がんばれゴエモン でろでろ道中 オバケてんこ盛り

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がんばれゴエモン でろでろ道中 オバケてんこ盛り - (2017/11/24 (金) 10:52:42) のソース

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&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます

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#center(){
&color(gold){&b(){二人プレイで}}

&color(gold){&b(){面白さてんこ盛り!!}}
}


『がんばれゴエモン でろでろ道中 オバケてんこ盛り』とは、1998年12月23日にコナミから発売された『がんばれゴエモンシリーズ』の1つである。対応機種は[[NINTENDO64]]。


*概要
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今回は『[[奇天烈将軍マッギネス>がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス]]』や『きらきら道中』と同様にエリアマップ形式となっている。
各エリアにある横スクロールの道中ステージをクリアしていき、そのエリアの城ステージのボスを倒して巨大メカをゴエモン・インパクトで撃破すると、そのエリアはクリアとなる。
前作『ネオ桃山幕府のおどり』と同じくキャラクターやステージは全てポリゴンで描写されており、3Dならではの演出や仕掛けも用意されている。
しかし今回はライフゲージが3までしかなく、上限を増やす手段はない。鎧を購入するとライフゲージ下のヨロイゲージが増え、ダメージを受けるとそのゲージから減っていく。
ちなみにお金の上限は999両。

キャッチコピーにあるとおり、本作で2人プレイが復活している。
懐かしのおんぶシステムの他、インパクト戦では2体のインパクト(ゴエモン・インパクトとミス・インパクト)を使って連携攻撃ができるようになっている。
また裏技を使えば4人同時プレイも可能。

城ステージの前には関所があり、手形が一定数ないと先に進めないようになっている。
手形は道中ステージをクリアする以外にも町人のミッションをクリアした報酬として手に入れる事ができる。
ただクリアするだけなら全て集める必要はないが、44枚全て集めるとちょっとした特典を万屋で購入できるようになる。

本作では時間帯の概念が存在し、鐘の音と共に夜に突入すると耐久力のあるオバケが登場するようになる。
また夜のオバケは昼のオバケに比べて落とす小判の量が増えている。

本作の難易度は前作に比べると格段に上がっており、城ステージは道中ステージに比べて難しいうえに道のりもかなり長い。
特に最終エリアの夢幻城は他と比べても格段に長く、本作屈指の難関ステージとして有名。

本作のBGMも前作と同様に評価が高く、城ステージだけでなく道中ステージのものも名曲が揃っている。
そのため本作のサウンドトラックは、前作のもの以上のプレミアがついていたりする。
本作もOP主題歌「SMILE AGAIN」は影山ヒロノブが、挿入歌の「ダブルインパクト」は水木一郎が担当。またOPムービーはロボットアニメを彷彿とさせるようなものになっている。


*あらすじ
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物知りじいさんに呼ばれて忍者屋敷へとやってきたゴエモンとエビス丸。
今回じいさんが発明したのは死者を復活させる事ができるという&b(){「召喚マシーン」}であり、話を聞いたゴエモンたちは早速その起動実験に付き合う事に。
ところがそこに未来からやってきたシスター・ビスマルが登場し、マシーンを奪っていずこへと逃げ去ってしまう。
ビスマルの目的は、このマシーンを使って魔界のプリンス・ドウチュウ鬼を復活させ、この世を自分とドウチュウ鬼の愛の世界へと造り変える事だった。
ゴエモンとエビス丸はビスマルの野望を阻止するべく後を追うが、ビスマルが逃げ込んだ大江戸城では洗脳マシンで操られたゴエモン・インパクトが暴れまわっていたのだった……


*プレイヤー
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ゲーム開始時に選べるが、今回は町ステージの茶店か道中・城ステージの途中にある異次元茶店に行かないとキャラクターを変更できない。

・&u(){[[&color(red){ゴエモン}>ゴエモン(がんばれゴエモン)]]}
CV:[[松本保典]]
江戸っ子義賊。
召還マシーンの実験ではご先祖様の石川五右衛門を呼び出してもらおうとしてたが、その前にビスマルが乱入し、奪われた召還マシンを取り戻す旅に出る。
今回は成り行きで何度も借金を肩代わりする羽目に。

●スピード:普通
●ジャンプ力:普通
●メインウエポン:キセル→銀のキセル→黄金キセル
●サブウエポン:小判→波動小判
●特殊ウエポン:チェーンキセル(卍ブロックを破壊できる)
●特殊アクション:二段飛び

