NAMCO×CAPCOM

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NAMCO×CAPCOM - (2021/03/13 (土) 19:22:14) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/07/25 Sun 19:08:13
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){&font(#ff0000){不思議の国のアリス}}

『&bold(){NAMCO×CAPCOM}』はナムコよりカプコンの許諾を受けて発売された[[PS2>PlayStation2]]用ゲーム。
公式では&font(#0000ff){ナムコ クロス カプコン}とカタカナで表記する。
通称ナムカプ。

旧ナムコとカプコンの人気キャラクター総勢200人以上が登場するシミュレーションRPG。
2005年5月26日発売。

有名キャラクターから超マイナーな懐かしいキャラクターまで多数登場し、ゲーマーからの評価が高い。[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]や[[スーファミ>スーパーファミコン]]や[[プレステ>PlayStation]]など一世代前のハードで育った世代なら涙腺崩壊は間違いない。

良くも悪くもシナリオを担当する森住惣一郎の癖がよく出たゲームであり、キャラのかけ合いなどは評価が高い反面、
一通りのキャラが集まると後はソウルエッジを追いながらモグラ叩きな微妙なストーリー、戦闘を簡略化させられないため終盤は1話クリアするのに2時間かかる、結局のところパターン化してしまう戦略姓の低さなど問題点も多い。

ストーリーは一部に続編を匂わせるものになっているが、正式な続編の類は製作されなかった。
『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]』や『[[PROJECT X ZONE]]』でその後が描かれている。
 
オープニングムービーはProduction I.Gが担当。
オープニングテーマ「[[すばらしき新世界]]」、エンディングテーマ「いつかきっと、月光(つき)の下で」はどちらも神曲。

古い作品のBGMは大幅にアレンジされているが、かなりかっこいい。
特に『ディグダグ』のBGMアレンジは、原曲が思い出せなくなるほどにアレンジされている。


*【システム】
要はマップでキャラクターを動かして敵を排除していくFEや[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]を連想させるシステムだが、
フェイズの概念はなく、APが溜まった順に行動する。

戦闘では○と○+十字ボタンに割り当てられた5種の技を出して戦う。
攻撃を食らった相手は空中に浮くが、この間でのエリアルコンボのヒット数に応じて、ダメージアップや攻撃回数アップやアイテムゲットなどのボーナスがつく。
そういうわけで、攻撃しつつ攻撃回数アップしたら一旦地面に落とし、再度繰り返すのが固定パターンになりやすい。
また技全種を出すとHPかMPがやや回復したり、地面スレスレで攻撃を当てるとクリティカルになる。
ヒット数が少なくて攻撃回数アップを狙っても微妙なキャラはそちらを狙う方が効率的。
 
戦闘することで[[必殺技]]ゲージが溜まっていき、満タンの状態で△ボタンを押すことで必殺技が発動する。
また特定のキャラが近くにいる、特定の数の敵キャラが範囲内にいるなどの特定の条件を満たした状態でMPを消費することで、合体攻撃と[[MAP兵器]]をミックスしたようなマルチプルアサルト攻撃を出すことができる。

戦闘には近距離と遠距離があり、遠距離だと離れたところから攻撃できるが、当たるまでタイムラグがあるため前述のエリアルコンボボーナスは若干狙いにくい。
両方できるキャラもいるが、一応できますよ(遠距離では波動拳とハドウバーストしかできないケンとか)なことが多く、どちらも得意とするキャラは少ない。

防御では相手の攻撃に合わせて指定される十字ボタンを押すことでAPが回復する。
戦闘回避でアニメをカットすることはできるが、ダメージは結局受ける。
必殺技ゲージを消費することで、完全に回避したり、カウンターしたりすることもできる。

ちなみに必殺技やカウンターなどは敵も使用する。
 

*【主な登場キャラクター】

**《オリジナル》
[[有栖零児]]([[井上和彦]])
[[小牟]]([[南央美]])
[[沙夜]]([[折笠愛]])


**《ナムコ》
【&bold(){[[ゼノサーガ エピソードⅠ>ゼノサーガシリーズ]]}】
&font(#0000ff){シオン・ウヅキ}(前田愛)
&font(#0000ff){M.O.M.O.}(宍戸留美)
&font(#0000ff){KOS-MOS}(鈴木麻里子)
アレン・リッジリー


【&bold(){ソウルキャリバーⅡ}】
&font(#0000ff){御剣平四郎}([[森川智之]])
&font(#0000ff){タキ}(瀧本富士子)
&font(#ff0000){シャレード}


【&bold(){[[テイルズ オブ デスティニー]]}】
&font(#0000ff){スタン・エルロン}([[関智一]])
&font(#0000ff){ルーティ・カトレット}(今井由香)
リオン・マグナス


【&bold(){[[テイルズ オブ デスティニー2]]}】
&font(#ffb74c){ジューダス}([[緑川光]])


