ゆびをふる(ポケモン)

「ゆびをふる(ポケモン)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ゆびをふる(ポケモン) - (2019/12/08 (日) 22:09:09) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2017/01/01 (日) 00:00:01
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----



#center(){&font(#FF9999){ピッピの ゆびをふる こうげき!}}


#center{&bold(){&font(#ff0000){ゆびをふったら だいばくはつ がでた!}}}



[[ポケットモンスター]]シリーズに[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場する技。
使うとランダムに何らかの技を繰り出す。


PP:10 
タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]
分類:変化 

説明文:指をふり 自分の 脳を 刺激して すべての 技の なかから どれか 1つを くりだす。

*■習得方法
----
自力で覚えるのはピッピ、[[トゲピー]]、ゴンベ、ミュウ程度。
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]技で覚えるのもトゲピー、ピィ、ブルー、ピンプクと極少数。

初代でのみ「[[わざマシン35>わざマシン/ひでんマシン]]」で習得が可能。
[[エメラルド>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]と[[FRLG>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]では教え技として習得できるが、以降は廃止された。

また、[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]以降に登場したポケモンは生態に関わらず、一切この技を覚えない。
ただ、元々レートで使われることは殆どないため、他の技に比べれば被害は少ないとも言える。

初代のVC版配信により、「ゆびをふる」を覚えたポケモンを最新作に送れるようになった。
特にエレブーとブーバーはこの方法でしか習得できない。
また、この方法でないと隠れ特性と両立できないポケモンも多い。

そして剣盾では技レコードに追加され、新たな使い手も大幅に増えた。

*■仕様・制限
----
ゲーム内記述では「全ての技の中から」とあるが、正確には異なる。
まず、初代から「ゆびをふる」で「ゆびをふる」が出ることはない。
さらに[[金銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]以降は元々覚えている技が出せなくなったほか、出せない技が一気に増えた。
禁止技はその後も増え続けており、相手依存の変化技や[[禁止級>伝説のポケモン]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]が多い。
新世代の[[幻のポケモン]]の技が出せない措置等はネタバレ防止のためと解釈できる。

以下「ゆびをふる」で出せない技の一覧。

・[[Vジェネレート>ビクティニ]]
・[[いじげんホール>フーパ]]/いじげんラッシュ
・[[いにしえのうた>メロエッタ]]
・いびき([[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]以降)
・おいわい/てをつなぐ
・おさきにどうぞ/さきおくり
・[[おしゃべり>ペラップ]]
・オウムがえし([[DP>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]以降)
・カウンター/ミラーコート
・ガリョウテンセイ
・きあいパンチ/くちばしキャノン/トラップシェル
・キングシールド
・ギフトパス
・ゲップ
・[[コールドフレア>キュレム]]/フリーズボルト
・このゆびとまれ/いかりのこな/スポットライト
・こらえる
・こんげんのはどう
・さいはい
・サウザンウェーブ/サウザンアロー
・さきどり/まねっこ
・しぜんのちから(BW以降)
・シャドースチール
・しんぴのつるぎ
・[[スケッチ>ドーブル(ポケモン)]]
・[[すりかえ>トリック/すりかえ(ポケモン)]]/トリック
・スチームバースト
・ダイヤストーム
・たたみがえし
・だんがいのつるぎ
・[[テクノバスター>ゲノセクト]]
・てだすけ
・どろぼう/ほしがる
・[[ねこのて>ねこのて(ポケモン)]](DP以降)
・バークアウト
・はめつのひかり
・ビックリヘッド
・ファストガード/ワイドガード/トリックガード
・フェイント
・フォトンゲイザー
・プラズマフィスト
・フルールカノン
・へんしん(BW以降)
・[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]/みきり/ニードルガード/トーチカ
・みちづれ
・ものまね
・ゆびをふる
・よこどり
・ワイドガード
・[[わるあがき>わるあがき(ポケモン)]]

