリなら第8版の&bold(){「クラフトワールド」}のコデックスといった感じでアーミーに合わせてコデックスを参照してゲームを進めていく。

なお、異なる版のコデックスは使用できない。&bold(){7版以前のコデックスは8版で遊ぶ際には使用できない}ので注意。
&bold(){一部日本語化がされていないコデックスもあるのでよく考えてから購入すること。}

・&bold(){ダイス}
攻撃や防御、士気判定などのランダム要素の解決のために、1~6の目が書かれているいわゆる六面体ダイスを複数使用する。
ウォーハンマー40000では一度の判定で数十個のダイスを振ることがあるので、&bold(){最低ダイスを20個くらいは用意しておく}といいだろう。
&bold(){6面ダイスを1個振る行為はD6と略称される。}(TRPGと同様)ルールによっては2D6、3D6といった判定を行う必要がある。
その場合はDの前にある数字の数だけダイスを振り、その出目を合計する。

・&bold(){メジャー}
このゲームは1mv(=1インチ=(=2.54ミリメートル)を単位とする距離系でゲームを行う。メートル法の関係で、
日本国内ではインチメジャーはなかなか販売されていないが、ミニチュアゲームショップやネットショップでは、
インチとセンチの両方の目盛りが振ってあるゲーム向けのテーブメジャーが販売されているのでそちらを購入してでの使用を推奨。

・&bold(){戦場(フィールド)}
ゲームを行う際には広いテーブルや平らな場所が必須。ゲームで使用するミニチュアの数や大きさにもよるが、
&bold(){72mv×48mv(180cm×120cm)}程度の広さの平らな場所(テーブルや床)が必要。

・&bold(){運搬用ケース}
ミニチュアゲームの主役であり、ゲームの駒となるミニチュアモデルを運搬するためのケース。
ミニチュアモデル自体が形によっては壊れやすいものも多くある。ミニチュアモデルを安全に運ぶにはケースを用意した方が良い。
コストに余裕がある人は、1万円以内で衝撃吸収ケースが売られている。
安く済ませたい場合は、大型の百円ショップでミニチュアモデルにピッタリな衝撃吸収スポンジや眼鏡を吹く布が販売されているので、それを運搬ケースに詰めるといいだろう。
ガンプラやプラモデル専用の運搬ケースも使えるので、用途やコストに合わせて選ぼう。
}

**ゲームプレイに合ったらよい物
必須ではないが、これらの物があればよりミニチュアゲームをよりよく楽しむことができるだろう。
#openclose(show=クリックで参照){
&bold(){・テレイン(情景)モデル}
広いテーブルにミニチュアモデルの駒を並べてゲームをするのも良いが、専用のテレインと呼ばれる情景、背景のモデルを用意すると、
更に臨場感と迫力のあるゲームを行うことができる。

ゲームの効果としては遮蔽物として扱われるほか、テレインの種類によってはダメージ等の特殊効果がつくものもあり、
よりゲーム性に深みを与えるオブジェクトとして配置できる。

飾っても良し、ゲームのオプションとして使っても良しな追加モデル。
}
#areaedit(end)

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}

**基本的なゲームの流れ
#areaedit()
ウォーハンマー40,000のゲームは複数のバトルラウンドを繰り返すことで行われる。
各バトルラウンドは双方のプレイヤーのターンによって構成される。バトルラウンド内でターンを行うプレイヤーの順番はゲーム中常に一定あり、
プレイするミッションの説明文に先攻の決め方が記載されている。各ターンは複数のフェイズによって構成され、フェイズの順番も常に一定である。

各フェイズの順番は以下の通り。(ルールは簡略して説明している)
#areaedit(end)

#areaedit()

#openclose(show=クリックで参照){

・&bold(){1.移動フェイズ}
移動可能なユニットを移動させるフェイズ。
まず自軍のユニットを1つ選択し、ユニット内の各兵を移動させる。
ユニットは好きな方向に、その兵のデータシート上に記載されている【移】の値に等しいだけのmvを移動できる。
ユニットのベースや本体のいかなる部分もこの距離を超えて移動することはできない。
それが完了したら次のユニットを移動させ、移動させたいユニットを移動させ終わるまでこれを続ける。いかなる兵も、移動フェイス中に2回以上移動することはできない。

ミニチュア間の距離はベース同士の最短距離で測られる。ビークルなど、ミニチュアにベースが存在しない場合は、
ミニチュアの本体の最も近い部分から距離を測ること。距離の測定はいつでも好きなタイミングで行うことができる。
兵は他の兵や壁のような情景モデルを通り抜けて移動することはできないが、
情景モデルを登ったり横断したりするために、垂直方向に移動することは可能だ。

・&bold(){2.サイキックフェイズ}
サイカーが強力な超能力や魔術を発動するフェイズ。
自軍のサイキックまたは魔術が使えるユニットを一つ選び、発動させたいサイキックパワーを選択する。

パワー選択後にはサイキックテストを行うことで、サイキックパワーの発動を試みることができる。
2D6をロールし、その出目合計がサイキックパワーのワープチャージ値以上であれば発動は成功。
サイカーは1ターンに同じサイキックパワーの発動を2回以上試みることはできない。

サイカーは、24mv以内の敵サイカーが発動に成功したサイキックパワーを打ち消そうと試みることができる。
これを&bold(){「妖術抵抗判定」}と呼ぶ。これは敵のサイキックテスト成功後に、自軍側ターンでなくともただちに行われる。
妖術抵抗判定を行うには2D6を振ること。出目がそのパワーに対して行われたサイキックテストの出目よりも大きければ、
そのサイキックパワーは打ち消され、いかなる効果も及ぼさない。敵サイカーの24mv以内に自軍側サイカーが何人いようとも、
敵が発動に成功したそれぞれのサイキックパワーに対して試みられる妖術抵抗判定は&bold(){1ターン中1回だけ。}

サイキックテストに成功し、&bold(){「歪みの脅威」}で戦死することなく、さらに敵の妖術抵抗判定も成功しなかった場合、
そのサイキックパワーの説明文に記述された効果が発動する。

・&bold(){3.射撃フェイズ}
敵ユニットに対して射撃攻撃を行う。

兵が装備している武器をデータシートから選んで射撃武器を選択する。
兵が複数の武器を装備している場合、兵はこれら全てを同じ対象に射撃してもいいし、それぞれ異なる対象に射撃してもいい。
射撃を行うユニット内に複数の兵がいる場合、これらの兵は同じ対象に射撃してもいいし、
それぞれ異なる対象に射撃してもいい。いずれの場合も、あらゆるダイスをロールする前に射撃の割り振りを決定し、
そのユニットの射撃の処理が全て完了してから次のユニットの射撃に移る。

射撃攻撃は1回ずつ処理することもでき、場合によっては複数の攻撃を同時に処理することもできる。
ヒットロールでダイスを振り、出目が攻撃者の【射】以上であれば、その武器の攻撃はヒットしたものと見なされる。
【射】未満である場合、攻撃は失敗し、その攻撃の手順は終了する。

攻撃がヒットした場合、 ダメージロールでさらに1個のダイスを振ってその攻撃が対象に有効なダメージを与えたかどうかを判定する。
攻撃がダメージを与えることに成功した場合、攻撃対象のユニット側のプレイヤーは、ユニット内の好きな兵にダメージを割り振ること
(割り振られる兵は攻撃側ユニットの射程内かつ射線が通っている必要がある)。

攻撃対象ユニット側のプレイヤーはダイスを振ってセーヴィングを行い、その出目はダメージを与えた武器の【貫通】によって修正を受ける。
例えば、攻撃側の武器が-1の【貫通】を保つ場合、アーマーセーヴィングの出目から1を引くこと。
修正後の値が、ダメージを割り振られた兵のアーマーセーヴィング値以上であれば、そのダメージは防がれ、攻撃手順は終了する。
修正後の値がアーマーセーヴィング値未満である場合、セーヴィングは失敗し、その兵はダメージを受ける。

攻撃に用いられた武器の【ダメージ】に等しいだけのダメージが攻撃対象の兵に与えられる。
兵はダメージ数に等しいだけ【傷】(HP)を失う。兵の【傷】が0まで減少した場合、その兵は戦死者となり、ゲームから取り除かれる。
兵が1回の攻撃で複数の【傷】を失い、かつ戦死者となった場合、その攻撃によって与えられたダメージの余剰は破棄され、いかなる影響も及ぼさない。

・&bold(){4.突撃フェイズ}
自軍ユニットを敵ユニットに接近させ、白兵戦に突入させる。

突撃フェイズにおいて、敵ユニットの12mv以内にいるユニットは突撃移動を行うことができる。
全力移動や退却を行なったユニット、および突撃フェイズ開始時に敵ユニットの1mv以内にいるユニットは突撃移動を行えない。 

突撃を行うユニットを決定したら、その12mv以内にいる1つの、あるいは複数の敵ユニットを突撃対象として指定する。
突撃対象となった各ユニットは警戒射撃を試みられる。

ユニットに対する突撃が宣言された場合、ただちに突撃対象となったユニットは突撃してくるユニットに対し警戒射撃を試みられる。
複数回にわたり突撃対象になったユニットは1ターン中に複数回の警戒射撃を行う可能性があるが、敵兵の1mv以内にいるユニットは警戒射撃を行えない。
敵軍の突撃フェイズに行われるという点、そして射撃する兵の【射】にかかわらず出目6のみでヒットする点を除き、警戒射撃は通常の射撃と同様に解決される。

警戒射撃が完了したら、2D6をロールする。これはこのユニットの突撃距離を表し、突撃を行うユニットの各兵はこの出目に等しいmvだけ移動を行える。
ユニット内で最初に突撃移動を行う兵は、突撃対象のうちの1つのユニットの1mv以内で突撃移動を終了しないといけない。
突撃を行うユニット内のいかなる兵も、突撃対象として宣言していない敵ユニットの1mv以内に侵入することはできない。
上記の条件をみたすことができない場合、突撃は失敗に終わり、そのユニット内のいかなる兵もこのフェイズ中移動を行えない。
突撃を行うユニットが全ての兵を移動させ終えたら、突撃可能な別のユニットを選択し、突撃させたいユニットの突撃がすべて終わるまで以上の手順を繰り返す。
各突撃フェイズにおいて1つのユニットが2回以上突撃を試みることはできない。

・&bold(){5.白兵戦フェイズ}
双方のプレイヤーのユニットが装備する白兵戦武器で攻撃を行う。

白兵戦フェイズにおいて、突撃を行なったユニット、および敵ユニットの1mv以内にいるユニットは白兵戦攻撃を行える。
その際、ターンを担当している側のアーミーのユニットだけでなく、その対戦相手側のアーミーのユニットも攻撃を行える。
まず最初にそのターンで突撃を行なったユニットが攻撃を行う。その際、攻撃を行うユニットの順番はそのユニットのプレイヤーが決定する。
突撃を行なったユニットの攻撃が全て終了したら、ターン側のプレイヤーから交互に攻撃可能なユニットを1つずつ選択し、
攻撃可能な全てのユニットが攻撃を終えるまでこれを繰り返す。いかなるユニットも各白兵戦フェイズにおいて2度以上攻撃を行うことはできない。

プレイヤーは白兵戦攻撃を行うユニット内の各兵を3mvまで移
動させることができる。その際は敵兵に近づく方向であれば好
きな方向に移動できる。

まず最初に、プレイヤーは攻撃対象となるユニット(複数可)を選択しなくてばならない。
攻撃を行う兵は攻撃対象のユニットの1mv以内、あるいは自身のユニット内で敵の1mv以内にいる他の兵から1mv以内にいる必要がある。
そのターンで突撃を行なったユニットは、さきほどの突撃フェイズで突撃の対象としたユニットにのみ攻撃を行える。
兵が2回以上の白兵戦攻撃を行える場合(右を参照)、それを複数の対象ユニットに好きに割り振ることができる。
同様に、ユニット内の各兵はそれぞれ異なるユニットに攻撃を行える。どちらの場合も、あらゆるダイスをロールする前に攻撃の割り振りを決定すること。
1つのユニットの白兵戦攻撃を全て終了してから次のユニットの攻撃に移ること。

兵が行う白兵戦攻撃の回数は、その兵の【回】によって決定される。その兵が繰り出す白兵戦攻撃と同じ個数だけダイスを振ること。例えば、ある兵の【回】が2であるとき、その兵は2回の白兵戦攻撃を行い、2個のダイスをロールする。

白兵戦攻撃を行う時、兵は白兵戦武器を使用する。兵がどのような白兵戦武器を装備しているかについてはデータシート上に記載されている。
データシート上に白兵戦武器が存在しない場合、その兵は以下の能力値を持つクロースコンバット・ウェポンを装備しているものとみなされる。

兵が複数の白兵戦武器を装備している場合、あらゆるダイスをロールする前にどの武器を使用するか決定すること。
兵が複数の白兵戦武器を装備し、かつ複数の【回】を有している場合、その兵は白兵戦攻撃を複数の武器に割り振ることができる。
あらゆるダイスをロールする前に、攻撃をどのように割り振るか宣言すること。

白兵戦攻撃は1回ずつ解決することもでき、あるいは複数回の攻撃について同時にダイスをロールすることもできる。
白兵戦攻撃の解決手順は射撃攻撃とほぼ同様であるが、【射】の代わりに【接】を使ってヒットロールするという点が異なる。

プレイヤーは白兵戦攻撃を行うユニット内の各兵を3mvまで移動させることができる。その際は敵兵に近づく方向であれば好きな方向に移動できる。

・&bold(){6.戦意フェイズ}
戦死者を出したユニットの戦意テストを行う。

戦意フェイズにおいて、そのターンを担当しているプレイヤーから順に、
そのターン中に戦死者を出した自軍側各ユニットについて双方のプレイヤーは戦意テストを行わなければならない。

戦意テストを行うには、ダイスを1個ロールし、そのユニットがそのターン中に出した戦死者の数と足し合わせる。
この合計値がユニット内で最も高い【気】の値よりも高かった場合、戦意テストは失敗となる。

【気】の値を超えた数に等しい人数の兵が潰走し、ゲームから取り除かれる。どの兵が潰走するかについてはそのユニットのプレイヤーが選択すること。

・&bold(){7.ターン終了}
片方のプレイヤーのターンが終了したならば、対戦相手のターンが始まる。双方のプレイヤーがターンを終了したら、
そのバトルラウンドは完了し、次のバトルラウンドが始まる。そしてこれをバトルが終了するまで繰り返す。
}
#areaedit(end)

**初心者向けのお勧めセット
#areaedit()
・&bold(){ウォーハンマー40,000 KNOW NO FEAR}
ミニチュアゲームを始めたいならまずこれを買おう。ゲームを遊ぶためのアイテムが一通りそろっている。
宇宙海兵隊である「スペースマリーン」とそのライバルである「ケイオススペースマリーン」のミニチュアキット数体と、
「アドバンスドルール」が掲載している書籍版のルールブック、ダイス6個等のミニチュアゲームに必須なツールも入ってる。

&color(#ff0000){&bold(){なお塗装はされておらず、ミニチュアを塗りたい場合は塗料も別途購入する必要がある。}}
#areaedit(end)

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}
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*SF、ファンタジー作品としての特徴
#areaedit()
**ストーリー

&sizex(7){&bold(){&font(#cc0000){其処は戦争だけが残された苛酷なる}暗黒の遠未来}}

#center(){&image(WHheder02.jpg,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「ルールブック」P46,47より}}


&bold(){41千年記(40k)}のはるか遠い未来、人類は強大な力を持つ「&bold(){皇帝}」により統一され、銀河全域へと支配を広げた。
しかし〈大逆〉により人類は分断され、皇帝は黄金の玉座にて、一万年の時を腐屍の身で過ごすのみ。
銀河には&color(#b2b223){&bold(){数多の敵対的な異種族}}が有り、帝国内には異端が蔓延っている。
そして&color(#cc0000){&bold(){法則そのものを歪める「渾沌」}}の侵攻はかつてないほどに増加している。
ただの生存でさえ勝利となる世界で、今日もまた何処かで戦争が起こっているのだ。

**背景
天の川銀河を舞台に、人類最大の勢力を誇る帝国とそれに敵対する様々な勢力との戦いが描かれている。
救いようのない狂気と悲壮感、テクノロジーが発達してるのにもかかわらず中世ヨーロッパの暗黒時代顔負けの異端者狩りなど遠未来の文明の暗く退廃的な世界が描かれている。

しかし、暗いシナリオの中にも尊き犠牲を払う英雄達の物語、SF要素(超能力、宇宙戦艦、ロボ、ミリタリー要素等)とファンタジー(魔術、悪魔、刀剣、甲冑、宗教等)が見事に融合する世界観は、
どのSF、ファンタジー作品でも見られない多くのロマンや魅力を持っている。
#areaedit(end)

**帝国(人類)の歴史
#areaedit()
西暦1000年をM1とし、1千年紀を1000年単位として時代が表される。
#areaedit(end)

&bold(){【地球の時代~不和の時代】}M0(西暦1年)~M30末(西暦29000年末)
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){【地球の時代】}M1(西暦1000年)~M15(西暦15000年頃)
M1~M15までは&bold(){「地球の時代」}と呼ばれ、人類が初めて宇宙進出を果たしたこと以外はほとんど記憶に残っていない時代。
火星が人類によってテラフォーミングされた最初の惑星となり、重工業集合体による定住が行われる。
人類は太陽系の星々に進出して後の宇宙開拓に向けた基礎技術を身に着けた。

・&bold(){【技術の時代】}M15(西暦15000年頃)~M25(西暦25000年頃)
M15~M25までは&bold(){「技術の時代」}と呼ばれ、人類の活動範囲が広がる。この時代は通称〈技術の暗黒時代〉とも呼ばれるため、本来の名称が省略されたかのように思われている。
この時代については信頼に値する記録がほとんど存在せず、いくつもの点で矛盾している。
M18以降から〈歪み〉の力を使ったワープ航法を確立し遠くの星系へ移動することができるようになり、人類は様々な銀河中への星々へと入植していった。
この時に多くの異星人(以下:異種族)との謙遜も果たしている。

・&bold(){【不和の時代】}M25(西暦25000年頃)~M30(西暦30000年頃)
M25~M30の時代は&bold(){「不和の時代」}と呼ばれ、悲惨な戦争や侵略によって人類は大きく引き裂かれる。
度重なる異種族の襲撃、人工知能の暴走、星間ワープができない宇宙現象&bold(){「<歪み>の嵐」}が銀河中に吹き荒れ、植民惑星同士が連絡できなくなるなどの災いが起こった。
この時代に人類の政府、繋がりは崩壊し、多くの技術も失われている。そして地球を含む各星々は支配権をめぐる内戦が勃発した。
人類の文明は退化を続け本質的な変化をきたし、科学を恐れ、中世時代のように迷信を心の拠り所とするようになる。
}
#areaedit(end)

&bold(){【帝国の勃興~ホルスの大逆】}M30(西暦29000年末)~M31(西暦30000年頃)
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){【帝国の勃興】}M30(西暦29000頃)
そこから5千年後となる30千年紀、人類の未来を憂いた一人の偉大な指導者が現れた。それが&bold(){皇帝}である。
超人的な能力を持つ皇帝は、技術蛮族(テクノバーバリアン)を打ち破るための超人兵士「サンダーウォーリア」を結成。
各大陸を支配する「テクノバーバリアン」を討伐し、無政府状態だった地球を統一した皇帝は、火星でテクノロジーを信奉する「カルト・メカニカム」(機械教団)と盟約「火星条約」を結んだ。
この時、銀河中に散在する百万もの人類惑星を統合する目的の元〈人類の帝国〉が誕生したのだ。
そして、帝国の勃興と同時期に銀河中に吹き荒れる<歪み>の嵐も収まった。

・&bold(){【大征戦】}M30
皇帝は銀河中の人類を〈帝国〉のもとに統合するため、大兵団を率いて銀河を統一する為の戦争、&bold(){「グレードクルセイド」(大征戦)}を開始する。
皇帝自らの遺伝子を組み込んだ超人兵士&bold(){「スペースマリーン」}と皇帝を補佐する超人将帥&bold(){「プライマーク」(総主長)}を作り上げ、1万人単位からなるスペースマリーンの軍隊である&bold(){「レギオン」(兵団)}を設立。
バラバラになった総主長とも再開しつつ銀河の各惑星を自らの領土に招き入れながら人類解放、統一のために異種族との戦いを進めていった。

・&bold(){【ホルスの大逆】}M31(西暦30000年頃)
銀河の統一が目前となり、皇帝と一番信頼関係を築いていた部下「&bold(){ホルス}」の裏切りによる内戦、通称&bold(){「ホルスの大逆」(Horus Heresy)}が勃発。
18あった帝国の兵団のうち半数となる9つの兵団が皇帝に反旗を翻した。
この時帝国は、皇帝忠誠派の「ロイヤリスト」とホルス派の「トレイターレギオン」に分かれ、同胞同士の数多くの悲劇的な戦いを繰り広げることとなる。
帝国側が追い込まれる中、皇帝はホルスとの一騎打ちにて勝利し、ホルスはその魂を砕かれてしまう。

#center(){&image(WH40k_horus heresy03.jpg,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「ルールブック」P42より}}


しかし皇帝も、ホルスから深く癒すことの出来ない致命傷の一撃を負う。
傷を負った皇帝を生かすため、地球の帝殿(インペリアルパレス)の奥深くにある超古代機械「黄金の玉座」(ゴールデン・スローン)という生命維持装置に皇帝を接続し一命をとりとめたが、四枝も動かずしゃべることもできない植物人間となってしまう。
この大規模な内戦によって帝国の勢力は大きく衰退してしまった。
内戦後は物言わぬ生きる屍となった皇帝の代理人として、12人の至高卿(帝国至高卿)が帝国の政治を執るようになる。
}
#areaedit(end)

&bold(){【第二創設~贖罪の時代】}M31(西暦30000年頃)~M41(西暦40000年)
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){【第二創設】}M31(西暦30000頃)
大逆者(トレイター)の残党に対する〈大討伐〉のさなか、〈皇帝忠臣派〉(ロイヤリスト)として留まった各スペースマリーン兵団(レギオン)は戦団(チャプター)へと解体、再編成される。
千人を最大構成人数とする戦団として再編成された戦団は、元となった兵団の名称、勲章、軍装色をそのまま引き継いだが、それ以外の戦団は、新たな戦団名や紋章を掲げることとなった。
これら〈第二期創設〉で生まれた戦団の多くは、今もなお〈帝国〉に変わらぬ忠誠を誓っている。

