Spyker D8 Peking-to-Paris
加速:75 スピード:58 ブレーキ:68
最高出力:600bhp/6200rpm 最大トルク:747Nm/6200rpm
駆動方式:AWD(Front-engine)
0-100km/h加速:4.60sec 最高速:302km/h(307km/h) {※()内は実測値}
車重:1920kg パワーウェイトレシオ:3.200kg/bhp
インプレ
スペックを見ていくと、B3の車の中では1番軽く、ライバルであるMLよりも約300kg軽い。
最高出力、最大トルクもMLに勝っている。
走らせてみると、エンジンはSUVらしくなく、ピーキーであり、回転数を落とすと加速してくれない。
だが高速域での伸びは素晴らしく、最高速の307km/h(実測値)まで力強く2t弱の車体を引張っていってくれる。
なお、この車はギアが6速あるが5速で最高速に達してしまうため、レースでは6速に入れることはまずない。
6速はツーリング等でで流す時に用いるのが賢明だろう。
オンロードではこの車のエンジン特性が生き、加速でML突き放していける。
コーナーでは少し
アンダーステア
が強いがアクセルワークによって若干車の向きが変わるので、
オンロードでアンダーステアが強くなりがちなSUVの中では曲がりやすい方であろう。
コーナー進入時のブレーキングで姿勢が乱れやすいので、それをうまく利用するのもありだ。
ブレーキングは弱いので早めに減速するように心がける。
A2、A3程度の車なら対抗できるポテンシャルを秘めているので、対戦相手を驚かせたい時にオススメである。
オフロードでは、中・高速ダートコースなら、このピーキーなエンジン特性により車速が良く伸び、ライバルとなりうるMLよりも速く走れる。
ダートで320km/h出せる
Dodge Viper SRT10 Police Ibiza相手にさえも、よほど直線が長いダートコースでない限り、抜かれることはないだろう。
逆に、起伏の激しいダートコースや細かいコーナーが多いコースではドライバビリティの高いMLに軍配が上がる。
オフロードでの走らせ方としては、連続コーナーや
ギャップ
が続く場合、むやみにシフトアップしない方が良い。
シフトアップしてしまうと回転数が落ち込み、十分な加速が得られなくなってしまうのだ。
また、なるべくアクセルをあけられるライン取りを心がけると良いだろう。
ギャップには弱いので、飛び越える際には車体を安定させて進入したい。
オフロードにおいてトータルで見れば、こちらの方が速く走れる場合が多いが、
車、コースに対する習熟度によって逆転することもある。
最終更新:2012年09月24日 21:45