アクアジム/水中型ガンダム(ガンダイバー)

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アクアジム/水中型ガンダム(ガンダイバー) - (2023/03/17 (金) 10:21:51) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/06/09 Sat 16:48:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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企画「M-MSV」に登場するMS。


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#contents()
}




*アクア・ジム
AQUA GM

**【性能諸元】
|~型式番号|RAG-79|
|~所属|[[地球連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]|
|~開発|地球連邦軍|
|~生産形態|[[量産機]]|
|~頭頂高|18.0m|
|~本体重量|49.5t|
|~全備重量|64.3t|
|~出力|1,280kw|
|~ハイドロジェット総推力|89,500kg|
|~装甲材質|チタン・セラミック複合材|
|~武装|ビームピック ×4基&br()[[後期型ビームピック / ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]] ×4基&br()魚雷ポッド ×2基&br()マイクロミサイル ×8発&br()ハンドアンカー ×2基&br()ミサイルランチャーガン&br()ハープーンガン|
|~主なパイロット|地球連邦軍一般兵&br()キム|


**【概要】
ジオン水泳部、もとい[[ジオン軍>ジオン公国軍]]の水陸両用MSに対抗して[[連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]が開発した水中戦闘用のMS。
[[ジム>ジム(MS)]]をベースに水中戦用の改修が行われ、ランドセルと肩に水中用ハイドロジェットが追加され、武装も魚雷など水中に適した物に換装されている。

…しかし、実のところ水中から攻めてくるジオン軍に対抗して急遽造られた、いわば急造品のようなものだったため完成度ははっきりいって低く、耐圧性など問題が多数残る仕上がりになってしまった。
ジオンで言えば実験機である水中実験機や[[ザク・マリンタイプ]]と同レベルであり、[[海]]のない宇宙出身のジオンの方が水陸両用機の完成度が高いという妙な話になっている。
 
事実、[[一年戦争]]以降は接収されたザク・マリンタイプなどのジオン製の方が出来が良いとして連邦で使われ続けており、ある意味地球出身なのにホームグラウンドなはずの兵器で出し抜かれていたということを証明してしまっている。
もともと予算削減されていた海軍が予算獲得のためだけに開発させた機体と言われており、その性能が低いのも当たり前と言える。

そもそも連邦の場合、水中でMS戦をするメリットはあまりなく、連邦は海のジオンを放っておいたとする話まで存在する。
というのも、連邦には強力な対潜機&bold(){[[ドン・エスカルゴ>地球連邦軍(宇宙世紀)の航空・航宙戦力]]}が存在しており、海中にいるジオン軍の発見や迎撃にはこれで事足りたからである。
水中用ジムの対潜能力が空を飛べるドン・エスカルゴ以上ということはありえないだろう。
ジオン海軍への攻撃に対しても、ジオン海軍拠点には陸路から攻撃できたこと(キャリフォルニアベースは陸路から攻略された)、ジオンには空母機動艦隊や輸送船団などの強力な海軍が存在しなかったことなどを考えると、ますます「連邦海軍のMS部隊」は必要なかったのである。


こういうわけで、連邦も戦後は鹵獲したザク・マリンタイプを近代化回収した「マリン・ハイザック」や、その発展である「ザク・マリナー」を開発・運用するなどし、水中用ジムは主力ではなくなっていく。

『[[機動戦士ガンダムUC]]』にて意外にも再登場し、U.C.0096年代まで一部が配備、使用され続けていたことが発覚。
[[トリントン>トリントン基地/トリントン湾岸基地]]などの寂れていた拠点から、当時の連邦の首都であったダカールまで、意外と幅広く配備されていた。
しかしこれは、地球の復興に巨額の資金を吸われる連邦は絶賛予算削減中((なにせ、ここ二十年足らずの間にコロニーが三つと隕石がひとつ落ちたのである。))であったこと、
目下の敵対勢力であるジオン残党には大規模な地上侵攻・海軍建設を行うほどの戦力がなく、仮想敵も必然性もないこと、
上述した、水中用MSの必要性が薄いこと、更にせっかく作ったマリン・ハイザックやザク・マリナー等のモノアイMSが[[ティターンズ]]崩壊後に、多くが色々な理由((罪人扱いされたティターンズの残党や残存部隊が、ネオ・ジオンに合流する際に手土産として提供する、ダカール制圧時に、配備されていた物を接収等))で[[ハイザック]]や[[アイザック>ハイザックのバリエーション]]、[[マラサイ]]や[[アッシマー]]もろともネオ・ジオンに鹵獲されたり、ティターンズやジオン風のMSはことごとく製造・運用禁止になった((もっとも、それらにバイザーやゴーグルを取り付けたり、教導団等ではモノアイMSは、仮想的として例外的に認められている。))などという理由で水中用MSの[[後継機]]など作る余裕がなく、老朽化した本機がだましだまし運用されていたというのが本当だろう。

