カメラのファインダーを覗け!
登場人物
あらすじ
剣道道場の先生から師範代の様子がおかしいので調べてくれと頼まれた研は剣道道場に通い始め、師範代の様子を探っていた。
ある日の師範代との試合後に師範代を尾行する研。
仕返しでもするの?と尋ねるバリカンに研はカメラを取り出して覗いてみろと言う。
カメラのファインダーを覗き込んだバリカンは師範代がカメラに写っていないことに気づく。
師範代の正体はジュラル星人だったのだ。
彼は町の人間を皆殺しにするためにこの町に来たのだが、町の人間と触れ合う内にジュラル星人が失った心を取り戻し、その命を果たせずにいた。
そんな彼の前に
一目でそれと分かる地球人に化けたジュラル星人が現われる。
「J-7号! 何故任務を果たさぬ!?」
J-7号に任務を遂行するよう迫るジュラル星人だがJ-7号はそれを拒否。
「僕にはできない!」
「そりゃあ、科学力は確かに我々ジュラル星人の方がはるかに優れている! しかし、地球人は我々の失った尊いものを持っている!」
「心だよ!感情だよ!地球の人々は守りあっている!美しいものに、泣くことさえあるんだ!」
J-7号は地球侵略を止めるようジュラル星人を説得する。
しかしジュラル星人は聞き入れずJ-7号を殺害してしまう。
そこに
見殺しにした研が現われ、敵を討たんとばかりにチャージマンに変身する。
それなりに善戦するジュラル星人だったがやっぱり全滅。
亡くなったJ-7号を想い空を見上げる研とバリカン。
「研坊、あの人好きだったんだね」
「うん… お兄さんみたいだったよ」
概要
ジュラル聖人の回。彼の言葉はチャー研の数少ない(ちゃんとした)名言の一つだろう。
しかし仲間であるジュラル星人には「こいつ頭がおくゎしいぜ!」とまで言われた上に殺されてしまい、
研にも「お兄さんみたい」と慕われていたはずなのに見殺しにされたり、
バリカンの「ジュラル星人の中にも優しい人もいるんだね」という言葉を研に「違う違う。」と否定されたりと不遇な人である。
しかし、全体としては
剣道なのに摺り足をせずドタドタ音を立てて移動、
本当に何と言っているのかわからないバリカンの「
ちゃだためあたま」、
ラストの
唐突な挿入歌
など、いつもの
ナッククオリティも全開である。
この回は戦闘シーンは
お馴染み謎のローリング、
3体目あたりで
それまでの2体にも使っていたのに突然「アルファガン!!」と武器名を叫ぶ研、
ジュラル星人の長い手に首を絞められた研がなぜか一旦
ガドロシューズで飛んでから撃墜、
おまけでやられる最後の1体と、
見所満載である。
また、大きくストーリーには絡まないもののバリカンが出ずっぱりでセリフも多い。
バリカンファンは必見回である。
主な台詞
最終更新:2017年07月19日 03:15