おそ松さん

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おそ松さん - (2023/03/23 (木) 17:21:46) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/10/29 Thu 14:31:09
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&font(#6495ED){所要時間}:約 50 分で読めます

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#center(){&font(#ff0000){「赤塚不二夫生誕80周年で、僕たち6つ子のアニメがまた復活するんだって!」}}


#center(){&font(#0000ff){「&font(#008000){え&font(#800080){~&font(#ffdc00){!&font(#ff69b4){」}}}}}}


『おそ松さん』とは、2015年10月から2016年3月までstudio ぴえろによって制作、[[テレビ東京]]系列で放送された日本のテレビアニメである。

#contents()


*【概要】

上記にある通り、『天才バカボン』等の名作を世に送り出してきた赤塚不二夫氏の生誕80周年記念作品。
そのため劇中で「赤塚~」という名前の建物が頻繁に登場したり、松野家にはバカボンのパパの姿をした赤塚不二夫の笑顔の[[遺影]]があり、
封印された1話のトド松の台詞からだいぶ前に亡くなっている。一度家財道具と一緒に借金の抵当にされたことがある。 
赤塚氏の代表作の1つである『おそ松くん』の3度目のアニメ化で、1988年に放送された物よりも1966年に初めて放送された白黒の『おそ松くん』を強く意識している(と言っても最初だけだが)。
今回は成人した6つ子たちやその取り巻きを描くアニメとなっている。

また原作では「六つ子とトト子以外のキャラの職業設定」が回によって異なり、サンデー版後半やカラー版では背景・時代設定すら回ごとに代わっていたが、
本作では「じょし松さん」や一部のこぼれ話集、「イヤミはひとり風の中」を除いて設定がある程度固定化されている。


7月にティザーPVが発表されると、かつてアニメを見ていた世代や、
そうでなくとも今をときめく人気声優たちが声を当てるということもあって現代の若い人たちにもそれなりに注目されていた。
ちなみに、studio ぴえろ自体も旧カラー版を制作した会社である。


そして、&bold(){[[限りなくアウトを超越した1話>復活!おそ松くん(おそ松さん)]]}の放送を皮切りに各所で話題沸騰(そんな1話はソフト化されないことが決定した)。

2話以降もパロディ、下ネタ、不条理なギャグてんこ盛りで、瞬く間にこの秋最注目アニメの一角となった。
監督があの[[銀魂]]も務める藤田陽一氏であったため、悪い予感(いい意味で)がした人も多かったと思われるが。


……そしてあまりの人気を受けてか、放映開始後程なくして&bold(){2クール放送への延長が決定された。}
さらに、月刊漫画誌「YOU」で1月からコミックの連載が決定し、さらにアイデアファクトリーのゲームブランド「オトメイト」によって&bold(){ゲーム化も決定}するなど、
その勢いは留まるところを知らない。

2017年4月に第2期が正式に決定し、同年10月から2018年3月まで放送された。

さらに2018年8月19日に開催された『フェス松さん'18』において映画化が発表され、2019年3月15日に&bold(){「えいがのおそ松さん」}のタイトルで公開された。

2020年10月から2021年3月まで第3期が放送された。

2022年3月にはSnow Man主演の実写映画版が公開された。

*【登場人物】


**【松野家六つ子】

旧カラー作品ではイヤミとチビ太に主役の座を奪われていた彼らだが、今作では無事主役に返り咲いた。

PVでの紹介文は&bold(){「全員まだ無職で童貞(byおそ松)」}
その紹介通りに全員定職についておらず、20代になっても親の脛をかじりながら生きているどうしようもないダメ人間たちである。
しかし後述のレンタル彼女事件の際には6人が力を合わせて明らかにやばそうな仕事まで行い、&bold(){半日足らずでざっと見積もって数百万ほどの大金を稼いでおり}、
その気になれば働く力は存分にあるといえる。
第11話「クリスマスおそ松さん」冒頭ではクリスマスというのに何もすることがないためにメンタルが腐り六人ともゾンビとなり家の中を徘徊、その様子に松造と松代は怯えていた。 

今作の最大の特徴として、&bold(){原作や過去のアニメでは描かれなかった個人の身体的特徴や性格を1人1人明確に表している。}&footnote(声優面でも、過去のアニメ版と違い六つ子と他役を兼任しているキャストが存在しないという違いがある。)
これは生前の赤塚が6人の顔を書き分けをしておらず、初期のころは完全にコピペしていたため仕方がない。外見だけで判断できるのは[[両津勘吉]]ぐらいなものであり、
『VS.(バーサス)こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー』では実際に六つ子6人と両津勘吉とのコラボ小説が実現した。
更にイメージカラーも設定され、服についても服のセンスや着こなし方などに差が出るようになった。
(一応、原作や過去のアニメでの服装をモチーフにしたお揃いの青いジャケットも引き継がれてはいる)
これにより、どれが誰松か非常に分かりやすくなると同時にキャラに特徴を付けることで彼ら主体の物語が作りやすくなった。
もっとも、アニヲタなら担当声優で誰松か分かってしまうだろうが。
ちなみに、暗いシーンや遠くから見たアングルでは分かりづらい程度の違いではあるが、服の色だけではなく髪の毛のハイライトにもイメージカラーが取り入れられている。

『おそ松くん』ではおそ松が長男であること以外は出生順はほとんど話題にされず((赤塚公認サイトではおそ松が長男、トド松が末っ子とだけ記述されている。))、
母さんの呼び順やアニメ二作ED「おそ松くん音頭」で六男のトド松と五男の十四松の順番が逆で紹介されるなど違いがあったが、
本作ではおそ松が他兄弟から「おそ松兄さん」と呼ばれたり、末っ子トド松や五男十四松が上の兄達を「兄さん」と呼ぶ描写が見られる他、
エンディング曲「SIX SAME FACES」ではそれぞれ「松野家○男、松野○○松!」と自己紹介するなど、出生順をより強調するような演出がなされている。 


6人とも子供時代から変わらずトト子に憧れているが、11話を見る限り異性として見られていない模様。
21話では神松とトト子の会話からショックを受けたり、24話では結婚相談所を追い出されたトト子の結婚希望者が「石油王」だとおそ松から聞くと、
全員ツルハシで砂漠で石油を掘りだそうとしていたが、ラストでは干からびて骨になってしまった。

原作にも六人が大人になった『三十年後のおそ松くん』、『中年になってしまった六つ子たちの物語。みな独身!』、『四十年後のイヤミザンス!』、
洞窟に閉じ込められたおそ松がロビンソンクルーソーになり四十年後に帰還し、その原因を作ったチョロ松が発狂する問題の『四十年後のおそ松くん』がある他、
本編から二十五年後という設定のタイアップ広告『大人になったおそ松くん』は本作の先駆けとして語られることが多い。


ちなみに「6つ子」・「イメージカラー持ち」・「分かりやすい個性」というキャラ付けは、
1992年のバラエティ番組『夢がMORIMORI』内の『おそ松くん』パロなコント「音松くん」に似ている。

↓以下、長男から順に


・長男 [[&color(red){松野おそ松}>松野おそ松(おそ松さん)]]
CV:[[櫻井孝宏]]
イメージカラー:&color(red){赤}
身体的特徴:アホ毛2本なこと以外はこれと言って無し。6つ子の基準であるため仕方ないのだが。

公式サイトやPVでも「バカ」が強調されるほどにバカ正直でバカ。
6つ子のリーダー格だが、率先して行うのは大抵ろくでもないクズ行為で、しかも大雑把で計画性が全くない。
そのため長男の威厳は皆無に等しく、信用も薄い(一度とある人物に長男の座を奪われた)。
更に&bold(){女性の前で下ネタを連呼したり}パチンカス等その他諸々で公式からもクズの扱いを受けている。

しかし最低限の常識は一応あるようで、チョロ松がボケに回った際にツッコミ役になるのは大抵彼かトド松だったりする。そのためボケ兼ツッコミ役と言った方が正しい。
また、何も考えていないようで弟や友人たちのことを思いやる描写も多く、その時の彼の姿は非常に頼りがいのある長男そのものである。
旧作から引き継いでケンカが非常に強く、なんだかんだで長男の威厳を保てているのもそのお蔭かもしれない。

6つ子の基準だけあって、私服もパーカーにジーンズと一番オーソドックス。
よくエロ本を他の兄弟に黙って持って行かれるらしい。
イベントのトークショーで明かされた酒やつまみの好みもビールや焼きそば・チャーハンと至って普通である。