そして同作でジオン残党が襲撃してきた時には、[[シャンブロ]]に艦(ヒマラヤ級空母)ごと餌食になったり、カプールに頭をグシャッと潰され、同じ一年戦争期であるはずの[[ジオン水陸>アッグシリーズ]][[両用機>ジュアッグ(MS)]]に殴られ斬られるなどバタバタやられるハメになってしまった。ジム系でもかなり悲惨ではないだろうか。

『UC』の設定では、肩に4発のミサイル発射管+手持ちのミサイルポッドを装備している。
……のみならず両腕にはハンド・アンカー、腰の左右に2本ずつ(計4本)ビーム・ピックを装備しており、やたら接近戦で殴るための装備が多い。

『UC』ではいいところなしの本機だったが、[[漫画]]『[[アッガイ北米横断2250マイル>機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]』では潜水艦を沈めたり、「水中から飛び出した瞬間に攻撃→すぐに水中に引っ込む」というヒット&アウェイ戦法で、主人公ノルトたちの基地の[[ザク>ザクⅡ]]乗りを苦しめている(ノルトからは「ザクでは手も足も出ない」と言われている)。

……最終的にやられてしまうのだが。


なお、[[ガンダムF90マリンタイプ>ミッションパック(ガンダムF90)]]にはアクアジム以来の水陸両用MSの開発計画によって開発されたとする書籍もあり、この時代辺りまで使われていたとするとおよそ40年ほど、UCから計算しても17年運用されていたことになり、
これは連邦で採用されていた機体としては[[ガンタンクⅡ>ガンタンク]]と並び[[ジェムズガン]]や[[ジェガン]]や(これまた書籍やら何やらで変わるが)に次ぐ長さである。

ハーモニー・オブ・ガンダムにおいてジム・コマンドを意識したようなリファインがされており、その後の作品では変更後のデザインで登場している。

機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINYの二つ目のコミカライズである『ザ・ブルー・ディスティニー』ではなんとモルモット隊に配備され、フィリップとサマナが搭乗してる。
ユウはこの作品オリジナルMSのジム・ドミナンスに搭乗しているためユウの機体になることは叶わなかったが、ドミナンスは水中用装備を施しており、追加されたパーツはほぼアクア・ジムと同形状である。


**【武装】
・&bold(){ビームピック}
白兵戦用のビーム兵器。
通常のビームサーベルでは水中でのメガ粒子ビームの減衰が激しい上にその熱量で水蒸気爆発を招く危険があった。
そこで用意されたのがこのビームピックで、先端部が相手の装甲に接触した瞬間にのみ極短いビーム刃を発振するという意欲的な仕組みであった。

……意欲的ではあったのだが、相手に密着しなければ使えないのでパイロットからはすこぶる不評だった。
しかもそんなのに限って何故か4本も装備している。

・&bold(){後期型ビームピック / ビームサーベル}
そんな訳で、水中型ガンダムを開発した際にリーチがやや短いながらもビームサーベルとして使えるように改良され、アクアジムも途中からこちらを装備するようになった。

・&bold(){魚雷ポッド}
背部バックパックのハイドロジェットエンジン先端部に1門ずつ搭載。

・&bold(){マイクロミサイル}
肩部に搭載された小型ミサイル。
左右合わせて8発装備する。

・&bold(){ハンドアンカー}
両腕部に装備されたワイヤークロー。
攻撃や捕獲、敵艦に取り付くなど様々な用途で使用される。

・&bold(){ミサイルランチャーガン}
大型ミサイル2発とマイクロミサイル8発から成る携帯式ミサイルランチャー。
水中戦用に対艦大型魚雷に載せ替えることも可能。