・&bold(){【大討伐】}M31(西暦30000頃)
大逆側残党の掃討がこの時代、盛んにおこなわれた。この時期に、戦死・失踪等の理由で全ての総主長の姿は歴史の表舞台から消えてゆく。
これら人類を護りし英雄が去った後、〈帝国〉は重要組織の長たちが占める〈帝国至高卿〉の集団指導体制となった。

・&bold(){【〈帝国宗務局〉の台頭】}M32(西暦31000頃)
〈黄金の玉座〉に収められて以降も、〈皇帝〉は常に畏怖の対象となり、その崇拝者たちは増加の一途を辿る。
続く何百年かの間に、〈帝国〉には数多くの皇帝崇拝教団が生まれたが、それらの大部分は統合されて「聖教会」と名なる大組織へと変わった。
この大組織は第31千年紀までに一大勢力を形成し、帝国国教の地位を保証され、〈帝国宗務局〉の機関名を授かるまでに成長。
聖教会首座のヴェネリス二世が〈帝国至高卿〉の一席に座してから三百年後、この座は永続的なものとなり、以後代々聖教会首座が〈帝国至高卿〉の地位を兼務することとなる。

・&bold(){【〈獣〉の台頭】}M32(西暦31000頃)
〈帝国〉全域で、オルクの振るう猛威が規模を増しており、その勢いはかつてホルスが惑星「ウラノール」打ち破ったオルク帝国の軍勢をはるかに上回り、銀河史上最大規模まで膨れ上がった。
銀河征服を目指すオルクの原始的欲望から逃れるすべもなく、広範囲に展開したグリーンスキンの進行に対し、〈帝国〉は最終手段として〈戦闘者〉(スペースマリーン)の大規模投入を行い、多大な犠牲を払うことでようやく脅威を阻止した。

・&bold(){【〈ノヴァ・テラ大空位〉】}M34(西暦33000年頃)~M35(西暦34000年)
この時代帝国は内部で二分化され、内戦が起こっていた。ノヴァ・テラ元老院が〈帝国至高卿〉らを弾劾し、〈凪の宙域〉の支配権を要求。
以後、900年間、〈帝国〉は二つの領域に分断される。この時代は再統一を目指して続けられる内戦と、旧態依然とした交易体制や徴税体制から生じる紛争、そして忠誠心の動揺などによって特徴づけられる。

・&bold(){【〈背教の時代〉】}M36(西暦35000頃)
〈ノヴァ・テラ大空位〉の落とした影が、さらなる腐敗と権力闘争をもたらす。謀略により〈帝国正教会〉教皇「ヴァンダイア」が帝国の全権を握る恐怖政治の時代が訪れる。
熱狂は理性をかき消し、悪政がすべてを支配する。〈皇帝〉の遺した言葉の数々は腐敗したイデオロギーによって捻じ曲げられ、どの勢力も最高権力の座を簒奪すべく、弱肉強食の争いを繰り広げた。
しかし、予言者「ソア」により暴君が打倒された後、教会の軍事力は「アデプタ・ソロリタス」のみに限定された。

・&bold(){【〈贖罪の時代〉】}M37(西暦36000年頃)~M41(西暦40000年)
背教の罪はおびただしい流血によって贖われ、帝国正教は急激に力を増す。
一千の惑星で異端者たちが焼かれ、臣民らは己の罪を克服した。征戦に次ぐ征戦が繰り返され、星域艦隊、帝国防衛軍、スペースマリーンのいずれもが、この長く苛酷な征戦にかかりきりとなった。
その熱狂が頂点に達する頃、何千という惑星にはもはや、不十分な防衛戦力しか残されていない悲惨な有様だった。
}
#areaedit(end)

&bold(){【衰退の時代(現在)】}M41(西暦40000年代)
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){【〈衰退の始まり〉】}M41(西暦40000頃)
惑星「コリント」の予見者「タガース」が人類に〈終焉〉が迫っていることを宣言。彼は〈皇帝〉の光が闇に呑み込まれるという、空前絶後の大変動を予言した。
タガースは異端宣告を受け、直ちに処刑。だが、この終末論者が上げた断末魔の叫びは銀河中に響き渡った。
これは〈帝国〉最後の日々であり、栄光の極みか永遠の罪が待ち受けているのもかかわらず、誰もが言葉を失った・・・。

・&bold(){【ホルスの大逆から現在まで】}M41(西暦40000年代)
そして物語の舞台となる現在の41千年紀になり、害獣ティラニッドの襲来、古代種族ネクロン王朝の復活、異次元の悪魔ケイオスの台頭等、
帝国は多くの脅威に対抗するために今日も終わりなき闘争を続けているのだ。
}
#areaedit(end)

**シナリオの構成
#areaedit()
シナリオは大きく分けて本編の「キャンペーン」と本篇の前日談に当たる「ホルスヘレシー」(The Horus Heresy)、
外伝の「スピンオフ」に分けられる。

***キャンペーン
本筋となるシナリオ。第41千年紀(西暦40000年代)が舞台になっている。
・&bold(){キャンペーンブック、キャンペーンサプリメント}
書籍として発売されているかセットで付属されているキャンペーン本。本は単体で発売されるか、ボックスセットの中に同梱される。
シナリオや設定が楽しめるだけでなく、ナラティブプレイ用のルールも収録されておりゲーム上でシナリオを再現することも可能。
下記のグローバルキャンペーンの間にキャンペーンブックやキャンペーンサプリメント、ボックスセットが数種類発売される。

・&bold(){グローバルキャンペーン}
全世界で一斉に行われるゲームイベントで作られるキャンペーンシナリオ。イベントは約4年に1回行われる。
ユーザーもイベントに参加できる。ある程度のシナリオ流れをゲームズワークショップ側と各加盟ショップが作り、
&bold(){プレイヤーのゲームの記録をもとにシナリオを完成させる。}
期間内にワールドワイドでのキャンペーンイベントを開催し、イベントを開催する各加盟ショップでのゲーム結果を基にしてシナリオの結果を書き加えてグローバルキャンペーンシナリオを完成させる。
つまり、ウォーハンマー40000のシナリオは&bold(){企画、制作スタッフ側とユーザー側のプレイ結果によって作成される。}
1995年以来今まで数回にわたってグローバルキャンペーンシナリオが共同で作成され、ユーザーもシナリオの参加者の一人として携わることができるのだ。

***ホルスヘレシー(The Horus Heresy)
前日談に当たるシナリオ。キャンペーンから役1万年前の第30千年紀頃に起こった〈大征戦〉及び〈ホルスの大逆〉が舞台となっている。。
皇帝とその息子である「プライマーク」(総主長)を主役とした物語で、大征戦やホルスの大逆を戦い抜いた総主長達の活躍や葛藤などが描かれている。
そして、希望と誇りに満ちた〈大征戦〉が少しづつ絶望と悲観に包まれ、大いなる失望に変わる〈ホルスの大逆〉に至るまでの悲劇や伝説の全貌が明らかにされていく。

海外では英語版の小説やオーディオブック(ドラマCD)、ミニチュアが数多く出てきており、一つの大きなシリーズとなりつつある。

***スピンオフ
本筋以外の外伝シナリオのこと。基本的には41千年紀を舞台にしているが、時期が過去だったり、主役がゼノ(異種族)やケイオス(渾沌)だったりと舞台も様々。
有名なキャラの知られざる活躍や設定、名も無きキャラの物語もここで語られる。
ゲームや書籍、オーディオブック、サプリメントブック等の媒体で展開されている。
#areaedit(end)

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}
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*種族および軍団(アーミー)紹介
#areaedit()

#center(){&image(WH40k_Factions-Hero.jpg,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K 公式サイト「トップページ」より}}


銀河の覇権を狙う種族や勢力は数たくさん存在する。それぞれの勢力は自らの信条や目的を持って戦っている。
同じ勢力下でも組織が違えば特徴や目的も大きく変わる。
本作に登場する種族は大まかに下記の三つの勢力で構成されている。

・&bold(){帝国(インぺリウム)} 本作の主役である勢力で人類の帝国。様々な組織が存在する。
・&bold(){&link_anchor(xenos){異種族(ゼノ)}} 人間以外の異星人やエイリアンなどの勢力の総称。異種族同士でもほとんどが対立、独立した勢力となっている。
・&bold(){&link_anchor(chaos){渾沌(ケイオス)}} 異次元の世界から来た渾沌の勢力。超常現象を起こす悪魔や帝国の裏切り者などで構成される。

**&sizex(5)&bold(){帝国(インぺリウム)}
&sizex(7){&bold(){「〈皇帝〉以上の希望はない!!」}}

&bold(){【概要】}
聖地とされる地球(テラ)を本拠地とする人類種族の国家。皇帝を中心とした100万を超える惑星と1兆を超える臣民を抱えている天の川銀河最大の勢力。
見た目はスチームパンクと中世ヨーロッパの暗黒時代のゴシックデザインが融合した独特なデザインが特徴。
かつて人類は高度な技術を有していたが、&color(#cc0000){&bold(){数多くの内戦や狂信的、異常とも言える機械教や皇帝への信仰}}、&bold(){異端審問による異端狩りなどによって衰退している。}

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)]]

***スペースマリーン(アデプタス・アスタルテス)

&sizex(4){&bold(){「For the Emperor !!」(皇帝陛下の為に!!)}}

&image(WH40k_SM01.jpg,blank,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6714/WH40k_SM01.jpg,center)
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40Kボックスセット「ダーク・インペリウム」(DARK IMPERIUM)ボックスアートより}}

&bold(){【概要】}
「戦闘者」とも呼ばれる遺伝子改造を施された超人兵士。ウォーハンマー40000を代表するキャラで主人公ポジ。
スペースマリーンは数多くある帝国の戦闘部隊のうち、もっともポピュラーな部隊で&bold(){帝国の主力部隊}。射撃から格闘までそつなくこなす万能の兵士。
万能の能力を持つ「皇帝陛下」の遺伝子が体に組み込まれており、身の丈2mを超える。

[[詳しくはこちらを参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)]]

#center(){&image(ImperialFist.gif,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:Erasmus Brosdau氏によるファンアートムービ「The Lord Inquisitor - Prologue」より}}

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}

***帝国の諸軍

&sizex(6){&bold(){皇帝陛下の御慈悲。そは許しにあらず、忘却にあらず。ただ受け入れることにあり、だ。}}

#center(){&image(WH40k_IM01.jpg,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40Kキャンペーンブック「Imperium Nihilus Vigilus Defiant」より}}

帝国には主戦力であるスペースマリーン以外にも様々な軍事組織が存在する。
一般人による軍隊、反逆者をあぶりだす秘密警察、近衛部隊等々。
ルールによっては同じ帝国諸軍やスペースマリーンと一緒にアーミーが編成できる。

***アストラ・ミリタルム

&sizex(4){&bold(){「銀河の運命を決するのは、ひと握りの勇者たちではない。幾百万の名もなき兵士たちなのだ。」}}

#image(WH40k_AM01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6733/WH40k_AM01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&bold(){【概要】}
一般人による軍。またの名を「帝国防衛軍」、「インペリアルガード」。スペースマリーンは確かに人類最強の兵であるが、
その数は「帝国」の領域全てをカバーするにはあまりに少ない為に足りない分を補うために設立された。
広大な帝国の各惑星から輩出された志願兵たちが中心となっており、各連隊は政治将校(コミッサー)によって率いられている。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_7ac73563]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「ルールブック」P69より}}

***インクイジション(異端審問局)

&sizex(4){&bold(){&font(#ff0000){浄め、除き、殺せ!!}}}

#image(WH40k_IQ01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6730/WH40k_IQ01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&Bold(){基本カラー:局によって異なる}
&bold(){【概要】}
インクィジター(異端審問官)が帝国内部の背信者をあぶり出し、取り締まるための秘密警察のような組織。
皇帝陛下直属の組織で、アデプタス・アスタルテス(スペースマリーン)よりも位が高い役職。
主に異端審問はインペリアル・エージェントが行い、異種族の陰謀、あらゆる腐敗、突然変異、異端、異教徒、
邪悪なサイカー等、〈帝国〉の中で〈異端審問局〉が精査に値すると思われる人、物、場所において、あらゆる脅威を調査する権限を持つ。

その本質は無慈悲でかつ冷徹。もはや人間性のかけらすらない。
高圧的で疑いがかかった者に対しては味方であろうが情け容赦無く、過酷な拷問を行う。
渾沌や異種族で穢れてどうしようもない場合は敵味方ごと惑星を焼き払う無慈悲な制裁「&bold(){究極浄化}」を発令し、惑星のすべての生命を皆殺しにする。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_83dab176]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:インペリアルエージェント第7版」(codex:Imperial Agents) 表紙イラストより}}

***グレイナイト

#image(WH40K_SM_GK01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6731/WH40K_SM_GK01.jpg,width=380,height=212,left,float,blank)

&bold(){現騎士団長:ヴォルドゥス}
&Bold(){ホームワールド(拠点惑星):衛星タイタン}
&Bold(){コデックスの採用:なし}
&Bold(){基本カラー:グレー}
&bold(){【概要】}
対ケイオス(渾沌)専門に創設されたインクイジターの一部門「鉄槌の団」(オルド・マレウス)直属のスペースマリーン戦団。
通称ディーモンハンター。創設には重大な秘密があり、それゆえに&bold(){人類に対しても存在を知られてはならない}第666番目の戦団番号を持つ鈍色の騎士。
ディーモン狩りに特化しており、帝国内でも秘密裏にケイオスディーモンを狩り続けている。

[[詳しくはこちらを参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#id_3fc922e8]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:Erasmus Brosdau氏によるファンアートムービ「The Lord Inquisitor - Prologue」公式Facebookより}}

***デスウォッチ

#image(WH40K_DW01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6738/WH40K_DW01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&bold(){現ウォッチマスター(監視長):不在}
&Bold(){基本カラー:ブラック、シルバー、元の戦団色(片方の肩)}
&bold(){【概要】}
各スペースマリーン戦団から有力者や志願兵を集めた、対異種族の特殊精鋭部隊。所謂スペースマリーンのオールスター。(&s(){5色揃ってマリーンジャイ})
異端審問庁所属の「純血の団」(オルド・ゼノス)直属の部隊で、厳密には&bold(){スペースマリーン戦団}ではない。
スペースマリーンの中でもひときわ能力の高い者だけがデスウォッチに選ばれる。
デスウォッチに選ばれることは、スペースマリーンにとって大変名誉なこととして称される。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_dee43538]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:デスウォッチ第8版」(codex:Death Watch) 表紙イラストより}}

***アデプタ・ソロリタス(シスターオブバトル)

#image(WH40K_AS01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6732/WH40K_AS01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&Bold(){基本カラー:ブラック}
&bold(){【概要】}
皇帝の崇拝を行うアデプトゥス・ミニストゥルム(帝国宗務局)所属の女性だけのシスター部隊。修道聖女会とも呼ばれている。&s(){皇帝大好きクラブの追っかけ狂信者集団。} 
帝国正教を信仰しており、皇帝の讃美を行うと同時に聖遺物の守護、皇帝に逆らう反逆者の抹殺にあたる。
元は皇帝を崇拝する女性だけのカルト教団だったが、第36千年紀において至高卿ヴァンダイアにより帝国の正式な組織として認められる。

幼いころから皇帝を崇拝するよう育てられている。戦闘となると専用のパワーアーマーを身にまとい、敵を容赦なく叩きのめす。
バトルシスターズは精鋭としての訓練を施されているだけでなく、帝国内でも上位の装備の数々を用いて戦うことが許可されている。
[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_50b03e70]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「チャプター・アプルーブド2018」P68より}}

***アデプトゥス・カストード(近衛兵団)

&sizex(4){&bold(){半神なる黄金兵団}}

#image(WH40K_AC01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6739/WH40K_AC01.jpg,width=390,height=219,left,float,blank)

&bold(){近衛大将(キャプテン・ジェネラル):トラヤン・ヴァロリス}
&Bold(){基本カラー:ゴールド}

&bold(){【概要】}
皇帝の近衛部隊(タロン・オヴ・エンペラー)。通称カストーディアン。
皇帝の遺伝種子を宿した強化人間であり、スペースマリーンよりも強力な戦闘力を持っている。
彼らは戦士であると同時に統治者、外交官、歴史家にして哲学者であり、まさしく皇帝の血筋を継ぐものとしてふさわしき実力を持つ。
カストーディアンはインクィジターやスペースマリーンよりも高い役職で、彼らに対しては皇帝陛下同様に跪く位だ。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_93807f26]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:アデプトゥス・カストード第8版」(codex:ADEPTUS CUSTODES) P34,P35より}}

***アデプトゥス・メカニクス(帝国技術局)

&color(#cc0000){&sizex(4){&bold(){皇帝陛下の顕現たる〈万機神〉を讃えよ。機械にこそ精霊は宿り、我らを痛覚と悲嘆の絶望から解き放つ。}}}
&color(#cc0000){&sizex(4){&bold(){皇帝陛下の御意を体現せる〈万機神〉を讃えよ。陛下の御領を…銀河の百万世界を守護せし万能なる知識を讃えよ。}}}

#image(WH40K_AME01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6740/WH40K_AME01.jpg,width=390,height=219,left,float,blank)

&bold(){技術局長:ベリサリウス・カウル}
&bold(){【概要】}
帝国の兵器や弾薬を製造、保守、管理、開発を請け負う組織。火星を本拠点としている。
〈技術の暗黒時代〉を経た帝国は、機械技術の全てを帝国技術局に依存。彼ら無くして今の帝国の技術力は成り立たないのだ。

帝国技術局は&bold(){「機械教」}と呼ばれる宗教に属しており、&bold(){「オムニシア」(万機神)}を〈皇帝〉の側面として崇拝している。
この組織に所属するものは機械教の教理に基づき、体の一部、または全てを機械に置き換えている。
機械の体に置き換えた信徒であるテックプリースト(技術司祭)が主に各フォージワールド(工業惑星)の工場寺院で自らに課せられた聖務を全うする。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_3455c377]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:カルト・メカニクス第7版」(codex:CULT MECHANICUS) P6より}}

***インペリアルナイト(帝国騎士)

#image(WH40K_IK01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6741/WH40K_IK01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&bold(){【概要】}
アデプトゥス・メカニクスの工場寺院で鍛造され、貴人と呼ばれるパイロットによって操縦される巨大ロボ。「ナイト級タイタン」、「クエスター・インペリアリス」とも呼ばれる。
元々は惑星開拓用の汎用作業機械として運用されていたロボットが、後に異種族や原生生物との戦闘のために武装化されて今の形になった。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_d920f747]]
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:インペリアルナイト第7版」(codex:IMPERIAL KNIGHTS) 表紙イラストより}}

***その他の帝国の組織
帝国には数多くの組織が存在する。帝国の政治を支える者や治安を守る者、自由開拓者など多種多彩。
これらの組織は設定上では存在するがコデックス化されていない場合もあるので、ミニチュアゲームに参戦出来ない組織もある。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_0e29c315]]
#areaedit(end)


&link_anchor(topcontents){目次に戻る}

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**&sizex(5)&bold(){異種族(ゼノ)}&anchor(xenos)

&sizex(4){&bold(){「生存をかけた闘争において、傍観者でいることは許されない。我々の側で戦わぬものは全て、叩き潰すべき敵と心得よ」}}

#areaedit()
所謂人類以外の異星人や宇宙人の総称。古代文明の生き残りや他の銀河からの侵略者など様々。
それぞれの勢力は敵対しており、常に戦い合っている。人類に対しても例外的ではない。
星々に自分たちの領土を広げるため、他のすべての勢力と戦うことのみが、彼らが唯一生き残る道なのだ。

そして、場合によっては一時的な同盟を結ぶこともあり、特に対ティラニットや対ケイオスの場合に同盟を結ぶことが多い。
普段対立している帝国と異種族も時折共闘してくれる胸熱展開も見せてくれる。

***オルク

&sizex(4){&bold(){&font(#38761d){「この銀河 ( ギンカワ ) を真っ平らに踏みならしてやる。おとなしくしてねえ奴はブチ殺す。俺様は本気でやるぜ。なぜなら俺様はオルクで、オルクは戦って勝つために、この世に生まれてきたからよ」}}}
- 大族長ガズグッガル、おおいに吼える

#image(WH40K_OR01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6742/WH40K_OR01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&Bold(){基本カラー:&font(#38761d){ミドリ色はサイコーだぜ!}}

&bold(){【概要】}
鬼のような姿をしてい銀河(ギンガワ)サイキョーの緑肌宇宙オーク。体格がゴツい野蛮な面白枠。
人類からは「最も野蛮なモノ」、「グリーンスキン」と呼ばれ、非常に好戦的。
侵略するの理由も「&font(#38761d){&bold(){戦いこそオルクの全てだから}}」であり、ホントに戦闘狂。
グリーンスキンたちが抱く、スピードと暴力に対するその情熱は、銀河中が知るところである。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
ゲームでの性能は接近戦重視であり、防御力は低い。だがそれを補って余りある大量のユニットを投入することができる。
低い射撃能力も、得意な白兵もとにかく数で解決してしまう傾向が強い。そのため、ミニチュアの数もそろえないといけないので、「アストラ・ミリタルム」と同じくコストがかかりやすい。
#Clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:オルク第7版」(codex:ORKS) P63より}}

#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【オルクの生態】}
数で押しまくるゴリ押しを得意し、痛覚を有しないため文字通り死ぬまで戦うことができる。
また死ぬまで成長を続けるため、異常な巨体になる個体も存在する。

更にオルクは&bold(){菌類なので胞子で繁殖する。}オルクが死ぬと体内から胞子が放出され、&bold(){そこからオルクが生まれてくる}。生まれたオルクは放出主の戦闘経験を引き継く。
そのためオルクを根絶するのは困難を極め、奴らとの戦いは正に終わりのない戦いを意味する。
#clear
&bold(){【オルクの氏族社会】}
「ウォーボス」と呼ばれるリーダーを中心とした氏族社会が成り立っており、厳格な上下関係が存在する。
「オルク」族、格下の奴隷種族「グレッチェン」族、エサ兼ペットの「スクイッグ」の順でヒエラルキーが形成されている。
オルクの社会には多くの氏族や部族が存在し、勢力同士の抗争や内戦が日常茶飯事として多く起こっている。
ウォーボスの中にはいがみ合ういくつかの氏族や部族を束ねて、他種族征服に乗り出すこともある。このようなウォーボスのことは「大族長」(ウォーロード)と呼ばれ、圧倒的な数の軍勢を統率して進軍してくる。