・次男 [[&color(blue){松野カラ松}>松野カラ松(おそ松さん)]]
CV:[[中村悠一]]
イメージカラー:&color(blue){青}
身体的特徴:眉毛がキリッとしている。あとグラサンを良く掛けている。

尾崎豊に影響されたのか、とかく&bold(){重度のナルシスト}かつキザである。しかもそのカッコ付け方が厨二病気質で、熱いというより非常に痛い。
具体的な例としては、釣堀でラブレターを餌代わりにしたり(本人いわく、&bold(){「魚に愛をしたためた」})、トト子ちゃんの部屋に風呂上がりのバスローブ姿で来るなど。
その行動は「ナルシストを通り越してサイコパス(byトド松)」「オカルト(byおそ松)」と散々に言われている。
その上自分は「痛い」と言われる理由どころか「痛い」の意味すら&bold(){全く理解していない}。

そんな面倒くさい性格のせいか、実の母親に無視されたり、理不尽に一番酷い目に遭ったりと扱いは兄弟の中で一番悪く、末っ子であるトド松にまで『クソ松』と呼ばれるほど。
誘拐されても&bold(){優先順位が梨に負けた挙句他の兄弟にボコボコにされラストまで出番なし}だったり&bold(){冒頭から殺害されたり}など、
見ているこちらまで憐れに思ってしまうくらい酷いものである。
一度「2クール目に入ったら是非、このカラ松の扱いをもう少しだけでいいから良くして」と直訴した際は&bold(){言い終わる前に穴に叩き落とされ}、
「ちょっと可哀想という意見も出てるよ!」と食い下がるも&bold(){焼却された}。

カッコ付けの反面かなりのヘタレでもあり、少しでも相手に強気に出られると萎縮したり、掴み掛られただけで涙目になるなどかなりメンタルが弱い。
また、酔い潰れた一松を背負ったり、トド松の毒舌が矢になって突き刺さった際には自分より十四松に刺さった矢を優先して抜こうとするなど根はとても優しい。
公式からも「優しい一面があるので、人に対してはなかなか怒らない」とコメントされている。
ただ流石に限度はあり、7話でのトド松や10話でのイヤミ&チビ太、17話での十四松には怒りを見せていた。(但し悪気がなかった(?)十四松に対しては若干マイルドだった)
痛過ぎる言動に隠れがちだが案外普通の行動や言動を取る事も多いため、ナルシストの所さえ目を瞑れば&bold(){チョロ松よりもまともっぽい}。おまけに&bold(){アイドルになったトト子にすら突っ込んでいる。}

尚、中学時代は演劇部だった。

パーカーを着ているときは腕まくりをしている他、皮ジャケットや髑髏のバックル付きベルト、ラメびっしりなズボン、
そして忘れちゃならないサングラスなど、いかにも厨二病的なアイテムも完備。
エロ本の隠し場所は本棚の裏(ジャンルは生パンティ)。
ちなみに一杯飲んだだけでべろんべろんになる下戸で、居酒屋で飲むのは&bold(){ウイスキーに見せかけて実は麦茶}らしい。つまみはから揚げなど肉なら何でもいいタイプ。


・三男 [[&font(green){松野チョロ松}>松野チョロ松(おそ松さん)]]
CV:[[神谷浩史]]
イメージカラー:&font(green){緑}
身体的特徴:アホ毛が無い(キャラクターデザイン担当者のインタビューによると「目立たないように整えている」)、口がへの字、黒目がやや小さい。

基本的には比較的常識的な方(あくまで6つ子の中では)で、6つ子の中ではツッコミに回ることが多い。
就職活動は熱心に行っており、兄弟の中での一番の有望株(&bold(){by本人})。

真面目かといえば別にそうでもなく、有事の際は一、二を争うほどのクズと化し、
パチンコ警察やスタバァでの出来事ではクズ行為の先頭に立ったり、真っ先にボケに回るなど、はっちゃけるときはものすごくはっちゃける。
1話でのツッコミ乱舞の後の2話冒頭のデリバリーコントは、カラ松トド松ならずとも、「えっ……?」となった視聴者は多いはず。
『おそ松くん』でのチョロ松は問題児揃いの6つ子の中でもおそ松と並ぶ悪ガキの筆頭だったが、
ツッコミを放棄した際のはっちゃけぶりや、怒ると途端に口が悪くなるところは子供時代の名残と言えなくもない。

またかなりのドルヲタでもあり、今一押しのアイドルは「橋本にゃー」。
しかし彼女との握手会はおそ松のせいで台無しにされてしまい、彼に鉄拳制裁を喰らわせ、(中の人も同じである)[[某兵長>リヴァイ]]のような怒り顔を見せた。
トド松曰く「女の子が絡むとポンコツ」であり、4話ではトト子に&bold(){背中トントン}と引き換えにいいように使われていた。
「せ」と言いかけた際におそ松とドド松は「[[セックス]]」だと思い、驚愕した様子を見せた。

最近はおそ松やトド松、果てはカラ松までもが臨機応変にツッコミをするようになり、ツッコミキャラとしては若干影が薄い。
そのかわり、おそ松のエロ本を読んで[[イタしている>オナニー]]ところをおそ松に見られたり、
&bold(){「シコ松」}、&bold(){「チェリー松」}といった酷いあだ名で呼ばれるなど&bold(){童貞こじらせキャラが確立している}。

私服はいかにもオタクなチェックのシャツだったり、パーカー姿の時も1人だけ中に襟付きシャツを着ていたりと、良く言えばきっちり、悪く言えば野暮ったい。
酒の好みは梅酒やウーロンハイ、好きなつまみは焼き鳥やおでんと若干&del(){おっさんくさい}渋め。


・四男 [[&font(purple){松野一松}>松野一松(おそ松さん)]]
CV:[[福山潤]]
イメージカラー:&font(purple){紫}
身体的特徴:髪がボサボサ、猫背、目が半開き。

常に気だるげ、非常にマイペース。
公式では「卑屈」と紹介され、自分のことを&bold(){「生きる価値の無い燃えないゴミ」}とまで言っている。
その態度は兄弟相手にも変わらず、特にカッコ付けのカラ松のことはかなり面倒くさいと思っており、誘拐された時は踊りながら喜んでいた。
しかしその本音は……?

そんな彼だが意外にも猫が好きで、路地裏でよく猫と戯れている。
ネコ科であれば&bold(){たとえトラであっても手懐けることが可能である。}
好きすぎて猫と一体化したことも。なにを言っているか分からない?2話を見なさい。
後に単独でも猫人間の姿に何度か変身しているが、7話の「4個」でチョロ松に少し突っ込まれたぐらいで以降はもう誰も気にしていない。
顔まで猫になれる他に、普通の状態から猫耳や尻尾だけを生やすこともできる模様。

マイペースではあるがノリが悪いわけではなく、チンコ当てクイズやパチンコ警察等、兄弟の悪乗りには結構自分から参加している。
特に後者のトド松からイキイキと金を巻き上げる様子は、やはり同じ兄弟であると実感させられる。
そして、ブラック工場ではいち早くライン作業から抜け出たり、ブチ切れた時に見せるエグイ行動や言動を見るに、良くも悪くも&bold(){やる気を出した時のパワーは兄弟一である。}

何故か尻を出す描写が多い。
公式から配信されているラジオ(シェーWAVEおそ松ステーション)の第三回にて&bold(){「実はM」}であることが判明した。
しかし14話で風邪を引いた兄弟を看病する際、&bold(){冷えたおしぼりを手にSMプレイを開始}。
女王様のように振る舞い、熱でフラフラの兄弟たちに&color(coral){「我々のような雄豚共の火照った体をお冷ましください一松様!」}とまで言わせた。
(でも何だかんだ一番まともな看病ができていたのは彼であった)
&color(purple){「早く風邪を治せ豚共!さもないとぶっ殺すぞ!」}
14話ではその他にも、おそ松に風邪を移すために&bold(){ディープキスを敢行}するなど、キャラの振れ幅がおかしなことになっている。

上記のように、性癖などで様々な一面が明らかにされてしまっているため、ファンの間では「こいつが何してももう驚かない」といった印象になりつつある。
公式でも「アブナイ奴」扱いだし。

私服の際もジャージのズボンにサンダル履きだったりと、兄弟の中では一番ニート(というか引きこもり)感が出ている。
エロ本の隠し場所は床下(ジャンルはケモナー)。
彼もまた酒に弱い体質であり、居酒屋ではドクペを飲みながら延々と手羽先を食べ続けるらしい。


