竜宮小町問題

竜宮小町に関する一連の問題は、アイマス2で最も批判の声が集まり、署名運動でも筆頭として挙げられた点です。
そして、現在に至るまで一切の改善も釈明もなされておらず、何一つ進展が得られていません。


※ PS3版でのプロデュース要素についてはPS3完全版の在り様で詳しく解説しています。


問題点1 プロデュース不可が招く害悪

1-1. 在来ユーザーのアイマス離れ

アイマスはキャラごとにファンが付くほど、キャラへの愛情・愛着が強いゲームです。
そして、「アイドルをプロデュースする育成シュミレーションゲーム」であり、「プロデュース」がなければアイドルをマスター出来ません。

アイドル(キャラ)なくしてはプロデュース出来ない。
プロデュース出来なければ何を目的に取るゲームなのかわからない。
すなわちこの2点はアイマスにおけるキーポイントであり、これが無ければアイマスがアイマスたり得ません。

では、そのお気に入りキャラがプロデュース出来なくなってしまった場合、そのキャラのファンはいったいどうするのでしょうか ?
しかもマイナス要素をいくつも同時発表してしまえば、相乗効果でアイマス離れは著しく加速します。
9.18はどうだったでしょうか ? 同時発表されたジュピター参入、オンライン対戦不可、ユニット選抜レース、火に油をたっぷり注ぐような公式文書などなど…。

残念な事に、かなりのプロデューサーの退職とアイマス愛の褪色を招いてしまった事実があります。


1-2. 新規ファンの小町ファン化阻害

アイドルマスターにおいて、「P可能」はすなわち「主人公」である事を意味します。
言うまでもなく、主人公となるキャラクターはそれに比例して露出も高いものとなり、またプロデューサー(プレイヤー)との接点も大きくなります。
彼女達の様々な一面も描かれますし、共にトップを目指す過程の中で、強い愛着も生まれてきます。


つまり、その娘の魅力をアピールするという意味でも、

プロデュースの可否は重大な意味を持ちます。


アイマスの魅力はキャラの多さ、そして良さにありますから、新規ファンへキャラをアピールする機会を作る…すなわちプロデュース可はそのキャラのファンを獲得する事に直結。アイドルさんにとっても絶好のアピールの機会です。

プロデュース不可は、アピールするチャンスを奪う行為に他なりません。
魅力的に映らなければ、ファンになってくれるはずもなく。
彼女達の放つ輝きだけでトップに昇れる程、アイドル道は楽なものじゃありません。その輝きを引き出すためのあらゆる策を講じてこそ、初めてトップへの道が見えてきます。
その役目を担うのがプロデューサーでしょう ? え ? どうなんです坂上氏、大村氏 ?

ここまでのハンデを背負わされて尚、彼女達を「魅力的」と見てくれる新規ファンがいてくれるのは、ひとえにあずささん達の魅力のすごさゆえでしょう。
でも、あれは彼女達の真価じゃない。もっともっと輝く事が出来るし、輝かせる事が出来ていれば、彼女達に付く新規ファンはもっと多かったはず。
もったいない…。


1-3. キャラゲーでキャラ減 ?

以上2点を総合して言える事は、プロデュース不可は需要そのものをなくしてしまう結果を招いたという事。

「彼女達を好きだったファンがいなくなった。」
「新規ファンで好きになってくれる人は少ない。」
では今後、誰が彼女達を「好き」と言って、支えてくれると言うのでしょうか ?

ただでさえ(情熱はともかく)ファン数が少ないと言われているあずささん達4人。その上更にファンを元から断ってしまうような事をして、何のメリットがあると言うのでしょう。
キャラに付いているファンそのものを切り捨て、キャラそのものに付くファンを狭めてしまっては、キャラが肝心なこのゲームにおいては本末転倒と言う他ありません。


なに ? あずささん達にはメインをやる資格がないとでも言いたいわけですか ?
他の9人より劣る存在、とでも言いたいわけですか ?

一部のキャラだけを半端にP不可にする事は、すなわちサブキャラ降格ですよ ?


