石原氏インタビュー徹底分析

石原氏インタビューを徹底的に洗い出しました。

問題点、浮き彫り。

ここでは特に問題と感じた文をぴっくあっぷして引用、それについて解説を加えていく形を取ります。


このページを作ってみての感想。


「あらためて読み返してみると、ひどいね。」


** 引用1 **

(竜宮小町、及びジュピターの登場理由についての問いの中で。)
これは、『アイマス』というゲームが基本"萌え"ではなく"燃え"の要素がないと、どこか"らしく"ないというか。
戦いの中で生まれる友情が愛情に変化していくのが、『アイマス』なので"燃え"は外したくないんです。

  • (誤認1)
……すみません、それ、初耳なんですけれど。えっ ? そんな要素ありましたっけ ?

つまり、燃えが萌えにつながっていくのがアイマスであり、それがアイマスらしさであると。
で、燃えがないとダメだから萌えを削って燃えを入れたと。
最終的に燃えは萌えに変わるから、アイマスの「萌え」の面白さは変わらないよ、と ?
根本的に思い違えているようですけど、そんな少年漫画みたいな展開はアイマスらしくないですよ ?
おそらくこれは彼のみの認識であり、現に石原氏がシナリオに関わっていない箱版までとSPを比べてみればよく分かります。

  • (誤認2)
「燃え」って、「萌え」に変わっていくものでしょうか ?

例えば今までのアイマスで、代表的な「燃え」はオンライン対戦、「萌え」の一例はあずささんですよね。
オンライン対戦の「燃え」が、やがてあずささんへの「萌え」に変わっていくなんてこと、ありましたっけ ?
対人戦を勝ち進んでいくにつれ、その対人戦の「燃え」はあずささんの愛情に変わっていくでしょうか ?
あずささんへの「萌え」は、ひとえに彼女の魅力と人徳によるもの。オンライン対戦の「燃え」からの派生じゃない。

「燃え」と「萌え」は、まるで別物。イコールでは結べません。
アイマスというのは、「燃え」と「萌え」が同時に、しかし独立して存在しているから「らしい」のだと思いますけど…。
また、どちらも楽しむことも出来て、「燃え」を取るか「萌え」を取るかの選択の余地もあったわけです。


** 引用2 **

いままでのユーザーさん向けに、「このアイドルの実力は本物だ…… !」「こいつらのほうが、スゴそうだ」と思ってもらえそうな、実力派ユニットとして竜宮小町を。

  • (誤認3)
特に下線部に注目して下さい。

今まで専属やってきたPから言わせてもらうとね。

あずささん達の実力が本物で、スゴいなんてことは、
今までプロデューサーやってきたこっちはとっくにわかってんですよ。

石原氏が言うように考えるのは「新規ユーザー」です。今までのユーザーじゃありません。

  • (仮説)
それともこの一文は、「今までのユーザーを捨てきるのはさすがに問題だから、いままでのユーザーさん向けにとりあえず出しておけばいいか」という最低の意味で使用しているのでしょうか ?


** 引用3 **

そして、新規ユーザーさんや、いままでのユーザーさん向けに、強力な"敵"であり、多少はムカつけるユニットとしてジュピターを作りました。

  • (下線1と3)
新規ユーザーさんって、ジュピターにムカつくと思います ? 今回、獲得しようとしたファン層がそのように考えるかは疑問ですが……。

  • (下線部2)
そして、「いままでのユーザーさん向け」って、そんなユーザーニーズはありませんから。
少なくとも「プロデュース出来ないライバルキャラとしての登場」なんて、望んでいる人はいなかった。

  • (仮説)
ジュピターを「敵」と明言していますが、石原氏は「敵」と「ライバル」の意味を履き違えているのではないでしょうか ?


** 引用4 **

この"燃え"の要素を残すためということが、竜宮小町 & ジュピター誕生の結論としては最大の理由ですが、……

※ 文の途中ですが、論点が変わるのでいったん切ります。
  • (疑問1)
さて、ちょっと疑問。
「燃えを出すためならジュピターだけでいいのでは ?」
さっきから聞いていても、竜宮小町とジュピターの2ユニットをライバルキャラに据える必要性は全く感じられませんけど ? 片方だけでいいですよね ? ジュピターだけでもインパクトは大きいし、ストーリーも成立しますし。
P不可にしてライバルにする必要性、本当にそこにありましたか ?


