タントラ(ブレスオブファイアV)

「タントラ(ブレスオブファイアV)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

タントラ(ブレスオブファイアV) - (2016/06/26 (日) 02:30:28) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/09/17(月) 00:43:30
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

「[[ブレスオブファイアV ドラゴンクォーター]]」のストーリーちょうど中盤頃、[[リュウ>リュウ=1/8192(ブレスオブファイアⅤ)]]一行を抹殺するために現れた、統治者からの新たなる刺客。
政府の暗部とも呼ばれる組織<ネガティヴ>の一員。武器は両手に握った釘2本。
名前の由来は、インドに古くから伝わる経典や規律を指す言葉「タントラ(Tantra,तंत्र)」。

1stレンジャー小隊をたった一人で殲滅する実力者であると共に、「リュウと戦うため」だけに、目的を共にするはずの彼らをあっさり消した戦闘狂の異常者。

しかしそんなインパクトのある登場シーンとは裏腹に正直それほど強くはない。
強力なスキルを駆使しなかなか強いのだが、直前のゼノ隊長の3連戦を切り抜けたプレイヤーならあまり苦戦はしないだろう。
あと&bold(){[[リン>リン=XX(ブレスオブファイアⅤ)]]の主力スキル「こっちにきな!」を盗める}ので、一週目のプレイヤーは盗んでおくべき。


また、彼の仲間2人・&color(blue){ディゴン}と&color(orange){ギーガギス}が2つあるこの先の通路をそれぞれ塞いでおり、どちらかと戦闘になる。
‥のだが、実はここ、逆走できるため、二者択一のように見えて実は両方戦える。

敵の出現数が限られる本作にて、ボスという経験値の塊が一つ増えるのは非常に美味しい。
両方ぼちぼち強いが、弱点も突き易いため倒すのは楽。&color(green){両方倒すことで経験値の底上げになる}。



少々話が逸れたが、タントラの話。
こいつの話となると、まあ何と言ってもとりあえず&font(#800080){''キモい''}事だろう。

胴部こそまともだが、青白い異形の頭部は目玉のゴーグル、何本も突き刺さった杭で覆われ、口の形もどう見ても[[ケツの穴*>アナル]]。グロい。
そしてめちゃくちゃグニャングニャン動く。いや、ケツの穴じゃなくて体全体が。
間接にほとんど力が入っておらず、ニュートラルポーズからしてダランダラン。前後にものすごくブランブラン動く。いやナニがってわけじゃなく体全体が。
移動の際もまるで下半身と上半身が別個に動いているかのようであり、かなりキモい。
ダメージモーションも死亡モーションもさらにグネグネ。死ぬまでフニャフニャ。完全にド変態。

唯一態度や口調は穏やかで丁寧、かなりまとも‥  ‥なのは最初の一言ぐらい。
語尾に「&color(orange){ねぃ}」を付けるというどうも癖になる口調に始まり、言っている内容も常軌を逸した変態。
さらに静かにテンション上がるタイプであり、戦闘中も被ダメージの度に「&color(orange){イタヒィィー――!!}」と楽しそうに甲高い大声を上げる。
先述のキモいモーション付きで。戦闘中ずっと。

そんな具合にたいへんクセになるキモ要素満載キャラなタントラ。
いきなり出てきていきなりこのテンションMAXであり、しかもモーションも一つ一つ丁寧に作ってあるという凝りっぷり。
登場期間は短いながらも強烈なインパクトを残しており、今なおプレイヤーの語り草となっている。



----
&link_up(△)メニュー
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
----

#include(テンプレ3)







































‥


や うそじゃないです

  言ってない事があるだけです



まあ確かに、いきなり出てきて割とすんなり勝てるのは事実。こいつがキモいのも事実。
「キモい」という一点のみでインパクトを残すシーンがあるのも事実である。
やたらリアルなゴキとか内臓ポロリとか。本作にも''ワームマン''とか''ナーヴマン''とか。

が、こいつの場合そういう類のトラウマではない。


&color(red){問題はタントラ&font(#800080){''2戦目''}である。}

純粋に&color(red){クソ強い}のだ。



実は上記の戦闘はただの小手調べ。ただ単に遊びたかっただけであり、死亡の確認をされるも余裕で死んでおらず、リュウの強さを確認しテンション上がって超ビンビン。
それどころか、先ほど倒した&color(blue){ディゴン}or&color(orange){ギーガギス}or&font(#800080){''その両方''}の魂を吸収。超絶強化のうえ復活してしまう。

タントラとは『死者の能力を吸収する』能力を持った異能者であり、
先ほど倒したディゴンとギーガギスは''「タントラに吸収されるため」だけに殺されたただの素材に過ぎない''。
そして政府の暗部<ネガティヴ>とは組織名などではなく、彼そのもの。彼こそが<ネガティヴ>であり、命を吸うに至福を覚える、統治者さえ危険視する狂人なのだ。


