登録日:2026/11/09 Mon 00:18:20
更新日:2026/11/09 Mon 03:20:25NEW!
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勝手にこの金牛宮をとおりぬけることは許さん!この牡牛座のアルデバランがな!!
アルデバランとは、『
聖闘士星矢』に登場するキャラクター。
【プロフィール】
【概要】
聖域の十二宮のひとつ「金牛宮」を守護する
牡牛座の黄金聖闘士。
「黄金の野牛」と呼ばれ、ムウ曰く聖闘士の中でも並ぶ者のない剛を誇る戦士。確固たる正義感を持ち、悪に対しては容赦なく襲い掛かるが、元来は豪放磊落、竹を割ったようないう言葉通りの気の良い人物であり、認めた相手に対しては気さくでざっくばらんな面も見せている
アルデバランだけに。
その巨体から繰り出されるパワーで相手を圧倒。十二宮編ではムウが星矢たちに協力的であったため、実質的に最初に立ちはだかる黄金聖闘士として登場した。金牛宮に入った
星矢たちをいきなり吹き飛ばし、星矢以外いきなり意識不明に陥らせ、残った星矢と相対することになるが、なぜかアルデバランはおもむろに腕を組み、戦う構えを取ろうとしない。
その様を見た星矢から「戦う気がないのか!?」と食ってかかられるが
青銅聖闘士ごときを相手に、露骨なファイティングポーズなど取る必要もあるまい!
と一蹴し、実際にその構えのまま繰り出したグレートホーンであっさりと蹴散らしてみせた。
苦しみが長引かないようにと足で地中深くに埋め込んでしまう。
しかし、星矢は魔鈴の教えからそのグレートホーンの本質が居合に近いもので、その構えを解けば死に剣になると悟る。グレートホーンによって触覚が衰えた星矢はセブンセンシズに目覚めつつあり、ビッグバンに変化させた流星拳で構えを解かせ、グレートホーンを見切りはじめた。黄金の角をへし折ると宣言する星矢にそのようなことができたら敗北を認めると返すアルデバラン。
光速に追いつき始めた星矢を見て、その将来性に期待しつつも聖域に仇なすものとして確実に葬ろうとするものの、グレートホーンを完全に見切られたアルデバランは角をへし折られてしまう。
一瞬とはいえ、遥か格下の青銅であるはずの星矢が自身が見切れないほどにまで小宇宙を高めた事を悟ると、それまでの険しい表情を一変させて大笑い。潔く敗北を認め、星矢たちの通行を認める一方で、この先も同じようには行かないと忠告。星矢もまたアルデバランとの戦いで黄金聖闘士の強大さを痛感し、肝に銘じるのだった。
アニメ版ではあくまでもアルデバランを負かせたのは星矢のみとして、紫龍・氷河・瞬が改めて戦いを挑むというオリジナルの展開がある。
瞬がチェーンで縛り上げ、それを破る隙を突くように紫龍と氷河が昇竜覇とオーロラサンダーアタックの連携攻撃を浴びせることでその腕を凍らせるもう絶対零度に目覚め始めている。三人一体となって逆境を乗り越えた紫龍たちを讃えつつも、星矢はセブンセンシズに目覚め始めていることを告げ、三人も同様に自身の力でセブンセンシズに目覚めるように釘を刺して見送った。
その後、白羊宮から登って来たムウと対話。本当に星矢たちを葬ろうとしたら今頃金牛宮は血の海になっていたとムウに指摘され、自身の心中を吐露。星矢たちが単なる邪悪とは思えず、教皇にも不審な噂が立っていることもあり、迷いが生じたと語っている。紆余曲折を経て、
沙織が復活すると、アテナの聖闘士として忠義を尽くすことを誓った。
斯くして他の黄金聖闘士と並ぶ頼もしい仲間になったアルデバラン。ポセイドンとの戦いの折には、星矢たちを見舞うために病院を離れられない沙織の護衛に当たり、そこに現れた
ソレントと戦う。しかし、デッドエンドシンフォニーの笛の音を前に終始圧倒されてしまう。鼓膜を突き破ってまで抗おうとするもソレントの笛に対しては無力であり、一度はほぼ完全に死んだような演出だったが、沙織の介入で何とか命までは奪われずに済んだという具合になっている。とはいえソレント側からも笛の音で五感が衰えていなければ危なかったと語られ、倒れてもなお立ち込める小宇宙で妨害し続ける様にはソレントも一目置いていた。
