チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
それぞれのジャスティス
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匿名ユーザー
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「なんだよ、殺し合いっつった癖に誰とも会わねえじゃねーかよ。あーつまんね」
(一応)正義のヒーロー、アーマージャックはそうぼやく。
主催者による放送の後、適当な参加者を血祭りにあげようとブラついていたが、その間誰とも遭遇することなく時間ばかりが過ぎて行き、気が付いたら市街地を出て南に向かっていた。
やりたい放題できるとテンションが上がっていたのに、これでは興醒めも良い所だ。
主催者による放送の後、適当な参加者を血祭りにあげようとブラついていたが、その間誰とも遭遇することなく時間ばかりが過ぎて行き、気が付いたら市街地を出て南に向かっていた。
やりたい放題できるとテンションが上がっていたのに、これでは興醒めも良い所だ。
「さっきの…ボンドルドだったか?わざわざつっまんねぇ放送しやがって!他にも仲間がいるみてえだが、お前は真っ先に殺すわ」
一応名簿は見たが、知っている名は一つも無かった。
尤も、誰が参加していようとアーマージャックにはどうでも良い事だった。
誰だろうと会う奴全員皆殺しなのだ。
あえて言えばただ殺すだけか、犯してから殺すかの違いがあるだけ。
ついでに元の身体の持ち主について記載された紙も、『怪獣から人々を守る』という記述を目にした途端、怒りで破り捨てた。
悪をぶち殺すのは自分のみで良いと思っているアーマージャックにとって、他のヒーローの情報など知りたくも無い。
放送では名簿以外にもあれこれ言っていたが、ほとんど適当に聞き流していた。
流石に禁止エリアに関しては注意した方が良いと頭の片隅に留めておいたが。
尤も、誰が参加していようとアーマージャックにはどうでも良い事だった。
誰だろうと会う奴全員皆殺しなのだ。
あえて言えばただ殺すだけか、犯してから殺すかの違いがあるだけ。
ついでに元の身体の持ち主について記載された紙も、『怪獣から人々を守る』という記述を目にした途端、怒りで破り捨てた。
悪をぶち殺すのは自分のみで良いと思っているアーマージャックにとって、他のヒーローの情報など知りたくも無い。
放送では名簿以外にもあれこれ言っていたが、ほとんど適当に聞き流していた。
流石に禁止エリアに関しては注意した方が良いと頭の片隅に留めておいたが。
「あー誰でもいいからぶっ殺してぇ!こいつの切れ味を楽しみてえなぁ!!」
自分の支給品である刀を振り回し叫ぶ。
愛用のダブルスライサーでは無いが、これはこれで楽しめそうなので良しとした。
最初に殺した女のように素手で嬲るのも良いが、そればかりでは飽きてしまう。
折角の殺し合いなのだから、色々試してみた方が良いだろうとアーマージャックは思うのだった。
愛用のダブルスライサーでは無いが、これはこれで楽しめそうなので良しとした。
最初に殺した女のように素手で嬲るのも良いが、そればかりでは飽きてしまう。
折角の殺し合いなのだから、色々試してみた方が良いだろうとアーマージャックは思うのだった。
「大体俺様が出て来いって言ってんのに、誰も出て来ないのはおかしいよなぁ!?正義のヒーローの言う事に逆らうような悪はぶっ殺されても文句は言えねえよなぁ!!」
しかしアーマージャックの苛立ちとは裏腹に、参加者は全く姿を現さない。
いい加減ストレスで限界が近くなった時、ある事を思い出した。
いい加減ストレスで限界が近くなった時、ある事を思い出した。
「あ……そういやさっきの女の荷物、置いたまんまだったな…」
いきなり襲い掛かって来たので制裁も込めてたっぷり犯してやった、角が生えた女。
アーマージャックは知らないが名簿に累の母と載っている女も参加者なのだから、当然デイパックは所持していた。
これから行う大虐殺に気分が高揚するあまり、回収するのをうっかり忘れてしまった。
今から女の死体がある場所まで戻るのは面倒だが、戦利品を放置しておくのも気に入らない。
自分以外の誰かが図々しく持ち去る可能性だって十分ある。
アーマージャックは知らないが名簿に累の母と載っている女も参加者なのだから、当然デイパックは所持していた。
これから行う大虐殺に気分が高揚するあまり、回収するのをうっかり忘れてしまった。
今から女の死体がある場所まで戻るのは面倒だが、戦利品を放置しておくのも気に入らない。
自分以外の誰かが図々しく持ち去る可能性だって十分ある。
「しゃーねぇ、戻るか。俺様の物を勝手に持って行こうって奴がいたら、ぶっ殺せばいいだけだしな」
デイパックに手を出そうとする輩がいたならば、この溜まりに溜まったストレスを発散する良い機会だ。
どうせだったら好みの女がいれば最高だと下品に笑いながら、アーマージャックは元来た道を引き返して行った。
どうせだったら好みの女がいれば最高だと下品に笑いながら、アーマージャックは元来た道を引き返して行った。
◆◆◆
「ほぉ、こりゃ随分と酷い真似する奴がいたもんだ」
それなりの広さがある公園。
路地裏を抜けて来たエボルトが見下ろす先には、女の死体が一つあった。
頭部があったと思わしき場所には赤とピンクが混じった肉辺が散らばっており、元の顔は判別不可能である。
衣服は無理やり引き裂かれたのだろうか、病的なまでに白い裸体が余すことなく街頭に照らされていた。
よく見ると女は全身が傷だらけで、両腕が有り得ない方向に曲がっている。
極めつけは女の下半身。
大きく開かれた股と、そこから仄かに漂う青臭さが鼻孔に侵入してくる。
女が何をされたかは明白だった。
路地裏を抜けて来たエボルトが見下ろす先には、女の死体が一つあった。
頭部があったと思わしき場所には赤とピンクが混じった肉辺が散らばっており、元の顔は判別不可能である。
衣服は無理やり引き裂かれたのだろうか、病的なまでに白い裸体が余すことなく街頭に照らされていた。
よく見ると女は全身が傷だらけで、両腕が有り得ない方向に曲がっている。
極めつけは女の下半身。
大きく開かれた股と、そこから仄かに漂う青臭さが鼻孔に侵入してくる。
女が何をされたかは明白だった。