・五男 [[&font(#ffdc00){松野十四松}>松野十四松(おそ松さん)]]
CV:[[小野大輔]]
イメージカラー:&font(#ffdc00){黄色}
身体的特徴:微妙に焦点の合っていない目(左右の目が全く違う方向を向いていることもある)、たいてい開いている口、アホ毛が1本。

曰く「&bold(){明るい狂人}」。&bold(){なんかよくわからない}と公式で言われるほど異常に明るく、
おはようからお休みまで異常にハイテンションな愛すべきバカ。言動と行動の突拍子の無さはおそ松を上回る。

『アニメージュ』10月号で「あんな子供時代を送ったせいでぶっ壊れてしまった」と言われており、斜め上のボケを連発する。
それに小野Dのアドリブが加わるもんだから十四松の発言はかなりカオス。
他の兄弟曰く&bold(){「昔はこんなんじゃ無かった」、「いつからこうなったか分からない」}らしく、一番闇を抱えているんじゃないかと示唆されている。
だが、過去のアルバムを見たところ、少年時代はふつう、高1で十四松デビュー……と思いきや、&bold(){赤ん坊のころからこんなだった}、
むしろ少年時代が逆に普通だったという驚愕の事実が明らかになる。

ぶっ飛んでいる反面とても純粋で、兄弟たちの潤滑油になることも多く、兄弟から邪険にされたりすることはほとんどない。
自分から兄弟に対して攻撃を加えることもなく、兄らにはきちんと「兄さん」と付けて呼んだり、あいさつやお礼がしっかりとできるいい子である。
その純粋でまっすぐな心が、後述する1人の女性の心と命を救うこととなる。&font(l){兄弟6人揃った時の悪乗りにはしっかり参加するけど}

「寒い」「うるさい」といった理由で不機嫌になったり理不尽に暴れたりするなど、結構自分勝手な一面も多い。
意外とカラ松に次いでヘコみやすいようで、扶養面接で落とされた時は終始体育座りで落ち込んでいた。

運動神経は6つ子の中で一番高く、投球距離は78メートル、&bold(){ドブ川での高速バタフライ}、果てはカラ松を使い[[某殺し屋>桃白白]]ばりの移動をする等その武勇伝は枚挙に暇がなく、
果てには&bold(){細菌レベルの大きさに分裂する}など、回を重ねるにつれてどんどん人間から卒業していった。
他にも卍固めが得意だが、話の流れが読めず度々ターゲットを間違える。
中でも野球が好きらしく、ちょくちょくユニフォームを着たり野球したがったりする。

パーカーの袖がだるんだるんだったりなぜか短パンにスリッパ履きだったりと、服の着こなしも変わっている。
監督のTwitterより、彼の短パンは海パンであることが明らかにされた。
エロ本の隠し場所は屋根裏(何故か普通のエロ本の他に&bold(){昆虫図鑑が混じっている}。カモフラージュか、それとも…)
居酒屋のメニューではハイボールやグレープフルーツジュースが好き。つまみはなんでもおいしく食べられるタイプ。


・末っ子 [[&color(hotpink){松野トド松}>松野トド松(おそ松さん)]]
CV:[[入野自由]]
イメージカラー:&color(hotpink){ピンク}
身体的特徴:黒目が大きい、口が小さく可愛らしい。

トレンドの察知やコミュニケーション能力は兄弟随一で(チョロ松曰く&bold(){「人心掌握術の達人」})、女子力すら感じさせる世渡り上手かつ甘え上手な性格。
その要領の良さで6つ子の中で唯一就職(バイト)に成功し、さらに合コンに誘われるまでの地位を獲得したが…
(その際に見せた&bold(){あまりにも強烈な顔芸}が非常に反響を呼んだ。
 そしてその時の「''トッティ''」という愛称も広まってゆき、公式もついに人物紹介で「愛称はトッティ」と明言した)

上記の通り自分のかわいさを良く理解しており、街では良く女をはべらせながら歩いている上に、
ハロワの女性職員にナンパして連絡先をゲットするなど異性に一番モテるものの、
一松曰く「ただあざといだけでずっといると飽きる」らしく、他の兄弟同様未だに童貞。
さらに、他人との距離感が肝心な部分で致命的に欠けており(兄弟曰く&bold(){「普通のラインが理解できてない」})、これも童貞を卒業できない一因と思われる。

一松以上にブラックな発言をしたり金に執着したりと、&bold(){兄弟の中では一番腹黒い}。
他の兄弟たちの存在を自分が生きる道に置いて恥ずべき存在とまで思っており、彼らを出し抜こうとしてはちょくちょく強烈な仕返しを喰らっている。
具体的には一度デート中におそ松を完全に無視するという仕打ちをしたが、
その翌週はパチンコで勝った金を兄弟を使って巻き上げられ市中引き回しの刑に処されるという手痛いしっぺ返しを喰らう等、カラ松に次いで扱いが悪かったりする。
「可愛がられている」というよりは、むしろ「可愛がりを受けている」といった方が正しい扱いである。

なおハタ坊にごつくて長くて太くて硬い物を尻にぶち込まれた際には、一松と共に何故か嬌声を上げていた。

怖がりで未だに1人で夜中のトイレに行けない。

トレンドに敏感なだけあって、私服や着こなし方は兄弟の中で一番オシャレ。
エロ本の隠し場所は押入れ(ジャンルはノーマル)。
酒はカルーアミルクやカシスオレンジといったカクテル系、おつまみはチーズやアボカドが好み。&del(){お前は女子か。}

ちなみにカラー版トド松の[[中の人>林原めぐみ]]とは「トド松の後バカボンになった」なんて共通点があったり。


**【六つ子を取り巻く人々】
・[[弱井トト子>弱井トト子(おそ松さん)]]
CV:[[遠藤綾]]
下町の魚屋の1人娘。
6つ子たちと違って大幅な外見の変更は無いものの、柔らかいタッチで描かれており可愛らしいデザインとなっている。

はっきりとした性格で未だに6つ子のあこがれの人。
「ちやほやされたい」と人目もはばからず言い放ったり、ヒロインにあるまじき表情で凄まじい罵倒を繰り広げるなど、ヒドインぶりもよりパワーアップ。

4話でおそ松、野球のことしか頭にない十四松、おしゃれしてきたトド松、故HIDEのような格好をしてきた一松、風呂上がりのバスローブ姿で来たカラ松以下その他、
カメラマンまで部屋に集めて後半は[[カンニング>カンニング(不正行為)]]ペーパーを丸読みの芝居の後、チョロ松プロデュースのもとでアイドルになり、
&bold(){上半身魚で下半身タコ}という非常に前衛的な格好で活動を始める。
(しかも&bold(){チケット1枚8500円、タオル(魚屋の手ぬぐい)1枚20000円}とそこいらのアイドルもびっくりな価格設定)

6つ子からは「すっげぇかわいい」と大好評だったが、真っ当な感性の人に受けるはずもなく、おそ松たち以外全く客が集まらない状況に悲観してアイドルを辞めようとする。
(「売れるわけない」とブチ切れていたあたり前衛的過ぎる自覚はあったようだ)
その後、ビッグになるために6つ子たちの協力で様々なことに挑戦するが失敗が続き、紆余曲折を経て&bold(){超巨大ロボットに変身し街中を破壊した}。

ちなみに実家の魚屋は&bold(){ベンツ買えるくらい}繁盛している。

21話では神松とデートし、台詞のみだったが明らかに[[SEX>セックス]]をした模様であり、彼女にあこがれる六つ子は流血するほどショックを受けている。
一方、25話ではセンバツ決勝戦に勝ったら六つ子とHできると言う約束をしていた。仮に勝っていたら本当にするつもりだったのだろうか…

クリスマスに「六つ子が家に押しかけてきてデートを申し込む→トト子が拒否する」の流れはどうやら恒例行事のようだ。
「「「「「「お願いします、デートしてください!」」」」」」
「お願いします、帰ってください!!」


・イヤミ
CV:[[鈴村健一]]
以前よりややスリムになった出っ歯。おなじみのギャグである「シェー!」は今も健在。

かつて(特にフジ版アニメ)はチビ太と共にタイトルこそ『おそ松くん』ながら主役を喰う程の存在感を放っていたが、
今作では脇役に落ち着き出番が激減、全く登場しない回すらある。
それでも、1クール目OP「はなまるぴっぴはよいこだけ」では非常に目立つシェーをしていたり、
1クールED「SIX SAME FACES~今夜は最高!!!!!!~」でボーカルを務めたり(ちなみに背景はもう一人の事実上の主役だったチビ太の好物のおでん)と、
他の脇役とは一線を画す扱いを受けている(2クール目EDではトト子に出番を譲っているが)。 
[[主役を奪われる役>シン・アスカ]]に鈴村健一を当てるという、まさに「嫌味」なキャスティングである。