そしてオルク族には神々ゴルク(強くて賢けえ)とモルク(賢くて強ええ)という兄弟神を信仰しており、
ブチ壊しをこよなく愛するこの神々達の教えこそがオルクの行動規範となっている。

&bold(){【戦術】}
拠点惑星で長い間戦力を貯め、戦力がそろうと大進撃「Waaagh!(グァーグ!)」と呼ばれる惑星を渡ってでの略奪と大攻勢をかけるのが一般的なオルクの戦略である。

オルクの軍勢は、一般兵の「ボウィ」(野郎)、指揮官の「ノブ」(頭目)、総司令官の「ウォーボス」(いくさ頭)で構成されている。
戦いではとにかく数と勢いで押し切り、白兵戦を得意とする。
オルクの使用する各種兵器は「メク」(技術屋)によって作られ、オルクが動くと信じているから動くイカしたテックノロジーだ。信じられないが本当だ。
赤く塗れば早くなるし(&s(){通常の3倍})、飛ばなさそうな飛行機のガラクタでも飛べと思えば飛んでしまう。
他にも味のあるヘンテコ兵器やイカしたマシーンを多く持つ。
そして、サイコーな射撃戦は景気づけに発砲してるだけなので&bold(){お察しください。}
}

&bold(){【主要キャラクター】}
#openclose(show=クリックで詳細を参照){
&sizex(5){&bold(){ガズグッカル}}
オルク中でもサイコーでサイキョーな大族長。正式名は「ガズグッカル・マグ・ウルク・ザラガ」。
今の銀河で一番「カオが効く」大族長といえばガズグッカルのことだ。彼が一言命令しただけで数億、数兆のグリーンスキンがグァーグ!しちゃうハンパねえやつだぜ。
一兵隊だった若いころのある日、ボルトガンにアタマをズドンとされて手術の後に復活。
手術後は彼の中にアレな力が目覚め、「俺様はゴルク神とモルク神と話ができるぜ」とか言い出してソンケーを集めていく。

その後は、他のオルクと違ってカシケーアタマとツエエチカラで部族内でどんどんのし上がっていき、大族長になったんだぜ。
そして、かつてないほどの数のオルクによるイカした大進撃をかけていく。
ギンガワ(銀河)の星々を次々略奪してサイコーな軍勢を作り上げていきながら、遂に惑星「アルマゲドン」へと進軍。
そこでウンメー的なライバル政治将校「ヤーリック」と出会い、圧倒的有利なオルク軍はヤツのカシケー戦術にやられちまう。
何とか逃げ切ることができた彼は「必ず帰ってくる」ことを誓い、今はいつかリベンジを果たすための準備をしているっつーワケよ。
}

&bold(){【主なオルクの兵種】}
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){ボウィ(兵隊)}
その名の通りの兵隊で、オルクの一般兵。ボウィはたいてい一人のノブによってシメられている。
ただの一般兵でもあるボウィでもタフさと勢いは他種族の一般兵に負けないぐらいである。
装備はツギハギだらけの防弾ジャケットに、メク(技術屋)が作り上げたイカすピストル「ブッ放し(スラッガ)」とブルータルな光りモノ「ぶった切り(チョッパ)」で武装している。
チョッパのデザインは様々であるが、「ブン回せば手足が千切れ飛び、振り下ろせば頭をカチ割る」という点とサイコーにイカした武器であることはまったく同じだ。

・&bold(){シュータボウィ(バラマキ野郎)}
ヘヴィでビッグでノイズがハンパねえ銃をドガドガ打ちまくる援護射撃兵。
彼らのほとんどは、うるさい発射音のしない銃など何のダメージも与えないとすら考えて、弾とノイズを撒き散らすイカした自動小銃「バラマキ(シュータ)」をこよなく愛する。
「撃ちっぱなし」なトリガーハッピーな野郎であるが、彼らがシュータを一番上手く使うのは射撃の間ではなく、棍棒代わりに振り回して敵の脳みそをブチまける時である。&s(){射撃はおまけ}

・&bold(){ストームボウィ(嵐兵隊)}
規律や統制、訓練に規則に目上に服従といったワルな生き方に憧れを感じるオルク達が集い結成される非行部隊。
戦にあってはまず第一に敵戦力の配置と規模を気にするなど、オルクにとっては頭がアレなイカレ野郎どもである。
ストームボゥイの訓諭は「レバー引け。いくぜと叫べ。後は何とかなる」である。やはり結局はオルクである。

・&bold(){ペインボゥイ(激痛野郎)} 
医療に対する知識と技術と興味がDNAに刻み込まれたオルクの医者兼歯医者兼やぶ医者。
その手術は右手を直して欲しいのに気がついたら脚がキャタピラになっていたなどクレイジーなリスクが伴うが、
戦場にあっては引く手数多であり、野郎にとっては格好の活躍場所なのだ。

・&bold(){トラックボゥイ(車野郎)}
喧嘩と同じくらいスピードを好む連中で、乗り心地と安全性を完全に無視した愛車で敵にかちこむのが大好きな突撃野郎。
独創性溢れるオルクのイカしたマシーンは同じデザインが二台と存在しないが、直撃弾を喰らとスグにアレしてしまいグルグルドカーンする事だけは共通している。

・&bold(){ウィアードボウィ(奇人野郎)}
オルク達は皆無意識にアレな力、サイキックを発生させているが、その中でもこの連中は唯一それを認識し自らに集中させることができるオルク版サイカー。
戦場でトランス状態となった彼らは、臨界点まで溜まりに溜まったそのエネルギーを敵に向けて一斉に解放するのだ。

・&bold(){コマンド(特注部隊)}
とにかく汚ねぇやり口を好み、敵を背後からスッパリと殺るのがサイコーに得意な連中。
彼らの装備はオルクらしからぬ手入れの行き届き様であり、喧嘩やバイクに然程興味を示さない。
情報や予測を重要視し、中には多種族の言葉を操る者までいる。
オルク社会の奇人変人。

・&bold(){ノブ(頭目)}
デカくて強いイカした連中オルクの兄貴。
格下をイビるのが大好きで、オルクの理想を体現する先輩である。
そして、誰よりも早く敵にかちこむ前線指揮官であり、仲間内を引っ張る兄貴分である。
喧嘩上等出たとこ勝負で、バイクや喧嘩大好きなオルクの何たるかを体現した野郎である。

・&bold(){メク(技術屋)}
産まれながらにしてエンジニアの素養と技術を備えたオルクが技術屋のメクである。
「技術野郎」や「メカピー」とも呼ばれ、どんなガラクタでもメクの願望によってイカしたサイコーなマシーンが出来上がる。
オルクが使用する武器や乗り物、宇宙船までオルクのイカしたマシーンすべてメクが作り上げており、縁の下の力持ちといっても過言ではない。
メクの作る物が注文書や設計図通りである事は稀だが、納品されるブツがマジでサイコーにイカす事には変わりがないのだ。

・&bold(){ルータ(分捕り屋)}
相手の装備を分捕る現地調達が得意なぬすっ人野郎。オルクの中で一番ヘヴィに武装し、盗んだ武器で身を固める。
近くにある物すべてがルータのターゲットになり、敵味方問わない。ルータの人生は「盗み」「物あさり」「しまい込み」「売り飛ばし」の連続である。
ルータはオルク製かどうかを問わず、まあとにかくありとあらゆる武器を手に入れる。盗ってきたものハンパねえ威力の武器が多く、やはりハンパねえ高値で取引されるのだ。
つまり彼らは、オルクの武器商人である。ルータはメク達とも仲が良く、メクにすればルータはトップクラスのお得massive意様にしてサイコーの仕入れ業者だからだ。
}

&bold(){【主なオルクの氏族】}
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){ゴフ氏族}
チェック柄がトレードマークなぶん殴り大好きな氏族。
接近戦で敵をブッ潰す白兵戦が得意。

・&bold(){イービルサン氏族}
赤い塗装がトレードマークなスピード狂の集まる氏族。
「赤えと速え」をモットーに、銀河全域で暴走する。
トラックボゥイが多く、高機動なスピード戦法で切り込みをかける。

・&bold(){ブラッドアックス氏族}
迷彩塗装がトレードマークな氏族。
戦略的な奇襲や偽装工作などずる賢い戦術を好むオルクらしからぬ氏族。

・&bold(){デススカル氏族}
青い塗装がトレードマークな盗賊が集まる氏族。
敵から分捕ったものを装備し使用する鹵獲やイカした改造を得意とする。

・&bold(){バッドムーン氏族}
黄色い塗装と月がトレードマークな金持ちな氏族。
射撃戦を得意とし、ドカドカ弾を打ちまくるトリガーハッピーが多い。
歯の生え変わりが他の氏族よりも激しく、通貨である歯を多く持っている。
潤沢な資金が稼ぎやすいため、まさにバッドムーンの名の通りオルク族の中でも狙われやすい。

・&bold(){スネークバイト氏族}
自然色と蛇がトレードマークなムカシ感満載の氏族。
数あるオルクの氏族の中でも原始的でかつ伝統的なな生活をしている。
そのため、ビークルは使用しない。

・&bold(){無頼団(フリーブーターズ)}
トレードマークを持たない宇宙海賊や傭兵稼業を営むフリーな氏族。
痛ましい災害で仲間を失った氏族の生き残りや変わり者であるが故に氏族を追い出された、
または自ら立ち去った「ならず者」が集まっている。
}
***アエルダリ(エルダー)
&image(WH40K_AE01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6708/WH40K_AE01.jpg,width=390,height=219,left,float,blank)

&bold(){【概要】}
人類よりはるか昔から存在する種族。所謂宇宙エルフ。寿命は千年以上長く、白く美しい肌を持つ。肉体も常人よりも数倍速く動ける。
〈道〉と呼ばれる精神修行で鍛えられた白兵戦やサイキック能力、先見の能力、高い科学力を誇る兵器などを駆使して戦う。
彼らの文明ははるか昔に滅び今はその子孫が宇宙を放浪しながら種族再興のために戦っている。
帝国では「エルダー」と呼ばれているが、種族自身が名乗っている正式名称は「アエルダリ」である。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
スペースマリーンよりも優れたバランスの良さを持つが、&bold(){脆く、少数精鋭でかつヒーキー。}鍛錬を積んだ優秀なスペシャリストが多く、
サイキック能力や高い科学力を誇る兵器、光学迷彩などを駆使して戦う。上級者向けのテクニカルなアーミー。
&bold(){汚いなさすがアエルダリきたない。}
下記のデュカーリ、ハーレクインともアーミーを混成することが可能。
#clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ゲーム 「Warhammer 40,000: Dawn of War3」 Eldar Key Artより}}

#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【種族の<失墜>】}
昔々、アエルダリは統一されし一つの種族であり、彼らは数多くの神々や神話的存在、儀式的な諸相、そしてその他ありとあらゆる神聖な事物を信仰していた。
更に高い科学力と超能力を用いた高度な文明を築き一時銀河系のほぼすべてを支配していた。
だが、大きな驚異が無くなくなり、神々への崇拝や敬意を忘れていくと、&bold(){古代アエルダリ文明は少しづつ堕落していく。}
昔ながらの文化を守り、自らを悔い改めた一部のアエルダリは「クラフトワールド」(方舟)と呼ばれる巨大な艦で脱出し放浪の身となった。
やがて、大部分のアエルダリは邪悪な新興宗教によって無政府状態となり、堕落していくアエルダリの魂を食らう<歪み>の神が生み出されようとしていた。

それが渾沌の神の1つ「&color(#9900ff){&bold(){スラーネッシュ}}」神であり、多くの魂を食らったスラーネッシュ神は邪悪な産声を上げた。
その時、大きな衝撃で大半のアエルダリ達は死に絶え、歪みの裂け目が生じ、&bold(){古代アエルダリ文明は崩壊した。}
古代アエルダリ文明の中心部は裂け目に飲み込まれて滅び、現在この宙域は〈恐怖の眼〉として知られている。
これらの災禍は<失墜>と呼ばれている。

&bold(){【種族の現状】}
今ではアエルダリ族の人口は当時の10分の1に減っており、人口が減り続けている中でも方舟に住み続けている。
方舟は巨大な母船で彼らの唯一の住みかとなっており、光学迷彩で身を隠しながら宇宙を旅する。
宇宙を漂う方舟は数種類存在し、同じ種族でも方舟が違えば目的や戦術が大きく異なっている。
彼らは再び種族の再興を目指し宇宙を放浪しながら戦い続けるのだ。

普段は人類を敵とみなして戦い、下等生物と見下しているアエルダリも、ケイオスの悪魔を人類以上に強大な敵と認識しており、
ケイオスを共通の敵とする人類に対して多少の便宜を図っており、時に共闘することもある。

&bold(){【魂魄石】}
アエルダリ族は肉体が死に絶えてもそこで完全に滅びるわけではない。アエルダリの死後、魂は&bold(){「魂魄石」(スピリットストーン)}と呼ばれる石に入り、
方舟に存在する無限回路(方舟の民の魂がスラーネッシュに貪らぬよう溜められている人工的な死後の世界)という場所に安置されるのだ。
そしてアエルダリ族の魂は必要とあらば「レイスマシーン」と呼ばれる兵器に利用し、死後も戦いの運命に身をゆだねることとなる。

スラーネッシュ神やその眷属達はアエルダリ族の魂魄石を狙っており、その魂を全て食らいつくさんとしている。

&bold(){【〈道〉という名の理念】}
スラーネッシュ神によって文明を滅ぼされ、宇宙の放浪種族となってしまったアエルダリ族は、再び自らの欲望に飲まれまいと内面を厳しく律する術を見出した。
それが〈道〉という名の概念である。全てのアエルダリは、自らがすべてを捧げて打ち込む〈道〉と呼ばれる物事や技能の分野を見つけてそれを極めることだけに集中する。一つの〈道〉を究めてもそれは終わりではない。
〈道〉の終わりには分岐があり、さらなる物事や技能の進化、特化への道が続いているのだ。分岐に至るたび、アエルダリは新たな〈道〉をその都度選んで、自分の進むべき先を決めてゆく。

自らの内面を一つの物事に集中させ、それを完璧に極めてから次の物事に取り組む。こうすることで移り気な自らの精神を完全に律し、自らが極めた技能の「レパートリー」を一つづつ増やしていくのだ。

しかし、すべての〈道〉には大きな危険が潜んでいる・・。人類やオルクのようなつまらぬ生き物とは違うアエルダリ族の精神は、物事のはるか深奥を追及でき、しかもそれを理解することができる。
半面、それを制御しなければ〈道〉を究めることは大きな罠となってしまう。この罠しか買ったら最期、&bold(){アエルダリは自らの〈道〉に囚われたまま、永遠に抜け出せなくなるのだ。}
アエルダリの精神は特定の物事に集中しすぎると、大きな危険を招く。こうなってしまったアエルダリは&bold(){そこから〈道〉を進むことも戻ることもできなくなってしまう。}
それは全てのアエルダリにとって恐怖そのものだ。〈道〉を深く、多く究めれば究めるほど憑りつかれる可能性は十分に高くなるからだ。

〈道〉の種類も多種多様で、白兵戦の武芸に秀でた「戦士の道」や予言などのサイキックに特化した「先見の道」、危険がほとんどない技術、建築分野の「匠の道」など様々。
こうした〈道〉は代々極めたものがその人生観や技能を他のアエルダリに教えていく。
〈道〉はアエルダリにとって崇高なものとされ、他の分野の道を軽んじることは許されない。「匠の道」を究めたアエルダリがいたからこそ超巨大な母船「クラフトワールド」(方舟)は今でも保守、運用できるのだから。
そして全線で戦う「戦士の道」や「先見の道」を究めたアエルダリのおかげで、種族は今でも外敵からの脅威から身を守れているのだ。
彼らは〈道〉ごとにそれぞれ必要とされる役割を全うし続けており、他分野の〈道〉を歩むアエルダリにはできないことで種族を支えている。
〈道〉を究め、それを基にして種族に貢献している者はそれ相応の敬意を払われるのは当然ということである。

&bold(){【戦術】}
今やすべてを失ったアエルダリではあるが、驚異のテクノロジーやサイキック、魂を封じ込めた兵器「レイスマシーン」を操る彼らは、戦場では恐るべき敵と化す。
流線型の機体も美しい反重力ビークルは、敵の砲撃をやすやすとかいくぐり、強力にして洗練された火器は、敵の厚い装甲をも一撃のもとに引き裂くであろう。

武に優れし精鋭の「&bold(){アスペクト・ウォリアー}」(神相の戦士)たちは、敵戦線の弱点をつき、数においては数倍する敵をたやすく葬り去る。
予言とサイキックを駆使する「&bold(){ファーシーア}」(先見司)は少数精鋭の部隊を導き、常に戦場を二手三手先読みして戦いを勝利へと導く。

洗練された武力とサイキック、高度なテクノロジーを駆使し、一族の再興を目指し今日も戦う。
}

&bold(){【主要キャラクター】}
#openclose(show=クリックで詳細を参照){
&sizex(5){&bold(){「ユリエルの君」}}
銀河で勇名と悪名を等しく誇る、方舟「イアンデン」の〈戦将〉(アウタールーク)にしてアエルダリ族随一の実力を持つ将の一人。 
振るう者の生命力を燃やす恐るべき魔槍〈薄明の槍〉を手にして戦う。 
方舟「イアンデン」の出身で、元々は同方舟の艦隊を率いる指揮官〈戦将〉(アウタールーク)として戦っていた。 
〈戦将〉になりたての頃はプライドが高く、自信過剰なところがあり、それが大きな失敗を起こすこともあった。 
彼は守るべきの方舟の守りを疎かにしてしまい敵襲を受ける大失態を犯す。

その後は方舟を去り、ユリエルは故郷には決して帰還しないという誓いを立て宇宙海賊として戦い続けていたが、 
故郷の方舟がティラニッドの襲撃による危機に瀕したときに呪われし魔槍を手にし、救援に駆け付けて方舟を救う。

故郷の方舟を救い戻ってきたユリエルは、その後イアンデンの艦隊を率いて前に比べて目覚ましい活躍を見せる。 
過ちを超えて戻ってきた彼は、気高き「イアンデン」の英雄として戦い続けるだろう。

&sizex(5){&bold(){「エルドラド・ウルスラーン」}}
方舟「ウルスェ」を導いてきたアエルダリのファシーア(先見氏)にして、指導者。
予知の力と強力なサイキックの力で1万年以上もの間「ウルスェ」を導いてきた。
更に彼は繊細な計略の数々を練り上げ、時代の流れを操り続けてきたのだ。

余談だが、シナリオでは死亡扱いになっても後からなかったことにされることが多い&s(){死ぬ死ぬ詐欺}キャラである。
}

&bold(){【主な勢力】}
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){イアンデン}
〈闇の中の光〉という意味の名を持つ方舟。アエルダリ帝国の再建を志す勢力。
かつて最も人口が多い方舟であったが、ティラニッドの襲来以来、今や滅びの瀬戸際にある。
レイスマシーンを多用する「スピリット・ホスト」(魂兵団)をを擁する。

・&bold(){エクゾダイト(還源)}
古代アエルダリ文明崩壊前に出て行った勢力の一つ。自然豊かな惑星に入植し、自然と共存して生きることを是とする。
各方舟勢力やデュカーリとは距離を置いている。

・&bold(){ウルスェ}
強大なサイカーが多い方舟。ウルスェの軍勢は、先見の能力と、厳しい訓練を積んだ「黒の守」(ブラックガーディアン)によって知られている。
白兵戦に長けたアスペクト・ウォリアーが少なく、主戦力が「ガーディアン」と呼ばれる市民兵が中心なっている。

・&bold(){ビエル=タン}
射撃戦が得意な勢力。敵に対して放たれる圧倒的な「シュリケンウエポン」(シュリケンピストル、アヴェンジャー・シュリケンカタパルト、クルノスの弓等)を駆使する。
かつて他のアエルダリ同様、方舟で放浪しながら戦いを続けていたが、スラーネッシュのディーモンから侵攻を受けて方舟が破壊されてしまう。
しかし、方舟が壊されても勢力そのものはまだ生き残っている。

・&bold(){セイム=ハン}
アエルダリの中でも勇猛果敢な者が多い方舟。高機動な部隊を率いた奇襲や強襲を得意とする。荒々しい戦士だが、名誉を重んずる。
方舟独自の決闘儀式はしばしば死者を出すので他の方舟から野蛮な悪評が消えていない。
ほとんどの兵士が「ウィンドライダー」(反重力ジェットバイク)や「ヴァイパー」(反重力車両)などの高機動戦力で構成された部隊「野の乗り手」(ワイルドライダー)に所属する。

・&bold(){アレイトック}
アエルダリの中でも厳格な体制で知られている方舟。隠密や偽装工作を多用する。
厳格な体制や厳しい修行を行うが故に、その抑制に耐えられずに飛び出してレンジャーやアウトキャストとなる者が多い。
しかし、彼らの多くは宇宙海賊になったり銀河中を放浪したりする者がほとんどだが、故郷のアレイトックに格別の愛着と懐かしさを寄せたまま旅を続けている。
そして有事の際は、出て行った者たちが一斉に集まり、故郷の危機を救うために正規軍に参加するのだ。

・&bold(){アルタンザール}
アエルダリ方舟の中でもの小規模な方舟。恐怖の眼の中の〈歪み〉の力の影響で一万年間ほぼ無傷で生き残っている。
約一万年間前のアエルダリの<失墜>を生き延びた不死鳥の将「モウガン・ラー」は、
〈恐怖の眼〉の中に居る同胞の生き残りたちをかき集めて脱出させることに成功する。脱出したときにはすでにアエルダリの失墜から一万年経っていた。
他の方舟からは何故一万年間混沌の勢力から無傷で生還しているか不明なため、疑惑と敵意が向けられている。