【&bold(){ドルアーガの塔シリーズ}】
技の内容やサブタイトルなど、全体を通してゲーム本編よりもゲームブック版を意識した要素が多い。

&font(#0000ff){ギルガメス}([[石田彰]])
&font(#0000ff){カイ}([[田中理恵]])
女神イシター
&font(#ff0000){ドルアーガ}([[立木文彦]])
&font(#ff0000){ソウル・オブ・ドルアーガ}


【&bold(){[[源平討魔伝]]シリーズ}】
&font(#0000ff){平景清}([[置鮎龍太郎]])
&font(#ff0000){源義経}([[千葉一伸]])
&font(#ff0000){武蔵坊弁慶}([[郷里大輔]])
&font(#ff0000){源頼朝}([[大塚明夫]])
&font(#ff0000){木曽義仲}(野中秀哲)
安駄婆


【&bold(){[[妖怪道中記]]}】
&font(#0000ff){たろすけ}(瀧本富士子)
閻魔大王
乙姫
ガマ親分


【&bold(){&link_anchor(pageid=36985,ワルキューレリンク){ワルキューレシリーズ}}】
&font(#0000ff){ワルキューレ}([[井上喜久子]])
&font(#0000ff){クリノ・サンドラ}([[うえだゆうじ]])
&font(#0000ff){サビーヌ}([[川澄綾子]])
ズール
&font(#ff0000){ブラックワルキューレ}(井上喜久子)
&font(#ff0000){カムーズ}([[平田広明]])
&font(#ff0000){ゾウナ}([[田中真弓]])


【&bold(){超絶倫人ベラボーマン}】
設定はAC版に準ずる。

&font(#0000ff){ベラボーマン}([[稲田徹]])
&font(#ffb74c){わや姫}(鈴木麻里子)
爆田博士
&font(#ff0000){ブラックベラボー}(関智一)


【&bold(){[[ワンダーモモ]]}】
&font(#0000ff){ワンダーモモ}(川澄綾子)
&font(#ff0000){アマゾーナ}([[渡辺久美子]])


【&bold(){鉄拳シリーズ}】
&font(#0000ff){風間仁}(千葉一伸)
&font(#0000ff){三島平八}(郷里大輔)
&font(#0000ff){キング}
&font(#ffb74c){アーマーキング}
&font(#ff0000){プロトタイプ・ジャック}
&font(#ff0000){デビルカズヤ}(篠原まさのり)
&font(#ff0000){オーガ}


【&bold(){[[クロノアヒーローズ>クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル]]}】
&font(#0000ff){クロノア}(渡辺久美子)
&font(#0000ff){ガンツ}([[櫻井孝宏]])
ロロ
大巫女
&font(#ff0000){ジョーカー}([[古川登志夫]])
&font(#ff0000){ジャンガ}([[檜山修之]])
&font(#ff0000){ムゥたち}(木川絵里子)


【&bold(){ディグダグ}】
&font(#0000ff){ホリ・タイゾウ}(古川登志夫)
&font(#ff0000){プーカァ}


【&bold(){バラデューク}】
&font(#0000ff){トビ・マスヨ}(水谷優子)
&font(#ff0000){オクティ}


【&bold(){バーニングフォース}】
&font(#0000ff){天現寺ひろみ}(横山智佐)


**《カプコン》

【&bold(){[[ストリートファイターシリーズ]]}】
全体を通して中平正彦の漫画版を意識したと思われる設定が多い。

&font(#0000ff){リュウ}(森川智之)
&font(#0000ff){ケン・マスターズ}(岩永哲哉)
&font(#0000ff){春麗}([[田中敦子]])
&font(#ffb74c){キャミィ}(河本明子)
&font(#0000ff){春日野さくら}(笹本優子)
&font(#0000ff){神月かりん}(山田美穂)
&font(#ffb74c){ローズ}(根谷美智子)
&font(#ff0000){豪鬼}(西村知道)
&font(#ff0000){ベガ}(同上)
&font(#ff0000){ユーリ}(河本明子)
&font(#ff0000){ユーニ}(同上)
&font(#ff0000){殺意の波動に目覚めたリュウ}(森川智之)


【&bold(){[[燃えろ!ジャスティス学園>ジャスティス学園(ゲーム)]]}】
&font(#0000ff){島津秀雄}(水鳥鉄夫)
&font(#0000ff){水無月響子}([[三石琴乃]])


【&bold(){[[ファイナルファイト]]}】
&font(#0000ff){凱}(岩永哲哉)
&font(#0000ff){マイク・ハガー}([[玄田哲章]])


【&bold(){ヴァンパイアシリーズ}】
&font(#0000ff){デミトリ=マキシモフ}(檜山修之)
&font(#0000ff){モリガン=アーンスランド}(神宮司弥生)
&font(#0000ff){フェリシア}(荒木香恵)
&font(#0000ff){レイレイ}(根谷美智子)
&font(#ffb74c){リリス}(今井由香)
&font(#ff0000){フォボス}
&font(#ff0000){ザベル=ザロック}(うえだゆうじ)
&font(#ff0000){キュービィ}


