&font(#6495ED){登録日}:2011/05/15(日) 08:28:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){&bold(){その龍は真に勇敢な龍だから──}}} **概要 ボルシャック・ドラゴンとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。 記念すべき第1弾のカードであり、漫画の主人公であった切札勝舞の文字通りの「切札」であり、彼を象徴する1枚である。 **スペック |&font(#ff0000){ボルシャック・ドラゴン} 火文明 VR (6)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+| |W・ブレイカー| |攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。| 上述した通りデュエルマスターズ最初期に登場したドラゴンであり、最初のベリーレアとも呼べる存在。 漫画の主人公である切札勝舞が使っていたからか、非常にヒーロー性が高い。 墓地にある火のカードの数だけパワーアップする効果は、「死んだ友の哀しみを力に変える」というコンセプト。 能力的にはあまり強いとは言い難いが、そのヒーロー性と合致した能力から後のリメイクカードにも関連した能力が付いていることが多い。 特徴はその体躯に比べてかなり大きな両腕と爪。カッコいいけど正直アンバランス。 ただしそれはイラストを見たプレイヤーに強い印象を与える狙いがある。 両肩のブラスターは敵のシールドをW・ブレイクするための物という後付け設定がある。 絵師「見た目の派手さを強調してブラスター付けたよ!」 絵師「でも翼あるから意味ナスwwww」 スタッフ「じゃあWブレイク用ってことでw」 ドラゴンのみならずデュエル・マスターズを代表するカードなのだが、リアルでは特殊な能力の無いパワー馬鹿なため登場時から不遇。 しかも公式では後に登場した《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》がDM代表的カードの扱いを受けていて更に不遇。 しかしながら彼は、ドラゴンを愛するデュエリストのために、何度でも転生する。 以下代表的な転生体および関連カードを紹介していく。 |&font(#ff0000){ボルシャック・大和・ドラゴン} 火文明 SR (6)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+| |W・ブレイカー| |攻撃中、このクリーチャーのパワーは、墓地にある火のカード一枚につき+1000される。| |《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力によって、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊するとき、かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。| 通常ボルシャックの効果に加え、スピードアタッカーと、同じ主人公級ドラゴンであるボルメテウスとシナジーする効果を持つ。 後者のシナジー効果は完全なネタだが、DM史上最大の12000火力という素敵なロマン砲が放てる。 最近裁定の変更でこの効果が置換効果扱いとなったため、[[不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー]]他、置換効果持ちを一発で消せるようになった。 そして前者のスピードアタッカーにより高い奇襲性と攻撃性を持ち、トーナメントシーンでも活躍出来る強力なカードとなった。 ロマンも実用性もある優良カードだが、それまでのDMになかった和風デザインと漢字名により、古参プレイヤーには不評を受けることもある。 サムライに先駆けて登場したため、名前の真ん中に漢字があるがサムライではない。 |&font(#ff0000){ボルシャック・NEX} SR 火文明 (6)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。| |このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。| |W・ブレイカー| DM32で登場した新たなボルシャック。 「ルピア」とはドラゴンをサポートする種族ファイアーバードの1シリーズであり、仲間を引き連れて登場するヒーロー性たっぷりの能力を持つ。 特にドラゴンの召喚コストを2減らす《コッコ・ルピア》との相性が良く、3マナでコッコを召喚し、次のターンでNEXを召喚、新たなルピアを呼び出すことができる。 出すだけで仲間を増やしてボードアドバンテージを稼げるため、わかりやすく強力で初心者に優しい。 一方で盤面の状況や後の展開を考慮して様々な「ルピア」を選ぶ必要もあり、上級者向けな一面も。 小学生と大きいお友達をどちらも満足させる優秀な子。 このカードだけ恒例の「友の哀しみを力に変える能力」が、ファイアーバードのみを対象にしている。 こらそこ、友達減ったとか言わない。むしろ文明を超えた友情が芽生えている。 |&font(#ff0000){時空の火焔ボルシャック・ドラゴン} SR 火文明 (7)| |サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+| |攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。| |W・ブレイカー| |覚醒−このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。| ↓裏返った↓ |&font(#ff0000){勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス} SR 火文明 (14)| |サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+| |このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーが各ターンはじめてタップされた時、アンタップする。