・&u(){[[&color(blue){エビス丸}>エビス丸]]}
CV:[[緒方賢一]]
自称“正義の忍者”。
今回でなんとマオという娘がいる事が判明。先祖は「じぇーむす・でぃーん」(自称)。
今回の武器はしゃもじと羽子板。ジャンプ力は低いが特殊アクションを駆使すれば一行の中で一番高く飛べる。

●スピード:遅い
●ジャンプ力:低い
●メインウエポン:ナニワのしゃもじ→うるわしの羽子板→化粧羽子板
●サブウエポン:手裏剣→おならボム
●特殊ウエポン:美声のメガホン(「ホニー」という声が固まって足場になる。早い話がコエカタマリン)
●特殊アクション:ヒップアタック(尻で敵を踏み潰したり、より高いところまで飛べる)

・&color(yellowgreen){サスケ}
CV:堀絢子
物知りじいさんが作ったからくり忍者。
はぐれ町の茶店でゴエモンたちに大江戸城の事件を知らせ、そのまま仲間に加わる。
物知りじいさんが作った水中パーツのおかげで水中にも潜れるようになった。

●スピード:速い
●ジャンプ力:低い
●メインウエポン:クナイ二刀流→クナイ大切り→クナイ二刀投げ
●サブウエポン:爆弾→花火爆弾
●特殊ウエポン:ちょんまげ(いつもの)
●特殊アクション:サスケダイブ(水中に潜った時の形態。ヤエの人魚変化の術に比べてクセがある)

・&u(){[[&color(purple){ヤエ}>ヤエちゃん]]}
CV:笠原留美
正義の忍者集団「秘密特捜忍者」の一員。
ビスマルの行方を追って一足先に竜宮エリアへと向かっており、乙姫町で一行に合流する。
浮世町では怪しい三角ずきんの紹介で、電話相談&font(l){という名のテレクラ}のバイトをする事に。

●スピード:速い
●ジャンプ力:低い
●メインウエポン:忍びの剣→くのいちの剣→覇王の剣
●サブウエポン:バズーカ→ホーミングバズーカ
●特殊アクション:人魚変化の術(今回からダッシュタックの他にバズーカ攻撃もできるようになった)


*その他の登場人物
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・[[物知りじいさん>物知りじいさん(がんばれゴエモン)]]
CV:菅原淳一
伊賀の山奥に住む発明家。今回も例によって事件の元凶。
今回は死者を呼び寄せる事ができるという禁断のマシン「召還マシーン」を発明するが、これを作った動機は&b(){「過去の美女を呼び戻す」}というある種じいさんらしい&font(l){不純な}ものであった。

・おみつ
CV:[[丹下桜]]
はぐれ町のアイドル。
今回は久々にさらわれ役となっているが、序盤で救出されて、以降ははぐれ町の茶店にいる。

・殿様
CV:茶風林
大江戸城の殿様。
ゴエモン・インパクトに大江戸城を破壊されるという不運に見舞われるが、大江戸城クリア後は無事再建された。

・ゆき姫
殿様の娘。
クロベーの集めた情報のおかげで事情通となっており、ビスマルが逃げ込んだ竜宮城の場所をゴエモンたちに教えた。

・クロベー
ゆき姫が飼っている忍者猫。
情報収集が主な仕事だが今回は出番が少ない。

・[[ゴエモン・インパクト]]
CV:松本保典
自分の意思を持っている大型からくりメカ。
前作では海外に渡って映画を撮影していたが、完成したその映画が大コケしてしまい、傷心したまま帰国。
直後に会ったミス・インパクトに一目惚れし、今度デートに誘おうと考えている。
序盤ではビスマルのメカに洗脳されて大江戸城で暴れていたが、洗脳が解けた後は頼もしい味方となる。またエリア間の移動手段としても使用される。

・ミス・インパクト
CV:丹下桜
物知りじいさんが新たに作った大型からくりメカ。
女性型であり若干華奢に作っているらしいが、顔はゴエモン・インパクトと瓜二つ。
おみつをモデルにして作っているので右手にお盆を持っている。それを知ったおみつはショックで気絶していた。
おみつがモデルなので当然だが声はまさかの丹下桜。丹下ボイスの&b(){「んがー!!」}は一見の価値あり?