・&bold(){ハープーンガン}
大型の銛を射出する水中銃。
地上でも使えるのでアクアジム専用という訳ではなく以外でも使用可能。

M-MSVの時点では設定されておらず、カトキ氏による再デザイン時に追加された。




*水中型ガンダム(ガンダイバー)
GUNDAM MARINE TYPE

**【性能諸元】
|~型式番号|RAG-79-G1|
|~所属|[[地球連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]&br()[[ティターンズ]]|
|~開発|地球連邦軍|
|~生産形態|少数生産|
|~頭頂高|18.3m|
|~本体重量|47.7t|
|~全備重量|58.5t|
|~出力|1,330kw|
|~ハイドロジェット総推力|96,700kg|
|~装甲材質|チタン・セラミック複合材|
|~武装|[[ビームピック / ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]] ×4基&br()魚雷ポッド ×2&br()ハンドアンカー&br()[[水中用偏向ビームライフル>ビームライフル(ガンダムシリーズ)]]&br()炸裂式ハープーンガン|
|~主なパイロット|地球連邦軍一般兵&br()キース&br()モーガン・バルグ|


**【概要】
上記したように悪い面が目立つアクアジムだったが、それでも乗りこなして戦果を挙げたパイロットは存在しており、そうした[[エース>エースパイロット]]向けに改修した機体がこの「水中型ガンダム」である。
改修と言っても全体のシルエットや装備がかなり異なるため、ほぼ再設計に近いと思われる。

最大の特徴がいわゆるガンダム頭になっている所であり、武装も水中でのビーム減衰を防ぐために収束率と出力を高めた偏光[[ビームライフル]]や、
装甲を突き破り内部で爆破させる炸裂式ハープーンガンなど特殊な専用品が追加されている。
アンカーやビームピックもやはり数が多すぎたのか装備数を減らし、バランスがよくなっている。

だが、これでも性能はアクアジムに毛が生えた程度らしく、やはり完成度はジオン水泳部に劣るらしい。
エース用高性能ジムを更にブラッシュアップした結果ガンダムの頭部と名を賜った機体は実際に存在するものの、本機の場合はジムで造った張り子のガンダムに近い。
しかしながら「海の魔物」として恐れられた機体もありカタログスペック以上の力を出していた物もあったのだろう。[[ヘイズル>ガンダムTR-1[ヘイズル]]][[等>ストライカー・カスタム]]にある「ガンダム頭にしたその時、不思議なことが起こった」というのはこの時からあったのかもしれない。

ガンダムと呼称されているが頭が似ているだけで関連性はない。((目はツインアイではなくバイザー)
なぜわざわざガンダムの頭部に変えたのかについては、当時既に[[「連邦の白い奴」>RX-78-2ガンダム]]の活躍が両軍の兵士の間に広がり始めており、
それに近い機体に見せる事で連邦兵の士気高揚及びジオン兵に対するプレッシャーを期待したものという、後のヘイズルに近い意図があったという説がある。((実際に搭乗して活躍したパイロットの中には、この機体のガンダムタイプの頭部を見て「頼もしい」と評した者もいる))

G-4計画では地球連邦海軍(E.F.M.F)が作らせたガンダムとのこと

本機もアクア・ジム同様一年戦争以降も配備が続けられていたと思われる描写がある。


**【武装】
&bold(){ビームピック / ビームサーベル}
4本あっても持て余すことに気付いたのか、右サイドスカートの2本のみに減らされた。

水中型ガンダムの物はアクアジムでの不評を受けて、通常の70%の長さではあるがビームサーベルとしても使用出来る改良タイプが装備された。
これが後にアクアジムにも装備されたのは先述の通り。

・&bold(){魚雷ポッド}
背部バックパックのハイドロジェットエンジン先端部に1門ずつ搭載。

・&bold(){ハンドアンカー}
引き続き装備されたが、こちらは右腕のみ。

・&bold(){偏向ビームライフル}
水中でもビームを撃てるように収束率を変更した専用ビームライフル。
メガ粒子の減衰著しい水中でもハイゴッグを撃破する威力を誇る。
水の抵抗を減らす為に曲面状のライフルカバーを取り付けて使用時にはパージするのだが、作品によってはカバーを付けたまま使用する場合もある。

ジオン軍が四苦八苦の末にたどり着いたエーギルで水中用ビーム兵器を諦めたのに対して連邦軍はコイツを出してくるあたり、やはりビーム兵器の関連技術では連邦軍に一日の長があることが窺える。

・&bold(){炸裂式ハープーンガン}
左腕部に装備された水中銃。
炸薬を内蔵した銛を撃ち込み内部から爆破するもので、アクアジムの物とは違って腕部にマウントする小型サイズ。

