Dの一族(ONE PIECE)

「Dの一族(ONE PIECE)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
Dの一族(ONE PIECE)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2018/09/10 Mon 19:04:22
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

Dの一族とは、漫画『[[ONE PIECE]]』に登場する用語であり、''作中最大の謎''の一つである。



●目次
#contents

*概要
ミドルネーム「D」を持つ一連の登場人物のこと。
主人公モンキー・D・ルフィを始め、作中に登場する一部の人物がDの名を冠している。
しかし、その正体に関しては今のところ一切明かされていない。
数少ない手がかりと言えるのは、[[コラソン>コラソン(ONE PIECE)]]の台詞にある&b(){「とある地方では神の敵として知られる」}ことぐらいか。
「Dの意志」と呼ばれるものを引き継いでいるとされており、少なくとも「[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE)]]の天敵」とされるような存在であろうことは推察されている。

この名を冠している人物は主人公サイド・敵サイドを問わないが、''いずれも物語全体のキーパーソン''であることが共通点。
しかしそれ以外の共通点はほぼ皆無。''人間と巨人族が入り混じっている''以上、「単なる血縁関係」ではないことは明らかだが……。

一応その他の共通点としては、

-''ほとんどが男性である''
本編中に登場した女性のDの一族はルージュとラミの2人だけ。
男の方がDの一族となる可能性が高いのか、単なる偶然なのかは明言されていない。


-''ほとんどの人物は権力に縛られることを極端に嫌う''
海賊が多く、例外は海軍中将であるガープとサウロぐらい。しかし両者とも世界政府に忠実とは言い難い問題児である。
コラソン曰く、なんらかの問題・事件を起こすたび、[[とある地の老人たち>世界貴族(ONE PIECE)]]は眉を顰めて言うという。&bold(){「Dはまた必ず&bold(){嵐}を呼ぶ」}


-''作中では「D」以外のミドルネームはほとんど登場していない''
その割には名乗ったとしても違和感を感じられることはまずない。
作中でのミドルネームがどのようなポジションなのかはイマイチ判然としていない。


世界政府は「D」の名が広まるのを快く思っていないようで、後述のゴールド・ロジャーの名前の改変がそれにあたる。
その一方で、モンキー・D・ルフィの手配書は本名で作っていたり、ガープは隠さず本名を名乗っていたりとどのような基準なのかはハッキリとはしていない。

また、ローが「D」の名をひた隠しにしていたことを考えると、明言されていないだけで既に他にも「D」が登場している可能性は十分にあるだろう。

その謎めいた設定ゆえに、格好の考察対象となっており、ワンピース関連の考察本やサイトでは必ず触れられるものとなっている。
だが、いまだにはっきりとしていないが故に、その考察結果も千差万別である。

なおロジャーはDの意味に関して何かを知っていたようで、白ひげに対してそれを伝えている。

*作中で登場したDの一族
**[[ゴール・D・ロジャー>ゴールド・ロジャー]]
全ての発端となった伝説の海賊王。
「嵐を巻き起こし、今現在も巻き起こし続ける男」。
本名は[[政府>世界政府(ONE PIECE)]]の手により改竄されて隠されており、世間では「ゴールド・ロジャー」として知られている。
かつての仲間たち及びその関係者以外に本当の名を知る者はほとんどおらず、政府の情報改竄は上手くいっているようである。
尚、連載開始からリアルに数年間「ゴールド・ロジャー」で通されてきたため、最初に[[Dr.くれは]]が「ゴール・D・ロジャー」とDの一族のことを発言したときは読者に衝撃が走り、名前に「ド」の入る登場済みのキャラから「Dの一族」らしき人物を探す考察が活性化した。

**[[モンキー・D・ルフィ]]
本編主人公であり、[[麦わらの一味]]船長であり、[[最悪の世代>11人の超新星]]の一角。
本人は「D」の名を継いでいることに特にこれといったこだわりはないようで、他の人物が「D」を名乗っても大した反応は返していない。
新世界に突入してもその快進撃は止まらず、いつの間にか「麦わら大船団」という大海賊団を率いる船団長にまで出世し五番目の皇帝とも称される。
今、世界に最も嵐を巻き起こしている「D」の一族の一人である。

