七夕の夜に最初の放送が開始されたアニメ・アイドルマスター。
正確には七夕の夜って7日いっぱいだよね、8日2時をそうは言わないとツッコミを入れたくなった方も多いでしょう(余談)。
本ページではそのアニメのツッコミ所や懸念される問題を10個の着眼点としてぴっくあっぷ。
例によって長文ですが分かりにくくはないかと。
尚、ここでは10話までに見られた事象を扱いました。
アニマスは2クール26週の予定、現在進行形の物なので今後の加筆・修正等があるかもしれません。
また、皆様の情報提供により追記出来る部分もあるかと思われますので、宜しければ備え付けのコメント欄より情報等をいただければと思います。
アニメも全て終了しましたが、結局要点はこの10項目で十分事足りました。
たった10話で全て見抜かれるとは……しっかりして下さいよアニマススタッフさん(スーパーバイザー除く)。
10話以降、最も変わった点は着眼点5の対象ファン層関連でしょう。その他各所に微妙な補足を施してあります。
最後になりますが、アニメ終了までコメント欄にて情報提供頂き、本当にありがとうございました~。
・ とりあえず、はじめに。
アニマスは一言でまとめると、結局どうなのか ?
石マス監修が明らかとなっているアニメ。当然、その魔の手やら毒牙やら陰謀渦巻く内容になる事が懸念されています(進行形)。
しかし、決して悪くはないです。
比較的マシなコンテンツとして小町会認定してもいいくらい。
「何と」比べて比較的と言えば件のアイマス2なので微妙な言い回しですが、(現時点では)ゲーム本編より遥かにマシであり、在来ファンが細かい事を気にせずあくまで番外編として見るならば、なんくるない内容であると言って良いでしょう。
…はい、そういう事です。
色々と太字になっている部分を中心に本ページは展開していきます。
着眼点1 「改悪」~~~ キャラの性格・個性とその描写
本サイトでねちっこく言及してきた、おなじみの石マス性格改変と描写の問題。
シナリオ筆頭の某石原サンの発言を見れば分かるように、問題なのは十中八九このお方。
ソレがスーパーバイザー(監修・監督)を努めるアニメでも同様の事が起きるのではないかと懸念されていましたが……
……やはり、ないとは決して言えません。
が、錦織氏のおかげなのか無かった事にしたいのか、いくらか中和されており本編ほど強烈で酷い描写は無くなっています。
純粋な性格改変は2話のおでこはん、9話のあずささんなどが例。一部の性格の誇張は萩原さんのそれ、描写の悪さは9話の双海姉妹など。
しかしまあ、改変や描写はともかく、30分に満たない短時間でキャラの個性を際立たせるという意味では、誇張はまだ理解出来ると言えなくもない…。
と、言うとでも思ったか ?
ここで問題となるのは、「なぜ一部の個性を強調しなければならないのか」という点。
在来ファンは細かい性格を既に把握しているし、無印などでより詳細に把握・再認出来るためその必要はない。
ならば新規ファンのためでしょうか ?
ではどうして、アニメの内容はご新規さん向けではないのだろうか ?
この矛盾は後述しましょう。
いずれにせよ、新規ファンにキャラの性格を誤認させる恐れがあり、また在来ファンへの印象をマイナスに傾ける性質のものでもあるため、量的・質的に比較的少ないと言っても好ましい事ではありません。
性格の完全な把握が難しいのはファンであるこちらも良く分かっている事ですが、やっぱり、ちゃんとして欲しいですよね。
決して、出来ない事ではないのですから。
着眼点2 「矛盾」~~~ 正当化のための後付け設定
理由を後付けしてさも正当な理由であるかのように振舞う仁義無き行為は、シナリオ筆頭の某石原さんが9.18当日に出した、もうおふざけになっているとしか思えないインタビューなどで既に前例があります。
ソレがスーパーバ(中略)、ほおらやっぱりあった。
竜宮小町のデビュー理由(6話)がこれに当たり、
(腹話術の)秋月Pさんいわく、選定の基準は「バランス重視」と「水つながり」だそうです。
設定と現実に欠片程も共通点なし。
- バランスで言えば確かに早熟-標準-晩成タイプですが、結局それだけ。
だったら千早-真-雪歩でも同じ事、むしろVoDaViを補い合う分こちらの方が均整の取れたユニットになります。
あの4人を選んだ説明にはならず、また真美ではなく亜美を選んだ事についても全く以って疑問です。
ファン層となる対象がそれぞれ異なっているという意味でのバランスだとしたら ?
