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ignition 過去ログ③.2

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そして、翌日――――


― 世界大会本会場 ―




プシュゥゥゥゥウウウ…――――― ッ ! ! ! (世界大会会場、その中央に広がるステージに煙幕が突如広がる中、更に中心部に開かれたハッチから一人の男が姿を現す―――)




アナウンサー「レディィィィイイイイイイイスアァァァァーーーーーーンジェントルメェェェェェェエエエエエエエエエエエンッッッ!!!集え!!名だたる強者たちよ!!!"世界の頂点"を賭けてッ!!!!(ステージ中央に現れたグラサ姿のアナウンサーの男性が、マイクを手に高らかと声を上げ、会場に集う選手や観客たちの視線を一身に浴びる) 」

アナウンサー「これより!!!混沌最強を決める市場最高峰のバトルロワイヤル大会!!!『 世界大会"CHAOS" 』を開催いたしまあああああああああああああああああああああああああああああああす!!!!!!! 」


おあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!(会場一帯、そしてそれを中継するテレビの前の住人たちが、今、この瞬間、一斉に熱狂を帯びた―――!!)


フレイミス「いよいよだな…この時が……!(出場者控室ではなく、観客席側でオープニングセレモニーを前に興奮が高鳴っていた) 」

ハナ「わぁ~っ♪すごい熱狂だね…!こんな大きなお祭りに参加したの生まれて初めてかも…♪フレイミス、光姫さん、萌香ちゃんも…!みんな頑張ってね!みんなのために今日、お弁当たっくさん作ってきたから、あとでみんなで一緒に食べてね…♪ 」

光姫「ハナ殿…いえお姉さま、お気遣いのほど感謝します。ありがたく後程いただきます。……萌香、緊張しているか? 」

萌香「Σいっ˝!!?い、いいいいぃぃえッ!!!こ、こ、こんくらい…ぜ、全然っ!?なんてことありませんって!!は、は、ハハハ…ハハハh………(うぅっ…急に胃もたれが……吐きそう……) 」

ホタル「無理もないよ…だってこんなにすごい規模の大会だもん。レゼリアの全人口にも勝る勢いかもだし… と、とにかく三人ともファイトだよっ…!(一国の王女故か、素顔を隠すためにローブを纏って客席に居座る) 」

如月「人が人に作った自分以外の分の弁当食うのうめぇ~~~(もっさもっさと上司である槍偉の弁当を貪りながら) 」

紅蓮「がはははそうだぜ。ドンと胸張っとけ!今回の熱狂なんざ俺の渾身の叫びに比べりゃあなんてことねえしなあ。つーか、光姫のおめぇ調子乗ってヘマこくんじゃねーぞ!(ホタルの護衛として如月と彼女を挟むようにドカッと腰掛けている) 」

アナウンサー「いったいどのような激戦が繰り広げられるのかあ!?どのような結末が待っているのかあ!!?ただ一つだけ言えること…それはッ!!この戦いを制したものが、今年一番の混沌最強の座を手にすることになります!!! 」




アナウンサー「その最強の座の証となる貴重な宝石『 アマダム 』!!世界大会を優勝した者にだけ贈られる世界で最も貴重な宝石に、優勝者の名が刻まれるのです!!!莫大な優勝賞金と共に、この!!混沌最強の証である『アマダム』を手に入れるのはいったい誰なのかァ!!? 」

フーナ「わぁ~~~っ♪見てみて!すっごく綺麗な宝石…!ルビーみたいだけど…聞いたことのないすっごく珍しい宝石なのかな…? 」

スカーフィ「かぅ~っ♪優勝したら、あのキラキラな意思にボクたちの名前が…!ほしいぃぃ~~~~!! 」

氷冬「ふふっ…私にはあの石の価値なんてわからないけど、強い人と戦えるならそれだけで本望よ。 」

モララー「いいねぇ…莫大なっ賞金に、珍しい宝石…これだけありゃあ一年…いや100年分のマヨは食えるな(は? 」

レイジェ「ヒヒッ…武者震いが止まらねェな。(腕を束ね、客席に深く腰を掛けてはまだ見ぬ強豪相手との試合を夢見ている) 」

ミシェル「…………(愛に踊る陽気な道化師とは思えぬほどに冷静沈着な眼差しで歓声に紛れている) 」

ミオリ「すっご……あんな大金を手にしたら、キー君と二人きりで夢のマイホームも…!……っは!プルプル…!が、がんばって三人で勝ち上がろうね!キー君、アッちゃん…! 」

アキラ「う、うんっ…!まだすごく緊張してるけど…兄さんがいれば、百人力だって信じてるから大丈夫……! 」

キルビス「おいおい…不安だからってあまり持ち上げないでくれよ…まあでも、可愛い妹たちのためだ。俺も久々に一肌脱ぐしかねえよな。金はいくらあっても必要だし、これからの生活のためにも…なんとしてもだな。 」

カズネ「綺麗な…宝石… 微かに…魔力みたいなものも感じる…かも……?気のせい…だといいな…… 」

浦橋龍助「・・・・・・さてと、俺らの出番が来るまで煙草吸ってるか(喫煙室で暢気にタバコを吸っている) 」

新田貞行「そうだな・・・・・とりあえず、俺らの知り合いの奴らの試合は見ておこうぜ(こちらも煙草を吸っている) 」

門矢士「 パシャ (観客席に通りすがり、優勝賞品と会場一体をカメラに収める)……なるほど、大体わかった。この大会を破壊…いや、優勝する。 」

フォックス「あの宝石を肥料にしたらバーチャルボーイも最新VRゴーグルになるかな? 」

ファルコ「そんなもんより、俺のアーウィンが無限そうめん発射できる方に期待。 」

ウルフ「どっちもヤダ(どっちもヤダ) 」

白い毛玉の人「おかわりある?(スターフォックス農園のゲームキューブをリスのようにガリガリかじりながら) 」

トーマス「なんというとてつもなく素晴らしい!!!まさしく100万カラットの輝き!!!!このミリオネアーな私に相応しい優勝賞品だ!!!!実に、良いッッッ!!!うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!ミリ☆オンッッッッッッ!!!!!!! 」

ブラックさん「信彦・・・・お前と戦うことになろうとも、俺はその宿命を受け入れる・・・・!!!たとえゴルゴムの仕業だとしても、俺は負けんッッッ!!! 」

ユビィ「・・・・・・・(あんだけの大金詰めれば骨延長術も受けられそうかも……?)(脳内で長身グラマラスになった自分を妄想している) 」

ポリゴン2「 >>ヤメロー!!!!!!!!!!!!!<< (ユビィの脳内イメージをドリルくちばしで貫いてくる) 」

カブトムシエレン「 😏 (大金を手にし、蜂蜜のプールで泳ぐ自分を妄想している) 」

クワガタカリン「 😋  (お友達のカリンちゃんも興奮でふんふんしているよ!) 」

星見ヤビノフ「(優勝賞品がメロンじゃないので不貞寝している) 」

ギャル蛇「うっそマジヤバッ☆あんだけの大金があればさ~?もう一緒大魔王にこき使われずに一生卵蒸しパン食ってけんじゃね???うらやまwwwww 」

ユビィ「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!??!?!?あたしの理想像が抉られていくううううう!!!???なんでぇぇぇぇええええ!?!?!?!?!(涙目) 」

シベリアン犬「ワン(副業禁止なんで) 」

サイボーグの男「………(大興奮と熱狂に包まれる会場の中で、半身がサイボーグ化した謎の男が静かに赤い宝石を遠めに見つめていた) 」

ナガラッタ「もうさァッ無理だよ!!!副業禁止なんだからさあ!!! 」

ギャル蛇「(だるだるだるだるだる) 」

ドレーク「見渡す限り、盛大な熱狂だな。(興奮鳴りやまぬ歓声の傍ら、鋭く細めた眼差しで遠くに映る赤い宝石を見つめる)………(あれが、件の……そうか……そういうことか…――――)(何かを訝しむように) 」

ウルージ「……ん? どうしましたかな? ……あの宝が目的のようでありなさるな。海賊らしくお宝は見過ごせない性分……というわけでもなさそうでありなさるが…… 」

ドレーク「………………まあな…。(はぐらかすように、ただ端的に返す) 」

カワサキ「お弁当~!お弁当だよ~!観戦のお供にカワサキ特製スペシャルランチ弁当いかがかな~!?お茶もあるヨ~!(客席側で売り子販売している)ビールもあるヨ~~~~~~!!!!!!!(悪魔の囁き:× → 叫び:〇) 」

カワサキビダン「⚫︎ックス……(毒電波に塗れたカワサキが紛れ込んで同じくスペシャルランチを提供している) 」

クマーユ・ビダン「なんで戦いなんてするんだよ!貴様人間か!?SHINE!! 」

上司「(ギャル蛇カワサキ軍団を某企画へ拉致る) 」

志村けん「ファーファみてーな格好で言ってんじゃねよバカヤロー!(クマーユの頭を叩く) 」

ドクマリ「世界大会が開催される→世界中のつわものたちがこぞって参戦する→世はまさにバトルロワイヤル時代→身体は闘争を求める→大乱闘スマッシュブラザーズの新作が発売される。しかし… 」

ニコリン「 俺 以 外 優 勝 す る な ( > > > 天 上 天 下 唯 我 独 尊 天 下 無 双 < < < ) 」

デージー「桃栗3年ピザ2秒(出会って2秒で顔面ピザ)ぼくピザ屋!ボーノ(デスボ)!ピッツァ!!!(ハイコンテクスト肉体言語)宅配ピザ屋です!!!ご注文の生ハムピザ!マリナーラ!!!ポイントカードはお餅じゃない!ボーノ(デスボ)初手味変はピザ屋悲しい!!!モッツァレラ(デスボ)!ボーノ(裏声)!!!(周囲の観客といぬっころとやさぐれたショタとピカマンにあつあつのピッツァを叩きつける!!!) 」

ドッグ「わんわんわんわんわんわん!!!!!!!!!!(意訳:わんわんわんわんわんわん!!!!!!!!!!) 」

はらぺこあおむし「(客席でカワサキに対抗しハロウィンのアルバイトをしている) 」

ベール「……………(優勝賞品である赤い宝石が視界に入り、帽子の内側で魔女は歪に眼光を光らせる) 」

アナウンサー「さあッ!!いよいよ対戦トーナメント表の発表でぇぇぇぇええええええーーーーーす!!!!!!こちらをご覧くださあぁい!!! 」


ピ コ ン ッ ―――――― ! (会場上部にある巨大モニターに、総勢48チームからなるトーナメント表が一斉に公開された)


ブラックさん「・・・・・!!(自分のチーム名の隣に、どことなく見覚えのある対戦相手の名前に食い入るようにモニターを見つめる南光太郎・・・・!)あの名前は・・・・もしかすると・・・・・!いや、間違いない・・・・・!!おのれこれもゴルゴムの仕業に違いない!!! 」

ピカマン「大量のピカマン……?(トーナメント表にあるチーム名に首を傾げる)おかしいな……参加した覚えはないしピカマンは僕なんだけど……。 ・・・・・・? (>>カメラ目線<<) 」

カメラ「こっちみんな(こっちみんな) 」

シャドームーン「フッ。俺たちは必ず戦う運命にあると言ったろう。決して逃れることはできんぞ…… 」

ずんだムン「なんでも今回は未来からやってきた知能構造体とかが参戦しているらしいのだ!未来の技術を視察する良い機会なのだ! 」

ツヨスギボンプ「ンナンナ! 」

ずんだムン「おめえじゃねえのだ 」

リズ「(12年前。今よりも僅かに幼い実年齢に相応しい容姿の少女が腕を組みしたり顔でトーナメント表を眺める)ほほう、見ろシード枠じゃぁないか。今日の朝食はミソスープがあったりと最悪だったが、存外ツキは回ってきているようじゃあないか 」

エディ「(チーム名からして不穏なのが幾つかいる…… 当たりませんように……) 」

轟の冒険者「奇天烈な参加名と次戦で邂逅する訳か。私も多少遊び心を付け加えても良かったかもしれんな 」

マルガリッタ斎藤「ちょうぜつ、かんぺき、おざ、き………?(眉間をつまみ項垂れる)やつがれ疲れているのかな……血腥い場所とはあんま縁がなさそうな知り合いがいるような気がする……いやきっと目の錯かk いるーーーーーーーーーっ(その場で両手で顔を覆い崩れる)頼むーーーーー!無事帰ってきておじゃきーーーーーーっ! 」

バナナ猫「ハッピー!ハッピー!ハッピー!(初戦で勝てるといいなあと期待に胸を膨らませているようだ?) 」

杉下右京「図に乗るんじゃありませんよッッッッッ!!!!!!!!対戦相手には敬意を持ちなさぁい!!!!!!!!!!!(愚かなバナナを𠮟りつける) 」

バナナ猫「イィ~~~~~~~イィ~~~~~~~~😭 」

亀山くん「勝手にしてくれ… 」

フォックス「そんなワクワクしないところでんで大丈夫か?(疑問) 」

ファルコ「そんなワクワクしないところでんで大丈夫か?(疑心) 」

ウルフ「そんなワクワクしないところでんで大丈夫か?…ってなんだ???(疑惑) 」

白い毛玉の人「そんなワクワクしないところでんで大丈夫か……ッッッ!!?!??(おめめきらきら) 」

ヒロ「…どことやろうが、全力を尽くすだけだ…! 」

マルスゾウカブトちぃちゃん「(飛来しながらもまんまるたこ焼きを焼き) 」

狂った人物「アンキモ! 」

ジャクリーヌ尾崎「あら、斎藤さん!お久しぶりですわね!!そうです、なんとわたくし今回シードを頂いておりますの!勿論わたくし一人では無くて、えーと、その………(傍らで早速2本目の煙草に火をつけている、タンクトップに溶接マスクの女性を見上げ) 」

エリアンヌ村田「どうも、ま、一戦分楽させてもらいます、って事で……っぷぅ~…… 」

AS「……この場所に、俺を満たすような戦いはあるのか。(ほんの一瞥でトーナメント表を記憶し、背負った剣の鍔に触れる。ただ、眼前すべてが敵であるかのように見定めながら) 」

アナウンサー「総勢48チームの内、決まる混沌最強は立った1チーム!いったい、どのチームが覇権を握るのでしょうかああ!?さあ!!いよいよ…戦いのゴングが鳴らされるとき…!!!世界の頂点を目指して…世界大会 開戦だあああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!! 」


わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!


アナウンサー「さあ!!それでは早速第一回戦の試合を始めましょう!!!第一試合は…――――『 NFK 』 vs 『 MIRROR.MIRROR. 』となりまあああああす!!!出場選手はこの後選手控室までお越しいただき、そのままステージへと入場をお願いいたしまあす!!!それでは皆様、試合開始まで今しばらくお待ちくださいませ!! 」

ハナ「あっ…!初っ端からフレイミスと光姫さんの出番だよ!頑張ってきてね…っ! 」

ホタル「フレイミス、光姫、ファイトー♪ 」

萌香「うおっ…!?もう最初から試合なんてマジかよ…!光姫様…それにフレイミスも…!勝どきあげてくるんだぞ…! 」

光姫「殿、いよいよ初陣ですな。来るべき今日という日のために研鑽を積んだ努力が実るときです。参りましょう。 」

フレイミス「ああ…寧ろ最初だからこそ腕がいつもより鳴るってもんだ。行ってくるぜ。(右手首を掴むようなしぐさで客席を立ち、光姫と共に出場者控室のある方角へと向かっていく) 」



光姫「殿、この度は私をパートナーに選択していただいたこと、非常に感謝します。全力でサポートさせていただきますので……あなたの父上のためにも。(控室からステージへと続く通路を肩を並べるように進みだす) 」

フレイミス「堅苦しいのはいいよ、期待してるぜ。(ニッと笑い、日の明かりが眩しく差し込むステージへとついに上がる) 」


ワァァァァァアアアアアアアアアアアーーーーーーッ!!!!(出場選手たちを迎えるように歓声が轟く)


モララー「最初の試合か……見たことねえ連中だが、さてどんな奴らなのか…ズルズル(観客席。出前で取った味噌ラーメンをすすっている) 」

カズネ「最初の、試合……自分なら、すごく緊張する… 」

犬耳の少女「見てみて、兄ちゃん、兄ちゃん!!入ってくるで、ほら!!最初の選手やって!!めっちゃ強いんやって!!(観客席にて、柵にしがみつく様にして会場を見ながら傍らの少年に顔を向け) 」

犬耳の少年「う、うん……そうやな、めっちゃ強いで、最初の人たちは、確か……(彼方此方に汚れたガーゼを張られた、傷だらけの顔でパンフレットを片手に……妹であろう、犬耳の少女を見返す) 」

名前も声も知らないあいつらのシルエット①「クックック……お手並み拝見と行こうピカマン。我々を失望させてくれるなよピカマン。 」

名前も声も知らないあいつらのシルエット②「驕るな、足元をすくわれるぞピカ。我々の敵、その力の一端を目に焼き付けるのだマン 」

名前も声も知らないあいつらのシルエット③「どうも、ピカマンです。神に感謝 」

名前も声も知らないゴン2「ようぢょまだ? 」


ガシャ…ガシャ…ガシャ…(フレイミスたちが見据える向こう側。甲冑の音を鳴らしながら、同じく二人。対戦相手となる人影が現れる)


フレイミス「………(向かい側より出でる対戦者たちの影を見据えるように静かに振り返る) 」

???「……えと……あなたが、対戦相手さん……ですか?(重々しい音を鳴らしながら現れたのは、意外にも、フレイミスほどか、それ以上に若い少女。蒸気機関のようなものが全身に配置された異形の甲冑を装備した、緊張した面持ちの少女だった) 」

フレイミス「お、おうっ…そうみたいだが… つーことは…アンタたちが…(明らかに自分よりも年齢層の若い少女と対面しやや見下ろすように瞬きする) 」

???→アルマ「はいっ。私が対戦相手の『MIRROR.MIRROR.』のリーダーの……アルマ・メルクインです!!!(力強く、両手を突き合わせて名乗る。力強い瞳でフレイミスを見つめ)……えっと……もっと、歴戦の猛者みたいな人が出てくると思ったけど……意外にも若い人、なんですね! 」