「放送じゃあもうやる気満々な参加者もいるとか言ってたが、ちょいとやり過ぎじゃねえのか?」
殺すだけでは飽き足らず、惨たらしい凌辱行為にまで走ったのは間違いない。
どうやらただ単に願いを叶える為や生き残る為だけでなく、ゲーム感覚で殺し合いに乗った者もいるようだった。
血の気盛んなことでと呆れ交じりに笑う。
どうやらただ単に願いを叶える為や生き残る為だけでなく、ゲーム感覚で殺し合いに乗った者もいるようだった。
血の気盛んなことでと呆れ交じりに笑う。
「ま、お前にとっては気の毒だろうが、俺にとってはわざわざ首を落とす手間が省けたよ」
躊躇なく死体に手を伸ばすと、首に巻かれたリングを拾い上げる。
こびり付いたひき肉のようなモノを軽く振って落とすと、自身のデイパックに仕舞う。
これを戦兎に渡して解析ができれば、首輪の解除にぐっと近づくはず。
戦兎のことだ、死体から首輪を回収するのには相当抵抗があるだろう。
こびり付いたひき肉のようなモノを軽く振って落とすと、自身のデイパックに仕舞う。
これを戦兎に渡して解析ができれば、首輪の解除にぐっと近づくはず。
戦兎のことだ、死体から首輪を回収するのには相当抵抗があるだろう。
「そういう嫌な役目を引き受けてやったんだ。感謝して欲しいもんだね」
今も戦う力の無い連中を助ける為に奔走しているだろう男へ向けて、皮肉気に笑う。
死体の傍には手つかずのデイパックが投げ出されていた。
殺害者がうっかり忘れたのか、それとも拾う間もなくここから離れる必要に迫られたのかは知らない。
どちらにせよ、苦労せず使える道具が増えるのは良いことだ。
首輪と同じくそちらも回収しようと手を伸ばす。
死体の傍には手つかずのデイパックが投げ出されていた。
殺害者がうっかり忘れたのか、それとも拾う間もなくここから離れる必要に迫られたのかは知らない。
どちらにせよ、苦労せず使える道具が増えるのは良いことだ。
首輪と同じくそちらも回収しようと手を伸ばす。
「待て」
ピタリと、背後から聞こえた声にエボルトは動きを止める。
ゆっくり振り返ると、そこにいたのは一人の青年。
帽子の下から覗く瞳でエボルトを睨んでいる。
相手の険しい顔付きを見てエボルトは、即座にこの青年が何を考えているのか理解した。
ゆっくり振り返ると、そこにいたのは一人の青年。
帽子の下から覗く瞳でエボルトを睨んでいる。
相手の険しい顔付きを見てエボルトは、即座にこの青年が何を考えているのか理解した。
「一応言っとくが、俺が来た時にはこのお嬢ちゃんはもうこうなってたよ」
特に焦らず弁明するが、青年の眼差しは変わらず、こちらを疑っているようだった。
「信じられないってんなら死体をよく見てみりゃ良いさ。それで分かるはずだぜ?」
ちょいちょいと手招きをしてやれば、青年は警戒を解かず慎重に死体の傍まで近づいた。
惨たらしいと言う他ない女の姿に青年、雨宮蓮は思わず顔を背けそうになった。
怪盗団のリーダーとしてシャドウとの戦いをそれなりにこなして来たつもりだが、本物の死体を直に見るのはこれが初めてだ。
最初に奇妙な空間に集められた時は、見せしめとして選ばれた人が殺されたと思いきや生き返り、再度殺されて混乱の方が強かった。
しかしこうして間近で死体を見ていると、自分は殺し合いに参加していると真に理解させられている気がしてならない。
顔があった部分に散らばるピンクの欠片と、むせ返りそうな死体の臭いに胃の奥から込み上げそうになるのを必死に抑える。
怪盗団のリーダーとしてシャドウとの戦いをそれなりにこなして来たつもりだが、本物の死体を直に見るのはこれが初めてだ。
最初に奇妙な空間に集められた時は、見せしめとして選ばれた人が殺されたと思いきや生き返り、再度殺されて混乱の方が強かった。
しかしこうして間近で死体を見ていると、自分は殺し合いに参加していると真に理解させられている気がしてならない。
顔があった部分に散らばるピンクの欠片と、むせ返りそうな死体の臭いに胃の奥から込み上げそうになるのを必死に抑える。
蓮はこの女性の事は何一つとして知らない。
善人だったかもしれないし、ひょっとしたら殺し合いに乗っていたのかもしれない。
だけど、どんな理由があったにせよ、こんな目に遭って良い理由は無いに決まっている。
蓮とて立派な高校生だ。性知識くらいはある。
だから目の前に横たわる女が、死ぬ前にどんな扱いをされたのかは想像がつく。
自然と拳を強く握り締めていた。
平然とこんな事をする何者かへの怒りが湧き上がる。
もっと早くに見つけていれば、助けられたんじゃないかと後悔が湧き上がる。
善人だったかもしれないし、ひょっとしたら殺し合いに乗っていたのかもしれない。
だけど、どんな理由があったにせよ、こんな目に遭って良い理由は無いに決まっている。
蓮とて立派な高校生だ。性知識くらいはある。
だから目の前に横たわる女が、死ぬ前にどんな扱いをされたのかは想像がつく。
自然と拳を強く握り締めていた。
平然とこんな事をする何者かへの怒りが湧き上がる。
もっと早くに見つけていれば、助けられたんじゃないかと後悔が湧き上がる。
二つの感情が混ざり合うが、エボルトはお構いなしに問いかけて来た。
「で?俺が犯人じゃないって分かったか?」
その質問に蓮は――
→【分かった】
【分からない】
【分からない】
「…ああ、分かった」
その言葉は嘘でも適当に言ったのでもない。
死体となった女はほぼ間違いなく、性的に暴行されている。
既に乾いているが、股から流れ落ちている血と、顔を顰めたくなる青臭さがそれを物語っていた。
よって犯人は男性ということになる。
一方蓮の前にいるのは口調からして精神は男なのかもしれないが、身体は紛れも無く女性。
この時点で犯人からは外れる。
死体となった女はほぼ間違いなく、性的に暴行されている。
既に乾いているが、股から流れ落ちている血と、顔を顰めたくなる青臭さがそれを物語っていた。
よって犯人は男性ということになる。
一方蓮の前にいるのは口調からして精神は男なのかもしれないが、身体は紛れも無く女性。
この時点で犯人からは外れる。
「分かってくれてなによりだ。疑われたままじゃあ俺も辛いんでねぇ」
軽薄な笑みを浮かべるエボルトに対し、蓮はまだ警戒を解いていない。
黙っていればおっとりした雰囲気の美人だが、中に入っている人物の言動が胡散臭過ぎて台無しだと思った。
蓮はこの女に対し――