…それはバランスって言わない。
バラバラって言うんですよ ?
結局、ファンが魅力を感じる・感じている最小単位はユニットではなく個人であるため、それぞれ違うファン層をカバーしているからと言ってユニットの人気・均整には必ずしも繋がらない。それぞれ要求性の異なる複数の対象をどっちつかずでいいとこ取りしようとしても中途半端でうまく行かないのが世の常。アイマス2なんてまさにそう。
事務所は別に危機的状況でなく誰も困っておらず、本人から志願したのではなく勝手にデビューが決まっていた。
脊髄反射で知った口を利いたのか、なかった事扱いにしたいのかは知る由もありませんが、どこまでも不誠実である事は紛う事無き事実。
ファンに対しても、あずささん達に対してもね。
知らないなら語るな。
なかった事にするなら初めからやるな。
最善とは即ちこの二手法を指す。
- 水つながりと言うのなら、劇中でも言及があったようになぜ天海春香さんではない ?
そして何故同じ名字の姉ではなく妹なのか。
無理矢理括っているようにしか見えないのですが。しかも名前つながりでなく名字つながりの選定ですかい…。
結局、開発による単なる差別化なのではないんですかい ?
メインヒロインとか言ってたり、イメージチェンジした姉の方だけプロデュース可とか考えるとさ。
着眼点3 「懸念」~~~ ゲームとの食い合い
本会はこんな会ですけれど、何だかんだ言ってもやはり「3」には期待したいわけですよ(している、じゃなくて「したい」ね)。
出来る事ならば、無印以上の内容であって欲しいと思う。
しかし現実的には、無印以上は困難を窮める。特にコミュの量や内容については、これ以上の深みを与える事はほぼ不可能でしょう。
恐ろしい程のシナリオ量と、作り手のPM(パーソナルメッセージ)が見え隠れするキャラの深い部分の描写は既に完成の域に達していますもの。
新たに作ろうにも付け入る隙がない。作り直しても所詮は二番煎じ。
だからこそアイマス2のコミュの少なさ・薄さに繋がったとも言えますが、結局はそこが最重要の着眼点。
やらなきゃ薄っぺらなゲームになるだけ、せめて少ないなら少ないなりに前のコミュを現クオリティでリメイクして、ただ向上させてくれるだけでも無いよりはずっと良い。
さて、このようにキャラの描写はどんどん難しくなっていく訳ですが……、
アニメでそれをやってしまったら、ますますゲームでの描写が難しくなるだけでは… ?
被るんですよ、ネタが。
しかも監修が同じ人。
ゲームでキャラクター1人1人の深みのある描写を詳細に行なう事は感情移入をより強めて「営業の意味」を生み出し、類稀なキャラ愛を持つアイマス界の形成を担ったと考えられる他、キャラの魅力を高める事に大きく寄与したと言っても過言ではないでしょう。
例えばランクアップごとに移り変わっていくコミュなどはその典型例で、プロデュースを始めたばかりの頃はそっけないアイドルさんも、トップへの過程を経る内に徐々に心を開き、信頼+αを寄せてくれるように。最終的にはアイドルとしての商業的な成功だけでなく、人間としての成長や成功、キャラによっては人生の到達点へと導く事の出来る、多面的なサクセスストーリーが完成します。
その内容が深ければ深い程、またプロデュースをした者のみが本当の彼女達を知る事の出来る面が強ければ強い程、アイマスというゲーム、ひいてはプロデュースや周回プレイの醍醐味も増すというもの。
スポットの当て方や時間の都合上どうしても1人を追及する事が出来ないアニメで、せっかくのネタを軽々しく浅い描写でやってしまったらどうなる ?
あまりに勿体無い。コミュ1つ書けるようなネタを活かして薄っぺらな2コミュの出来をどうにかしたら ?
