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※@h_816さんにイラストを描いていただきました。ありがとうございます。
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「ぼく」と妃たち
グロワス13世

サンテネリ王。宗教的情熱と領土拡大の野心に燃える若き王。物語開始直前突然昏倒し、「ぼく」に憑依?される。
短い金髪、翠眼。身長はやや低めでメアリと同じくらい。
物語開始時20歳。
短い金髪、翠眼。身長はやや低めでメアリと同じくらい。
物語開始時20歳。
「ぼく」
主人公。30代。地方企業の3代目若社長だったが物語冒頭で衝動的に自殺。異世界転生しサンテネリ王家ルロワ家の若き王グロワス13世となる。
ネタバレ
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アナリゼ

正妃。旧名アナリース・ヴォー・エストビルグ。サンテネリ東の大国”帝国”王家エストビルグの第一皇女。
両国の和睦のしるしとして「ぼく」と結婚。厳格な教育のためか自我を表すことが少なく、極端に素直な性格。
豊かなアッシュブラウンの髪、鳶色の瞳。
物語開始時16歳
両国の和睦のしるしとして「ぼく」と結婚。厳格な教育のためか自我を表すことが少なく、極端に素直な性格。
豊かなアッシュブラウンの髪、鳶色の瞳。
物語開始時16歳
ネタバレ
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ブラウネ

側妃。ルロワ家宰(宰相)フロイスブル家の娘。グロワス13世の粗野さを嫌っていたが、「ぼく」の憑依ののち王への評価を改め側妃となる。
グロワス13世より2つ年上。
平均的な身長。柔和で女性的な容貌。
赤みを帯びた金髪を大きく編んで胸元に垂らしている。碧眼。
グロワス13世より2つ年上。
平均的な身長。柔和で女性的な容貌。
赤みを帯びた金髪を大きく編んで胸元に垂らしている。碧眼。
作者による番外編
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ネタバレ
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メアリ

側妃。サンテネリ近衛軍監バロワ家の娘。自身に対するグロワス13世の認識に失望していたが、「ぼく」の憑依ののち王への認識を改め側妃となる。
肩にかからない程度で切りそろえた金髪中分け、短めのボブカット。深い緑色のキリッとした目。身長は高く、スレンダーでバリキャリ系。
物語開始時24歳
肩にかからない程度で切りそろえた金髪中分け、短めのボブカット。深い緑色のキリッとした目。身長は高く、スレンダーでバリキャリ系。
物語開始時24歳
ネタバレ
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ゾフィ

側妃。ガイユール大公令嬢。好奇心豊かで行動的な性格。「ぼく」とアナリゼの唐突な結婚前は正妃第一候補だった。
彫りの深い顔立ちの美少女。緩やかにうねる深い茶の髪。青いドレスを好んで着る。
物語開始時14歳
彫りの深い顔立ちの美少女。緩やかにうねる深い茶の髪。青いドレスを好んで着る。
物語開始時14歳
ネタバレ
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ルロワ王家
グロワス12世
グロワス13世の父。大陸中の争いに介入し、国家財政を悪化させた。
マリエンヌ・エン・ルロワ
母后。旧姓オルリオ。
グロワス13世の母であり、先王グロワス12世の正妃。信心深く穏やかな性格で、息子の身を案じている。
信心深い忠実な正教徒。プロ正妃。
40代なかば、金髪で少しふくよかな美人。
グロワス13世の母であり、先王グロワス12世の正妃。信心深く穏やかな性格で、息子の身を案じている。
信心深い忠実な正教徒。プロ正妃。
40代なかば、金髪で少しふくよかな美人。
メアリ・アンヌ
グロワス13世と側妃メアリの間に生まれた第一子(王女)。正教新暦1716年10月2日に誕生した。愛称はメリア。幼少期はゾフィ妃を「ゾフィ姉様」と呼び慕い、彼女から流行など多くの影響を受けた。父の死後は国家親衛軍近衛連隊司令官、共和国議員として活躍し、「市民メリア・ルロワ」として国民史観における英雄の一人と見なされている。
グロワス
グロワス13世と正妃アナリゼの子。正教新暦1718年生まれ。父の死後、17歳で即位しグロワス14世となった。”大改革”により王位を追われ、帝国の母の実家へ亡命した。後に新大陸に渡り、連邦王国の初代国王グロワス1世となり、新大陸独立戦争中のサラスの戦いで戦死した。
ロベル
グロワス13世と側妃ブラウネの子。正教新暦1717年生まれ。弟グロワス14世の亡命後、ジェント大公として共和国内に留まり、王党派の中心人物となった。後に復古王政を実現してロベル3世として即位し、最終的には王権を国民会に委譲して第2共和国の成立を導いた。
マルグリテ
グロワス13世と側妃ゾフィの子。正教新暦1720年生まれ。プロザン王フライシュ4世の正妃となった。兄グロワス14世が戦死した際には、夫に働きかけ、プロザン軍を新大陸から撤兵させている。
フローリア
グロワス13世と側妃ブラウネの子。正教新暦1722年生まれ。アングラン王の正妃となった。彼女の婚姻は、サンテネリの祖国戦争を終結させるための第二次シュトロワ条約の一環であった。
枢密院・主要貴族
マルセル・エネ・エン・プロイスブル

