登録日：2018/03/07 (水) 12:10:29
更新日：2022/04/12 Tue 18:38:17
所要時間：約 5 分で読めます
◆データ
No：一鬼 024
Power：9
種族：鋼人＜機甲技師＞
属性：金
特技：カッツェ・ビーム
◆解説
神羅万象第11章「一鬼火勢の章」におけるキャラクター。
鋼の国「鉄機」から鬼龍に入国してきた鋼人。
巨大な猫型ロボットと言うような容姿をしており、なかなか愛らしい。
一人称は「私」で二人称は「貴方」を用い、礼儀正しさが見える口調。
機械技術を伝えるためにやってきたと言われ、主人公である真城火牙刀にも協力姿勢を見せている。
しかし、実はその裏の顔は鬼龍の内情を探るために潜入してきたスパイ。
巨大な容姿も国外活動用の外装の偽の姿で、胴体内部に本体が収納されているというのがもっぱらの噂らしいが……？
火牙刀としてはカッツエの風貌を見て、魔人や獣人との違いを強く感じていた。
追記・修正お願いします。
◆データ
画像出典：神羅万象チョコ 一鬼火勢の章 公式ホームページ
No：一鬼 054
Power：11
種族：鋼人＜諜報工作士＞
属性：火、金
武器：光銃ライトニングボルト
姉妹：水嶺騎士アクアマリン
特技：ライトニング・ショット
◆解説
機甲技師カッツェを名乗る鋼人の真の正体は電光のトルマリンなる人物である。
猫型ロボットの姿は、噂の通り「カッツエ」という名前のパワードスーツだった。
ちなみにパワードスーツはトルマリンがスパイ活動用に自作した物で、猫型ロボットなんてセンスだったのも妙に納得がいく。
実の姿は美しい緑色の髪の毛と金色の大きな瞳を持つかなり小柄な美少女である。
妹に
水嶺騎士アクアマリンという機甲騎士の女性がいる。
ただし、外見を比較するとアクアマリンの方が姉に見える程には身長差がある。
アクアマリンからは強く慕われており(というか依存気味)、トルマリン自身も妹を大事にしているなど姉妹関係は良好。
一方で戦闘型である妹に憧れており、その憧れが凡庸型である自分に劣等感を抱かせる原因にもなった。
作中では神獣将アヌビスの空間転移魔法で瞬時に鬼龍に帰国した火牙刀とついに真の姿を晒して対面する。
火牙刀達との交流の中で鉄機王ジルコニアの考え方に疑問を持ち始めた事で、戦争終結のために祖国の裏切りを決意した。
こうして火牙刀にジルコニアの情報を提供し、結果として鬼龍が鉄機に狙いを定める原因となる。
鉄機攻略戦においても内部情報を持っていたことで風林火山と獅童三獣将の鉄機潜入に貢献した。
こうして妨害を乗り越えながら火牙刀達を鉄機王の居城まで先導する。
しかし、城内で妹の水嶺騎士アクアマリンと城内護衛兵の大群に遭遇。
トルマリン自身はアクアマリンとの戦闘を避けるルートで行動をしていた為にこの光景に動揺するが、アクアマリン側が姉の動向を感じて独断行動に出た結果だった。
妹との戦闘を避けたいトルマリンは投降後の身を守ることを保証して、アクアマリンに鬼龍への投降を呼びかける。
妹と騎士の立場を天秤に揺れ動くが、ひとまずトルマリン達に刃を向ける姿勢を見せる。
その後、最終的にアクアマリンの説得に成功して仲間に引き入れたことで、火牙刀とジルコニアの決戦に姉妹で乱入。
火牙刀の逆転に貢献し、ジルコニアが従える機甲衛星ヘカトンケイルの残っていた手を3人で破壊し、火牙刀の勝利に結びつけた。
こうして妹アクアマリンの説得に成功したトルマリンだったが、仲を深めている火牙刀への妹の心境は良くない模様。
◇電光のトルマリン(幻双竜の秘宝)
No：幻双 035
Power：13
種族：鋼人＜諜報工作士、冒険家＞
属性：火、金、雷
武器：ライトニング・レーザーガン
姉妹：水嶺のアクアマリン
特技：プラズマ・イラプション
一鬼火勢の章と同一世界観である第12章「幻双竜の秘宝」でも、第2弾において続投出演。
外見自体に大きな変化はないが、服装や武装などが変更されている。
パワーが増加した上に属性も増加しているなど、戦闘能力も以前よりだいぶ向上した。
元はスパイだったが、幻双竜の秘宝の時期では鬼龍への親善大使を務める。
公務で鬼龍に長期滞在する事も多い様で、アクアマリンも護衛として同行しているとのこと。
私生活においてはアクアマリンと姉妹で同居生活をしている。
今なおトップクラスの諜報工作士としての実力を持つが、今シリーズではアルゴライセンスを取得した冒険家になっている事も判明。
A級以上の特殊上位階級であるAA級アルゴライセンスの階級に属している。
冒険家としての活動には力を注いでいるようで、姉妹で世界に眠る古代遺跡の発掘調査に明け暮れていた。
作中では、鉄機巨岩内部の古代の機械プラントの遺跡の調査にアクアマリンと向かう。
ところがその最中に遺跡内部で行方不明となってしまい、姿が消えてから一週間が経過しようとしていた。
アクアマリンはこれに焦って、主人公である冒険野郎ヴァン・クロウに救出依頼を出した。
こうして依頼を受理して鉄機に向かったヴァンの手によって、トルマリンはあっさりと救出された。
消息を絶った期間は短くないのだが、トルマリン自身はかなり元気だった様子。
救出された後にヴァンに強い希望を出して遺跡の調査を続行し、最奥にいたプラントボスの機動要塞ウルトレスを撃破する。
調査終了後がヴァンにお礼をしたいと言い出したが、アクアマリンとのデートを要求してきたヴァンに焦りと不信感を抱く。
それに焦ったヴァンの釈明でデートのお礼は却下されなかったが、妹を危険に晒すまいとトルマリンも同行した上でのデートとなった。
その際に「既に心に決めた男性」なる存在がいる為に、変な期待は持たぬようにと警告した。
その男性の名前こそ出なかったが、アクアマリンはその男性は火牙刀ではないかと疑っている。
ちなみに、妹とのデートを要求してきたヴァンに「ハレンチ」と評していた事から、その辺の行為のイメージに対する耐性は強くない模様。
◆余談
名前の元ネタは疑うまでもなく、ケイ酸塩鉱物で「電気石」とも呼ばれるトルマリン。
属性なども「熱で電気を帯びる」というトルマリンの性質を元ネタにしているのが分かる。
ちなみに容姿を見るに、トルマリンの中でもグリーントルマリンのイメージでイラストが描かれたのだろうか。
項目に追記・修正してくれ、Wiki篭り！
最終更新：2022年04月12日 18:38