しかし小型化な分貫通力は低いらしく、初登場作品でいきなり重装甲に阻まれて通用しないというがっかり武器だった。



**【活躍】

漫画『[[アッガイ北米横断2250マイル>機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]』では大ボスとして登場し、「海の魔物」として恐れられた。そしてノルトが乗る[[アッガイ>アッガイ(MS)]]を&font(#ff0000){秘技・鳴門海峡地獄渦}で苦しめるも、駆けつけたジオン水泳部軍団の一斉攻撃で撃破された。
実は中破で済んだためにコクピットは破壊されておらず、パイロットも生存している。
そのためアッガイの水上ダッシュを目撃することとなり、その疾走する姿に驚愕していた。
 
同作者の漫画『機動戦士ガンダム KATANA』では[[ティターンズ]]所属の機体が登場。
アクアジムと共にジオン残党を叩くため、意気揚々と出撃する(わざわざ名前付きパイロットである)が、活躍の描写もないまま、アッサリとやられてしまった。

同じく漫画『[[機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う]]』ではジオンのダカール襲撃時にアクアジムと共に出撃し、水中戦の経験の差もあって最新鋭機の[[ゼー・ズール>ギラ・ズール]]を苦しめる活躍を見せたが、最終的に彼らの連携で撃破された。

…やはり元がアクアジムでは…と思う人もいるかもしれないが、近代化改修が行われていた可能性もあるとは言え一年戦争期の機体で新型のゼー・ズールを苦しめ、うまくいけば倒せていたかもしれないシーンもあるためカタログスペックだけで判断するのは早計と言えるだろう。


また、「ガンダイバー」という愛称で知ってる人も多いかもしれないが、これは「SDコマンド戦記」で登場したキャラから逆輸入したものらしい。まあ姿形違うしね…。
[[Gジェネシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]]ではこちらの名前で出ている。




*【その他の水中用ジム】
**■ジム・スループ
|~型式番号|RGM-79U|
|~頭頂高|18.0m|
|~本体重量|63.7t|
|~出力|1,250kw|
|~装甲材質|チタン系合金|
|~装備|60mmバルカン砲 ×2門&br()有線式センサーポッド&br()ソナーガン|
|~主なパイロット|地球連邦軍一般兵|

「MSV-R」に登場。
鹵獲したジオンの水陸両用機を解析し、それをもとにジムを改修した機体。連邦初の水陸両用機である。

背中のバックパックがバラストタンクと水流ジェットエンジン、伸縮自在の潜舵を積んだ「アクアパック」と呼ばれる大型の物に変更され、これには海面上の情報収集を行うための有線式センサーポッドを装備している。
脚にも補助用のバラストタンクを追加。

ダイナミカルダイブ方式という、推力と潜舵による潜行方式を採用しているが、これはタンク内を満タンにしても浮力を完全に殺しきれないため。

武装は不明だが、常にソナー・ガンを携行していた。

あくまでも普通のジムに装備を追加した簡易型なため、ジオンの水陸両用機よりも性能は遥かに低い。
 
一年戦争の終結直前に少数が配備されたが、どの程度の戦果を挙げたかは不明。
一説には[[ズゴック>ズゴック(MS)]]を撃破したとも言われているが、現存している記録の中には特に撃墜スコアは確認できないとのこと。
終戦後はほとんどが元のジムに再改修されたが2機だけ残され、新型水陸両用機の開発用のデータ取りに使われた上で解体された。


**■アクア・ジム(サンダーボルトVer.)
|~型式番号|RAG-79|

パラレルワールドの宇宙世紀を描いた漫画『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]』に登場したバージョンのアクアジム。

関節部が球体関節となり、背部と脚部にハイドロジェットエンジンを搭載して足のつま先もフィン状となっている。
胴体に服のようなものを着ているが、これは耐圧ジャケット。


**■水中型ジム
|~型式番号|RGM-79[M]|

同じく『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]』の機体だが、こちらはサンダーボルト版アクアジムに代わってアニメ版に登場した機体。

こちらはジム改陸戦型をベースとした機体で、つま先のフィンが無くなった代わりに肩部にもハイドロジェットが追加されて漫画版よりもかなりゴツい。

なお、ジム改ベースなのに頭部は何故か初代ジム系。






*【[[ゲーム]]での活躍】

●ギレンの野望シリーズ
アクアジム、水中型ガンダムの双方が連邦軍機として登場。
水中戦力に恵まれない連邦にとっては貴重な水中用MSであるが、ジオン水泳部と戦うには力不足。
大抵はデプ・ロックorドン・エスカルゴと潜水艦で頑張るか、敵性技術で作った水泳部に取って代わられることになるだろう。
水泳部が手に入りにくい作品は、かなり苦労させられる事となる。