フレイミス「アルマ、か…俺はフレイミスだ。そういうアンタも、俺と同じくらい…いやもっと年下っぽいが… まあそのへんのことは気にはしねェさ。お互い最初の試合で闘り合う中だ。対戦よろしくな。(ニッと不敵な笑みを送る) 」

ヒロ「(観客席で足を組みながら試合を見ている) 」

プログノーシス「……同じく、プログノーシスだ(アルマの傍に控えるのは、こちらは何の変哲もない騎士鎧だ。全身鎧に薄汚い布を巻きつけ、錆止めの黒い色を塗った、所謂黒騎士。プログノーシスと名乗った男は、底知れぬ態度のまま礼をした) 」

光姫「……光姫だ。こちらこそ、対戦よろしくお願いします。(……そこな少女は殿と相違ないように見受けられる…が、かの男…一目見ただけで只者でない雰囲気だとすぐに理解できる。なるほど…初陣にしては不足ない相手だ)(プログノーシスと一歩置いた距離からその佇まいを冷静に見据える) 」

ヨネ「 コ ツ … (相まみえる退社同士の間に割り込むように、審判を担う聖職者のような男性が静かに現れる)ではまず、両チームの代表者…前に出てじゃんけんをしてください。 」

フレイミス「っし…じゃんけん・ポン!(グー) 」

アルマ「ひあっ、ポン!!(チョキ) 」

ヨネ「…では、バトルスタイルの選択権はフレイミス様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」

フレイミス「………俺達は殺し合いに来たわけじゃねぇ…(審判の男にマイクを手で要求) 」

ヨネ「……??(微かに首を傾げながらフレイミスにマイクを差し出す 」

フレイミス「 ッ ス ゥ ー … ―――― (手渡されたマイクを掴み、すぅと大きく吸う――――) 」

フレイミス「 俺達はッ!!示しに来た!!人に!!国に!!世界にッッ!!俺達の在り方を!!よく聞け、俺達は『 NFK 』… 新たな戦士だ!! 俺達は勝つぜ (少年が叫んだのは、開幕序盤から予想外の宣戦布告。それは対戦相手の二人組に対してか、あるいはこの会場に集うまだ見ぬつわものたちに対してか。幼い少年の叫びが、会場に一瞬の静寂を齎し――――) 」


―――― ワァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーッッッ!!!!!(その意気に点火されたように会場一帯が熱を帯びるように沸き立ったのだった)


ハナ「――――― ♪ (大勢の観客からの期待、出場選手たちからのプレッシャー…そんなものを吹き飛ばす大胆不敵なフレイミスの叫びが胸に響いたように、満面の笑みを浮かべずにはいられなかった) 」

萌香「す、すげぇ……!フレイミス…あんな…あんなことして…度胸があるってもんじゃねえだろ…っ…(彼が取った予想外の行動に呆気取られている) 」

ホタル「きっと、それがフレイミスなんだよ。あの子は…私たちレゼリアの想いも背負っている。あの宣言は私たちのためでもあるんだって、私はそう思う。ふふっ…やっぱりすごいな…♪ 」

光姫「殿…立派です、あなたの叫びで観客が沸き立ちましたよ。(フレイミスの傍でふっとほくそ笑む) 」

ヒロ「ほぅ………なかなか大胆なことをする……… 」

アルマ「……それなら私たちは……その熱い想いも映し出して、その気持ちをそっくりそのまま投げ返してみせる!! いい勝負にしよう、フレイミスくん!!(大胆な彼の宣言に向けて、鋼の拳を握り締めて宣戦布告を返す。一歩も譲る気はない!) 」

ユビィ「っ~~~~~!?(なによなんだよあのチビナス…!初っ端から勝気に宣言とか調子乗り過ぎじゃね…!?ぐぬぬっ…!( -”-))(客席から妬ましそうに見ている) 」

カブトムシエレン「(「勝て!勝つんだジョー!」の吹き出しを客席側で広げてフレイミスを支援する) 」

クワガタカリン「 😝 (お友達のカリンちゃんも応援しているよ!) 」

アゲハ・ツバキ「うっひょ~~~なになに!?あの人もドパガキ!? いいねえ~~~~、やっぱあぁいうのいないとね! 」

星見ヤビノフ「( ˘ω˘ )(山積みにされたメロンを平らげる修行する夢を見ている) 」

ギャル蛇「い~じゃんいーじゃん!!もっとたまごパンオマケしてよケチー!(売り子のカワサキに巻き付いて食い物をねだる迷惑客) 」

ベール「……!(あの坊主……確かこの前…)(見覚えのあるフレイミスの姿を目撃し、数週間前にレゼリアの花園ですれ違ったことを思い出す)………へぇ……面白い運命だねぇ…?お手並み拝見と行こうじゃない…(ふふっ、と魔女は艶めかしく舌先を静かに露にする) 」

カワサキビダン「**!(毒電波を発しながらギャル蛇に男女平等フライパン殴打を繰り出す) 」

ブラックさん「このブラック=サン!!少年の勇気に希望を見た!!!! 」

コーカサスオオカブトちぃちゃん「(カワサキビタンに高熱たこ焼きを食わせる) 」

白い毛玉の人「―――――(頭髪の影が一層濃くなり、深紅の双眸の内にフレイミスの姿を捉える。獲物を見定めた捕食者然とした佇まいで沈黙を守り腕を組んだ。)………。(いいなあ試合前の名乗り口上。ああいうのなんかかんがえとこ……) 」

ピカタカ「我が名はピカタカ!!!!!!!!この世界を救砕しにきた!!!!!!!(観客席からフレイミスに呼応して叫ぶ!!!!!!!!) 」

ピカマン「去れ! 」

フレイミス「ああ、望むところだアルマ…!正々堂々…そして最後は互いに清々しかったといえる戦いをしようぜ。だから……今回は蓄積戦だ!! 」

ヨネ「承知しました。第一試合は蓄積戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。(後ろ歩きでステージを離れていく )―――――仮想フィールド展開 (片腕を上げて合図を下す) 」


グ ニ ョ ――――― ァ ン ッ (ステージに搭載された拡張現実システムにより、平面なバトルステージが移ろい変わる。天空に浮かぶ巨大な掌の石像がステージ「神の手の上」にへと変化する)


アナウンサー「最初のバトルステージは「神の手の上」だああぁぁーーー!!!蓄積戦でも殺傷戦でも!落ちてしまえば即脱落!!天空の戦いを制するのは果たしてどちらのチームか!?それでは第一試合!!Ready……―――――― バトル・スタート!!!!! 」



――― 『 NFK 』vs『 MIRROR.MIRROR. 』 ―――



フレイミス「(形式そのものが移ろい変わるフィールド全体を見渡しながらも、最後は相対する二人組を前に戦闘態勢に入る) さァ…――――行くぜ!!(ダァンッ!と勢いよく地を蹴り放ち、アルマへと真っ向から殴りかかっていく) 」

光姫「ふむ…天空(そら)の舞台とはこれまた風情な。(しかし強風に煽られては足元を掬われる。私が殿を全面的に支えなくてはな…)では、参りますか…!(フレイミスへ続くように納刀したままの鞘に手をかけたまま前進していく) 」

アルマ「行きますっ!!(右腕が金属音を立て、スライドした装甲の隙間から煙が噴き出る。そのまま左足と右腕を蒸気圧で加速させながら、突っ込んでくるフレイミスを迎え撃つ) 」

フレイミス「 ガ  ァ  ンッ˝  !  !  (愚直なストレートナックル。繰り出された鉄拳をアルマに直撃させるも、未然に防御姿勢を取った彼女を打ち負かすには決定打にかけ、僅かに退かせるに留まった)……ンへぇ…?お前も、"変わった"装備してんだな(至近距離で拮抗し合うその最中に好奇心に口角を釣り上げる) 」

アルマ「あなた、こそっ!!(勢いを受け流し、蒸気圧で鋭く回転しながら、加速した左フック。そのまま右ジャブに繋いでから左ストレート。全てが空気圧を利用した加速に乗っている)その鎧も、機械仕掛けですか!?(彼の様子を見て目を輝かせている。装備マニアなのだろうか)っ!!(左ストレートへの対応を強いて視線を逆サイドに誘導したところで、右脚の先がブレる。鋭いミドル) 」

プログノーシス「おっと(先の先。光姫が抜刀する前に右手より投げナイフを数本投擲。機先を制しながら、背負っていた剣を引き抜きながら跳び、縦回転斬りを叩きつけようとする) 」

フレイミス「(アルマが打撃を繰り出す度に吹き付ける空気圧、その衝動音に既視感を覚えながらも戦闘う慣れした身のこなしで彼女の殴打を次々と避け切るが、最後に放たれたミドルキックに対しては咄嗟的に交差したウ腕で打受け止め、その反動で滑るように後退していく)…さぁて…もっと俺に打ち込んでみりゃあわかるんじゃねえか!?(ある種の挑発か。かかってこいよと手首をくいくいと曲げ、次の出方を迎え撃つ) 」

光姫「むっ――――!(鞘に手をかけたままナイフの投擲から後退跳躍)スタン…―――ダァンッ!(疾走。そして)スラリ―――ガギィィイイインッ!!(前のめり姿勢からプログノーシスの縦回転斬りを水平に半抜刀した赤刀で受け止めにかかった)ギチッ、ギチチッ……貴殿の相手は、この私「光姫」が請け負うか…!(初対面の男と行われるこれからの剣戟に、女騎士は微かに高揚を認める様に目を細めた) 」

アナウンサー「拳と拳!剣と剣!両者がついにぶつかり合うッ!! 」

プログノーシス「成程(自らの攻撃を受けた剣を斜めに抑え、そのまま地面に押し付ける)貴殿も騎士か……(そのまま左肩を押し付け弾き飛ばし、剣を構え直す) 」

光姫「…っ…!(押し付けられた衝動で片膝が屈折、その隙に突き飛ばされるも低空で華麗に回り受け身を取る)…レゼリア国親衛隊が一人、光姫。国の安寧を守る騎士だ(赤刀を両手に中段の構えで相対する) 」

アルマ「(……この人、強い。出し惜しみしてられないな)……分かりました。本気で行きます(そう言うと、自らの左肩に、取り出した青色の薬品を装填)……行きますよ 」

フレイミス「ああ、こい…―――――?(ん…なんだ、今のは……?カプセル…いや、薬……?)(明らかに自分のものとは相違する彼女の所持品に、流石に目を疑うように硬直した) 」

アルマ「   『ドレーウング』    」

アルマ「――――――――――ッ(急激な加速。次の瞬間、フレイミスの眼前にアルマ。右半身がブレている……動体視力が追い付けば視認できるであろう。その正体は、凄まじいスチームを撒き散らしながらとてつもない勢いで加速し、掘削機のように回転している右腕。ドリル状になったそれが凄まじい速度で、フレイミスの胴体を狙って打ち放たれる) 」

プログノーシス「ほう、騎士。レゼリア国の。親衛隊。こんなところでそれほどの名手と手合わせ願えるとは。素晴らしい(兜の下で視線が揺らめく。静かに鎧の音を鳴らしながら、剣をコンパクトに構え)真っ直ぐで誇り高き騎士。それならば、実に…… 」

プログノーシス「 (遣り易いな)  」

ジョシュア「(観客席に座しつつ、今にも戦地に食らいつかんばかりに前のめりになり意識を戦地の渦中へ投じている。顎に手を当て、真剣な面持ちで主に両陣営の四肢の細かな動作、目線の動きを注視し続ける)――――あの黒騎士……口ぶりじゃ相手の戦闘スタイルを把握していなかったのか。となると"相当"に場馴れしているな。得手とする間合い、戦術の対応幅は今のところ黒騎士にあるように見えるが…… さて、装備と経験の数を技量で覆せるか。 ン゛ン゛ン゛ン゛ーッどっちに幾ら賭けるか……ッ 」

フレイミス「―――――!!(突発的な加速を上げたアルマに思わず目を見張る。蒸気によって蜃気楼のように半身を揺れ動かしながらも驀進する彼女に遅れて反応するが、驚いたのはそれだけではなかった) !? (これはッ――――!?)(片腕の形状をドリルに変形させた、その様子を見過ごしはしなかった) ッッッッぶね!!! (―――― ヒ ュ バ ッ ッ ウ ! ! )(防御と移動回避は間に合わない。ならばとるべき行動はただ一つ…背面を重力に預けるように仰向受けに倒れることで、間一髪胸元をドリルが掠める程度に帰結する。螺旋する刃が胸部表面を掠め、火花を散らしていく) 」

フレイミス「―――――どぉぉらあァッ!!(倒れかけた姿勢から方ウ腕を地面に伸ばし、右脚を突き上げたハイキックでアルマの右腕を弾く様に蹴り上げる)どららららッ、だぁッ!!(そこから繋げるように隙を晒した彼女の脇腹にめがけて連続殴打を畳み込んでいく) 」

光姫「私としても、外国の騎士と手合わせ願える機会が来ることは少ない。私も私で、この機を存分に堪能させていただこう…――――っはぁ!!(半月を描くように刀をゆっくりと振り回したかと思えば、予備動作のない駆け出しと共に一気に距離を詰め、赤い斬影を描きながら斬りかかっていく) 」

アルマ「(躱された!?)(初撃を躱され、そのまま右腕を弾かれ体勢を崩された。そのまま脇腹への追撃。防御は間に合わない?)っ!!(いや、間に合わせる。右腕を引き戻し、脇腹への打撃を肘で叩き落とし)っ!!(左腕で反撃。鋭いフック。これも腕部がスクリュー状に回転している!) 」

プログノーシス「 ! (初撃を弾く。そのまま連撃を流れるように流し、最後の一撃を)もらった(まるで元から来るのを理解していたように完全に見切り、上げた左足で切っ先を踏み付け地面に押し付ける。そのまま鋭く首筋を狙って一閃) 」

フレイミス「……!(ガッ―――ドッ!!)(肘で防御される一方で、左腕側から飛んでくるフックを横目に捉えるとこれを右腕の表面で受け止める。がりがりと削るような苛烈な衝動が腕を伝い全身に響く中、チィッと歯を食いしばりながら拮抗し合う)……やっぱりな… お前、面白ぇよ…ッ!(それでも表情は投資に満ち溢れたように笑みを零し、フリーになっていた左腕を掲げる)シフトチェンジ!モード「集中」(ドリル)!!(ギュイイイイイイインッ!!)(すると、アルマがそうであるように自身もまた左腕を螺旋刃として回転させ、懐の死角からアッパーを仕掛けるように突貫を繰り出した) 」

光姫「 ズ バ ァ ッ ―――― (狙われた首筋に走る白い一閃。モノクロのシルエットに覆われた全身が、胴体と頭部に別たれて絶命を暗示した。しかし―――)―――― フンッ (っそれは幻影のように霧散し、男の背後に瞬時に旋回していた本体が既に背面を斬り飛ばす) 」

紅蓮「おらああぁぁーーーッ!!負けてんじゃねえぞ光姫ィィィイイイ!テメェの首を執るのはこの俺だってことを忘れんなァッ!! 」

ホタル「ぐ、紅蓮落ち着いて……💦 」

如月「ちょおい唾飛ばすなし(パズドラをポチポチしながら) これ誰と誰がやりあってる試合なんだべ? 」

アルマ「っ!?(この人の鎧も!?)(驚いて目を見開く。同じような回転機構の存在に面食らうも、左肩の薬品が再び波立つ。今度は緑) 『シルト』!! (瞬間蒸気化した薬が右前腕から放出。それが硬質化して盾を作り出す。フレイミスのアッパーを受け止めて数瞬競り合ってから、受け流す)凄い威力……っ(凄まじい衝撃に歯を食いしばりながらも、両腕に出現した盾を押し付けて弾き飛ばす) 」

プログノーシス「―――フン(姿が揺らめいた瞬間こそ動揺したように目を泳がせたが、それまでだ。瞬時に剣を背中に添え、背後を取っての斬撃を防ぐ。これもまた、事前に予期していたように)……甘いな(そのまま斬撃の勢いを利用して振り向きながら距離を取り、瞬時にナイフを三本投擲。剣を構え直し、真っ直ぐに突く姿勢) 」

フレイミス「っへ…どうした?どっかで見たことあるって顔してんぜ、お前。(不敵な笑みの傍らで薬品の変色具合を黙認する)(今度は緑…それに、盾…?)――――っと!(シールドバッシュを受けてT字姿勢で後方へと回転しながら降り立つ)なら、もっと行くぜ?モードチェンジ「開拓」(ブレイド)ッ!(ガギョンッ!)(今度は左腕のドリルをブレードに変形。長剣型の左腕を掲げながらジグザグ状にフィールドを駆け抜け、アルマの防御装備の間隙を縫うように真横から左右交互に斬り薙いでいく) 」

光姫「 ふむ (ノールックによる未然の防御。そこから数歩ステップを踏むように後退する中で投擲されたナイフを身を捻じる挙動だけで受け流し、敵の出方を冷静に待ち構える) 」

アルマ「 !! (後ろに跳んで下がりながら盾で必死に相手のブレードを防ぐ。防戦一方。一旦距離を取って、再び肩の薬が揺らめく。今度は赤)っ、(反撃に一歩踏み出す。盾になっていた左腕が揺らめき、今度は……) 」

アルマ「  『シュヴェーアト』 !! (鈍く煌めいて、刃に代わる。フレイミスのブレードと一瞬切り結いでから、力強く上に弾く) 」

プログノーシス「……驚いているな。何故、貴殿の攻撃が私に届かないか、不審に思っているだろう。……明かそうか? 私は、眼がいいんだ 」

フレイミス「―――― ッ ギ ギ ィ ィ イ イ ン ン ッ ! ! (真っ向から不倫浮かれた彼女と斬撃と衝突し合い、小気味よい残響が天空の舞台に響き渡る)…っへへ……!いいな……お前!初っ端からこんな戦いができるたぁ…俺は運がいい…!お前と戦っていると…俺の心が不思議と満たされていくようだ…ッ!(――― ッ ギ ィ イ ン ッ ! ! )(互いに刃を振るい抜けて退け合う)「牽制」(ガトリング)!!(ガジャゴォンッ―――ズダダダダダダダッ!!!)(今度は両手からガトリング砲が顔を出し、両腕を突き伸ばした姿勢でステージ一帯を駆け巡りながら射撃戦に躍り出る) 」