何のために「キャラが大切」と判断して既存キャラを残したのか、その意味がまるで無い。


問題点2 目に余る扱いの悪さ

前述のプロデュース不可は「扱いに差をつけなければ起きなかった問題」です。
だってそうでしょ ? 扱いに差をつけず、平等を意識してアイマス2を作っていたならば、それこそプロデュース不可だってなかったわけで。
13人全員プロデュース可。それこそがアイマスにおける本来の「平等」であり、そしてそれは多くのファンが望んでいた事でした。

しかし石原氏ら開発陣は、「プロデュース不可」という形でその扱いを不平等にするだけでは飽き足らず、
まるであずささん達に恨みでもあるかのように、次々と差別化する戦略を打ち出してきました。

2-1. ユニット選抜レースの投票権

テロ当日に同時発表されたユニット選抜レース。
このレースは「The world is all one !!」(新曲)のCDを発売するにあたり、CDでそれを歌う歌唱ユニットを人気投票で決めるというAKB商法的な色合いを持つ企画でした。

その候補ユニットは3組のトリオユニット。
……あれ ? 765プロのアイマスガールズは全員で何人でしたっけ ?

同日、竜宮小町のプロデュース不可が開発陣のトップによって正式に(と呼ぶにはお粗末過ぎるが)発表されています。
プロデュース不可。その上アイマス2のテーマ曲と言える「The world is all one !!」をCDで歌うユニットに竜宮小町の選択肢がない ?

これではまるで、「あずささん達はThe world is all one !!を歌う資格が無い」、「アイマスの一員では無い」と言っているかのよう。
あずささん達も含めて『アイマス』というworldがall one !! ではなかったのか。


アイマス2のテーマは「団結」。そして「The world is all one !!」。


 ど こ が ?



2-2. アイマス2本編での竜宮小町の立ち位置…

結論から先に言ってしまうと、見事なまでの「脇役」です。
しかもそれだけに留まらず、初めのうちこそ実力派ユニットとして描かれますが、25週目でジュピターの「引き立て役」扱いを受け、たった1回負けただけなのにIA大賞の望みを断たれたとか訳のわからない設定が付加され(前作はもちろん、今作でも1回負けただけでトップに立てないなどという事はありません)、彼女達のトップアイドルになるという夢は叶わず。それ以降はランキングでも順調に順位を下げ、最後は80位あたりに留まり、プレイヤーが何をどうしようがそれを回避する事は出来ず、もう決められたラストシーン。彼女達がトップアイドルに立てるルートはありません。


「こんなに酷い負け方…」と秋月Pに言わしめる程、圧倒的な大差で負けたそうです。
(30週目に一応は立ち直りますが)「皆の心が折れた」そうです。
台本にわざわざ「竜宮小町ははるかに劣る」と明記してあります。
全員分のつらそうな顔がしっかりとセンシティブトゥーンで描かれております。
周回プレイではこれを毎回見せつけられることになります。周回プレイ前提で作られたゲームです。

実際に戦うと分かる事ですが、ジュピターにはるかに劣るなどは事実無根の誇大な演出で、ジュピター戦はシュガーシャワーフェスどころかシンギングパーク(難易度5)より簡単であり、それこそ楽勝も楽勝の圧勝です。

全体的に出番も少なく、4人合わせてもSPのライバルアイドル以下。特に敗北後の出番は著しく減少し、プレイヤーのライバルとしての立ち位置はジュピターに移ります。
ユニットリーダーとするキャラによってはシナリオに出番が追加される事もありますが、それは「小町ファンのために増やした出番」ではないため、単にシナリオやストーリーを都合良くスムーズに動かすため、あるいはそのメインキャラの一面を掘り下げ・引き立てるための「道具」として使われている感が否めません。

また、坂上氏の言うような彼女達の新しい一面などは何一つ盛り込まれておらず(少なくともあずささんは確定)、その魅力を全く活かし切れていません。


まったくもって疑問なのは、

どうしてこのシナリオで、

彼女達を大切にしているファンが納得できるという思考に至ったのか。


在来ファンを不快にさせ、新参ファンにあずささん達を過小評価させるシナリオ。9.09から見られる扱いの悪さもここに極まれり。
どんなに控えめに見ても、ゲーム本編における竜宮小町の扱いは「最低」と胸を張って言えるだけの内容です。
小町ファンには中古ですら買う価値は無い。


