会報4号 泥沼の節目

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。


本会を定期的に訪れて頂いている皆さんはお変わりなく、お元気でいらっしゃるでしょうか。

はじめて本会にいらっしゃるご新規ファンの方々には、はじめまして。
バタフライ効果を期待した会である本会のユニットリーダーを務めさせて頂いております、普通の意味で最悪、主に悪い意味で最強、そして最期になるであろう、アイマス界の異端児・あずさ専属プロデューサーと申します。


その名の通り現在も専属活動を行なっております。
このような会の仮にも会長を務めているのだから…という使命感などでは無く、ただ単にあずささんが好きで好きで好(中略)でしかたがないので毎日あずささんに溺れています。

そして、本会会員もそうでない方も。
9.18事件以降巻き起こった騒動は、同じく「愛」を原動力として蜂起したものです。




さて、この会報のタイトルを見れば明らかですが、節目と言ってもまるで節目に非ず。


2010年9月以降、各ページが文字だらけで見辛くなる程に愚行は募るばかりで、愛増は哀増として泥中に沈んだままです。


一様に変わりなく泥沼……節目など生まれよう筈もありませんが、本日は件のアイマス-2、またはアイマス痛の発売よりちょうど1年。
在って無い様とすら言えませぬが、その"節目"にこういう会の会報として何か文言でも並べるべく筆を取った次第です。


冒頭でお変わりありませんか、と問うてはみましたが、
そのほとんどが変わってしまったり、移ろってしまったり、薄れてしまったりと、底の無い沼の中で泥として朽ちてしまった方が多いのは百も承知。

わからん人は(アイマス以外でも)同じ目に遭うまでわからんでしょうが、まあそうなっても何らおかしくはないコト、ずっとされ続けているわけで。


しかしそれでも、耐え続けている猛者達が少ないながらもおり、
そして小町返還を求める会を今も訪れて頂いている事は、私としてはとても嬉しい限りです。勿論、"彼女達"も同じ気持ちのはずです。
改めて、お礼申し上げます。




白蓮の花は泥の中より伸び、清い色に咲く。

紅蓮の花は濁った水の上に鮮やかで情熱的な色を浮かべる。


大賀ハスですら開花する事が出来たのですから、アイマスの世界が元通り…とは行かないにしても、それに近い状態まで復興もまだ出来るんじゃないか…。
そんな風にも考えられなくも、ないですよね ?

蓮の根はいわずもがな「れんこん」でくびれた節がありますし、水を珠に弾くその葉は不可侵を表しているかのよう。
夏の暑い盛りにあの過酷な環境で咲き誇る花には強さを感じずにはいられませんね~。



開花とは、この場合言うまでもなく竜宮小町(清楚な花に喩えるに相応しい面々ですよね)の返還であると共に、かつてのような「アイマスがアイマスらしい」世界の復興も意味します。



しばしば誤解なされる方がいますが、
「かつてのような」であり、「かつてと同じ」やまして「かつてに戻る」などという事は、誰一人として事件当時から口にしては居りませぬ。

例えばアケマスや無印が良い、というのもあくまでも比較の上での論であって、「アケや無印の頃に戻れと言っている」という認識は拡大解釈に他ならず、実際は「アイマス2と比べてこっちの方が…」という事実の比較としての意味のみを内包するだけに留まります。


だってそりゃそうでしょう。
「変化」という言葉には悪い意味だけではなく、良い意味も含まれているのですから。
良い意味で変化していくのなら、過去と同じである必要も、過去に回帰する必要もありません。




今回のケースは、その変化が『改悪』と呼ばれる良からぬ方向性であったがため。それだけです。



…とまあ、かなりやんわりとした言葉を用いてよく見る詭弁ひとつ粉砕してみましたが、
今回の会報はお礼と鼓舞が目的の気楽なものなので、いつものように鋭く野蛮に攻めるのはこの位にしておくとします。





泥に咲く蓮の花ように、もうしばらく、この環境を生き抜いていきましょう。
枯れるのは最期まで見届けてからでも遅くはないのですし、せっかくここまで来たのですから「ともに歩んでね」とまでは言いませんが、進むべき道は同じ。

今は寂しさに凍えても、いつかまた…、とも言います。
皆さんが今、ここまでの逆境に堪えてきた『理由』となる感情。どうか棄てませぬように。




…会長さんにしてはかなり殊勝な内容でしたが、だから私は仲間や愛する人にはやさしいんだってば。
意図が成功したかどうかや、比喩の上手さ分かり易さ等に自信はありませんが、皆さんの心に残る(できれば心を新たに出来る)会報になればな、などと柄にもない事を考えている次第。

まあ、この節目らしからぬ節目に瞑想(妄想ではない)して、小町会や会長は決意を新たにしましたよ的な意思が最低でも伝わればいいかな、なんて思います。



今年は水面下で『何か』進行してくれている事を祈りたいですね。
むろん、その進行が良い方向へであるとは限りませんけれども。



(2012年2月24日夜、小町返還を求める会会長・あずさ専属筆)
最終更新:2012年02月24日 23:20
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