** 引用5 **

……ほかにも『アイマス2』の展開は、プロデューサー視点の物語だけでなく、プロデューサーを含めた765プロも見渡す物語も可能にしたいので、最終的にこのような設定としました。

※ 先程の文のつづきです。2つの意味で、意味不明です。
  • (破綻1)
まず、どうして「765プロ全体を見渡したいから竜宮小町 & ジュピターを登場させた」という理論になるのですか ?
話の前後が全くつながっていませんけれど。

  • (矛盾1)
「プロデューサー視点の物語だけでなく」って、何 ?
主人公がプロデューサーである以上、プロデューサー視点以外で物を見る事など出来ないはずですが。
いったい「誰の視点」で、765プロを見渡すんでしょうか ? 「第三者視点で、主人公であるプロデューサーも含めた765プロを見渡す」のでしょうか ?
尚、結局アイマス2では、プロデューサー視点以外で話が進む事は一度としてありませんでした。


** 引用6 **

もともと、『アイマス』は、プロデューサー視点、つまりユーザー視点だけの物語であって、プロデューサーと、プロデューサーに関係するキャラクター以外は、見えなくてもいいという狭くて閉じた世界でした。

  • (翻訳)
引用5で言った通り、主人公がプロデューサーなんだからプロデューサー視点の物語になるのは当然です。いったい何が言いたいのか ?
この文はおそらく、「社長など他の男性キャラが、シルエットのみの登場である事」を言いたいのだと思われます。

で、この文章は、先程の竜宮小町 & ジュピターの登場理由文の続きです。
すなわち。

超遠回しに「ジュピターという形で男性キャラの存在を明確にしたことについての理由」

を説明しているわけ。
表現力レッスン不足なのか、煙に巻こうとしているのかは定かではありません。


** 引用7 **

ただ、閉じた世界のままだと、表現しにくいものがありました。それは、春香たちがアイドルであるということです。
実際にユーザーが生活していて、現実世界でアイドルのCDのオリコン順位を見る機会が増えると「ああ、やっぱりアイドルはスゴイなあ」と感じることがあると思うんです。

  • (翻訳)
またしても何が言いたいのか大変わかりにくい文章なので、日本語訳しますね。

「アイマスの世界のアイドル達にも対しても、現実のアイドルと同じような『スゴイ』を感じてもらいたいなあ」
と言いたいんですよね ?
で、「だからリアリティを追求したかった」ということですよね ?
ランキングとかマニーとかはその方針の1つなわけですよね ?
「ジュピター登場もリアリティ追及の手段の1つ」。そう言いたいわけですよね。

  • (疑問2)
だからと言って、あなたの考える世界を「アイマスちゃん」やあずささん達、そしてプロデューサーに押し付けることが良いことでしょうか ?

アイマスの世界を現実と同じにしてどうするんですか ?
現実と同じだったら、ゲームである意味も必要性もないでしょう。現実と違うからこそ、ゲームだからこその楽しみがあるのに。
誰が現実世界と一緒にすることを望んでいましたか ?
ファンはリアリティ追求なんて望んでいませんし、あずささん達も殺伐とした競争社会なんて望んではいません。 

  • (誤認4)
別に現実世界で「スゴイなあ」なんて思いませんから。
少なくとも、アイマスの世界ではどんなユーザーもそう感じる事はないと言えます。なぜか ?

簡単な事です。
だってそれ、ファン視点での感想じゃないですか。
私達は「プロデューサー」ですよ ? スゴイを感じるのではなく、スゴイと感じさせる立場にいるわけ。
アイマスファンはファン以前にプロデューサーだという事、彼は理解していないみたいですね。


** 引用8 **

実際に自分がこの考えを今後の展開の指針としたのは、やはりニコニコ動画でのユーザー投稿の影響が大きいですね。

だとしたら石原氏は、方位磁針の北と南を読み間違えたことになる。


** 引用9 **

ユーザーさんが世界観を拡張していき、ゲーム世界という閉じた世界から、現実の世界にキャラクターが広がっていくということは、それまではほとんどなかったことなんです。

  • (矛盾2)
さっき「閉じた世界のままだと、表現しにくいものがありました」っておっしゃってましたよね ?
今度は閉じた世界から現実に広がっていった……… ???