・スザク
妖怪の少女。ネコ耳。
かつてドウチュウ鬼に故郷の村を滅ぼされた事がある。
ドウチュウ鬼を再封印するため、各地に出没してはゴエモンたちに情報を提供してくれる。

・シスター・ビスマル
CV:緒方賢一
『[[獅子重禄兵衛のからくり卍固め>がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め]]』で未来からやってきて、そのまま江戸に取り残された変な奴。
召還マシーンでドウチュウ鬼を蘇らせ、2人で愛の世界を造ろうと企むが、ドウチュウ鬼からは迷惑がられている。

・ドウチュウ鬼
CV:菅原淳一
魔界のプリンスと呼ばれ恐れられた魔界のボス。
妖怪世界を壊滅寸前にまで追いつめるが、300年前に魔封島の魔人城に封印された。
ビスマルの手で蘇った後は、強大な妖力を駆使して魔界と地上の支配に乗り出す。
シリーズには珍しいシリアスな悪役。ちなみに酒好き。

・[[カブキ64>カブキ(がんばれゴエモン)]]
CV:柳沢栄治
地底城のボス。
過去の戦いで何度もゴエモン達に倒されたが、今回も不屈の精神で地獄の底から復活。
海坊主と組んでゴエモンたちに襲いかかるが、相方はちゃんと選ぶべきであった。
敗れた後はちょー戦国メカ「カブキファイナル」に魂を乗り移らせ、巨大メカ戦で再び立ちはだかる。

・オビス丸
『きらきら道中』で登場したエビス丸のライバル。ドウチュウ鬼一味とは無関係。
町で盗みを働いており、エビス丸で話しかけるとかけっこ勝負になる。

・ウクレレハワイアン 風雷神
魔封島エリアに登場する巨大メカ。
泡風呂の入浴中に呼び出されたうえに愛用のウクレレを忘れてしまったので、パッと見では分からないがかなり怒っている。
モデルは「ドリフ大爆笑」で「高木ブー」が演じていた「雷様」。

・ちょーさん親方
怪奇村に住む花火師。
花火大会の手伝いを依頼してくる。
モデルは「いかりや長介」。

・こうじー
ちょーさん親方の弟子。
花火の火を点ける順番を教えてくれる。
モデルは「仲本工事」。

・イグアナのおっさん
夜になると各地の井戸の中に登場する謎の人物。
話しかけたり頼みごとを聞くと手形をくれる。
元ネタは「ダウンタウンのごっつええ感じ」で松本人志が演じた「トカゲのおっさん」。


*アイテム
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・小判
1つにつき1両獲得。今までで最も価値が低いが、それに合わせて今回は物価が全体的に下がっている。

・団子
1つにつきライフゲージを1つ回復。

・招き猫
メインウエポンレベルが1上がる。

・金の招き猫
ライフゲージが全快しヨロイゲージも満タンに、メインウエポンレベルも最大になる。

・これぞうくん
ミスをした時にこれを取った場所から再開できる。

・蓑、鉄鎧、金の鎧
一定回数敵の攻撃を防いでくれる。
値段は10両(蓑)、30両(鉄鎧)、60両(金の鎧)。

・おにぎり、梅おにぎり、鮭おにぎり
ライフがなくなった時に自動で回復してくれる。
値段は20両(普通)、40両(梅)、80両(鮭)。

・大入り袋
残り人数が1増える。
値段は80両。

・手形
ステージクリアやミッション達成で入手。
これを集めないと各エリアの関所を通過できない。


*ステージの種類
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・道中ステージ
おなじみの横スクロール型のアクションステージ。
ゴール地点にあるタヌキの置物を壊すと手形を入手できる。2回目以降は小判が大量に飛び出してくる。
今回は偽のタヌキは存在しない。

・町ステージ
3Dマップになっているステージ。
万屋や宿屋などがある他、町の人からミッションを受けたりできる。

・関所ステージ
城ステージの手前にある。手形を一定数集めないと突破できない。
ちなみにここの門番はどのエリアでも必ず訛っている。&b(){「手形じゃん!!」}

・城ステージ
道中ステージや町ステージと違い時間帯の概念はない。基本一本道だが、どの城もかなり長い。
しかし、ステージを進んでいくとBGMが第2段階に、さらに進むと第3、第4段階に変化する仕組みになっており、プレイヤーを飽きさせない仕様となっている。&font(l){クリアできるかどうかは別として。}

・巨大ボスステージ
ゴエモン・インパクトとミス・インパクトを操って敵の巨大メカと戦うステージ。
2人プレイの場合は、1Pがいつものコックピット側を、2Pがフィールドにいるインパクトの操作を担当。バトンパスすると操作が交代する。
ちなみに過去シリーズにあった高速ステージと激震インパクトステージは本作には存在しないので、開始時の油と小判の量は固定になっている。