**[[モンキー・D・ドラゴン]]
ルフィの父親であり、本編登場順では3人目の「D」。ただし、Dの一族であること(とルフィの父親であること)が判明したのはかなり後。
息子のルフィ、父親のガープとは違って落ち着いた佇まいの男であるが、何をやらかすかわからないヤバさを秘めているのは似ている。
世界政府転覆を目論む「[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]」の首魁であり、「世界最悪の犯罪者」としてその名を知られている。

**[[ポートガス・D・エース]]
自然系[[悪魔の実]]「メラメラの実」を食べたルフィの義兄。
[[白ひげ海賊団]]のニ番隊隊長を務め、若手の海賊たちの中ではトップクラスの実力と知名度を誇る人物であった。
その正体及び彼の辿った運命は項目参照。

**[[モンキー・D・ガープ]]
ルフィの祖父にして[[海軍中将>海軍(ONE PIECE)]]。数少ない政府に従う「D」。
もっとも、本人は気に食わなければ政府の言うことに従うつもりなど欠片もない破天荒な人物だが。

**ポートガス・D・ルージュ
本編に登場した中では最初の女性のD。エースの母親で故人。
回想シーンだけの登場だが、エースを無事この世に送り届けるために''狂気ともいえるすさまじい行為''を行っているあたり、彼女もまた「D」の一族ということだろうか。

**[[ハグワール・D・サウロ]]
現時点で唯一の"人間"ではないD。&bold(){巨人族}の海軍中将。
世界政府のあり方に疑問を抱き、囚われていたオルビアとともに脱走し幼い[[ニコ・ロビン]]をオハラから救い出した。
しかし、バスターコール対象となった(=子供一人たりとも残さず地図からその島は消される)オハラ殲滅戦に加わっていた[[青キジ>青キジ(ONE PIECE)]]の手で氷漬けにされる。
彼の存在はロビンのその後の人生に大きな影響を与えた。
ちなみに氷漬けにされる際「アイスタイムカプセル」という意味深な技を受けたため、青キジに何か別の狙いがあったのではないかという説がある。

**[[マーシャル・D・ティーチ]]
元白ひげ海賊団にして現[[黒ひげ海賊団]]船長、そして[[四皇>四皇(ONE PIECE)]]たる人物。
ルフィ、ドラゴンと並んで今現在最も嵐を呼んでいる「D」であると言える。
ルフィは2年のブランクがあり、ドラゴンは本格的な行動に移る前の準備段階であることを考えると、むしろ頭一つ抜けているかもしれない。
Dの中では珍しい悪役サイドの人物ではあるが、徹底して自由を尊び海賊のロマンを重視するなど、その精神性は実はルフィにかなり近い。

**[[トラファルガー・D・ワーテル・ロー>トラファルガー・ロー]]
ハートの海賊団船長にして元[[七武海>王下七武海]]。
知っての通り、基本的には「トラファルガー・ロー」の名で通している。
作中登場しているDの一族では珍しく、「D」であることをひた隠しにしている上に、忌み名"ワーテル"という新たな概念まで持ち合わせている。
ルフィは平然と名乗っているのに対し、どのような差があるかは不明だが幼い頃から「人に教えてはいけない名前」として育てられていたようであるため、生まれ育った地域の違いかもしれない。

**トラファルガー・D・ワーテル・ラミ
ローの実妹。
甘えん坊で活発な性格でローにもよく懐いていたが、「珀鉛病」が発症し他の家族よりも進行が早く病床につき、戦乱による放火で亡くなった。
ルージュに続く二人目の女性のDだが彼女自身が意味を知っていたかは不明。
単純に考えるなら兄妹の父親もDの一族だったのではないかと考えられる。

**ロックス・D・ジーベック
かつてハチノス島で結成された[[ロックス海賊団]]の船長で、「世界の王」になる野望を抱いて世界中で暴れまわった当時世界最強の海賊団の船長。
[[ゴール・D・ロジャー>ゴールド・ロジャー]]の最初にして最大の敵であり、38年前ゴッドバレー島にて、モンキー・D・ガープとロジャーの共闘を前に討ち取られた。
世界の王になろうとしていたロックスは、[[「世界の秘密」>歴史の本文(ONE PIECE)]]や[[世界貴族>世界貴族(ONE PIECE)]]にまで迫ってゴッドバレーを訪れており、ロックスの死後は、船員同士の仲の悪さゆえに白ひげなど語り継ぐ者がいなかったことや、ロックスが世界の禁忌に触れようとしていたため、世界政府にもみ消された事件も多く、今日ではロックスが「Dの一族」だったことすら知る者も少ない。