| |攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。| |T・ブレイカー| |解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの小さいほうに裏返す)| 詳細は[[時空の火焔ボルシャック・ドラゴン/勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス]]で。 初代ボルシャック・ドラゴンが超次元の穴から覚醒の力を得た姿。 表記は7コストだが5マナの超次元呪文から呼び出すことができるため、実質的には5コストクリーチャーであり、コスパが圧倒的に良くなった。 さらに覚醒条件を満せばデュエルを終了させる力を発揮する。 バトルに勝った時覚醒するので、パワーの高低が重要である… そのため不遇の原因だった「死んだ友の哀しみを力に変える能力(笑)」が、一転して勝敗に関わる重要な能力に。 こいつが出た途端に相手の墓地を確認する光景が頻繁に見られるようになり、ボルシャック・ドラゴンのファンが歓喜の涙を流したのは言うまでもない。 そして、2011年7月2日に発売したコミックスの付録に新たなボルシャックが付いてきた! それがこちら↓ |&font(#ff0000){激竜ガイアール・B(ボルシャック)} P 火文明 (7)| |進化クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000| |進化-自分の、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャー1体の上に置く。| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、名前に《ボルシャック》とある進化ではないクリーチャーが出るまで、山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをバトルゾーンに出し、残りを自分の墓地に置く。| |W・ブレイカー| 対象が《ボルシャック》になった転生プログラムを持った進化ボルシャック。 種族が今までの<アーマード・ドラゴン>から、新種族の<レッド・コマンド・ドラゴン>となっている。 なお、この効果で出せないのは進化クリーチャーである自身とウルフェウスとキング、サイキック・クリーチャーであるメビウス、そしてドラグハート・クリーチャーであるマスターズだけなので、他のボルシャック一族は全て出せる。 そして2015年には、ビクトリーシリーズ以前の原作の登場人物にちなんだパックという触れ込みで登場した「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」が発売。 主人公である切札勝舞(とザキラ)には2種類のパックが封入されたが、そのうちの1枠として満を持してこのボルシャック・ドラゴンをテーマにしたパックが登場。(ちなみにもう1枠は[[武者>ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン]] いくつかの新規関連カードが追加されることとなった。 |&font(#ff0000){超竜キング・ボルシャック} P 火文明 (7)| |進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000+| |G・ゼロ―バトルゾーンに自分の、名前に《ボルシャック》とあるドラゴンがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。| |進化―自分の火のドラゴン1体の上に置く。| |T・ブレイカー| |自分のクリーチャーすべてに、自分の墓地にある火のカード1枚につき「パワーアタッカー+1000」を与える。| G・ゼロにより、自分の場に《ボルシャック》と付くドラゴンがいればマナを支払うことなく出すことができる。 進化元についても、G・ゼロ条件である《ボルシャック》と付くドラゴンの上にのせれば全く問題はない。 ただ、これだけでは同じように自力で踏み倒し能力を持っている上についでのように相手の切り札級クリーチャーを仕留めることができる《[[轟く侵略 レッドゾーン>ソニック・コマンド(デュエル・マスターズ)]]》のほうが強そうだが、そこは初代切札(のリメイク)、彼には優秀な相棒がいる。 |&font(#ff0000){ボルシャック・ルピア} P 火文明 (4)| |クリーチャー:ファイアー・バード 2000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。| デッキから《ボルシャック》を手札に加えることができる「ルピア」。 《ボルシャック・NEX》の効果でデッキから呼び出すことができ、さらに《ボルシャック・NEX》は「名前に《ボルシャック》とある火のドラゴン」であるため、こいつの能力でキングをサーチすることで、流れるようにNEXをキングに進化させることができる。 この動きの強みは《ボルシャック・NEX》1枚でほぼ確実にキング(とルピア)を呼び出せることであり、また手札にキングか別のNEXがいれば次のターンも戦線を切らすことなく動くことができるので、専用デッキを組まなければいけないとはいえ、レッドゾーンとは十分差別化できる要素であるといえるだろう。 |&font(#ff0000){ボルシャック・ファイアー} P 火文明 (7)| |呪文| |S・トリガー| |アタック・チャンス-名前に《ボルシャック》とあるクリーチャー| |このターン、自分の墓地にある火のカード1枚につき、自分のクリーチャー1体のパワーを+1000する。相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体にバトルさせる。