・&bold(){インナーリ}
比較的最近台頭してきた勢力。死せる者の神「インナード」を崇拝する。方舟「ビエル=タン」がディーモンに襲撃されて轟沈してしまった際に「インナード神」が誕生した。
インナード神に救われた元デュカーリの「イヴライネ」と護衛役である筆頭戦士「ヴィサルーク」を中心に、
スラーネッシュ神による奪魂の呪いを打ち負かすことを目的して行動している。
インナーリは彼ら自種族の救世主だと自負しているが、一部のアエルダリからは種族の滅びの予兆ではないかと懸念されている。

・&bold(){宇宙海賊}
アエルダリ率いる宇宙海賊。全銀河にその悪名をアエルダリ族のみならず異種族にまで轟かせている。
一片の慈悲も持たず数十の惑星で略奪を働く血の渇望に突き動かされる「灰色のガラドハール」のような悪行を働く海賊もいれば、
一方で「疾目のアヴェル」のような元々アエルダリ族が開拓して住めるようにした惑星を帝国の手から守り、無抵抗状態の生存者4万人を無傷で解放する義賊的な海賊もおり、
その目的も種類も多種多彩。
}


***デュカーリ(ダークエルダー)
&image(WH40K_DK01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6707/WH40K_DK01.jpg,width=390,height=219,left,float,blank)

&bold(){【概要】}
アエルダリの文明が壊滅した際「方舟」ではなく、<歪み>を利用したワープ通路「&bold(){ウェブウェイ}」(網辻)奥深くにある大都市「&bold(){コモラフ}」に逃げ込んだ&bold(){古代アエルダリの成れの果て。}
帝国ではダークエルダー呼ばれているが、正式名称は「デュカーリ」である。
スラーネッシュ神誕生時の衝撃にも耐え抜いた極悪種族。宇宙海賊をしながら多種族の痛みを生きるための活力としており、&bold(){奴隷を拷問して生命力を漲らせる。}
その性質は残虐かつサディスティック(希にマゾヒスティック)。相手の苦しみを生で感じられる接近戦を好む。
ほとんどのテクノロジーがアエルダリのものと類似した高度な兵器を所持しており、アエルダリ同様に苦戦を強いられる。

また、元々同じ種族であるアエルダリの各勢力とも友好関係を結んでいる場合もあり、お互いの目的が一致していれば同盟軍を組んで戦うこともある。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
スピードと火力に特化しており、展開速度は他の追随を許さない。しかし防御は紙で脆い。毒武器を使いこなすのでモンスター相手には有利。
同種族のアエルダリ、ハーレクインと混成してアーミを組める。
更にクスリを使ったステータス強化も可能。&s(){いいからドーピングだ!}
#clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「デュカーリ」(DRUKHARI)第8版  P4,P5 イラストより}}

#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【魂の渇き】}
デュカーリはアエルダリ同様長寿であるが、時間がたつにつれ&bold(){魂の「渇き」に苦しんでしまう。}「渇き」を癒すには他者の魂を絶えず飲み続ける必要があるからだ。

スラーネッシュ神から常に&bold(){デュカーリの魂を絶えずすすり続けられてしまう}ために、魂の枯渇は死活問題となっている。

&bold(){【戦術】}
かつて持っていた強力なサイキック能力を放棄する運命を強制された代わりに肉体的な卓越さを得ており、彼らは速攻戦術に全てを賭けている。
銀河中に張り巡らされた「ウェブウェイ」を利用し、奇襲をかける。相手は何もわけのわからないまま襲われ、
すばやく敵の軍勢を葬り去るのである。

奴らに襲われた地では無慈悲な殺戮の宴が終わると、わずかに生き残った者たちをとらえてコモラフへと連れ去る。
数千年の時をかけて磨かれた拷問術で捕虜は心身共にずたずたに引き裂かれて、殺された際に魂を吸い取られてしまうのだ。

&bold(){【組織の構造】}
デュカーリの軍勢は4つのカテゴリーに分類され、主に陰謀団(カバル)、魔女団(ウィッチカルト)、盟約団(ハモンキュラス・コヴン)に分かれている。
・陰謀団(カバル)
ウェブウェイを利用して略奪を行うデュカーリの主戦力軍勢。「アーコン」と呼ばれるコモラフの貴族によって軍が率いられ、<物質世界>の惑星に襲撃や略奪を行う。
組織内では常に成り上がりを狙う「カバライト・ウォーリア」や、他の組織(魔女団、インキュバス等)からの傭兵などで構成されており、メンバー同士でも対立や抗争が絶えない。
皆、最も権力を渇望し、最も他者の苦痛に飢えている。各構成員は、戦闘の傷跡にまみれた上かみコモラフの無数の広間で恐るべき名声をあげることを望み、傭兵戦士としての自らの力を証明しようとするだろう。
また彼らの中でも特に無慈悲で残虐非道であると認められた者は、所属カバル内においてより高い地位を得やすくなる。

・魔女団(ウィッチカルト)
女性のデュカーリで構成されている狂信的な戦闘軍団。男性は少ない。コモラフに専用の闘技場を持っている。
コモラフの各ウィッチ・カルトは、その資金提供源である各カバルに次ぐ影響力を持つ。
妖艶な姿とは裏腹に残虐な近接戦闘を得意とし、取り回しのよい鞭、伸張や展開が可能な武器、敵の自由を奪う投網、二つに分割できる武器などなど、彼女らは数々の風変わりなウォーギアを使いこなす。
ウィッチたちは皆、自らの容姿に大きなプライドを持つ。戦場に赴くウィッチたちは、まるでこれから恋人に逢いに行くかのように極限まで着飾る。
何故ならば、あらゆる戦闘は彼女たちにとって、自らの芸術的戦闘能力を披露するためのまたとない機会だからだからだ。

・盟約団(ハモンキュラス・コヴン)
コモラフの闇深くに住む、狂気の肉体改造師「ハモンキュラス」の組織。いわゆるマッドドクターややぶ医者よりもヤバイ医者の集まりである。
彼らは高度な肉体再生技術を有しており、コモラフ社会の存続においてもはや不可欠な組織である一方、恐怖と疑惑の象徴としても君臨し続けている。
もし、この“苦痛の支配者”たちの怒りを買ったならば、行き着く先は死体処理場であることを、コモラフの住人たちは十分理解しているのだ。
ハモンキュラスの専門分野は肉体の改造と形態変化であり、被験者の新鮮な体組織に爪を突き立てることこそが、彼らの無上の喜びである。
ハモンキュラスに人体改造を依頼するクライアントたちは、嬉々として肩から棘とげのような羽を生やしたり、顔を蛇のような鱗うろこで覆おおったり、ヴィリディアン・レイススパイダーの青緑色の眼を自らの眼がん窩かに移植したりするだろう。

・インキュバス
インキュバスは、修道士めいた戦士の一団。彼らは修業を重ねて自らの剣術を究めるために戦い続ける。
他のデュカーリと異なり、インキュバスたちは極めて厳格で統制の取れた生活を送っており、傭兵として戦う準備を常に整えている。
一見デュカーリの中でもまともそうだが、真の目的は「可能な限りの殺戮」及び「自らの殺人剣技の完成」といったおぞましき目的を持つ。
}

***ハーレクイン
&image(WH40K_HQ01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6743/WH40K_HQ01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)


&bold(){【概要】}
アエルダリ族の一派だが、方舟勢力やデュカーリ勢力とは距離を置いている奇妙な勢力。ピエロや道化師のような派手なかっこをしている。

〈失墜〉の際、〈網辻〉に逃れその身を守った&bold(){〈笑う神〉「セゴラック」の信仰者}。身軽な戦士でもあり、演技者でもあり、戦場という名の舞台で華麗な戦う。
〈網辻〉を使い、アエルダリの方舟やデュカーリの仄暗き都「コモラフ」を旅しては、神々の物語を再演する催しを行う。
彼らのかぶっている面は、それぞれの演じる神を象ったものだ。一座(トルゥプ)はまた、神による導きで、戦いにも加わる。

そして、彼らに関する情報や組織の形態などは謎に包まれており、詳しく知る者は少ない。彼らは&bold(){エルダーであるかすらわからないのだから。}

&bold(){【戦術】}
機敏で敏捷なハーレクィンは、驚異的なスピードで絹をなびかせて舞うがごとく動き回る。
撹乱戦法を得意とし、視覚的な妨害で目くらましを行いながら素早い身のこなしで戦う。
ただの派手な格好ではない「ホロ・スーツ」で敵の目を欺き、手持ちの刃で敵を美しく切り裂くのだ。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
少数精鋭でHQが居なくてもアーミーが組める。アエルダリ、デュカーリともアーミー混成が可能。
ただし、兵種が少なく複合デタッチメントが不可能なので扱いにくい。
後、ペイントが非常に凝ってる&s(){めんどくさい}ので塗装に時間がかかる。
#clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「ハーレクイン」(codex:Harlequins) 表紙イラストより}}

***ティラニッド

&sizex(4){&bold(){&font(#9900ff){喰らえ。全ての命を。}}}

&image(WH40K_TN01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6744/WH40K_TN01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)

&bold(){【概要】}
外銀河より襲来した宇宙害獣。&bold(){すべての生命体を喰らい尽くすことが目的}の銀河イナゴ集団。「ハイブマインド」(集合意識体)と呼ばれる全体を統括する知性のもと、銀河への侵略を続けている。
個体に意識や感情が存在せず、ハイブマインドの命に従って行動する。さながらアリかハチのような社会構造を築いている。 
他生物の遺伝子を取り込み進化し続けるため、細菌兵器などを用いてもすぐに免疫をつけられてしまい効果は薄い。
他のSF作品で言えば[[マブラヴ オルタネイティヴ]]の「[[BETA>BETA(マブラヴ)]]」、[[トップをねらえ!]]の「宇宙怪獣」、[[エイリアン]]シリーズの「ゼノモーフ」を足して三で割ったものと思ってもらえればよいだろう。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
とにかく数が多いことを嫌と言うほど教えられる。しかも精鋭でそろえることもできる。汎用性が高いが射程が短めな近距離型。
ただし、「&bold(){シナプスクリーチャー}」と呼ばれる指揮官ユニットから遠く離れてしまうと、 
本能に支配されて統制を失ってしまうため、シナプスクリーチャーの配置と生存がゲームの鍵を握る。 
初心者にもおすすめのアーミー。

#clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「ティラニッド」(codex:Tyranids) 表紙イラストより}}

#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【戦術】}
ティラニッドの軍勢は、「&bold(){バイオシップ}」(生体艦)と呼ばれる数百万隻もの生体宇宙船と、バイオシップの宇宙艦艇である「&bold(){ハイブフリート}」(集合艦隊)から構成されている。それぞれの生体艦の内部には、個体生産器官である培養房が存在し、
無数のティラニッド個体を産み出している。産みだされた全個体は生体艦のためだけに存在し、また、それぞれの生体艦は集合艦隊という恐るべき超有機的組織体の一部としてのみ存在する。
ティラニッドの宇宙船から兵器、弾薬に至るまで、全てがティラニッドの一種であり、生きた生物なのだ。

たとえ死んだとしても、その個体を構成する有機物は侵略した惑星の生体資源とともに生体艦に回収され、そこで溶かされて有機物のスープとなり、新たなティラニッド個体を産み出す原料となる。
生まれたばかりの個体群は直ちに集合意識体に従い、新たな接触プロセスを開始するのだ。
ティラニッドが去った後に残されるのは、完全に不毛な惑星、ぺんぺん草すら生えない生命も空気も全く存在しない丸い岩塊のみである。

説得や懐柔は不可能。&bold(){ &color(#ff0000){助かりたければ、徹底的に殺し、滅ぼす以外にその術はない。}} 
}

***ジーンスティーラー・カルト

&sizex(4){&bold(){&font(#6fa8dc){「真の神のため、我らは何世代にも亘り”純血”を護ってきた!」}}}

&image(WH40k_GC01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6745/WH40k_GC01.jpg,width=390,height=219,left,float,blank)

&bold(){【概要】}
ティラニッドに寄生された亜人「ジーンスティーラー」のカルト集団。ティラニッドの先兵として、&bold(){寄生された人間に惑星を乗っ取らせる}。

彼らは人類含む知的生命体(以下:犠牲種)の領域の隠れた場所で神であるティラニッドを崇め、自分の配下を何十年という年月をかけて着実に増やしてゆき、密かに信者や寄生者を増やしていく。
ティラニッドの集合艦隊(ハイブフリート)が近づいてきたときに一斉にの惑星の乗っ取りを開始する。
なお、ジーンスティーラーカルトは複数の宗派が存在し、違った特徴を持つ。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
白兵戦が強めで、隠蔽能力を持つ。ティラニッドの性質を引き継いでおり、ティラニッドと同盟を組める。
ティラニッドと異なり、ビークルや兵器を使用することが可能。
更に驚くべきことに別勢力のインペリアルガード(裏切りという扱い)とも同盟が組める。奇抜なルール故に上級者向け。
#clear

#right(){&sizex(1){画像出典:ゲーム「Battlefleet Gothic: Armada 2」より}}

#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【ジーンズティーラーの寄生、増殖プロセス】}
増殖する前の最初のジーンズティーラーは「ピュアストレイン」(純系)と呼ばれ、ハイブフリートから生まれて知的生命体の住むターゲットとなる惑星に降り立つ。
ひとたび人口密集地の周辺に隠れ家となる場所を見つけ出すと、恐ろしき邪神を迎えるための最初の一歩が始まる。
数百を超える市民がこの怪物によって誘拐され、ジーンズティーラーの接吻によって寄生生物を埋め込む。
その犠牲者の体内に舌を挿入する事で、舌の根元にある器官から小さな胚性生物を注入し体内に寄生させる事が出来、その下僕と化すだろう。なお、犠牲者の性別は関係ない。

寄生された宿主(コンタギー)の外見には青痣や薄藤色の斑点が生じる以外は大きな変化はないが、その遺伝子は胚性生物によりジーンスティーラー遺伝子に汚染される。
そして宿主は精神にも変調をきたし、やがてジーンスティラーを増殖させるための奴隷と化す。
遺伝子汚染を引き起こしたジーンスティラーが生き残っているなら「パトリアーク」と呼ばれる固体になり精神波で宿主を支配する。
「バトリアーク」すなわちこの教団の開祖となるジーンスティーラーは宿主にとって、外銀河から降臨された慈悲深き救世主とみなすようになる。

なお、ジーンスティーラーの寄生体は人間の他にもオルクやアエルダリ等の異種族にも寄生するが、被害例は少ない。
何故なら妊娠周期が長かったり、寄生がうまくいかない場合が多いからである。
そのため、ジーンスティーラーが一番寄生しやすく繁殖しやすいのは、妊娠周期が短い「人間」が一番なので、帝国での被害率が高い。

&bold(){【世代】}
呪われたの血統は世代を重ねていくうちに、犠牲種に擬態しばれにくくなり&bold(){寄生した人間の子供や孫にも汚染された遺伝子が引き継がれる。}

各世代には役割や特徴を持っている。
・&bold(){第1世代(メイリグナチ)}
ハイブリッドの1世代目は誰から見てもわかる異形の怪物で爪と6本の腕を持つ化け物になっている。
おおむね愚鈍で不器用な個体であり武器の使用も不得手であり、戦闘においては使い捨ての突撃要員になる。
身体は球根状の頭部で、皮膚は紫色の色合いを帯びている。この時点では知能を持たないただの獣である。
・&bold(){第2世代(ハイブリッド)}
前の世代と同様怪物の形を持っているが、犠牲種の社会や言葉を理解するぐらいの知能を持っている。
前世代に見た目は近いが、より賢く専門的なスキルが必要な行動を行う事が可能。
・&bold(){第3世代(トゥルー・ハイブリッド)}
この世代から犠牲種の形に近く、知能も高い。この世代から人間社会に溶け込んでいってる。しかし、個体によっては複数の腕や、爪を持っていることもあり、ばれないように隠している。
多肢でありながらも人間と同じ武装を使いこなす事も可能。
・&bold(){第4世代(プリマーシ)}
最終段階の第4世代は頭髪が生えない以外殆ど犠牲種と見分けがつかない。普段は勤勉でまじめな臣民にしか見えないが、裏では布教活動を行っている。&s(){ (´・ω・`) また神(髪)の話してる・・・}
アストラ・ミリタルムに一般兵として参加していることが多く、しばしば潜入工作員として用いられる。
また第四世代はサイカーが生まれる事が多く、その中の優秀な者は「メイガス」となって「パトリアーク」の副官となる。

第4世代以降が犠牲種と交配した場合は、遺伝子は隔世遺伝的な先祖帰りを起こす。
つまり、第1世代前の「ピュアストレイン」(純系)が生まれる。ここで生まれた「ピュアストレイン」はハイブフリートと産まれる個体と全く同じ生物である。

&bold(){【戦術】}
通常は一般人として身バレしないように生活を送っているので気づかれにくい。しかし、真の神が近づいてきたときにその本性を現す。
ティラニッドの生体艦隊が侵略してきたときに一斉に信者が蜂起を行い、神である&bold(){&color(#ff0000){ティラニッドに惑星を捧げるための乗っ取りを行うのだ。}}
信者はティラニッドが扱えない兵器やビークルを駆使して戦う。世代を重ねて信者の中にはサイカーからティラニッドのように爪や牙で戦うものまでいる。
ジーンズティーラーの軍は「ブロッドロード」と呼ばれる個体が、精神波によるテレパシーで個体群を統率している。
そして味方がほとんど壊滅した状態になった惑星はハイブフリートの侵略が成功すると、ジーンスティーラー・カルト達は最終的に溶解プールに飛び込み、そのハイブフリートに吸収される。つまり、神と一体化するのだ。
実際はいけにえに過ぎないが、彼らにとってはこれが大いなる目標であり、救いなのである。
}

***タウ・エンパイア

&sizex(4){&bold(){&font(#6fa8dc){「大善大同がために!!」}}}

&image(https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6711/WH40K_Tau01.jpg,width=390,height=219,left,float,blank)

&bold(){現指導者:導師アウン=ヴァ}
&bold(){【概要】}
銀河東方にあるイースタン・フリンジ(東方辺境宙域)で新しく勃興してきた異種族勢力。非常に優れたテクノロジーを有しており、戦場では&bold(){バトルスーツ}という戦闘用ロボットを多用する。
銀河全域に〈&bold(){大善大同}〉(グレーター・グッズ)の思想を広めようとしており、野心的かつ目的達成のためなら一致団結する。そのため、タウ族に協力する少数の異種族も共に戦闘に参加を行うこともある。
青白い肌を持っており、&color(#ff0000){&bold(){筋力は人類よりも低い}}のが特徴。主戦力となっているバトルスーツで弱い筋力を補っている。
タウの社会は地(農耕・労働・技術者)水(商人・外交官)火(戦士)風(宇宙軍)と霊(指導者)というカーストに分かれており、
ゲームで戦うのは主に火のカーストである「ファイアウォーリア」。

&bold(){【ゲーム上の特徴】}
基本戦術は徹底的に射撃戦や機動戦に持ち込めばかなり強い。その代わり近接はかなり弱い。更にサイカーがいないのでサイキックに対抗できない。
同盟関係にある異種族のユニットで弱点をある程度は補える。

#clear
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「タウエンパイア」(T'au Empire)8版 P40,P41 イラストより}}


#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【戦術】}
高機動なバトルスーツの部隊を主戦力とし、&bold(){射撃戦で長い射程と高い火力で相手を押さえ込む}のが主な戦い方。
タウ族は下手をすれば&bold(){帝国以上の技術力も持っており}、バトルスーツや高度なAI、ステルスフィールド・ジェネレーターやドローンなどを活用する。
一方タウ族の筋力は人間よりも劣るので、近接戦で強い要素がない。タウ族に協力する異種族を同盟に加えればある程度は接近戦も補える。

&bold(){【小ネタ】}
ちなみにバトルスーツの元ネタは、80年代の[[リアルロボット]]系アニメだったりする。
デザインも帝国製のロボットとは違ってタウ製のバトルスーツのデザインは日本のロボットアニメのような意匠やシルエットが特徴
その証として、一度「[[ロボテック]](海外版[[超時空要塞マクロス]])」の権利を持っている[[タツノコプロ]]に、
&bold(){バトルスーツとバトロイドのデザインが似ている}と一回訴えられた事がある&s(){お墨付き}。
}

&bold(){【主要キャラクター】}
#openclose(show=クリックで詳細を参照){
&sizex(5){&bold(){「コマンダー・ファーサイト」}}
赤いバトルスーツを駆るタウの伝説の司令官。本名は「オ=ショウヴァー」。
彼はタウの元最高司令官で、今は独自勢力「ファーサイトエンクレイヴ」(先見者の包領)を率いてタウエンパイアとは別の勢力として独自で戦っている。
タウ族としては珍しい魔剣を片手に取った近接戦闘と、最大火力を敵の弱点に一気にぶつけて撃滅する「モント=カ」の戦法を得意とする。

魔剣<暁の刃>(ドーン・ブレイド)を携えており、魔剣の力によって種族の寿命をはるかに超える300年を生きながらえている。

「ファイアウォーリア」に所属していた時は「コマンダーピュアタイド」(清流たる司令)の元で戦術を学び、タウの軍略を完成させる。
その後は多くの敵を撃墜したエースパイロットとして伝説的な活躍を見せると同時に、司令官としても多大なる功績を挙げる。
しかし、ある日を境に「大善大同」の教えから離反し、タウエンパイアから姿を消す。
タウエンパイアから去った後は元仲間たちを集めた独自の勢力「ファーサイトエンクレイヴ」と「八勇傑」(ジ・エイト)を結成して自治領で戦い続ける。

今現在ではファーサイトはタウ帝国を裏切った独立勢力としてみなされており、彼に関する公式記録は書き換えられている。
そのため、民衆の一部や彼の故郷では伝説の存在として語り継がれている。
「ファイアウォーリア」と現最高司令官「コマンダー・シャドウ=サン」は距離を取り、己の理想を実現するために戦い続けている。

&sizex(5){&bold(){「コマンダー・シャドウ=サン」}}
#center(){&image(WH40K_Tau_C02.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6705/WH40K_Tau_C02.jpg,blank,width=220,height=305)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「タウエンパイア」(T'au Empire)8版 P43 イラストより}}


タウの現最高司令官の女戦士。本名は「オ=シャセラ」。浸透戦術と一撃離脱戦法を得意とする。
装着型の試作バトルスーツ「XV22 ステルスバトルスーツ」を装備し、両腕に装備した「フュージョンブラスター」と「MV52 シールドドローン」を駆使して戦う。