ブラウネの父。代々宰相を務めるフロイスブル侯爵家の当主。
長らくルロワ家宰を務める。グロワス13世の暴走を止めようと苦慮するが、逆に謹慎を命じられていた。
「ぼく」により復権、以後は忠実な配下となる。新設された枢密院では宮廷大臣を務める。
短く刈り込んだ赤毛、頬は剃り上げ鼻したと顎に髭。優しげな目元。
書籍版161ページの挿絵の背景にいる。
長らくルロワ家宰を務める。グロワス13世の暴走を止めようと苦慮するが、逆に謹慎を命じられていた。
「ぼく」により復権、以後は忠実な配下となる。新設された枢密院では宮廷大臣を務める。
短く刈り込んだ赤毛、頬は剃り上げ鼻したと顎に髭。優しげな目元。
書籍版161ページの挿絵の背景にいる。
ネタバレ
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ピエル・エネ・エン・アキアヌ

ルロワ家の分家にして王位継承権を持つアキアヌ公爵家の当主。王位を狙う。「開明的な思想の持ち主、平民の護り手」打算的慈善事業に精を出している。
よく飲みよく喋る。通称アキアヌさん。
髪はライトブラウン、瞳は緑。(作者ツイッターよりhttps://x.com/kentaro_honjo/status/1966636645115195673)
当初は王と対立していたが、後に枢密院首相となる。
よく飲みよく喋る。通称アキアヌさん。
髪はライトブラウン、瞳は緑。(作者ツイッターよりhttps://x.com/kentaro_honjo/status/1966636645115195673)
当初は王と対立していたが、後に枢密院首相となる。
ザヴィエ・エネ・エン・ガイユール
ゾフィの父。サンテネリ最大の貴族であるガイユール公爵家の当主。白髪オールバック。頬から顎にかけては白髪交じりのヒゲが生えている。イケオジ。
グロワス13世の暴発により自領が危機に瀕することを防ぐべく、愛娘ゾフィを彼にあてがおうと画策。「ぼく」に惹かれる娘を見て複雑な心境。
当初は王を警戒していたが、その変化を認め、枢密院財政卿となる。
グロワス13世の暴発により自領が危機に瀕することを防ぐべく、愛娘ゾフィを彼にあてがおうと画策。「ぼく」に惹かれる娘を見て複雑な心境。
当初は王を警戒していたが、その変化を認め、枢密院財政卿となる。
ヴァンサン・エネ・エン・バロワ
メアリの父。王の私兵である近衛軍を率いるバロワ家の当主(近衛軍監)。グロワス12世に従い軍を率いたこともある歴戦の近衛軍監。後に国軍との統合を受け入れる。長いこと名前がでてこなかった。
ジャン・エネ・エン・デルロワズ