なお、移動力や適正こそ劣るものの、[[RX-78-2ガンダム]]と[[プロトタイプガンダム>RX-78ガンダムのバリエーション]]も水中で使用可能で、しかもこっちのほうが普通に強い。
また、アクシズの野望シリーズではAIが好んで使う機体となっており、グリプス戦役でもやたらと量産する。
水中型ガンダムには無意味にエース級のパイロットを乗せる事が多く、なんと&bold(){アムロやシロッコ}の乗機になる場合がある。

●Gジェネシリーズ
アクアジム、水中型ガンダムの双方が登場。上記の通り水中型ガンダムはガンダイバー名義である。
貴重な水陸機だが、こちらの作品でも[[RX-78-2ガンダム]]と[[その兄弟機達>RX-78ガンダムのバリエーション]]が水中戦に対応できてスペックが上であるため、初期作の序盤でもない限りジオン水泳部共々あまりお呼びがかからない。


●[[機動戦士ガンダム 戦場の絆]]
アクアジムと水中型ガンダムが登場

アクアジムはコスト160の近距離型
射撃武器はミサイルランチャーAorBorハープーンガンのいずれかを
サブ武器には肩部ミサイルランチャーAorBor背部ミサイルランチャーのいずれかを装備出来る。
格闘武器はビームピック&ハンドアンカー
上記の通りミサイルを使った攻撃が得意


水中型ガンダムはコスト200の格闘型
射撃武器は水中用偏向ビームライフルorハンドアンカー
サブ武器は魚雷ポッドor炸裂式ハープーンガン
格闘武器はビームピックとなる。

いずれも水中では機動力が向上する。

アクアジムはズゴックの
水中型ガンダムは[[ズゴックE]]の
それぞれ対になる機体だがジオンのそれほど性能は良くない。

ちなみに「戦場の絆」への参戦はハーモニー・オブ・ガンダムの一環。
現在見られるアクア・ジムの初仕事である。

●ガンダム バトルオペレーション2
水中戦が実装されて数ヶ月経った後にアクア・ジムがコスト300、水中型ガンダムがコスト350の汎用機として実装。
&b(){どちらも非常に高性能な環境機体}で、優秀な兵装で瞬間的に火力を叩き出せる。
また水中ではもちろんのこと、地上でも性能低下することもなく大暴れできる。
水中型ガンダムはあまりにオーバーパワーだったため実装後しばらくして弱体化を受けているほど。

ちなみにこれほど強力な機体だがアクア・ジムは何故かガシャへピックアップされたことがなく、実装も[[アイザック>ハイザックのバリエーション]]のピックアップに隠れてこっそりと行われた。
水中型ガンダムは一般的な実装だったが、その際のバナー画像では背景でアッガイが渦に巻き込まれているという[[アッガイ北米横断2250マイル>機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]らしきネタが仕込まれていた((ただしこのようにアッガイがカメオ出演するのはこのゲームではよくあるので、本当に同漫画由来のネタなのかははっきりしていない。))。




*【ガンプラ】
アクア・ジムは一応アニメにも出演しているが現在キット化はされていない。

水中型ガンダムはHG ORIGIN MSDシリーズにてプレミアムバンダイ限定で販売。
複雑な色分けを再現した良作。
なお取扱説明書や公式サイトではORIGIN MSD準拠((機動戦士ガンダムORIGINの世界観から発展しており、従来の宇宙世紀シリーズとはパラレルワールド関係にある。))の設定が記載されており、こちらでは局地型ガンダムの改修機でありれっきとしたガンダムということになっている。






