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極洋基地ベルスク ~凍て付く戦陣~ - (2011/07/02 (土) 19:34:28) の編集履歴(バックアップ)


極洋基地ベルスク ~凍て付く戦陣~

Ver.2.5追加マップ第一弾。
北極海に面するEUSTの駐屯地で、今までにないタイプの3次元的構造をしているニュード採掘拠点である。
全国対戦に出陣する前に、個人演習でマップ構造を熟知しておこう。
ベース以外のマップ全体は巨大なドームで覆われているために榴弾が届かないと思われがちだが、
ドームに当たり判定はなく砲弾が普通にすり抜けるので砲撃にそれほど支障は出てこない。



詳細

巨大なドーム内に建てられたビルの最上層にEUSTが、南の洋上ターミナル施設の屋上にGRFがベースを構え、
それらをつなぐ基地部が主戦場となるマップ。
基地は中央雪原を挟んで東西に分けられ、大小の部屋と通路やエレベータが複雑に絡み合っているが、
プラントCからみて西4階と東3階は基本的に通過することになる。
ここでいかに敵機を捕捉できるか、捕捉されずに突破できるかが重要となる。

全体図

公式サイトでマップのPDFをダウンロード出来る。

設置施設一覧

  • プラント
5つ。
EUSTコア←約200m→A←約155m→B←約130m→C←約130m→D←約155m→E←約205m→GRFコア
詳細は後述。

  • リペアポッド
10機。
両陣営のベース内に4つづつ、計8つ。
プラント併設のものがBとDに1つずつ。

  • カタパルト
5つ。

  • リフト
7箇所。

  • 自動砲台
北・EUSTベース内、計7基。
南・GRFベース内、計7基。

  • レーダー施設


  • ガン・ターレット
4基。
各ベース前側にGタイプが1基ずつ。
Cプラント南東と南西にRタイプが2基。

  • 破壊可能オブジェクト
Bプラと上層に続くエレベーターの間にバリケードが一枚。

戦術

多層構造のドーム、という割には、高低差で被るのは2重程度であり、通らねばならない通路は2箇所程度に絞られ、ドームは判定なしと意外にスタンダードなマップ。
プラントも最終防衛プラント・前線プラントと中央プラントという配置で、中央争奪の激戦と脇を抜けようとする動きになるのも通常通り。

特徴的なのは、大型リフトとエレベーターである。
高低差や建物内の通路となっているため、ほぼ利用しなければ進軍できない構造となっている。
しかし従来のリフトと違い一定周期で動いているため、待つしかないことも多く、そこを襲撃される危険性も高い。
自動ドアもあるが、自動で開くだけに向こう側が見えない程度である。

あとは半分程度は屋内(屋根付き)であるのと、カタパルトがベース前から出るのしかない、中央プラント付近の広場の形状といったところ。
特に中央プラント付近は、擂り鉢状になってて見通しがよく、下側では障害物がほぼなく、高所からの撃ち下ろしあり、壁一枚隔てて双方にガンターレットRあり、と激戦を煽るかのような形。
その脇を抜けることも可能だが、次に敵前線プラントのすぐそばを抜けなければならない。
前線プラントは防衛ラインとしても拠点としてもなかなかの重要性だが、障害物に隠れながらの占拠も可能。
敵側のを取れれば、敵の奇襲はほぼ潰すこともできる。

まずは激しい集団対集団の中央プラント争奪になる。それをできても次は敵前線プラントが立ちふさがる。
一方で、その脇を抜けプラント奇襲されてバランスを一気に崩される可能性も高い。
カタパルトがベース前にしかなく、エレベーター等の都合もあり、エリア移動以外ではプラント間の移動は早く行えない。
灰色になるまで気づけなければ、まず取られてしまうだろう。
こういった敵側の脇を抜ける動きを潰し、プラント争奪に注力するためにも、センサーが非常に有用。
壁の向こう側に赤いコンテナが見えているか見えていないかでは劇的に対処が違う。

集団戦の一方で、近距離以内の遭遇戦、奇襲戦も多発する。
単純な機動力より判断力や障害物利用がモノを言い、武装よりも積極性がモノを言うマップである。

カテゴリ別一言コメント
強襲:ACの出番はなくはないが少ない。むしろ副武器や近接武装の使い込みが響くだろう。
重火力:集団中央争奪の割に榴弾の有効性は低い。集団戦となれば出番である。
狙撃:プラント奇襲とセントリーガン以外は役に立ちにくい。定点狙撃や施設破壊は射程そのものがまず取れないだろう。
支援:センサーが非常に重要。マイン系のトラップも、ボム系での近接戦・敵排除もかなり有効。近距離以内の戦闘が多発する点も踏まえて武装を選びたい。