具体例は第5話、あずささんの飲酒。
(ここは殺気を込めて笑顔で読みましょう ♪ ) あずさPなら百も承知の常識ですが、彼女は唯一の飲酒可能年齢でありながら、一度もお酒を口にした事がないという人です。当然、酔った描写などただの一度もない希少シーン。ついでに言うと特に興味もないご様子。それなのに何故、突然自ら進んで積極的に多量に口にしたのか。性格改変にだって含められるんですよ ? お酒デビューを半端な形で描かないでもらえますか ? お酒に対する考え方や次第に酔って行く様とかを描写すれば、ほらコミュが1本書ける。重要なネタをなんと勿体無い使い方にする事か ! 低ランクではガードの堅い彼女、ランクアップCなどと同様にプロデュースしていく中で直接彼女の口から信頼の証として明かされた方がファンにとっては好子になりやすいものであり、そもそもアニメに限らず公式はあずささんの「運命の人を見付ける」という夢を安売(以下略)
ちなみに本会会長があずささんのアニメ内散髪経緯公開を嫌がっていたのもこれが理由。
まあ、あれなら3のために取っておいてある、とも言える内容(の無さ)でしたが。この場合「これで終わり」が最悪。
話が少々偏り気味ですが、これは何もあずささんに限った話ではありません。
勿論、来るべき「3」のためにネタを温存しているというのなら現段階での描写の無さはむしろプラスに働きますが、あのアニメを見ている限り、どうも「描写をあえてしない」ではなく、「最初からする気がない」と言った方が適切のようにも思われ…。
着眼点4 「欠落」~~~ 掘り下げの不足と定まらない目標
アイマス2のゲーム・アニメ共に言える事で、着眼点3とも関連してきます。
特にアニメで「何をしたいのか分からない」という声がある主要な原因がおそらくコレ。
アニマスは良く言えばほのぼの、悪く言えばだらだらの展開です。
「アイマスのキャラをそのまま使っているだけ」という感じの集団劇であり、しかも765プロ全域に焦点を当てたために輪郭がぼやけ気味。
あのアニメは一体何を描きたいのか。
彼女達はいったい何を目標に、何をしているのか。
新規ファンはおろか在来ファンでも、あれだけでは「彼女達の意思」には気付く事が出来ない。
最終的な目標こそ違えど、全員に共通している明確かつ主軸となる強固な意思は「トップアイドルになる !」という事。
みなさん、おぼえてますか~ ?
コレをキャラごとに1人1話使って描き、それぞれしっかり掘り下げて対比すれば「何のために」という部分がはっきりしたものになり、自然とメリハリが利いてかつキャラの魅力を活かせると思うのですけどね。そうすればまだ明かされていない新たな一面をゲーム内コミュ並に描く事だって可能でしょうよー。
おそらく某スーパーバイザーらはこの事を完全に失念しており、だからこそ星井さんの「竜宮小町に入れてもらいたい」など、それ違うだろ ? という本質を外したすっきりとしない目標に焦点を当てる事となる。
2路線は掘り下げが完全に欠落していると言う外ないでしょう。
着眼点5 「対象」~~~ 内輪向け ? 新規向け ?
アニメ化は新規ファン獲得を狙ってのメディアミックスかと思えば、どっちつかずでハッキリしない。
元ネタを知っていると「にひひっ♪」な部分も多く、また「知っている事」を前提条件として展開している(深い描写をしないのなら尚更)事を考えると、在来ファンが内輪で盛り上がる色が濃いのは確かか。
特に8話は究極の内輪ネタ !!
友美さんも石油王も、ご新規さん分かんないから !! しかも在来Pもそれなりにやり込んだあずさP限定、2参入組なんて言うに及ばず !!