光姫「驚いている、か… フッ…そう見えているのなら致し方ない。なるほど確かに並大抵の実力者ではないと踏んでいたが…(傍らでフレイミスとアルマ。似て非なる二人の戦いを一瞥し、すぐに眼前の男に「鷹の眼」を向ける) どうやら我々も数奇な運命の出会いを果たしたようだ。ならばこの一驚もまた昂揚に昇華する他あるまい。転じようか…「眼」で語る戦いへと――――(スゥゥー…と鋭い眼が閉ざされている最中、赤刀で輪を描くように静かに構える) 」

プログノーシス「………私の目は『千里眼』と言ってな……相手の動作から心理、その未来に至るまで……全てを見通すことが出来る。……例えば……(瞬間的にその姿がブレる。光姫もそれに反応して動こうとするだろう)……このように!!(しかしプログノーシス!まさしく未来を読んでか、光姫が動いた方向に『置く』ような、的確な刺突!) 」

光姫「―――― ! (輪を描き切るその寸前、横槍を入れるように真横に姿を現した男の刺突を後方へ数センチ反らすことで難を逃れる) 千里眼…なるほど未来という名の万里を見据える神の如き目… その持ち主を相対するとは恐ろしいものだ。だが、一つ教えておいてやろう。(女騎士はそのまま背中を地面に預けるように仰向けに地面に倒れ込む――――) 」

光姫「―――――― 神の造物は私の好物だ (刹那的で幻想的な光景が強襲する。水から地面に倒れたはずの光姫であったが、その体は地面に呑み込まれて消失すると共に、プログノーシスの頭上に宙吊り姿勢で"転移"していた。既にその手は赤刀を振り下ろし、下弦の月を彷彿とさせる下向きの斬撃が断頭台のギロチンが如く、男を強襲した) 」

アルマ「ぐっ……!!(今度は銃! 本当に……)私たち、よく似てますね!!(そう言って今度は紫色の薬が揺蕩う。その腕部に構築されるは)……『シュロート』!(散弾銃!あちらが連射で弾幕を張るならば、こちらは散弾で同じことをする。両腕を交互に発砲!凄まじい弾幕の雨あられが飛び交う!) 」

プログノーシス「っ……!!(焦りを見せたか?対応は間に合わない。光姫の斬撃がプログノーシスを襲う……が!)フンッ!(鎧の曲面で滑らせるように斬撃を受け流す。これも未来を見ているが故か?あるいは……)はあっ!!(再び武器を振るう。光姫の赤刀を弾くように一撃。それに掛かった力を御そうとする動きを見切って鋭い刺突に繋ぐ) 」

フレイミス「ぅぅぅぉぉおおおおおおおーーーーーッ!!!アルマァァァアアアアアーーーーーッ!!!!(相対する相手の名を銃弾と共に叫び散らしながら、両者ともにフィールド一帯を縦横無尽に駆けまわる。銃弾の嵐が舞う。光姫とプログノーシスの周囲を駆け巡りながらも、照準はある間のみを捉えて。舞台である神の手の指(壁)、地面に次々と弾痕が撃ち込まれ、自身もまた全身にいくつか被弾を受けながら、それでも銃撃と高速移動を止めずにこの嵐を巻き起こし続ける) 」

光姫「ギィンッ―――ガギィンッ!!(斬撃と共に受け流された体はそのまま横転するも、その僅かな合間にも男と刃をぶつけ合い、両足が地に着いた頃には――) スタンッ (違う。地には付いていない。男が放った刺突…その剣先に蝶のように止まったのだ) っは! (その姿勢からプログノーシスの顎をバク転蹴りを繰り出し、ようやく地に降り立った)生憎だが、「目」の良さなら私も指折りを自負している。貴殿が相手ならば不足はない!(そこから繋げるように全身を回しながら、下から上へと螺旋を描くように斬り上げていく) 」

萌香「す、すげぇ…!フレイミスと光姫様も、調子を上げてきた…!? 」

ベール「けど、相手も黙って相手のいいようにはさせないでしょうね。片方が上がれば、もう片方も必然的に吊り上がるように。この天秤の揺さぶりはまさに一長一短… この試合は、微かでも変動を賭けた方が勝つ。………って、なんかシリアルっぽく考察してみたけどかっこよくねアタシ!!??? 」

プログノーシス「 チッ (顎を蹴り上げられ、後ろに跳びながら二回転し着地。怒涛の斬り上げを三回ほど弾いてから、一瞬のスキを突いて剣の柄で打突。剣の間合いを殺し)これでどうだ(相手の足取りを予測し、引き込むように足同士を引っ掛けて払う。相手が転んだところを狙っての刺突に繋げる) 」

アルマ「っっっ……!!!(凄まじい射撃戦。自らも数発食らっている。これ以上はまずい。相手と自分の射線が重なった状態で、左腕に一粒弾を装填。それをぶっ放し相手の反応を強引に作り出した直後) 『ドラート』 !!(今度は、鈍色の薬。右手が変形し、ワイヤーアンカーを形成。そのままそれを射出し、フレイミスを絡め取ろうとする) 」

フレイミス「うおっ――――!?(銃弾の嵐を潜り抜けようとしたその瞬間、無数の弾丸に紛れるように射出されたアルマのワイヤーアンカーに呆気取られてしまい、ものの見事に両腕が胴体に食う繰り付けられる形で拘束されて身動きを封じられてしまう)ググッ……チッ、硬ぇな……(身をよじり脱出を試みるが緩む気配のない鉄線に小さく舌を鳴らす。だが、何かを閃いたように打つムウいた顔を上げ、直線状に対峙するアルマを見上げた) 」

フレイミス「いいかアルマァッ!!(拘束された状態で張り上げる声を彼女に轟かせると、再び身を強く捩る。否…それは捩るよりも自転するように全身を回転させるような動作。勢いをつけたことで自らを捕縛する鉄線が逆に絡めとられていき――――) 」

フレイミス「 振り回されるくれぇなら―――(グゥオン、グゥウォンンッ、グォンッ―――――)(次第に勢いと速度を増す自転行為。鉄線を伝いアルマをも強引に引き寄せるそれは、宛ら遊園地でよく見かけるヘリタワーのように彼女を振り回す)―――――― 自分が振り回すようになれッ!!!( ド ッ グ ゥ ウ ォ ォ オ オ オ ア ア ア ッ ! ! ! )(跳躍。そして遠心力の勢いを利用し、拘束状態から逆にアルマを地面に叩き付けるというだれも予測しえなかった反撃を実現した) 」

萌香「うっそだろ…!?あの態勢から、あんな反撃に出るなんて…むちゃくちゃすぎんだろ……!(驚きと滑稽に顔が引きつる) 」

ハナ「………(胸元に手を当て、ただ静かに、真面目な眼差しを浮かべてフレイミスを見守る) 」

光姫「ギィンッ――――(打突による一瞬の硬直状態。この僅かな隙が命取りとなるだろう。事実、男の払った足払いで無様に転倒し、赤い髪を揺らしながら傾倒する最中、彼の放った鋭い剣先が光姫の代名詞である鷹の眼の眼球に突き刺さろうと迫る。それはプロノーシス自身が視たっ未来の結末。ここで光姫は致命的なダメージパーセントを追い、場外へ撃墜される―――――――) 」


グ ニ ョ ォ ――――― ァ ン ッ (―――――はずだった。男の視界が、夢幻のように歪むまでは…)


光姫「―――――― ス タ ン … (男の背後、親衛隊のコートを静かに脱ぎ去った赤毛の女騎士が片足のつま先から静かに地に降り立っていた)……お前は、少し先の未来が視えるといったな?だが…未来とは、不確定要素の一途に過ぎない。なぜなら…―――――(男の背に語る最中、静かに瞳を閉ざすとその瞼の裏に在りし日の記憶―そう遠くない―がフラッシュバックする) 」


その惚けた面がレゼリアの未来か!?笑わせんじゃねェ…!!お前はこの国のように強い人間なんだろッ!?絶望に突き落とされたって、何度だって立ち上がってきたんだろッ…!?


だったら示し続けてみせろよッ!!お前がお前であるために!!『親父』が認めた、お前自身であるためによッ!! 」


光姫、ホタル… お前たちのお陰で…この国にも…この世界にも…もっと希望を持てた。過ぎ去った過去は変えられねえけど、未来なら変えられるって。
お前たちと過ごせて…そのことを強く思うことができた。進んでいこうぜ、ここから。俺たちそれぞれの未来をな…! 」


光姫「  未来を変える権利は、誰の手にもあるということだ  (瞼の裏で木霊する少年の言葉と共に、開眼する。彼女の鷹の眼を見て、プログノーシスは察した。未来を見据える自分の目に狂いはない。だが、それが狂っている事実があるとすれば…今、相対している赤毛の女騎士の「眼」が原因だということ。不確定な未来を惑わし、誤認させる幻影。光姫が持つ"幻惑の眼"(ヴィジョンアイ)によって未来透視が相殺されてしまっているということに――――) 」

アナウンサー「これはすごい!!!第一試合から既に熾烈な激闘が絶え間なく続いている!!しかし!!本大会の試合にはタイムリミットがあります!!試合終了まで残すことあと3分…!このまま決着をつけなければ、両チームとも敗退となってしまいます!! 」

フレイミス「(アルマを叩きつけた衝撃でゆる産んだワイヤーからついに解放され、光姫と並び立つように移動する) 聞いたな、光姫。そろそろ本気(マジ)でいくぜ。  」

光姫「 仰せのままに、フレイミス様 (恩師の面影を引き継いだ少年と比肩し、未だ勝機を信じてやまない不敵な笑みを共に浮かべて赤刀を構え直す) 」




アルマ「っ!? がっ……!!!(逆に振り回されて地面に激突する。予想外の衝撃。瞬時に受け身を取り、両腕を再び銃砲に変えて空砲の勢いで態勢を立て直す)……本当に強い。こんな強引に『ドラート』を抜けてくるなんて…… 」

プログノーシス「 !! (幻。先ほどまでも異様な挙動をしていたが、これではっきりした。相手は幻を見せてきている。そこまで理解して)……未来は変えられる……か(感慨深そうに、あるいは感銘を受けたようにその言葉を復唱)……それは結構だが…… 」

アルマ「……なら、私もフルパワーで行きます……壊れないでくださいね……!!(再び新たな薬が揺蕩う。今度は黄色)……今度は逃がさない!!(激しい蒸気が戦場を満たす。暑苦しい。息が詰まる。その熱っぽい霧の中、アルマの瞳だけが真っ直ぐフレイミスを見つめていた) 」

プログノーシス「 (そういう一本気が御しやすいというのだ) (左肩に掛けていたボロ布を静かに降ろす。一見、ただの本気の仕草に見えるその動作の裏で、その兜の奥。見えない場所で、醜悪に口角を挙げた) 」

フレイミス「 ガッチャゴンッ―――― (形態を「通常」型に戻し、鉄拳を露にする)――――― 俺についてこいッ!!(それは、対戦相手の二人に、そして相棒の光姫に対して両方とも取れる宣言。持ち前の俊敏な駆け出しから瞬く間にアルマとプログノーシスに肉薄していく) 」

光姫「 御意ッ! (フレイミスに呼応するように納刀姿勢で追従。フレイミスの背後から並列、そして追い越しては互いに位置を入れかえるように接近し、目と鼻の先で待ち構える二人組を鷹の眼が狙いをつける)フンッ――――ザギィィイインッ!!(抜刀。赤い斬撃波が横一文字に放たれると―――) 」

フレイミス「―――――そぉぉぉおおいッ!!!( ッ˝ガ ァ   ン !  !   ! )(光姫が放った斬撃波をすぐに追跡し、後押しするよううに殴り飛ばすことで従来の比でない速度を得た斬撃波が急速度でアルマとプラグノーシスの両者に襲い掛かった) 」

氷冬「連携…!斬撃を殴り飛ばすなんて…あんな芸当ができたものかしら…?いや…そうなるようにあの剣士が"仕組んだ"ということも…?(同じ剣士として、光姫の巧みな剣術に興味を示している) 」

アルマ「っ……!!(『シルト』を前腕部に再構築。そのまま黄色の薬を使用) 『イェーガー』 !!(合計で二歩。力強く踏み出してから叫び) 」


――――――――(次の瞬間。その動きが音を遥か遠くへ置き去りにする)


アルマ「――――――――― ヴ ォン(凄まじい速度。蒸気圧全てを推進力に変えたブーストダッシュ。前腕に『シルト』を展開したまま猛スピードで斬撃に突っ込み……)もらっ たァ!!!(そのままそれを強引に正面突破。相手の動体視力を振り切り、斬撃を突っ切って瞬時に眼前に出現したアルマが、そのまま右腕を振りかぶり) 」


――――――――(無音のまま、空を切って拳を振り抜く)


フレイミス「――――――――――― ┣¨ グ ゥ ォ ア ッ˝ !  !   !  (音も光も置き去った刹那空間の中で、少女が放った渾身の拳が少年の顔面に、見事にクリーンヒットした。殺傷戦ならば間違いなく鼻はおろか頭蓋の骨すら砕けてもおかしくない絶大的なダメージが、顔から全身へと一気に稲妻の如く迸る。勝負あったかと思われたが、その微かな合間の中で、一つだけ不自然がアルマの感覚を元の時間に戻していく。それは…) 」

フレイミス「………――――――― ッ ニ ィ ! (あの一撃を受けてもなお、その体は微動だにしなかったこと。吹き飛ぶことを忘れた鋼鉄の体、その足は確かな意思をもって地面を踏み潰し、鉄拳がめりこんだ顔面は激痛を無理やり味わうように……"笑っていた")……響いたぜ…アルマ…お前の"覚悟"…ッ…!!お前たちの勝ちにこだわる本気を…ッ!!だがな……『俺たち』だって負けちゃいねえんだよッ!!そうだよなァ…―――― 光 姫 ィ ッ ッ ! ! ! 」

光姫「 もちろんです、フレイミス様! (よく見ると、吹き飛びかけた少年の体を…その背中を確固たる決意と共に片手で受け止めている女騎士の姿があった) 」

フレイミス「ぅぅぅぅぉぉぉぉおおおおおおおおおおおああああああああああああああああーーーーーーーーッ!!!!!( ッ ガ ァ ア ン ッ ! ! ! )(そして、光姫の力強い押し出しによってアルマの鉄拳を顔面のみで押し返し、至近距離から彼女の額めがけ強烈なヘッドロックをぶちかました) 」

アルマ「―――――っ、くう!!(二人がかりっ……!!)(状況を理解した次の瞬間に伝わる頭への圧迫感。掴まれた。至近距離からの組技への移行。生身の頭部がぎちぎちと音を立てる)負けて……っ(しかし。再び蒸気が全身から噴き出る。段々とフレイミスを……光姫ごと押し返し……)たまるかぁーーーーー!!!!!!(相手がヘッドロックを仕掛けてきたのなら好都合!その拘束を敢えて解かず、抱き着くように腕を回し、圧迫感に耐えながらフルパワーで加速! 光姫ごと押し出しての決着を狙う!) 」

フレイミス「ぐゥウ…ッ……!!(押し返したはずの勢いを取り戻そうとするアルマに、返って圧倒されるなど思ってもおらず歯を食いしばりながら耐え抜こうと試みる)…ぎ、ぎぎ…ッ…(やるな……ッ、だったらもう…出し惜しみはしねェ…!)光姫ッ!!『アレ』を使う!!頼むぞッ!!(両拳を握りしめ、腰を徐々に落とし、今にも駆け出す様な傾倒した態勢をとる――――) 」

光姫「――――!(フレイミス様…あの『切り札』を…!) 仰せのままにッ! (そう応えるとフレイミスから勢いよく離れる) 」

フレイミス「―――――― 『 加速型 』(ブースト) ―――――――( ガ チ ャ ゴ ォ゛ ン゛ ッ ! ! ! )(身に纏う甲冑の背面、そのハッチが開くと共に内蔵されたブースターがX型に開かれるように形成された) キ ュ ゴ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ … ッ … … ! ! (バーニア点火。しかし、地盤に両足を食い込ませるように踏ん張りその反動を抑えることで発進にはまだ至らない。バーニアから暴発的に噴き出す赤い炎は放射状に伸びているが、徐々に一本線になるように縮小されていく――――) 」

萌香「なんだ…あれ…!?あんなの、特訓の間にも見せなかったのに…!(フレイミスが披露した新たな形態に思わず目を見張る) 」

アルマ「なッ……!?(私の『イェーガー』にそっくりだ……!!)(お互い背部に出力集中。凄まじい推力が押し合うような形で組み合う。お互いのパワーが余波となり大気を揺らし、掛かっている力の膨大さを示す) 」

アオ「――――(嵐のような始まりから、やがて決着という終わりを迎えようとしている試合を、その一部始終を最後まで見届けようと蒼い瞳にフレイミスの姿を捉えていた)……きっとこの大会は、君には狭すぎる舞台かもしれない。だからこそ、どこまでも飛躍(はし)っていってほしい。君ならそれができる。きっと…きっとね。(告げるように、呟くように。その言の葉を周囲の歓声に紛らせるように送る) 」

ベール「―――――(深く被られた帽子の内側で、魔女の鋭眼はその結末を渇望している――――) 」

プログノーシス「 させん (しかしその激しい競り合いの最中。姿を消していたプログノーシスが何処からかその場に現れ)貰うぞ……!!(その競り合いを崩しフレイミスを場外へ追いやらんと、素早く刺突しに掛かる) 」

ジョン「――――年を取りすぎたかのう、あの光……覚えがある…… ありゃぁ、確か……―――(―――故郷、まだ健在だったマイテイ国。最もヤンチャだった記憶のある悪が きと肩を並べ、そして同じ戦場に並び立った盟友がいた事を。 手を焼かされ、しかして信頼をおいたとの離れすぎた旧友に、国境を隔てた絆を結ぶ相棒がいたことを思い出す)そうだ、ありゃぁ…… 」

光姫「―――――― ッ゛ ッ˝  ギ  ィ˝    ン゛    !   !     !   (だがしかし、プログノーシスの急襲を意識の隅で注視していた女騎士がついに自らからの役割を果たす様に動き出し、彼の刺突を力強く逆袈裟斬りで弾き返した)それはこちらのセリフというものだ。騎士たる者、こうして白兵戦に転じればこれ以上の妨害はできまい。私は殿の懐刀…折れぬものなら、折ってみるがいい。(これ以上の追随は許さない、その確固たる佇まいで相対する) 」

