勇希のココロトープ - ブルリフ（淫夢）語録まとめwiki | 絆は醜く、強い。（迫真）

ネタバレ注意

勇希のココロトープ

灰病の治療のため入院している病院から、とある人物と出会う海岸への出口が唯一開いている病室の窓から行ける。全体的に色の抜けた灰色の世界である。

第一層<白き牢獄>

拾えるアイテム

悪夢の実

汚れたシーツ

レトロなランプ

不気味な人形

止まった懐中時計

木簡

光沢フレーム

第二層<別れの海>

拾えるアイテム

超栄養レーション

懐かしの風鈴

汚れたシーツ

シーグラス

五寸釘

不気味な人形

止まった懐中時計

機織りの機械

最深層<誓いの展望台>

拾えるアイテム

超栄養レーション

悪夢の実

レトロなランプ

シーグラス

五寸釘

木簡

黄金の生糸

メモリー

第二層

• M・神秘のカーテン→一太刀のこぎりで解放したエリア

最深層

• M・おかたづけモップ
• M・チョコ鍋→一太刀のこぎりで開発したエリア

ロケーション

第一層

• 中央ホール
• 公衆電話

第二層

• 浜辺2（落ちた星）
• 浜辺3（遠くの灯台）

最深層

• 高台（全ての星に光を灯してしまうと回収不可になる）
• 輝く花畑（マップ右下）

BOSS シュウダ

蛇のような見た目なのは、伶那のココロトープのBOSSの文章と関連があるかもしれない。
蛇は毒を持つことから、破壊者の意味を持つ。また、地上と地下をつなぐあの世からの使者とも。
シュウダとは、ナミヘビ科ナメラ属に分類される蛇のこと。強い臭腺を持ち、悪臭を放つことが特徴。死臭の暗示だったりしませんよね…

ココロトープ考察

灰病の治療のために病院を転々としていて、自由に外に出られないことから、「白き牢獄」と表現していると考えられる。
ココロトープが灰色なのは、生きることを諦めていることで、世界に色を感じなくなった心を表している。
拾うことができる止まった懐中時計や悪夢の実、五寸釘も死を連想する。黄金の生糸は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」からであろうか。
伶那のココロトープ第一層「出会いの海」と対になっている生前の記憶より作られた第二層「別れの海」、
伶那のココロトープ最深層「決意の展望台」を見たことにより生まれたと思われる最深層「誓いの展望台」。
前者は自身の症状を理解し、諦めていたこともあってか伶那との出会いの場の印象が真逆であり嘘をついていたが、後者は嘘をつきつつも伶那と思いは重なっていた。
敵を倒して星に光を灯した時に完成するのは山羊座だと思われる。山羊座は空に開いた大きな口に見えることから、昔の人達はここから死んだ人が天に昇っていくと考えていたそう。

誓いの展望台のマップ構成は決意の展望台と全く同一ではなく、相違点が存在する。例えばログハウスの付近に高台があり、そこからマップを一望できる。YUKが誰とこんな景色を見たかったのかと考えれば答えは……ちょっと熱いんじゃないこんなとこで～！！(KBS)
そしてロケーションの１つである「輝く花畑」では、荒れ果てた世界の隅に鮮やかに光り輝く花が咲いている。AOによると「色々なことを諦めたYUKがどうしても諦めきれなかった大切な何か」のようだ。ちなみに、同じ花がRNのココロトープの最深層一面に咲いている。

不気味な人形：木彫りの人形(RNのココロトープで取得可)に対応するアイテムか。
仮に木彫りの人形＝YUKをイメージした物だとすれば、それを見たYUKによる
「あたしは嘘つきでそんな（明るく笑っている）人間じゃ無い」
という自虐、或いはRNへのアンサーなのかもしれない。

使用曲名<諦念的カスケット>

曲にメスなどの医療器具の擦れ合う音や医療器具を運ぶカートの音が聞こえる。病院という場所で、よく聞く音だったから、強く印象に残っているのだろう。
YUKは病室内での食事が多かったと考えられるので、自分や他の患者の食器の擦れ合う音や食器を落とす音とも考えられる。

病気によって様々なもの(教育、運動)を諦めざるを得なかったYUKにとって文武両道のRNとの出会いは諦めたものを改めて見せつけられた、「諦めの記憶」である一方、年が近い友達との出会いは宝石のようにしまっておきたい「大事な記憶」でもあった。だからこそコフィン(棺)ではなくカスケット(宝石箱、宝箱)というネーミングなのでは。

諦念的
　→　道理をわきまえてさとる心。また、あきらめの気持。断念。

カスケット
　→　（casket）(宝石・貴重品を入れる)小箱、(長方形の)棺

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