  • (仮説)
引用7の言葉と総合すると、石原氏の言葉は「今度は自分の好きな方向へ世界を拡張していきたい」と言っているように聞こえます。
意図はどうあれ、現実世界に浸透したキャラを切るような真似をすれば、拡張していた世界の礎は崩壊するというのに……。


** 引用10 **

これには驚いたと同時に、さまざまなメディアで活躍させるということが、アイドルというキャラクターを最大限に活かす方法論で、そして、それこそが春香達にとっても、最大の望みなのかもしれないなと、思うようになったんです。


このくだりには驚いたと同時に、失望を通り越して絶望しました。本当にがっかり。


  • (翻訳)
この文章をわかりやすい言葉に言い換えますね。
「さまざまなメディアで活躍させるということが、アイドルというキャラクターを最大限に活かし、アイマスで多くの利益を上げるための方法論。そしてその方法論こそ、春香達の望んでいるものだと思った。」

どうして石原氏の考える「金儲けの方法論」が、そっくりそのままアイドル達の望みになっちゃうのでしょう ?
……愛着、ないんですね。金儲けの道具であり方法としか考えていないんだ。

  • (矛盾3)
「さまざまなメディア」の中に「アイマス2」は含まれていないのでしょうか ?
方法論すら活かし切れておらず、もう言っていることが支離滅裂ですよ……。


** 引用11 **

ただ、竜宮小町というユニットに関しては、単純にクロスメディア化の旗振りだという立場からではなく、『アイマス』のキャラクターと8年間も付き合っている、キャラクターのお父さん的立場からも"そろそろ、アイドル達の成長を1歩進めてあげたい"という親心と、アイドルたちからの「いい加減、ほかのこともやらせなさいよ !」という圧力も感じつつ、このような設定にしたというのが、素直な心情です。』

  • (矛盾4)
1歩先にデビューさせて、後にPのユニットやジュピターに負かされる存在にする事の何処に、親心を込めているわけ ?
何が親心 ? 何が成長 ? さも「彼女達のため」なんて言い方していますけれど、結局、最終的に何が彼女達のためになるのか、まるで理解していない。

第一、あずささん達がやりたいと言った「他のこと」って、何でしょうか ? 妄想で話を進めるのやめていただけませんか ?
NPCとして先にデビューすることがしたいとでも言ったというのですか ?
あずささんが何のためにアイドルになって、Pにプロデュースしてもらえなくなる事がどういう意味を持つとか、わかってます ?

  • (仮説)
まさか、「ゲーム中からあの4人を卒業させることが親心」とか言いたいわけじゃないですよね ?


** 引用12 **

伊織も、グズグズするのは嫌いなタイプなので、上昇できるチャンスは逃すわけがない。
あずささんは自己犠牲精神のある人なので、皆が困っていたら絶対に立ち上がるはず。

  • (矛盾5)
竜宮小町としてのデビューは上昇のチャンス。
じゃあ、誰が何に困っていると言うの ?

誰が「上昇できるチャンス」を与えられて困ると言うのでしょう ?
売れないアイドルさんが上昇のチャンスをもらって、困るなんてことが有り得ますか ? 水瀬さんは困らないのに、他の人は困るというの ?
あずささん達について理解していない以前の話、人間の心理からの矛盾。

あなたがあずさを語らないでくれますか ?