その他、特殊な仕様については以下の通り。

・選ばれた技の優先度は関係しない。
・「そらをとぶ」「とびはねる」が出た時、「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」の影響を受けずに飛び上がるが、「じゅうりょく」の効果が切れるまで攻撃できない。
・「アンコール」を受けても「ゆびをふる」で出た技を繰り返すことはない。
・「ものまね」「ねこのて」「ねごと」で選択されない。
・「メトロノーム」の効果が適用されるのは「ゆびをふる」で続けて同じ技を出した時のみ。
・BW2の[[ポケウッド]]では相手の演技の邪魔になるため、「へんしん」「いちゃもん」共々使用禁止。
・[[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]以降で[[Zワザ]]として使うと、効果によって発動した技がZワザになる。

*■作中での使い手
----
金銀・[[HGSS>ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー]]・BW2で[[アカネ>アカネ(ポケモン)]]のピッピ(ピクシー)が使用。
『[[ポケスタ2>ポケモンスタジアム]]』では[[ジプシージャグラー>ジプシージャグラー(ポケモン)]]が好んで使用する。
またSMと[[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]では[[ボスクラスの敵>ルザミーネ(ポケモン)]]が使用してくる。

*■プレイヤーからの扱い
----
言うまでもなく不安定なため、[[対戦>ランダムマッチ(ポケモン)]]ではネタ技、あるいは[[ロマン技>ロマン技(ポケモン)]]扱い。
というか[[旅パ>旅パ(ポケモン)]]でも採用されることは稀。
強いて言えば「ねこのて」を使うパーティで技欄を埋めるために使える。
「[[なげつける>なげつける(ポケモン)]]」で貴重なアイテムを失うこともあるので注意。

この技だけで対戦するというギャンブル性を楽しむ遊び方もある。
また、この技だけで本編をクリアする[[制限プレイ>縛りプレイ]]に挑む勇者もいる。

*■ゆびをふる合戦の歴史
----
初代『ポケスタ』の攻略本に「ゆびをふる」だけで対戦する企画が掲載された。
序盤からお互いに[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]や「きりさく」等の高火力技を連発する激闘を展開。
最後はカビゴンが「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」でゴローニャを倒して決着した。
&font(l){2ページ内に収まり、かつ見応えのある展開になるまでやり直したのだろうか。}

『[[バトレボ>ポケモンバトルレボリューション]]』以降、フレ戦でも一部に定着している。
おみくじ感覚で正月にゆびをふる合戦に興じる人達も。

そして[[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]レーティングバトル、シーズン15にて1vs1選出で「ゆびをふる」だけを覚えたポケモンで戦うルールのスペシャルバトルが行われることが発表。
ついに公式ルールでの指振り合戦が実現した。
過去作産のポケモンも使用可能だが、バランス調整の都合で[[メガシンカ]]、ミュウツー、サマヨール、ヨノワールの使用は禁止されている。


*■使用可能なポケモン
----
通常の対戦以上に耐性の数が重要なほか、一致技の多さや[[両刀>二刀流/両刀(ポケモン)]]向きの[[種族値]]が大きなアドバンテージに。
[[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]では「すごいとっくん」があるため、理想個体値よりも「[[めざめるパワー]]」のタイプに拘るのも良い。

・ピッピ/[[ピクシー>ピクシー(ポケモン)]]
[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]の耐性と[[特性>特性(ポケモン)]]の優秀さが光る。
ピッピは[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]以上で「フレンドガード」を活かす場合に採用。
ピクシーは「ゴツゴツメット」等の効果ダメージが無効となる「マジックガード」や「メロメロボディ」が強力。
♀のみの相手はラッキー、ハピナス、イルミーゼ、ルージュラ。♂のみなのはバルビート、エビワラー、サワムラー。
基本的に特性「メロメロボディ」で使う場合は♂の方が汎用性は高い。
ただし、ルージュラは特性「どんかん」の場合、[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]状態にならないので注意。
「マジックガード」を選択する場合は「いのちのたま」もノーリスクで使えるのが嬉しい。
ちなみに、『バトレボ』で「ゆびをふる」を使うと専用のモーションが見られる。