黙っていればおっとりした雰囲気の美人だが、中に入っている人物の言動が胡散臭過ぎて台無しだと思った。
蓮はこの女に対し――
【信じてみる】
→【警戒は解かず、もう少し話してみる】
【君可愛いね】
→【警戒は解かず、もう少し話してみる】
【君可愛いね】
女が殺しの犯人でないのは分かった。
しかし、仮にも人が死んだというのに何故こうも飄々とした態度を取れるのか。
女への不信感が募りだす。
だが彼女は自分がこの地で初めて会った参加者。
怪盗団の仲間はこんな腐ったゲームには巻き込まれていない事は名簿で確認した。
彼らが無事な事には安堵したが、主催者と戦うには仲間を集めるべきだと思う。
もう少し情報交換をしてみる価値はある気がする。
それにもしも殺し合いに乗っているのなら、ここで止めなくてはならない。
しかし、仮にも人が死んだというのに何故こうも飄々とした態度を取れるのか。
女への不信感が募りだす。
だが彼女は自分がこの地で初めて会った参加者。
怪盗団の仲間はこんな腐ったゲームには巻き込まれていない事は名簿で確認した。
彼らが無事な事には安堵したが、主催者と戦うには仲間を集めるべきだと思う。
もう少し情報交換をしてみる価値はある気がする。
それにもしも殺し合いに乗っているのなら、ここで止めなくてはならない。
「やれやれ、まーだ疑ったままか?悲しいねぇ、おい」
わざとらしく目元を拭う姿に、余計怪しさが増す。
ひょっとして中身は良い年のおっさんではないかという蓮の思考は、突如として中断された。
ひょっとして中身は良い年のおっさんではないかという蓮の思考は、突如として中断された。
「な~~~にしてんだこのコソ泥どもがっ!!!!」
広場に怒声が響き渡る。
ズシンズシンという擬音が似合いそうな程、見るからに怒り心頭といった様子で現れたのは、筋肉質の異形だった。
吊り上がった瞳で睥睨するこの異形こそ、デイパックの回収に戻って来たアーマージャックである。
ズシンズシンという擬音が似合いそうな程、見るからに怒り心頭といった様子で現れたのは、筋肉質の異形だった。
吊り上がった瞳で睥睨するこの異形こそ、デイパックの回収に戻って来たアーマージャックである。
アーマージャックは怒っていた。
自分の戦利品を勝手に持ち去ろうとする薄汚い悪党どもに。
同時に歓喜もしていた。
目の前にいるのは女。しかも顔と体共に最高のものを持っている。
まずは一緒に居る男を嬲り殺しにしてたっぷり怯えさせ、それからレイプしてやろうと意気込む。
自分の戦利品を勝手に持ち去ろうとする薄汚い悪党どもに。
同時に歓喜もしていた。
目の前にいるのは女。しかも顔と体共に最高のものを持っている。
まずは一緒に居る男を嬲り殺しにしてたっぷり怯えさせ、それからレイプしてやろうと意気込む。
「そこの女は俺が殺したんだ!だからそいつの荷物は俺の物に決まってるだろうがよ!!」
突如現れた宇宙人のような参加者に蓮は困惑するも、相手がこの死体を作った犯人だと知り睨み返す。
「何故この人を殺した?」
「あぁ?先に手を出してきたのはそいつだぞ?殺されて当然だろうが」
「にしちゃあ、仕方なく殺したって風には見えないぜこりゃ」
「何をほざいてやがんだこの女!正義のヒーローアーマージャック様のやる事にケチ付けようってのかぁ!?」
「あぁ?先に手を出してきたのはそいつだぞ?殺されて当然だろうが」
「にしちゃあ、仕方なく殺したって風には見えないぜこりゃ」
「何をほざいてやがんだこの女!正義のヒーローアーマージャック様のやる事にケチ付けようってのかぁ!?」
最初から殺すつもりだったが、アーマージャックはこの二人を絶対に許せない悪党と認識した。
刀を構えると嗜虐的な笑み(表情が変わらないので分かり辛いが)を浮かべる。
言動はヤクザも真っ青の滅茶苦茶っぷりだが、全身からは尋常でない程のプレッシャーが放たれていた。
アーマージャックの暴論に呆れていたエボルトは、その威圧感に気を引き締める。
同様に蓮も並のシャドウを圧倒する程の力をアーマージャックから感じ、表情が強張った。
刀を構えると嗜虐的な笑み(表情が変わらないので分かり辛いが)を浮かべる。
言動はヤクザも真っ青の滅茶苦茶っぷりだが、全身からは尋常でない程のプレッシャーが放たれていた。
アーマージャックの暴論に呆れていたエボルトは、その威圧感に気を引き締める。
同様に蓮も並のシャドウを圧倒する程の力をアーマージャックから感じ、表情が強張った。
「どうやら面倒なのに当たっちまったみてえだな…」
「…下がっていてくれ。俺が相手をする」
「そいつは楽できそうで良いねぇ。だが、奴さんはそれを許しちゃくれないだろうよ」
「…下がっていてくれ。俺が相手をする」
「そいつは楽できそうで良いねぇ。だが、奴さんはそれを許しちゃくれないだろうよ」
言うや否や、活性化させたボトルをトランスチームガンに叩き込む。
どうしてこうなったのやら、と愚痴りたくなったが今はそんな場合ではない。
どうしてこうなったのやら、と愚痴りたくなったが今はそんな場合ではない。
「蒸血」
――MIST MATCH
――COBRA…C・COBRA…FIRE
――COBRA…C・COBRA…FIRE
「…アルセーヌ!!」
ワインレッドの装甲を纏った怪人、ブラッドスターク。
シルクハットに似た頭部を持つペルソナ、アルセーヌ。
一瞬驚いて互いを見やるエボルトと蓮だが、すぐにアーマージャックへ向き直る。
話なら後で幾らでも聞ける。その為にはここを乗り切らねばならない。
シルクハットに似た頭部を持つペルソナ、アルセーヌ。
一瞬驚いて互いを見やるエボルトと蓮だが、すぐにアーマージャックへ向き直る。
話なら後で幾らでも聞ける。その為にはここを乗り切らねばならない。
真っ先に動いたのはブラッドスターク。トランスチームガンの引き金を引く。
蒸気を纏った硬化弾がアーマージャックの胴体に命中。
だがアーマージャックは銃弾の直撃に怯む所か、雄たけびを上げて突っ込んできた。
蒸気を纏った硬化弾がアーマージャックの胴体に命中。
だがアーマージャックは銃弾の直撃に怯む所か、雄たけびを上げて突っ込んできた。
「エイハ!」
それを黙って見ている蓮ではない。
呪怨属性のスキルがアーマージャックに叩き込まれる。
だが相手は僅かに鬱陶し気に体を揺らすのみ。まともなダメージが無いことは一目瞭然だった。