  • (破綻2)
第一、「自己犠牲精神があるから」なんて、理由にもなっていない。
そんなの誰だって持ってます。SPのストーリーやればわかりますけど、プロデューサーですらね。
あずささんである必要性が全くありません。


** 引用13 **

このことに関しては、伝聞形式で伝わるのがイヤだったので、東京ゲームショウという多くのゲームユーザーの耳目を集める場所、そしてファミ通さんにお願いして、なるべく公式の意見が多くのユーザーの目に触れる場所で言いたいと考え、このタイミングでのお話と なりました。さらっとこの情報を言うと、逆にこの情報を後ろめたい雰囲気に取られちゃうかなと思って。

  • (矛盾6)
9月9日の時点でファミ通紙面等で既に発表があり、インタビュー中でもそれに対して反応があった事に触れています。

  • (矛盾7)
東京ゲームショウではジュピターの参入が主。竜宮小町についてはたった一言でしたけれど。
9日の発表も、気付かない方がいる程ひっそりとこっそりと淡々としたものでした。

  • (矛盾8)
坂上氏はステージでさらっとぽそりと言ってランナウェイ。石原氏も何の感慨もなくさらりと言っています。

  • (誤認5)
第一、その程度のことで後ろめたくなくなると考えている時点で読みが甘い。
P不可という事がどれほど大きな意味を持っているか、まったく理解出来ていないと言わざるを得ません。


** 引用14 **

伊織、あずさ、亜美、律子を好きな人たちが、イヤな気持ちにならないようにも、僕は同時に、伊織たちの新しい活躍も期待してほしいということを、多くの人に伝わるようにしたかったんです。

はい、注目~。
では、イヤな気持ちになった人、簡易投票フォーム作りましたので投票お願いします。
選択肢 投票
この一文で最悪の気持ちにさせられました  (165)

  • (破綻3)
理由になっていません。
なんで「新しい活躍に期待すること」が「プロデュース不可の許容」につながるのか。全くの別問題です。

  • (矛盾9)
そして、何が新しい活躍なのでしょうか ? 新しい活躍なんて何一つ提示してはいませんよ。
竜宮小町としてのデビュー………サブキャラ降格だけでは飽き足らず、踏み台扱い、引き立て役扱い、そして著しく少ない出番。
これのどこが活躍なのか。活躍どころか真逆でしょう ?


** 引用14 **

実際に、竜宮小町のPV(プロモーションビデオ)を観れば、皆が「竜宮小町、かわいくね ?」と言ってくれると確信しています。

  • (破綻4)
先程述べた通り、それとこれとは別の話です。
どうして「可愛いPVだからプロデュース不可を受け入れてくれる」という思考に至るのか疑問。


** 引用15 **

彼女たちは彼女たちで、必死に自分の選んだ道を実現しようとしていることが、彼女たちのことが好きな人ほど、PVを観た瞬間に理解してくれると思っています。

  • (人質作戦)
つまり「容認出来ない奴はファンじゃない。彼女たちを好きじゃない。」と言いたいわけですか ?

聞きました ? 人質作戦ですよ !?
「彼女達が決めたことだから」という言い回しなら、彼女たちのファンは矛を収めざるを得ないですよね。
「理解出来ないファンが悪い」と取れる言い回しは、納得させるどころか火に油です。

ちなみにこの後、もう1箇所「彼女たちが決めたことだから」と強調している文章があります。

また、彼の作ったシナリオで彼女達は自分の選んだ道を阻まれているのですが ?



** 引用16 **

ただ何をどう言っても、男女の仲に関して、男性は所有欲を、女性は関係性を重視すると言いますが考えかたによっては竜宮小町を所有できなくなったと受け止められることもあり、そういったユーザーさんに対しては、期待を裏切った形になることは重々承知しています。
また、「プロデューサーと担当アイドルという関係性の付き合いをしたかったんだ」というユーザーさんをガッカリさせることは自覚しています。

「ユーザーのことを何も考えずに作った」と公言しているに等しい文章です。

  • (破綻5)
男女の仲として関係性は出来ない。アイドルというプロデューサーという関係性も出来ない。
じゃあ一体なにが出来ると言うのか ?
アイマスからこの2つ、特に「アイドルとP」という関係性を除いてしまったら、何が残ると言うのでしょう ?
その残渣は在来ファンを満足させるに足る価値があるでしょうか ?