・[[オコリザル]]
特性で役立ちそうなのは「ふみん」程度。
種族値も素早さ以外はあまり見所がない。

・ニョロゾ/[[ニョロボン]]/[[ニョロトノ]]
平均的かつ両刀向きの種族値で、技を選ばない。
思わぬ所で「ちょすい」「しめりけ」に救われる可能性も。
ニョロボンは一致技が出る確率が上がるが、弱点も増える。
ニョロトノはこのルールで唯一、天気を変える特性を持つ(VC版限定)。

・[[フーディン]]
特攻・素早さに優れる上、特性が「シンクロ」「せいしんりょく」「マジックガード」と優秀。
ただ、「マジックガード」持ちにはピクシーもいるため、「いのちのたま」枠との兼ね合い等で選びたい。
強力な特性持ちが多いため、メガフーディンの「トレース」も面白いが、ジュペッタと枠を争うのが辛い。
攻撃は僅か50なので、物理技が出てしまうと辛い。

・[[カイリキー]]
[[ガブリアス]]並の攻撃と特性「ノーガード」が魅力。
「ばくれつパンチ」「もろはのずつき」等高火力・低命中率の物理技や一撃必殺技の発動に期待したい。
特攻は65と低めだが、同水準の他のポケモンに比べれば「でんじほう」「れんごく」等が使いやすい分マシ。
また「そらをとぶ」や「あなをほる」で場外へ行っても攻撃してくる。
相手に一撃必殺技を出されたら泣くしかない。

・ゴースト/[[ゲンガー]]
[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]は数の多いノーマルや[[格闘>かくとうタイプ(ポケモン)]]技が無効で、被弾率が低い。
さらに「のろわれボディ」が発動すれば相手は「わるあがき」しかできなくなるのが凶悪。
ゴーストは特攻・素早さが下がるが、特性「[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]」で[[地面>じめんタイプ(ポケモン)]]技が効かない。

・[[スリーパー>スリーパー(ポケモン)]]
特性「ふみん」「せいしんりょく」を備えた、両刀向きの[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]。
通常のバトルに比べて、その微妙な個性を活かしやすいかもしれない。

・[[サワムラー]]
攻撃・素早さに優れるが、耐久・耐性に劣り、特に防御が紙。
さらに特攻は僅か35であり、火力はかなり運に左右される。
特性「すてみ」の適用技は「わるあがき」を除いて全部で12種類。
発動すれば勝利に繋がる分、「じゅうなん」よりは優先できるか。

・[[エビワラー]]
防御が若干上がったが、攻撃・素早さはサワムラーに劣る。
ただ、「てつのこぶし」は17種類の技に適用と確率的には優位。
「パンチの鬼」の癖に妙にパンチ技が少ないことの鬱憤を、このルールで晴らしたい所か。

・[[ゴローニャ]]
物理系能力と一致技の火力・範囲に優れる。
特性「[[がんじょう>がんじょう(ポケモン)]]」で基本的に一発は耐えるほか、一撃必殺技も効かない。
弱点が多いが耐性も多いため、運次第では普通のバトルより長生きできる。

・[[バリヤード]](通常/[[ガラルのすがた>フォルム/すがた(ポケモン)]]
耐性は単フェアリーのピッピやピクシーに比べて微妙だが、その分エスパー技をタイプ一致で使える。
「テクニシャン」は貧弱な技が出た時に[[威力>威力(ポケモン)]]を強化できる。
「ぼうおん」は「ゆびをふる」で出ない技と「いやしのすず」を除いて21種類の音技を無効にできる。
ガラル版は催眠技を無効化できる「やるき」が有用か。

・ラッキー/[[ハピナス]]
前者は奇石補正で耐久で勝り、後者は火力で勝る。
通常のルールとは違い、回復が自由にできない点に注意。
ハピナスは耐久ではなく火力を強化するアイテムもあり。

・エレブー/[[エレキブル]]
素早さが高く、弱点も地面のみ。
元々両刀向きの種族値のため、技のランダム性の弊害が比較的少ない。
さらにタイプと特性「やるき」により、数の多い麻痺・催眠技が無効。
接触技が多いので「せいでんき」が役立ちそうだが、VC版限定なのでエレキブル共々「やるき」しか選べない。
エレブーは素早さと奇石による耐久力に優れ、エレキブルは物理技の火力が高い。

