シーフ

概要


推奨能力値(基本ルール)
筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運
☆★★ ☆☆★ ☆☆★ ★★★ ☆☆☆ ★★★ ☆★★
推奨能力値(改訂版ルール)
筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運
☆★★ ☆☆★ ☆☆★ ★★★ ☆☆☆ ★★★ ☆★★

“器用な探索者”と呼ばれている通り、ダンジョン探索能力が高いクラス。
他クラスでも可能だが、探索関連の装備が多い事から道を作る能力はシーフが一回り高い。
勿論、探索以外の戦闘能力も重要である為に折り合いをしっかり考えよう。

特徴

不名誉な呼称だと感じる盗賊だが、最も冒険者らしい職業と言える。
未知の存在を見つけて世界を広げる事はシーフの探索能力と合っているからだ。
戦闘方面も他クラスより先手を取りやすい事から、それを意識して組むと活躍が大きくなれるだろう。

+ 長所と短所
長所
  • 範囲攻撃との相性が良いスキルが取得しやすい事から複数の相手と戦うのに最も適している。
  • 他クラスより回避が得意なクラスであり、専用装備品・スキル共に上げやすい事から単独行動もしやすい。
  • トラップ対処等の装備品が多い為に探索能力も他クラスより高い事から戦闘外で活躍が最も多い。
  • 妨害能力に長けており《インタラプト》は勿論、バッドステータスの効果が最も発揮する。
短所
  • 攻撃能力が妨害向けの点からエネミーを倒す能力が他クラスより若干低い。
  • 防具の防御力が心許ない為に攻撃を受けるとピンチに陥りやすい。
  • 探索能力を必要とされる為に戦闘能力に特化する事が他クラスと比べると難しい。

考察

優秀な能力を持つシーフを目指す場合は、2つの要素をしっかり合わせ持つ事が大事だ。
「複数の相手を攻撃・妨害能力」「ダンジョン探索の能力と知識と経験」
主に戦闘が多い事から前者を優先しやすいが、後者もあるとダンジョンの主役になれる為に是非とも目指したい。

戦闘の始まりはシーフから。 戦闘の最初はPCの順番からシーフが始まる事が多く、敵より早い場合もある。
素早く動ける利点は非常に大きく、「敵と味方が動く前に」という行動から範囲攻撃と妨害能力を非常に活かしやすい。
範囲攻撃については《ワイドアタック》がある為に複数の敵を倒す能力に長けていると思うが、実は違う。
最初に動くという事は“傷を負っていない相手を攻撃する”という事。 この状態の相手を単独で倒す事は相当の無茶をしないといけない。
この為に次の仲間へ繋げる為に「複数の相手を狙いやすい能力」を活かして「複数の相手に妨害を与える」方が活躍しやすい。
小さい妨害も複数の相手に与えれば大きな痛手になるのは勿論、仲間への大きな支援にも繋がる為に一石二鳥の結果から有効だ。
ただし、仲間が《ディスコード》等の火力支援がある場合、火力を上げて複数の相手を一網打尽する主役を狙うのも良いだろう。

ダンジョンはシーフの担当。 ダンジョンはシーフの主役回であり、1番の楽しめる部分だ。
基本的にダンジョン能力で重要なのは「感知」だ。 トラップ探知・危険感知・聞き耳等、必要場面が多く上げないと苦労をしやすい。
反面、トラップ解除はシーフズツール等、専用装備がある為に対処しやすく、場合によってはウォーリアに任せる事ができる。
これらの点からキャラ成長の際は感知は優先させた方がいい。 低くても、2番目に優先させる能力値にするのが良い。 
器用は命中の低さを《スペシャライズ》で補いやすく、敏捷の回避は回避能力を捨てる場合は非優先する事ができる。
この為に感知を上げて危険を対処する方が1番良いが、場合によっては敢えて失敗するのも良いだろう。
ダンジョン探索は「道のり」だ。 道中で全てを出し切ったら、後の活躍も難しくなる為に失敗後のフォローを考える視野も入れよう。

戦闘・探索と2つの必要な点があるシーフだが、重要なのはどちらも「自分達に有利な状況に構築する」事だ。
戦闘については、有利な状況を構築できる布石を作れるなら前衛も後衛も手段も好きにできる。
一例を上げると、前衛は“敵集団に飛び込んで攻撃を回避する”、後衛は“危険対象との位置関係を無視して撃ちぬく”の2点だ。
勿論、複数の相手に妨害を与える事も有効だ。 上手く有利な状況に構築できた場合、支援能力がなくても仲間へ手助けになる。
ダンジョン探索も同じだ。 トラップを見つけれたら、どの様に料理するかは自由に好みで選ぶ事ができる。
この為にシーフは戦闘も探索も先手を取る事は大きい。 しかし、後に続く仲間達のフォローを信頼できてこそ一人前の“冒険者”だ。

改訂版ルールの変更点

改訂版ルールにて様々な追加・修正から勝手が変わったが、シーフの場合は純粋な進化をしたと言える。
前衛型については、《ドッジムーブ》等の純粋な回避スキルの性能が変わった事から《アボイドダンス》との合わせ技が可能になった。
後衛型の方も《ストライクスロー》と追加スキルである《スイングダガー》のお陰で投射型という別パターンを作りやすく変化した。
この2つの変化から回避が基本ルールより奥深さを生みながら強化し、後衛型も他クラス経由の必要がなくなったのは大きい。
他にも火力・妨害スキルの追加も増えたが、範囲攻撃の必要度の上昇・探索スキルの追加がない点に注意しよう。
単体行動に長けた前衛型・敵を狙い撃てる後衛型から、様々な形が出来るようになった今の彼らは新世代のシーフだ。

戦闘の立ち回りの幅が広がった事により他メインクラスと比べると構築の変化が最も大きい傾向が多い。
しかし、「有利な状況を作る」という役割の変化は変わっておらず、むしろ更に活かしやすくなった。
改訂版ルールで変化した彼らは「盗賊らしくなった」と言えるだろう。 手段が広がった妙手で相手を絡め取ってやろう。

スキル考察

以下のページから参照してください。

+ ページ参照
改訂版ルール追加
一般スキル

コメント

名前:
コメント:
最終更新:2016年08月11日 15:38