ほぼ全てのアイマスユーザーは、「アイドルとP」「男女の仲」…この片方あるいは両方を目的にアイマスをやっているわけ。

「そういったユーザーさん」が、ほとんど全員なんですよ !!!!!

  • (下線1)
自分の理論が正しい前提で話を進めています。つまり前提が正しくなければ文章の全ての意味が崩壊するわけで。

  • (下線2)
所有欲 ? 関係性 ? 馬鹿げている。それ以前の問題。
詳しくは引用17で述べますが、誰も築ける関係性の『質』についてなんて言っていない。質的ではなく量的な問題。

  • (下線3)
そういう考えかたこそが普遍的であったという事、今では理解していると信じたいですね。
ほんとうになんにもわかっていない。


** 引用17 **

だけど、プロデューサーとアイドルたちとのさまざまな関係性を描くのが、ユニットシステムを採用したゲーム『アイマス2』での、ひとつの視点なので、いろいろ言いたいことはあると思いますが、彼女達の新しい関係性を楽しみにして、そして、楽しんでいただきたいと思います。

  • (破綻6)
だったら何故、「関係性を築く機会そのもの」を削ったのか。

別に私達は、関係性の「質」が変わるのはいいんですよ。
それによってあずささんの新たな一面を描けるのは事実でしょうし、色々言いたいことがあってもプレイするまでは黙っていますよ。

しかし、問題は「質」じゃない。その築ける関係性の「絶対量」が減ったことが問題。
「絶対量」は「あずささん達との接点」と言い換えてもいいです。自分が直接プロデュースすれば、当然ながら彼女達との接点もそれだけ大きくなります。
ならば新しい関係性を生み出す素となる、「彼女達とコミュニケーションを取る機会」そのものを奪ってどうするのか。

その「接点」がプロデュース不可という形により、「前作と比べて」大きく減少した。
いくら新しい関係性と言おうと、その根本となる「接点」を減らしてしまっているのだから、どんな質の関係性にせよ、築ける関係・彼女達との絆はそれだけ疎遠なものになってしまいます。
前作と同等かそれ以上の水準を維持しなければ、それは「進化」ではなく「退化」です。

関係性の質なんて問題じゃない。
問題となるのは、築ける関係性の量 !! その度合い !!!

新たな関係性でも、量が激減したら意味がないのよ !!!

Come Again !!!!!


  • (矛盾10)
実際問題、アイマス2でどんな関係性が描かれていたかを一言で言うと、「他人」ですね。
アイドルとプロデューサーという関係でもなく、友達やまして運命の人という関係性でもなく。単なる顔見知り、知り合い、よそのユニットのプロデューサー。

つまり、結局関係性の質にも問題があったと。 (あずささんの場合ね)
特に星井さんルートの53週目は、前作を知る一途なあずさファンにとってはやるせなくて悲しい事この上ありません(某専属Pは発狂して即リセットし、データ消去)。
いくら出番が増えていると言っても、それは小町ファンのために増やした出番ではないのです。
秋月さんは同僚としての面が描かれていた分まだマシですが、それでも関係性の量的問題については解決を見ていません。


** 引用18 **

ただ、ディレクター以下、愛するキャラクターに、「また別の見せかたをさせてあげたい !」という気持ちは、そう簡単に消えるモノではありませんから、いろいろな手段は考えていきたいと思います。

  • (矛盾11)
愛娘を手酷く裏切ることを「愛」と言うのか ?
どうやら君と私達とでは、そもそも言葉の概念からして異なっているようだね。

  • (仮説)
初めからキャラ愛など存在しなかったら、気持ちの消えようもありせんけどね。ここまでの矛盾があると、言葉の信憑性など最早皆無です。


** 引用19 **

特に扱いに差をつけるつもりはありません。ただ、ファーストシーズンではなく、つぎのシーズンでの発表にさせていただく予定です。これは単純に、一気に13枚もCDを出しても、ひとりひとりの印象が薄まるかな、と考えただけで、深い意図はありません。