自称おフランス帰りで胡散臭い所は相変わらずであり、他の登場人物と同じくイカれた面も目立つが、
ハチャメチャな行動をする六つ子に苦言を漏らしたり、下心満載とはいえ惚れた女性のためにキツイ修行を黙々とこなすなど登場人物の中では&bold(){かなりまともな方}。
回によっては真面目に働いている描写も目立つので六つ子よりは遥かにマシな人間である。
六つ子たちに個性が付いた結果主役を奪われたことにかなり不満を抱いており、2クール目の[[18話>逆襲のイヤミ(おそ松さん)]]では主役に返り咲くべくある企画を開催するが…。

今作では特に六つ子に振り回される様子が顕著で、ハロウィンでは家財道具ごと身ぐるみ剥がされていた。

そのせいか否か、6話Bパートでは河川敷でホームレス生活を送っていたが、
&bold(){自身の出っ歯がレアメタルであること(発見者のデカパン博士曰く「イヤメタル」)が判明}し一躍有名人・金持ちになる。
さらにフランス大統領からイヤメタルと引き換えに&bold(){フランスの永住権}を得るまでに至ったが、
不慮の事故で最後の出っ歯一本を無くし&bold(){かまぼこ板でごまかした}ためペテン師の汚名を着せられ、再びホームレスになる(この際各所で賠償金が発生した模様)。
実はこのイヤメタル、&bold(){頭を叩けば無限に出てくるカンナのようなシステムらしい}。

なお、11話時点まで定職に就くことができた描写はない。
『おそ松くん』時代は前の回で何があってもその度にさまざまな職業に就いていたが、平成の世では通用しないのだろうか。

このように六つ子に押されっぱなしだった彼も、2期18話では原作で人気の高い単独主役話『イヤミはひとり風の中』が映像化され、
&bold(){時代設定・カラーリンクすら通常回と異なる舞台で、エンディング枠まで本編に充てるという優遇措置が取られた。}

2期23話Cパートでは自信を無くし首を括ろうとしてプロデューサーやおそ松・チビ太に止められるも、2人との相談でもぱっとせず、喋り方を中の人っぽくしたら引かれていた。
この回ではリアルでの関係性を反映してか、おそ松に「社長」と呼ばれていた。ちなみに3期開始時と同時期にカラ松の中の人もイヤミの中の人の会社に入っている。

おそ松以外の六つ子の顔の認識が出来ておらず、よくトド松、22話ではチョロ松をおそ松と間違えている。
3期前半OPでは監督が前科を持つZZパロを担当し、まさかの三世代競演が実現する。

アニメの声の人はリュウタロス、舞台版での演者はスワローテイルファンガイア→ギラファアンデッドとなぜか皆ライダー怪人経験者だったり。


・チビ太
CV:國立幸
バイタリティ溢れる逞しい男。10年以上の歳月がたってもやっぱりチビのまま(あそこもチビ。と言っても従来ほどチビでは無く3頭身ほど)。

フジ版アニメから江戸っ子属性を受け継いでいる。
夜はおでん屋台を引っ張っているが、6つ子たちには大量にツケられているようで(ざっと100万ほど)、その回収に全力を注いでいる。
情に厚く、ツケを払わせようと厳しく接しているつもりがいつの間にか悩み相談を受けたりする、熱く優しい性格。

一方でおでんの話になると、味見のために「&bold(){全裸で}おでんの中に突っ込む」など、&bold(){人の話を全く効かなくなるほどに暴走する}。
%%そしてその様子を見て逃げ惑うカラ松であった。%%
ちなみにこのおでん屋台、&bold(){クレジットカードが使用可能な上にWi-Fiもつながっているという超ハイブリッド仕様である。なお、屋台には「ハイブリットおでん」と書かれている。}

5話でカラ松を誘拐した際には、おでんのツケと交換で払わせようと電話するも、
おそ松と十四松では話にならず、チョロ松でようやく金のことは母さんに任せようとするも近所から貰った梨のことですっかりカラ松のことは忘れてしまい、
あまりに酷い彼の扱いにすっかり同情してしまい、必死で慰めるほどだった。
その割にカラ松が他の兄弟に心配してもらえるようにと考えた作戦は「他の兄弟の危機感を煽るために&bold(){カラ松を火焙りにする}」というぶっ飛んだものだったが。

15話Cパートでは原作の主役話「チビ太の花のいのち」が映像化されたが、カラ松のせいで原作よりとんでもないオチが付いてしまった…。

フジ版アニメでは相棒だったイヤミとの関係は多少落ち着いているものの、「俺はもう大人だ」と言いながらもちょこちょこ悪だくみに乗っかるなど、
かつての一面を垣間見ることができる(後述)。


・ダヨーン
CV:[[飛田展男]]
やたらデカい口とやや間の抜けた面が特徴の、正体不明の変なおじさん。
その名の通り、口癖は「ダヨーン」で、語尾も「~だヨーン」。

来歴、職業全てが謎。
…だったが、2話にて&bold(){工場で大量生産されていたことが判明した}。
そのせいか否か、2話後半では街中に無数のダヨーンがいるというカオスな状態になっていた。

デカい口は[[カービィ]]よろしく何でも吸い込める他、
大量の人間を一撃で消し炭にする必殺光線&bold(){ファイナルダヨーン}を発射することもできる。

1クール目序盤はイヤミとコンビを組むことが多かったが、
5話Bパートで&bold(){デカパン博士のメイド}として登場して以降、デカパンと組むことがデフォルトとなった。
その様子は非常に仲睦まじい……を通り越して&bold(){非常にアブない雰囲気である}。一応クリスマス回で一緒にエロい店に行っていたが。


・デカパン
CV・上田燿司
常にデカいパンツ一丁(+たまに上着)のおじさん。「ホエホエ」「~ダス」などの口癖を持つ。
すこし小皺が目立つようになった。

「デカパン研究所」の所長で、『くん』時代と同様に発明家の博士としての登場が多い。
他にもブラック企業の社長だったり、地下ドルイベントのスタッフなど様々な職業で登場するが、デカいパンツ一丁でいることは変わっていない。
パンツには[[ドラえもん>ドラえもん(キャラクター)]]の四次元ポケットのごとく何でも入っている。

#region(ちなみに…)
TV版の3話では&bold(){ [[ほれいけ!DEKAPAN-MAN>それいけ!アンパンマン]]という題名も内容も完全にアウトなネタをやらかした}。
ちなみこれ本放送では問題なかったのだが、BSJAPANではさすがにまずいと判断されたのかロゴや色彩の一部が&bold(){修正されました}。
というのも第1話のパンツ((というより尻から踏ん張って出している。))からかりんとう、第2話の黄色いもの、第3話のパンツ自身を上げる行為がオリジナルに失礼にあたると判断され、
テレ東の社長が謝罪する羽目になった(特にかりんとうや黄色いものはどう考えても自身のあれにしか見えない)。
更にDVD&Blu-ray第1松に&bold(){未収録になることになった}。
#endregion

ちなみにカラー版のデカパンを演じた大平透氏は、2016年4月12日に亡くなられた。お悔やみを申し上げます。


・ハタ坊
CV・[[斎藤桃子]]
頭に旗をつけている男の子。「~だジョー」が口癖。本作ではチビ太と同じく3頭身ほどで描かれている。

1期では情報商材の仕事で&bold(){凄まじいお金持ちになっており}、「ミスターフラッグ」の名称で、世界にその名を轟かせる億万長者となっていた。
彼の経営する会社には入社試験も面接も無く、入社条件は&bold(){頭に旗をブッ刺すこと。}
そのため使用人たち全員が頭に旗がある。あと&bold(){極太のケツ用の旗もアリ}。

20話で無能といわれ社員にクーデターを起こされるが、自ら「友達じゃないから」という理由で退職ぢ、屋台から始めた外食産業で巻き返す。
原材料は明言されなかったが料理を食べた六つ子の「なんの肉を使っているのか」に硬直したハタ坊が答えなかったことや、
ラストの食べ物の旗の数と辞めた人数の数が一致することから退職した社員の人肉の可能性が高い。

