Bugatti Veyron 16.4 Grand Sport


 加速:99   スピード:92   ブレーキ:97

 最高出力:1081bhp/6000rpm   最大トルク:1250Nm/2200rpm

 駆動方式:AWD(Mid-engine)

 0-100km/h加速:2.30sec   最高速:439km/h(458km/h)  {※()内は実測値}

 車重:1889kg   パワーウェイトレシオ:1.747kg/bhp

インプレ

本車はVeyron 16.4のオープン版という位置付けであり、ホイールデザインや外観も16.4とはいくらか異なる。
スペックを見ても、オープンとなったため、車重が増加している。

肝心の走りについては、加速、最高速は16.4と何ら変わりはないものの、ブレーキの効きが少し弱くなった。
挙動も若干異なり、コーナリング中の不安定感が消え、少し アンダーステア が強くなった。

晴れのオンロードではこの安定感が却ってVeyronのコーナーリングスピードをスポイルしてしまうこともある。
アンダーを抑えるため、コーナリング中アクセルを開けるタイミングを16.4より遅らせたり、アクセル開度を小さくする必要がでてくるのだ。

だが、雨で路面がスリッピーの場合はこの滑りにくさのおかげで16.4より安定したコーナーリングが可能となり、怯えることなく踏んでいけるだろう。
(但し、雨の場合、路面の食いつきが悪くなるため、さらにアンダーステアが強くなる。火山渓谷のようなツイスティなコースでは雨でも16.4の方が良いかもしれない。)

また、イビサにあるような180~250km/h前後で抜けていく道幅の狭い高速コーナーでもこちらの方が速いことがある。
オアフのように、比較的道幅が広いと道幅を使ったコーナーリングができるため、16.4が良いのだが、道幅が狭いと車体振り出して曲がっていけないのだ。

状況に応じて16.4と本車を使い分けて欲しい。



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最終更新:2012年07月28日 15:42