アニメ版ではポセイドン編の前にアスガルド編が挟まったのだが、ここで最初の標的に選ばれたのもやはりアルデバランであり、
シドの拳を前にあっさり戦闘不能に陥る。命までは取られず、意識を取り戻すと魔鈴にシドとは別の何者かにやられたような感覚があったと証言。その証言とシドの守護星ミザールの双子星の存在から、バドの存在が浮き彫りとなり、アルデバランもまたシドとは互角だったがバドの闇討ちによって敗れたということが判明。バド曰く、手を出さなければシドも無事では済まなかったという。
そしてハーデス編では、ムウが金牛宮に辿り着いた時にはディープのニオベと相打ちになって戦闘描写もなく息絶えているという結末を迎える。最後の小宇宙と争った形跡のない聖衣からニオベ攻略の手がかりこそ残したものの、そのまま最終盤の嘆きの壁での合流まで出番がなかった。
あんまりにもあんまりだったためか、OVA版ではかつて出会った少女からもらった一輪の花を見て微笑んでいたところその花が萎れるのを見てニオベの接近に気付き、グレートホーンを繰り出すというシーンが追加された。
【派生作品でのアルデバラン】
時系列上若き日、13歳のアルデバランなのだが、既に相当渋い顔。
出番はそこまで多くはないが、アイオロスの一件で聖域で不遇なアイオリアにも分け隔てなく接する。
獅子座の聖衣修復の献血のためジャミールに同行するも、そこでムウが一戦交えたのでその流血をそのまま修復に充てることになり、ムウの手当てのために残った。いざ聖域に戻ると、ティターンの襲撃で危機が差し迫っているにも関わらず教皇・サガの命令で他の黄金聖闘士が動けない状態になっている中、戻ったばかりで聞きそびれたと同じく勅令を聞いておらずに立ち向かっていたアイオリア・シュラに加勢。二人を守りながらレアの生み出したヒュドラを討伐する実力と心意気は当時捻くれていたアイオリアも認めざるを得なかった。
最終盤にはシュラと組んで翡翠ノ鎧との戦いに望む。その頑丈な肉体で攻撃を受け止めながらも威風激穿で相手の防御を崩し、シュラが聖剣でトドメを刺す見事な連携を見せる。
『アサシン』では異世界のアテナ候補であるヨシノを、シャイナと共に義両親として育てていた。他の黄金聖闘士よりも早い段階でやってきたため、エピソードGどころか本編以上に老いた姿となっている。自身の存在は聖域でもごく一部にしか知らせていなかったので、牡牛座の聖衣も纏っていなかったが、剣闘士モルドレッドから娘を守るために奮闘する。
敵地に聖闘少女たちが乗り込む中、地上を他の黄金聖闘士と共に防衛。少女の姿をした戯言のフセウドスの噓泣きに一瞬たじろぐも、敵と分かると容赦なく始末している。
40歳。大分貫禄のある姿になり、巨大なステーキを食していた。
立場や展開は概ね変わらないが、始めからムウに星矢たちや教皇のことを聞いたうえで、自分の目で確かめるという形になっている。
当初は自身が蘇った意味を見出せずにおり、童虎からもその頭の固さを指摘される。しかし、闘技場で戦ったヘラクルスが観客を標的にすると、躊躇わずその攻撃を受けて観客を守る。それと同時に自分は考える前に動く方が性に合っており、思考を凝らすのは他人に任せておけば良いと奮起。小宇宙を滾らせて神聖衣の片鱗に目覚め、ヘラクルスを撤退に追い込む。
その後ユグドラシルでヘラクルスと再戦。もはや実力差は明らかであり、神聖衣を使うまでもなかったが、オーディーンサファイアで凶暴化したヘラクルスを前に神聖衣の力を使い撃破。ヘラクルスの守護する「ヨートゥンヘイム」が崩壊する中、ツタに囚われたヘラクルスを救出。ヘラクルス自身単なる力ではなく、誰かを守る優しさの面で負けていたことに気づいていたと吐露するも、その甘さを突いたヘラクルスはアルデバラン諸共ツタに囚われ、守護していた像の破壊だけは防ごうとする。アルデバランは残された最後の力でグレートホーンを使い、像を破壊。自身の脱出にも当てられた最後の力さえも誰かのために使う様はヘラクルスを圧倒した。
十二宮編のリメイクであるので、星矢を通すまでの戦闘はほぼ同じ。教皇とアテナ周りの設定の変更に伴い、敗北し地上を滅ぼすと予言されたアテナを抹殺するという教皇の命を受け葛藤の末従っているという立場になっている。