(筆者としては並のファン置いてけぼりで愉快でしたけどね)
2のゲーム本編に対しても同じ事を言いましたが、二兎追う者は一兎をも得ず。
標的定めて最適戦略打ち出しましょうよ。例えば、ゲーム在来向けでアニメ新規向けにするとかさ。結局どっちも半端に悪くなるだけよ。
まあ、ファンの反応を見てこれから考えていく、という腹でいる可能性もありますけれども(悪く言えばノープラン)。
在来ファン向けと思われる内容は10話程度までが中心で、それ以降はむしろ新規向けと言った方が適切な内容にシフト、最終話までその傾向が続きました。
これが最初からの意図なのか、在来ファンからの賛辞がビミョーだったからなのかは不明。
かっちり対象決めたのは効果的だったでしょうが、着眼点4の掘り下げが『そのキャラである必要性』という観点から見れば実質的にはあってないようなモノなので、新規ファン向けと言うよりにわかファン向けと言った方が適切か。
例えばラストのはるかさん回などまさにそれ。
着眼点6 「完成度」 ~~~細部の描写
有名な1話の免許証「津子」事件、エンドロール荻原事件。前者は筆者も画像を確認しましたが、これは秋月さんファン怒っても良いと思う。
キャラ愛の強いアイマス界では、それに触れるような行為はご法度。
そのタブーを冒した事の結果は9.18で既に証明されています。つまる所、P不可も差別化もAKB商法も性格改変も、みんなココにあるのよ。
ファンはファンであればある程、極めて細かい描写にもチェックを入れるもの。CGの使い回しも同じ問題、半端に手抜きして半端な出来にされるのを嫌う傾向にあります。
津子事件を受けてなのか後に放送された分では修正され、またその後のストーリーではこれといって問題視されている物はなし。
……でしたが、最終話で久しく登場。またも萩原さん、そして曲名の誤記。有終の美を飾るとはいきませんでしたね。つまんない事で残念な締め方を…。
まあ、あずささんの笑い方と後ろ髪の揃え方についてはそのままですがな(違うんだな。あずささんはああじゃないんだな)。
更にアイマスモバイルのサイドストーリー配信で、無知にも関わらず脚本(監修が書いたのか脚本が書いたのかは不明ですが)が書かれた事が露呈。
あずさある日の風景5のパフェルートでも聞けるような当たり前(しかも割と重要)の事をねえ……。
着眼点7 「監視」~~~ 不穏な動きをする男ども
2話であまとう登場。ゲームに似たシチュエーション & はるかさん突き飛ばし。
「まったく懲りない、悪びれない」の風刺がぴたり一致した瞬間。
10話で今度は全員で登場。「女性ファンお待ちかね」のセリフに筆者大爆笑。
『現実とえらい違いだな、やっぱり仕様か !! 設定か !! つくづく救えないな !!』などのツッコミをされる。
竜宮小町結成を考えるとゲームの内容の再現、または焼き直し、及びもろもろその他(ぼかした言い方~)などをアニメで行なう可能性も考えられ、懸念・不安材料となっています。
彼らは被害者であるとは言え、あまり甘い言葉は公式の趣味を助長する恐れがある(PS3S4Uとかも同じ)ので、きちんと監視してタブーを冒させないようにしていかなければ。
改善すると言うのならそれは良き事ですが、当然「じゃあ初めからやるなよ」とツッコまれるのは致仕方の無い事。
それにしても「まぜるな危険」はどこ行ったんでしょうね ?
2シナリオの再現はなく、その点については一安心。
賢いと言うよりは、学習したと言った方がいいかもしれませんが。
まったく学習していなければジュピターだけでなく小町もかませになるはずなので、少しは考えを改めたのかそれともアニマススタッフだからなのか…。
そういう事で、ジュピターは結局かませ扱いでした。甘党以外空気も変わらず。登場させる意味があったのかは疑問。
現段階では開発費の無駄遣い。今後は無駄遣いじゃなくなるかもしれませんけどね ? (優先順位守れば勝手にするがいいさ)
着眼点8 「材料」~~~ スポットの当て方
2クール26話、1人1話ずつスポットを当ててしっかり作り込むのかと思えば、掘り下げはしない(前述)、高槻さんのターンのようで水瀬さんのターンみたいだったり、竜宮小町かと思えばへたれめがねPと天海さんと星井さんだったり、海のような全員回だったり。
きちんと平等にスポットが当たるかどうかは、「平等」に対する公式の意識や反省を判断する良い材料になりそうです。
注視していきましょう。
やっぱり平等じゃありませんでしたね。ふぅ…。
全員回はまあいいとして、あとはごくごくいつも通り。
公式の自称メインヒロイン御三家を活躍させる・目立たせる・焦点を当てる傾向のアニメ。
彼女達のファンは嬉しいでしょうからあまりねちねちと言いはしませんが、
だからそういうキャラ差別がいけないっての。その積み重ね集大成が小町リストラなんだっつの。
そして、「誰かを犠牲にして誰かを目立たせる」という、いかにも監修路線らしい手法はそのまま。
…おたふくの事を言っているのは言わずもがな。
それとおたふく風邪なめるな。病気は選べ。調べてから設定作れ。あずささんの将来の幸福を奪いかねない症状を招きかねないんだよ成人になってからのおたふくは !! キャラ愛が強いアイマスで以下略 !!!