呪怨属性のスキルがアーマージャックに叩き込まれる。
だが相手は僅かに鬱陶し気に体を揺らすのみ。まともなダメージが無いことは一目瞭然だった。
「ウラァッ!!」
アーマージャックが振り下ろす刀を、ブラッドスタークはスチームブレードで受け止めた。
火花を散らしながら互いの刃をぶつけ合う。
数度の打ち合いでブラッドスタークは、相手の膂力のが上だと即座に理解。
まともに打ち合ってはこちらの腕が使い物にならなくなる故に、敵の刃を受け流す戦法に切り替える。
火花を散らしながら互いの刃をぶつけ合う。
数度の打ち合いでブラッドスタークは、相手の膂力のが上だと即座に理解。
まともに打ち合ってはこちらの腕が使い物にならなくなる故に、敵の刃を受け流す戦法に切り替える。
「ダセぇもん着込んでんじゃねえよ!すぐに中の服毎引き裂いて、たっぷり調教してやるよぉぉぉ!!」
「生憎だが、そんな気色悪い真似はお断りだねぇ!!」
「生憎だが、そんな気色悪い真似はお断りだねぇ!!」
アーマージャックの動きはまるで暴風のようだ。
技術も何もない、ただ力任せに刀を振るうだけのシンプルな戦い方。
しかし、与えられた肉体の能力によりたったそれだけでも十分過ぎる程の脅威となっていた。
対するブラッドスタークの動きは蛇のようである。
単純な肉体スペックではアーマージャックに及ばないが、それを補う技能により猛攻を巧みに躱し、受け流す。
そうやって凌いではいるが、長引けば確実にエボルトが不利となる。
技術も何もない、ただ力任せに刀を振るうだけのシンプルな戦い方。
しかし、与えられた肉体の能力によりたったそれだけでも十分過ぎる程の脅威となっていた。
対するブラッドスタークの動きは蛇のようである。
単純な肉体スペックではアーマージャックに及ばないが、それを補う技能により猛攻を巧みに躱し、受け流す。
そうやって凌いではいるが、長引けば確実にエボルトが不利となる。
だが忘れてはならない。
この場にはもう一人いることを。
この場にはもう一人いることを。
「ペルソナ!」
再度アルセーヌのスキルを蓮は発動する。
攻撃の効きはかなり薄いが、アルセーヌのスキルはエイハのみではない。
ブラッドスタークと斬り合っているアーマージャックは、蓮の攻撃は脅威にならないと判断したのか、避ける素振りも見せない。
そしてスキルが発動しても、アーマージャックは何の痛みも感じない。
やはり取るに足らない雑魚と内心嗤うが、すぐにそれが間違いと気付いた。
攻撃の効きはかなり薄いが、アルセーヌのスキルはエイハのみではない。
ブラッドスタークと斬り合っているアーマージャックは、蓮の攻撃は脅威にならないと判断したのか、避ける素振りも見せない。
そしてスキルが発動しても、アーマージャックは何の痛みも感じない。
やはり取るに足らない雑魚と内心嗤うが、すぐにそれが間違いと気付いた。
「どうしたぁ!動きが鈍くなったんじゃないかぁ!?」
ブラッドスタークの言葉通り、アーマージャックの攻撃のキレが目に見えて落ちている。
あれ程の猛攻は幾らかの余裕を持って回避され、反対にスチームブレードの斬撃がいくつも命中する。
何をしやがったと蓮を睨みつけるが、返答代わりにスラッシュを放った。
あれ程の猛攻は幾らかの余裕を持って回避され、反対にスチームブレードの斬撃がいくつも命中する。
何をしやがったと蓮を睨みつけるが、返答代わりにスラッシュを放った。
「あああああああ!ウゼェなクソッタレ!!チクチクして気持ち悪いんだよ!!」
やはり効果は薄い。
しかしもう一つは効いたようだ。
しかしもう一つは効いたようだ。
スクンダ。敵一体の命中率と回避率を下げるスキル。
如何に強力な攻撃だろうと、当たらなければ意味は無い。馬のチンチンにより強化されていた命中率が下げられた。
見下していた相手からの思わぬ攻撃に舌を打つアーマージャックへ、何度目かの斬撃が当たる。
蓮の援護を受けたブラッドスタークだが、仮面の下では相変わらず険しい表情を作っていた。
確かにこちらの攻撃はよく当たるようになった。しかしほとんど効いていない。
まるで棒切れで大岩を叩いているような気分にになる。
如何に強力な攻撃だろうと、当たらなければ意味は無い。馬のチンチンにより強化されていた命中率が下げられた。
見下していた相手からの思わぬ攻撃に舌を打つアーマージャックへ、何度目かの斬撃が当たる。
蓮の援護を受けたブラッドスタークだが、仮面の下では相変わらず険しい表情を作っていた。
確かにこちらの攻撃はよく当たるようになった。しかしほとんど効いていない。
まるで棒切れで大岩を叩いているような気分にになる。
それも当然。
アーマージャックに与えられた身体の名はサンダーブレスター。
ウルトラマンオーブが闇と光の力、ウルトラマンベリアルとゾフィーのカードでフュージョンアップした形態である。
それまでオーブを苦戦させた大魔王獣を、一方的に追い詰める程の戦闘力と耐久力を持つ。
殺し合いにおいては等身大にまでサイズが縮小されているが、その力は健在。
更に彼が装備している馬のチンチンは、その卑猥な名前とは裏腹に装着者を強化するアイテム。
ただでさえ強大な力を持つサンダーブレスターが、より強さに磨きをかけているのだ。
アーマージャックに与えられた身体の名はサンダーブレスター。
ウルトラマンオーブが闇と光の力、ウルトラマンベリアルとゾフィーのカードでフュージョンアップした形態である。
それまでオーブを苦戦させた大魔王獣を、一方的に追い詰める程の戦闘力と耐久力を持つ。
殺し合いにおいては等身大にまでサイズが縮小されているが、その力は健在。
更に彼が装備している馬のチンチンは、その卑猥な名前とは裏腹に装着者を強化するアイテム。
ただでさえ強大な力を持つサンダーブレスターが、より強さに磨きをかけているのだ。
埒が明かないと判断したブラッドスタークは、アーマージャックへ向けて頭部を突きだす。
頭突き、ではなく、煙突型ユニットより煙が噴き出した。
黒く濁った気体が顔面に直撃しアーマージャックがのけぞった隙に、後方へ大きく転がり距離を取る。
頭突き、ではなく、煙突型ユニットより煙が噴き出した。
黒く濁った気体が顔面に直撃しアーマージャックがのけぞった隙に、後方へ大きく転がり距離を取る。
――RIFLE MODE
「そうら!こいつは効くぜぇ!」
――COBRA!STEAM SHOT!COBRA!