2-3. ステージにすら自由に立てない

一応救済策としてか、本編・S4Uとも彼女達にもステージに立って歌ってもらう事が可能です。
が、あずささん達の活躍を減らす謀略かと疑いたくなるくらい、とにかく制限が多い。

まず本編ですが、クインテットライブに小町を呼べるようになるのは22週目からです。律子…さんはその更に後。
1度クリアしていても、毎回21週目まではゲストとして呼べません。
今作はただでさえチュートリアルが多く、自由にスケジューリングが出来る週は少ない(具体的には46週)というのに。

またクインテットライブは必ず成功するとは限らず、オファーを出しても来ないことがしばしば。
2人選ぶうちの1人を来てくれやすそうな人(ピンクの顔文字ね)にすればある程度対処は出来ますが、そうなると自由にメンバー選択というわけにも行かず。更にライブでの立ち位置や歌うパートを決めることも出来ません。

S4Uも同様の解禁条件です。すなわちS4Uだけを目的に購入しても、購入したての状態ではあずささん達を選ぶことは出来ず、また衣装もアクセも曲もストーリーをプレイしない限り増えていかないので、自由も理想もへったくれもありません。
こちらでは立ち位置の調節は可能ですが、パート分けはやはり不可能。不本意にボーカルを消される部分が出てきます。


問題点3 仮にプロデュースを不可にするにしても…


「何らかの事情」でやむを得ずプロデュース不可にしなければならない。
しかしP不可は扱いに差をつけることになる。それではファンは反発するだろう。平等を保ったままP不可にするにはどうしたらいいのか ?
そうか ! Pできなくても納得してもらえるような、代替策・救済策を用意すればいいんだ !!


なぜそういう思考が無いのか。


好きなアイドルのプロデュースを楽しみにしていたファンに付いてきてもらうには、プロデュース不可にするなら不可にするなりで、何らかの代償が必要になってきます。横着して何も用意しないのならば、当然ファンはついてきてくれる筈もないですし、批判が噴出して当然です。
まして、ファンへの裏切りは確信犯であるとのお言葉を、石原ディレクター殿から頂いているので尚更でござんすよ !

酷いシナリオの撤廃やクインテットライブ・S4Uでの制限の除去を加えた上で、今挙げたような例で彼女達を活躍させていたら、界隈の反応も少しは違ったものとなったでしょう。
少なくとも、あんな騒ぎにまでは発展しなかったでしょうね。


憤ったファンの根源にあるのは、至極単純な感情。
「好きな人を手酷く扱われたゆえの怒り、悲しみ」。それに尽きます。
P不可にするならするで、なぜあのシナリオでなけばいけなかったのか ? なぜその扱いにまで差をつけなければいけなかったのか ?



結局、当たり前のことが出来ていないんですよね。
何か大きな変革をするつもりなら、それにあたってのフォローが必須になります。
例えば、7月4日のライブで明かされた萩原さんの声優交代では徹底的なフォローがなされましたよね。PVを用意し、本人をステージに招き、各メディアでいきさつや浅倉さんの人柄を語るインタビューを幾度となく展開と、納得してもらうための説明がしっかりと行なわれました。

ところが、竜宮小町にはそれがない。

全くフォローがないという事は、ファンの目には「軽視した」「大した問題ではないと認識していた」と映ります。
それがアイマスの肝心要で、ファンが愛着を持っていた部分となれば、批判が噴出しない方が不自然。


アイマス2は「団結」より、まず「平等」を。



4. 9.18までの情報戦略の問題点

情報戦略の問題はいずれも竜宮小町に関連するものであるため、このページで取り扱います。
大きく分けると次の2点となり、いずれも「避けられた危険」です。

4-1. 期待していたファンを大きく裏切る形となったこと

アイマス2の最初のPVが公開された2010年7月3日、4日の5周年ライブ。
3日に発表された1st PVではあずささんがまるで他人事のように「立派なアイドルになって下さいね。ふふっ」と口にし、秋月さんがスーツ姿で登場、更にあずささん達4人のステージシーンがなかった事など、なんだか違和感を感じる内容。ファンは彼女達の続投を喜び、2に期待しつつも同時に不安を口にしていました。
しかし、4日の2nd PVではクインテットステージのシーンと共にあずささん達がステージに立つ姿が放映され、「ああ、なんだやっぱりプロデュース出来るんだな」とファンをぬか喜びさせた次第。