着眼点9 「選択」~~~ ネタは選ぼう
会報2号にも載せた通り、ハセガワ・アイドルマスタープロジェクトのデザイナー池沢氏は 『やっぱりからかって喜んでるネタがいくつかあって、それは良くないなぁと。』と、Mr.ISHIHARAとは一線を画す真っ直ぐなスタンスでアイドルマスターと向き合っています。
爪の垢を煎じてなんとやら。
例えば5話の72いじめ(エンディングを含めて計3回)を始め、アニメにはやはりイシマス支配下ならではのネガティブなネタが一部に盛り込まれています(ドラマCD始め、昔から石原シナリオはそれが多い)。
この場合、その人を好きな人にとっては長所も短所ですから一概に悪いネタとも言えませんが、だから問題は在来ファンじゃなくて新規ファンがどう感じるかだっての。
あの人は本来、Bサイズの劣等感については自覚的でなく、自らの意識・意思・思考で「くっ」とこぼすことはありません。
そもそも、ああいう生き方をしようとしている彼女は歌以外にあまり価値観も感じていませんからね(後半ではそれ以外の価値にも気付き出しますが、首とお腹の間の部分についてはやはり言及なし)。
いくらファン間に定着しているネタとは言え、新規ファンの方に妙な風潮やイメージを与えないためにも、まずは公式からネガティブを取り除く行動を起こして然るべきでしょう。少なくとも、変に助長すべきではない(これは他のキャラにも言えます)。
アイマスはキャラ愛強いんですから、尚更、ね。
と、警告しておきましたが。そら見たことか。
アニメを筆頭に雑誌などでも公に72いじめを浸透させるから、新規ファン及びにわかファンが「72といえば如月千早、如月千早といえば72」という風潮になってしまいましたね。その結果72いじめが余計に加速する事となり、なんとかの一つ覚えにして小中学生レベルの、「この人達がPしたら絶対千早スパイラル起きるね」と断言可能な様相。
…あのー、からかいおふざけ冗談半分でも、如月さんは物凄い目で見てきますからね… ?
しかも単純な嫌悪ではなく、「不信」「失望」「軽蔑」という痛烈な感情を込めて……。
自分がやられて不愉快な事は他人にしちゃ駄目ですよ、と幼稚園児に諭すような言い方しなければならない現状は、本当に親心から考えて望んだ結果なんでしょうかね。2本編にて子供みたいな言動を取るPさん(
性格改変・違和感を参照)を、忠実に再現しなくてもよいのですよ… ?
ファン層の「悪い意味での」選択・淘汰も一因となっているようですが、
この結果は紛れも無く、
このページに載せた問題発言が生み出した害悪であり、悪びれずに助長する事が何を生むのか……その一例が明確に示されたと言えるでしょう。くっ。
着眼点10 「存在意義」~~~ プロデューサーとは。
何度も言うようですが、アイマスにおけるプロデューサーはイコールプレイヤーであるのが本来の形にして、基本骨格になります。
そうでなきゃアイドルをマスターする『シュミレーションゲーム』じゃないって。
……ないですよね、今。
ゲーム本編はあたかも「プロデューサー」というNPCが話を進めていくアドベンチャーRPGのようで、「プレイヤー」は第3者視点(例えばアイマス動画の閲覧者のような)立ち位置で傍観の傾向が強、アニメはそれが更に顕著で、声まで当ててプロデューサーを登場させました。
ならば、プロデューサーである我等の存在はいったい何であるのか ?
自分達こそが765プロのプロデューサーであり、アイドルをマスターする主語にあたる存在ではなかったのか ?
あずささんの隣でトングを持って肉をひっくり返しているのはへたれっぽいメガネPではなく(5話)、本当なら私達であったはずだ。
そのプレイヤーが傍観者としての立ち位置となる事は何を意味するのか ?
