Ferrari Enzo
加速:85 スピード:63 ブレーキ:76
最高出力:660bhp/7800rpm 最大トルク:657Nm/5500rpm
駆動方式:MR
0-100km/h加速:3.65sec 最高速:324km/h(329km/h) {※()内は実測値}
車重:1255kg パワーウェイトレシオ:1.902kg/bhp
インプレ
本作では、Ferrariがチューン不可となったため、今ひとつパッとしない印象が拭えない車となってしまった。
実際、本クラブメンバーが使用するのもツーリングぐらいであり、クラブレースや走り込みで使用することはない。
では、本当に遅いのか?
スペックを見てみると最高出力、最大トルク、車重は
McLaren MP4-12Cと似ていることが分かる。
加速はレスポンス良く軽くふけあがる感じだが、
Cinqueや
Koenigseggに劣り、ENZOをベースとしたレース仕様モデルである
FXXのような強烈な加速感はない。
最高速も329km/h(実測値)までしか伸びないため、長いストレートのあるコースでは苦戦を強いられる。
ハンドリングは安定感がある感じだが、やや
アンダー
が強いため、ロングコーナーではこの安定感が仇となって車速を乗せにくい。
ブレーキングは数値相応といった感じであり、意識的に若干手前で踏む必要がある。A1カテゴリーの中では可もなく不可もなく、中の下といった感じである。
乗り方としては、コーナー進入で減速し、アウト・イン・アウトのラインで抜けていくのがセオリーとなる。
縁石を跨ぐラインを取った場合、鼻先が引っ掛かってしまうことがあるため縁石を跨がないほうが良いだろう。
A1の中ではMcLaren MP4-12Cと同様に乗りやすい車なので、コースのライン取りの下見やツーリングに持ち出すのがいいかもしれない。
最終更新:2012年07月30日 03:47