2期からはメッキがはがれたのか、大金に目が眩んだり、友達を見捨てて自分だけ助かろうとするなど、
俗物的な面がよく出るようになり、大富豪模写も少なくなっている。

ちなみに&bold(){物凄い巨根である}。
チョロ松「成長したねハタ坊~!」


・松野松造
CV:[[井上和彦]]
六つ子の父親で一家の唯一の稼ぎ頭。
作中で詳しくは語られていないが、&bold(){ニート六人全員を食べさせ自分は夫婦水入らずで旅行に出かけることが出来る等、&br()仕事人としてはかなりの収入がある優秀な人物なのではないかと思われている。}
妻に「ペチャパイ」や六つ子に「娘がよかった」と発言したり、チョロ松の就職祝いにAVを渡すなどデリカシーは皆無であり、六つ子に対する態度はダダ甘な妻とは違い若干ドライ。

松代とは学生時代からの大恋愛の末に結婚したこともあってか現在も彼女にゾッコンであり、
松代が一時期自分に冷たくなった時は&bold(){六つ子全員が本気で心配するレベルでメンタルがイカれてしまった。}
もっとも妻とは一度&bold(){方向性の違い}で離婚しかけたが。


・松野松代
CV:くじら
六つ子の母親。旧カラー作品と比べると髪型が変わり老けている。
苦労して育て上げたにも関わらず自立しない彼らをまとめて「ニートたち」と呼んでいるが、6人を平等に愛している明るいお母さん。
だけど非常識でチョロ松にツッコまれるボケを乱打するなどやはりズレている。

六つ子に対しては基本的には&bold(){ダダ甘}であり、
自立してない彼らを&bold(){「みんな毎日だらだらしてようがニートだろうが私はどうだっていい」「みんな元気だったら全然気になんない」}とぶっちゃけている。
六つ子が[[あんなふう>ニート]]になっちまったのは間違いなくこの人にも原因があるだろう。

ただ、「全然生んだ覚えがない」立派な息子神松が出てきた際は六つ子を&bold(){クズ虫たち}と罵ったり、
説教中にトンチンカンなことばかり答える息子たちの乳首を&color(red){&bold(){出刃包丁で切り落としたりと}}、一応母親らしく(?)厳しい態度で臨むこともある。

24話Bパートでは、チョロ松の就職を祝いもうニートと呼べなくなると残念がり、自立する息子たちを見送った。
25話では手紙と見せかけたセンバツ出場の通知をおそ松に渡し、戻ってきた息子たちと共に出場を泣いて喜ぶ。
そしてチョロ松が会社を退職してきたと驚く松造を&bold(){「お父さん!今はそんなくだらない事言っている場合じゃないでしょ!!」}と吹っ飛ばした。野球選抜は就職より大事らしい。


**【サブキャラクター】
・聖澤庄之助
CV:上田燿司

#center(){&bold(){「ヒジリサワ↓ショウノスケ↑ダー!!」}}

赤塚作品に準レギュラーやモブとして登場していたものの、長らく名前が付いてなかった小柄なおっさん。本作で正式に名前が付けられた。
一応、赤塚公認サイト『これでいいのだ』では「カムカムホテルのオーナー」というキャラクターがおそ松くんのキャラクターとして記載されている(ただし鼻がない)。
初登場してからしばらく喋らなかったが、7話Bパートでついに…。

18話の主役争奪レースで優勝したことで、19話で主役の権利を獲得(という名目のアバン担当)。
そこでCVや、6つ子の上を行く&bold(){17人兄弟の長男}であることが判明した。16人の弟は例によって全く同じ顔である。
25話でも17人兄弟揃ってセンバツに参加した。

2期25話では閻魔大王として登場。第1期から6つ子達の日常に張り付き、6つ子がいい奴なのか悪い奴なのかをずっと見張っていた。
結果天国に行ける理由がないから即決で6つ子に地獄行きを言い渡しボッシュートを作動させ、6つ子を地獄に落とそうとする。
しかし納得のいかない6つ子に対し理由を述べさせた挙句、誰が地獄に行くべきか指すように言い、結果6つ子全員がそれぞれを指さしたので全員を地獄へ送った。


・橋本にゃー
CV:山下七海
チョロ松が推している地下アイドル。猫耳が特徴的なかわいい女の子(おそ松からは「クラスに一人くらい居そうなレベル」と評された)。

その萌え萌えな見た目が人気を呼んだのか、台詞は無くともちょこちょこ登場し、
さらに後期オープニングにもほぼトト子と同格レベルで登場するなど、「おそ松さん」出身のキャラの中では破格の扱いを受けている。

同じ地下アイドルのトト子とは(あちらの一方的なライバル視もあって)非常に険悪な仲であり、鉢合わせると高確率で殴り合いの大喧嘩に発展する。
因みに六つ子を纏めて一撃でぶっ飛ばせるトト子相手に&bold(){互角に渡り合えるレベルで戦闘能力は高い}。
しかし映画では、学生時代は地味な見た目でトト子にファンレター出すほど憧れていた様子が描かれている。

ライブでのコールは「アメショ! ペルシャ! 三毛! マンチカン! スコ! シャム! ロシアンブルー!」(いずれも猫の品種)。
なぜかCDは8cm仕様である。

初登場の2話では、握手会に来たおそ松に&bold(){[[放送禁止用語>セックス]]}を連発され、凍らされた。
以降は長らくモブとしてのみの登場だったが、1期24話Aパートで久々にセリフ付きで登場。
イケメンIT系の彼氏と婚約し、地下アイドルも引退したが、2期では何事もなかったように地下アイドルに復帰した。

2期からは出番が少し増え、「トト子とにゃー」シリーズなどを経て、3期4話で遂にメインパートの主役の一人に抜粋。
&bold(){彼氏とは離婚し、シングルマザーとして赤ちゃんを育てながらアイドル活動を続けていた}ことが判明。
活動に限界を感じトト子に話を持ち掛け、&bold(){女子プロのヒール役}としてコンビ結成。
おそ松やカラ松などほとんどの観客にウケていた中、チョロ松だけは彼女達の変貌を見て唖然としていた。


・アイダ、サチコ
CV:遠藤綾、斎藤桃子
元ネタはかつて実在したアイドルグループ、Wink。ロングヘアーがアイダで、ポニーテールがサチコ。

2話でカッコつけながらこっちを意識しているカラ松に「キモい」「死ね」と散々な言い方をしていた。
7話ではトド松のバイト先の先輩として登場。トド松を「トッティ」という愛称で呼び、彼を合コンに誘うが、
他の兄弟に脅され悲惨な格好をする羽目になった彼に幻滅し、合コン途中で帰ってしまう。

あれ以来トッティからのLINEは無視している模様だが、2期では何事もなかったかのように元の関係に戻っていた。


・実松
CV:小野大輔
新年一発目の放送に突如として現れたおっさん。
ボロ屋に6つ子の兄弟である「徳松」「捨松」「菊松」「平松」「門松」らと暮らしている。

会社では上司や部下たちにいびられ続ける冴えない中年おやじだが、定時に帰って家族たちと温かい食事を摂る事を優先する家族思いの優しい男である。
&bold(){だが…。}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){唯一彼を気にかけていた同僚の女性が彼の家に行った際に見たものは、&bold(){六人分の食卓を一人で囲みながらにこやかに笑う実松の姿だった。}}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){そう、最初から彼に兄弟など居なかったのだ…。}}}

2クール一話目で突如として「実松さん」が始まり(しかもなぜか第三話扱い)、作画もリアルテイストに寄せられている上に次回予告まであるなど妙に気合が入っており、
新年早々視聴者の期待の斜め上を行く結果となった。
しかもこの嘘予告、''本編13~16話とあながち間違っていなかったりする''。

元ネタは2016年1月より放送される闇芝居3期であるらしい。

2期25話では、事故当時に乗っていたステーションワゴンで獄卒達を撥ね飛ばしながら爆走し、果ては閻魔大王までも空の彼方に飛ばした。


かに見えたが・・・
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){会社の一大プロジェクトにより、社畜AIロボ「実コップ」として復活。}}





・ドブス
CV:斉藤貴美子
見た目も性格も文字通りのドブスな女。

初登場の15話Bパートでは、チビ太と花の精の関係に嫉妬したカラ松が、同じように側溝に生えていた花にブランデーをかけたことで実体化した精霊の役を担当。
メンヘラじみた言動と行動で彼をいいようにこき使い、最後は無理やりカラ松と結婚式を挙げた。
枯れてしまったチビ太の花とは違い、こいつは枯れるどころか&bold(){[[ビオランテ]]のような巨大な花の怪物に成長していた}。