ヒロ「ほぅ、あれは…なかなかすごいな… 」

プログノーシス「ぐッ……!!(弾かれた刺突を立て直し、斬りかかる。激しいつばぜり合い。一瞬の剣戟による拮抗)……なる、ほど……あの勝負に介入させんつもりか……(そこまで言って、力を込め直す。鍔迫り合い。その奥にはアルマとフレイミスが競り合っているさまが見える。力は互角!? いや、若干光姫の方が強いか……!?) 」

光姫「―――(フレイミス様の『切り札』が本領を発揮するには数十秒間の時間を有する…その間にこの男だけでも押さえなければ―――) ぐッ…! ("幻惑の眼"を発動しようとしたその瞬間、右目を起点に激痛が迸り表情が明確に歪んだ)…ッ…(目を行使し続けた弊害が来たか…)(咄嗟に右目を片手で押さえつけてしまう) 」

紅蓮「チッ…(光姫の野郎…無茶しやがったな… 相手が相手だってのもあるだろうが…初戦からあのざまじゃ先が思いやられんぞ…!) 」

プログノーシス「――――――そういうところが、実に御しやすいと言うんだ(兜の奥で、瞳が歪む) 」

萌香「光姫様…フレイミス……!(状況が一転…だが、ここで決めなければすべてが終わる。逆転の可能性を信じ抜くように固唾を呑む) 」

光姫「…っ……こうなる未来も見え透いていたというのか…?(目元が歪む、だが、声音はいたって落ち着きを保っている) 」


――――ボ ウッ(この時、プログノーシスの『真の力』が発動する。彼の眼は、あらゆるものに視点の焦点を合わせられる……それだけで、充分。視線を起点とし発動する、蒼炎を発生させる術式。彼が仕込んでいる真の切り札。今……フレイミスの姿は明確に自分の視界の中にある)


プログノーシス「勝った(彼の眼は、千里眼などではない。極限まで強化された動体視力で、相手の動作の髄の髄まで見切れるというだけ。相手を捉えることだけを考えた眼を、『予知能力のある眼』と偽ることで、それが最大の効果を発揮する白兵戦のみに相手の意識を集中させる、ブラフ)貴殿の負けだ! 何も守れんぞ(完全に引っかかった。自分が剣術しか出来ないと思わせたが故の、視界を射程にした一撃) 」

フレイミス「がぁ゛…ッ˝……!?(突如自身の体が発火を起こし、その高熱に身を焼かれる痛みが伴う。その障害によって集中していた意識が削がれ、結果的にアルマの圧倒を推進する羽目になっていくが…) 」

光姫「ぐ…ぁ……――――――  フレイミス様 ッ !!!  (悲痛に声を張り叫ぶ) 」

フレイミス「ッ˝……守れねえ…だと?(発火する激痛、アルマとの衝突に歯を食いしばりながらも、プログノーシスの冷徹な言葉に睨みを利かせた)いいや…光姫は十分に守ってくれた…!だから"ここ"まで来れた…ッ!! 光姫ッ!! 」

光姫「……!! 」

フレイミス「  勝つぞ、この大会   」

光姫「(逆境の中でひたすらに正気を信じて疑わない少年の不敵な笑みを浮かべる横顔に、幼き日に見た憧憬の笑顔が重なる。やはり血は争えないのだと確信するとと共に、右目の激痛が和らいでいく――――)――――――― は ッ ! (そして、その勝機を一人の少年に託す。それこそが、間もなく終わるこの試合に終止符を打つと信じて) 」

アルマ「(蒼い炎!?これはプログノーシスさんの……!!)熱……っ(自分ごと巻き込まれながらも、するべきことを理解。自分がやるべきは、自分を犠牲にしてでも、相手を自分より先に落とす事)か、つ……? ここから……? 」

アルマ「いやっ!! 勝つのは!! 私たちッ!!!(更にもう一歩踏み出す。あと少しで押し切れる。蒸気甲冑に最大の機動力を与える『イェーガー』。それに最大限の負担を掛ける。後先は考えられない!) 」

フレイミス「ぅぅぅぅぅぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお……ッッッッ!!!!!(  ギ  ュ   ボ     ォ  ァ     ッ   !  !  !  !  )(その瞬間、驚くべき光景がプログノーシスの目に入った。彼が放った視線による蒼炎…全身にまとわりつくその炎がバーニアの吸引によって吸い寄せられ…発射口から噴き出す赤焔と混ざり合い、気を熟したように翡翠がかった蒼炎へと変貌を遂げたのだった) 」

フレイミス「 見てろよ『親父』……ッ!!ここで……―――――― 俺の強さを示すんだああああああぁぁぁぁぁああああああああーーーーーーーッ˝! ! ! !うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおらあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!! 」

フレイミス「 キ  ュ  ゴ  オ゛  オ゛  ォ゛  ッ゛  ―――――― ズ  オ゛   ォ゛   ッ゛ ! ! ! (完成された蒼炎が一点に凝縮されると、アルマに圧倒されたこれまでの勢いをものの見事に取り返すように超加速を帯び始めたではないか) 」

光姫「―――― 飛べぇッ!!!殿 ァ ッ ッ ! ! ! 」

ホタル「お願いっ…! 」

ハナ「―――――――(両手を結び、花を手向けるように静かなる祈りを送る――――) 」

フレイミス「――――――“バニシング・ドライブ” ッ゛ ! ! ! ! ( ズ     ボ      ォ゛     ァ゛    ッ゛   !   !   !   !   !   )(最大出力を発動した発進から、その凄まじい推進力を盛大に爆発させる。 過度なまでの空気抵抗によって引き起こる摩擦熱で発火した全身は溶岩にも迫る高熱を帯び、神の手の上…その指の一本を貫いてアルマと共にステージ外へと飛び出した。それは1000年に一度見る軌跡の流星のように煌めき輝いて、どこまでも高く遠く飛び抜けていく) 」

フレイミス「 ぜ や ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ッ˝ ッ˝ ッ˝ ッ˝ ッ˝ ! ! ! ! ! (そして、場外圏内を示す赤い警告ラインめがけて、アルマを突き飛ばした) 」

ヒロ「これで…決まったか…!? 」

アルマ「 っっっ (勢いを一瞬で取り返される。一気に押し返され、体勢を立て直せないまま宙へ放り出され) ぁ……っ 」

アルマ「 いや  」

アルマ「 まだだァーーーーーー!!!!! (急激に減速を図りながら、左腕部に『ドラート』を形成! そのままワイヤーアンカーを射出! 狙いはフレイミス! 引っ張り込んでの相討ち狙い!? いや違う! その目から闘志は失せていない! 強引に引き寄せ、その反動でステージに近づく。そしてそのまま空中で相手を叩き落とし逆転する算段!) 」

アルマ「 届 け ぇ ー ー ー ー ー ー ー ー ! ! ! ! !(勢いを殺し、警告ラインギリギリで踏ん張りながらワイヤーが伸びる! フレイミスに突き刺さるまで! あと10m! 5m! 3m! 2m! まだ伸びる!) 」


キュルルルルルルルルルルッッッッッ(爆音。ワイヤーそのものに負荷が激しく掛かっていることが分かる。1m。まだ伸びる。50cm。20cm。10cm。……1cm!)


ガ ンッ (……そこでワイヤーは、軽い音を立てて伸びるのを辞めた。フレイミスに突き刺さる直前。あと少しで引き込めたところで、届かない)


アルマ「    そっか     」

アルマ「……それなら……仕方ないか……(ワイヤーが刺さらなければ、『イェーガー』が生み出す推力だけで、勢いを殺しきることは出来ない。諦めたような微笑を浮かべて、そのままラインの外へ消えていった) 」

アナウンサー「こッ…こっ……こっこれはぁぁぁぁぁぁぁあああ~~~~~~~ッ!!!??アルマ選手…場おおおおお外いいいいいいぃッッ!!!!チーム『 MIRROR.MIRROR. 』のリーダー、アルマ選手脱落により…!!第一試合の勝者は『 NFK 』となりましたああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁああああああああーーーーーーッッッ!!!!! 」

アナウンサー「予想外に次ぐ予想外の展開ッ!!!先の見えぬ展開ッ!!本大会一番初めの試合としてはとてつもなく手に握る熱い激戦となりましたああああああああ!!!!会場を驚愕させた両チームに!!どうか惜しみない拍手をおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」


わああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!(オープニングセレモニーをも勝る熱狂的大歓声が、最後まで戦い抜いた兆チームを祝うように送られた)


ホタル「……すごい…っ…… 勝った……フレイミスと、光姫が……! 」

萌香「……ああ………ほんとだ……っ……!す、すげぇ……!あんな強敵を前に……! 」

紅蓮「おいおいおいおいおいぃぃぃ~~~~!!何惚けてんだよお前ら!!勝ったんだからもっと素直に喜べって!!まあ光姫が負けるこたぁねえよ!なんつったってこの俺を打ち負かした女なんだからな!それに…あのガキんちょもよくやったよ。見ていて危なっかしくてヒヤヒヤしたけどな!! 」

カブトムシエレン「(「ジョーが!ジョーが勝った!!打ち上げだ!!宴だ野郎どもー!」の吹き出しを掲げ、ちょうど傍を通りかかった売り子のカワサキに飛び掛かり売り物の飯を強奪する暴挙に出る) 」

プログノーシス「――――――チッ 」

ハナ「……――――― ♪ (終始不安がる様子もなく、ただ彼らが彼らにとっての満足のいく結果を残してくれた事実に笑顔を零した)……やったね…フレイミス、光姫さん。 」

フレイミス「 キュゥゥゥゥゥゥン……ッ……―――――― ガチャコン…ッ…!(拡張現実によってステージから帰還すると、赤熱した背面のバーニアは蒸気を吹かし、役目を終えて甲冑内部へ高速収納された)……は、はは……生きてっか…光姫…?(項垂れた態勢の中で苦い笑みを零す) 」

光姫「お言葉ですが殿、我々はまだ昇天するには早すぎます。勝ちましたよ、第一試合。貴方と…私で。流石です…やはり貴方様を信じた私の眼は正しかったようだ。(フッ、とクールに笑い、脱ぎ去ったコートを拾い上げる) 」

ベール「……ふぅ~ん……やるじゃん。いいね…そうこなくっちゃ……♪(翠玉の瞳に勝利の余韻に浸かるフレイミスを捉えると、次の試合に備えるように客席を後にした) 」

アルマ「……まけちゃった……まけちゃったなあ……これで、私の挑戦も終わりかぁ…… 」

ヒロ「お見事……見事な戦いだった………! 」

フレイミス「………(項垂れていた姿勢を伸ばし、真っ直ぐにアルマに向かって歩み進める) グッ (そんな彼女に片手を差し伸べた。握手ではない拳。それを互いに突き合わせるように) 良い闘いだったぜ、アルマ。あんがとな。 (ニッと友好的な笑みを送りながら) 」

光姫「………(一方、距離を置いた姿勢からプログノーシスへ一瞥を与える) 貴殿とは最初から最後まで相容れることはなかったが、私自身にとっては紛れもなく有意義な経験であった。手合わせしてくれたことは感謝する。 」

プログノーシス「…………(踏ん張り損ねたか……最初からそんなつもりはなかったが、頼りにならん小娘だ)……ああ。良き勝負であった。また機会があれば会おう 」

アルマ「……こちらこそ、ありがとう、ございます……!!(目尻に浮かんでいた涙を振り払って、フレイミスと腕を突き合わせた) 」

フレイミス「 コ ツ ン ッ (アルマと拳を突き合わせる。互いに素手を曝け出すことのない鉄拳同士での付き合いであったが、確かに少女の強さと、同時に悔しさが伝わったような気がした) 」

フレイミス「………光姫。 」

光姫「はっ。 」

フレイミス「……この大会…ますます負けられなくなった。背負うべきもんがまた一つ増えちまったからな。 」

光姫「ともすれば、この光姫…殿の背を、その重課を支える使命を全うしましょう。すべては貴方様の生き様を父上に知らしめるために。我々レゼリアのためにも。 」

フレイミス「ああ… 次の試合もよろしくな。(ヘッ、と光姫にほくそ笑むと二人並んで控室へと踵を返した) 」



その頃、大会会場に広がる地下空間…その最深部の一室―――――


――――― ピ ィ ヨ ォ ン ッ (真っ暗な一室にある一台のモニターが自動で起動される)


ジィー………――――― ピ コ ン ッ ♪ (モニターには何らかの文字数となるコードが縦続きに下へ下へと高速スクロールしていくように羅列され、ものの数分で【COMPLETE】の白い文字が中央に出現することで何らかの書き込みが終了したことを示唆し、一つの役目を終えたモニターはまた電源を落とした―――)


アナウンサー「開幕から凄まじい試合を見せていただきました!この好調な出だしを維持し、次なる試合へ参りましょう!第2試合は…――――『 ミリオン☆スター 』vs『 ヘイヴンからの天使 』でぇえす!!!出場選手は、ステージへどうぞぉ~~~~!!! 」


┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ (控室より続く通路んいて、スポットライトが照らされる!露われ出る人影を燦燦と照らす輝きは、かの者の凱旋を謳う様に!その者の名は――――)







トーマス「 >>> この私だ!!!!!!! <<< ( ンニカッ☆ンキラァ☆ )(100万人に一人と言われた百万級の逸材!!トーマス・ワイトソンである・・・!!!) 」

観客者『  \ トーマス! / \ トーマス! / \ トーマス! / \ トーマス! / \ 機関車じゃないYO! / \ トーマス! / 』

トーマス「100万の観客・・・100万の歓声が・・・私の門出を迎え入れようとしている・・・!!!君たちの応援・・・・しかと受け止めたぞ!!そして・・・・その力がこの私の支えとなり・・・・今ッ!!!ミリオン☆スターは栄えある舞台に立つのだァーーーーッ!!!ドァーーーーーハハハハハハァッ!!!!(のしのしとした動作でステージへと登っていく) 」

アゲハ・ツバキ「ふんふんふふ~ん(肉感的な肢体の中に戦いの獰猛さを併せ持つ機構装備の少女が舞台まで歩く)へ~~、目立ってんじゃ~ん。いいよぉ、やっぱ目立つことしないとね。目立ってこそお祭りって感じ」 」

ヨネ「では、両チームの代表者…前に出てじゃんけんをしてください。 」

トーマス「ほぅ!君が私の対戦相手に選ばれた100万人の一人のミラクルガールか!この出会いに感謝☆ 忘れられない素晴らしいバトルをしよう・・・・!では・・・・ゆくぞ!!ミリオンじゃんけん!じゃんけん・・・・ッハァーーーー!!!(チョキ) 」

アゲハ・ツバキ「み、ミリオっ!? ……えーっと、ホイ!(グー) 」

ヨネ「…では、バトルスタイルの選択権はアゲハ様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」

アゲハ・ツバキ「ハイハイハイーイ!殺傷戦やろうか★ぶった切ればもっと盛り上がるよね! 」

ヨネ「承知しました。第2試合は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。(後ろ歩きでステージを離れていく )―――――仮想フィールド展開 (片腕を上げて合図を下す) 」


グ ニ ョ ――――― ァ ン ッ (ステージに搭載された拡張現実システムにより、平面なバトルステージが移ろい変わる。たくさんの色のたくさんのヨッシーたちが「 ヨッシーアイランド 」にへと変化する)


アナウンサー「今度のバトルステージは「 ヨッシーアイランド」だああぁぁーーー!!!さあさあ!!手に汗握る戦いを見せていただきましょう!!それでは第2試合!!Ready……―――――― バトル・スタート!!!!! 」



――― 『 ミリオン☆スター 』vs『 ヘイヴンからの天使 』 ―――



トーマス「そう来たか!!フッ・・・確かに・・・?蓄積戦では999%以上のダメージは与えられない・・・・!この私の100万トン級のパンチの真の実力が出せなかった・・・・!感謝しているゾッ、ミラクルガール!!ではお見せしよう・・・・!!ミリオン☆スターのミリオン級の強さを!!!私の戦闘力は・・・・100万級だ!!!!!(クワッ!!!!!!!)(飛び掛かる!!!華麗に!!豪快に!!!) 」

北条悟史「ヨッシーの空下は28%入ります。着地攻撃は1%の衝撃を放つので気を付けてください(観客席で「スマブラ発売すんな」のプラカードを掲げている) 」

電話猫「どうして・・・・・(悟史くんにすがりつくように新作キボンヌしている猫) 」

アゲハ・ツバキ「!?(飛びかかってきた。ただ華麗、ただ豪快。その所作ひとつひとつになんのタクティカルアドバンテージもない。ただ飛んできた)……うぉっしょい!!(一瞬呆気にとられたが、腰に差した二刀のうちのひと振り『民主刀』。それを改造したさらに機械的な剣・ブーストブレードを抜刀術のように降り抜く) 」

トーマス「 私のパンチを受けてみろッッッッッ!!!!!!!!! "ミリオン☆バイスン"!!!!! (説明しよう!トーマスの代名詞でもある"ミリオン☆バイスン"とは!!!100万トン級のパンチを打ち込む技だ!!その強さは100万トン・・・・!!!荘厳な城壁もジンジャークッキーのようにいともたやっすく砕いてしまう強さだ!!!) 」

アゲハ・ツバキ「なんか来たけど、シャオラッ!!(振り抜き、からの縦斬り)その綺麗な横拳フッ飛ばしてやるぜっ!!(某ミーム顔) 」

トーマス「ドッガアアアアアアアアアアアアアンン!!!!!!(ぶつかる拳と剣!!弾ける互いの闘気!!熱いバトル!!これぞ白熱する試合!!100万回闘い続けてきたこの男も胸躍ろうとしている!!!)ぐぬぬぬっ・・・・!!!やるな・・・・!!!この私の100万パワーのパンチを受け止めるとは・・・・!!トァーッウ!!(衝突の末に一度後退するように着地し、構え直す!)今度は受け止めきれるかな!?"ミリオンンンンンン~~~~~~☆キィーーーーーーッック"!!!!(助走をつけてドロップキックをブチかます!) 」

