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トレロカモミロ - (2013/06/18 (火) 12:47:00) の編集履歴(バックアップ)
登録日:2012/01/31(火) 23:41:58
更新日:2020/09/29 Tue 22:55:09
所要時間:約 2 分で読めます
『トレロカモミロ』とは、童謡「トレロカモミロ」に登場する最強の闘牛士の事である。因みに『トレロ』とは闘牛士のこと。
歌は物語になっており、牛と対決するカモミロの勇姿が語られる。
【ストーリー】
スペインのとある闘牛場。
客席は噂のトレロカモミロの勇姿を一目見ようと満員御礼。
闘う牛は五人がかりでやっと連れて来た鼻息の荒い狂暴な黒牛。
対するカモミロは、時間になっても現れない。
観客席からは「早く出て来い!」と怒声が飛ぶ。
その頃、カモミロは……
………家で寝ていた。
その名高き英雄「トレロカモミロ」
彼は「男の中の男」だが、闘いよりも昼寝が好きな男だった―
しばらくすると係員に起こされたのか、カモミロがあくびしながら登場。
待ちに待った観客は大喜び。
黒牛も現れたカモミロに気付き、視線を向ける。
そして、闘いは始まった
…
…
……かと思いきや、まだ眠かったカモミロは、牛に背を向けて寝てしまった。
Zzz…Zzz…
観客席からはどよめきが起こる。
その名高き英雄「トレロカモミロ」
彼は「男の中の男」だが、闘いよりも昼寝が好きな男だった―
黒牛はキレた。
血管が破裂せんばかりにぶちキレた。
ツノを振り立て、呑気に2度寝をぶっこくカモミロに向かって突進した!
カモミロは、寝ぼけ眼で牛の方をチラリと見て「まったく、うるせぇなぁ…」とばかりに、片手でちょいと牛を掃った。
転がってノビる黒牛。
まだ眠いカモミロは、
「お、いいベッドがあるじゃん」
と、転がる黒牛をベッドにしてまた寝てしまった。
観客席からは喝采と賞賛の嵐。
狂暴な黒牛の上で昼寝をするカモミロに対し、いつまでも拍手の音が続いたという。
その名高き英雄「トレロカモミロ」
彼は「男の中の男」だが、闘いよりも昼寝が好きな男だった―
らんらららんらんらんらんらんら
らんらららんらんらんらんらんら
らんらららんらんらんらんらんらんら
オ・レ!!
追記・修正はすごい鼻息の
黒牛に挑みながらお願いします。
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- めっちゃ強いなあ -- 名無しさん (2013-06-18 12:05:39)