違和感があるにしろPVだけを見れば、確かに今まで通りプロデュース出来ると感じさせるのは納得の内容。
発表の直前まで、ファンは「ここまで出しておいてまさかPが出来ないなんて事はないだろう」と信じて疑わず、
9月9日の発表ですら「いやまさかそんなご冗談でしょう ? やっだなー」、18日でようやく現実を直視するに至りました。

PVでファンの期待を高め、ちょっとずつ情報を小出しにし、それを2ヶ月以上に渡って散々じらした挙句の突然のプロデュース不可発表。
期待を高めておけば高めておくほど、裏切った時の反感は強くなります。
自ら裏切りを自覚しているのならば、このような情報戦略を取ることは自爆テロ以外の何物でもありません。


4-2. 「竜宮小町P可の価値はNPCのジュピター以下」と思わせる発表形式であったこと

「既存キャラを4人も切り捨てた。なんで ? なんのために ?」
ファンがそう感じている所に、新キャラ男性アイドル3人組登場。専用曲とステージシーンまで用意していた。

…これでは「ジュピター参入のためにあずささん達がNPCにされた」と感じさせる事はごく自然であり、「竜宮小町のP可の価値は、NPCの男にも劣る」と言っているに等しい発表方法です。

しかも、男性アイドルなどファンが求めていたものではおらず、その上プロデュース不可のライバルとしての立ち位置。
「求めてもいないライバル、しかもNPCのために、求めていたものが犠牲になった」。当時、多くのファンが(意識・無意識問わず)こう感じていた事でしょう。


仮にそう捉えられたくないのであれば、きちんとそのことを説明すればいいわけであり、何のフォローもせず一切の理由の釈明もないのならば、どのように捉えられようと批判されようと文句は言えません。一方的にP不可だけを告げられ、「納得してくれ」なんて言われても、納得など出来る筈が無い。

これは本っっ当に当たり前のこと。
例えば、『明日から消費税を20%に引き上げます ! ということでヨロシク』などと言われた場合、「はいそうですか」と納得出来るでしょうか ?
まして、ファンはあずささん達にお金で買えないほどの価値を感じていたわけなんですからねっっ !!! (キッパリ)


別に私達ファンを裏切るだけの新作なら、まだいい。

だが、あずささん達4人を裏切る形だった事は許してはならない。


今まで、『誰』がアイマスを発展させてきたと思ってるの ?




5. 仮説あれこれ

竜宮小町がP不可、そして手酷い扱いを受けた理由は冒頭で延べた通り、釈明も説明も一切ありません。
そのためファンは様々な仮説を立てて原因を推測しています。その一例をご紹介。

5-1. ファンの少ないキャラを切り捨てる策 ?

あずささん達のファンとして非常に悔しい事ですが、竜宮小町としてP不可になった4人のファン数が少ない事はだいたい周知の事実。
現実として、かなり辻褄が合っているのもまた悔しい話です。
この説なら「なぜあの4人だったのか」という真の理由(後述)がすっきり説明できますし、「理由を説明しないのは言えないような理由だからではないのか ?」という可能性も現実味を帯びてきます。


…しかし仮にそれが理由であったとしても。
いくらファン数が少ないとは言え、1人につき3000人以上はいるファンを切り捨ててしまうのは果たして良い事でしょうか ?
キャラが大きなウエイトを占めるアイマスで、それが最適戦略となりうるでしょうか ?

特に関連グッズやDLCなどは新規ファンでは客単価が期待出来ないというのに。どう考えてもハイリスクローリターン。
確実に期待出来ない方を取るより、確実に搾取出来る対象を残した方が賢明でしょう。まして、冒険するだけの余裕が今のBNGにあるかどうかは疑問ですしね。


そもそも、ファン数が少ないのは営業努力が足りない……つまり売り方の問題ではないのかね ?
「人気がいまひとつだなあ」って感じているなら、人気が出るようにプロデュースするのが筋。
それが『アイマス』というゲームでもありますし、現に天海さんについてはアーケード時代にその戦略を取り狙いが成功しています。
これを無視してろくな広報・宣伝も行なわず、いつも隅っこの方に追いやっておいてあずささん達に責任転嫁するなど言語道断。

彼女達にはどちらかと言うと少数精鋭のファンが付いているのですから、その精鋭の購買意欲を刺激するような商法を取って然るべき。
生産数や品質をキャラごとに調節するなど、いかにして最適戦略を見つけ儲けるかが腕の見せ所ですよ。

少なくとも、半端な仕事をして今回のような事件を起こし、売上も評判も信用もガタ落ちさせるような事態を招くのと、どちらがマシかは明白ですよね。



5-2. 声優さんの都合 ?