どの強化パターンでもかなりのステータスアップを遂げているため、アイテム配分も何も分かっていない初見だと相当厳しい。
さらに1戦目で本体が持っていた、&color(red){全ステータス吸収}技「''フォルカッション''」、
100ダメージ固定技「''ハンドレドギアス''」&font(#b8d200){(連発可)(こちらは体力多くて200ちょい)}などはそのまま引継ぎ、
ディゴン形態は状態異常&反撃スキル強化、
ギーガギス形態は防御力と超火力範囲攻撃「ゴブルアッ!」のおまけ付き。
D-ダイブにすらうっかり手を出したくなるようなハッスルぶりを見せ付けられる事となる。

そして特に、先ほど「あれ?2ルート両方倒せるじゃんwwwwwwwwwww」と気付いてしまった、欲張りプレイヤー。アウト。

本作屈指の鬼門、タントラ&font(#800080){''完全体''}(俗称)が待ち構えている。


まず完全体とゼノ隊長のステータス比較表を見て欲しい。
| |&font(#ff7800){タントラ}|&font(#008cff){ゼノ}|
|MAXHP|&font(#ff7800){2400}|&font(#008cff){1600}|
|MAXAP|&font(#ff7800){80}|&font(#008cff){60}|
|移動力|&font(#ff7800){80}|&font(#008cff){60}|
|攻撃力|&font(#ff7800){95}|&font(#008cff){74}|
|防御力|&font(#ff7800){''70''}|&font(#008cff){25}|
|魔法力|&font(#ff7800){''200''}|&font(#008cff){80}|
|速度|&font(#ff7800){60}|&font(#008cff){46}|

この時点で何かがおかしい。ゼノ隊長はついさっきのボス、しかも彼女も鬼門。
そこから全体的にバランス良くアップしながらもいろいろ倍近いのは何だろうか。そんなに張り切られてもこっちはそんなすぐ成長していない。

え? 「RPGなんだから次が強化されてて当たり前じゃん?」だって? いやもちろんその通り。
だがここからしばらく進んだ後の次回ボス、ブーストボッシュのステータスを見て欲しい。

|HP|&font(#b8d200){2000}|
|AP|&font(#b8d200){80}|
|移|&font(#b8d200){50}|
|攻|&font(#b8d200){100}|
|防|&font(#b8d200){70}|
|魔|&font(#b8d200){220}|
|速|&font(#b8d200){45}|

これが「しばらく進んだ後の強敵」のステータス。そしてもう一度タントラを見て欲しい。
&color(blue){出るタイミング間違えたとしか思えない}。

ついでに言うとタントラは「フォルカッション」のおかげで&color(red){ここからさらに上がる}。&color(blue){しかもこっちの全ステ25%もダウン}。
これで一部ステータスは&color(green){さらに後のボス}にすら匹敵。
その上ラスダンのボス達でさえなかなか持っていない「ステータス低下&異常耐性全MAX」を持ち、
AP80はゲーム中2位の値であり、さらに移動範囲「80」の値は''このゲームでタントラしか持っていない''。

スキルも完全体となり、
超射程かつこちらの現HPの30%を固定で吸収する高性能反撃スキル、「レクタ」を備えているため生半可な攻撃は無効化され、
属性耐性無視の高火力範囲攻撃魔法「ブンバ」が追加され攻撃性能もバッチリ。と言うかあまりにこちらが弱いと連発されるだけで蒸発する。
もちろんタントラ+ディゴン+ギーガギスの長所もそのまんま。

こんなんがリュウたちの実力を測るつもりで呼ばれた当て馬だというのだからたまらない。
''お前のような中ボスがいるか!''


そんな具合に、いろいろ慣れた上にアイテム引継ぎも出来る2週目以降で丁度いいレベルの反則性能。
戦略を突き詰めたプレイヤーですら「D-ダイブ無いと(時間も掛かるし)きつい」と漏らす始末。
初心のうちは不完全形態で妥協するか、[[D-ダイブ>D-ダイブ(ブレスオブファイアⅤ)]]の温存をここで一旦解放するのを強くオススメする。

鬼畜難易度と言われる本作を代表する鬼門として、
そしてその強烈なインパクトを放つ言動も含め、新規ユーザーを熱烈に洗礼し、ユーザーの傷心と共に今日もタントラは愛されている。


ただし
・経験値がすごく美味しい(経験値に限りがあるため、部下2人+完全タントラの経験値の多さはバカにならない)
・スキル「クリムゾンレイド」が盗める(と言うかこいつからしか盗めないためコレクター泣かせ。性能自体はunko)
と倒せたときのメリットも大きく、
何よりちゃんと考えて攻略すればD-ダイブ無しでも攻略できるよう設定されているため、ロマンのためあえて&font(#ffc0cb){''フル勃起''}させてから挑むプレイヤーは後を絶たない。



ふふ‥
さあ‥ 私と追記修正を
しましょうねぃ‥

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,12)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
#comment
#areaedit(end)
}