その後も何度か登場し、さりげなく3期のビジュアルに描かれている。


**【ゲストキャラクター】
・スーツの男
CV:青山穣
2話Aパート「就職しよう」に登場。
イヤミが紹介したブラック工場の責任者。少し[[某金融会社>帝愛グループ]]の幹部に似ている。
ブラック企業で働くことに少し罪の意識を感じているらしい。

4話では、チョロ松が読んでいた求人の雑誌に企業の広告が出てきた。
かつては[[悪の蜂の戦士>ビークラッシャー四鎧将]]だったらしい。

ちなみにこのエピソードでは福本作品のネタがところどころにあるので探してみよう。


・じぐ蔵
CV:[[高木渉>高木渉(声優)]]
3話に登場。
10年前、「演劇部に所属していたおそ松に主役の座を奪われた」ことを恨み、拘束して殺害しようとした。
しかし、6つ子の区別がつかないため、何度もターゲットを間違えてシリアスムードが台無しに(その中にはなぜかイヤミもいた)。
やっとおそ松を捕えたと思ったら、「演劇部だったのはカラ松」と指摘されてまたカラ松を探し直す羽目に。&font(l){そこは間違えんなよ…。}
再度間違えまくってやっとカラ松を捕えたと思ったら、「あれやれって言ったのトド松なんだよねー」と言われ…
最後は面倒になったのか、&bold(){無関係な十四松を殺した}。

元ネタは[[これ>ジグソウ(SAW)]]。
これも本放送では問題なかったが、使ったタイトルロゴ「&bold(){OAW}」がヤバかったので、BSJAPANでは「&bold(){OSO}」に修正された。


・エスパーニャンコ
CV:大川透
5話Bパートに登場。
一松と彼を意思疎通できるようにしたいと考えた十四松が、デカパン博士の研究所に1人と1匹を連れていき、相手の本音がわかるようになる薬(巨大注射使用)を処方しようとする。
そこで一松をかばう形で代わりに注射を打たれ、人の本音がわかる上に人語をしゃべれる猫となった。
表面では一匹狼な一松の本当の気持ちを代弁するシーンは必見である。

9話時点ではもう薬が切れてしまっているらしく、今ではただの猫であるようだ。

元々は原作にも登場したキャラクター。
デカパン博士の飼い猫であり、人の良い博士が二度と騙されないようマシンの電気ショックを施して能力を受けたという点以外は大体同じ。
こちらでも六つ子両親の嬉しい本音を晒す、さり気ない活躍もした。

モブを除けば一話限りの登場だが、その後も公式イラストや公式グッズなどにおいて、一松とセットで登場する頻度が非常に高い。
ある意味ゲストキャラクターとしては破格の扱いを受けているのではないだろうか。


・彼女
CV:[[桑島法子]]
9話Bパートから登場。
憂いを帯びた表情のそばかす美人。

自殺しようと海沿いの断崖に佇んでいたところ、砂浜での素振り中に高波に浚われて溺れかけた十四松を救ったことで彼と知り合う。
十四松のハイテンションギャグに素直に笑ってくれるいい人だが、笑い過ぎてひきつけを起こす姿を見たチョロ松には「やっぱり十四松が好きになった人だね」と評された。
だが、1人ふてくされAVコーナーに入り浸ったおそ松は、そこで「何か」を見つけており…。
十四松とは相思相愛だったものの、彼の告白に対して「田舎へ戻るのでもう逢うことはできない」と悲しい別れを告げ結局、友達以上恋人未満の関係となってしまった。
しかし、十四松の必死のギャグで最後は笑顔で別れることが出来た。

ふざけた話が多いおそ松さんの中でも終始シリアスなこの話に出てきたこの子は、
ストーリーの完成度も相まっておそ松さん屈指の涙腺崩壊兵器として高い人気を誇っている。

&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){彼女の正体に関しては、彼女もおそ松も特に何も語らなかったため、真相は神(スタッフ)のみぞ知るといったところである。}}

2期8話では&bold(){まさかまさかの主役に抜粋}。
この回ではイルカになりたい十四松に笑顔で&bold(){十四松も死にかけるレベルの特訓を&color(red){笑顔で}課す天然ドSぶりを発揮し、}
かつての感動を台無しにする暴挙を連発し視聴者の腹筋を崩壊させた。
尚、この回に出てきた彼女は十四松や彼女の反応から(感動の再会といった場面が特になかったため)見た目が同じの別人ではないかとの考察も多い。
(EDのクレジットでは1期と同じく「彼女」と表記されている)


・イヤ代、チビ美
CV:[[たかはし智秋]]、[[野中藍]]
10話に登場。
27年ぶりにコンビを組んだイヤミとチビ太が6つ子を騙すために「誰でもかわいい女の子になれる&bold(){美女薬}(デカパン作、効力は一錠につき一時間)」を飲んで超絶美人に変身した姿。
二人とは別人であることを強調するため、声優も変更されているが口癖まではそのままである。
その美貌を駆使したレンタル彼女商売で6つ子たちから大金を搾り取る事に成功し彼らを無一文に追い込むが、体が薬に耐性をつけてきた影響で徐々に変身時間が短くなっていく。

ここらで止めておけばよかったのに、6つ子たちが彼らと&font(l){エロい事したい一心で(鼻血)}デートしたい一心でニートを卒業し働いて手にした大金を見たことで欲の皮が突っ張ってしまい、
結果デート中と言う最悪のタイミングで変身が解けてしまい正体が露見。
マジ切れした6つ子たちから&bold(){トラが入った檻に閉じ込められ法外な料金でカギのレンタルを強要される}という凄まじい仕返しを喰らうこととなった。
コミックボンボン版エピソード『スパーク!!トト子ちゃんの巻』ではイヤミとチビ太がデカパンの発明した変身マシーンでトト子に変身して松野兄弟をダマす話であり、
「女の子に変身する」というトコロから「レンタル彼女」の原典とも考えられる。


・花の精
CV:和久井優
15話Bパートに登場。
側溝の近くで枯れかけていた所をチビ太から水を与えられたお花が、彼に恩返しするために人間になった姿。
白のワンピース姿に頭には花の飾りをつけており非常に可愛らしい。

おでんの事で周りが見えていなかったチビ太の前に突如として現れ、「チビ太が好き」「デートしよう」と積極的にアプローチしていき、
初めは訝しがっていた彼とも次第に打ち解けていき、彼が忘れていた大切な事を徐々に取り戻させていく。

だが、チビ太と共に過ごしていくうちに寿命がつきかけてしまい、デート中にとうとう限界が来てしまう。
それでも「この命はチビ太さんにもらったものだから」と後悔を残すことは無く、「お前がいればおでんはどうでもいい」というチビ太の叫びに、
「やっとおでんに勝てた」と喜びながらも、「自分を助けたように、おでんで色んな人を幸せにしてあげて」と言い残し、彼の腕の中で消滅した。

&color(paleturquoise){&bold(){「頑張れよ……、バーロー……!」}}

%%消滅したといいつつ1期25話や2期25話にモブとして出ているのは内緒%%


・実況
CV:[[古川登志夫]]
18話に登場。
イヤミが主役の座を取り戻すために主催した「イヤミレース」の実況者。
参加者が次々と命を落とすカオスな状況になっても冷静に実況を続けるある意味プロの鏡。


・&color(#bdb76b,#fffacd){神松}
CV:野島健児
21話に登場。
六つ子から零れ落ちた善の心によって生まれた7人目の神の如き松。金色の瞳と、福耳が特徴。
絵に描いたような聖人で、六つ子へのフォローは勿論、チビ太のおでんへの支払いや家にお金を入れるなど、真人間の中の真人間。
本人に「[[家や人間関係を乗っ取ってやろう>ディオ・ブランドー]]」といった悪意はないのだが、周りの人間は当然神松をもてはやすので彼らの憎悪の対象になり、
さらに両親たちの目を覚まさせてしまったことが引き金となり、ついに殺害計画まで立てられるまでに至った。
しかし、六つ子が殺意を抱く=善の心が更に無くなる、つまりそれだけ神松が成長するという厄介極まりない存在。
その後トト子とデートをし、台詞や六つ子のショックぶりから[[SEX>セックス]]までした様子。

&color(#bdb76b,#fffacd){エンディングクレジットも輝いていた。}
パチンコ・パチスロではやはりというか[[カヲルくん>渚カヲル]]並のプレミアムキャラに。