耳をつんざく電子音声と共に銃弾が放たれた。
巨大な蛇の形となった弾丸は、アーマージャックを喰い殺さんと牙を剥き出しに迫る。
巨大な蛇の形となった弾丸は、アーマージャックを喰い殺さんと牙を剥き出しに迫る。
「ペルソナ!」
駄目押しとばかりに放たれるのは、スクンダ。
再度回避能力を削られたアーマージャックへ、エネルギー弾が直撃した。
再度回避能力を削られたアーマージャックへ、エネルギー弾が直撃した。
これならいけたと思った。
倒せずとも相応のダメージは与えられていると。
しかしそんな期待は呆気なく打ち砕かれる。
倒せずとも相応のダメージは与えられていると。
しかしそんな期待は呆気なく打ち砕かれる。
「やっぱり無理か…」
うんざりした呟きがブラッドスタークから漏れる。
爆風が晴れると、アーマージャックの五体満足な姿が露わとなる。
爆風が晴れると、アーマージャックの五体満足な姿が露わとなる。
「雑魚にしちゃあ良くやった方だがな、いい加減鬱陶しいんだよ!」
怒声と共に刀をブラッドスターク目掛けて投擲する。
横に飛んで回避するのと、アーマージャックが蓮の元へ急接近したのはほぼ同時。
横に飛んで回避するのと、アーマージャックが蓮の元へ急接近したのはほぼ同時。
「っ!!アルセーヌ!」
「消えろ!!」
「消えろ!!」
咄嗟にアルセーヌを出現させはできた。だがそれだけだ。
アーマージャックの拳はアルセーヌに容赦なく叩き込まれた。
アーマージャックの拳はアルセーヌに容赦なく叩き込まれた。
「がっ…」
ペルソナが受けたダメージのフィードバック。
人体を引き裂き、コンクリートも障子紙のように貫く拳を、防御もできずモロに食らった蓮はその場に崩れ落ちる。
すぐに立ち上がらなくては。
頭ではそう分かっているのに、身体は動いてくれない。
人体を引き裂き、コンクリートも障子紙のように貫く拳を、防御もできずモロに食らった蓮はその場に崩れ落ちる。
すぐに立ち上がらなくては。
頭ではそう分かっているのに、身体は動いてくれない。
「身の程を知ったかよ雑魚が。なぁおいどんな気持ちだぁ~?」
粘っこい嘲りと共にアーマージャックが蓮を見下ろす。
ギラギラとした人間のものではない瞳に宿る感情に、蓮は見覚えがあった。
理不尽を振りかざし、己の欲で他人を傷つける歪んだ大人。
パレスの主と同じだ。
ギラギラとした人間のものではない瞳に宿る感情に、蓮は見覚えがあった。
理不尽を振りかざし、己の欲で他人を傷つける歪んだ大人。
パレスの主と同じだ。
――ELECTRIC STEAM!
電撃を纏った刃が振り下ろされるのを、アーマージャックは片腕で受け止める。
「ビリビリビリビリ、マッサージかこりゃよ!電気が好きなら、お前の×××に突っ込んで痺れさせてやらぁ!!」
「気色悪いにも程がある奴だなぁおい!!」
「気色悪いにも程がある奴だなぁおい!!」
武器を自ら手放したアーマージャックは、自らの腕でスチームブレードとぶつかり合う。
だが不利なのは変わらずブラッドスタークの方だった。
どれだけ剣を振るっても皮一枚斬れない上に、アーマージャックの動きが激しさを取り戻す。
スクンダが切れたのだ。
だが不利なのは変わらずブラッドスタークの方だった。
どれだけ剣を振るっても皮一枚斬れない上に、アーマージャックの動きが激しさを取り戻す。
スクンダが切れたのだ。
二人の戦いを目にし、蓮は――
→【立ち上がる】
【もう諦めるしかない】
【もう諦めるしかない】
震える体に鞭を打って立ち上がる。
正直今でも変身した女への不信感は消えていないが、だからといって共闘した相手を見捨てるなど真っ平だ。
それに、自分を見下ろした男の目を見てハッキリと分かった。こいつは絶対に許してはいけない。
あの男を放置したら、もっと多くの人が死ぬ。
殺された女の人のように、歪み切った欲望の捌け口にされ絶望する人が大勢現れる。
そんな事は絶対にダメだ。
正直今でも変身した女への不信感は消えていないが、だからといって共闘した相手を見捨てるなど真っ平だ。
それに、自分を見下ろした男の目を見てハッキリと分かった。こいつは絶対に許してはいけない。
あの男を放置したら、もっと多くの人が死ぬ。
殺された女の人のように、歪み切った欲望の捌け口にされ絶望する人が大勢現れる。
そんな事は絶対にダメだ。
勝ち目は薄い。ペルソナチェンジが使えるならまだしも、アルセーヌだけでは厳しい。
やはり無理なんじゃないかと浮かんだ、弱気な心を押しのける。
あの日、秀尽への転向初日に自分がペルソナ使いになった瞬間を思い出せ。
理不尽で誰かを傷つける大人が、竜司をリンチし殺そうとした鴨志田が許せなかったから。
その想いは今も変わらない。
だから戦え。
やはり無理なんじゃないかと浮かんだ、弱気な心を押しのける。
あの日、秀尽への転向初日に自分がペルソナ使いになった瞬間を思い出せ。
理不尽で誰かを傷つける大人が、竜司をリンチし殺そうとした鴨志田が許せなかったから。
その想いは今も変わらない。
だから戦え。
そう己を鼓舞する蓮がふと視線をズラすと、戦闘の余波が原因なのか、殺された女性のデイパックの口が裂け中身が散らばっている。
その中に一つ、見覚えのある物が転がっていた。
アレを使えば勝てるかもしれない。だが絶対とは言い切れない。
むしろ使った所で何の意味もない可能性だってある。
だが他に良い案も無いのなら、賭けてみるのみ。
その中に一つ、見覚えのある物が転がっていた。
アレを使えば勝てるかもしれない。だが絶対とは言い切れない。
むしろ使った所で何の意味もない可能性だってある。
だが他に良い案も無いのなら、賭けてみるのみ。
覚悟を決めた蓮は、『スキルカード』を掴み発動する。
対象は自身の分身。
アルセーヌに新たな力が宿るのを感じた蓮は、アーマージャックへ向き直る。
剛腕による連撃によりブラッドスタークが吹き飛ばされた。
共闘相手の危機に、蓮は迷わず叫んだ。
対象は自身の分身。
アルセーヌに新たな力が宿るのを感じた蓮は、アーマージャックへ向き直る。
剛腕による連撃によりブラッドスタークが吹き飛ばされた。
共闘相手の危機に、蓮は迷わず叫んだ。
「ペルソナ!!」
アーマージャックの体を、何とも言えない気持ち悪さが包んだ。
いい加減蓮の存在が鬱陶しくなったアーマージャックは、先に始末しようと飛び掛かる。
いい加減蓮の存在が鬱陶しくなったアーマージャックは、先に始末しようと飛び掛かる。
「そろそろいい加減にしとけよ!」
――STEAM BREAK!COBRA!