フレイミス「ところで…100万トンのパンチってどんくれえ強えんだ…? 」

光姫「それはもう…100万級の強さでございます(※いたって真面目に答えているつもり) 」

フレイミス「そ、そう………… 」

マッシブーン「説明しよう少年(スッとフレイミスの右サイドから生えてくる)100万トンのパンチとは、このマッシブーンの普通のパンチの1/10の威力のパンチだ。人間にしてはまずまずだな! 」

フレイミス「なんだこいつ(なんだこいつ) 」

ポリゴン2「寝言は寝て言え(スッとフレイミスの左サイドから生えてくる)説明しよう少年。小学生は最高というこDA 」
]
ラウ・ル・ハナシモルーゼ「説明しよう!!100万のパンチとは人の夢、人のGO!! 」

バンガロール「説明するわ(フレイミスの正面から生えてくる)アレは彼の比喩表現と誇張表現、口先だけは一丁前のトーシロ……けど強力なパンチよ。……………。 」

池袋でタクシーを眺める男性二人「うわ!あれ良くないよな!!(人のGOをバカにする) 」

バンガロール「 私 は 大 砲 よ  」

ユビィ「どこだ?この辺でうちのことチビだっつった輩は?(ヌッと生えてくる) 」

ピカマン「こら!!貴様ら、ゾロゾロと観客席に生えてくるな!!( ドドドドーンと生えてくる ) 」

大量のピカマン「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 はーい!(ズdゴォンヌバリムッシャァベグメグドンと生えてくる) 」」」」」」」」」」」」」」」 」

悪魔博士「俺は悪魔博士だよ!(実況席に生えてる) 」

長男「Hi! My name's Catrina!(よお!?俺だが!?俺がリーダーの長男だあ!?) 」

次男「And my name is Hugh!(私は次男です!) 」

四男の息子「「I'm Sarah!(僕は四男の息子!) 」

四男の息子のご近所さん「I'm Emma!(無関係です!) 」

四男の息子のご近所さんの同僚「And I'm Joe to you!(俺は冴えない同僚!) 」

長男「(だから三男どこだよ(ガチギレ)」 次男「(そもそもウチに四男なんかいねえだろ!!!(バチギレ))」 四男の息子「(そろそろ身バレしたか???)」 四男の息子のご近所さん「(無関係です)」 四男の息子のご近所さんの同僚「(使い回しの自己紹介なんてやめとけやめとけ!)」( \ テレレッ♪テレレーレッ♪テーレレレーッ♪テテンッ♪ / ) 」

アゲハ・ツバキ「こりゃ勢いでおしきるタイプだな。しかも自分に疑いがない……(確信)……しゃーね。ほんじゃまあ。────ドカッといったるわ!!(ブーストブレード二刀流。ドロップキックのタイミングに合わせて)蛇 翼 崩 天 刃 !(つまるところスマブラスネークの上強攻撃) 」

トーマス「ゲハァ!!!???(アゲハの上蹴りを顎から喰らい宙を舞い上がる・・・・!!だが・・・しかし・・・!!)クルクルリン・・・・・トァーッ!!まだだッ・・・・!!"ミリオン☆バタフライ☆大車輪☆踵落とし"ィィィィイイイイイイーーーーッ!!!!(反動を利用するよううに空中で一回転!!そこから態勢を変え・・・アゲハの脳天めがけて踵落としを繰り出す!!) 」

アナウンサー「おおおおおあああーーーっと!!!この技はあああああああ!!!"ミリオン☆バタフライ☆大車輪☆踵落とし"!!!トーマス選手の新技です!!!気合入ってますねえ!!! 」

観客者『 \ うおおおおおお!! / \ ミリオン! / \ ミリオン! / \ ミリオン! / \ ミリオン! / 』 」

ホタル「あれ("ミリオン☆バタフライ☆大車輪☆踵落とし")ってどんな技なの…? 」

ハナ「きっと蝶のように舞い、蜂のように蜜を吸うんだよ、きっと…♪ 」

ホタル「(それってもうただの受粉なんじゃ……???) 」

カブトムシエレン「 😤 (私の方がもっと上手くできると鼻息を立てている!) 」

ミヤマクワガタちぃちゃん「(たこ焼きを焼きつつ) 」

アゲハ・ツバキ「技のレパートリーなんなんコイツ!?一挙手一投足にもあんのか!?……へっ、ならこうして!(踵に刃が来るように添えて) ザ ク ッ !) 」

トーマス「ぐわああああああああああああああああ!!!!(踵に刺さる!刃が!!!)ハア・・・ハア・・・・!!(や、やるな・・・・!!だが、私のぶうーつが厚底なお陰で致命傷は免れた・・・・!!)ドァーーーーハハハハ!!!驚くのはまだ早いぞォ!!この私には!鍛えに鍛え抜かれた実に100万通りの珠玉の技がああるのダッ!!!まだまだこんなもんではなぁぁぁああああーーーーい!!! 」

トーマス「"ミリオン☆フラァーーーーーーシュ"!!!!!(ニカッッッッッ!!!)(真っ白な歯を見せつける!!トーマスの歯は!今日のために100万回磨かれている!!その輝きはまさに・・・100万カラットのダイヤよりも輝いているのだ!!!あまりの眩しさにアゲハの目くらましを行う!!) 」

トーマス「そしてすかさずこうッ!!!(ガッシッ!!!)(目がくらんだアゲハの片腕を掴む)うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!"ミリオン☆サーカス☆レボリューション"!!!!どりゃあああああああああああぁぁぁぁあぁああああああーーーーーッ!!!(要はただのジャイアントスイングである!!!!アゲハをステージの場外めがけて投げ飛ばそうとしたのだ!!) 」

アゲハ・ツバキ「コイツマジだわ……エンタメにステ振りしまくってるっ!(ジャイアントスイングの最中、自身のナノマシンを活性化。さらにエーテルのパワーを巡らせる)そんなに回したいなら。アハっ! もっと回してあげるよ!!(回されながらブーストで加速。トーマスの回す速度を凌駕し始めたことで)おりゃああああああああ!!(逆にジャイアントスイング仕返し、投げた) 」

トーマス「なッ―――――ぬわぁぁにぃぃぃいいいいいいいいいい~~~~~~~~ッ!?!?!!?!?!?!?(なんということだ!!トーマスのミリオン級のジャイアンストスイングが!ものの見事に返されてしまった!!これ即ち!目には目を!歯には歯を!ミリオンにはミリオンのパワー!!ミリオン級の強さを持つこの男を倒すに相応しい必勝法!!偶然か否か・・・アゲハはそれを実現し・・・!あの!!トーマスを投げ返したではないか!!!) 」

トーマス「(し、し・・・・しまったァーーーーッ!!!この私が・・・・・このミリオネアーな私が・・・・ミラクルなガールのミラクルパワーに・・・・・!!!)どっはあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!(チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!!!!)(>>> 場 外 <<<) 」

アナウンサー「き・・・・決まったああああああああああああああああああああああ!!!!!トーマス選手場外!!!!!よって、勝者は『ヘイヴンからの天使』でぇぇぇえええええす!!!!!! 」

観客者『 \ うおおおおおおおおおおおお・・・・・・!!!トーーーーマーーーーーーーーーーーーーース!!!!!!(全米が泣いた) / 』

米国の王「お前らも全員退場だ!!!(訳:Fire!!!!!)(全米の観客者を強制退場させる) 」

100万円玉「(米国の王の指先でくるくる回されている)」 」

本田圭スケベ「なんで負けたか明日までに考えといてください。あとhana*の写真と袋閉じ 」

アゲハ・ツバキ「か、勝った……よし!(現場猫)うっしゃ、じゃあ次もバンバンいっちゃうよぉ!! 」



トーマス「・・・・ぐ、ふうぅ・・・・っ・・・・!まさか、この・・・・戦闘力100万の・・・!私が破れると・・・は・・・!フッ・・・・そんな、私を打ち破るとは・・・・やはりあの娘はミラクルガールだった・・・ようだな・・・・・!フッ・・・・その奇跡の勝利は譲るとしよう・・・・!だが・・・・私のミリオン伝説はこんなところで終わりはしない・・・ぞ・・・・!(控え室へと続く誰もいない通路を、壁を突きながらよろよろと歩いている) 」

ヨネ「――――――― 失礼いたします (負傷した体で進もうとしているトーマスを背後から呼び止める) 」

トーマス「む・・・?お前は・・・・審判・・・!今更、この私に何の用かね・・・?勝負はついた・・・あのミラクルガールが私の運を遥かに上回ったとはいえ、敗北は、敗北・・・・・!敗者である私は大人しく引き下がるだけ、だ・・・・!しかし・・・!いつか私はミリオネアーの名に恥じぬように強くなるつもりだ・・・!それともなにか・・・!?ハッ・・・!まさか・・・・私のファンだったと出えも言うのかね!?ドァーーーハハハハッッ!!それはすまなかった!ならばサインをやろう!私の直筆サインは100万以上の価値があるぞ!! 」

ヨネ「いえ、試合の結果について補足しに来たわけではございません。残念ながら…運営としましてはトーマス選手は試合からご退場願うこととなりました。……ですが、私が呼び止めたのはそのような件ではなく、"私個人から"お願いがございます。 」

トーマス「個人的なお願いごととな・・・・???・・・・・・・・・・・やはり、私のサインが欲しいのか!!!!!! 」

ヨネ「いいえ違います(即答) 」

トーマス「ぐう!!!!!!!!!!!!!今の発言はこの私の心に深い傷をつけたぞ!!!!!そう例えるなら・・・・・ 100万から1万引いて99万という半端な数字になってしまった時のような、あの・・・!なんともいえぬショックだ・・・・!!orz(ショックで崩れる) 」

ヨネ「貴方は試合に敗れました。ですが、まだ貴方にはこの大会で戦う理由が残されています。 」

トーマス「・・・・・・?(不自然な発言に顔をゆっくりと上げる)・・・・・何を言っているのかね・・・?試合に敗れたこの私が・・・?この大会でいったいなにを・・・・・?ハッ・・・・!!!そうかわかったぞ!!!100万人以上のオーディエンスに対する大規模サイン会という名の戦いか!!!!!確かに一筋縄ではいかない・・・・だが!!ミリオン☆スターを応援してくれたすべての愛すべき観客たちのためならば!!このミリオネアー・トーマス!!人肌でも百万肌でも脱いでみせよう!!! 」

ヨネ「………(話が通じない漢を前に、神父のような男は表情一つ崩さずゆっくりと歩み寄る) ス … ―――――― (静かに取りだしたスマートフォン。その画面を彼に見せつける) 」

トーマス「・・・・・?(差し出された端末の画面へ食い入るような視線を向ける)・・・・・これ、は・・・・―――――――― 」



アナウンサー「さあ続けてまいりましょう!!!第3試合は…――――『 BLACK-SUN 』vs『 SHADOW-MOON 』でぇえす!!!出場選手は、ステージへどうぞぉ~~~~!!! 」

ブラックさん「とおぉーーーッ!!(スタン・・・・!!)(控室へと続く通路側より華麗なジャンプを経てステージ上へと着地する) 良い子のみんな、またせたな・・・・!仮面ライダーブラック、見参・・・・!!!(シャキーン!) 」


う お お お お お お お お お お お (入場してきたブラックさんに歓声が上がる。しかし……)


モブ観客「おや…? どうしたんだろう…… 」


……シーーーーーーーーーン……(対戦相手となるはずのシャドームーンが……来ない!)



ブラックさん「・・・・・・!!(どうした・・・・なぜ来ない・・・・信彦・・・・!!まさか・・・・!)この俺に恐れをなしたとでもいうのか・・・・!?それとも・・・・俺に黙って一人で他所の店のステーキを食べに行ったか・・・・・!?ゆ˝る˝さ˝ん゛!!!! 」


……がやがやがやがやがやがや……(これはどうしたことだ!? あんなにもブラックさんとの決着を待ち望んでいたシャドームーンが試合会場に現れないだなんて……コーラを飲んだのにげっぷが出ないくらいあり得ない事だ!)


コーラ「ゲーッ!(コーラもゲップするくらいありえないことだ!) 」

ゲップ「コーラ!(コーラ!?) 」

アナウンサー「これは…どういうことでしょうかぁぁぁああああ!!?シャドームーン選手!一向に現れる気配がありません!!このままではブラック選手の不戦勝になってしまいますが……!!ただいまスタッフが一生懸命調査しております!もうしばらくお待ちくださいませ!! 」

ヒロ「(暑さで倒れている) 」

カブトムシエレン「トポポポポ…(干からびたヒロに熱湯をかけている。インスタント麺か何かと勘違いしているようだ) 」

ピカマン「おおシャドームーンよ、死んでしまうとはなさけない(その場で線香をあげる) 」

ヒロ「(インスタント麺のように蘇り立ち上がる) 」


……ガシン……ガシン……(しかし。耳を澄ますと、遠くから金属音が聞こえる。これは特徴的なシャドームーンの足音では!?)


ブラックさん「ムッ!!??(この足音・・・・まさか・・・・・!!!)(ガバッ!!!!と振り返る) 」


……ガシン……ガシン……ガシン……ガシンッ!(足音が大きくなっていく。近づいてくる。扉の向こうに居る。音がそう確信できる大きさになった次の瞬間)


バ  コ ォォォォ  ン(通路を塞いでいた扉が砕け散り、その奥から何かが転がってくる! ブラックさんの足元に転がったそれの正体は……!?)


ブラックさん「なんだッ!?!?(身構えるブラック=サン!) 」

???「…………(へ……返事がない! ただの屍のようだ……!! 明らかに争った痕跡……頭蓋が陥没し強く殴られた跡が残っている! 勿論、この亡骸を作り出したのは……) 」

シャドームーン「…………待たせたな、ブラックサン(……それに続いて通路の奥から現れた、シャドームーンだ。そのボディには既にいくばくかのダメージが見られる。どうやら、この会場に辿り着く前に何者かと戦ったようだ。少なくとも、会場に放り出した残骸がその一人であることは想像に難くない) 」

ピカマン「あの死体は・・・・・・もう一人の僕・・・・・!!?!!? 」

キャロル杏子「キャァァアアアアーッ!殺人よー!! 」

ブラックさん「信彦・・・・!!まさか貴様・・・・!!またいつものように寝坊したかと思えば・・・・こんなことを・・・・・!!!ゴルゴムの手先に落ち、堕ちるところまで堕ちてしまったようだな!!!ゆ˝る˝せ˝ん゛!!!このブラック=サン容赦せん!!!(南光太郎は激怒した!!かの」邪知暴虐な親友・・・信彦に制裁を加えてやると!!!!) 」

マルス「やばい・・・・・!!!そんな、選手がやられたなんて・・・・・・!!!これ、一体試合はどうなってしまうんだ!? 」

シャドームーン「……気にするな。小うるさい蝿を一匹掃除してやっただけだ。今すぐ運び出してやれば死にはせんかもしれんなぁ?(挑発するようにそう答え、ガリガリと地面に足で跡を付けながら構える)……やるぞ、ブラックサン。俺と貴様は戦う運命だ。どちらにせよな 」

ヨネ「では、両チームの代表者…前に出てじゃんけんをしてください。(その辺に転がる死体に対しまさかのノーリアクション。他のスタッフに肢体を運ばせ自身は淡々と業務に徹する) 」

ブラックさん「信彦ぉ・・・・!!貴様ぁッ!!!やはりお前はこの俺が倒してやる!!ゆくぞ!!ブラックじゃんけん・・・・じゃんけん、パァーーーンッチ!!("グー"で殴りかかるッ!!!試合も始まっていないのに姑息な不意打ちだ!!) 」

門矢士「開幕から卑怯だろ(先輩ライダーとしての威厳もひったくれもないと言いたげそうな失望顔) 」

シャドームーン「ぬう!?(防御が間に合わず、正面から顔面に一撃を受けて吹き飛んでいく……) 」

ブラックさん「立て!信彦ぉ!!お前の腐った性根を叩き直してやる!!もう一度俺とじゃんけんをしろ!!ゆくぞ・・・!!ブラックじゃんけん・・・・じゃんけん・・・パァーーーーーンチッ!!!(もう一度"グー"で殴りかかろうとするが・・・・) 」

シャドームーン「……フッ、そう来ると思っていた……(しかし!)……勝ったぞ!(その一撃を受けつつも、右手でパーを出していた!) 」

ヨネ「(「なんですかこの迫真の茶番劇は」と冷ややかな眼差しでその様子を見ている) 」

ブラックさん「なにぃっ!!?(このブラック=サン、油断していた…ッ!!!不覚ッ!!!) 」

ヨネ「…では、バトルスタイルの選択権はシャドームーン様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」

シャドームーン「俺たちの戦いに場外を前提にした軟弱な決着方など不要。ブラックサン、俺がお前に望むことはただ一つ…… 」

シャドームーン「  死ぬまでやろう  (それは明確な殺意にして、劇的な『殺傷戦』の宣言。緑の複眼の奥に黒い炎が灯る) 」

ブラックさん「まさか・・・・信彦・・・・!本気か・・・・!?本気なのか・・・!!? 」

ヨネ「……承知しました。第3試合は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。(後ろ歩きでステージを離れていく )―――――仮想フィールド展開 (片腕を上げて合図を下す) 」




グ ニ ョ ――――― ァ ン ッ (ステージに搭載された拡張現実システムにより、平面なバトルステージが移ろい変わる。何もない平坦な正方形のステージ「天下一武道会」にへと変化する)


アナウンサー「こ、これはぁーーー!!?今度のバトルステージは「天下一武道会」だああぁぁーーー!!!私個人にとっては非常に馴染み深い舞台となりましたぁ!!!このステージは!!殺傷戦であろうと!蓄積戦であろうと!ステージから一歩でも場外へ踏み外してしまえばその時点で失格となってしまいまぁす!!!さあ!!そんな舞台で手に汗握る戦いを見せていただきましょう!!それでは第3試合!!Ready……―――――― バトル・スタート!!!!! 」



――― 『 BLACK-SUN 』vs『 SHADOW-MOON 』 ―――



シャドームーン「……では……(金属音を鳴らしながら、数歩間合いを取るように歩いた直後)━━━行くぞ!!(凄まじい踏み込み。武術における"震脚"の如く地面を踏み抜きながら、その場から"消失"する……いや、ブラックサンの動体視力のみはその動きを捉えている。とてつもない速度。まるで空間を飛び越えるかの如く、眼にも映らぬスピードを持って肉薄。その速度を拳に乗せた……神速の右ストレートがブラックに襲い掛かる) 」