プラントごとのコメント

プラントA(6F・EUSTベース前デッキ階段根元)

北・EUSTの最終防衛ライン。
5F-6F-ベースを見下ろすデッキを結ぶ、螺旋階段状通路の途中にある。
5F-6F間階段を登りきる手前付近、6F-デッキ間階段の途中から占拠可能。
前者は窪地にあるため見つかりにくく、後者はベース前の崖っぷち自動砲台を撃ちながら占拠できる。
すぐそばにも自動砲台が見えるが、そっぽを向いており防衛にはならない。
(プラントBからエレベータ・自動ドアを経由し、プラントAを南東から迂回してベースを攻めようとすると撃ってくる自動砲台)

プラントB(中央西側4F・コンテナエリア)

EUSTの徹底防衛ライン。リペアポッド併設。
コンテナが所狭しと置かれた中にあるうえ、東・南に自動ドア、北にエレベータ+バリケード+3F西端から登って来る階段の出口があり、
さらに西にある階段の踊り場から非常に見通しが良い……と、遠近で強襲し放題の配置。
おまけに自動ドア脇の壁裏からも占拠可能。ただし例によって判定が極小で近接武器や副武器の餌食になりやすい。
攻防ともに索敵は必須。赤コンテナの数と大きさと動きから敵の作戦を読むのが鍵。

ちなみに、併設のリペアポッドはプラント南のエレベーターで登ってくる敵機から狙われる位置にあるため、利用の際はそちらの方を警戒すること。

プラントC(2F・中央雪原)

激戦区プラント。
ここを落とせば一気に有利になる、
占拠が2Fからに限られるうえ、吹き抜けを取り囲む3Fのデッキから飛び込みや狙撃が可能、さらに両軍側からガンターレットRが撃ち込める。
吹き抜けは3Fから見れば開けているが、2Fは雪が積もって凸凹しており意外に射線が通りにくい。

互いの敵側ガンターレットR置き場はプラントCを制圧できなければ攻撃しにくい奥まった場所にある。
敵から奪い返そうにも、攻め方を間違えれば延々とガンタレに食われ続けることになるだろう。
ガンタレのリロードにあわせて突入すればある程度のダメージは与えられそうだが、敵機が複数随伴していた場合難しい。
南側にプラントCを迂回する連続自動ドア通路があり、そこを突破して背後からガンタレに接近するのが理想。
状況によっては、この通路の制圧もプラントCを間接的に攻めることと同義になるだろう。
それすらも難しいならば、北側のデッキを走ってプラントB/Dに陽動をかけてみよう。

プラントD(中央東側3F・コンテナエリア)

GRFの徹底防衛ライン。リペアポッド併設。
3Fの占拠可能部分は、積み上げられたコンテナと4Fへの階段に挟まれブラスト1機分程度の通路になっている。
コンテナ上、さらに階段を上った4Fから占拠可能。
ただし、4Fの占拠可能部分は障害物が全く無く、GRF側からの狙撃に身を晒してしまうので注意が必要。

3Fは逃げ場がほとんどない上、コンテナに乗って飛び回る敵機が画面外に飛び出すようになっている。
よって、後方からの近接攻撃やリムペットボム等爆発物による攻撃が非常に有効。
支援ならリペアをかけながら、狙撃なら迷彩をつけて飛び回ることで敵機を引き付ける作戦も。
対策としてはECMグレネードが有効。
2Fの壁に貼りつくようにしても占拠可能だが、他への干渉のしづらさからすぐに占拠が完了すると分かっているとき以外は利用しにくい.

プラントE(東側1F・GRFベース前ドーム出入口)

南・GRFの最終防衛ライン。
エスカレータから続く2F-1F間螺旋階段の下にある。2Fの一部でも占拠可能。
占拠範囲が4分の1ほど階段にめり込んでいるが、それ以外は障害物が全く無く素直な地形。
プラントAと異なり、GRFベースからの見通しが中々良く、狙撃ならば射線を通しやすい。
しかし他兵装の場合、無駄なクレーン等のためにより接近しなければ有効打は与えにくい。

ここをEUSTに占拠された場合、GRF側は流氷ルート・ビル群表ルート・ビル群裏ルートの3経路で攻められることになる。
そのため、突入するEUST機を排除しながら接近という手が取りにくい。
実は、カタパルトをうまく使い分けることで側面とビル裏からの十字砲火を食らわせることができる。GRFは連携して取り返したい。
維持するEUST側は側面攻撃に要注意。

西・EUST戦術



東・GRF戦術




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