「765プロ全体が主人公」、「全体を見渡す物語に」などとのたまっていたお方がいらっしゃいますが、
ならばその意味は ? 必要性は ? ユーザーニーズは ? その結果起こる問題は ? リスクは ?
プロデューサーを含めた765プロ全体を見渡す、そんな事をいつどこで誰がどのように望んだというのか。
アイドルマスターの最低要素を壊して関係性の量も質も低下させてしまえば、それこそ本末転倒の4文字熟語の典型例ではないのか。
知っておくと良い。
「アイドルマスター」は、英語の文法で言えば『SVO文型』だ。
プロデューサーが、アイドルを、プロデュースする。
このSVOの関係はプロデュースが他動詞である以上揺ぎ無い事実であり、育成シュミレーションゲームである以上その「プロデューサー」はプレイヤーである事が必然となります。
これが『アイドルマスター』が成立する最低の条件。
アイドルをマスター出来ないアイマスなどアイドルマスターではない。
それは「ただのアイドル」だ。
『アイドルマスター』ならキャラを単に出しておけばいいなどの考えはまかり通らない。
リスク、そして「アイマス」が何たるかに考えがまるで及んでいないと言えるでしょう。
……さて、「ただのアイドル」でちょっとピピッと来た方がいるかもしれませんね。
「プレイヤー」と「キャラ」の二者が、現実の「ファン」と「アイドル」という関係性に近くなっている。
そう、2路線はつまりそういう事。ただのアイドルと、ただのファン……。
「2はアイドルマスターじゃない」という声は、この観点から言えば非常に的を射ている考え方と言えるでしょうね。
アニマスは典型的な「アイドル」であり、「アイマス」ではありません。
もちろん、ただの「アイドル」もまた一興であり、「別の楽しませ方」、「番外編」という意味では良い試みと言えます。
しかし、それは本分であるゲームでSVOの3要素がしっかりと形作られていれば、の話。
アイマスがアイマスらしく、代えが利かない面白さを醸しているのは、あくまで「アイドルマスター」。
ただの「アイドル」は派生としては楽しめても、主には成り得ない。…この事、石原氏はちゃんと理解しているのでしょうかね ?
・ 例によってダメ出し圧倒的多数でしたが……
もう一度言います。
悪くはありません。…決して。
例えば、「ケケ、ようやく専門範囲か。見ようじゃないか。あずささんに関しては業界一うるさいを誇るこの私が !! しっかり描かないと餌食にしちゃうぞ ?」なんて息巻いていたイキモノが、『ああ……8話収録分だけはDVD買おうかな…』なんてぐらぐら揺れてるくらいですから(結婚願望の描写は深さが足りないけど、そこまで求めるのは酷か)。
もちろん、新曲も含めてプロデュースの代わりにはとても成り得ませんけれど、だからと言って決して悪いアニメではありません。
少なくとも、どんな否定派でもこれは共通して言えるでしょう。
『アイマス痛よりは楽しめるよ』、と。
肯定派も含め、全体的にちょっとシビアに見られてしまうのは、やはりゲーム本編がああだったせい。
『アイマス』という骨格がしっかりした状態での放送だったならば、もう少し見方も柔らかいものになっていた筈…。
10項目にも渡ってなんかこう違うんだよねズバッて感じでヨロシクちゃんってダメ出ししましたけれど、
全てアニメ特有の問題ではなく、アイマス2路線にある問題である、と明言しておきたいと思います。そこのとこだけ。
コメント欄
本会は、基本的には興味無いけど時と場合で移り気なアニメの見方をしているので(11話以降は全くチェックしていません)、新情報等判明しましたら、この欄や
掲示板にてご一報下さると嬉しいです。
また、筆者は語れる程の知識理解を得ているのはかわいいあずささん限定になるので、宜しければ他のキャラについての詳細な改変や内容についてもご教示頂ければとも思います。
あと、アニマス関連で言いたい事があればどーぞ !