えー、可能性としては非常に低いです。
下田さんの負担、釘宮さんとたかはしさんの多忙などを考えると有り得なくもない説ですが、だったらなぜ素直にそう言わなかったのか。
石原氏インタビューなど、ファンに何とか納得してもらおうと幾重にも弁明を重ねた(逆効果でしたが)文章において、その理由を告げないのは不可解です。

「声優さんの都合が…」。素直にそう言えば、残念だが仕方ないとまだ諦めもつくでしょう。
それなのに何故、そう言わずにわざわざ火に油な文章を展開したのか。

まして製作期間も1年半以上あったわけで、そんなにスケジュール合わない筈がなく。しかも若林さんは謎。
第一、2nd Visionの展開で続投するかは個々の声優さんに再度尋ねていたわけですから、スケジュール面で問題があるのなら長谷さんのように交替があるでしょうしね。


5-3. 予算の問題 ?

アイマス2は2nd Visionの中心的役割を担い、旗艦としての役割を果たすことになるでしょうから、シリーズを引っ張っていく原動力を作り出すという意味でも先行投資をし、予算をかけるのが定石となる筈ですが……。

もしそうだとするなら、なんというユーザー還元率の低い企業なのでしょう。
無印ソフト売上額に匹敵するほどの利益をDLCで上げ、ライブグッズ・チケットは毎回完売、CDは毎回オリコン上位に入るほど関連グッズが売れているにも関わらず、この異常な還元率の低さ。
もちろん、私達はバンダイナムコゲームスがそんなユーザー軽視なドケチ戦略を取っていないと、信じていますよっ。(にっこり)

…「予算の問題説を認める=ユーザーに還元しない企業の証明」です。
更に、次の容量の項目で詳細に述べますが、結局予算うんぬんは真の理由にはなりえません。


5-4. 容量の問題 ?

「容量が足りなかった。だからプロデュース不可にした」事は可能性としてはあるでしょう。
しかし、この考えは以下の視点から理由はおろか言い訳にすらならないと言え、仮にこれが理由だとしても到底ファンを納得させられるものではありません。

  • 否定理由1 ディスク絶対容量について
容量の問題は当然ながら、「13人のプロデュース要素がディスク1枚に入りきらなかった前提」の説です。
しかし、そもそもこの前提からして疑問アリ。

まず、無印のディスク使用容量は4.69GB、アイマス2は4GB。
ディスク使用量はすなわちデータ量であり、無印よりおよそ0.7GB減っているという事は、前作よりデータ量に余力がある事を示します。
そして無印の4.69GBはディスクの「限界容量」ではなく、詰め込もうと思えば1枚のディスクに6.4GBほど入れる事が可能のようです。

これを前提とした場合、アイマス2は2.4GBも空きがあるという計算で。
ディスク容量を大甘に見て6GB、1人あたりのプロデュース要素をこれまた甘く見積もって3.8GB÷9=0.422GBとしても。0.422×13=5.486GB。
余裕で、入ります。


  • 否定理由2 別の手段の可能性について
百歩譲って、本当にディスク容量がピンチだったとしましょう。
ならばそれならそれなりに、別の手段を講じることをすれば良いだけの話であって。
XboxLiveを通した配信や、データディスクを付属させてストレージ機器へインストールさせるなど、容量不足の解決策となる手段は存在します。
事実、アイマスのDLCはディスクに収めず、後から製作・配信して課金によりロックを解除するシステムを取っており、ディスク容量関係なしに展開しています。


  • 否定理由3 (最重要) 『なぜにあの4人 ?』
どーしても、ディスク容量いっぱいで別の対策も取れなかった。プロデュース不可を、やるしかなかったんだ !!


だったら、なんであの4人をチョイスしたのか ?