アーマージャックの拳が蓮へ届くより先に、エネルギー弾がぶち当たる。
吹き飛ばされるアーマージャックは、さっきは感じなかった痛みに呻いた。
吹き飛ばされるアーマージャックは、さっきは感じなかった痛みに呻いた。
「いでででで!!な、何でこんな痛いんだよ!?」
何度攻撃を受けてもノーダメージだっただけに、いきなり感じた痛みに混乱する。
スキルカードによりアルセーヌが新たに習得したスキルは『ラクンダ』。
敵一体の防御力を下げる効果により、サンダーブレスターの耐久力を弱体化させやっとマトモなダメージを与える事ができた。
スキルカードによりアルセーヌが新たに習得したスキルは『ラクンダ』。
敵一体の防御力を下げる効果により、サンダーブレスターの耐久力を弱体化させやっとマトモなダメージを与える事ができた。
「よし、これで……」
続けてスキルを放とうとするが、蓮は息が上がっている。
フィードバックのダメージは無視できるものではない。
それでもここでアーマージャックを倒さなくてはと己を奮い立たせる。
フィードバックのダメージは無視できるものではない。
それでもここでアーマージャックを倒さなくてはと己を奮い立たせる。
「ここいらが引き時か…」
だが蓮がスキルを放つ前にブラッドスタークが動いた。
いつの間にか蓮の隣に並び、トランスチームガンの引き金を引く。
銃口から噴射された黒い煙があっという間に二人を包んだ。
いつの間にか蓮の隣に並び、トランスチームガンの引き金を引く。
銃口から噴射された黒い煙があっという間に二人を包んだ。
「あっ!逃げる気かテメェら!」
「これ以上戦っても勝てる気がしないんでね。お前とは二度と会わない事を祈ってるよ。CIAO(チャオ)♪」
「これ以上戦っても勝てる気がしないんでね。お前とは二度と会わない事を祈ってるよ。CIAO(チャオ)♪」
煙に向けて慌てて手を伸ばすが、何かを掴むことは無く、視界が晴れた時には二人の姿は消えていた。
自分に舐めた真似をした連中を逃がした。
ストレス発散どころか余計にイライラが溜まる結果となり、アーマージャックは地団駄を踏む。
自分に舐めた真似をした連中を逃がした。
ストレス発散どころか余計にイライラが溜まる結果となり、アーマージャックは地団駄を踏む。
「ふっ、ふざけやがって~~~~!!!このままで済むと思うなよあいつらぁあああああああ!!絶対調教してやる!!!」
こうまで自分をコケにした連中は絶対に許さない。
身勝手な正義のヒーローの叫びが、虚しく響いていた。
身勝手な正義のヒーローの叫びが、虚しく響いていた。
【E-7 公園/黎明】
【アーマージャック@突撃!!アーマージャック】
[身体]:ウルトラマンオーブ・サンダーブレスター@ウルトラマンオーブ
[状態]:疲労(小)、ダメージ(小)、ラクンダにより防御力低下、主催者に対するストレス(大)、さっきの二人組(エボルトと蓮)に対する苛立ち(大)
[装備]:馬のチンチン@魔界戦記ディスガイア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:主催者をぶっ殺す。そのために参加者を皆殺しにして優勝する。
1:みんなぶっ殺してやる。そのために会場内を探索する。
2:さっきの二人は絶対に殺す。特に女の方は徹底的に調教してから殺す。
3:男はそのままぶっ殺す。女はレ〇プしてから殺す。
4:あ~、早くだれかぶっ殺してえ~。
[備考]
製作会社公認のパロディAV『悶絶!!アーマージャック』の要素も混ざっております。
ラクンダの効果はまだ続いていますが、長くは続きません。
身体の持ち主のプロフィールは破り捨てました。怪獣と戦っていたという事以外知りません。
ゼットシウム光線などの技が使えるかは次の書き手にお任せします。
[身体]:ウルトラマンオーブ・サンダーブレスター@ウルトラマンオーブ
[状態]:疲労(小)、ダメージ(小)、ラクンダにより防御力低下、主催者に対するストレス(大)、さっきの二人組(エボルトと蓮)に対する苛立ち(大)
[装備]:馬のチンチン@魔界戦記ディスガイア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:主催者をぶっ殺す。そのために参加者を皆殺しにして優勝する。
1:みんなぶっ殺してやる。そのために会場内を探索する。
2:さっきの二人は絶対に殺す。特に女の方は徹底的に調教してから殺す。
3:男はそのままぶっ殺す。女はレ〇プしてから殺す。
4:あ~、早くだれかぶっ殺してえ~。
[備考]
製作会社公認のパロディAV『悶絶!!アーマージャック』の要素も混ざっております。
ラクンダの効果はまだ続いていますが、長くは続きません。
身体の持ち主のプロフィールは破り捨てました。怪獣と戦っていたという事以外知りません。
ゼットシウム光線などの技が使えるかは次の書き手にお任せします。
※付近に物干し竿@Fate/stay night、累の母のデイパック(基本支給品、ランダム支給品0~2、中身が散らばっている)が落ちています。
【物干し竿@Fate/stay night】
アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎の愛刀である五尺余りの備中青江。
アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎の愛刀である五尺余りの備中青江。
◆◆◆
「はぁ…何とか生き延びれたな」
薄汚れた部屋で、変身を解いたエボルトは疲れ切ったように言う。
トランスチームガンの機能を使ってあの場から離脱し、近くの建物に身を潜めた。
本当はもっと遠くまで移動したかったが、主催者に細工でもされたのかここまでが限界だった。
どうやらそこは喫茶店のようで、今はその二階、屋根裏部屋にいる。