「コマンダー・ファーサイト」同様、「コマンダーピュアタイド」の元愛弟子の一人で、400年ほど前に「ファーサイト」と共に己の力を競い合うライバル関係を築いていた。
師匠の逝去後は学んだ教えを未来に伝えるためにステイシス装置で長きにわたる眠りにつく。

その後は予定よりも早くに目覚めた彼女は戦士としてと同時に、司令官としても大きな活躍を見せる。
そして同時期に、最高司令官のファーサイトが行方不明となってしまい、彼に代わって最高司令官の座に就く。
最高司令官就任時には全軍を前に、兄弟子である「ファーサイト」の彫像をフュージョンブラスターで撃ち抜き、彼との決別を大々的に宣言した。

今では元ライバルであり、決別した「ファーサイト」を気にしつつも大善大同の理想をかなえる為に戦う。
}

#center(){&image(WH40K_Tau02.png,blank)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K 「コデックス:タウエンパイア第8版」(codex:T'au Empire) P68,P69 イラストより}}

***ネクロン
&image(WH40K_NR01.jpg,https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/24514/6746/WH40K_NR01.jpg,width=192,height=288,left,float,blank)
&bold(){【概要】}
6400万年以上前の超古代に栄えていたアンドロイド異種族。見た目は金属製ガイコツで&bold(){生ける金属(リヴィングメタル)}を肉体としている。
完全に体を破壊されないかぎり、&bold(){再生能力で復活することが可能。}

ネクロン文明は&bold(){複数の王朝}を持ち、独自の文化と行動規範を持つ。また、王朝同士は一枚岩ではなく、内戦も起こることもある。
司令官である&bold(){旧王族の者達のみが自我を持ち、}言葉を話してコミュニケーションを互いにとれる「特権」を独占する。
一方で下級兵士は少ししか意思を持たず司令官の命令に諾々としたがう、文字通り&bold(){ロボット同然の存在}となっている。
&bold(){【ゲーム上の特徴】}
倒されても再生する能力を有する。全体的な能力から射撃に向いた勢力といえる。
代わりにスペースマリーン並みに高いコストと、白兵戦が苦手な能力、&color(#ff0000){&bold(){一定数が倒されると自動的に敗北する}}ルールがネックとなる。
#clear

#right(){&sizex(1){画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「ネクロン」(codex:Necrons)5版 表紙イラストより}}

#openclose(show=クリックで詳細参照){
&bold(){【種族の歴史】}
かつてネクロン族は「&bold(){ネクロンティール}」と呼ばれる生身の体の種族で、銀河全体にその版図を広げていた。
ネクロンティールは〈沈黙の王〉「スザーレクフ」を筆頭とする3つの大王朝の「ファエロン」によって運営される最高決定機関「トライアーク」が下位の王朝を支配する王朝連邦体制を取っていた。
しかし、彼らの版図がより広大なものになるにつれ、彼らの強さを支えていた連邦は崩れ、内乱が勃発する。
〈沈黙の王〉「スザーレクフ」と「トライアーク」は諸王朝間の連帯を取り戻すには外部の敵と戦うしか無いという認識に至る。
そして始まったのが「&bold(){旧き者}」(オールド・ワン)と呼ばれる文明との戦争、「&bold(){天界の戦争}」(ウォー・イン・ヘブン )であった。
〈旧き者〉との戦争に勝ち目が無いと悟ったネクロンティールは、星界の神「&bold(){ク=タン}」と契りを交わし、生けし金属「リヴィングメタル」で出来た不死の体へと魂を生体転移し、現在の「ネクロン」族へと姿を変えた。
しかし、その代償としてかつてのネクロンティール族の肉体は全てク=タンに貪り食われ、一部の強い意思を持つ者を除き自我を失った。
そして後に〈旧き者〉との戦いに勝利した直後、ネクロンの諸王朝を統べる者「&bold(){〈沈黙の王〉「スザーレクフ」}」が中心となって反逆。ク・タン達を数千の破片へと砕き、欠片は四次元立方体へと封印された。
その破片は&bold(){(ク=タン・シャード})と呼ばれ、ネクロン族によってク=タンは完全にコントロール、隷属させられたのだ。

ク=タンを隷属させたが、その影響で前よりも戦力が大幅に減ってしまった。そして同時期に急速な勢力拡大を続ける古代アエルダリ文明には敵わない判断したネクロン族は、
アエルダリが自然に滅びるまで&bold(){墳墓惑星(トゥームワールド)で長きにわたる眠りにつく。}

そして予定外ではあったが、41千年紀の戦乱を受けて現代に復活した。この時、〈沈黙の王〉はク=タンによる生体転移の責任のために退任して現在は放浪の身で銀河を渡り歩いているという。
久々に眠りから覚めたネクロンだったがしかし、いくつかの王朝のネクロン族は休眠からの覚醒時にエラーなどの問題を抱えていた。本来の性格や理性も目覚める前よりも悪化しており、時折不合理な判断を下すこともあった。


彼らの諸王朝はいくつも問題を抱えつつも、野蛮な異種族によって荒廃した銀河の様子を見て再び銀河を平定することを目論んでいる。
&bold(){【ネクロンの社会階級】}
各王朝は「ファエロン」と呼ばれる王をピラミッドの頂点とし、完全服従な法によって統治される。
法も統治者にとって都合の良いものであり、宗教もまた都合よく解釈される。
ネクロンの軍および社会は以下の階級で構成されている。
・&bold(){「ファエロン」}
王若しくは摂政で社会機構における政戦両面の最高の権威を持つ。
・&bold(){「ネメソール」}
ネクロン軍の大将軍。戦闘における最高現場指揮官。
・&bold(){「ヴァルガード」}
ネクロン軍の将軍及び近衛。ネメソールを補佐する護衛や参謀格。
・&bold(){「イモータル」}
一般兵でロボット同然の奴隷階級。必要最低限の思考能力さえ備わっておらず、
自ら戦況を判断し行動する事が出来ないため、プロトコルによる統率を必要とする。
殆どの者がわずかながら意思を持っているが、個人名など存在しない。
&bold(){【血肉の身体への帰還願望】}
ネクロン族は確かに再生する肉体と丈夫でかつ合理的な身体を得たアンドロイド種族だ。過酷な宇宙や戦争を行く抜くための余計な生殖機能もほとんど無いのだ。
しかし、彼らにはまだ人間の心が残っており血肉ある身体へと戻りたい願望が残っている。
ファエロンをはじめとする上級階級からイモータルはじめとした下級階級までその願望は階級などは関係ない。
彼らはかつての血肉通った人型種族であることを忘れないために人型の形状を保ち、傷つけずに堕落させたくない。
一部ではデストロイヤーなどの身体の形を変える者もいるが、人型からかけ離れた姿になるのはネクロン基準からみても狂人の部類としてみられる。
&bold(){【戦術】}
古代の超文明と言うことで、サイキック、ガウスウェポン(磁気兵器)、昆虫モチーフの大型兵器、ピラミッド型飛行機を始めとした奇妙な特徴を持つ武装や戦術が多い。
また、ほとんどのネクロン族には高度な自己再生能力が備わっている。そのかわりに動きは鈍め。
&bold(){【小ネタ】}
ネクロン族の設定は6版頃から大きく変わっており、5版までは星界の神々「ク・タン」に現代でも支配されて戦う種族だった。
そのため、王朝設定や個々の上位ネクロンが意思を持つ設定などは後から変更されて追加されたものとなっている。

}

&bold(){【主要キャラクター】}
#openclose(show=クリックで詳細を参照){
&sizex(5){&bold(){「スザーレクフ」}}
「沈黙の王」の称号を持つ元ネクロン族の王。元々は「ファエロン」よりも地位の高い全ネクロン族の王として君臨し、
生身の身体であった「ネクロンティール」の時代から種族や諸王朝を導いてきた。
諸王朝の問題解決のため「旧き者」に戦争を仕掛けたり、「ク=タン」と契約を交わして「生体転移」を行わせたりといろいろやらかしているが、
「旧き者」との再戦や「ク=タン」への反逆を起こすなど、功罪共に背負っている指導者であり、英雄もある。
休眠から目覚めた後、彼は「生体転移」の件での責任を取るためにネクロン族の王の称号を捨て、現在は銀河中を放浪しているという。
今現在、王が居ないネクロン族は再び諸王朝でまとまりや団結が無くなっており、彼の帰還を待ち望む者もいるという・・。

&sizex(5){&bold(){「イモーテク」}}
ソーテク王朝を王朝を治めしファエロンであり、「嵐の王」とも呼ばれている。天才的戦略家であり、数多くの軍勢を破ってきた。
彼の論理的な策略パターンは多岐にわたり、それを打ち破る唯一の方法は自らの思考を放棄するのみである。
しかし、休眠プロセスからの覚醒時の精神エラーが酷く、生前の自尊心の強さがより強調されるなど性格や精神に異常をきたしている。
覚醒後は、オルクらに対して激しい嫌悪感を抱いている。イモーテフがどれだけ緻密な戦略を練っても、無秩序な暴徒の如きオルクらに対して勝利を収められることは極めて稀だからである。(ある意味思考を捨てたオルクだからこそ負けたのかもしれない・・。)

&sizex(5){&bold(){「トラザイン」}}
ニヒラーク王朝を治めしファエロンであり、「無限なる者」の通り名を持つ。銀河系最高の歴史を知る歴史マニアでもある。
彼は古美術品収集の趣味を持ち、眼鏡にかなうコレクションをゲットする為に他人に乗り移ってしまう事もしばしば。
同好の士と思ったら異種族相手にも熱く語ってしまうお茶目な人でもある。
&s(){是非鑑定団に出演してほしいキャラの一人である。}
}

&bold(){【主な王朝】}
#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){ソーテク王朝}
イースタン・フリンジ(東方辺境宙域)周辺に領土を持っている巨大な王朝。ソーテク王朝が所持している墳墓惑星は80を超える。
数あるネクロン族王朝の中でも代表的な王朝として知られている。また多くの資源を持っており、巨大なソーテク王朝を下支えしている。
嵐の王「イモーテク」によって統治されており、優れた戦術によって一度も敗北がないと言われている。

・&bold(){メフリット王朝}
太陽などの恒星からエネルギーを得ている王朝。現在王朝の指導者がいない。
恒星の破壊を専門とし、星を超新星に変えることができる技術を利用する。

・&bold(){カルノヴォク王朝}
銀河の南東に領土を持つ王朝。かつて休眠前は大きな勢力だったが、
目覚めたと同時に墓がや惑星が荒らされ軍事力が大きく弱体化している。
王朝の各領土は様々な君主によって統治されており、国家元首にあたるリーダーが居ない。

・&bold(){ネフレク王朝}
銀河の東側の中心部に近い部分に領土を持つ王朝。貴金属などの資源が豊富で、高い機動性を持つ部隊を持つ。
休眠前は複数の恒星に囲まれた星々で暮らしていたため、死後は純粋な光に戻ることに価値を見出している。
そのため、ネフレク王朝出身のネクロンは、体の色が金色になっている。

・&bold(){ソクト王朝}
放射線の強い星域に領土を持つ王朝。強力な放射線を利用した兵器を所有する。
機械の体を持つ彼らにとっては放射線は大きな武器となり、肉体を持つ種族にとっては大きな脅威となる。

・&bold(){ノヴォーク王朝}
血の気の多い近接戦闘が得意な王朝。ノヴォークの戦士は敵の血を自らの顔や腕に塗りたくる文化を持つ。
生身の「ネクロンティール」として生きていた時代における戦闘の儀式の影響で近接戦闘に異常な執着を見せる。

・&bold(){オグドベク王朝}
科学技術の進んだ王朝。休眠時に入念な準備を行ったため、休眠からの覚醒時に発生するエラーが他王朝に比べたら少なめですんでいる。
元々休眠前はマイナーな小規模勢力の王朝であったが、覚醒後は所持していた兵器も無傷で動作するものが多く、
今では数多くの兵器による巨大な軍事力で勢力を伸ばしている。

・&bold(){ニヒラーク王朝}
孤立主義を貫く王朝。かつては様々な文明から略奪した富で作り上げた王国を作り上げ、
自らの財産を守るための強力な軍事力を持っていた。それ故に猜疑心が強く、軍も防御力に優れている。
王朝の君主である無限なる者「トラザイン」は、銀河中から様々な物資を集めているコレクターであり、
宝物庫には貴重なコレクションが収蔵されている。コレクションの中には生身の異端審問官からパワーアーマーまで多種多彩。

・&bold(){ネクジスト王朝}
恐ろしき冷笑を浮かべる冷酷なる王朝。他の王朝と違い、自らの目的のためなら手段を択ばない卑劣さを持つ。
他の諸王朝からは野蛮で最も信用できない王朝として悪名高い。
}
#areaedit(end)

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}

**&sizex(5)&bold(){渾沌(ケイオス)}&anchor(chaos)
#areaedit()
&sizex(4){&bold(){&font(#cc0000){「ああ、見よ。貪欲なる悪魔たちが、巨大な軍勢となって進むさまを!天は魔焔 ( まえん ) に焼かれ、荒廃した街を血の川が次々と押し流すであろう。神々の兵団は、行く手に立ちふさがる敵すべてを殺し、壊し、犠牲者たちの魂をむさぼり喰らいながら進みゆくのだ。」}}}

&bold(){【概要】}
異次元の悪魔。渾沌の禍つ神々である暗黒の四大神を中心とし、&bold(){〈歪み〉}より現実世界に侵攻してはその世界の法則をゆがめ、いずれは世界を渾沌世界に変異させようとしている。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>ケイオス(ウォーハンマーシリーズ)]]

***ケイオススペースマリーン(ヘレティック・アスタルテス)

&sizex(4){&bold(){&font(#cc0000){「汝、破壊がために破壊し、殺戮がために殺戮せよ」}}

&bold(){【概要】}
人類を裏切り、渾沌に信仰を捧げたスペースマリーン。人類最高の技術と渾沌の魔術が融合した恐るべき敵手。

[[ページ分割のため、詳しくはこちらを参照。>ケイオス(ウォーハンマーシリーズ)#id_aa70e55b]]
#areaedit(end)

&sizex(4){&bold(){「裏切りに対して為すべきことは復讐のみ。」}}

***その他異種族、亜人種
他にも設定上のみの種族や、少数民族など巨大な勢力ではない異種族が数多く存在する。

・&bold(){スカット族}
小さい背丈を持つ宇宙ドワーフ。アブヒューマン(亜人種)の一種で、「スペースドワーフ」とも呼ばれる。
かつては〈技術の時代〉には普通の人間としてた天の川銀河の中央で植民惑星を開拓していたが、〈不和の時代〉の〈歪みの嵐〉の影響によって人類と断絶してしまう。
断絶されたスカット族の祖先は惑星環境に適用できるように変化し、背の低い今の姿となった。
〈大征戦〉のさなか帝国に再発見された際に帝国に加わり、帝国臣民として忠誠を尽くしてきた。
小柄ながらも「アストラ・ミリタルム」にも参加するほどの勇敢さを持つ。
しかし、今では「ティラニッドに種族が滅ぼされ消滅した」という噂があり、実際にどうなったのかは今でも明言されていない。
広い銀河に少ない数のスカット族が残っているという。
&bold(){【ゲーム上の特徴】}
実は昔、ミニチュアも大量にリリースされてスカット族専用のルールも用意されていたが、版を重ねていくうちに無かった事扱いにされた・・。
今ではForgeWorldのネット通販限定品で少数販売されているのみだったが、ネクロムンダの「バウンティーハンター」として復活していたりともしかしたら復活するかもしれない・・。

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}
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*書籍
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ウォーハンマー40000は多くの関連書籍もリリースされている。月間の専門誌から小説、[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]のゲームブックから解説書など様々。
今回は日本語で読めるおすすめの書籍を紹介しよう。

#openclose(show=クリックで参照){
&bold(){・ホビージャパン エクストラ 2018 Spring}
模型ファンにはお馴染みの雑誌「ホビージャパン」の「ウォーハンマーシリーズ」特集ムック。
ウォーハンマーシリーズの概要からミニチュアゲームの紹介、世界観の解説、ミニチュアモデルの作り方まで初心者プレイヤーにお勧めの一冊。
付録として「ウォーハンマー エイジ・オヴ・シグマー」に登場する「ストームキャスト・エターナル リベレイター」のミニチュアも付いてくる。

&bold(){・ブラッド・ライトー聖血の儀式ー―WARHAMMER 40,000}
シリーズ初のウォーハンマー40000ノベルの邦訳第一弾。スペースマリーン戦団の一つ「ブラッドエンジェル」戦団の第一中隊長「ドナート」の活躍を描く小説。
「ブラッドエンジェル」戦団を苦しめている遺伝子欠陥である<傷>や<紅き飢え>等の精神疾患と向き合う苦悩や葛藤も描く。
ゲームズワークショップの出版部門である「ブラックライブラリ」から出ている英語版の小説を元に完全日本語化されている。
ウォーハンマー40000を物語として楽しむのにうってつけな一冊。

&bold(){・月刊ホワイトドワーフ}
ゲームズワークショップが出版しているウォーハンマー専門月刊誌。1977年からイギリスで刊行され、40年以上の歴史を持つ。
新商品の紹介やミニチュアゲームのレポート、ペイントとキッドの作例、ミニチュアゲームの追加ルールであるゲームサプリメントの紹介などが掲載されている。

最近は日本語版も出ており、ウォーハンマーの世界を気軽に楽しめるようになっている。
普通の書店やネットの書店では販売されておらず、「ウォーハンマーストア」を始めとしたミニチュアゲームの専門店でしか手に入らないので注意。

&bold(){・月刊ホビージャパン}
日本のモデラーにとってはお馴染みのホビー月刊誌。2017年7月号から「AMAZING WARHAMMER」の名称で、
「ウォーハンマー」のレギュラー特集が組まれている。有名なモデラーによる作例もあるのでホビーファン必見。
}
#areaedit(end)
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*デジタルゲーム
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本作はSF作品としても人気が高く、デジタルゲームも多くリリースされている。原作ファンはもちろんのこと、
ミニチュアゲームに手を出すのが難しいライトユーザーでも十分に楽しめるようになっている。
今回はその中でも日本語で遊べるお勧めのデジタルゲームを紹介しよう。

#openclose(show=クリックで参照){
・&bold(){ウォーハンマー 40, 000:Inquisitor - Martyr}
プレイヤーは異端審問官となり、渾沌の軍勢と戦っていく。[[ディアブロ]]ライクなハックアンドスラッシュのARPGで、
ランダム生成されたダンジョンを最大4人で潜ることができる。
プレイにはオンライン接続必須でNeocore Accountの登録が必要となる。PS4版のマルチプレイを遊ぶにはPlayStationPlusが必須。

・&bold(){ウォーハンマー40, 000:スペースマリーン}
ウルトラマリーン戦団のスペースマリーンである「タイタス中隊長」を操って工業惑星「グライア」をオルクの手から救い出すアクションシューティング。

ウォーハンマーを知らない人にも世界観がわかりやすく、ゲーム性もとっつきやすいのでオススメ。
ゲームジャンルはTPSだがこの手のシューターにしては珍しく、近接攻撃のアクションも凝っており文字通りの無双プレイも可能。
フューリー状態(無双シリーズでいう無双覚醒)を駆使すれば一発逆転の大攻勢を仕掛けることもでき、近接戦だけでも戦うこともできる。

お馴染みの武器も用意されておりチェーンソードやボルトガンはもちろん、パワーアックスやサンダーハンマーなど射撃、白兵の武器が豊富。

プレイヤーがダメージを受け回復したい場合は、敵をスタンさせて処刑することで回復できるという非常に珍しいシステムを持っている。
PS3版、XBOX360版は日本語化されている。PC版もユーザー作成の日本語化パッチを使用すれば日本語でプレイ可能。(デフォは英語)

ウォーハンマーファンのみならず、ウォーハンマーを初めて知る初心者の方にもピッタリな肉密度40,000%の良作。

・&bold(){Warhammer 40,000: Freeblade}
帝国が誇る巨大ロボ「インペリアルナイト」を操作するF2Pのレールシューター。
プレイヤーはインペリアルナイトを駆る「フリーブレイド」(流浪の騎士)の貴人となってダークエンジェル戦団とともに過酷な戦いに身を投じる。
タッチパネルで簡単に狙いを定めて射撃でき、1つのステージも数分で終わるのでお手軽。
課金要素もあるが、課金で手に入る硬貨はゲーム内でもイベント参加で手に入るので、無課金でもマイペースで遊べる。
お気に入りのカスタマイズを施した世界でたった一つのナイトを作り上げ、暗黒の遠未来を戦い抜こう。

・&bold(){The Horus Heresy: Drop Assault}
「ホルスヘレシー」(The Horus Heresy)を題材にした村ゲー要素とタワーディフェンス要素があるF2PのRTS。
皇帝側のロイヤリストとホルス側のトレイターレギオンのどちらかの勢力を選びスペースマリーン兵団を率いる。
強力なプライマーク(総主長)を呼び出したり、ドレッドノートや各種戦車などの兵器、さらには巨大なタイタンまで呼び出すことができる。

・&bold(){Warhammer 40,000: Space Wolf}
タイトル通りスペースマリーン戦団の一つである「スペースウルフ」戦団が主役のターン制シミュレーション。
ヴァルガード・トワイススレイン率いるラスの仔ら、スペースウルフ戦団の指揮を取り、「ワードベアラー」兵団に立ち向かう。
移動や攻撃といった行動をカードによって行う珍しいシステムを採用。(メタルギアアシッドのような感じ)
PVPモードもあり。

&color(#ff0000){※注意 PC版(Steam版)は買い切りの有料アプリとなっており、android版とiOS版は途中までは無料で遊べる。どちらも完全に遊べるようにするには課金が必須。}

・&bold(){Warhammer 40,000: Dawn of War}
[[セガ>SEGA]]傘下のゲームスタジオ「Relic Entertainment」制作のRTS。数あるウォーハンマー40000のゲームの中でも最高の出来とファンから評されている。Windows版のみ。
ウォーハンマー40000の世界をゲームで忠実に再現しており、ゲーム性やゲームバランスも非常に良い。Game of the Yearも受賞している傑作。

ゲーム性は基本はスタークラフトシリーズやウォークラフトシリーズのようなRTSだが、戦闘要素を重視したゲームデザインとなっている。
プレイヤーは数あるアーミーの中からお気に入りの部隊を選び、施設を立て、戦略を練りながら敵軍をせん滅するために自軍を指揮する。