・&color(#ffffff,#000000){悪松}
CV:[[杉田智和]]
21話Cパートに突如現れたどす黒い巨大な化け物。
怨念の集合体のような存在で、六つ子の両親曰くあんなことやこんなことがあって、一撃で神松を叩き潰した。
六つ子のクソさから生まれた存在で、「もっと自分のクソさに自信を持て」「またいつでも呼ぶがいい」と物騒な発言を残し、
六つ子を我が兄弟と呼んでおり、神松が7人目とすると8人目になる。
ちなみに、善の心とクソさを失った六つ子は気絶していたため、それが全てだったようだ。

&color(#ffffff,#000000){エンディングクレジットもどす黒かった。}
余談だが、25話に関しては中の人がTwitterで「悪松も引くレベル」と呟いている。


・師範代
CV:柴田勝久
22話Bパート「ファイナルシェー」に登場。
犯罪組織との癒着で壊滅の危機に陥っている国「アカーツカ」の拳法家。
「フェー拳」なる拳法を使って六つ子を一蹴出来るほどの戦闘力の持ち主だが、心臓に重病を抱えている。
自らの国を救ってくれる拳法家を探して日本に来ていたが、たまたまイヤミの「シェー」を見たことで
イヤミがアカーツカに伝わる伝説の拳法&bold(){「シェー拳」}の使い手であると確信し、彼を&bold(){無理矢理}アカーツカへ連れていく。
そこで優勝すれば国王の座につける武術大会にイヤミを出場させるべく彼に厳しい特訓を課すが……。


・シャオリン
CV:[[釘宮理恵]]
師範代の娘。
チャイナ服を着た美少女。大会出場を渋るイヤミの前に姿を現した所&bold(){イヤミに一目ぼれされる}。
その後は特訓に明け暮れるイヤミをサポートしながら少しずつイイ感じになるが、&bold(){実は旦那さんと2人の子供がいた。}


・娘ダヨーン
CV:遠藤綾
23話Bパート「ダヨーン族」に登場。
ダヨーンの体内に存在するダヨーン族の娘。
見た目はまんまダヨーンを女にした感じで「ダヨーン」としか喋らないが、その心はとても清らか。
ダヨーンの体内に吸い込まれたチョロ松を助けたことで彼といい感じになり&bold(){結婚式を挙げるまでの関係になったが、}
迎えに来たトド松とのやり取りを見て、涙を呑んでチョロ松を元の世界に送り出した。


・石油王
CV:川島徳愛
24話Aパート「トト子大あわて」に登場。
行き遅れる可能性に焦ったトト子が「石油王」を求めて参加した婚活パーティに登場した&bold(){本物の石油王。}
理想の相手が現れ大喜びのトト子のことを気に入り結婚寸前までの関係まで発展するが、
[[お楽しみ>セックス]]に発展する直前に&bold(){トト子の口が魚臭い」}という理由で彼女を拒絶。
ブチギレたトト子の全力のボディブローを喰らって自宅マンションから吹っ飛ばされた。

その後、2期19話Bパート「ふくわ術」に再登場。
(ニセ)腹話術で楽しませていたイヤミ達に札束を渡すが…

さりげなくドブスや実松と共に、3期のビジュアルに描かれている。


・&bold(){[[照英]]}
CV:&bold(){&color(red){照英}}
2期3話「トト子の挑戦」に&bold(){まさかの[[本人役>本人役(配役)]]として登場}。
トト子が参加した「大食い女王決定戦」のMCとして登場した。
ムッキムキの肉体と六つ子の無茶ぶりに答えるファンサービス溢れる優しさでトト子をメロメロにするが、
六つ子に対する度を越えた優しさと&bold(){&color(red){六つ子すら翻弄するハチャメチャぶりを本番中に繰り返し}}トト子をドン引きさせ集中力を奪っていった。

その後もセリフはないものの、何度が顔だけ再登場している。


・&bold(){栄太郎}
CV:[[小林由美子]]
2期12話「栄太郎親子」に登場した、一松曰く&bold(){「十四松の信者であり、彼のテンションとフィジカルの虜になってしまった憐れな小学生」}
いつしか出合った十四松を師匠と崇め家の前に出待ちするまでに至った十四松のファン。その割には&bold(){十四松のことは基本呼び捨てだが。}
父親の仕事の都合で転校ばかりしていたせいで友達がおらず暗い性格だったが、十四松と触れ合うことでどんどん明るくなっていったらしい。
その後栄太郎の母親の依頼もあり十四松から伝授されたギャグで友達を大量に作ることに成功したものの、
調子にのって&bold(){彼女を作ってしまったことでマジギレした十四松に彼女共々&color(red){遥か彼方に投げ飛ばされ破門された}}。
そんな仕打ちを受けてもまだ十四松の弟子入りを諦めていない様子である。

ちなみに中の人は偶然にもこの後、[[黄色い半ズボンが似合い、チョロ松声のキャラを創造した破天荒な5歳児>野原しんのすけ]]を演じることになる。


・&bold(){栄太郎の母}
CV:松谷彼哉
文字通り栄太郎の母親。ショートカットが似合うクールビューティな美人である。
一見すると堅物で近寄りがたい雰囲気を持っているが、実際は息子思いで非常に優しい性格。
暗い性格だった栄太郎を変えた十四松に息子と仲良くしてもらうことを頼み込み、ギャグ伝授の際は全力で彼らをサポートした。
そして、十四松が栄太郎を全力でぶっ飛ばす姿をみて&bold(){何故か}彼女も十四松の虜になってしまい、
&bold(){&color(red){今度は彼女が十四松の出待ちをするファンになってしまった}}。
&font(l){はっきりいってこのパートで一番狂っていたのは彼女である。}


・&bold(){犬山キン子}
CV:[[伊藤かな恵]]
16話Cパート「となりのカワイ子ちゃん」に登場。
六つ子の隣の家の親戚のところに遊びに来た褐色短髪の女の子。
洗濯物を干すたびに&bold(){必ずブラジャーを六つ子の家に飛ばしてしまう}ドジっ子な面もあるが、
六つ子を全員虜にするその可愛らしい容姿と、サバサバして気取らずニートであるおそ松たちとも気兼ねなくしゃべれる社交性、
そして誰に対しても気配りが出来る優しさなど、どこかしらおかしなところがある「おそ松さん」の登場人物の中で&bold(){数少ない本当にまともな人間}。
その優れた人間性は同性に対して露骨にライバル心をむき出しにするトト子ですら「いい子」と認めるほどである。






**【じょし松さん】

レンタル彼女に続く公式女体化。今度は6つ子が女子になった。
しかしイヤミ達とは違い姿に劇的な変化は無く、ほとんど元の容姿のまんまである。

クレジットでは6つ子たちとは別人扱いで表示されていたので、同一人物では無い……はず。
後にこちらでは6人の関係は姉妹ではなく友人である事が確定した。


・&color(red){おそ子}

&color(red){&bold(){「頼れるサバサバ系って言われてるけど、これでもかわいいとこあるんだぞ!」 }}

とある会社のOLとして勤めている。髪型は茶髪のボブ。
「モテ」に対する執念が半端なく、かなり打算的な性格。
さらに男どもに対する不満もかなり募っているようで、一子や十四子に皮肉を言われた時には周りがドン引きするほど爆発した。

しかし会社では「姉さん」と呼ばれ慕われていたり、同じく暴走したカラ子を抱きしめて慰めるなど、おそ松と同じく器は大きい模様。
その後、50億円を横領した罪で婆さんになるまで服役していたらしい。


・&color(blue){カラ子}

&color(blue){&bold(){「やるじゃーん。あたしについてこれるなんて。合格!」 }}

褐色肌にポニーテールが特徴的なインストラクター風女子。結構ボイン。
カラ松と違い厨二病的な発言は無いが、カラ松以上に男っぽい…、というかおっさん臭い。

大口開けてガハガハ笑ったり、色情因縁に囚われていたり、&bold(){パンツを三日間も変えていなかったりと、}カラ松とは別のベクトルで色々と痛い。
そこを他の女子に指摘され馬鹿にされたとたんに怒りを爆発させ、突然FAX([[S○X>セックス]]の隠語)を連呼する痛い暴走を起こす。

だがおそ子曰く意外に優しい所もあるらしく、[[くっついているトンボ>セックス]]を引きはがそうとして&bold(){ちぎったり}、[[くっついている犬>セックス]]が可愛そうだからと&bold(){水をぶっかけたり}しているらしい。
…優しい?
職場の若い子を追いかけまわして最後はタヌキ用の罠に捕まったらしい。