一応少し前まで自分も喫茶店のマスターをしていたので、こんな状況でなければ他店のコーヒーにも興味は出たかもしれない。
そんなどうでも良い事を思いつつ、ベッドに腰掛ける青年へ口を開く。
本当はもっと遠くまで移動したかったが、主催者に細工でもされたのかここまでが限界だった。
どうやらそこは喫茶店のようで、今はその二階、屋根裏部屋にいる。
一応少し前まで自分も喫茶店のマスターをしていたので、こんな状況でなければ他店のコーヒーにも興味は出たかもしれない。
そんなどうでも良い事を思いつつ、ベッドに腰掛ける青年へ口を開く。
「あんなのと遭遇するなんざ、お互い災難だったとは思わないか?」
青年、蓮はその言葉に「そうかも」とだけ返す。
逃げ延びた当初は、何故か自分が居候している喫茶店が殺し合いの会場に存在していたのだから、目を見開き固まったものだ。
しかも自分の部屋である屋根裏の私物まで、ほぼ忠実に再現されている。
わざわざ殺し合いの為にこうして用意するとは、主催者は相当趣味が悪いらしい。
逃げ延びた当初は、何故か自分が居候している喫茶店が殺し合いの会場に存在していたのだから、目を見開き固まったものだ。
しかも自分の部屋である屋根裏の私物まで、ほぼ忠実に再現されている。
わざわざ殺し合いの為にこうして用意するとは、主催者は相当趣味が悪いらしい。
「ま、何にせよ暫くは休んだ方が良いだろうよ。そんなフラフラで出て行ったって返り討ちに遭うだけだぜ」
自分の隣に腰掛けた女の言葉に、蓮は押し黙る。
本音を言えば今すぐにでもさっきの男を止めたい。
しかしこれだけ消耗した状態で出て行ったとしても、何も出来ずに今度こそ殺されてしまうのは確実だ。
女の言う通り今は休むのが一番なのだろう。
本音を言えば今すぐにでもさっきの男を止めたい。
しかしこれだけ消耗した状態で出て行ったとしても、何も出来ずに今度こそ殺されてしまうのは確実だ。
女の言う通り今は休むのが一番なのだろう。
胡散臭い相手ではあるが、こうして助けてもらったのは事実。
信用はできないが、礼くらいは言うべきだと思う。
蓮は女へ――
信用はできないが、礼くらいは言うべきだと思う。
蓮は女へ――
→【礼を言う】
【礼を言わない】
【俺のベッドだよ?】
【礼を言わない】
【俺のベッドだよ?】
ありがとう、と告げると同時に体の力が抜けた。
いい加減体力の限界が来たようだった。
自分の物ではない体で無茶をしてしまった事に、今更ながら申し訳ないと思う。
元の体に戻れて、この体の持ち主に会うことができたら、その時はちゃんと謝ろう。
そんな事を考えながら、蓮の体は横に倒れた。
いい加減体力の限界が来たようだった。
自分の物ではない体で無茶をしてしまった事に、今更ながら申し訳ないと思う。
元の体に戻れて、この体の持ち主に会うことができたら、その時はちゃんと謝ろう。
そんな事を考えながら、蓮の体は横に倒れた。
「……は?」
ポカンと間抜けな表情で、エボルトは蓮を見る。
この青年は疲労の余り意識を手放したらしい。
それは良いが倒れた先は自分の、正確に言えば千雪の膝の上だった。
この青年は疲労の余り意識を手放したらしい。
それは良いが倒れた先は自分の、正確に言えば千雪の膝の上だった。
「おいおい……」
意図せず膝枕の体勢になってしまい、天を仰ぐ。
先ほどの異星人らしき男といい、この青年といい、自分を女扱いしてくるのは勘弁して欲しかった。
エイリアンとはいえ自分の元々の性別は男だ。
先ほどの異星人らしき男といい、この青年といい、自分を女扱いしてくるのは勘弁して欲しかった。
エイリアンとはいえ自分の元々の性別は男だ。
一先ずこれからどうするかを考える。
先ほどの戦闘で理解したが、あの異星人のような参加者が他にもいるのなら、やはりブラッドスタークだけで生き残るのは厳しい。
いずれは主催者と戦い力を奪う気でいる以上、先ほどよりも苦戦は免れないだろう。
尤も今の身体では仮にエボルドライバーを取り戻せたとしても、肝心の変身が可能かは微妙なところである。
いずれは主催者と戦い力を奪う気でいる以上、先ほどよりも苦戦は免れないだろう。
尤も今の身体では仮にエボルドライバーを取り戻せたとしても、肝心の変身が可能かは微妙なところである。
(どっかでフルボトルでも手に入れば少しはマシになるか…。後はこいつみたいな戦力になる参加者を引き入れて何とかするしかねえな)
蓮を助けたのは何も情が湧いたとかそんな理由ではない。
ただ単に利用価値があるから。
奇妙な人型を出す能力が無ければ、先ほどの戦闘はもっとロクでもない結果になっていたかもしれない。
どうやら自分を完全には信用していないようだが、別にそこまで深い関係を築くつもりは無い。
上手く事を運ぶ為の駒として利用できればそれでいいのだから。
ただ単に利用価値があるから。
奇妙な人型を出す能力が無ければ、先ほどの戦闘はもっとロクでもない結果になっていたかもしれない。
どうやら自分を完全には信用していないようだが、別にそこまで深い関係を築くつもりは無い。
上手く事を運ぶ為の駒として利用できればそれでいいのだから。
死体から支給品を手に入れられなかったのは残念だが、首輪を入手できたので良しとした。
後はこれを戦兎の所へ持って行ってやればいいだけだが、今どこにいるのかは不明。
足手纏いの一般人を守るのに気を取られ死ぬ、何て事態にはなってない事を祈る。
後はこれを戦兎の所へ持って行ってやればいいだけだが、今どこにいるのかは不明。
足手纏いの一般人を守るのに気を取られ死ぬ、何て事態にはなってない事を祈る。
(にしても、さっきの奴は今頃怒り狂ってるだろうな。こんな女の身体なんぞに入れられたせいで、面倒なのに目を付けられちまった…。まぁ安心しろよぉ千雪。あんな奴の玩具にされるのは俺も御免なんでね)
ロクでもない性格の癖に能力は一級品。
できれば他の厄介な参加者と相打ちになって死んで欲しいものだ。