本作はRTSでありながら、内政が極限まで簡略化されているのが特徴。内政の仕方については覚えることが極端に少なく、
内政の操作量も特に求められないのでRTSに初めて触れるプレーヤーにとっては非常に敷居の低く遊びやすい。

マルチ対戦では原作通りスペースマリーンやインペリアルガード、オルクやアエルダリ、ケイオス等が使用できる。
シングルモードではゲームオリジナルの戦団である「ブラッドレイブン」戦団を指揮して進めるストーリーモードが収録されている。
なお、購入時には英語なので日本語化パッチを当てれば日本語で遊べる。
}
#areaedit(end)
&link_anchor(topcontents){目次に戻る}

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*用語
**あ行
#areaedit(end)
#openclose(show=クリックで参照){
&sizex(4){&bold(){「アーミー」}}
プレイヤーが指揮する軍団の事。数あるアーミーの中から一つを選んでユニットを編成する。

&sizex(4){&bold(){「アイ・オブ・テラー(恐怖の目)」}}
ケイオススペースマリーンの拠点となる宇宙の領域。かつては古代アエルダリの母星を始めとしたアエルダリ族の惑星が数多くがあったが、
種族の<失墜>によって多くの惑星は荒廃してしまった。
更に、スラーネッシュ神の誕生によって大きな歪みの亀裂が生じて現在の禍々しき領域となる。
物質世界と、〈渾沌の領域〉(レルムオブケイオス)の入り混じった空間となっており、空間内は時間さえ狂う。
〈恐怖の目〉の中で数年間過ごしたと思ったら、数十年間いいや、数百年間の時が経ってたなんてこともある。
アイ・オブ・テラーは外界とは隔離された空間であり、出入り口は数少ない。 

現在では<恐怖の目>内の各惑星はケイオススペースマリーンの拠点となっている。
恐怖の目の近くにある帝国領の惑星「ケイディア」周辺は最大の激戦区の一つで、
惑星ケイディアの周辺は渾沌勢力との紛争が今でも絶えない。

&sizex(4){&bold(){「アサルト・スカッド(強襲分隊)」}}
スペースマリーンの役職の一つ。ジャンプパックを駆使して強襲を行う。

&sizex(4){&bold(){「アダマンチウム」}}
帝国で使用される金属の一つ。パワーアーマーの素材の一つとしても使用される。

&sizex(4){&bold(){「アブヒューマン(亜人種)」}}
身体が変異した人類の一種。意図的な遺伝子操作や予期せぬ突然変異によって、
人類と呼びうる遺伝子純度の許容範囲を逸脱してしまった種族のことを指す。

&sizex(4){&bold(){「アポシカリー(医療官)」}}
スペースマリーンの役職の一つ。所謂マリーン版メディック。
医療用のウォーギア「ナーゼシウム」や「リダクター」等を使用して治療を行う。
その他、戦死したマリーンの〈遺伝種子〉(ジーンシード)、すなわち「プロゲノイド線」を回収する役割も持っている。
詳しくは[[スペースマリーン(ウォーハンマー40K)の兵科の項を参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#id_a11694e3]]

&sizex(4){&bold(){「合わせ目消し」}}
ミニチュアのパーツ同士を合わせた部分に出る分割線を削る作成テクニック。
プラモデルの作成を行う上では一般的なテクニックの一つだが、
国内産のプラモデルに比べてウォーハンマーシリーズのミニチュアは&bold(){合わせ目が出ている場合が特に多い。}
特に小さなミニチュアモデルは少しの合わせ目でも目立ちやすいので、見つけたらデザインナイフでそぎ落としていこう。

&sizex(4){&bold(){「ウェブウェイ(網辻)」}}
古代アエルダリが銀河中に作り上げたワープ通路。主にアエルダリとデュカーリが使用している。
小型網辻門や大型網辻門などの装置を使ってワープができる。かつての古代アエルダリの遺跡に網辻門が設置されていることもある。
網辻の中にはデュカーリの拠点である大都市「コモラフ」や多くの知識が眠っている「黒の図書館」が隠されている。

皇帝もかつては網辻を利用したワープゲートを人工的に作り上げようとしていたことがあった。

&sizex(4){&bold(){「ウォーカー」}}
本作ではゲームとしての用語と設定としての用語が存在する。
&bold(){【ゲーム上での用語】}
勢力問わず、2足歩行する乗り物のことを指す。
&bold(){【設定としてでの用語】}
帝国で使用される。小型二足歩行ロボットの通称。作業用機械や兵器など様々な機種が存在する。
主なウォーカーは以下の通り。
・&bold(){センチネル}
インペリアルガードで使用されている二足歩行戦闘車両。戦車では立ち入れない荒れた地形も高速で走破できる。
センチネルのパイロットは他のインペリアルガード兵と違って、自律性が求められる。
・&bold(){ドレッドノート}
サイボーグ化してよみがえったスペースマリーンの精鋭兵。詳しくは下記参照。
・&bold(){ペニテントエンジン}
異端者のサイカーであり罪人の「ペニテント」を懲罰、贖罪させるための贖罪用戦闘歩兵。
特に罪の深いペニテントを十字に機体へ縛り付け、装甲も施さない生身の状態で戦闘を行わせる。
両腕に装備されている「ヘヴィーフレイマー」で敵を焼き尽くす。
機体は縛られたペニテントの背骨には、無数のワイヤーや薬物注入用チューブなどが外科手術的に埋め込まれており、
戦場で敵戦列を切り崩していない時には常に罪人は、激痛と罪の映像が贖罪者たちの脳へと直接送り込まれ、犯した罪の深さを思い知らされるのだ。
正に帝國正教の誇る狂気の鬼畜兵器である。今日も縛られたペニテントは、皇帝陛下に赦しを請う為に贖罪の戦いを続ける。
・&bold(){ネメシスドレッドナイト}
グレイナイト専用のウォーカー兵器。大型のケイオスのグレーターディーモン(上級悪魔)を討伐するために作られた巨大な外骨格。
通常よりも巨大なネメシスフォースウェポン装備し、瞬間移動もできるテレポーターも装備できる。
彼らにとってこの外骨格のパイロットになれることは名誉なことであり、ステータスの一種にもなっている。

&sizex(4){&bold(){「ウォーロード」}}
軍団長の事。
ユニットを編成した場合、HQの中から一人軍団長を選ぶ事になる。
ルールによっては倒されたら&bold(){デメリットが発生する}ので守っておく方が良い。

&sizex(4){&bold(){「ウーンズ(【傷】)」}}
ユニットのHPの事。
日本語ルールブックでは&bold(){【傷】}と呼ばれる。HPは1~20以上と幅広く、これが無くなるとユニットが死亡する。
ウーンズの多い巨大メカや巨大生物を使う時はウーンズトラッカー(ダメージを数えるサプライ)やウーンズダイス(10面ダイス)があると便利。

&sizex(4){&bold(){「エラッタ」}}
正誤表のことを指す。
カードゲームやミニチュアゲームなどのアナログゲームにおいてゲームバランスの修正を行う際に、
エラッタを参照することがある。本作のエラッタは公式サイトから参照できる。
#areaedit(end)
}

**か行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){

&sizex(4){&bold(){「カルト・メカニカム(機械教)」}}
帝国における2大国教の1つ。宗教団体のカルト・メカニカス(機械教団)によって宗教活動が行われている。
骸骨と歯車の印章がトレードマーク。大征戦よりも古い時代に作られ、帝国と同盟を組むという形で存在する。
火星を総本山として&bold(){「万機神」(オムニシア)と機械神の化身(ということになっている)である皇帝を崇拝する。}

[[詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_075124ab]]

&sizex(4){&bold(){「キャラクター」}}
ミニチュアのユニットの中でも特定の名前がついてるユニットの事。スペシャルキャラクター(スぺキャラ)とも呼ばれる。
ストーリー内での重要人物がキャラクターとして扱われる場合が多い。
一般兵に紛れないように派手な格好してる。
基本的に単独でスカッドになり、コストも高めな強力なユニットとして参戦できる。
ただし、自分のアーミに同じスペシャルキャラクターを複数投入することはできない。

&sizex(4){&bold(){「コスト」}}
ユニット毎のコスト。ルールによって&bold(){指定されたコスト以内でアーミーのユニットを編成する。}
パワーとポイントの2種類あり、遊ぶルールで変化する。
最大値は対戦相手と相談して決めたり、大会で指定されているので必ず確認すること。

&sizex(4){&bold(){「コデックス(戦いの聖典)」}}
本作ではゲームとしての用語と設定としての用語が存在する。
&bold(){【ゲーム上での用語】}
アーミーのデータやステータスが載っている書籍でミニチュアゲームを行う上では必須。版が変わるごとに新しいコデックスが出る
自分の使うアーミーに対して1つは必ず必須で、&bold(){自分が遊ぶ版に合わせたものでなければ使用できない。}
(例:第8版のルールでスペースマリーンを使用するなら、スペースマリーンの8版コデックスが必須。7版は使用できない。)

また、細かな世界観、設定の解説やミニチュアのペイント作例などのアーミーに関する解説書としての役割も持っている。
&bold(){【設定としてでの用語】}
ウルトラマリーンの総主長である「ロブート・グィリマン」がホルスの大逆後に書いたスペースマリーン戦団の効率の良い運用や戦団の反逆防止のために作成された軍法書。
正式名称は「コデックス・アスタルテス」。ほとんどの戦団で採用され、今現在でもスペースマリーン戦団の運用に使用されている。[[詳しくはこちらを参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#id_ae0629ea]]

&sizex(4){&bold(){「コモラフ」}}
異次元のワープ通路「ウェブウェイ」(網辻)奥深くにある大都市で、デュカーリの本拠地。
別名、〈仄昏き都〉として恐れられている。
古代アエルダリの文明が崩壊した際、生存者がワープウェイの奥深くに築いた都市が大きくなって現在の大都市となった。
都市は異次元空間の中にウニのような形をしたとげとげしい建造物が無数に浮いている構造となっている。
コモラフは相互次元の迷路の奥深くに隠されており、外部のものが見つけることは不可能だといわれている。

&sizex(4){&bold(){「コンバーション」}}
ミニチュアを改造する事。説明書通りに組むと同じポーズのミニチュアが多くなりやすいので、
各兵士に個性を出す為にビッツを使って改造したりする。

他にもリリースされていないミニチュアを自作で一からスクラッチで作り出したり、
ドアや砲塔に稼働ギミックを仕込んだり、好みの形にミニチュアを改造するなどコンバージョンの種類は多種多彩。
}
#areaedit(end)

**さ行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){

&sizex(4){&bold(){「サイキック」}}
歪みを使った超能力のこと。「サイキック」は「超能力」や「魔術」とも呼ばれている。
魔法の如き攻撃から短距離のテレポート、更には星間の通信まで幅広い用途で使用されている。

&sizex(4){&bold(){「サイカー」}}
歪みの力「サイキック」を操る超能力者のこと。人類が最初にサイカーを発見したのは「不和の時代」で、当初は超能力を操る術がわからずにいた。
後にプライマークの一人である「赤のマグヌス」が書いた魔道書「マグヌスの書」にて超能力の体系化が行われ、人類が歪みの力を超能力として扱えるようになった。
しかし、歪みの力である「サイキック」は完全にコントロールできるわけではなく、精神修養などを積み重ねて制御できなければ力が暴走し、
場合によっては渾沌に傾倒し、渾沌の悪魔たちを呼び寄せてしまう危険性も持っている。

帝国国内でサイキックは危険な力として全面的に禁止されており、帝国が公式で認定されたサイカーは少ない。
自分の能力をコントロールする意志の力があり、他人に危険を及ぼさないのであれば、帝国に認められた公認のサイカーとして定められた役割を果たす。
サイカー自体が害を及ぼす場合があったり、異端審問官の判断によっては、禍々しい<歪み>の力を持った異端者「ペニテント」として捕らえられることもある。

サイカー自体は帝国のみならずアエルダリ族などの異種族勢力やケイオススペースマリーン等の渾沌勢力にもサイカーが存在する。

&sizex(4){&bold(){「サプリメント」}}
追加ルールの書いてある書籍のこと。
コデックス化されていないアーミーのルールや、特殊なルールのゲーム等が書かれている。

・&sizex(4){&bold(){サーヴァイター(技能奉仕者)}}
&bold(){【概要】}
帝国に奴隷として仕える&bold(){ロボトマイズ改造されたサイボーグ人間でかつ生けし道具。}単に「奉仕者」とも呼ばれることもある。
帝国内では機械教の教理に基づき完全な「機械知性」や「人工知能」が禁止されている為に、体をロボトマイズしてサイボーグ化した「奉仕者」を機械の部品や奴隷として扱う。
「奉仕者」となる対象の被験者は様々で、「不眠奉仕の刑」の判決を受けた犯罪者、または帝国技術局や機械教に反旗を翻したもの、スペースマリーンの入団試験の不合格者、戦団規則を破ったスペースマリーン等が対象となる。
また、人口培養液による人のクローンによって作られることもある。
被験者は技術司祭(テックプリースト)の手によって身体が改造され、被験者の自我は完全に無くなってしまい、記憶消去や脳機能停止手術を受けることによって奉仕者が製造される。
&bold(){【奉仕者の生涯】}
「奉仕者」は主に2種類の奉仕方法が存在する。
・&bold(){労働者としての奉仕}
スペースマリーン戦団をはじめとした裏方の作業や整備などを補助するために奉仕する。このような「奉仕者」は「単一技能奉仕者」と呼ばれ、奴隷同然で休むことなる働き続ける。
身体は改造手術によって肉体が大きく強化され、作業に適した装備(鉄の爪、赤外線センサー、ドリル等)を使って整備作業や周辺警護等の作業を行う。
・&bold(){部品としての奉仕}
電子機器は必ず人間と生体融合させてコンピューター制御を行う。その時に部品として役に立つのが「奉仕者」だ。
脳を演算処理、体には機器制御を行わせ、帝国内のあらゆる機械や兵器を制御するために機会に体を組み込まれる。場合によっては足や腕などの余計な部分を切除することもある。
帝国のほとんどの電子機器は元人間の&bold(){奉仕者によって制御されているのだ。}
そのため、電子機器には奉仕者つまり人の身体が埋め込まれている。

一方でモニターとキーボードを使う現代のコンピューターに近い演算機である「コジテーター」(熟慮機)というもので電子制御やデータ処理を行うこともある。
こちらの機械は完全に機械教団の「機械知性」に抵触して禁じられているはずだが、機械精霊が棲んでいることになっており、その恵みで計算ができるということで禁止していない。

&bold(){機械教と帝国の狂気を体現したものの一つと言っても過言ではない。}

&sizex(4){&bold(){「サーボ・スカル」}}
帝国内で使用される頭蓋骨型の浮遊ドローン。
皇帝陛下に忠義を尽くした下僕や官吏の脳と頭蓋骨にさまざまな加工が施され、今を生きる皇帝陛下のしもべ達の道具として用いられる。
死してなお皇帝陛下にお仕えする栄誉に浴すことができ、帝国を支える者たちにとって「サーボ・スカル」改造を受けることは誉れ高き名誉なのである。
偵察や各種作業の補助などあらゆる用途で使用され、戦場や一般公務など幅広い分野で活躍している。

&sizex(4){&bold(){「シタデルカラー」}}
同社ゲームズワークショップが製造、販売を行っている水性アクリル塗料のこと。
フランスの画材メーカーと共同で開発。7種のカテゴリに分けられており、全145種類のカラーが存在する。
匂いが無く、水で薄めなくても濡れるので、筆塗りに適した高性能塗料。
価格は国内の塗料に比べれば高めだが、&bold(){一つ購入しておくと筆塗りで使うなら無くなりにくい。}
ウォーハンマーシリーズや同社の製品もシタデルカラーを元にしてカラーチャートのシステムが作成されている。
使用時には定期的に水分を入れたり降ったりしないと凝固してしまい使えなくなる。
特に長期間固まった際にはエタノール(消毒用アルコール)を入れると復活しやすい。

エアブラシで使用する際には通常とは違った工夫が必要なので、筆塗りでの使用を推奨。
特にエアブラシでの使用はブラシの中でシタデルカラーが凝固しやすく、&bold(){&font(#cc0000){使用したら必ず分解して洗うこと。}}
公式でもあまりお勧めしないので、使用時には自己責任で。

&sizex(4){&bold(){「縦深(じゅうしん)」}}
縦深移動の略。敵地などに突然移動出来る能力のこと。
ユニット毎に持っている場合があり、ルールに従ってミニチュアを戦場に配置出来る。
ルールの名前は色々あるが、(ジャンプパック強襲、マンタストライク等)基本的に効果は同じ。

&sizex(4){&bold(){「趣味人」}}
ウォーハンマープレイヤーのことを指す。40Kや別シリーズのエイジオヴシグマ(AoS)問わずに呼ばれている。

&sizex(4){&bold(){「ジーンシード(遺伝種子)」}}
皇帝の遺伝子を基にして作られた改造遺伝子のこと。本作の人類は遺伝子操作によって100歳を超える寿命や人工臓器の作成、肉体改造を行うことが可能となっている。
万能で超人的な能力をもつ皇帝は自らの遺伝子を基に「遺伝種子」を作り上げ、それを基にしてプライマークやスペースマリーンを作り上げた。
しかし、安易に遺伝子改造すると欠陥によって体に異変を起こす場合もあるので、改造時には慎重に遺伝種子を扱わなければならない。
そして、新しいスペースマリーンの製造にも遺伝種子が必須となっており、スペースマリーンの人造臓器「プロゲノイド線」を摘出し、
そこに入っている熟成された遺伝種子を基にして新たなスペースマリーンが作られるのだ。

&sizex(4){&bold(){「(数字)+」}}
数値以上という意味。例えば3+なら3以上、6+なら6以上という意味で使われる。
攻撃が当たったか判定したり、超能力が成功するか判定するなど幅広い判定用途で使用される。

&sizex(4){&bold(){「スカウト・スカッド」}}
スペースマリーンの役職の一つでマリーン版の斥候部隊。兵士としての能力はタクティカル・スカッドに比べたら劣るが、隠密行動や強襲に優れる。
一般的なマリーンよりも装備は軽めで、軽装なスカウトアーマーを装備する。

新人のスペースマリーンは最初にこのスカッド部隊に入って危険な斥候任務を行う。
危険な最前線で活躍することによって皇帝陛下への忠義や死を恐れぬ勇敢さを示し、一人前のスペースマリーンへの道を歩み始めるのだ。

&sizex(4){&bold(){「スカッド」}}
アーミー内の小隊の事。アーミーのユニットを編成する際の最小単位。
通常3~10人程度をまとめて1スカッドとして編成して、一纏めにした上でゲームをプレイする。

&sizex(4){&bold(){「スクイッグ」}}
オルク族でよく買われているペット。クネクネ獣とも呼ばれ、オルク族の「シンプルかつ持ち運び可能な再利用エコシステム」を支える重要な生き物だ。
わかりやすく説明しよう。スクイッグはオルクの排泄物を食べる。そしてオルクがスクイッグを食べる。完全無欠のエコロジーだ。

スクイッグには様々な形態があり、バラエティ豊かな亜種に分類できる。食用から医療用までスクイッグの用途は幅広いが、その中で最も悪名高いのは、凶暴きわまりない「ツラ噛み」だろう。
人間が軍用犬を使うように、オルクたちもツラ噛みを攻撃用スクイッグとして利用するのだ。
ツラ噛みの見た目は「凶悪なキバを備えヨダレをダラダラたらす巨大な口が、二本の脚の上に乗った感じ..」としか言いようがない。
この猛獣を飼うことは、いくさ頭にとって一種のステータスである。
「ボスの好意をムダにしやがった連中」をペロリとたいらげるために、彼らの大部分がツラ噛みを連れ回しているほどだ。

&sizex(4){&bold(){「ステイシスフィールド」}}
物体の運動や状態を保存するための力場のこと。ステイシスフィールドを使えば、
有機体や生物の腐食が完全に食い止められることができ、あらゆる物質の運動や時間の経過すら停止させてしまう。
実際に冷凍睡眠のように人間を保存することも可能。
&s(){主婦の皆様!冷蔵庫にある賞味期限が近い食料もこれで保存できて便利ですよ!おひとついかがでしょうか?}

&sizex(4){&bold(){「スペシャルセーブ」}}
装甲に頼らない防御力の事。バリアやサイキック、盾等が該当する。
通常のセーブ値は武器の貫通力の影響を受けて減るが、スペシャルセーブは変わらない。
オプション等で追加出来るならしておくことを推奨。。

&sizex(4){&bold(){「スペースハルク(古艦廃墟)」}}
宇宙に漂う宇宙船や宇宙ステーションの廃墟のこと。一見何もない廃墟に見えるが、
中ではジーンスティーラーカルトやティラニッド等の敵対勢力が格好の隠れ家として占領している場合が多い。
敵対勢力が中に潜んでいる場合は、ベテランのスペースマリーンがターミネーターアーマーを装着して内部の敵をの掃討を行う。
スペースハルクを舞台にしたスピンオフのボードゲームやデジタルゲームが数多く出ている。

&sizex(4){&bold(){「セーブ」}}
ユニットの持つ防御力の事。(数字)+で表記される。
間違えやすいが、低い程防御力が高い。(セーブ2+の場合2以上出せば防御成功)

&sizex(4){&bold(){「セラマイト」}}
帝国で諸軍で用いられる超硬合金。車両の装甲や重装防護服、パワーアーマーの素材の一つである。

&sizex(4){&bold(){「センチュリオンアーマー」}}
スペースマリーンの兵器の一つ。市街地戦での決戦兵器で白兵戦特化のパワーアーマー。
戦車や中型機動兵器も侵入が困難な密集地帯の都市で使用される。
フレイマーと掘削用ドリルのような兵器を両腕に装備しており、厚く硬いセラマイトの装甲を持つまさに「歩く戦車」。
}
#areaedit(end)

**た行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){

&sizex(4){&bold(){「タイタン(巨人機)」}}
&bold(){【概要】}
帝国の兵器の一つで全高15~70メートルを誇る巨大人型ロボットの総称。インペリアルナイトもタイタンの一つである。
数ある帝国の地上兵器でも最大にして最強の火力と耐久力を誇り、アデプトゥス・メカニクス(帝国技術局)によって製造される。
タイタンの中でも小さいウォーハウンド級で15メートル、最大級のエンペラー級で70メートルを誇る。