星矢を通した後は、ジュネと魔鈴の頼みを受け、ムウ・貴鬼と共にスターヒルへ向かうオリジナルの展開がある。スターヒルの結界で実体化した心の闇に「聖域への裏切り」になるという危惧を突きつけられるも、星矢やジュネら青銅聖闘士が見せた情熱に賭けることを誓い、奮起。教皇シオンの死体を発見するも直後サガの襲撃に遭い、ムウ、魔鈴と共にジュネらを守って昏倒。黄泉比良坂を彷徨う中、同じく黄泉比良坂にいた沙織や彼女を唆すデスマスクを発見し心を閉ざした沙織に呼びかける。
腕を組んだ状態から掌底によって繰り出す光速の衝撃波。
その威力はまともに直撃すれば五体を一瞬でバラバラに粉砕する。
腕を組んだ状態が
居合でいう鞘に収まった状態に当たるとされ、これを解かせると死に剣になる。アニメ版では突進のように繰り出すシーンもある。
エピソードGでの漢字表記は威風激穿。
『LoS』では猛牛を模した衝撃波が相手を追いかけるという演出がなされた。
『Episode G アサシン』における技。
まず相手の全攻撃力を正面から両腕で受け止め、更に自身の小宇宙によって増幅。そこにさらに自身の小宇宙を上乗せして相手に叩き返す
カウンター技。
ずばり牡牛を模したオブジェから変形する聖衣であり、ヘルメットだけでなく随所に角を模した鋭角的なパーツが見られる。腹部はシックスパックの腹筋みたいになっている。
作中星矢に角を折られ、ムウに修復も提案されたが結局最後までそのままだった。概ね折った星矢への敬意や手を抜いたとはいえ不覚を取ったことへの自戒とは解釈できるが、明言はされていない。
黄金魂で牡牛座の黄金聖衣が進化した姿。
全体的に派手になり、特に肩のパーツから生えた巨大な角が目を引く。神聖衣の例に漏れず背中には翼が付く。神聖衣になっている間は折られた角も元に戻る。
オブジェ形態は牡牛がより荒々しく走る様となっており、牡牛座のイメージにより近いものになっている。
【余談】
車田正美の手掛ける作品において、巨漢キャラというのは大抵かませ犬になる傾向にある。そもそも本作『聖闘士星矢』も星矢が最初に戦ったカシオス、銀河戦争初戦の檄、単独ではなかったがアルゲティとアルデバラン以前にもパワーだけみたいな見せ方でやられた巨漢は多く、後のハーデス編でも紫龍と氷河が目覚めた時には倒れていたスタンドは冥闘士でもかなりの巨漢だった。
アルデバランもその例から逃れることはできなかったものの、ある程度互角以上の戦いを描写されており、車田作品を見渡せば相対的には恵まれている方なのかもしれない。
一方で、むしろそれ故に
デスマスクや
アフロディーテのような突き抜けたネタ役にもならなければ、圧倒的な活躍にも欠けたことで影が薄かった面は否めず、初期から出番があったムウや前聖戦関連で活躍の多い童虎・シオンと並び当wikiでこの記事ができるまで他の黄金聖闘士から12年近くの遅れを取り、番外作の
同守護星座の聖闘士のほうが先に記事ができていた。
聖闘士の中では珍しくヘッドパーツを外した姿の方が描写が少ないキャラクターで、男臭い外見とは裏腹に意外にもその兜の下は紫龍にも匹敵する黒髪のロングヘアである。
アクションフィギュア・聖闘士聖衣神話シリーズでは他のキャラクターが基本的に素体が使い回しされているために体型が同じになっている一方、アルデバランだけは体格の違いから大型の素体を専用に作られている特別仕様。
旧版ではオブジェ形態も極力再現するという方向性から印象的な腕組みポーズだけは再現しきれなかったものの、オブジェ形態の再現を妥協してキャラクターのプロポーションを重視したEX版では、腕組みを再現するために専用の差し替えパーツも追加されるなど、立体化のクオリティが非常に高い。
「アルデバラン きみは死してなお 記事の正確性を守るのか…」
- 黄金聖闘士の漢の中の漢 -- 名無しさん (2026-11-09 00:23:41)
- LoSでの発言は解釈違いだったなぁ。女神に仕える戦士が「黄金聖衣とはまさに神に等しい力なのだ」とか言わせちゃアカンやろと思った -- 名無しさん (2026-11-09 02:12:19)
最終更新:2026年11月09日 03:20