Aston Martin V12 Vantage


 加速:83   スピード:64   ブレーキ:91

 最高出力:550bhp/6500rpm   最大トルク:570Nm/5750rpm

 駆動方式:FR

 0-100km/h加速:3.86sec   最高速:329km/h(351km/h)  {※()内は実測値}

 車重:1612kg   パワーウェイトレシオ:2.931kg/bhp

インプレ

ベイビーアストンとして生まれ変わったV8 Vantage?に5.9LのV12エンジンを押し込んだモデルがこのV12Vantageだ。

このV12エンジンはDB9 Coupe?のそれをチューンしたものであり、最高出力550bhp/6500rpm、最大トルク570Nm/5750rpmを発生する。
高級スポーツカーであり、重たいエンジンを積んでいるため、車重が1612kgとコンパクトなボディーサイズの割に重い。

この重さが走りにどう影響するのだろうか。
加速は低回転から高回転までフラットに加速するが、A2カテゴリーのライバル達と比べてみると、
明らかに加速負けしていることがわかるだろう。ついていくことすら難しいのだ。
さらに、同社のA3カテゴリーに属するDBS Coupe?にも加速で置いていかれてしまうのである。
最高速は351km/h(実測値)まででるが、そこまでもっていくためには下り坂の長いストレートでないと難しい。
ハンドリングにおいては曲がらないわけではないが、重い車重のせいか、クルマの反応がやや鈍い。
ブレーキはこの車重にしては良く止まるが、過信は禁物である。

A2カテゴリーの中では下位に位置する。
全体的なバランスは悪くないのだか、加速、旋回、減速の各水準が低く、速く走れないのだ。

走り込みには向かないが、内装の質感が高く、内装のカラーパターンも豊富であるので自分好みの内装にし、
車内視点でツーリングするのがオススメである。


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最終更新:2012年08月09日 00:15