初出:第1部 第1章 『無能な王のルーティン 朝〜夕』
正式名称
ブラウネ・エン・フロイスブル → ブラウネ・エン・ルロワ
(Blaunée en Froïsbourg → Blaunée en Leroy (*1))
(Blaunée en Froïsbourg → Blaunée en Leroy (*1))
家族構成
容姿
美しい赤毛を大きく編んで胸元に垂らす髪型。サンテネリでは比較的珍しい碧眼。とても女性的なスタイル。(*4)
見た目はほんわかした印象を与えるが、その内面は生真面目でしっかりしている。
見た目はほんわかした印象を与えるが、その内面は生真面目でしっかりしている。
地位
フロイスブル侯爵家長女→サンテネリ国王側妃→国母(復古王ロベル3世の母として)
通称
フロイスブル侯爵令嬢、ブラウネ妃(ロワイユ・ブラウネ)、ブラウネ姉様(エネ・ブラウネ)
作中での活躍
サンテネリ王国の宰相を代々務めるフロイスブル侯爵家の長女として生まれる。フロイスブル家の長女は、家の伝統により始祖の名である「ブラウネ」を受け継ぎ、思慮深く、冷静であるよう教育されて育った。
当初は、過激で幼い思想を持つグロワス王太子(転生前のグロワス13世)を好んでいなかった。彼の非現実的な政策や、側妃制度を「売女ども」と罵る姿を見て、その妃になることなど「冗談ではない」と考えていた。彼が即位して約一年後、父である家宰マルセルが失脚させられたこともあり、王家に対する感情は良くなかった。
しかし、王が病から回復した後に再会すると、その劇的な変化に驚愕する。以前の粗暴な振る舞いは消え、食べこぼしを気にして従僕に謝るなど、繊細で自然な言動を見せるようになった王に、次第に惹かれていった。
王との茶会では、当初は事務的で距離を置いていたが、彼の細やかな気遣いによって徐々に打ち解け、2ヶ月ほどで同僚のような関係性を築いていく。
王の暗殺未遂事件の後、王の勅命によりメアリと共に「王様係」として光の宮殿に出仕し、王の側近くで仕えることになる。他の妃候補であるゾフィとは、それぞれの実家の関係もあり、繊細な間柄であることが示唆されている。最終的にグロワス13世の側妃となる。
略歴
- フロイスブル侯爵家の長女として生まれる。
- グロワス王太子(転生前)に対し、その過激な思想と未熟さから嫌悪感を抱く。
- グロワス13世即位後、父マルセルが家宰を失脚させられる。
- 王が病から回復した後に再会し、その人間的な変化に驚き、関係が好転する。
- 王の暗殺未遂事件をきっかけに、側妃となることが内定し、光の宮殿に出仕する。
- グロワス13世の側妃となる。
関連項目
- ブラウネの追憶
- Xに投稿された本条先生による暗君番外編。