- では10話の876プロ出演の件は? -- 名無しさん (2011-09-24 01:28:21)
- ご存知の通り2のパラレルワールドには876プロのアイドルは出演していません。これだけでDSファンへのファンサービスといえたものなのか。そのつもりならそこのところDSファンへアピールすべきところ告知もなしにゲスト出演。 -- 名無しさん (2011-09-24 01:30:53)
- 2では出ないものを出して矛盾をさらに生み出した挙句876プロのアイドルも出してやったんだからDSファンもしっかり貢げよという石原の魂胆丸わかり。 -- 名無しさん (2011-09-24 01:33:34)
- 相変わらず痛快なコメント、ありがとうございます。パラレルワールドという便利用語には困ったもの、876ファンにとっては出て良かったのでしょうけれど、アニメDVD・BDを買ってもらうためにあえて予告せず、悔しがらせておいて購入を強化するというシナリオが確かに垣間見えるような…。考え過ぎ……じゃあ、ないですよね ? しかし1stと2ndで世界観変えた意味が世界観ごたまぜで全く意味ないな…。 -- あずさ専属P (2011-09-24 20:53:10)
- Pとアイドルは互いに頑張って弱小事務所ながらそれなりの地位を築いて来た。そんなある日、石原プロが金と権力を振りまき強引に765プロを乗っ取る。Pは解雇、社長は海外に左遷、ちゃっかり石原が生みの親気取り。アイドルはグラビアだの新曲連発だの過酷労働を強いられる。果たしてPはアイドルを救う事が出来るのか・・・?おい石原、お前のアニメつまらんからストーリー考えてやったぞ -- 名無しさん (2011-09-25 22:14:10)
- 13話新曲美希のマリオネットの心、練習していた自分REST@RT -- 名無しさん (2011-09-30 01:55:53)
- ダンスあったのは新曲だけ。他の曲は止め絵 -- 名無しさん (2011-09-30 01:56:48)
- 自分REST@RTのコールセンス無し(笑) -- 名無しさん (2011-09-30 01:57:57)
- 予告であった不安要素はロケ地からの竜宮が会場に到着しないこと -- 名無しさん (2011-09-30 01:59:01)
- ギスギスからの励まし役はメインヒロインとメインヒロイン(笑) -- 名無しさん (2011-09-30 02:00:02)
- 連投禁止までこちらで#15のレポを -- 名無しさん (2011-10-14 02:27:24)
- 今回はギャグ回。765プロ総出演の生放送番組 -- 名無しさん (2011-10-14 02:29:57)
- 竜宮の枠を超えた総出演の為、扱いは全員同じ扱いでいいの? -- 名無しさん (2011-10-14 02:31:11)
- スタジオははるちはみき。伊織あずさはやよいの幼稚園収録のサポート、亜美は真美と双子ネタ。双子ネタなのに2準拠の髪で全身タイツだから違和感があるし(幽体離脱もやりました) -- 名無しさん (2011-10-14 02:33:27)
- 響はスタジオへのランナー。しかし途中地点で熊出没注意の看板が「ここどこさー」スタジオには間に合いませんでした -- 名無しさん (2011-10-14 02:34:36)
- 予告のセリフとタイトルはスーパーバーザー様のものによるそうです -- 名無しさん (2011-10-19 19:35:13)
- 情報ありがとうございます。……よし、タイトルを何か皮肉る時に使ってあげよっと。先へ進むという選択、とかゲームと対比するとその選択の結果とか先に進めるのとか大いに疑問ですねー。幸せへ回り道させてせせら笑ってんじゃないんかね。 -- あずさ専属P (2011-10-20 19:39:31)
- 忘れてた。予告とタイトルの件、ソースは徳島のイベント -- 名無しさん (2011-10-20 23:41:07)
- あずささんが活躍すればそれでいいのですか?第三者視点から見直してみては? -- 名無しさん (2012-03-25 18:16:49)