ブラックさん「信彦・・・・お前がそう来るのなら、俺も覚悟を決めて戦う・・・・!!かかってこい!!!(ググググッ・・・・!!)(変身ポーズ特有の拳を握り込めるような構えをとる) っはあ!!! (ドゴォッ!!!)(その握り込んだ拳を前へ突き出す。すると、客席側から見れば突然ブラックの前にシャドームーンが現れたように見え、互いの拳が衝突する!!だがブラック=ッサンには最初から見えていたのだ・・・奴が攻めてくる場所を!故に不動の構えを取ったのだった!!) 」

ブラックさん「シュバッ!ババッ!!(距離を取るようにバク転後退!)ダァンッ!!(そこからバッタの如き爆発的な跳躍力で一気にシャドームーンへと飛び掛かる!)っはあ!!!(風を切るような正拳突きを叩き込まんとする!) 」

シャドームーン「(速い!)(だが想定内のスピード。観客どころか他のほとんどの選手の感覚器すら置き去りにする速度だが、シャドームーンにとっては遅すぎる)ぬう!(正拳を右手でパーリング!そのまま左を抉るように振り上げて反撃!さらに前進しながら、急所のみを狙った猛烈なラッシュでブラックを攻め立てる!) 」

ブラックさん「グゥ!!ぬぁあお!!(抉るような反撃に仮面の内側で顔を歪め、その隙を容赦なく突かれるようにドコドコと急所をっ叩き込まれて呻きを上げる)ぐぅ・・・・っ!(ブラック=サン倒れる・・・・と思いきや!!)ライダァーーーッキィーーーック!!!!(仰向けに倒れ込むと見せかけ、シャドームーンを両足で頭上高く蹴り上げた!!)とぁーーーーッ!!!(シュバァッ!!)(ブラックも飛んだ!) 」

ブラックさん「おおおおおおおおおおおおーーーーーーッッ!!!(そしてそのまま空中戦へ持ちかける!先んじて蹴り飛ばしたシャドームーンへ追撃をしかけるかのように真下から殴りかかっていく!) 」

モブ観客「え…!!何が起こっているのかさっぱりわからんぞ!!! 」

アナウンサー「おおおおおっ!!これはいきなり白熱のスピード勝負!!ブラック選手もシャドームーン選手も!!両者早すぎてもはや我々の眼には何が起こっているのかわかりません!!しかし!!熾烈なっ少雨部が行われていることは確かです!!ごらんください!!闘いの舞台はついに空中戦へ!!職業柄私もよく見てきた光景ですが、何度見ても興奮しますねえ!!! 」

モブ観客B「凄まじい戦いだ……!! 今までの試合はまだどう戦っていたのか理解できたが、この試合はもはや目が追いつかん……!!(いやだとしたらお前結構強くね?) 」

ミスター・サタン「な、なんてこった……"非行"ライダーになってしまったというのか……(間違いでもない) 」

ムスカ「ハハッ!見ろ!!何も見えないではないか!!!ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 」

シャドームーン「チィ!!(ライダーキックで打ち上げられるシャドームーン!瞬時に回転し空中に『着地』。殴りかかってくるブラックの拳をスウェイするように躱し!)━━ぬう!!(相手の左に回り込むようにしながら右フック!そのまま背後に回り込み右足から素早く下、中、上に繋ぐように蹴り込む!さらに空を割く速度で左膝!) 」

ブラックさん「グゥ!!!(右フックに対して掲げた左腕で受け止める!)フゥ!フンッ!!トォァ!ッハーッ!!(シャドームーンによる怒涛の連続蹴りに対し、一つ一つを両腕でいなしていく!最後に繰り出された左ひざによるニーキックに対しては・・・・)シュンッ!!!(高速移動でかわす!) シュンッ!! ムゥウンッ!! (再び姿を現したときにはシャドームーンの頭上!振りかぶられた両腕によるダブルスレッジハンマーを繰り出さんとする!) 」

浦橋龍助「なんて・・・・すさまじい闘いなんだ・・・・・ まるで俺のフェラーリとかシビックみたいな速さだぜ・・・・・・(缶ビールを飲みながら観戦しているようだ・・・) 」

カズネ「スピード勝負…一瞬の油断、命とり… 」

シャドームーン「 ぐっ…… (瞬時にそれに反応!スレッジハンマーを両腕をクロスして防ぎ…) はあっ!! (それを受け流すように回転!ブラックの態勢を相手の力を利用する形で受け流し!) ぬうん!! (そのまま回り込んで背中に勢いよくエルボードロップ!肘を叩き込みながら落下する!) 」

ブラックさん「ぐおおおおおおおおっ!!!??(ヒューーーーーーーーーーーーン・・・・・・ドッゴオオオオオオオオオアアアアアアアアアンッ!!!!)(エルボーを背中に受け、真っ逆さまに地上のステージ中心部へと激突するように落下!!激しい地響きと土埃が舞う!!) シュバッ!!(しかしブラック=サンはこの程度でひるまない!すぐに土煙から飛び出し、シャドームーを誘発するようにあえて距離を取り始める・俺はここにいるぞ・・・!逃げも隠れもしないぞ!と誇張するように!) 」

キャロル杏子「負けないで!仮面ライダー!! 」

シャドームーン「 ギュ ン!! (しかし背後!その次の瞬間ブラックの背後に出現したシャドームーンが、鋭く首を狩るように右脚水平キック!)どうしたどうした!? その程度かブラックサン!!(そのまま蹴りの勢いのまま再び距離を取り、更にもう一度逆方向から足元を狙ったスライディング!更に再びスライディングの勢いで距離を取り、今度は背後からドロップキック! 凄まじいヒットアンドアウェイがブラックを襲う!) 」

ブラックさん「ヒュバッ!!(その場で屈伸するようにしゃがみ、水平キックを受け流した!)信彦ぉ!!俺は本当は・・・お前とは戦いたくないんだッ!!!(スライディングに対し、それを飛び越えていく)これだけ頼んでもダメなのか・・・・信彦ォォォオオ!!!(ドロップキックを咄嗟に交差した両腕で受け止めにかかる!!そして・・・!)ガシッ!!ライダージャイアントスィィイイーーーングッ!!!(そのまま奴の両足を掴み、グルんぐルンと激しく回して投げ飛ばす!だがその先は場外!ブラック=サンはこれ以上互いに傷つかず勝負を終えようとしているようだ・・・!) 」

アナウンサー「シャドームーン選手がたたみかける!!しかしブラック選手も負けてはいません!!!おおおあああっっとここでブラック選手が猛攻を受け止めたぁ!!!シャドームーン選手を場外へ投げ飛ばそうとしているそうです!!果たして狙い通り決まってしまうのかァーーーッ!!?シャドームーン選手、どうなるぅぅぅぅうううう!!?? 」

シャドームーン「 甘いわ!! (しかしギュルリと回転し、そのまま場外……) ぬうん!! (の、壁に着地! そのままそれを踏み砕いてジャンプ! 再び真っ直ぐ、光すら置き去りにするスピードでブラックに襲い掛かる! ジャンプの勢いを乗せた膝蹴りから、スレッジハンマーで叩き落とす!)甘いぞブラックサン! その甘さが貴様の命取りだ!! ……ククク、レフェリー、これはセーフだろう!? 」

ヨネ「ええ、セーフです。よって、試合は続行されます。 」

ブラックさん「くっ…!!信彦・・・!!(スレッジハンマーをすれすれまで引き付けてて飛び退くように回避する)・・・・やはり、ここで決着をつけるしかないのか・・・・!!ならばこのブラック=サン、容赦はせんぞ!!!こい!バトルホッパー!!! 」

バトルホッパー「ぶいんぶいんぶいん・・・・ブウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!(ブラックの叫びに呼応するように現れたのは巨大なバッタ!いや、違う!バッタの姿を模した生命体バイク!!ブラックの窮地に駆けつけたバイクが彼に向かって走り寄っていく!!) 」

ブラックさん「トォアーーッ!!(ぶうううううううううううううううううううううん!!!!!)(呼びつけたバトルホッパーへ勢いよく飛び乗り、アクセル全開でシャドームーンへ発進!!そのまま撥ね倒しながら素通りし、U ターンして再び跳ね飛ばそうと襲い掛かる!) 」

モララー「バイクとかありかよ!!! 」

喋る!鳴る!DXマヨネーズボトル「一応大会のルール上では兵器や乗り物などを武器として持ち込みすることは許可されているようだよ、モララーくん! 」

モララー「そうなのか!じゃあセーフだな!!!(マヨネーズを口にぶち込みチューチューしながらトレインする) 」

ヒロ「乗り物使えるのは強いな……(再び干からびてる) 」

ピカマン「うっほうっほ(ダンスらしきダンスのようなダンスじゃないダンスをし通りすがり、ヒロにポカリスエット(ポカリスエット味)をぶちまけていく) 」

シャドームーン「 ぬう! (轢殺攻撃を受けてフィールドを転がる。その直後再び突っ込んでくるバトルホッパーを素早く飛び退いて躱す!) そちらがバトルホッパーを使うならばこちらも『相棒』となる武器を使わせてもらうとしよう……(そう言うと突然手を掲げ……) 」

シャドームーン「 サタンサーベル!! (自らが携える聖剣の名を叫んだ!) 」

ブラックさん「あれは、創生王の剣・・・!本気で俺を殺しに来るのか、信彦・・・・!!(グリップを何度も強く捻る)うおおおおおおおおおお!!!!(ぶおんぶおん!!ぶおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!)(前輪を上げてウィリー状態で走り出す!そのまま前輪で踏み潰そうとシャドームーンに突撃していく!!) 」

シャドームーン「 パ シッ (空の彼方から飛来したサタンサーベルをキャッチ。それを真っ直ぐブラックに向けて構える) 来い、ブラックサン! (居合のような姿勢で構え、自らの力をサタンサーベルに注ぎ込む!ぼんやりと赤く光った刀身から放たれるのは……) 」


グ ォ ン(軽く振っただけ……シャドームーンが軽く剣を振っただけで、その軌道には空間の歪み……いや、『世界』そのものが押しのけられた事による引き戻し。他の理屈なく、純然たる威力のみで概念ごと霧散させる断層が発生し、それが縮むと同時に軌道上にケイオスを三万回は消し飛ばして余りある威力の小型ブラックホールが無数に生まれ出る。しかしそれが物理世界に影響を与えることはない。それが力を発揮し始めるよりも早く、この一動作で生まれた破壊的エネルギーはサタンサーベルの刀身に吸い込まれるように込め直され……)


シャドームーン「  ぬ   ん  ッ ! ! !  (その全出力を、無用な破壊を生む事の無い、純粋なる『刀身』にのみ乗せ、斬撃を放ち直す。世界すら歪める一撃の威力を全て無駄なく対象にのみ流し込む、『聖剣』の一撃。それが、ウィリー状態で突っ込んできたブラックサンと……交差する!) 」

ブラックさん「ぐおおおおおおおおっ!!!?(万物を裂く究極の一振り、その一太刀に斬り伏せられ、ばっとるホッパーが激しい火花を上げながら転倒する!)バトルホッパー・・・・!!くそォ・・・・!!強い・・・・!!(よろよろと立ち上がり、丸腰のままシャドームーンとじりじりと相対する) 」

シャドームーン「勝負が見えたな、ブラックサン(剣を構え直し、ゆっくりと歩いてブラックへと迫りくる。バトルホッパーを見やり)バトルホッパーは封じた。貴様自身のダメージも大きい。勝つのは俺だ、ブラックサン!!(上段の構え!確実にブラックの首を狩る姿勢だ!) 」

ブラックさん「ぐぅ・・・・・!!!(まずい・・・・避けられん・・・・!!!) 」

シャドームーン「貴様の中の賢者の石(キングストーン)……貴様の命と共に貰い受けるぞ!!(再び剣にパワーが充填。破壊力を全て刀身に抑え込んだ、殺傷力のみを目的とした太刀筋が、真っ直ぐと振り下ろされ……) 」


ザ グンッ  (刃が、ブラックの身体に吸い込まれた……!!)


ブラックさん「―――――――ぐふぅぁぁぁああああああッ・・・・!!!!(火花、散る!それは鮮血のように・・・・!殺意を込めた人たちに切り裂かれ、ブラックさんの黒いボディに深い傷跡が刻まれた・・・・!!!)ぐ・・・・う・・・・・ッ・・・・!!!(ドサアァ・・・・!!!)(倒れるブラック=サン・・・・!もはや立ち上がる余力もなく、力尽きたように倒れ伏してしまう・・・・!!哀われなり・・・・ブラック=サン・・・・!!!) 」

アナウンサー「ブラック選手ううううううううう!!!!シャドームーン選手の一撃の前に、ついにダウン!!!!このまま立ち上がることなく敗退してしまうのでしょうかあああああああああ!!!??? 」

シャドームーン「……勝った……!!(ぐりぐりと刃を押し込み、歓喜の声を上げる)このままキングストーンを抉り出し我が物とする。長きにわたる因縁もここで終わりだ……!!(狙いはブラックの体内に収められたキングストーン。世紀王の体内にあるそれを二つ揃えることで、ゴルゴムを治める最強にして最大の存在、『創世王』となる……!!) 」

ブラックさん「はあ・・・・はあ・・・・・!!!!(力が、抜けていく・・・・!!!もはや・・・・ここまでなのか・・・・!!俺はここで・・・・信彦に敗れてしまうのか・・・・・・!?)(立ち上がろうとするが、やはりだめだ・・・・!もはやブラック=サンに抵抗する地らは残っていないようだ・・・・!!危うし!仮面ライダー!ここで終わりとなってしまうのか・・・・!?) 」

キャロル杏子「負けないで!仮面ライダー!! 」

ブラックさん「・・・・・・・!!(そんな中、一人の少女の声援を受けて・・・朦朧としていた意識が微かに戻りかけた気がした・・・・!) 」

おやっさん「立つんだ!仮面ライダー!! 」

モブ観客C「戦え!仮面ライダー!! 」

トーマス「100万の声援が君についているぞ!! 」

浦橋龍助「勝ちやがれ・・・・仮面ライダー・・・・!!! 」

ピカマン「生きろ、そなたは美しい 」

ドレーク「お前の力はそんなものじゃないはずだ!立て、仮面ライダー!!(お前まで応援するかい) 」

紅蓮「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!立ちやがれ仮面ライダーーーーーーーーーーッ!!!! 」

光姫「うるさい 」

ブラックさん「・・・・はあ・・・・・はあ・・・・・!!!(世界中のみんなの声が・・・・・聞こえてくる・・・・・!!みんな・・・・俺のために、そこまで・・・・・!!ぐぅ・・・・っ・・・・!!このブラック・・・・・生まれて初めての幸福を身に染みているぞ・・・・・!!)(数多の声援を受けて、立ち上がるはずのないボロボロの体がゆっくりと時間をかけて立ち上がっていくではないか・・・!!) 」

ブラックさん「はあ・・・・はぁ・・・・!!!信彦・・・・!俺は、お前と戦いたくない・・・・・!その本音は、今も変わらない・・・・だが!!お前が俺を倒したその後で・・・・・さらに人の道を踏み外すというのなら・・・・・!!俺は友として、お前を全力で止める・・・・!!!この・・・・命に代えてでも・・・・!!!(シュバッ!バッ!ググググッ・・・・・!!)(右手を高らかに掲げ!大きく両腕を振り抜くようなポーズを取り出す!) 」

ブラックさん「   変˝  身˝   ッ゛  !  ! !    」


.>>> その時!不思議なことが起こった!! <<<


ピカァァァァァ・・・・・!!!!!(窮地に追い込まれたブラック=サン!しかし、この世に生きるすべての人間たちの希望を一身に浴びた彼の体がまばゆく輝きだす!それはまるで「太陽」のように激しく、あたたかく、優しく・・・・!!希望に見っち溢れった光として・・・・!!!彼の中に埋め込まれたキングストーンがその光に反応し、彼自身に新たな力を授けたのだった!!その名も――――) 」

ブラックさん? → アーエッ!「  俺は太陽の子ッ!!!仮面ライダーブワァ(ク)ッ!!!!!アー(ル)ッ、エェア(クス)ッ!!!!  (仮面ライダーブラックは、新たな力を覚醒させたキングストーンによって人間の自由と平和を守る戦士『仮面ライダーブラックRX』へと進化を果たしたのだったァーーーーッ!!!!)  」




アナウンサー「こ・・・・ッ!!!これはあああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーッ!?!?!?!!?!?なななんっなんということでしょうかああああああ!!!!ダウン寸前と思われたブラック選手が・・・・・新たなボディを手にして復活しましたあああああああああああああああああ!!!!!!! 」


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーッ!!!!!(大歓声が響く!!)