ちなみに何故かエレブーとブーバーは第三世代の教え技で習得できないため初代の技マシンが必須。

・ブーバー/[[ブーバーン]]
エレキブル系と同じく両刀向きの種族値で、こちらは[[進化>しんか(ポケモン)]]前・進化後共に特殊寄り。
物理技が出やすいため、「ほのおのからだ」が有効に働く場面も多いが、VC版限定なのでやはり「やるき」しか選べない。
特殊アタッカーや「こんじょう」持ちとの相性が悪い点や弱点を突かれやすい点では劣る。

炎タイプで「ゆびをふる」を使えるのはこの系統だけである。

・[[ルージュラ]]
「メロメロ」「ちょうはつ」「ゆうわく」が無効の特性「どんかん」持ち。
ピクシー♂の対策…と言いたい所だが、種族値やタイプ的な相性はイマイチ。
「かんそうはだ」だと[[水>みずタイプ(ポケモン)]]物理技で即死することがなくなる。

・[[カビゴン]]
数の多いノーマル物理技を有効に使える上、特性「あついしぼう」込みで3つのタイプに耐性を持つ。
特殊耐久に優れているが、物理技対策に「ゴツゴツメット」も持たせておくと、さらに安定感が増す。
アタッカーとしては攻撃が高く、特攻もカイリキー並にはある。

・[[ミュウツー]]/[[ミュウ>ミュウ(ポケモン)]]/[[セレビィ>セレビィ(ポケモン)]]/[[ジラーチ]]
ローカルルールなので、互いに了承が取れれば使っても良いだろう。
ミュウツーは種族値がダントツで「プレッシャー」や、メガXの両刀向き種族値も優秀。
ミュウは状態異常に強い「シンクロ」持ちで、フーディンを遥かに上回る種族値を誇る。
セレビィは弱点が多いが、「しぜんかいふく」により、交換時に状態異常を回復できる。
ジラーチは[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]の耐性が優秀で、「てんのめぐみ」で追加効果の発生率も高い。

・[[グランブル]]
フェアリーの耐性と「いかく」込みの物理耐久がウリ。
ダブル以上では敵全員を「いかく」できるため、状況次第では強力。
特攻は60と低めだが、最低限度はある。相手の特殊技には滅法弱い。

・[[リングマ]]
カイリキーと同等の攻撃かつ一致でノーマル物理技を使えるほか、実は特攻も75と高く両刀向き。
状態異常を逆用できる特性「こんじょう」が強力。素早さが欲しいなら「はやあし」という手もある。
[[きのみ>きのみ(ポケモン)]]持ちとの遭遇頻度も高いため、「きんちょうかん」も役立ちそうだが、隠れ特性なので、初代にいなかったリングマは選択できない。
「かえんだま」「どくどくだま」で火力を上げれば、他のポケモンとアイテム枠を争わずに済む。

・[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]
ルール上自由に技を選べるという強みを活かせず、種族値も最低と厳しい。
活かすとすれば唯一の「ムラっけ」持ちであるという点か。
相手が低火力技や変化技を連発している隙に上手く能力が上がれば面白い。

・[[ミルタンク]]
「あついしぼう」持ちならカビゴンがいるため、「きもったま」を活かしたい所か。
ゴーストタイプには強豪が多いため、一致技や格闘技の通りが良くなるのは大きい。
「そうしょく」は隠れ特性なので使用不可。

・[[ルンパッパ]]
両刀向きの種族値で、弱点が少なめ。
混乱無効の「マイペース」が地味に役立ちそうだが、隠れ特性なので選べない。
通常特性は2つとも雨で発動するので、ニョロトノで能動的に発動させることができる。

・[[ハリテヤマ]]
カイリキーには耐久面で勝り、攻撃面で劣る。
特性が「こんじょう」「あついしぼう」とどちらも優秀。「ちからずく」は隠れ特性なので選択できない。
リングマ同様、「かえんだま」「どくどくだま」を有効活用できる。