王国の正規軍を実質的に支配するデ・ルロワズ公爵家の当主。
急逝した先代に替わり投当主になった青年。
王国陸軍副卿。近衛を吸収することで勢力強化を目論む。
黒髪黒目、顎周りもシャープな精悍な顔立ち。七三の長身細マッチョ。
後に枢密院軍務卿を務める。
急逝した先代に替わり投当主になった青年。
王国陸軍副卿。近衛を吸収することで勢力強化を目論む。
黒髪黒目、顎周りもシャープな精悍な顔立ち。七三の長身細マッチョ。
後に枢密院軍務卿を務める。
クレメンス・エネ・エン・プルヴィユ
インテリヤクザ感ある秘密警察長官。子爵。作中では「ぼく」のために動くが、物語開始前は不審な動きを見せていた。
枢密院内務卿。警察権力を掌握し、国内の治安維持を担当する。
長身細身、ヤクザ映画に出てきそう。40代後半。
枢密院内務卿。警察権力を掌握し、国内の治安維持を担当する。
長身細身、ヤクザ映画に出てきそう。40代後半。
ネタバレ
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ベルノー・エネ・エン・トゥルーム
外務卿。家領はサンテネリ南西部アキアヌ家領の南部に位置する。
元はアキアヌ公家を牽制する軍伯として封建された譜代の家。数代前に伯爵から一つ登り侯爵となった。
職場にいそうな垢抜けない仕事ができなさそうな見た目のおじさん。
実際は超優秀で女好き。
グレーの七三分け。
元はアキアヌ公家を牽制する軍伯として封建された譜代の家。数代前に伯爵から一つ登り侯爵となった。
職場にいそうな垢抜けない仕事ができなさそうな見た目のおじさん。
実際は超優秀で女好き。
グレーの七三分け。
シモン・エネ・エン・モンブリエ
財務監を務める軍伯。小太りのエリート官僚。赤字に悩まされている。
オテル・エネ・エン・オルリオ
母后マリエヌの弟で、王の叔父。貴族会で勅令拒否の中心人物の一人となる。
コンディ公
貴族会の議長を務める老齢の貴族。
市民
ジュール・レスパン
後に「大指導者(コントゥール・グロー)」と呼ばれる思想家。王政の正当性を根本から否定する卒業論文『悪について』を王の前で演説し、その真意を理解される。
エリクス・ポルタ
大陸随一の碩学と評されるグロワス9世校の教授。ジュール・レスパンの師であり、王とも知的な対話を行う。
アブラム・ブラーグ
凄腕の時計職人。少し小柄な壮年の男性。
張り出した額にギョロリとした大きな黒目。仕事の話が始まると瞳は猛禽類のように鋭くなる。
100年前の聖句派追放の後、再びサンテネリに戻ってきた少数の職人の一人。
張り出した額にギョロリとした大きな黒目。仕事の話が始まると瞳は猛禽類のように鋭くなる。
100年前の聖句派追放の後、再びサンテネリに戻ってきた少数の職人の一人。
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ブルノー・ボスカル
ジュール・レスパンの学友であり、裕福な商会の三男。後に「大組織者(オルガトゥール・グロー)」として歴史に名を残す。
ドローテ・フロール
レスパンやブルノーが通う酒場の看板娘。後にブルノーと親密な関係になる。
帝国
ゲルギュ5世
帝国の皇帝であり、アナリゼの父。サンテネリとの和約のため、娘をグロワス13世に嫁がせる。
アウグステ
帝国の正妃であり、アナリゼの母。娘の教育に厳格だった。
カルル・ヴォー・バダン
帝国の宮中伯であり、駐サンテネリ大使。当初は王の力量を見誤っていた。
プロザン王国
フライシュ3世
プロザン王国の王。戦の天才として知られ、転生前のグロワス13世が憧れた人物。後にグロワス13世と会談し、三国同盟への道筋をつける。
アングラン
ポール・オー・ヴェストフィールト
駐サンテネリ大使であり、男爵。議会の最大野党を率いる実力者。
190cmを超える長身で、痩せた老木のような印象を与える人物。アングランの首相であるアルバ公爵とは政敵関係にあるが、国益のためならば協力する姿勢を見せる老練な政治家。
グロワス13世が「弾劾演説」によってサンテネリ民衆のアングランへの敵意を煽った後、アキアヌ公主催の夜会に登場する。グロワス13世やアキアヌ公と対面し、サンテネリの政変や外交姿勢の変化を強く警戒していることを示唆しつつ、自国の立場を主張する外交交渉を繰り広げた。
190cmを超える長身で、痩せた老木のような印象を与える人物。アングランの首相であるアルバ公爵とは政敵関係にあるが、国益のためならば協力する姿勢を見せる老練な政治家。
グロワス13世が「弾劾演説」によってサンテネリ民衆のアングランへの敵意を煽った後、アキアヌ公主催の夜会に登場する。グロワス13世やアキアヌ公と対面し、サンテネリの政変や外交姿勢の変化を強く警戒していることを示唆しつつ、自国の立場を主張する外交交渉を繰り広げた。
アルバ公爵
アングランの首相。アングラン諸島北部に領地を持つ大諸侯であり、議会の最大党派を率いる領袖でもある。
首都ランデネムの首相宮で政務を執っている。喫煙家であり、報告書を読みながら常に煙草を吹かしている。ポール・オー・ヴェストフィールトとは政敵関係にある。
首都ランデネムの首相宮で政務を執っている。喫煙家であり、報告書を読みながら常に煙草を吹かしている。ポール・オー・ヴェストフィールトとは政敵関係にある。
アングラン王
アングランの国制において、王は政治の実権を持たず、国家の象徴的な「対岸の存在」とされている。サンテネリとの間で勃発した祖国戦争を終結させるための第二次シュトロワ条約の一環として、グロワス13世の娘フローリアを正妃として迎えた。