  • (虚偽)
同じ765プロの一員でありながら、こうも差別されたあずささん達を前にしての言葉とはとても思えません。
プロデュースが肝のゲームでプロデュースさせない。CDはすぐに発売しない。ユニット選抜レースでは投票権すら与えない。
ここまで露出に差をつけておきながらのこの発言です。

  • (下線2、4)
それが今回裏切る形となったユーザーにとって、最適な戦略でしょうか ?
深い意図は持つべきだったように思えますが。

  • (下線3)
ゲーム中でNPCにして印象を薄れさせておいて、それを言いますか ?
それは「他の9人の印象が」でしょう ? 結局、「愛する」と言っても、彼女達への愛なんてかけら程も感じられません。


** 引用20 **

ネットでは竜宮小町に関して、いろいろな意見が飛び交ってはいますが、竜宮小町のメンバーがそう簡単に消えるようなアイドルではない ことは、ユーザーの皆さんのほうがよくおわかりだと思います。

  • (矛盾12)

語るに落ちるとはまさにこのこと。

「そう簡単に消えるような」って言ってますよね。
ということは「竜宮小町を消し去ろうとする、何らかの動きがあった」という意味になりますけども。
…あら ? さっきまで「竜宮小町は彼女達の新しい活躍」という意味で喋ってましたよね ? 意味が真っ逆さまなんですけれど… ?

  • (翻訳)
いいですか。この文章を意味が通るようにすると、
「つまり石原氏は本心では、プロデュース出来なくする事、CDをすぐに出さない事が、彼女達にとってデメリットであると自覚・認識している」
ということ。
「新しい活躍」だの言っても、結局それはうわべだけ。本心では全て理解していることを示唆する文章です。


** 引用21 **

かわいがってあげることのできる機会、応援できる機会は、『アイマス2』というゲームだけに留まらない、大きなくくりの中で作っていきます。

  • (矛盾13)
今回、アイマス2では「かわいがってあげることの出来る機会」が奪われているというのに、「ゲームだけに留まらない」 ?
すみませんが言っている意味がわかりません。日本語にそんな文法で使える言葉は存在していなかったかと……。

  • (仮説)
それとも、「もうゲーム中では永遠にサブキャラ降格ですが、他のメディアでかわいがる機会、応援できる機会を作っていきます」という意味で言っていますか ?


** 引用22 **

"プロジェクトアイマス"に関わるいろいろなスタッフの願いは、765プロの皆を輝かせたいことだし、そして、ユーザーの皆さんには春香のプロデューサー、千早のプロデューサーではなく、765プロのプロデューサーになって、自分たちといっしょに彼女たちを盛り上げていってほしいということなので。』

  • (翻訳)
前半部の言葉の信憑性については今更言うまでもないとして、問題は後半部。
石原氏の言葉、このように翻訳すると理解しやすいと思います。
「みんな仲間なんだから、自分の好きなキャラがプロデュース出来なくなっても同じなんだよ。」

…そうでないと言うならば、一体どういう意味でこの発言に至ったのか。理解に苦しみます。
同じだったら「好きなキャラ」なんて言葉は生まれないんだよ。


** 引用23 **

(オンライン対戦廃止理由を問われて。)
いろいろな事情があって実現するのがきびしかったこともあるんですが、何よりアーケード版の『アイマス』ユーザーとは違って、家庭用のユーザーさんはオンライン対戦より、アイドルとのコミュニケーションをより楽しんでいるというアンケートなどの事前調査での結果も重複しています。"戦いたい"という方もいるんですが、戦って負けることでストーリーが進まないことを嫌う方も同時に多くいるわけです。

  • (下線1)
「いろいろな事情」を説明しなかったから、当時更に批難が集まったわけで。
そして結局、オンライン廃止の理由はその「いろいろな事情」にあった事が、坂上氏の答弁で明らかになっています。

  • (下線2、3)
「アーケード版から続けて家庭用も」というユーザーさんの存在はどこにいったのでしょう ?
そして「家庭用ではのんびりコミュを。シビアな対戦はアーケードで」って使い分けていたら、そういうアンケート結果にもなりますよね。

  • (下線4)
だから家庭用はオンラインとオフラインの切り替えが出来たのでは ?