・[[ヤミラミ]]
[[悪>あくタイプ(ポケモン)]]/ゴーストの優秀な耐性が光る。
さらに[[メガシンカ]]で特性「マジックミラー」になることで飛んでくる変化技もシャットアウト可能。
ただ、同じゴーストタイプのメガジュペッタが強すぎるので影が薄くなりがち。
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]は「いたずらごころ」だが「ゆびをふる」と両立できないのが玉に瑕。

・[[チャーレム]]
特性「ヨガパワー」で[[ラムパルド]]並の攻撃を誇る格闘ポケモン。
メガシンカすることでさらにパワーアップも可能。
特攻はグランブル並。
趣旨に反するが「[[とつげきチョッキ>とつげきチョッキ(ポケモン)]]」型で「わるあがき」を繰り返すのも手。

・[[プラスル/マイナン]]
[[ピカチュウ]]系では貴重な指振り使い。
使うならダブル以上で特性「プラス」「マイナス」を活かしたい。

・[[バルビート/イルミーゼ]]
「いたずらごころ」持ちだがヤミラミ同様隠れ特性なので残念ながら「ゆびをふる」と両立不可。
「どんかん」と「いろめがね」を持つイルミーゼの方がまだ使いやすいか。

・[[パッチール]]
元々変化技のレパートリーがウリなので厳しい。
ドーブルと違い、特性にも見るべき点が少ない。

・[[カクレオン]]
第六世代から追加された隠れ特性「へんげんじざい」と「ゆびをふる」を両立できないのが惜しい。
通常特性「へんしょく」も出る技がランダムのこのルールでは不安定すぎて活かしづらい。

・[[ジュペッタ]]
このルールで最も輝く存在。
メガシンカで「いたずらごころ」持ちとなり、唯一この特性と「ゆびをふる」を両立できる。
攻撃&bold(){165}は脅威の一言。特攻も93と高いため、火力・安定性共に優れた強力なアタッカーに。
ただ、HPがかなり低いため、受ける側に回ると意外とあっさり沈む。

・サマヨール/[[ヨノワール]]
元・相棒のジュペッタと共にかなりガチ向けのゴースト。
優秀な耐性に加え、圧倒的な耐久力と「プレッシャー」が脅威。
「ゆびをふる」のPPは僅か10というのがコイツらが強い最大の要因。
「わるあがき」はゴーストにも有効だが、文字通りの影響しかない。
USUMスペシャルバトルではプレッシャーの極悪ぶりを重くみたのか使用を禁止されることに。
対策としては、「ポイントマックス」「ポイントアップ」によるドーピングや「ヒメリのみ」による回復等。
ただ、「ポイントマックス」を使った上で「ヒメリのみ」を持たせても8ターンが限界のため、やはり脅威。

・[[エテボース]]
数の多いノーマル物理技を有効に使え、低威力技は「テクニシャン」で強化。
攻撃や素早さに優れるものの、特攻の低さや低耐久・紙耐性等が大きな弱点。

・[[トゲキッス]]
耐性・耐久力・特性の全てが優秀で、「ゴツゴツメット」と相性が良い。
特性は「てんのめぐみ」の汎用性が高いが、他の2つも使えなくはない。
弱点は特性「はりきり」でない限り、物理技を出すと火力が低くなる点。
フェアリータイプの物理技も「じゃれつく」しかないのが痛い。

・[[フレフワン]]
剣盾で習得可能に。
隠れ特性「アロマベール」で幾つかの変化技を無効化できる個性を持つ。
種族値の低さと有用な一致技が少ないのが難点。

・[[インテレオン]]
唯一の[[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]。
素早く両刀向きの種族値で一致技の数も多数となかなか恵まれている。
微妙な技で中途半端にHPを削られれば「げきりゅう」も活かせる。

・ポットデス
ゲンガー系に続く「のろわれボディ」持ちゴースト。
特防の高さと弱点が少ないのは良いが、一致技の数は大幅に減ってしまう。

・[[オーロンゲ]]
剣盾でメガシンカシステムもろとも排除されたジュペッタに代わる「いたずらごころ」持ち。
最新の対戦環境で「ゆびをふる」を使いたい奇特な方は是非。
あちらより数値は劣るとはいえ両刀向きの種族値を持ち、一致技や耐性の数は段違いに多い。