追記・修正はDの意志を継いだ方にお願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 「神の天敵」と目されてるならやっぱり「Devil」なんだろうか  -- 名無しさん  (2018-09-10 19:50:56)
- ガープは例外といっていいのか・・・昇格を自由にやれないからっていう理由で蹴るし、天竜人屑呼ばわりするし  -- 名無しさん  (2018-09-10 20:56:59)
- 有力っぽいのは、オハラの学者達が辿り着いた昔、栄えた王国の王族の末裔とかかな?  -- 名無しさん  (2018-09-10 21:05:59)
- オカルトではよくドラコニアンと関連付けられてるらしいね。んで天竜人がレプティリアンと。  -- 名無しさん  (2018-09-10 21:44:52)
- SBSでこれに関する質問とか展開予想とかが滅茶苦茶来るので目を通すのも大変らしい。数が数だからか割と核心に迫ってるのもあったとか  -- 名無しさん  (2018-09-10 23:16:49)
- 神の敵の意味のデビル、世界を破壊する意味のデストロイ、運命を開く意味のデスティニー、死を招く意味のデッド……いくつか候補を挙げたけどDの真意はこの中にあるのかどうか  -- 名無しさん  (2018-09-10 23:22:39)
- DAWN(夜明け)っしょ。第1話や読み切りのタイトルにも入ってて、ネコマムシの台詞にも繋がる  -- 名無しさん  (2018-09-10 23:38:37)
- ↑ ハンコックがルフィのことを鬼の子って言ったりエースも鬼の血を引くこの俺を~と発言してるのである意味デビルという意味合いもありそうな気がする。  -- 名無しさん  (2018-09-11 00:14:44)
- 『デビル』のD、『デストロイ』のD、『デットヒート』のD、『ダーク』のDそれから えぇっと…大好きブルーノちゃんのD かな?  -- 名無しさん  (2018-09-11 03:48:31)
- あぁ、夜明けはありそう。作風的にもしっくりくる  -- 名無しさん  (2018-09-11 08:27:24)
- 「神の天敵」て言うけど誰にとっての「神」なのやら…  -- 名無しさん  (2018-09-11 11:39:50)
- デビルのDなら悪魔の実と関係あるのかね  -- 名無しさん  (2018-09-11 18:56:09)
- Dという文字ではなくDという形が重要説  -- 名無しさん  (2018-09-11 19:41:06)
- ↑世界を二つに両断する…とか?ということは、もしかすると「Oの一族」という天敵も居たり…  -- 名無しさん  (2018-09-11 19:52:23)
- Dは半月の形を表しているという説もあったな。失われた王国が月から来たor月へ行ったとかで。ただ、満月ならO、三日月ならCになるから、D=月というのはちょっと苦しい気がするけど  -- 名無しさん  (2018-09-11 20:29:07)
- O=王が分断されてD、とか  -- 名無しさん  (2018-09-11 20:41:42)
- 意味が一つとも限らないしな  -- 名無しさん  (2018-09-12 12:50:36)
- ローがDの一族という事は妹はルージュに続く2人目の女性Dの一族って事に。  -- 名無しさん  (2019-02-23 17:40:21)
- ・D・が顔文字に見えてきたが特に関係は…ないか  -- 名無しさん  (2019-08-15 22:40:14)
- ガープやサウロの様にDの名があっても海軍内で高い地位に居たりするあたり恐れられているのかどうかがイマイチ見えてこない気がする  -- 名無しさん  (2019-08-25 00:45:55)
- Ⅾ=devilで。かなり昔に、心優しい悪魔と人間の間に生まれた子に、Dをつけたのが始まりなんじゃないかと思っている  -- フロム脳患者の名無しさん  (2019-09-25 13:05:55)
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?