** 引用24 **

(ジュピターの登場理由についての詳細な説明の中で。)
でも最終的に考えたのは、プレイヤーには男の子が多いので相手が女の子だと憎み切れない、ということでした。

  • (疑問3)
そもそも憎み切る必要がありますか ?
誰が「競い合う相手を心底憎みたい」なんて言いましたか ?
なぜ憎まなければならないのでしょうか ?

それと私の場合、あずささんに酷い事をする者は性別に関係なく憎み切れますから。
…そう、だから石原氏を憎み切ることだって出来る。……憎みはしませんけどね。そんな負の感情はアイマスに不要ですもの。


** 引用25 **

また、別の側面として考えたのは、ライバルアイドルはある意味、オンライン上の別のユーザーのように、プロデューサーのライバルでなければならないということです。
でも、ジュピターがイヤなキャラクターというわけではありません。あえて言うなら、妬みたくなるキャラクターと言いますか。"ただしイケメンに限る"みたいな、「はいはい、よかったですね !」という方向で、ライバル感を出そうと思ったんです。

  • (疑問4)
妬みとは「自分より優れた物」を持つ人間に抱く感情だよ。
だが、それを彼等は持っているか ?
今までアイドルと二人三脚で苦難を乗り越えてきた我等に匹敵する能力を。愛情を。経験を。そして絆を持っているか ?

「ライバル」は二者が同格である時に用いる語だ。
だからこそ、オンライン対戦のプロデューサーはライバルに成り得た。
自分と同じように、担当アイドルを信じ、信じ合って進んできたからこそ、同格と認められる。

ぽっと出の、仕様と設定という偽りの強さのNPCで、代わりが利くなんて思ってはいけないよ。
偽りの強さの者など、我々の目からはむしろ弱く見える。

だからこそ対人戦という楽しみが成立したと思うのですけれどね。





  • 異常……じゃなかった、以上が9月18日当日、ファミ通.comに掲載されたディレクター石原氏の言い訳……もとい釈明文です。
    今ならまだ冷静に見られる方も多いでしょうが、これ、事件当日に発表されたんですよ ?
    結果、石原氏は現在でも「アイマス2の諸悪の根源」として認識されています。

何か言いたくなった方は、こちらのコメント欄にどうぞ。
  • 石原氏の犯行声明についてジュピターの寝取られについてはどう解析されますか?発売されジュピターが空気と知られるまでくすぶっていた問題ですが -- 名無しさん (2011-05-30 08:37:45)
  • 当初から坂上総合プロデューサーが「寝取られはない」と強調していたので、ここでは扱いませんでした(実際なかったですし)。…まあ、あるないが問題じゃない気もするのですけれど。 -- あずさ専属P (2011-05-31 08:30:31)
  • ただ、そのお陰でアマゾンが荒れましたね。コラの応酬で。 -- 名無しさん (2011-05-31 19:25:25)
  • ああ、ありましたね。いけない、すっかり忘れていました。後で一言どこかに書き加えておきますね。 -- あずさ専属P (2011-06-01 08:23:49)
  • 清々しいほどに忌々しいな、この人のせいで他のスタッフで悪い人がいるのかどうかわからない -- ダンデメオン (2011-08-03 17:15:34)
  • えっ、この文章全部が1日で・・・?信じられん。よくもまあ未来への遺産をブチ壊しにしといてこんな詭弁を並べられるものだ。ま、芋の煮えたもご存じない痴漢が晩南無にいる限りはアイマスは良くならないな。 -- 東海道本線P (2011-11-11 02:01:18)
  • 久しぶりに来たが、やはり気分を害する。この会社には上に立つべき人間が他にいないのか? -- 名無しさん (2011-12-31 02:18:16)
  • ↑新作でもしっかりと関わってるので多分いないみたいです。石原はアイマスから出ていくか人生を一度見つめ直するべきです。本当にありがとうございました。 -- アミリP (2012-11-05 01:06:13)
  • 今年の2月13日に更新があったようだけど、管理人は生きているんだろうか。 -- 名無しさん (2017-07-21 23:24:14)
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最終更新:2021年10月20日 07:58
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