・バリコオル
ルージュラに比べると耐久力は高いものの、特性に有用なものがあまりないのが辛いか。

・マホイップ
変化技対策として有用な2種のベール系特性を持つ。
しかしやはり特殊型単フェアリーのため攻撃面では恵まれていない。

イエッサン(♂/♀)
怯みや状態異常対策となる特性を持つ。
ノーマル[[複合>複合タイプ(ポケモン)]]ではあるが、能力を活かせる特殊技は少ない。

*■有用なアイテム
----
*○攻撃系
・[[こだわりハチマキ/こだわりメガネ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]
縛りが無意味なため、実質ノーリスクで火力を強化できる。

・こだわりスカーフ
低耐久・速攻型と好相性。
思わぬ所で先制の一撃必殺や催眠等が出る可能性もある。

・いのちのたま
物理と特殊どちらの技が出ても火力が上がる。
両刀向きや「マジックガード」持ちと相性が良い。

・じゃくてんほけん
通常のバトル以上に不安定だが、こちらも物理の特殊の両方を強化できる。
主な候補は弱点の多いゴローニャ、トゲキッス、ニョロボン、セレビィ等。

・おうじゃのしるし
特性「てんのめぐみ」のトゲキッスやジラーチ用。

・[[せんせいのツメ>せんせいのツメ(ポケモン)]]
他の相性の良いアイテムが余っていない時に。
カビゴンやゴローニャ等の鈍足用。

・かえんだま/どくどくだま
特性「こんじょう」のリングマやハリテヤマ用。
上記のアイテムを他に回しつつ、火力を上げられる。
混乱やメロメロ等一部を除き、相手の状態異常技も殆ど効かなくなる。
ただ、ロクに物理技が出せない内にダメージが蓄積する可能性もある。

・ノーマルZ
「ゆびをふる」で出た技がZワザとなる。
一発限りだが、ロマンを求めるなら。

*○防御系
・たべのこし/くろいヘドロ/[[オボンのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]/アッキのみ/タラプのみ
耐久力強化。
相手が低火力技や変化技を連発している隙に「たべのこし」の回復量が蓄積することもある。
技がランダムなので「アッキのみ」「タラプのみ」の耐久強化が活きる機会が増えることも。
「くろいヘドロ」は[[毒タイプ>どくタイプ(ポケモン)]]のゴースト、ゲンガー用。

・ラムのみ
いつ状態異常技が出るか分からないため、発動する機会は多い。
ただ、他のきのみもだが、「しぜんのめぐみ」が出て先に消費してしまうこともある。

・ゴツゴツメット
技がランダムなので嫌でも接触してしまうことが多い。
物理アタッカーにとって低火力の特殊技が出るのは辛いが、これに触れるのも辛い。
都合良く非接触かつ相手に等倍以上の物理技が出てくれるかは相当運が絡んでくる。
カビゴンやトゲキッス等特殊耐久に優れたポケモンに持たせると凶悪。

・ひかりのこな/のんきのおこう
命中率100の攻撃技でも回避できる可能性が出て来る。
元々命中率の低い一撃必殺技等はさらに当たりにくくなる。
ただし、特性「ノーガード」のカイリキーには無効。
必中技は「わるあがき」を除いて全部で14種類。

・[[きあいのタスキ]]
スカーフ同様、低耐久・速攻型の指振りチャンスを確保できる。
しかし、こちらは天候や状態異常によるダメージや連続技で潰されることも多い。
上述の通り、こだわり系の縛りが無意味なため、スカーフよりは優先度が落ちる。

・ぼうじんゴーグル
粉技や砂嵐が効かなくなるが、汎用性は低い。

・[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]
サマヨール、ラッキー、ピッピ、エレブー、ブーバー等に。

・とつげきチョッキ
チャーレムに持たせてひたすら「わるあがき」するために使う。
ただしゲンガー以外の主流ポケには確定数が4以上の相手が多い。
また「ゴツゴツメット」にとても弱い。