結局、予算の問題も容量の問題も「P不可の決定」については言えても、「なんであの4人をP不可したんですか ?」という問いの答えには成り得ない。

そしてそれこそが、事件当初からずっとファンが求めていた答えだったわけで。
本当に理由にも言い訳にもならない。



6. 総括

いずれにしても、共通して言える事は

ユーザーの事を全く見ていない、全く理解していない事。


そして、開発陣は自分でアイマスでキャラが大切と言っているにも関わらず、この内容です。


……矛盾もいい所。

竜宮小町のみんなは、大切じゃないと言うのですかい… ?
そんなにあずささん達がキライなんですかい… ?


コメント欄

なにかコメントありましたらどうぞ~。

  • 中の人の都合というのなら、あずさの中の人の(開発にとって)都合の悪い発言に関する記載は?断っておくがあずさに恨みは無いよ -- 名無しさん (2011-05-29 22:22:14)
  • 根拠に出来るだけのはっきりしたソースがないので見送っています。まあ、どちらにしろ、そんな私怨でゲーム内容決める事もまちがいである事は変わりませんけどね。 -- あずさ専属P (2011-05-29 22:39:46)
  • 竜宮小町は、765プロのプレーヤーの選択しなかったキャラでランダムか選んだキャラか竜宮小町もプレーヤーが決められる様にすれば良かったのでは。 -- アイマス3待ち (2012-01-19 19:56:28)
  • バンナムのバカヤロー! あずさねーちゃんほど歌唱力が上手いキャラはいねーぞ。 ぞんざいに扱いやがって(怒) -- キング最高 (2012-10-01 00:33:11)
  • ↑↑ 私もそう思った。今回は本当に酷い。とくに亜美ちゃんといおりんはとくに大好きだったから、もう辛くてたまらない。ただ、小町衣装と曲は結構好き。正直、それしか良いところが殆ど無い。アニマスとG4Uとかも扱いが酷くてもうイヤになってくる。 -- アミリ (2012-10-24 17:22:23)
  • ↑晩南無はきっと「お金だってあれば嬉しいものだわ」って思ってるから、アイマスに力を入れなくても、金さえ入ればそれでいいんだと思う。 -- 東海道本線P (2012-10-26 18:35:32)
  • 新作でも小町不遇がかなり見られる(特に亜美ちゃん)。ロリ組しかやってませんけど酷さがはっきり伝わってくる。リザルト、響やよ真美しか出ない。いおりん、ソロとやよいおデュオ、SMOKYで出てくる。亜美、デュオは真美しか出ない、他の曲は他のキャラばっかり、30回はやって出てきた数1回。ポジとスターは多めにやってるにも関わらずでてきたのは全部真美でした。もう今や真美に嫌悪感すら出てきてる。あずささんと律ちゃんも不遇されてるのかな、と思うと3作で一番良いのはグルーヴィーですわ。だって小町いないもん。まとめると、キャラの差別が激しく酷い作品です(個人の意見)。亜美ちゃんのファンは泣いても良いくらい。 -- 名無しさん (2012-10-29 22:58:23)
  • 長文失礼しました。 -- 名無しさん (2012-10-29 23:00:03)
  • 留守の間にみなさんコメントありがとうございます。まず、キング最高に同感(おい)。差別路線については箱2より一貫してまさにその通り、曲とかはいつもながらさすがのクオリティ維持、その他がダメ=総合的にマイナス。バンナムの路線についてもまたおっしゃるとおりでしょう。真美お姉さんを憎まないで ! 悪いのは蛮大南無子の某開発よ !! 新作買う気が中古でも失せてきた…(現在価格が下がるの待ち)。 -- あずさ専属P (2012-11-01 22:41:12)
  • あれだけ言っといて何ですが真美が悪くない事も悪いのはい(略 なのは分かってます!分かってるのにあんな事言ってしまった事は本当に謝ります(特に真美と妹様と真美Pと二人の親と友達とファンとそれから…)!差別は本当にどうにかしてほしいよ。最近のあかりさんみたいなキャラならともかくさ(可愛そうではあるけど)アイマスキャラで差別されなきゃいけない子は居ないはず。というか居てたまるか。 -- アミリP (2012-11-18 21:06:52)
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最終更新:2012年11月18日 21:06
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