・ &color(green){チョロ子}

&color(green){&bold(){「お宅はチビダヨ?ダヨチビ? NGなのはイヤハタだから」}}

ヲタク気質なチョロ松の影響か、キャリーバックを片手にアキバを練り歩く見たまんまのヲタク女子。お団子にまとめた髪と眼鏡が特徴。
チョロ松と違いツッコミはせず、BLのエロ妄想に事欠かない腐女子である。

それでもやはり6人の中では常識人で、他の連中に対して鋭い指摘を浴びせることも多い。
「何とか」という俳優をヨハネスブルグまで追っかけて強制送還を食らったらしい。


・ &color(purple){一子}

&color(purple){&bold(){「生きるってソウルとボディのバランスよね。意味わかる?」}}

ロングヘアーに占い師のような恰好をした女子。ジト目なのは相変わらず。少し某波紋教師に似ている。
皮肉屋な所は相変わらずだが、一松よりも感情表現が豊かでスピリチュアルな発言が多い。

バイト先の後輩に入れ歯を指摘され(本人いわくインプラント)、さらにチョロ子から&bold(){「口臭い」「ドブの臭いがする」}と散々に言われていた。
しかしなんやかんや言いつつも、おそ子たちの事を「魂のソウルメイト」と呼んでいることから友達思いのようである。
女王陛下の双子の姉の息子を名乗る男に金を貸しまくったらしい。


・&color(gold){十四子}

&color(gold){ &bold(){「ねぇねぇ、さっきあの人見ちゃった!若くてハンサムでイケメンで俳優の男の人~!」}}

見た目もノリも完全なガングロギャル。つけまつげの本数が異常に多い。
ファービーやスポンジボブを想像してもらえばわかりやすいと思われ。
メイクはおそ子曰く「愛されメイク」らしい&font(l){が、愛され要素は全く見えない。}

相変わらずハイテンションでバカっぽい性格だが、おそ子に責められたときはウソ泣きで慰めてもらおうとするような構ってちゃんな一面も見せた。
会社で不倫合戦からの人傷沙汰を引き起こしたらしい。


・&color(hotpink){トド子}

&color(hotpink){&bold(){「みんなみんな、地球って宇宙船に乗る仲間達なんだよね」}}

三つ編みにベレー帽、カーディガンにロングスカートと完璧森ガール。
元が元なだけに女体化に全く違和感が無い。

言動もふわふわしているが、会社の男性に旅行代を貢がせたり荷物持ちをさせたりとやはり腹黒かった。
さらに、カラ子に対して「おっさん通り越して動物」と言い放つなど毒舌な所も相変わらずだった。
1台32万の浄水器のマルチにハマッたらしい。







*【主題歌】
◇1クール目
オープニングテーマ
「はなまるぴっぴはよいこだけ」
作詞:[[あさき]] 
作曲・編曲:96
歌:A応P

サイケでナンセンスながらどこか昭和テイストを感じさせる一曲。
歌うのは「アニメを勝手に応援するプロジェクト」から生まれたアイドルユニットA応P。
楽曲を制作したのはまさかの音ゲーマーにはおなじみ&bold(){あさきと96ちゃん}。
歌詞や演出を含め色々と意味深なところもあるが、最も有力な説は&bold(){「あさきなので考察は無駄」}。
しかもアニメ放送日の翌日にDDR、[[ギタドラ>ギタドラ(XGシリーズ)]]、[[jubeat]]、[[REFLEC BEAT]]へ収録されている。

第1期、2期共に最終回では挿入歌として起用されている。


エンディングテーマ
「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」
作詞・作曲・編曲:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
歌:イヤミ feat. おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松
(cv.鈴村健一、櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由)

メインボーカルはイヤミだが、サビ以外は6つ子がそれぞれ同じ6つ子の女性を口説こうとするというシチュエーションの台詞パートで占められており、若干F6を引きずっている。
6人それぞれにTypeAとBの2バージョンがある。
「誰が誰でもおんなじザンス!」
CDに収録されたフル(全員)バージョンでは、6つ子対6つ子の合コンセッティングに成功したものの、全員の狙いが見事に被ったために大喧嘩となり、
隙を見たトド松が相手の6つ子全員を掻っ攫っていこうとするというオチが付いた。


◇2クール目
オープニングテーマ
「全力バタンキュー」
作詞・作曲:池波晏寿
編曲:有木竜郎/池波晏寿
歌:A応P

2クール目も引き続きA応Pが歌う。和テイストの入った曲調。&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){OPの全裸になるシーンで一瞬チョロ松のチョロ松がチラッと見えていると話題になった。}}
ちなみに今回作詞作曲を手掛ける池波晏寿は、今回のOPがデビュー作となる。


エンディングテーマ
「SIX SHAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~」
歌:トト子 feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松
(cv.遠藤 綾、櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山 潤、小野大輔、入野自由)

メインボーカルがトト子になった。6つ子がトト子を口説き、彼女が許可したり拒否するという流れ。6つ子は今回も台詞パートである。
1クール目と同様それぞれに2つのバージョン(ただし今回はTypeMとF)が存在。

TypeMは11話を引きずっており、普段の6つ子が素のノリで口説き文句を言い、トト子が「No! No!」と拒否する内容になっている

TypeFは名の通り&bold(){F6仕様}で、TypeMとは逆にトト子が「Yes! Yes!」と許可する流れになる。


最終回エンディングテーマ
「SIX SAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~-type FINAL-」
歌:イヤミ&トト子 feat.おそ松さんオールスターズ
(cv.鈴村健一、遠藤 綾、櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山 潤、小野大輔、入野自由、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子、井上和彦、くじら)

前期EDのアレンジバージョンにして、今までのEDの集大成とも言える曲。
イヤミとトト子のデュエットで、台詞パートではオールスターが視聴者にメッセージを贈る。
「「「「「「『おそ松さん』は永遠に不滅で――――――すっ!!!!!!」」」」」」


◇2期1クール目
オープニング
「君氏危うくも近うよれ」
作詞:あさき 
作曲・編曲:三矢禅晃・まふまふ 
歌:A応P

またまたA応Pが歌うこととなった。今回は作曲に96氏に代わってまふまふ氏が参加している。
あさき氏曰く本曲は&bold(){「はなまるぴっぴはよいこだけ」のアンサーソングであり}、
本曲の歌詞は『おそ松さん』の成長した六つ子たちが個性が付く前の『おそ松くん』の六つ子たちに「危ない世界だけど、早くこっちに成長しておいで」
と語りかけているイメージであるとのこと。 
そういった背景もあってか曲調も前2つのオープニング以上にアップテンポで明るいものになっている。
因みに&font(l){今回は予算がいっぱいもらえたのか}OP映像が&bold(){1期と比べて明らかに力が入りまくっている。}
特にラストの「監督 藤田陽一」の部分は一見の価値あり。


エンディングテーマ
「レッツゴー!ムッツゴー!~6色の虹~」
歌:ROOTS66 Party with 松野家6兄弟 
作詞:大槻ケンヂ・増子直純・谷中敦 
作曲:田島貴男・奥野真哉・トータス松本 
編曲:奥野真哉 

一番初めのアニメ放送が始まった1966年生まれのアーティストを集めたエンディング。早松66と遅松66という2バージョンがある。
映像は車に乗った六つ子の人形が走る可愛らしいものなのであるが、問題はこの楽曲に参加しているメンツであり、
早松66バージョンは&bold(){宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))、大槻ケンヂ(筋肉少女帯)、中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)、増子直純(怒髪天)、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、斉藤和義、渡辺美里}
遅松66バージョンは&bold(){スガシカオ、ABEDON(ユニコーン)、伊藤ふみお(KEMURI)、吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)、八熊慎一(SPARKS GO GO)、トータス松本(ウルフルズ)、斉藤由貴}と、
一深夜アニメのEDとしては&bold(){&color(red){ありえないレベルで豪華なメンバーであり}}視聴者を驚愕させた。


◇2期2クール目
オープニング
「まぼろしウインク」
 歌:A応P 
作詞:鈴木おさむ 
作曲:トキメーカーズ・村井大 
編曲:キタニタツヤ 
オープニングテーマ制作協力:スマイルデイズ 

またまたまたA応Pが歌う、夢ではないが幻のウインク(要は&bold(){妄想})をテーマにした曲。
ミラーボールやシャンパンやネオンライトなどバブリーな雰囲気が漂う煌びやかな映像が特徴的であり、1クール目に負けず劣らず派手なものに仕上がっている。
因みにどこかに実松がいるので探してみよう。



 




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