13日戦争

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13日戦争 - (2016/02/22 (月) 11:39:12) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/05/24(木) 13:38:13
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13日戦争とは、大河SF小説『銀河英雄伝説』作中で起こった、架空の戦争である。

作中ではかなり過去の出来事で、当時地球を二分する勢力が起こしたもの。

本項目では戦後の歴史についても若干記述する。

西暦2039年
当時地球を二分する勢力であった北方連合国家(ノーザン・コンドミニアム)と、三大陸合州国(ユナイテッド・ステーツ・オブ・ユーラブリカ)は全面戦争に突入した。

―――13日戦争 開戦

[[熱核兵器の使用によってこの戦争で世界の主な大都市は壊滅した。>北斗の拳]]

―――13日戦争 終戦


この戦争により、上記の二大勢力、いや二大戦犯国は共倒れ。
さらには直接関係のない小国まで「資源が敵国に利用されるのを防ぐため」という理由で巻き添えを喰らい、結果的に二大勢力以外の国家も壊滅的な被害を受ける。


13日戦争後

以後90年に渡る抗争と戦乱の時代が続き、当時の人類の人口が10億人にまで減る。
なお、この抗争と戦乱の時代には排他的な宗教国家も存在し、そのため以降の世界で既存の宗教の権威が失墜する原因ともなったという。
 

西暦2129年
生き残った人々は統一政体の樹立を願った。その理由は単に安定した社会秩序を望むというより、これ以上の戦争をなくすために従来の主権国家という考え方を捨て去ろうというものであった。そうした目論見のもとに地球統一政府が誕生する。

統一政府の首都はオーストラリア大陸の東北部、太平洋に面したブリスベーン。
この地が選ばれた理由は地球統一政府誕生時に地上最大規模の経済圏を成していた事、豊富な地下資源に恵まれていた事、二大戦犯国の跡地から地理的に離れていたためであった。
統一政府樹立後、世界の再建は急速に進められる。人々は熱狂的に大小の事業に取り組み、都市を建設し、荒野を緑化した。
 
西暦2166年
宇宙というフロンティアに歩みを進め、銀河英雄伝説作中で人類が始めて宇宙へ進出する。

西暦2360年
アントネル・ヤノーシュ博士を長とする宇宙省技術陣が、ついに超光速航行を実現させた。初期のワープ航法は人類――特に女性の体の出産能力に悪影響を及ぼすという欠点もあったが、後に克服され実用化される。
 
西暦2402年
カノープス星系に居住可能な惑星が発見され、恒星間移住時代を迎える。だが、これによって地球の単一の権力体制に亀裂が生じる。地球からあまりにも遠い入植地にどの程度の自治権を与えるかで、地球統一政府にて議論が白熱した。

このことが13日戦争以上の大規模な人類による戦争を引き起こす原因となる。
 


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- 地球教って地球統一政府残党って話だが 果たして  -- 名無しさん  (2013-12-08 12:34:57)
- こういうものを容赦無く且つ現実性をもって描ける田中芳樹はやはり素晴らしい  -- 名無しさん  (2014-02-18 17:31:02)
- おまけの部分のほうが分量が多いのですが…。ちなみに、13が不吉な数なのはこの戦争が由来だそうです。  -- 名無しさん  (2015-03-06 22:24:22)
- ↑キリスト教由来ってことがこの一件で宗教が失墜したからそういうことにされたんだろうな  -- 名無しさん  (2015-09-02 05:33:48)
- 僕らの火の七日間戦争だよね  -- 名無しさん  (2016-02-22 08:30:53)
- 熱核戦争をやらかして(しかも、第三国まで核をプレゼントして)、まだ10億人も生き残ったっていうのが…… 普通は、それだけの核戦争起こしたら、万か、最悪千単位まで減りそうなもんだけれども……  -- 名無しさん  (2016-02-22 11:39:12)
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