初出:第1部 第1章 『無能な王としんどい会議』
正式名称
アナリース・ヴォー・エストビルグ → アナリゼ・エン・ルロワ(正妃として)
(Annalise vo Estbirg → Annalisée en Leroy (*1))
(Annalise vo Estbirg → Annalisée en Leroy (*1))
家族構成
父:皇帝ゲルギュ5世
母:アウグステ(ローテン=リンゲン大公女)
異母兄:二人
母:アウグステ(ローテン=リンゲン大公女)
異母兄:二人
容姿
ライトブラウンの髪。鳶色の瞳。マンガとかによく居る高校の真面目な委員長といった感じ。(無能な王の美術鑑賞)
髪色は茶系、目は鳶色。彫りの深い顔立ち。(雪の王の庭)
身長は高く、夫であるグロワス13世とあまり変わらない。
髪色は茶系、目は鳶色。彫りの深い顔立ち。(雪の王の庭)
身長は高く、夫であるグロワス13世とあまり変わらない。
地位
帝国第一皇女 兼 エストビルグ王国第一王女 → サンテネリ国王正妃 → サンテネリ国王国母(グロワス14世の母として) → 連邦王国国母(グロワス1世の母として)
通称
「正妃アナリゼ(ロワイユ・アナリゼ)」「アナリゼ姉様(エネ・アナリゼ)」「王国の母(*2)」
作中での活躍
帝国の皇帝ゲルギュ5世と正妃アウグステの間に生まれた第一皇女。長年敵対関係にあったサンテネリ王国との和約の証として、16歳の時にグロワス13世との婚約が決まった。
帝国の宮廷では、感情を抑え、礼儀作法を完璧にこなすよう厳格に教育されて育った。他者との身体的接触もほとんど経験がなく、家族とも親密な関係を築いてこなかったため、サンテネリの気安い文化に当初は戸惑いを見せる。結婚式の後、馬車でグロワス13世に手を取られた際には、緊張で鳥肌を立ててしまうほどだった。
当初は物事を率直に、時に不器用なほど正直に口にするため、周囲に誤解を与えることもあった。しかし、それは彼女の純真さゆえであり、夫であるグロワス13世や他の妃たちとの交流を通じて、徐々にサンテネリの流儀を学んでいく。特にゾフィとは年が近いこともあり、姉妹のように親しい関係を築き、流行の服装など多くのことを彼女から教わった。
もともと勉学が好きで、知的好奇心が旺盛な一面を持つ。夫の趣味である時計に興味を示し、その仕組みについて書物を読んで学ぶなど、探究心を見せる。当初は政務に関心がなかったが、次第に正妃としての自覚を持ち、自らの立場を理解していく。サンテネリと帝国の架け橋となることを自身の務めと考えており、時には夫の政治的意図を汲んで外交の場で重要な役割を果たすこともある。