*店の種類
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・万屋
おにぎりや鎧を売っている店。

・宿屋
宿泊と旅日記をつける事ができる。
朝にしたいだけなら宿泊料がタダの梅の間を選ぶといいが、ひもじい思いをするうえにライフも回復しない。ヤエで泊まるとなんだか可哀想な気分になる。
キャラによって泊まる部屋のグラフィックが変わる。

・めし屋
食べ物を1つ選んでライフを回復できる。朝にせずにライフを回復したい時におすすめ。
一番高い食べ物を食べるとライフが全快したうえに残り人数も1増える。
今回は「元祖まんぷく」と「本家まんぷく」の2種類の店舗がある。
本家のほうが料金は安いが、接客態度が悪いうえにダイコン丸々一本や袋に入ったままのうどんなどを全然料理していない状態で平然と客に出している。価格だけで言うとお徳だがちょっと嫌な気分になる。

・茶店
プレイヤーキャラを交代できる。

・異次元茶店
町ステージにある茶店と役割は同じ。
道中ステージや城ステージにある転送装置から行く事ができる。

・占い屋
前作でプレイヤーの度肝を抜いた占い屋が、前作以上に怪しくなって今回も登場。
今回はまだ取っていない手形のありかをタダで占ってくれる。
そのためか宿屋の梅の間(タダ部屋)で寝ている事もある。


*エリア紹介
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・エリア一
「奪われた召還マシーンの巻」大江戸エリア

●道中ステージ:はぐれ街道、ほれほれ金山、かねつき峠
●町ステージ:はぐれ町
●関所ステージ:必要手形枚数…5枚
●城ステージ:大江戸城(シシカカシ)
●巨大ボスステージ:ビスマルエレガント改戦

序盤なので道中ステージやミッションはさほど難しくない。
大江戸城は序盤の城にしては高難易度かつ道のりも長いが、このステージで流れるBGMは神曲と名高い。

・エリアニ
「亀の上の謎の島の巻」竜宮エリア

●道中ステージ:カッパ街道、ナルト街道、カエル山
●町ステージ:乙姫町
●関所ステージ:必要手形枚数…10枚
●城ステージ:竜宮城(タイサンバ3)
●巨大ボスステージ:タイサンバ4戦

カッパ街道にはゴールが2つあるが、一方のゴールはヤエ合流後でないと入れない。
前作にも登場したタイサンバの同型機が、城ステージとエリアボスとして登場。タイサンバ3の倒し方はまさかの金ダライ&font(l){(そんな大きな金ダライどこにあるんだ…)}。

・エリア三
「復活!?魔王ドウチュウ鬼の巻」魔封島エリア

●道中ステージ:こけし道中、人食い街道、ぽちゃん湖、お墓峠
●町ステージ:怪奇村
●関所ステージ:必要手形枚数…17枚
●城ステージ:魔人城(ゴロツ鬼)
●巨大ボスステージ:風雷神戦

この辺りから西洋風の妖怪も登場するようになる。
魔人城は様々な仕掛けがあって難しいが、奥で待ち構えているゴロツ鬼はコツさえ掴めば簡単に倒せる。

・エリア四
「召還マシーンはいずこへ?の巻」地底界エリア

●道中ステージ:かいわれ道中、もけけの森、迷い谷
●町ステージ:キリカブ村、でろでろ村
●関所ステージ:必要手形枚数…24枚
●城ステージ:地底城(カブキ64)
●巨大ボスステージ:カブキファイナル戦

唯一町ステージが2つあるが、でろでろ村へはゲームクリア後でないと行けない。
地底城は西洋風だが待ち受けているボスは和風。キリカブ村では&b(){3500両}もの借金を肩代わりする事になる。

・エリア五
「空の上の大決戦!!の巻」浮遊城エリア

●道中ステージ:雲の砦、空中庭園、風の城壁
●町ステージ:浮世町
●関所ステージ:必要手形枚数…30枚
●城ステージ:夢幻城
●巨大ボスステージ:デヴィル死神戦
●最終決戦:ドウチュウ鬼戦

夢幻城はこれまでの城ステージの集大成となっており、難易度は鬼畜。
デヴィル死神もこれまでの巨大メカと比べてかなり強いので苦戦は必至である。
ラスボスのドウチュウ鬼は、1回倒すと巨大な牛の化け物に変身して襲い掛かってくる。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){のどちんこが弱点。}}


「やっぱりオレは追記・修正される運命にあったのか…」


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