シャドームーン「その姿は……まさか!?(鉄仮面の下で、シャドームーンが目を見開いた気がした。サタンサーベルが弾かれ、武闘台を擦る)……この土壇場で、キングストーンの更なる力を引き出したというのか……!! 一体どこから、キングストーンからそれほどまでのパワーを引き出せるだけの力が……!! 」

アーエッ!「これが・・・・人間の自由と平等と平和と愛と(※割愛)を信じた力の結晶・・・・!!信彦・・・孤独に殺戮を繰り返すお前とは、違う!!俺はお前を許さない・・・・いや・・・ ゆ˝ る˝ さ˝ ん゛ ッ゛ ! ! ! (結局許さねえのかよ) リボルケインッ!!! (ピコピコピコ・・・!!!)(バックルのサンライザーからライトセイバーのような武器「リボルケイン」を出現させて手に取って構える)これが正真正銘・・・・最後の決闘だ!!ゆくぞッ!!!トァーーーーッ!!!(光剣を手に飛び掛かり、頭上から突き出すように刺突を繰り出しながら着地する) 」

シャドームーン「いいだろう。貴様が人の自由を胸に戦うなら……俺は支配により作られる新世界を胸に戦おう! 来い、ブラックサン!!(シャドームーンもまたサタンサーベルを構えた。ゆらりと刀身を揺らすだけで、世界との摩擦でパチパチと見えない火花が舞っていることが、見るものが見れば分かるだろう)……行くぞ!!(本格的に振るった時に、それは既になかった。力を完全に制御し、刀身のみに剥き出しの殺傷能力を抑え込んでいる証拠。存在するだけで世界に爪弾きにされるような、『未熟』な動作を、世紀王シャドームーン、秋月信彦は許さない。完璧に制御された力。圧縮されたパワーが、突き出されたリボルケインを弾くように……) 」


――――ガ キィン!!!!( ぶつかり合う!! )


アーエッ!「ググググッ・・・・フンッッッ!!!(しかし!ブラック=サン・・・いや、RXはもう怯まない!一度や二度攻撃を弾かれようとも!息を吸うように次々と光剣をかぐガルと振るい、重く速い斬撃を叩き込んでいく!!)うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおーーーー!!!(キンキンキンキンキンキンキンキンキン!!!!)(宿敵との熾烈な剣戟!!火花と衝撃が舞い散る!!!両者一歩も引かぬ攻防戦!!一発触発の戦いが、目の前で繰り広げられる!!) 」

シャドームーン「ぬう……!!(理すら容易に引き裂くサタンサーベルの刃が通らない!リボルケインの光刃にはサタンサーベルと同等の力が込められているというのか!?自らの本気の太刀筋と平然と打ち合うRXの姿に一瞬の動揺が走る!) だが……!! (創世王の剣、サタンサーベルがそう簡単に押し負けるわけにはいかない!強く力を込めて相手の切っ先を地面に押し付けるように叩き落とし、そのまま唐竹!右斬上!突き!凄まじい剣のコンビネーションがブラックサンに襲い掛かる!!) 」

アーエッ!「むんっ!とぁっ!!ふんっ・・・・はぁぁぁああああっ!!!(キィンッ!キンキンッ!!キンキンキィィイインッ!!!)(斬って弾く!弾いては斬る!斬って斬っては斬りまくる!我武者羅に猪突猛進!しかし勢いは衰えるどころか激しさを増すばかり!シャドームーンとの真っ向からの斬り合いを完璧に制し、RXは舞台上で華麗なるままに舞いながら剣を振るう!) 」

アーエッ「 キングストーンフラァーーーーッシュ!!! (大きく弾いたところで凄まじい猛光を解き放ち、シャドームーンに目くらましを行う!)ライダーッ、パァーンチッ!!(その隙を突くように左腕による渾身のパンチ!)ライダァーーッ、パァァァアーーーンチッ!!(更にもう一発!!)ライダァァァァアアアアアーーーッ、パァァァアアアアーーーーーーーーンチッ!!!!(これでもか!と言わんばりの三度目の正直パンチを連続で畳みかけ、殴り飛ばす) 」

アナウンサー「ブラック選手持ち返したあ!!?すごい勢いでシャドームーン選手から受けた痛手を返していくぅ!!!しかし両者実力は伯仲!!まだ油断はできません!!!果たしてこの勝負・・・・いったいどちらが勝つのでしょうかあああああああああああ!!!!??? 」

シャドームーン「 !!! (突然のキングストーンフラッシュ!凄まじい光に一瞬動きが鈍り、) ぐうっ!? (サタンサーベルの刀身でライダーパンチを咄嗟に受ける!) がっ……!! (もう一撃!これも上手く流す!) ぐ……ああああーーっ!!! (しかし三度目の正直!三発目のライダーパンチを受け、とうとうサタンサーベルを取り落とす!) 」

シャドームーン「 まだ…… だァ!!! (しかし瞬時に持ち直す!一歩も引かずにこちらも構え直し!) シャドー……パァンチ!!! (自らも拳を握り締め、RXを勢いよく殴り返す!顔面を捉え殴り飛ばす形で距離を取り!) 」

アーエッ!「ぐぅ・・・・ッ!!(顔面へと殴り返された衝撃でりっぼるけいんを手放してしまう)・・・・ッ・・・・!!これで・・・全て決める!! トァーーーーーーーッ!!!! (ダァンッ・・・・・・シュバァッ!!!)(片手で地面をたたき、土煙を引き起こした後、勢いよくハイジャンプする) 」

アーエッ!「 RX(アーエックス)!!!キィィィィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーークッッッッ!!!!!!  (ドリルの如く錐揉み回転しながら突撃し、赤熱化した両足によるドロップキックとして放つ渾身のライダーキック"RXキック"を炸裂させんと迫る!!!最後の衝突・・・・宿敵との決着に、終止符を打つために!!!) 」

シャドームーン「 終わるのは……貴様だ!!! (シャドームーンの右脚!バイタルチャージされた力が全身に漲り、右脚に凄まじい破壊力が凝縮される!砂漠の砂粒以上の数の宇宙を内包する【括り】すらも打ち砕くほどのエネルギー……それが目の前の宿敵を討つためだけに、全てを殺傷力と変える!)……これで、全てが決まる……!! 貴様の運命……この俺の運命……ゴルゴムの運命……そして、この世界の運命も!!!(必ず仕留める。その一心を込めて、一撃に全てを賭ける。走り込みから素早く跳び上がり、RXキックを迎え撃つように放たれる……) 」

シャドームーン「 シャドォォォーーーー!!!! キィィィーーーーーーーーーーーーーーッッッック!!!!!!(渾身の必殺技……RXの放った飛び蹴りと対になる、月の光を纏った"シャドーキック"!!!) 」


┣¨   グ    ゥ˝    オ˝     ン゛   ッ゛  !  !   !    !    !  (それは太陽と月が重なる皆既日食のような神秘的な天変地異の輝き。会場にいる誰もがその光景を目にし、失明するだろうと分かっていても目を背けるどころか惹き込まれてしまう様な絶景が広がる。大地は穿たれ、空は裂かれる。黒と銀…相反する二つの光影が明滅の輝きをもたらし、すべてを呑み込まんとする)


そして、光が徐々に晴れたわるとそこには――――――


パラ、パララ…ッ……―――――――――――(瓦礫とも塵芥とも取れる残滓が雨のようにパラパラと滅んだフィールドに降り注ぐ。立ち込める土煙の中、誰もが恐る恐る目を開けながら視線を落とすと、そこに広がっていたのは―――――― フィールドが"あった"広大な更地。巨大隕石が落とされたような大きな陥没(クレーター)が中心部に広がるそこには、数秒前には正方形の舞台があったが…今は見る影もない。よく目を凝らせばその真っ黒に焦げた大地に二つの人影が地に埋もれるように倒れているのが見えた。それこそ―――――)


アーエッ!「―――――――・・・・・・・・・っ・・・・・ぐ・・・・・・!(太陽の戦士、RXと・・・・・) 」

シャドームーン「…………ぐ……ぬう……(月影の戦士、シャドームーン……!!) 」

アナウンサー「・・・・・・・・・・・!!!(激しい衝突の末を見届け、その光景に圧巻してしまい思わず実況席で呆然と立ち尽くしていたが、はっと我に返る)こ・・・・これはぁぁぁああああああああああああ!!!!???なんということでしょうかああああああああ!!!バトルフィールドが見る影もなく木っ端みじんにぃぃぃいいい!!!!両者まだ息はしていますが・・・・フィールドが失ってしまった以上・・・・両者ともに脱落・・・・!!第3試合は・・・・口惜しいことに・・・・両チームとも敗退!!引き分けという結果になってしまいましたああああああああああああああ!!!!! 」

モブ観客D「引き分け…だと……!?だが、確かにすさまじい闘いだった……!! 」

カズネ「ステージの外……出てしまったら……即脱落……ルールだから、しかたない、のかな…… 」

アナウンサー「しかぁし!!これほど会場を熱狂させた二人に敬意を表し、会場の皆様の惜しみない拍手お送りください!!!!素晴らしい試合をありがとう!!ブラック選手!!!シャドームーン選手ーーーー!!! 」


おああああああああああぁぁぁぁぁあああああああああああーーーーー!!!!(パチパチパチパチパチッ!!!!)


ドレーク「だが……実に目を見張る試合だった……(感心するように何度もうなずいている) 」

フレイミス「フィールドが一瞬で消し飛ぶたぁー…とんでもねえもんを見たな……(義手の手でガチガチと音を鳴らしながら拍手を送る) 」

アーエッ! → ブラックさん「ぐっ・・・・う・・・・!(すべての全力を出し切った影響か、再び全身が光に包まれ・・・元のブラック=サンに戻ってしまった・・・・!)・・・ひきわけ、か・・・・(だが、これでよかったのかもしれん・・・・・ 友の命をかけることなく、勝負を終えることができたのだから・・・・・・)(よろよろと立ち上がる) 」

シャドームーン「……み、認めん……こんな形の決着など……(よろよろと立ち上がり、ブラックを睨みつける)……俺たちの戦いは……このような……!!(しかし、立ち上がりきれず体勢を崩す) 」

ブラックさん「・・・・・!信彦・・・・ッ!!!(情け故か、崩れかけたシャドームーンに駆け寄ろうするが・・・・) 」

シャドームーン「 ぬう!! (咄嗟にブラックを払いのける!)……貴様の……情けなど……受けん! ……今回は……今回は、勝負を預けておいてやる。ルールはルールだ…… 」

ブラックさん「・・・信彦・・・・・!!俺は・・・・・俺は、ただ・・・・・・・(それでもまだ、ブラック=サンはためらうような視線を見せ、視線を落とす) 」

シャドームーン「……貴様がどう思もうと、いずれ貴様のキングストーンは俺が貰う。それだけだ……それだけの事だ!!(息を切らしながらも、ブラックに背を向け)……また会おう、南光太郎(その一言だけは、本来の『彼』の理性が籠っているように聞こえた) 」

ブラックさん「・・・っ・・・・(呼び止めようと伸ばしかけたその手を静かに下ろし、南光太郎ことブラック=サンは踵を返した宿敵の背を見送ることしかできなかった・・・)・・・・・・信彦・・・・ 俺は・・・・信じている・・・・ いつかお前と分かり合える日が・・・・友として笑い合える日が戻ってくることを・・・・!(グッ・・・!と拳を握りしめ、ブラック=サンはそんな淡い期待を信じて控室へ戻るように振り返ったのだった・・・) 」



― 世界大会会場 ―


アナウンサー「さあさあどんどん参りましょう!!第4試合は…――――『 落葉 』 vs 『 Ver.milion 』でぇぇええええす!!!出場選手はステージへどうぞぉ!!!! 」

萌香「うぅうっ…ついにきちゃった…あたしの初戦……!くぅぅ……ここまできたらもう引き返せない……!(緊張感に包まれながらも通路からステージへと進んでいく) 」

フレイミス「今度は萌香の初陣だな…アイツは強いだろうが……なんかがちがちに緊張してねーかあれ?(客席という遠目からでも萌香の反応を見て苦笑する) 」

ツァオバラー「(それはふわりと舞い降りる。命を終え陰りでかさついた葉が、地にその身を横たわらせるような柔らかさで)……(萌香を見据えながらたおやかな所作で一礼) 」

光姫「萌香には早すぎた舞台かもしれません。しかし、だからこそ彼女自身が急成長を遂げるには相応しいといえましょう。萌香は必ずこの大会で大いなる覚醒を遂げる。私はその可能性を信じています。(腕を組み、ただ冷静に彼女を信じるように傍観に徹する) 」

萌香「あっ、あっ、あっ………!(自信と発意を成すウ用に冷静沈着で落ち着いた佇まいを振舞うツァオバラーの一礼に対し、なんとかそれっぽく返そうとするが今にも頭から地面にめり込みそうなほどに深く勢い良くお辞儀するしかできなかった) 」

ヨネ「ではまず、両チームの代表者…前に出てじゃんけんをしてください。 」

萌香「え、えと……っ、じゃんけん…ぽんっ…!(パー) 」

ツァオバラー「ほい(グー) 」

ヨネ「…では、バトルスタイルの選択権は萌香様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」

萌香「わわわっ、勝っちゃった……えと、それじゃあ…蓄せk―――――(そう言いかけたところで、ふと脳裏に光姫の横顔が過る。厳しくも美しく、慈悲深い彼女ならばこの選択においてどう選ぶのか。その予想がきっと、彼女が自身に課す最初の試練なのかもしれないと考え…)…………ンンッ… いや、「殺傷戦」だ。(辛く苦しい特訓の日々を思い出す。今の自分ならば、この茨の道を突き進むのが正当だと判断した) 」

ヨネ「承知しました。第四試合は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。(後ろ歩きでステージを離れていく )―――――仮想フィールド展開 (片腕を上げて合図を下す) 」


グ ニ ョ ――――― ァ ン ッ (ステージに搭載された拡張現実システムにより、平面なバトルステージが移ろい変わる。背景に大きな時計がある教会「聖時計混沌教会」にへと変化する)


アナウンサー「最初のバトルステージは「聖時計混沌教会」だああぁぁーーー!!!さあさあ!!手に汗握る戦いを見せていただきましょう!!それでは第4試合!!Ready……―――――― バトル・スタート!!!!! 」



――― 『 落葉 』vs『 Ver.milion 』 ―――



萌香「 砕け、『ランペイジ』…! (勢いのある開眼と共にバッ!と右手を突き出した) ズ ボ ォ ォ オ オ ア ア ア ッ ! ! ! (口にした解号と共に自身の周囲を焔が渦巻き、みるみると全身が業火に包み込まれる。間隙から姿を現したのは、その外観を大きく変えた少女の姿。サークレットに手甲や脛当が次々と装着され、バサリと勢い良く靡かれた腰布。そして瞬く間に癒着された西洋騎士を彷彿とさせる軽装備が火花と共に顕現されたのだった)―――― グ ッ ! (そして、その右手には一振りのハルバードが握りしめられた) 」

ホタル「萌香…自分から殺傷戦を選ぶなんて……大丈夫なのかな…? 」

光姫「それが彼女の選んだことならば、我々は信じて見守るしかないでしょう。 」

フレイミス「……萌香…… 」

ハナ「………… 」

ツァオバラー「……では(言葉静かに構える。対する彼女は無手)今回は己の拳がどこまで通用するか見る為に来た。別に侮りを向けているわけではないので理解してくれると嬉しいわ。 」

萌香「アタシも…似たようなもんだ… 遠慮なく闘ろう…!!(ハルバードを突き出すように構え、開戦のゴングと共に飛び出していく)っうやぁぁあああ!!(初手から薙ぎ払いを仕掛けていく) 」

ツァオバラー「(左手で刃をいなしながらの蹴りへの同時動作。攻防一体の型にて足払いが萌香の足に) 」

萌香「……!(ハルバードの刃先を確実に避けた素手によるいなし。同時に蹴りの反撃へのシームレスな動きに驚嘆しつつ寸でのところで上半身を反って回避する)グルングルングルンッ…――――ッハ!!(攻撃再開。長柄を片手で華麗に振り回し、今度は逆袈裟斬りで脇腹を裂くように刃を振り上げた) 」

カズネ「…殺傷戦…傷つけば、命の危機にもなる……(無表情の中で息を呑みながら観戦している) 」

ツァオバラー「スゥウウウ……ッ(すんと姿勢を伸ばし)把ッ!!(ハルバード。槍と言うべきか斧と言うべきか。槍を相手に剣で挑むには三倍の技量がいるというのは有名な話。しかし今の彼女は無手。それゆえに自由。錐もみ状に飛び)────ヒュッ!(滝から木の葉が落ちるようなたおやかさと、岩をも砕く滝のような強さを秘めたかかと落としを頭上に繰り出す) 」

萌香「 なッ――――!? (それは自然の摂理なるままの流水の如く、清らかに流れながらも岩を穿つような柔と剛を兼ねる彼女の技量に開幕から呆気取られてしまい――) が、ふ…ッ…! (脳天に強い衝撃が走り、打ちのめされかける。だが顔面が無様に地面に落下するのを意地のみで踏み耐た)…ッスー……ゥ…―――― や ァ ッ ! ! (蹲った姿勢を利用した左足によるニーキックを、反撃として穿たんと放つ) 」

モララー「…今の一撃は…痛いな。しかも頭だ。不味いといえば、不味い… 」

ツァオバラー「!(脳天を打たれそのまま昏倒するかと思いきやニーキックを放つ胆力)ガッ(身を返して回避しようとするも少しかする。飛びのくように後退し)……(頬をかすった。かすった部分を親指でこするように拭い、また構える。その瞳には己への確認よりも、目の前の才覚に向いていた) 」

萌香「はぁ……はぁ…… ッ˝ (初手に脳天に受けた一撃で頭蓋や脳を揺さぶられ、開幕から感覚の認識に明確な衝撃の兆しが出始めていた。額を指先で押さえつけながらも前のめりになりかけた動体をゆっくりと起こしてハルバードを構え直す)…チリ…ッ…リリッ…!(刃先の先端が発火を帯び、文字通りの熱を灯す) フッ、ハァッ!! (距離を詰めぬ姿勢から獲物を振るうと、炎渦が自身を起点に拡散。それは蛇花火のように燃え広がり、ツァオバラーの足元へと高熱が迫る) 」

ヒロ「あの一撃は……痛いな。下手したらまともに動けねえんじゃねえか…? 」

犬耳の少女「うわ、うわ!!兄ちゃん、兄ちゃん!さっしょうせんなんやろ!あれ!思いっ切りいったで!大丈夫なん?!(観客席。自分よりも随分背丈の高い犬耳の少年に肩車されながら、受けた萌香へと指をさし) 」

ツァオバラー「(対する彼女のはただのエフェクト。しかしまるで物語のように可視化される莫大な念気は炎に対抗できるほどだ。木々が生え、そして終わる。生命の終わりを象徴するような流動的な気の流れであった)来なさい。その才覚、もっともっと。 」

犬耳の少年「(生傷だらけの顔で、なんとか目線を上に上げて肩車している少女に)うん、今のは……危ないかも……でも、ほら、まだまだやる気やで、あの姉ちゃんもめっちゃ強いで 」

萌香「ダァンッ――――!(燃え広がる炎熱の中で心頭滅却を体現するかのように座す女性を睨み付けるように見据え、勢いよく飛び出す) ――― ふぅぅぁぁあああッ!! (熱量・質量を併せ持つ高熱の斬刃。それを8の字を描くように何度も交差しながら斬撃を振るい続け、攻め立てていく) 」