- 似たような事たまに聞きますけど……そんな事どこに書いてあるんですか ??? だーれもそんな事言っちゃいませんぜい ? このページはおろか、このサイト全てにおいてそのような記述は一言たりともありませぬが。着眼点8の追記とか見れば何が言いたいのかはわかるはずですよー。あずささんを『例にとった』部分が多いのは、筆者があずささん以外をよく知らないため。よく知らない事を知った風に語る訳にはいきませんからね。……ほら、君は「よく知らないもの」を既知のものとしたから、事実と君の認識に誤差が生じている。そして君の感情を事実の羅列に過ぎない文章にはめ込み、私の感情・思想であるように錯覚した結果、事実無根にしてそれこそ第三者視点並びに根拠を欠く抽象的にして中傷的なまるで的外れ即ち無意味な疑問を投げ掛(以下略)…という具合に、簡単に切り返されてしまうのがその理由です。わかりづらかったですか ? すみません~…。ならば改めて宣言しておこう。かくの如く記述は本会に一切の記述が無いものであるどころか、むしろ敵視すべき思想であるという事を。……うん、再掲示出来てよかったです。コメントどうもでした~。 -- あずさ専属P (2012-03-25 19:35:38)
- (サルでもわかる補足解説コーナ~) 敵視すべき思想である=本会の記述と正反対の事である。その理由は ? → 着眼点8の追記参照。 それってつまり ? → どのキャラも平等に扱いなさいという事。 要点は ? → 『どのキャラ』もというところ。 (まとめ)小町返還とは不足を等分にしろと言う活動を指し、誰も過分にしろと言っているワケではない。もちろん、本会以外でも同じ事。 -- あずさ専属P (2012-03-25 20:02:01)
- 友人が某レンタルビデオ店でアニマスを借りてきたらしいですが、ちゃんと「あきづきつこ」は「あきづきりつこ」に直ってるらしいですね。 -- 東海道本線P (2012-03-26 01:52:36)
- 情報ありがとうございます~……と言いますか、私は(なぜか)DVD所有してるので自分で確認しておくべき事でした~……迂闊…。ちなみに定価で買ったのは8話収録分のみ~。しかし8話は問題点が一切ないとは……ふ、命拾いしたな(おそらく全ファンで一番うるさい人ここに一名)。 -- あずさ専属P (2012-03-26 20:58:18)
- 「筆者があずささん以外をよく知らないため。」そうだったんですか。知りませんでした。不愉快にさせるようなコメントをしてしまって、すみませんでした。 -- 名無しさん (2012-03-26 21:58:00)
- いえいえ~、誤解がとけたようで何よりです。改めて宣言できましたし、わからない事あればまたどうぞ。本会のすべての文章は突っ込んで聞かれても大丈夫なように作ってありますから(説明か論破かは微妙だけど)。…あ、少し言葉きつかったですか ? 議論や討論では元々こういう喋り方(人呼んで悪魔の囁き…)をする人間なので、こちらこそ、なんか、ごめんなさいね~…。 -- あずさ専属P (2012-03-27 21:50:31)
- 免許証表記は直っていたとのことですが、免許の色とか、表記はどうなってました? 本放送では免許取りたてならありえない表記と色になっていたんですが -- 名無しさん (2012-03-27 22:16:28)
- 私は東海地方在住で、放送局はTBSではなく、TBSから1週間遅れで放送していたCBCだったのですが、免許証はカード自体は白地に青いラインが入っていました。(未成年なので詳しくないのは勘弁してね)。本文の追記にもあるとおり、名前もちゃんと「あきづきりつこ」になっていました。 -- 東海道本線P (2012-04-23 00:28:55)
- あと、CBC放送分でも最終話の花輪にある名前は萩原雪"帆"になっていました。 -- 東海道本線P (2012-04-23 00:39:23)
- 何回名前間違えれば気がすむの?というか2本編でも雪歩が亜美真美を間違えてるんですが。確かサブメン時で10週目の時かな。そしてアニメでもまた…。どういうことなの? -- アミリP (2013-02-03 18:34:32)
- いろんな意味で見ていて辛い文章ですね。古参Pの悪い部分を集めたような人物だと考察できます。アイマスが何だかんだあってもコンテンツとして生き残っていること自体がファン全体の意思だと思いませんか?ここにいる方たちはもはや老害といっても過言ではないでしょうね。 -- 匿名P (2013-03-26 12:37:26)
- 器の小さいやつだな まず文章が気持ち悪すぎる。2chのコピペになりそうなレベル -- 名無しさん (2013-08-11 02:05:11)
- 正直言って、ゼノグラシアの方がまだ「アイマス」してました。いや、「ラブライブ!」の方がずっとアイマスしてましたとすら言えます・・・ -- 名無しさん (2014-08-10 22:16:16)
最終更新:2014年08月10日 22:16