1機で戦場の流れを変えてしまう程の火力を持ち、また「ヴォイド・シールド」防壁に守られた最大最強の兵器として君臨する。
「ヴォイド・シールド」を突破されない限りタイタン本体が攻撃を受けることはなく、またヴォイド・シールドは時間と共に再展開されるため絶えず最大火力を当て続けない限り撃破するのは困難である。 
更にタイタンの脚部装甲は歩兵に対抗するため特に分厚く作られ、各所の武装は個別に稼動し複数の目標を追尾する。 

その反面、動きは鈍く、足元が主砲の死角となっているため味方部隊の護衛を必要とする。 
またその巨大さゆえに運搬には専用の宇宙船が必要であり整備面での負担も極めて大きい。 
異種族にもタイタンに似た巨大人型ロボット兵器を保有するが、 人類のタイタンは他種族の人型兵器と異なり「自我を持つ」タイタンであり、精神をシンクロさせる人間でなくては操縦できないため実際の稼動数は極めて少ない。 
&bold(){【タイタンのバリエーション】}
・ナイト級(インペリアルナイト)
全長約10mの一人乗り用のタイタン。パイロットである騎士宗家の「貴人」によって動かされる。小型でカスタマイズ性に優れているが、強力な「ヴォイド・シールド」は非搭載。
詳しくは[[インペリアルナイトの項を参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_0e29c315]]
・ウォーハウンド級
全長15mの偵察用タイタン。帝国の最小クラスに属し、逆接合脚と肩の武器マウントと狩猟犬のようなシャーシが特徴で、機動性に優れる。
・リーバー級
全長22.3mの後方支援用タイタン。前面の耐久性に優れ、今では製造方法が失われた貴重なタイタンとなっている。
・ウォーブリンガーネメシス級
全長約40mの後方支援用タイタン。背中に巨大なキャノンを装備しており、その破壊力は絶大。大艦巨砲主義が形になったタイタンといっても過言ではない。
・ウォーロード級
全長33mの汎用型タイタン。最も普及しているタイタンで、耐久性、火力共にリーバー級を超える。
機体のデザインはナイト級を大きくしたような構造になっているが、型部分に巨大なキャノンを装備できる。
・エンペラー級
全長55.5mの汎用型タイタン。帝国の地上兵器やタイタンの中でも最大級の火力と性能を誇る。
デカァァァァァいッ説明不要!!ってほどに巨大で、タイタンの胴体の上半分全体を占める要塞化された大聖堂のような構造、華やかな装飾、尖塔やステンドグラスの観覧口のようなゴシック様式デザインが施されている。
その姿はまさに戦う大聖堂と言ったところ。乗組員である「テックプリースト」等の機械教信徒にとっても寺院として扱われる。
・ウォーモンガー級
全長55.5mのエンペラー級の派生型タイタン。火力支援や後方支援を行う武装で構成されている。

&sizex(4){&bold(){「タクティカル・スカッド」}}
スペースマリーンの役職の一つでスペースマリーンの代名詞的存在である歩兵部隊。
あらゆる任務に対応できる柔軟性を持つ基本の兵士。

&sizex(4){&bold(){「ターミネイター・アーマー(滅殺者装甲服)」}}
パワーアーマーの一種で、通常のものよりも重い兵器を持つことができる重装甲アーマー。
正式名称は「タクティカル・ドレッドノート・アーマー」で、激しい攻撃にも耐えうる堅牢性から野外戦闘では重火器のプラットフォームとしての役割を果たす。
&bold(){クルス・タルミトゥナス(滅殺十字章)}を付けたベテランのスペースマリーンのみしか装着が許されていない。

余談だが、公式での名称は「&bold(){"ターミネイター"}アーマー」だが、ファンの間では「&bold(){"ターミネーター"}アーマー」でも通用する。&s(){[[I'll be back>ターミネーター2(映画)]] }

&sizex(4){&bold(){「D6」}}
6面ダイス1個の意味。2個の場合は2D6、3個の場合は3D6。
出た数字をそのまま使用する。

&sizex(4){&bold(){「D3」}}
6面ダイスの数値の半分を使うという意味。
1,2が出た場合は1として、3,4が出た場合は2として、5,6が出た場合は3として使う。

&sizex(4){&bold(){「チェーンウェポン」}}
本作における電ノコ武器の総称。帝国だけでなく、異種族や渾沌の軍勢なども使用する。
どれも多種多様な種類が存在するが、共通しているのはノコギリの刃の部分が動作して敵を切り殺す恐るべき兵器であることだ。
チェーンウェポンの種類は以下の通り。

・インペリアルチェーンウェポン
帝国で使われるチェーンウェポンの総称。本作における定番武器の一つである手に持てるサイズの電ノコの剣「チェーンソード」や、刃がチェーンソーになっている戦斧「チェーンアックス」など種類も豊富。
[[詳しくはこちらを参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#id_dd429f95]]
・ケイオスチェーンウェポン
ケイオススペースマリーンで使われるチェーンウェポンの総称。
殆どがインペリアルチェーンウェポンから持ってきたものばかりである。
・エルダーチェーンウェポン
エルダー側もチェーンウェポンを所持しており、細身で軽量なチェーンサーベルやビッティングブレードなどを持つ。
・チョッパ
高い威力を誇るぶった切り。スパイクやギザギザなイカした装飾が施され、一目でイカにもオルクらしい武器とわかる。

&sizex(4){&bold(){「チャプター(戦団)」}}
スペースマリーン部隊を分ける単位の一つ。&bold(){1戦団はスペースマリーン1000人分。}
スペースマリーン兵団の半数が反逆を起こした内戦、ホルスの大逆後の反省によりレギオン(兵団)に代わって採用された。
強大な力であるスペースマリーン兵団を一人の者が手中に収められなくするために1000人単位で分割されている。

戦団にはそれぞれの戦団文化があり、使用する兵器や戦術、戦団内のルールなどが異なる。

スペースマリーン戦団は今なお新たに創設されることもあり、一から新たに創設された戦団や、
スペースマリーンが元居た戦団の文化を引き継いで創設する「後継戦団」など現在帝国内には&bold(){1000を超える戦団}が存在しているといわれている。
あまりにも戦団の数が多いので、帝国の本部でも全てのチャプターを把握しきれていない。

&sizex(4){&bold(){「チャプレイン(教戒官)」}}
スペースマリーンの役職の一つ。戦団においての皇帝の教えを説き、味方には鉄の掟を説いて規律と信仰を正す〈死の天使〉「スペースマリーン」のコーチ的な役割。
どの戦団のチャプレインもパワーアーマーが黒色に塗装され、ドクロを模したヘルメットをかぶっている場合が多い。
他にも精神的指導者や士気高揚などの役目を果たす。手には「クロジウス」と呼ばれる杖型のパワーウェポンを装備し、敵を撲殺する。
&s(){その姿はまさに40k版「撲殺天使ドクロちゃん」と呼ばれている。}

&sizex(4){&bold(){・帝国正教(インペリアル・カルト)}}
帝国における2大国教の1つ。キリスト教に似た特徴を持っている。
異常なまでに皇帝を崇拝し、「帝国宗務局」(聖教会)と呼ばれる教会が主に帝国の掟と信仰心の維持、布教活動、管理を行う。
[[詳しくはこちらを参照。>帝国(ウォーハンマー40k)#id_991c0a3e]]

&sizex(4){&bold(){「デタッチメント」}}
編成ルール、分遣隊の意味。遊ぶルールによっては必ずこれに従わなければならない。
特に「バトルフォージド・アーミー」を編成する際や「マッチプレイ」を行う際は必須となる。
デタッチメントは複数の種類が存在し、以下のリストの条件に沿ってアーミーを組めばデタッチメントに沿ったアーミが編成できる。(以下の条件は第8版2019年5月現在のものになる)
#region
・パトロール・デタッチメント
HQ:1~2ユニット
トループ:1~3ユニット
エリート:0~2ユニット
ファスト・アタック:0~2ユニット
ヘヴィ・サポート:0~2ユニット
フライヤー:0~2ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1ユニット

・バタリオン・デタッチメント
HQ:2~3ユニット
トループ:3~6ユニット
エリート:0~6ユニット
ファスト・アタック:0~3ユニット
ヘヴィ・サポート:0~3ユニット
フライヤー:0~2ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1

・ブリゲード・デタッチメント
HQ:3~5ユニット
トループ:6~12ユニット
エリート:3~8ユニット
ファスト・アタック:3~5ユニット
ヘヴィ・サポート:3~5ユニット
フライヤー:0~2ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1ユニット

・バンガード・デタッチメント
HQ:1~2ユニット
トループ:0~3ユニット
エリート:3~6ユニット
ファスト・アタック:0~2ユニット
ヘヴィ・サポート:0~2ユニット
フライヤー:0~2ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1ユニット

・スピアヘッド・デタッチメント
HQ:1~2ユニット
トループ:0~3ユニット
エリート:0~2ユニット
ファスト・アタック:0~2ユニット
ヘヴィ・サポート:3~6ユニット
フライヤー:0~2ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1ユニット

・アウトライダー・デタッチメント
HQ:1~2ユニット
トループ:0~3ユニット
エリート:0~2ユニット
ファスト・アタック:3~6ユニット
ヘヴィ・サポート:0~2ユニット
フライヤー:0~2ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1ユニット

・シュプリーム・コマンド・デタッチメント
HQ:3~5ユニット
エリート:0~1ユニット
ロード・オブ・ウォー:0~1ユニット
専用輸送ビークル:他の枠1個につき1ユニット

・スーパーヘヴィ・デタッチメント
ロード・オブ・ウォー:3~5ユニット

・エア・ウィング・デタッチメント
フライヤー:3~5ユニット

・スーパーヘヴィ・オージリアリー・デタッチメント
ロード・オブ・ウォー:1ユニット

・フォーティフィケーション・ネットワーク
フォーティフィケーション:1~3ユニット

・オージリアリー・サポート・デタッチメント
HQ、トループ、エリート、ファスト・アタック、ヘヴィ・サポート、
専用輸送ビークル、フライヤー、いずれか1ユニット
#endregion
ユニットを編成する際にデタッチメントを満たしているとボーナスが貰えたりする。

&sizex(4){&bold(){「テックマリーン」}}
スペースマリーンの役職の一つ。スペースマリーンの使用する兵器の補修、点検を担当。
機械教団に所属している万機神の祭祀でもあり、体の一部を機械に置き換えている。

&sizex(4){&bold(){「テレイン」}}
障害物として利用する建物や地形。公式から出てるモデルもあるが、机に置ける障害物なら何でも良い。
ジオラマ作成や飾るだけでなく、&bold(){テレインによってはミニチュアゲーム上で追加効果がある}ので、
ゲームを盛り上げる障害物としての使い方もできる。

&sizex(4){&bold(){「トループ」}}
各種アーミーの中核を担う兵士のこと。総じてコストが低く、戦闘力もそこそこで数もそろえやすい。
ゲーム中の目的の一つである「作戦目標の確保」を担う重要な役割も持っている。

&sizex(4){&bold(){「ドレッドノート」}}
致命傷を負った&bold(){精鋭のスペースマリーンがサイボーグ化して蘇った姿。}ウォーカーと呼ばれる乗り物の一種で多彩な機種が作られている。
一見ロボットの様に見える彼らは、実際には兵士の脳のみを移植し、生命維持装置と共に神経系を本体の制御システムとリンクさせた、文字通り戦う棺桶。
サイボーグ故に強力な耐久力と火力を持ち、両腕の武装を換装することも可能。

}
#areaedit(end)

**な行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
&sizex(4){&bold(){「ネクロムンダ」}}
帝国領の惑星の一つ。<技術の暗黒時代>に築き上げられた過密惑星ネクロムンダは、
大征戦のさなかに「インペリアルフィスト」兵団によって再発見され、再び皇帝陛下の御光に浴することとなった。
伝説によれば、深い地下に広がる汚染焦土は、かつてこの惑星が〈帝国〉の再征服に対して抵抗した際の名残なのだという。

今現在は、鉱山と工場、精錬所と処理施設からなる惑星であり、その莫大な工業力によって周囲の星系に多種多様な製品を輸出している。
そして多層都市の地下区域である「アンダーハイヴ」には「名族」(ファミリー)と呼ばれる6大ギャング勢力が抗争を繰り広げている。
数あるファミリーの中でも巨大な勢力である6大ファミリーは、コーダー家、エッシャー家、ゴライアス家、ヴァン・サール家、オーロック家、デラク家の6つであり、
アンダーハイヴはしばしばファミリー同士の代理戦争の場となっている。

惑星「ネクロムンダ」のギャング抗争を元にしたスピンオフ作品のボードゲームも出ている。
「ネクロムンダ:アンダーハイヴ」は上記のギャング抗争を本編と同じサイズのミニチュアで再現して遊ぶことができる。
}
#areaedit(end)

**は行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){

&sizex(4){&bold(){「ハイブシティ(多層都市)」}}
帝国内の臣民が住む超多層超人口密集都市。一つの都市に数億の臣民が暮らしている。都市は何重にも層が重なっており、そこに建物が建築されている。
水やエネルギーなどなどの資源はほとんどリサイクルされ、資源の無駄は許されない。
上層部は官僚や領主、貴族などの上級階層の臣民が住み、中層部は中級階層に住み、一番多い下層部は労働者階級や貧民、ギャングなどが住んでいる。
下層部の臣民は太陽の光を一切浴びずに一生を終えることも珍しくはない。

&sizex(4){&bold(){「バトルスーツ」}}
タウ・エンパイアの主力兵器である乗り込み型ロボット。タウ族の弱い筋力を補い、立体起動による戦闘を可能とする。
バトルスーツの操作はコクーン(繭)と呼ばれる装置に入って手足を使って操作を行い、直感的に操作できる。

武装も射撃武器で構成され、レールガンやミサイル、パルスライフルなどを装備。機体によってはイオンシールド、ノヴァシールドなどの対防御用の装置も完備する。
3Mぐらいの小型の機体からインペリアルナイト以上の大型の機体まで数多くのモデルが存在し、重武装型や高機動型など用途や戦略に応じたモデルも製造されている。

&sizex(4){&bold(){「バトルフォージド・アーミー」}}
上級ルールや「策略」ルールを使用する為に編成されたアーミーのこと。
競技性の高い上級ルールの「マッチプレイ」を行う際やミッションやルールに「バトルフォージド・アーミーを使用する」
と書かれている場合には条件に沿ってアーミーを組む必要がある。

バトルフォージド・アーミーは「デタッチメント」と呼ばれる複数のユニットのカタマリになるようにアーミーを編成する。
デタッチメント毎に以下の条件を満たす必要がある。
・編成できるユニット枠(HQ、トループ、エリート、ファスト・アタック、ヘヴィ・サポート、専用輸送ビークル、フライヤー、フォーティフィケーション、ロード・オブ・ウォー)と数
・各枠を構成するユニットの所属アーミーの制限(ほとんどのデタッチメントは同じ陣営(Faction)である必要があり)
・そのデタッチメントを組んだ際のボーナス

条件に合ったバトルフォージド・アーミーを編成できれば、「策略」(ストラタジェム)と呼ばれる特殊なルールを使用することができる。
好きなダイスをリロール出来たり、戦意テストを自動成功させたりと強力な効果を持つ。
「策略」ルールは司令ポイントとよばれるポイントを消費して使用する。策略の種類はアーミーによって異なり、1プレイヤーが1フェイズ中に同じ策略を2回使用できない。

バトルフォージド・アーミーを組むルールは中上級者なので、まだゲーム慣れしていない初級者は意識しなくてもOK。
わけわかめな文章が並んで理解できないと思うが、まずはゲームに慣れるところから始めよう。
そして、マッチプレイが理解できて遊べるようになったら編成してみても遅くはない。

&sizex(4){&bold(){「バトルレポート」}}
ウォーハンマーにおいてのミニチュアゲームの試合状況を記録した文章のこと。「バトレポ」とも呼ばれる。
書く際の細かな規則はないが、最低限でも互いのロスターを記載し、各ターンごとに起こった出来事を書いておくとわかりやすい。
バトレポを書くのが慣れてこれれば試合状況を基にして、自分のオリジナルシナリオを考えて記載するロールプレイ的な遊び方もできる。

&sizex(4){&bold(){「パワーアーマー(機動装甲服)」}}
帝国で使用される強化甲冑。スペースマリーンが主に使用しており、運動補助やあらゆる環境下での行動、密封性などを持つ。
スペースマリーンが使用しているものより性能は劣るが、インクイジターやシスターオブバトル等の一部の部隊にも配給されているものもある。

[[詳細はこちらのページを参照されたし。(スペースマリーン(ウォーハンマー40K))>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#]]

&sizex(4){&bold(){「パワーウェポン」}}
40K世界でのエネルギー近接武器のこと。パワーフィールドジェネレータを武器に内蔵し、
青みのかかったパワーフィールドを武器に展開することによって、通常の近接武器よりも高い破壊力を持たせることができる。
帝国内ではスペースマリーンや異端審問官などの高貴な役職の戦闘員が使用することが多く、ケイオススペースマリーンや異種族なども使用する。
・「インペリアルパワーウェポン」
帝国が主に使ってるパワーウェポンのこと。
[[詳しくはこちらを参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#id_dd429f95]]
・「ケイオスパワーウェポン」
ケイオススペースマリーンが使うパワーウェポンは、ほとんどが帝国製の物を奪って使用している。
・「パワークラウ」
オルクが使用する大型の爪。パワーフィスト同様にエネルギーに覆われているので、高い威力を持つ。
・「ダイヤーソード」
アエルダリ族の「方舟勢力」が使用するパワーソード。サイキックによる精神力を剣に送り込むことによって、威力が増す。
・「パニッシャー」
デュカーリ族のが使用するパワーソード。帝国製の物よりも威力の高いショックフィールドを備えており、切れ味は抜群。

&sizex(4){&bold(){「ビッツ(bits)」}}
ミニチュアモデルの余剰パーツのこと。ミニチュアモデルには換装用の余剰パーツが用意され、
ミニチュアゲーム中でも装備した武装によってパーツを組み替える必要がある。
無くしてしまっては致命的にまずいので、必ず付属元のミニチュアモデルと一緒に補管しよう。

&sizex(4){&bold(){「標準テンプレート生産(STC)」}}
帝国内で使用される生産システムのこと。古代人類における技術の暗黒時代に開発された。
帝国内の機械や兵器等の生産品は設計データである、「STCテンプレート」を元にして作り出されている。
多くの技術を失っている人類もとい帝国は、銀河中に散らばっている「STCテンプレート」を集めることによってかつての技術力を少しづつ取り戻しているのだ。

&sizex(4){&bold(){「フォー ジ エンペラー(For the Emperor)」}}
読んで字の如く「皇帝陛下の為に」。帝国諸軍における鼓舞の為の掛け声と同時に皇帝への忠義を示すセリフ。
作中でよく出てくるお決まりのセリフで、自軍が追い込まれたり、鼓舞する際に励まして勢いづかせる場合に使用される。

&sizex(4){&bold(){「フォージワールド(ForgeWorld)」}}
本項は設定としての用語と販売サービスとしての用語が存在する。
&bold(){【設定としての用語】}
帝国領土の工業惑星のこと。銀河中に様々な工業惑星が何百も存在し、機械教の総本山である火星も数ある工業惑星の一つである。
惑星が丸ごと工場になっており、アデプトゥス・メカニクスのテックプリースト達や一般臣民の労働者達、
「サービター」(奉仕者)が絶えず工業製品や兵器を製造し続けている。
労働環境も厳しく、製造するものによっては熟練工による職人技でないと製造できない工業製品や兵器も存在する。

また工場は単なる製造現場ではなく、機械教の「工場寺院」として宗教的な施設の役割を持つ。

機械神の加護を受けた工業惑星で生み出される数多くの兵器や工業製品は今日の帝国の戦力を支えているのだ。
&bold(){【販売サービスとしての用語】}
公式のレジン製ガレージキットを販売しているサイト。ガンプラでいう「B-CLUB」のような立ち位置。
本作の設定上では存在するが、なかなか一般的なモデルとしてリリースしにくいレアなモデルをリリースしてくれる。
ミニチュアモデルの拡張パーツや巨大ミニチュアモデル、「ホルスの大逆」時代のミニチュアモデル等、
本作を深く知るファンには堪らない数々のモデルが購入できる。

ただし、通常のミニチュアモデルと比べて以下のデメリットがあるので&bold(){モデルを作り慣れた上級者向けにしかお勧めできない。}
-生産数が少なく、値段も高め。
-金額も円表記ではなくポンド(£)表記。
-一度売り切れたらいつ買えるかわからない。
-商品によっては日本に発送できない場合がある。
-モデルの出来が安定していなかったり、欠品している場合もある。
これらのデメリットをクリアできるのであればより自分のアーミーを増強出来たり、
珍しいモデルを手に入れることができるだろう。

&sizex(4){&bold(){「プライマー」}}
ミニチュアに吹きかける下地剤の事。専用のシタデルアンダーコートスプレーに最初から配合されている。

&sizex(4){&bold(){プライマーク(総主長)}}
皇帝が大征戦を行う際に自分の補佐を行うために作られた人造の超人将帥。皇帝の息子とも呼ばれ、その数は20人。
総主長たちは「大征戦」時代及び「ホルスの大逆」時代での主人公でもあり、&bold(){彼らが中心となって物語が進む。}

皇帝自らの遺伝子が組み込まれており、それぞれ違った性格や皇帝と同じく超人的な身体能力と才能を持つ。

彼らの出自はそれぞれ違ったものとなっている。プライマークが赤子の頃に自分たちが入っていたカプセルが〈渾沌の神々〉によって銀河中に散ってしまった。
散っていったカプセルは、それぞれ別々の惑星に降り立っていき、幼きプライマーク達を惑星の住民が温かく迎えてくれる者もいれば、過酷な環境で抑圧された者などそれぞれ違う人生を歩んでいく。
そして、自らの超人的な身体能力と才能を駆使して、彼らは波乱に満ちた人生を歩んでいき大きな活躍を見せていった。

後に彼らは父たる皇帝と再会し、20個存在する原初のスペースマリーンのレギオン(兵団)を率いて熾烈で過酷な運命に身を投じることとなる。

&sizex(4){&bold(){「プラズマ兵器」}}
帝国で使用される光学兵器の一つ。威力は高いが、使いすぎると熱暴走で使用できなくなる。
現在は残存するものが少なく、スペースマリーン等のエリート兵士でしか扱えない。

