あの日々をもういちど

「あの日々をもういちど」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

あの日々をもういちど - (2018/01/09 (火) 04:52:18) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/01/04(月) 00:03:27
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

著者:[[健速]]
イラスト:双
レーベル:HF文庫


シナリオライター・健速の小説(ライトノベル)デビュー作。
一巻で完結する短編。



あらすじ

「村の平和を護る」。
ただそのために、一体の鬼と一人の男を包み込んだ封印。
それが解けたとき、世界では400年の歳月が過ぎ去っていた!

計らずも時を越え、現代を生きる事となった青年・流は、護るべき全てを失い、亡羊とした日々を送っていた。
しかしある日。彼の前に現れた思いも寄らない仇敵が、流の倦怠とした日常を打ち砕く。
その仇敵の名は……夕凪。
 

登場人物

〇400年前のキャラクター

・水際流
当時18歳。
水際の剣士。鬼と共に封印され、400年後に目覚める。
当初は何もかも失った絶望感しか無かったが、
夕凪も存在する事を知った事で再び活力を取り戻す。

・夕凪
妖弧族の族長の一人娘。
流を実の弟以上に可愛がっていたが、
領主の策で父親を殺された恨みで流を敵討ちに拘っている。
後に流を追って自らも封印されて400年後の現代に目覚める。

・水際茅乃
流の[[義妹]]で許嫁。
当時15歳。

・吉岡又衛門
侍大将で当時のこの地方の領主で元凶。
超常種に不安を感じ、一時的に唐松と手を組んでいたが、それがバレて暗殺される。


・唐松
妖弧族の一人。
夕凪の意見を尊重し共に封印させた。
族長の座を狙う為だったが、
結果的にこの行為が身を滅ぼす事になった。
 

・黒海山荒れ野の鬼
伝説の魔物。
人間の倍以上あり、分身を作り出し、刀や火縄銃も効かない、
並の術も効かないという尋常じゃない霊力の持ち主。
だが、登場してあっさりお亡くなりになる。
……に見えたが、後半で再び登場する。


〇現実世界

・水際春乃
十五代目の正統継承者。
水際の神職の中では群を抜いて高い神術の素質を持っている。
茅乃に似ているらしい。

・河野圭介
春乃の幼なじみ。

・高杉幸一
病害獣担当の職員。

・水際孝治
水際神社を統括する宮司で春乃の父親。
神術の才能自体は無いが、水際の神職を取りまとめている。
 

●用語

〇超常種
一般的な生物から大きくかけ離れた独自の能力を持つイレギュラーな生物。
いわゆる魔物や妖怪や土地神の様な存在。
現代では超常種との人間との大きな抗争以降は、
山奥にひっそりと住んだり外国へ移住したりしている。
基本は争いが嫌いなため、静かな隣人として受け入れられる事が多い。

〇病害獣担当
厚生労働省に属する国家公務員であり、
社会生活上有害な超常種を駆除する人々。
野生動物を狩る「狩猟組合」の様なものだが、
申請次第によっては軍用の重火器類も使用出来る。
また、超常種を扱う性質上神社や仏閣に協力を仰ぐ場合が多い。

曰く、「凄い保健所のおじさん達」

因みに、開始時点では熊退治程度の事件が年に一・二回ある程度だった。
 

〇レリック
遺産とも呼ばれる。
霊力を秘めた物品の一形態で、
他にも「マジックアイテム」や「アーティファクト」がある。
だが、レリックは上記二つとは全く性質が異なる。
レリックは作り出すものではなく、長期に亘って人々の精神の力が蓄積されたもの。

例えば伝説の武器は人々が「〇〇は強い武器」と思う事で「強い武器」の力を持つ。
しかし、デメリットも多く、負の伝説を背負うと呪いの武器になる。

曰く、レリックとは伝説というものの表裏を併せ持った存在。

現代ではレリックに対する信仰心が薄れていっているので力を失っているものがほとんど。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 1巻完結の短編作品の記事にこんなこと言うのあれだけど、短すぎない?  -- 名無しさん  (2018-01-09 04:52:18)
#comment
#areaedit(end)
}