・ヒメリのみ
「プレッシャー」持ちのサマヨール、ヨノワール、ミュウツー対策。
「ポイントマックス」を使ったポケモンに持たせるのが特に効果的。

・ポイントアップ/ポイントマックス
前者はPPを20%上げるため、「ゆびをふる」のPPは12となる。
後者はPPを8/5にするため、PP16となり、実に「ポイントアップ」3つ分の効果となる。
両方とも同じポケモンに使う場合、必ず「ポイントマックス」を先に使うようにしたい。

*■アニメでの扱い
----
ピッピやトゲピーが頻繁に使い、何故か毎回爆発を起こす。
たまに「[[はねる>はねる(ポケモン)]]」が出たりもする。

*■漫画での扱い
----
『[[ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー]]』では豹変したピッピが使う恐怖の技。

穴久保版の[[ギエピー]]も使っていたが、どちらかというと指の動きそのものを利用した「さいみんじゅつ」のような技だった。

*■[[ポケモンカード>ポケモンカードゲーム]]での扱い
----
相手の持っているワザを1つ選び、そのダメージや効果をこのワザのものとして扱う。
ポケモンによってはコイントスが必要。 

*■ポケダンでの扱い
----
『[[赤・青>ポケモン不思議のダンジョン 赤・青の救助隊]]』では105種類、『[[時・闇>ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊]]』以降は「さばきのつぶて」以外の全ての技を使える。
『時・闇』では敵のゴンベが使用する。思わぬ所でピンチを招くことも。

*■スマブラでの扱い
----
[[モンスタボール>モンスターボール/マスターボール(スマブラ)]]から出てきたピッピとトゲピーが使うことがある。
ピッピは『[[初代>ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ ]]』と『[[DX>大乱闘スマッシュブラザーズDX ]]』にのみ登場し、前者では他のポケモンの技をランダムに使い、後者では「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」「[[だいばくはつ>じばく/だいばくはつ(ポケモン)]]」等の強烈な攻撃を繰り出す。
トゲピーは『DX』から毎回登場しており、こちらは地面に埋める、頭に花を咲かせる、眠らせる等の状態異常を起こす。