&sizex(4){&bold(){「ブラックライブラリー(BlackLibrary)」}}
本項は設定としての用語と販売サービスとしての用語が存在する。
&bold(){【設定としての用語】}
数多くの知識が眠る図書館がある方舟。通称「黒の図書館」。そこにはかつての古代アエルダリ文明が記した<歪み>に関する知識の数々が封印されている。 
更に銀河系における様々な種族に関する知識も新たに追加されている。
この場所は「ウェブウェイ」空間の何処かにあり、ごく一握りのアエルダリと異端審問官が所在を知っているという。
ブラックライブラリーは各方舟から選ばれたアエルダリのファーシーア(先見司)の組織である「ブラックカウンシル」が厳重に管理している。
帝国の異端審問官も監視付での立ち入り、閲覧を許される場合もある。 

&bold(){【販売サービスとしての用語】}
ウォーハンマーシリーズを商品展開しているゲームズワークショップの出版部門のこと。
本作や別シリーズのエイジオブシグマ等の小説やドラマCD、コミックを製作している。公式サイトではWebでブラックライブラリの作品を購入、閲覧が可能。
&bold(){内容は残念ながらすべて英語。}英語が読めたり、リスニングができるならウォーハンマーシリーズをより深く楽しめること間違いなし。

&sizex(4){&bold(){「フルペイントアーミー」}}
ミニチュアゲームに参加するミニチュアモデルがすべて塗装されている状態のアーミーのこと。
初心者がまず目指す一つの課題としてよくあげられる。
基本的にはモデルが組み立てられている状態ならミニチュアゲームに参加可能だが、
大会によってはフルペイントアーミーでのみ参加可能な条件もあるので参加事項をよく確認すること。

&sizex(4){&bold(){「フレイマー」}}
帝国で使用される火炎放射器。主にスペースマリーンやシスターオブバトルで使用される。

&sizex(4){&bold(){「兵」}}
ミニチュア1体のことを指す。ゲームルール上では歩兵1人、戦車一両、モンスター1体でも「1体の兵」として扱われる。

&sizex(4){&bold(){「ヘッドクオーター(HQ)」}}
アーミーを率いる司令官のこと。&bold(){たった一体でも上位の性能とアビリティを持つ。}
また、固有の名前を持ったキャラクターや劇中の重要キャラもHQとしてゲームに参加させれる場合が多い。
どんなアーミーでも最低一つのHQを用意する必要がある。

&sizex(4){&bold(){「ペニテント」}}
異端審問庁の手によって異端の罪で捕まったサイカーのことを指す。
ただ単なる罪人ではなく利用価値があり、罪深いものはペニテントとして異端審問官の元で贖罪の為に働かされる。
異端審問官の間では、ペニテントを"どれだけ贖罪させたか"、というのが一種のステータスとなっている。

罪深さがかなり深いものには、人型贖罪兵器「ペニテントエンジン」に十字架にかけられて戦わされる。(生身で)

余談だが、元々のペニテント(penitent)の意味は英語で悔悟者,懺悔(ざんげ)者,後悔している人となっている。

&sizex(4){&bold(){「ヘルブルート」}}
ケイオススペースマリーン版のドレッドノート。見た目はドレッドノートに変異による目玉やらトゲやら触手やらが生えたりと、
機械が生体と融合したかのような魔導兵器になっている。
搭乗が名誉であるドレッドノートとは反対にヘルブルートの中に取りこまれるのは苦痛でしかないため、
中の兵士はときに錯乱状態になって暴走してしまう恐るべき兵器。

中に入ったら最後、&bold(){&font(#cc0000){そこには狂気と絶望と苦痛しかない。}}

&sizex(4){&bold(){「ボルター」}}
ボルトを打ち出す銃のこと。本作における定番武器の一つ。スペースマリーンや帝国の諸軍、
皇帝もしくは暗黒の神の憤怒を込めた神聖なる武器で、ピストル型のものやライフル型のものなど多種多彩な種類が存在する。
[[詳しくはこちらを参照。>スペースマリーン(ウォーハンマー40K)#id_e33cbf43]]

&sizex(4){&bold(){「ボルト」}}
&bold(){【概要】}
敵を追尾し着弾時に爆発を起こす小型ミサイルの機能を持った弾丸。
スペースマリーンや帝国諸軍、ケイオススペースマリーンの持つ銃火器でよく使用される。
&bold(){【ボルト弾の弾種】}
ボルト弾にも弾種が存在し、用途に応じて使用する。
・「通常弾」
通常のボルターで使用できるタイプのボルト弾。
・「ヘルファイア・ボルト弾」
ボルトガン用特殊弾の一つ。本来は、ティラニッドの大型個体種を効果的に殺傷すべく開発された。
ヘルファイア・ボルト弾は、通常のボルト弾であれば爆薬がこめられている薬室部に生体強酸溶液が充填されており、攻撃目標の肉体を瞬時に溶解させる。
・「ヘルファイア・ヘヴィボルト弾」
ヘルファイア・ボルト弾をヘヴィーボルターで使えるようにしたもの。
・「インフェルノ・ボルト弾」
命中した敵を燃焼させる焼夷ボルト弾。過熱化学火炎で目標を燃やし尽くす。
・「ストーカーサイレント弾」
発射音を抑えたボルト弾。隠密行動や暗殺時に最適な弾丸。静音化の代償として発射速度が落ちている。
・「メタルストームフラッグ・ボルト弾」
ボルト内に破片とウランコアが詰まっており、敵に命中すると破片を飛ばす。所謂劣化ウラン弾のようなもの。
}
#areaedit(end)

**ま行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
&sizex(4){&bold(){「マグネタイズ」}}
ミニチュアモデルに磁石を仕込む改造の事。
ビッツなどのパーツ交換を容易にしたり、持ち運び用に分解しやすくする為に改造する。
ミニチュアサイズの物にネオジム磁石を仕込んでも磁力が足りない場合があるので、両面に仕込むと外れにくい。

&sizex(4){&bold(){「マスター・クラフトウェポン」}}
帝国および、渾沌の軍勢における高品質武器の総称。戦団に従事する熟練工たちの手によって長い時間をかけて制作された。
通常の工程で作られている武器と違って一品物のワンオフで作られている武器がほとんど。性能ももちろん高いが、希少性も同時に高く、スペースマリーン戦団の至宝や聖遺物として扱われることが多い。

&sizex(4){&bold(){「ミレニアム(千年紀)」}}
読んで字の如く1000年で一世紀を数える表記。&bold(){本作では西暦表示が無く、代わりに千年紀(M)で時代が表記される。}
西暦40000年代の第41千年紀が本作の時代である。
西暦0年~1000年の時代を1千年紀でM1と表記。物語の舞台となる西暦40000年~41000年の時代は41千年紀でM41となる。
更にMの前に付くドット(.)の前の3ケタ数字は、1千年期内の年数を表す。
例えば&bold(){西暦2019年は「019M3」}、&bold(){西暦1192年は「192M2」}で表される。

ドット(.)の前の4ケタ以上数字が付くとこがあるが、これは特殊な表記で、特殊相対性理論による時間の遅れを表すためのものである。(情報不足なので詳細求む)

&sizex(4){&bold(){「メタル」}}
かつて出ていたホワイトメタル製のミニチュアモデルのこと。
金属で出来ており、とても重い。今現在ではほとんど使われなくなったが、
初期のモデルを購入した際はホワイトメタル製のミニチュアモデルであることが多い。

&sizex(4){&bold(){「メルタガン」}}
帝国で使用される熱線銃。分子振動を誘発する高熱の熱線を発射し、近くにいるターゲットを原子分解する。
金属や有機体などありとあらゆる物質を溶解させることができる。
車両などの兵器や車両を破壊するのに向いているが、射程は短め。
}
#areaedit(end)

**や行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
&sizex(4){&bold(){「歪み(ワープ)」}}
渾沌の力のこと。歪みの力は宇宙を光よりも早く移動するワープ航法を行う際にも必要な力であり、超能力や魔術を使用する際にも使われる。
常人が歪みの力を完全に制御することは不可能と言われており、サイカー(超能力者)が歪みを制御するには高い精神力が必要。
使用、干渉しすぎると歪みに魅了されて渾沌に傾倒してしまったり、渾沌の悪魔たちの干渉を受け精神が崩壊・力が暴走することもあるため慎重に取り扱わなければならない。

&sizex(4){&bold(){「ユニット」}}
ユニットデータシートに記載された兵数、すなわち一つのチームのこと。
例を挙げると、スペースマリーンの「タクティカル・スカッド」は最低5体から10体の兵で1ユニットを構成する。
司令塔的な役割を持つHQや、ビークル(乗り物)等は1体でユニットを構成することもある。

ゲーム上では基本的にこのユニットと呼ばれる単位で移動や戦闘を行われる。

ユニットはそれぞれバトルロールと呼ばれる戦略的な役割を持ち、データシート上部の記号によって区別される。
バトルロールは以下の9種類がある。
・ヘッドクォーター(HQ)
・トループ
・エリート
・ファストアタック
・ヘヴィサポート
・フライヤー
・輸送ビークル
・決戦兵器
・要塞
}
#areaedit(end)

**ら行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
&sizex(4){&bold(){「ライブラリアン(司書官)」}}
スペースマリーンの役職の一つ。戦団の歴史記録者にしてスペースマリーン版のサイカー(超能力者)である。
所属戦団にかかわらず、パワーアーマーは青い具足で身を鎧う。様々な超能力で部隊を支援する。

&sizex(4){&bold(){「ラスガン」}}
インペリアルガード(帝国防衛軍)で使用されている「ラス」と呼ばれるレーザー技術に基づいたエネルギー銃。
「ラス」とはレーザーの略であり、ラスガンには発射用のレーザーチャンバーが内蔵されている。
信頼性が高く、大量生産しやすい。威力は高くないが、信頼性は高い。

&sizex(4){&bold(){「ラスキャノン」}}
帝国で使われるエネルギー砲。「ラス」の技術が使われているラスガンの上位版。
強力なレーザーと共に荷電エネルギーを射出する。あらゆる装甲を貫通し、
特に対戦車兵器として活躍することが多いがコストは高め。

&sizex(4){&bold(){「リヴィングメタル」}}
ネクロン王朝で使われる特殊な金属。戦闘などで破損しても「&bold(){自力で修復}」することができる特殊な金属である。
元々生身だったのころネクロンである「ネクロンティール」によって開発され、今現在ではネクロンの体や兵器、宇宙船などあらゆるものに用いられている。

&sizex(4){&bold(){「レイスマシーン(霊機)」}}
アエルダリが使用する兵器の一つ。&bold(){死んだアエルダリの魂を封じこめた魂魄石(スピリットストーン)を使用して動かすロボット。}
いわばアエルダリ版ドレッドノートともいうべきもの。ただでさえ兵が少ないアエルダリにとっては心強い戦力となる。
スピリットシーア(御霊司)によって死せるアエルダリの魂を呼び起こして起動させる。

死も痛みも恐れることもなく、完全に破壊されるまで戦い続けることが可能。更に戦艦でしか扱えない強力な兵器も装備できる。
しかし、魂を使用する行為は一部のクラフトワールド勢力にとっては冒涜的なので、使用していない勢力もある。

レイスマシーンも大小サイズが存在し、&bold(){レイスガード}、&bold(){レイスロード}、&bold(){レイスナイト}の順で大型化していく。

&sizex(4){&bold(){「レギオン(兵団)」}}
スペースマリーン部隊を分ける単位の一つ。1兵団は&bold(){スペースマリーン10000人分}となっている。
兵団の制度は大征戦からホルスの大逆の時代に使用されていた。兵団の数は全部で&bold(){18の兵団}が存在している。
元々は全部で20の兵団があったのだが、&bold(){2兵団だけ何故か無くなっている。}現在でも残りの2兵団に関する情報はない。

後にレギオン(兵団)はチャプター(戦団)に分割されたり、ケイオススペースマリーンに寝返るなど今現在も形を変えて残っている。

&sizex(4){&bold(){「レマン=ラス戦車」}}
インペリアルガード(帝国防衛軍)で使用されている主力戦車。戦車の名前はスペースウルフ戦団の総主長「レマン=ラス」から取られている。
数十年はメンテナンスをせずとも燃焼しうるほぼ全ての液体燃料で稼働し、強靭な正面装甲に強力な主砲を搭載した帝国防衛軍の傑作車両。
その余裕ある車体設計と多種多様な戦闘環境は様々な派生形式を生み出されている。

&sizex(4){&bold(){「ロスター」}}
プレイヤーによるアーミーのユニット編成表。
ユニットのオプションや種類、数などを指定のコストに収まるようユニット編成した表のことを指す。
ゲームをする際にあらかじめロスターを編成しておき、それに合うようにミニチュアを用意する。
大会などでは相手と自分の作ったロスターを交換しておくとゲームがスムーズに行いやすい。

以下のツールを使えばユニットのロスターを簡単に作ることができる。(英語)

BattleScribe
こちらはPCとスマホ向けのアプリが用意されている。慣れたらこちらを使うといいだろう。

&sizex(4){&bold(){「ロックリート」}}
超強化コンクリートの一種で、防壁に使われることが多い建材。
}
#areaedit(end)

**わ行
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
&sizex(4){&bold(){「ワープストーム(歪みの嵐)」}}
歪みの力が宇宙に吹き荒れる現象のこと。ディーモンや渾沌の信者の儀式によって引き起こされる。
嵐が起こった宇宙では惑星間のワープ航行は疎か、通信すらできなくなる。
ワープストームが大規模になると、銀河をまたぐ大亀裂(グレイト・リフト)となり、
近くの宙域又は亀裂内の宙域は時間や物理法則が狂ってしまう。

&sizex(4){&bold(){「ワールド(惑星)」}}
本作での惑星のことを指す。各惑星は帝国や異種族などが惑星を支配している他、未開拓の惑星や紛争惑星などもある。
惑星の種類は以下の通り。
&bold(){【一般】}
・「デッドワールド」
テラフォーミング作業が行われず、居住に適さない惑星。一例として月などの荒廃した岩石惑星が該当する。
・「デスワールド」
居住はできるが、危険度が非常に高い惑星。凶暴な動植物が支配する森林惑星や火山が多い惑星など種類も多彩。
・「デザートワールド」
一面砂に覆われた砂漠の惑星。
・「アイスワールド」
低温で氷に覆われた惑星。
・「ジャングルワールド」
密林に覆われた惑星。豊かな鉱床などの資源が隠されていたり、少数の部族や異種族が暮らしていることもある。
・「オーシャンワールド」
海に覆われた惑星。陸地は少なく、小さな群島に人々が住んでいる。

&bold(){【帝国】}
帝国の各惑星は惑星の領主が政府に代わって統治している。
また、重要な拠点などは政府によって直接管理する例もある。
・「拠点惑星」(ホームワールド)
スペースマリーン各戦団の拠点となる場所。惑星内には荘厳な要塞院や整備施設、訓練施設、
人口過密なハイブシティ(多層都市)等、戦団を支えるための施設が数多く建築されている。
また、戦団の惑星内から新人のマリーンを募集したりもする。
戦団によっては拠点惑星が無く、代わりに宇宙ステーションや旗艦等を代わりの拠点にしている。
・「ハイブワールド」
惑星そのものが巨大都市になっている都市惑星。帝国惑星の中で最も人口の多い惑星のタイプである。
大地は巨大なハイブシティに覆われており、産業労働力、工業製品およびその他の商品を提供し、
帝国内の尽きぬ需要を満たしている。
ほとんどのハイブワールドは元々自然豊かな惑星だったが、過剰な乱開発や環境汚染によって惑星が汚染されている。
・「インダストリアルワールド」
鉱物の採掘や精錬を行っている惑星。ハイブワールドやフォージワールドに比べたら人口は少ない。
・「フォージワールド」
工業製品や兵器などを製造する工業惑星。詳しくは「フォージワールド」の項を参照。
・「マイニングワールド」
鉱物資源やガスなどのエネルギー資源を採掘する鉱山惑星。
・「アグリワールド」
帝国臣民の食料を支える為の農業惑星。惑星自体が巨大な農場になっており、
惑星の人口は1億人以下と他の惑星に比べて少なめ。
現在すべてのアグリワールドで生産された食料は、数兆を超える帝国臣民を全て養うことができておらず、一部の惑星は食糧難に陥っている。
またアグリワールドの中には、漁業が盛んな惑星なども存在する。
・「騎士惑星」
武装した巨大な工作機械「インペリアルナイト」を駆って戦う「貴人」が治める封建社会的な惑星。
かつて人類との連絡が長く途絶えたために、文明レベルが中世ヨーロッパ並みに後退してしまった。
今ではそこを治める貴族「騎士宗家」は帝国に忠誠を誓い、帝国の名の下に惑星の領主となっている。

&bold(){【その他】}
・「クラフトワールド」(方舟)
アエルダリ族の住居でもある超巨大母艦。厳密には惑星ではない。
アエルダリ族の各勢力の拠点にもなっており、身を隠しながら銀河中を放浪している。
内部には都市が作られており、アエルダリ族の魂を安置する「無限回路」や軍事施設、整備ドック等の他、
更に身を隠すための光学迷彩機能や人工的に作られた生態系を管理する「バイオシステム」を搭載し、
母艦内でも惑星と同じように暮せるための設備が完備されている。
・「オルクワールド」
オルク族の拠点惑星。大進撃「Waaagh!(グァーグ!)」を行うための拠点になっている。
・「トゥームワールド」(墳墓惑星)
ネクロン族の拠点惑星。数多くのネクロン族が眠る王墓が数多くある。地下には大量の兵器が格納されており、
主の覚醒とともに目を覚ます。
・「ディーモンワールド」
歪みの力によって破損した惑星。暗黒の4大伸の特徴が惑星に反映されている。
ディーモンワールドの殆どは〈恐怖の目〉の中に存在する。
}
#areaedit(end)

&link_anchor(topcontents){目次に戻る}
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*小ネタ
#areaedit()
#openclose(show=クリックで参照){
・ウォーハンマー40000の元ネタ
ウォーハンマー40000はイギリスのSFコミック誌「&bold(){2000 AD}」の人気コミック「&bold(){ローグ・トルーパー}」(Rogue Trooper)と「&bold(){ネメシス・ザ・ウォーロック}」(NEMESIS THE WARLOCK)の2作品から影響を受けている。
ウォーハンマー40000初版のサブタイトルにはローグトルーパーをもじって「ローグトレーダー」と書かれている。

・有名なあの作品についての小ネタ
[[TypeMoon]]制作の「Fateシリーズ」のスマートフォン向けゲーム「[[Fate/Grand Order]]」では本作品を思わせるようなセリフが出てくる。(例:スペース海賊軍団、ミニチュア塗りたい等の[[刑部姫>刑部姫(Fate)]]のセリフ)
後に同作を原作としたミニチュアゲームである「&bold(){Fate/Grand Order Duel}」が発売。ミニチュアゲームの予告としてWH40Kをネタに使ったと思われる。

・国内クリエーターのファン
[[ニトロプラス]]所属のシナリオライター「[[鋼屋ジン]]」氏(Fate Apocalypse、デモンベインなどのシナリオ担当)も本作のファンで、
twitterにミニチュアや設定に関するツイートを投稿している。

・スタクラの元ネタ
[[ブリザードエンターテイメント]]の名作RTS「[[StarCraft>StarCraft2]]」シリーズに出てくるキャラ設定の元ネタは&bold(){実は本作。}
テランマリーン→スペースマリーン、プロトス→アエルダリ、ザーグ→ティラニッドとなっている。

・エイリアン訴訟
映画「[[エイリアン2]]」の当時の制作元である「[[20世紀フォックス]]」から本作の内容に関して訴えられたこともある。
訴えた理由としては、エイリアン2劇中の「植民地海兵隊」とスペースマリーンの兵器のデザインが類似しているのと、
ティラニッドのデザインと設定がエイリアン(ゼノモーフ)と類似しているため。
ゲームズワークショップ側は上記2点は&bold(){初代エイリアンの公開前からの資料がある}として裁判所に提出して&bold(){勝訴している。}
}
#areaedit(end)
----

&sizex(4){&bold(){&font(#cc0000){百万を超える惑星を、億を超える戦乱が包む。安息の地はなく、逃げ込める場所も存在しない。この銀河には、戦争のみが残されたのだ!}}}

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追記・修正を行う際は、アーミーを組んでからお願いします。

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#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 本家ウォーハンマーもだけど、この独特の濃ゆいデザイン並びに造形(今もシタデル製?)は好み。  -- 名無しさん  (2013-10-23 12:00:02)
- 日本語版基本ルルブはあまり見かけないしかなり高い(一万くらい)けど買う価値はあるね。買って正解だったよ。  -- 名無しさん  (2013-10-23 12:13:58)
- 趣味人  -- 名無しさん  (2018-02-14 02:31:16)
- 気合いの入った記事だなー  -- 名無しさん  (2019-01-24 23:02:58)
- 自らの遺伝子を組み込んだって辺りで皇帝ってやばい奴だな―とか思って読み進めたらむしろ真人間の部類らしくて笑ってしまった  -- 名無しさん  (2019-03-15 21:08:15)
- 所要時間:約 118 分で読めますに草  -- 名無しさん  (2019-03-16 20:11:58)
- 分割しないと不味い案件じゃないの  -- 名無しさん  (2019-04-09 08:51:15)
- 一部折りたたみが機能してないぞ  -- 名無しさん  (2019-04-09 09:31:48)
- 帝国とケイオスは別項目にしてもよさそう -- 名無しさん (2019-04-15 09:29:34)
- 新規にページ作って分割したほうがいいかな? -- 名無しさん (2019-04-15 12:29:19)
- 読み応えのあるいい記事だあ   --  (名無しさん)  &size(80%){2019-04-23 10:33:52} 
- バンダイからウォーハンマー40K関連の商品が出るらしいね。いよいよ日本に本格進出か。   --  (名無しさん)  &size(80%){2019-05-11 10:04:23} 
- タイタンのフィギュアってどのくらい大きいのかと興味本位で調べたらフィギュアとかそういう次元じゃなくて草も生えない  -- 名無しさん  (2019-05-20 18:01:09)
#comment
#areaedit(end)
}

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