追記・修正は水中で活躍してからお願いします。

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- 水陸両用機好きだけど、必要性は薄いからなぁ(遠い目)  -- 名無しさん  (2014-03-01 20:08:20)
- 水中型ガンダムは、アクアジムのボディにガンダムっぽい頭を着けたもの。陸戦型ガンダムのボディにジムの頭を着けたブルーデスティニー1号機とは、ある意味好対称といえる。……性能的にも(合掌)  -- 名無しさん  (2014-04-10 16:26:43)
- 水中ではミノ粉がないからMSにこだわる理由もないし、旧来の潜水艦で十分なんだろう  -- 名無しさん  (2014-04-10 16:32:46)
- ↑2 ヘ、ヘイズルは頑張ってるから・・・  -- 名無しさん  (2014-04-10 16:39:12)
- ↑↑その潜水艦がゴックにフルボッコになる漫画があるんだよな・・・  -- 名無しさん  (2014-05-03 03:50:12)
- レガシーやMS戦記だっけか、でもやっぱり最初の方とごく一部の海域だけだろうな…  -- 名無しさん  (2014-06-14 14:51:08)
- ギレンの野望では、水中型ガンダムは概ねガンダムEz.8なみの性能があるため、パイロットありならまあまあ戦える。  -- 名無しさん  (2014-06-14 18:36:15)
- 現行ガンオンのアクアジムは低コストで格闘メタだったり優秀な射撃機だったりと出来る子  -- 名無しさん  (2015-01-15 14:20:36)
- 新ギレンの野望ではこいつらより水中用に改造されたボールの方が使い勝手がいいから不遇。  -- 名無しさん  (2015-02-10 16:24:20)
- ダカールは首都なんだけど…全然寂れてないから  -- 名無しさん  (2015-03-22 08:22:00)
- 『袖付きの~』に登場するアクアジムとガンダイバーは、第一世代MSなのに最新鋭機に対抗できたんだからもっと評価されるべきでは……  -- 名無しさん  (2015-03-22 08:57:49)
- ↑仮にも防衛戦力であるしジェガンやネモ等との部品の共用等の兼ね合いである程度補強されていたのでは?  -- 名無しさん  (2015-03-22 21:05:23)
- アクアジムの説明で「配備されたのはダカールやトリントンなど、この時代では重要拠点ではない」ってなってるけど、ダカールは連邦評議会もあって首都だから重要拠点になるぞ。  -- 名無しさん  (2015-03-22 21:23:50)
- 今思ったら、ダカールに配備されてなくね? 砂漠ばっかで海岸線あったか?  -- 名無しさん  (2015-03-23 13:36:08)
- 本来こいつ等は接近戦や空中への狙撃を防ぎながら潜水艦や航空戦力と連携して勝つ前提の機体だと思う。  -- 名無しさん  (2015-12-14 10:54:46)
- しかし、連邦の水中機はなんで発展しなかっただろうか?(いっその事、日本に開発を頼めば…)  -- 名無しさん  (2016-06-08 11:46:12)
- 上でもあるけど、「潜水艦と対潜哨戒機で十分」と思われてたんじゃないかね。  -- 名無しさん  (2016-10-19 12:57:42)
- 連邦に敵対する勢力がジオンはカプールぐらいしか水泳部作らなかったから別にいいやと思ったとか。なんか忘れてたらごめん  -- 名無しさん  (2016-10-19 13:33:08)
- そもそも海中でMS運用が無謀に近い。空気がすぐなくなるうえに、海の中だとスピードが出せないから、活動範囲は宇宙や地上よりもぐっと狭くなる。だからMS運用可能な大型潜水艦と連携することになるけど、その大型母船を沈められたらもう帰投できず降伏するしかない。デカいから破壊工作にも向かんし。実のところ、水中用MSの出番なんて上陸時の奇襲ぐらいしかないし、それならガウやガルダから空挺部隊を落とした方が効率的。  -- 名無しさん  (2017-12-07 21:51:21)
- 名も無き戦場の水中型ガンダムは強かったんだけどな。  -- 名無しさん  (2019-04-12 12:11:51)
- ギレンのアクアジムは連邦待望の水中用MSができた!と感じる間もなく使い物にならないので本当に悲惨  -- 名無しさん  (2020-06-28 22:25:49)
- Gジェネでも大体そんなもんよ。やはりガンダムが水中戦で問題なく戦えるのが痛すぎる  -- 名無しさん  (2021-09-11 14:05:28)
- 偏向ビームライフルってだいたい説明に「水中でも使えるように偏向したビームライフル」くらいしか書いてなくて結局どういう理屈なのかよくわからん  -- 名無しさん  (2021-09-12 03:37:58)
- 多分、偏光レンズを通すと水面での乱反射光がカットされて水面下が見えるって話からの連想でそれっぽい名前を付けたんだと思うけど、水中だとビームの拡散が早いので圧縮を強めて発射してると聞いたことがある  -- 名無しさん  (2021-09-12 08:42:17)
- 上層部はこれで十分と判断してそれは間違いでは無いんだろうけど、現場の兵士はもっと強い機体があればみんな死なずに済んだと血涙流してそう  -- 名無しさん  (2023-03-13 21:37:22)
- 上のレスでダカールに海岸ないだろっていうのを見て驚いた、パリダカールラリーで有名だと思ってた  -- 名無しさん  (2023-03-13 22:15:25)
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