できれば他の厄介な参加者と相打ちになって死んで欲しいものだ。
「まぁ、今は俺も休むか。不便だねぇ、人間の体ってのはよ」
とりあえずは自分の膝の上で、呑気に寝ている青年をどかす事から始めよう。
【D-6 純喫茶ルブラン/黎明】
【エボルト@仮面ライダービルド】
[身体]:桑山千雪@アイドルマスター シャイニーカラーズ
[状態]:ダメージ(小)、疲労(大)
[装備]:トランスチームガン@仮面ライダービルド、コブラロストフルボトル@仮面ライダービルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1、累の母の首輪
[思考・状況]
基本方針:主催者の持つ力を奪い、完全復活を果たす
1:今は休む。、暫くしたらこいつ(蓮)と話してみる
2:首輪を外す為に戦兎を探す。会えたら首輪を渡してやる
3:有益な情報を持つ参加者と接触する。戦力になる者は引き入れたい
4:自身の状態に疑問
5:アーマージャックを警戒。できればどこかで野垂れ死んで欲しい
6:今の所殺し合いに乗る気は無いが、他に手段が無いなら優勝狙いに切り替える
[備考]
※参戦時期は33話以前のどこか。
※他者の顔を変える、エネルギー波の放射などの能力は使えますが、他者への憑依は不可能となっています。
またブラッドスタークに変身できるだけのハザードレベルはありますが、エボルドライバーを使っての変身はできません。
※自身の状態を、精神だけを千雪の身体に移されたのではなく、千雪の身体にブラッド族の能力で憑依させられたまま固定されていると考えています。
また理由については主催者のミスか、何か目的があってのものと推測しています。
エボルトの考えが正しいか否かは後続の書き手にお任せします。
[身体]:桑山千雪@アイドルマスター シャイニーカラーズ
[状態]:ダメージ(小)、疲労(大)
[装備]:トランスチームガン@仮面ライダービルド、コブラロストフルボトル@仮面ライダービルド
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1、累の母の首輪
[思考・状況]
基本方針:主催者の持つ力を奪い、完全復活を果たす
1:今は休む。、暫くしたらこいつ(蓮)と話してみる
2:首輪を外す為に戦兎を探す。会えたら首輪を渡してやる
3:有益な情報を持つ参加者と接触する。戦力になる者は引き入れたい
4:自身の状態に疑問
5:アーマージャックを警戒。できればどこかで野垂れ死んで欲しい
6:今の所殺し合いに乗る気は無いが、他に手段が無いなら優勝狙いに切り替える
[備考]
※参戦時期は33話以前のどこか。
※他者の顔を変える、エネルギー波の放射などの能力は使えますが、他者への憑依は不可能となっています。
またブラッドスタークに変身できるだけのハザードレベルはありますが、エボルドライバーを使っての変身はできません。
※自身の状態を、精神だけを千雪の身体に移されたのではなく、千雪の身体にブラッド族の能力で憑依させられたまま固定されていると考えています。
また理由については主催者のミスか、何か目的があってのものと推測しています。
エボルトの考えが正しいか否かは後続の書き手にお任せします。
【雨宮蓮@ペルソナ5】
[身体]:左翔太郎@仮面ライダーW
[状態]:ダメージ(大)、疲労(大)、体力消耗(小)、SP消費(中)、睡眠中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、T2ジョーカーメモリ@仮面ライダーW
[思考・状況]基本方針:主催を打倒し、この催しを終わらせる。
0:……
1:まずは仲間を集めたい。
2:この女の人は余り信用できない。けど助けてもらった事には感謝している。
3:元の体の持ち主に対して少し申し訳なさを感じている。元の体に戻れたら無茶をした事を謝りたい。
4:アーマージャックは必ず止める。
[備考]
[身体]:左翔太郎@仮面ライダーW
[状態]:ダメージ(大)、疲労(大)、体力消耗(小)、SP消費(中)、睡眠中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、T2ジョーカーメモリ@仮面ライダーW
[思考・状況]基本方針:主催を打倒し、この催しを終わらせる。
0:……
1:まずは仲間を集めたい。
2:この女の人は余り信用できない。けど助けてもらった事には感謝している。
3:元の体の持ち主に対して少し申し訳なさを感じている。元の体に戻れたら無茶をした事を謝りたい。
4:アーマージャックは必ず止める。
[備考]
- 参戦時期については少なくとも心の怪盗団を結成し、既に何人か改心させた後です。
- 支給品は確認済みで、少なくとも武器や銃火器は入っていません。
- スキルカード@ペルソナ5を使用した事で、アルセーヌがラクンダを習得しました。
【スキルカード@ペルソナ5】
任意のスキルをペルソナに覚えさせることができるアイテム。
任意のスキルをペルソナに覚えさせることができるアイテム。
【純喫茶ルブラン@ペルソナ5】
元は四件茶屋の裏路地にある喫茶店。
マスターの佐倉惣治郎は保護観察中の主人公を居候として、二階に住まわせている。
元は四件茶屋の裏路地にある喫茶店。
マスターの佐倉惣治郎は保護観察中の主人公を居候として、二階に住まわせている。
10:燃える決意 | 投下順に読む | 12:こち亀の載ってないジャンプなんて玉子丼から卵を抜いたみたいなもん |
26:宿命をまた呼び覚ます | 時系列順に読む | 16:Sea Tripper |
怒りの荒野に、血なまぐさい風が吹く | アーマージャック | 37:吉良吉影はシンデレラに憧れる |
03:始まりのクエスチョン | エボルト | 28:燃え上がるこの想いの果て |
二人の切り札 | 雨宮蓮 |