【&bold(){[[ロックマンDASH>ロックマンDASH 鋼の冒険心]]}】
&font(#0000ff){ロック・ヴォルナット}(田中真弓)
&font(#0000ff){ロール・キャスケット}(よこざわけい子)
&font(#0000ff){トロン・ボーン}(飯塚雅弓)
&font(#0000ff){コブン}(横山智佐)
&font(#ff0000){ロックマン・ジュノ}(石田彰)


【&bold(){バイオハザード ガンサバイバー4}】
&font(#0000ff){ブルース・マッギャヴァン}(平田広明)
&font(#0000ff){鳳鈴}(荒木加恵)


【&bold(){[[ディノクライシス2]]}】
&font(#0000ff){レジーナ}(田中敦子)
&font(#ff0000){アロサウルス}


【&bold(){[[キャプテンコマンドー]]}】
&font(#0000ff){キャプテンコマンドー}(置鮎龍太郎)
&font(#0000ff){フーバー}(笹本優子)
&font(#0000ff){ジェネティー}
&font(#0000ff){翔}(堀秀行)
&font(#ff0000){シュトゥルム}(吉野貴宏)


【&bold(){[[魔界村シリーズ]]}】
&font(#0000ff){アーサー}(立木文彦)
&font(#ff0000){レッドアリーマー・ジョーカー}(櫻井孝宏)
&font(#ff0000){大魔王アスタロト}(野中秀哲)
&font(#ff0000){超魔王ネビロス}(吉野貴宏)


【&bold(){ロストワールド}】
&font(#0000ff){名無しの超戦士1P}(大塚明夫)
&font(#0000ff){名無しの超戦士2P}(玄田哲章)
&font(#0000ff){シルフィー}(田中理恵)


【&bold(){[[ストライダー飛竜]]シリーズ}】
&font(#0000ff){飛竜}([[鳥海浩輔]])
&font(#ff0000){東風}(山田美穂)
&font(#ff0000){飛燕}(鳥海浩輔)
&font(#ff0000){ソロ}(渡辺秀雄)
&font(#ff0000){グランドマスター}(水鳥鉄夫)


*【余談】
原型となったのは、ナムカプと同じ「複数の世界観を巡る物語」というコンセプトの企画であり、
当初はそれにナムコ版権のキャラクターがちょこっとゲストで登場する、くらいの想定だったらしいが、
「出すのであればゲストではなく操作できるキャラクターにしたい」という意向からナムコキャラをメインにした企画へとチェンジし、
更にはカプコンとのクロスオーバーにまで発展して、あれよあれよとオールスター企画へと様変わりしたとのこと。
今ではナムカプの顔とも言える零児・小牟・沙夜も、この企画の最初期からのキャラクターである。



追記・修正は、ソウルエッジを追い求めながらお願いします。

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- 神エピソード「真なる龍の拳」からは面白いんだけど、確かにそれまでは延々ソウルエッジと敵勢力に振り回されるだけで苦痛だった  -- 名無しさん  (2013-09-18 18:35:10)
- 自軍が最後まで一枚岩じゃなかったのは面白かったw  -- 名無しさん  (2013-09-25 11:25:25)
- 戦わないアレンが要る意味があるのか(存在が)。  -- 名無しさん  (2013-12-13 17:10:02)
- カタパルトのシーンは全員分見たかったなぁ・・・  -- 名無しさん  (2014-01-20 16:56:56)
- PXZの項目は無いのか…  -- 名無しさん  (2014-08-17 16:44:14)
- まあ、その、PXZはゲームの出来が……  -- 名無しさん  (2014-08-20 14:59:43)
- PXZはストーリー以外の出来は良いと思うんだがな  -- 名無しさん  (2014-08-20 17:28:02)
- 確かにストーリーは盛り上がりに欠けるが、戦闘と掛け合いは相変わらず楽しかった。あ、それからPXZの項目は最近になってようやくクリアしたんで今二週目やりながら製作中。気長にお待ちをー。  -- 名無しさん  (2014-08-20 17:53:00)
- PXZは主人公たちがパッとしなかったな ってかやっぱ零児&小牟が良すぎた  -- 名無しさん  (2015-04-29 03:25:27)
- PXZ2でその辺の改善しますと明確に発言してるから期待しよう>ストーリー中でのキャラ同士のイベントの少なさなど  -- 名無しさん  (2015-06-29 18:36:47)
- PXZ2はほぼナムカプ2だな。  -- 名無しさん  (2015-11-28 00:00:09)
- 個人的には、一部のペアユニットで、ユニット名の後ろにいるキャラクターの原典BGMが一切流れないという扱いは残念だった。ペアユニットの中でも、イベント専用曲として引用されてるのは妖怪道中鬼とワンダーモモくらいだったし。全員分用意して自由に変更できるようにして欲しかったな  -- 名無しさん  (2017-12-26 13:34:33)
- アーカイブ配信とかは版権事情で難しいんかな。歴史の闇に埋もれさすには惜しいゲームなんだけど……  -- 名無しさん  (2020-02-16 00:43:51)
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