| これもボルシャックパックの新規の一つ。 ついにボルシャックの技がカードとして登場した。 効果自体は自分のバトルさせるクリーチャーにボルシャック効果を付加する《キサナティック・X》だが、2種類の踏み倒し能力により、ボルシャックさえ出していればほとんど腐ることなく運用できる。 単純に除去カードとして使ってもなかなかだが、このカードが真価を発揮するのは時空ボルシャックとのコンボ。 自分の時空ボルシャックを強制的に相手のクリーチャーとバトルさせることができるため、ボルシャック(時空ボルシャックでなくてもよい)の攻撃と同時にアタック・チャンスによりこのカードを発動することで、相手のクリーチャーが殴ってくるのを待つことなくメビウスへと覚醒させることができる。 ただし時空ボルシャックの攻撃でこのカードを発動した場合、そのターンはメビウスのアンタップ効果を発動させることができない。 ヒーロー性のある主人公級ドラゴンには他にも「ボルメテウス」、「ボルバルザーク」というライバルがいるが、恐らくボルシャック一族が最多のカード数だろう。 やはり「最初の主人公の(デュエル・マスターズにおける)最初の切り札」というポジションは大きいといえる。 これからもデュエル・マスターズを象徴するカードとしてその名を残してくれることだろう。 ・ボルシャック一族 &font(#ff0000){ボルシャック・ドラゴン} &font(#ff0000){ネオ・ボルシャック・ドラゴン} &font(#ff0000){ボルシャック・大和・ドラゴン} &font(#ffdc00){聖霊}&font(#ff0000){龍騎}&font(#ffdc00){セイント・}&font(#ff0000){ボルシャック} &font(#ff0000){ボルシャック・NEX} &font(#ff0000){ボルシャック・クロス・NEX} &font(#ff0000){時空の火焔ボルシャック・ドラゴン/勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス} &font(#ff0000){激竜ガイアール・B(ボルシャック)} &font(#ff0000){ボルシャック・スーパーヒーロー} &font(#ff0000){超竜ボルシャック・}&font(#ffdc00){ウルフェウス} &font(#ff0000){ボルシャック・ギル・クロス・NEX} 最近また増えた &font(#ff0000){[[勝舞城 ボルシャック/切札龍 ボルシャック・マスターズ]]} またまた増えた &font(#ff0000){超竜キング・ボルシャック} &font(#ff0000){ボルシャック・ルピア} 簡潔に能力を説明すると、スーパーヒーローはパワー3000以下の通常クリーチャーとパワー5000以下のサイキック・クリーチャーを皆殺しにする全体除去能力、 ウルフェウスはバトルゾーンに出た時に手札の火か光の呪文を1枚タダで使うことができるボルフェウス・ヘヴンの小型版といった能力、 ギル・クロス・NEXは互いにサイキック・クリーチャーを出せないようにするという能力である。 勝舞城は火のクリーチャーにボルシャック能力を付加するドラグハート・フォートレスで、さらに自分のターンの初めに火のドラゴンが場、墓地合わせて6体以上いればマスターズへと龍解し、ボルシャック能力付与が+1000から+3000へと大幅アップしたドラグハート・クリーチャーへと変貌する。 新シリーズの代表種族であるハンターやエイリアンになったり、新システムであるサイキック・クリーチャーやドラグハートになったりと、ボルシャックも大忙しである。(ガイアール・B、スーパーヒーロー、ウルフェウスがハンター、ギル・クロス・NEXがエイリアンである) 2015年6月、スマホアプリゲーム『[[パズル&ドラゴンズ]]』とデュエル・マスターズとのコラボが決定。 その第1弾クリーチャーとして《コッコ・ルピア》、《邪眼皇ロマノフⅠ世》と共に選ばれた。 &bold(){やはりデュエマ初期を支えたドラゴンとしては格が違った。} ボルシャック「死んだ友の哀しみを力に変えて……Wブレイクッ!!」 「出たwwwwwwwwボルシャックさんのW・ブレイクwwww」 「こええwwwマジこええwwwwwwwwwww」 ボルシャック「…」プルプル 「いつまでやってんの?wwwwwwwwwつーかそんなの誰でも出来るからwwwwww」 「除去呪文でさっさと死んでろカスwwwwwwwwww」 ボルシャック「ウッ…ウッ………(´;ω;`)」 ↓9年後 ボルシャック・メビウス「ああ。敵軍を全滅させるのもいいが――― 別に、1killしてしまっても構わんのだろう?」 追記・修正する者たちを、彼はいつだって全力で応援する!! ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 今でも大好きなドラゴン -- 名無しさん (2013-11-10 02:10:23) - 不遇なの最初だけだったのか。やっぱり切り札はこうじゃなきゃね -- 名無しさん (2013-11-10 02:59:39) - なお覚醒前は普通に除去される模様 -- 名無しさん (2013-11-10 18:49:03) - 伝説魔獣ボルシャザック・ドラゴン -- 名無しさん (2013-11-10 18:57:42) - ↑2 ゾルゲ「覚醒前?なんのことだね」 -- 名無しさん (2014-12-24 11:44:35) - 第一弾発売当時、後輩がパックで当ててみんなからヒーロー扱いされてたなぁ…ガチで羨ましかった -- 名無しさん (2015-02-24 19:55:28) - 超竜キング・ボルシャックが久々に正統派なボルシャックっぽくて楽しみだ -- 名無しさん (2015-09-26 21:47:29) - 漫画でのボルシャック登場シーンはかっけぇよなぁ… -- 名無しさん (2015-10-12 05:33:21) - お、追記されてる。乙です -- 名無しさん (2015-11-02 20:58:53) #comment