追記・修正は「[[ゆびをふる>ランダムリンク2]]」を使ってから願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ランダムリンクには前からあったのに記事はまだなかったのか。指を振るカップではヒメリが必須と思いきやそうでも無いことが多い。  -- 名無しさん  (2017-01-01 00:26:41)
- 肉体構造的に無理だろ!って技でも出せるのが面白い。  -- 名無しさん  (2017-01-01 00:43:59)
- ORASの実況動画でスリーパーが指振りでVジェネ出してた記憶があるんだが  -- 名無しさん  (2017-01-01 01:08:27)
- この00:00:00を狙った感。いや寧ろ「1」つまり「指1本」を指示しているのか…?  -- 名無しさん  (2017-01-01 14:26:57)
- アニメのトゲピーのイメージが強いな。  -- 名無しさん  (2017-01-01 19:26:46)
- ランダムリンクの元ネタはコレなのか。よくわかった、ありがとう  -- 名無しさん  (2017-01-02 01:58:35)
- 手持ち最後の一匹にゆびをふらせたら自爆してしまったあのときの思い出……  -- 名無しさん  (2017-01-03 01:14:19)
- 穴久保版のピッピはこの技で催眠術を使いゲンガーを倒した(しかもランダムではなく狙って)。それが出来るなら、以降のバトル全部で使えよ・・・。  -- 名無しさん  (2017-01-03 01:35:05)
- ↑↑いきなりみかづきのまいで無駄死にした俺と真逆だな  -- 名無しさん  (2017-01-03 02:35:06)
- ルザミーネのピクシーが強力なサブウェポンじゃなくてこれ持ってるのは救済措置だろうか  -- 名無しさん  (2017-01-03 03:00:14)
- ↑逆に強力なサブウェポン引かれて有利な奴倒されたという報告も・・・。まあランダムだから同じのが次来ないのが救いか。ちなみにおきみやげ等で自爆する報告も相次ぐ。  -- 名無しさん  (2017-01-03 05:57:58)
- 2戦目の初戦でピクシーにぼろ負けして再戦したらこれで大爆発起して自滅してくれたでござる。あとはそこまで苦戦しなかった  -- 名無しさん  (2017-01-03 21:36:54)
- カクレオンのへんげんじざいは夢特性だから両立不可なのでは。にしてもORASでも教え技に出なかったし本当に残念。VCの初代技マシン35を使ったポケモンを持ってきて王冠使えってことかな?  -- 名無しさん  (2017-01-04 17:03:03)
- そもそも何故スタッフは指を振るとランダムに技が発動するという発想に至ったのか  -- 名無しさん  (2017-06-23 21:59:33)
- ピクシーがメガシンカかリージョンフォームで「いたずらごころ」習得したら元祖ゆびふり使いとして存在感を発揮できそうなんだが  -- 名無しさん  (2017-07-31 21:20:15)
- ドーブルが存在意義を否定されるって書いてあるけど補助技連発とかでグダりそうだしひかりのこなでも持ったムラっけドーブルってどうなのかな。ゆびふり戦やったことないから思いつきだけど  -- 名無しさん  (2017-12-09 18:10:40)
- ↑6  -- 名無しさん  (2017-12-09 19:38:15)
- 緑でこの技で初めてスプーンまげ見たなあ。  -- 名無しさん  (2017-12-09 20:40:12)
- 金銀でアニメの影響でトゲピーにずっと覚えさせたままにしてたなあ  -- 名無しさん  (2017-12-09 20:45:48)
- バトルタワーでゴンベがハッサムに向かってせいなるほのおを引き当てるタワークオリティかまされた時は軽く殺意を覚えた。まあ相手が相手だっただけに生き延びはしたが。  -- 名無しさん  (2018-03-27 23:17:39)
- 禁止級や幻のポケモンの専用技(もちろん攻撃技)が出ると嬉しいよね  -- 名無しさん  (2018-08-26 23:51:15)
- XDでゆびをふるだけでクリアを目指すバトルディスクもあったっけ。  -- 名無しさん  (2019-02-25 18:59:03)
- ときのほうこう出た時はビビったwww  -- 名無しさん  (2019-03-14 21:32:14)
- テクノバスター出せない一方でさばきのつぶてが出うるのも結構謎よね  -- 名無しさん  (2019-03-14 21:58:36)
- シーズン15のスペシャルレートがまさかのゆびをふる大会だと聞いて  -- 名無しさん  (2019-03-26 15:29:14)
- >金銀以降は元々覚えている技が出せなくなくなったほか これ出せなくなったの? 出せるようになったの?   -- 名無しさん  (2019-03-26 16:52:27)
- スペシャルレートではプレッシャー勢以外だとゲンガーがな…のろわれボディでわるあがきに固定して、そして殴り負ける。あれ?  -- 名無しさん  (2019-09-30 22:30:39)
- ポケスタでニョロボンがゆびをふるを使ったらそらをとぶが出て、ニョロボンがふわーっと浮き上がっていくのを見た衝撃ときたらw今でもハッキリ思い出せるよ  -- 名無しさん  (2019-09-30 22:36:06)
- ゆびをふるで初披露される技ほぼ禁止級の説  -- 名無しさん  (2019-10-20 11:47:29)
- ダイヤモンドで遊んでた小学生の頃、野生のピッピが「ゆびをふる」から「さばきのつぶて」を使ってきてマジでビビったことがある。アルセウスが配信される3年前だったからなぁ  -- 名無しさん  (2019-10-28 10:01:04)
- ゴーストってゆびをふる覚える?今更かもだけど  -- 名無しさん  (2019-11-02 02:09:29)
- まさかの技レコード化。しかしBW~USUMまでに登場したポケモンで新しく覚えるのは現状フレフワンとペロリームしかいないという謎の拘りを感じられる。ついでにオーロンゲというメガジュペッタ以来のいたずらごころ持ちもゆびふり合戦にエントリーできるようになった。  -- 名無しさん  (2019-12-01 16:59:22)
#comment
#areaedit(end)
}