ツァオバラー「ズガガガガガガガガガガッ!(それは炎すらかき消す土砂崩れのような連撃。熱の斬撃を物ともせず、まとった念気を惜しげなくぶつける。)フッ!!(攻める、と思わせておいてフェイント。背を向けるように半歩右へズレておびき寄せ)────ヒュン!(振り向きざまの上段回し蹴り) 」

萌香「くぅぅッ˝…!!(ギッ――ガガッ――ギャギィンッ――ガッ!!)(燃ゆる斬撃と念気の熾烈な合戦を繰り広げるが…)―――!?(しまっ―――)(猪突猛進的戦法に乗りがちな自身の甘さが、ツァオバラーのフェイントにいとも容易く引っかかる。荒々しくも女のようなしなやかな体がツァオバラーに引き寄せられるようにおびき寄せれてしまい…)ぎゃう˝ッ…!!(ドサァーッ…!!)(背面に受けた回し蹴りで無様にうつぶせに倒れ込む) 」

萌香「ッ˝ぅ……!!(それでも、いつまでも地に伏したままでは殺られる。倒れ伏した全身を捻るように転がしてあおむけ姿勢になるとバク転するような挙動で立ち上がり、再び距離を取り始める。そんな中でも、教会は炎上している。怪しく光るステンドグラスは陽炎に歪み、薄暗い内部を少しずつ変貌させる。それはあるいは、萌香自身の脳が受けた障害が見せる幻か、本人すら認識できずにいたが…) 」

萌香「はぁ…はあ……っ……!(素手だけで…アタシの霊装の間合いを完璧に掴んでいる……っ… 光姫様も組手の時そうだった……やっぱり、あたしは…まだ……自分の力に振り回されている……?)(額や首筋に汗が滴る) 」

アナウンサー「炎が!!激しく燃え広がる!!しかしツァオバラー選手の表情は涼しい!!一方、萌香選手は窮地かァ…!?反撃の一手はなるかぁ!!? 」

ツァオバラー「(熱い……なんだ?温度が増してる?)(怪訝に思いながらも再び構える)殺傷を選んだのは、見栄のため?今日誰か見ている人がいるの? 」

白い毛玉の人「あ、お嬢さん追加オーダー。ビールジョッキ2,チャーシューネギマシレモンタンガツモリカチドキラーメン大、あとカツサンド マイドドウモー!!>(観客席、すれ違い様スタッフへまくしたてるようなオーダーをしつつ試合を注視。スナック菓子を鉛筆削りのようにして頬張りつつ、眠たげな半眼は両者の間で目線が泳ぐ。)・・・・・・。( 窮地……か。なるほど、殺傷戦という形式であれば経験の浅さがそういった思考へ誘うものか。 だがあれは薄々気付いているはずだ。状況への評価は自ら下すもの。君は窮地に追いやられているのではない……――――そこへ置いているのだ  ) 」

萌香「っはぁ……はぁ……―――――そんなんじゃない…ッ!(チリチリと音を立てて炎上する炎渦が、彼女の感情の籠った叫びと共にっぶわっと広がった)これは……ずっと届かないばかりの道を選んできた、不甲斐ないアタシ自身に課してきてた今日までの、最初の答えなんだ…!強くなりたいと願いながら…でも心のどこかで傷つくことを恐れていて…… ずっと、そんなぬるま湯の熱さしか感じようとしなかった、自分への…… 」

萌香「はぁ、はぁ……っ… これが、「世界」の熱さ……!あの人が何度も味わってきた、アタシの知らない熱の痛み…!だったら…それを自分自身で受け止めなくちゃ…!あの人を超えるために……!この痛みを……超えるために……ッ!!(屈折しかけた客が伸び出し、朦朧としていた意識が感覚を取り戻すように。周囲に広がる火柱が、彼女を支えるように沸き立っていくような気がした) 」

フレイミス「………(少しずつ立ち上がろうとする萌香を、熱意に眼球が乾きそうになろうとも瞬き一つせず見守り続けている) 」

ツァオバラー「……それを聞いて安心したわ。ただ見栄を張りたくて私と戦おうなどと言うのであれば────即座にその頭蓋の中身をブチまけていただだろうから。(内容はおぞましいが、その瞳に侮蔑はない。春の息吹とともに目覚める新芽を拝んだように澄んだ光を宿している)……来なさい。その炎の先にある熱。もっと見せて。 」

萌香「……スゥゥ……ッハァァ……―――――(訪れた束の間の静寂の中で瞳を閉ざしたかと思えば熱気を帯びた空気を深く吸う。取り込まれた熱が体内を循環し、鼓動が次第に高鳴っていくのを感じる。すると…) コ ォ ォ ――――― ン (朱色の髪が、ほのかに発火したような輝きを帯びた) 」

萌香「  アタシの魂(こころ)を…滾らせてくれるなよッ!! (開眼と同時に、琥珀色の瞳に闘志の炎を滾らせる輝きを放った) ガ ッ ―――― ダ ァ ア ン ッ ! ! (ハルバードを強く握り直し、炎上する教会の通路を飛び出す。疾走による逆風は周囲の熱を巻き取るよに彼女に還元され、さらに全身が一つ、また一つ輝きを放っていく) 」




萌香「 っはぁぁぁぁぁああああーーーーッ!!! (そして、真っ向から獲物を振るう。飾り気のない愚直うな振り下ろし…だが、炎よりも熱い高熱の意思を灯したその刃先による一撃は…先ほどの比でないほどに、"重く"なっていた) 」

紅蓮「おっ……?萌香の奴……何か、"変わったか"…? 」

光姫「どうやらそのようだな。彼女の…伐刀者(ブレイザー)としての本質… 己が魂を具現化させることで自身の武具となり力となる固有霊装……萌香自身の霊装が、その力の根源の覚醒に、ようやく近づいたようだ。(この時を待ちわびていた、とでもいうようにいつになく期待を含んだ眼差しを伺わせた) 」

ホタル「光姫との特訓の中で、うまくいかないと嘆いていても…本当はちゃんと自分の中でその意味と答えを掴みかけていたのかもしれない。萌香の努力が…今やっと実るところまで来たんだね…! 」

ハナ「…………(コクリ、と何かに対して頷くような仕草の果てに、衝動的な何かに目覚めた萌香の姿に思わず口元が緩んだ) 」

ツァオバラー「!!(両腕をクロスさせ挟み込むようにガード。念気で覆った腕を灼熱が迸る)────ガッ!(蹴り飛ばした。攻撃と言うよりもそれは相手との距離を離すため)……わかった。全力でいくわ。(才能が燃え上がっている。対戦者である萌香の心が迸っている。それを感じ取り、より腰を落とした本格的なかまえをする)……スッ、スッ(手で「かかってこい」という風に) 」

萌香「 ッ˝ ―――― (ズザザザァーーーッ…!!)(水平に蹴り飛ばされても尚双脚を踏み込ませて反動を耐え抜く) ぁぁぁああああ…ッ!! "導火"(ヒューズ)!! (――― ド ヒ ュ ゥ ン ッ ! ! )(引き剥がされた距離を詰めなおすような爆発的な接近。いや、それは文字通り全身に爆発を帯びた特攻。激しく燃え上がる火達磨のような相貌を帯びてツァオバラーに詰めたて、ガン、ガンッ!と縦横無尽にハルバードを振り抜きながら圧倒していく。一見すればただのごり押し…だが、その一撃は徐々に苛烈さを増し、高熱も相まってもはや素手で受け止めようものなど難しくなっていた) 」

ツァオバラー「……面白い!(両手を後ろに。敢えて手段を封じることでより精神を集中させる)スガガガガガガガガ!(回転するような蹴り技の乱舞。落ち葉や枯れ木のようなエフェクトが負けじと炎を包み込む) 」

レイジェ「あっちの女もかなりの手練れだな。あのじょうちゃんの熱い攻撃を足蹴りするたぁー…俺だったら火傷どころじゃ済まねえだろうが…(奮闘する萌香に対抗するツァオバラーを見据えて感心するように腕を組む) 」

萌香「まだだッ!!"カージ"ッ!!( ボ ォ ォ ァ ァ ア ア ア ッ ! ! )ドッガガガッギギgィンッ。ガッギャギギギィンッ、ガッツ、ギギッウ、ギィィンッ!!!(熱に熱を灯すように暴発する炎熱。熱と速さが比例し合うように練度が増し、ツァオバラーと一発触発のラッシュへと発展する)―――――(体が熱い…ッ!このままじゃ自分の体が焼け落ちてしまうくらいに……でも…!不思議と何処までも行ける気がする… 何処までも熱くなれる気がする…!たとえ…このまま本当に倒れてしまうことになろうとも―――――) 」

萌香「――――― 限界の殻を突き破らなきゃ、いつまで経っても魂(こころ)の叫びは聞こえないんだッ!!!(―――― ッ ガ ァ アン ッ ! ! ! )(盛大な圧砕。その一撃こそは避けられてしまったが、一撃の衝動によって瞬時に激しく隆起した高熱岩石が突き抜け、ツァオバラーに追撃を仕掛けたのだった) 」

ツァオバラー「!(手を使わずという縛りを、解いた。バク転、側宙、錐もみ回転バック宙と岩石を避け、遥か後方へ着地した)────(ユラリと脱力し、構えが緩む。次の瞬間)────轟ッ!!(空気、いや空間そのものが引き締まったような音とともに超速で肉薄し拳を突き出した) 」

萌香「(それはまるで、空気はおろか空間そのものさえも引き寄せ、捻じ曲げ、砕かん勢いの気迫。ツァオバラーが今まさに繰り出さんとする殺意の籠った本気の一撃を垣間見、戦慄が過りかける。だが、その邪念は、どこまでも燃えんとする魂の炎がかき消した―――) 」

萌香「 ぁ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ ッ ――――――――   ッ は ぁ あ ! ! !  (現時点の自分がなせる最高火力の熱を灯したハルバードを両手に強く握りしめ、最後の一撃に賭けんと勢いつけて振り抜いた) 」

ツァオバラー「────(拳が彼女の顔前に突き出されたまま、ツァオバラーの動きは制止した。自身の首筋にもハルバードの刃が当てられる)………………(膠着状態。ツァオバラーはそのまま睨み下ろしている。炎に負けず劣らずの闘気だった) 」


┣¨   ォ゛    ゥ˝      ッ˝    !  !   !     !    (万物を枯らす轟拳、そして大海を焦がす焔刃… 相容れぬ互いの一撃が激突し、すべてのステンドグラスが一斉に砕け、椅子がガラクタとなって吹き飛び、教会という建物が消し飛ぶ。そこに残されたのは、秋の如き寂寥感と、夏の如き高揚感。更地になった地平線のステージに、今…引火した一枚の木の葉が落ち…静かに焼失した―――――)


萌香「――――(一方、自身が振るった刃はツァオバラーの首筋…その寸でのところでぴたりと停止していた。このまま振り切れていれば勝敗はついていたはずだった。だが、何故か、そうしようとはしなかった。いや…できなかったのだ。見えざる強大な念気を纏った彼女の首には、あと一歩というところで届かなかったのだ。そのことを肌身を感じて察すると―――) 」

萌香「…………(全力…出し切ったはずなのに……っ… これでもまだ……届かないなんて……やっぱり…「世界」はまだまだ遠かった…な……)(悔恨と共に静かに訪れる意気消沈の陰り。まだ幼い故にうまれる悔しさに、魂の熱が静かに沈下していく感覚になっていくが――――) 」

門矢士「……両者相打ち……いや、これは……(ただ静かに固唾を呑んで事の顛末を見届けようと目を見張る) 」

ツァオバラー「……(徐々に闘気が和らぎ)『半歩』(語り掛けるように呟く)……半歩、前へ進めなかった。その分拳も遅れ、しかも届かなかった(構えを解いて目を伏せるようにしながら包拳礼)…………その力、この大会でどこまで育つか。見てみたくなった(それはほんの一瞬の、口元のほころび。口角が緩み笑んだようにも見えた)今回は、私の『敗け』。(自らの敗北を宣言する。まだ残る灼熱の空気をゆるやかに凪ぐように、涼しい風が萌香の顔を撫でた) 」

萌香「  え っ ?  (構えを解いたツァオバラーが取った意外な行動…そして敗北宣言に素っ頓狂な顔になってしまう)……どう、して―――――ふわぁっ?!(疑問を問いかけるよりも先に頭を撫でられ、猫みたいな可愛らしい声を上げてしまう) 」

ツァオバラー「(なでなで)ほら、シャキッとなさい(戦う前と違い意外にも気さくな面を見せてきた) 」

アナウンサー「これは……!?なんということだあああああぁぁぁぁあああああああ!!!!なんとッ!!ツァオバラー選手の敗北宣言により、第四試合の勝者は『 Ver.milion 』の萌香選手となりましたああああああああああああああああ!!!!!熱く激しい戦いの果てに認め合う好敵手との絆!!これは涙なしでは語れない!!!ツァオバラー選手にも!!そして勝利した萌香選手にも!!皆様盛大な拍手をおおおおおおおおおおおお!!!!!!! 」


オワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーッ!!!!!(更地になったステージに佇む二人の女性に、会場一帯の観客が労いの歓声を浴びせた)


萌香「ぁっ……――――――(敗けたと思っていた。これが「世界」の厳しさだと思っていた。でも……私が思っていたより…「世界」は優しくて…それが強さの由縁だと知った。やっぱりすごい…世界には、こんなすごい人がたくさんいるんだって。光姫様の背中しか見てこなかった自分にとって、こんなにも視野が広がったのは生まれて初めてだった) 」

萌香「  !!  (ツァオバラーの声と共に我に返ると、会場の歓声が自分たちを祝福してくれているのことに遅れて気づいた)……は、はは……っ…(世界中の人間たちが注目している。まだスタートラインに立ったばかりの自分のことを)………あのっ…!ありがとう…ございました…っ!あたし、九音萌香って言います…!もしもまた…どこかで会えたなら……!今より強くなった自分と、もう一度会ってください…!(ツァオバラーに向けたそのまなざしは、光姫に対するそれに類似しながらも、真新しい輝きを帯びていた) 」

ツァオバラー「ええ、また。そのときまで、その炎を磨きなさい(そして踵を返し、手を振りながら入場口まで歩いていく) 」

ヒロ「なかなか、いい試合だった…!(拍手しながら) 」

萌香「………―――――― に っ ♪ (目指すべき憧憬がまた一つ、少女の中で生まれ弾けた。その喜びをかみしめるように、彼女は愛嬌のある笑顔で踵を返していった彼女を見送った) 」

犬耳の少女「すげー!!すっげー!!兄ちゃん!!!見てた?見てた?あの姉ちゃん勝ったで!!ほら!ほら!!(肩車されたままで、興奮のあまり身体をブンブンと揺らしながら股下の少年に顔を向け)降参してたで、聞こえたもん!!ライバルやで、ライバル!! 」

犬耳の少年「ちょ、ちょ、危ないって、菫…!!見えてたし聞こえたから、な?でもすごかったなぁ、あそこから勝つんやもんなあ……(両腕を上げて肩車していた少女の両脇を支え、しゃがみ込んでから状態を倒して眼前へと下ろして) 」

スピードワゴン「俺はこういう瞬間のための心の準備はしてきた……だが名試合のハイライトのようによ……何度見ても胸が熱くなるぜッ! 見ているかいツェペリのおっさんよ!!あのお嬢ちゃんは今、最も難しいことを成し遂げた!自分に……打ち勝ったんだァーーーーーーッ!!!!! 」

ツェペリ男爵「スピードワゴンくん!!!!!!!!!!!!!!!!!うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」

ピカマン「とてもつらぃ(鼓膜が爆発する) 」

フレイミス「やったな…萌香…!(張りつめていた緊張感を吐き出すよう脱力する)これで俺たちと萌香はそろって次の試合へ臨めるってもんだ…! 」

光姫「ええ…まずは、第一関門突破といったところでしょう。まだ完全な覚醒は遂げていないが…初手からこの功績は予想外であった。フッ……流石私が見込んだだけのことはある。 」

紅蓮「偉そうに余裕あんのかよオメェ?萌香はおろか俺だってテメェを超えるポテンシャルは秘めてんだ、今に見てろよ光姫ー! 」

ホタル「はいはい、紅蓮も萌香のように頑張ろうね…!でもよかったぁ~…!まずは一安心ってところだね…♪ 」

ハナ「うんうんっ♪萌香ちゃんのかっこいいところいっぱいみられてお姉ちゃんも嬉しい…♪フレイミスたちと当たるかもしれないけど、それはそれで楽しみになってきたね…♪ 」

カブトムシエレン「ムッシムシッ(しれっとハナの膝上で彼女が作ってきた弁当から拝借したサンドイッチを貪っている) 」

アトラスオオカブトちぃちゃん「(たこ焼きを大量に焼き売り飛ばす) 」

如月「 スッ (カブトムシエレンのサンドイッチをむしり取ろうと腕を伸ばし指は愚か、手首まで丸かじりにされる) た、タスケテーーーーーーー!!!!!!!! 」

クワガタカリン「 😲❗  (お友達のカリンちゃんもびっくりしているよ!) 」

ギャル蛇「あーしの分の卵サンドイッチもある~!? 」

かすかす「ここにコッペパンの間に挟んだタマゴサンドならありますよー?♪(え?) 」

うちはミハリ「お醤油ちゃんチロリ(サンドイッチに醤油をかけて食べている) 」



アナウンサー「さあ続けてまいりましょう!!!次なる第8試合は…――――『 キッズステーションより愛を込めて 』vs『 チームお巡りさん 』でぇえす!!!出場選手は、ステージへどうぞぉ~~~~!!! 」

ポリゴン2「 ロリを守護るため、ジョウト地方からイッシュにはびこるきたねえおっさんコピペをボコしにきたイケメン、参上 」

マッシブーン「   馬  上   (ポリ2の上に武者のような武装をして跨る) 」

キッズステーションより愛を込めて「「    独 壇 場   」 」

マッシブーン「相手さんチームお巡りさんだってよ。年貢の納めどきなんじゃないか 」

ポリゴン2「そりゃ困るな。ロリにタッチする邪智暴虐をしょっぴきに来たんだけど……僕の代わりにやってくれちゃうだなんて仕事熱心じゃないかまったくまったく 」

マッシブーン「 え?  」

ポリゴン2「 え?  」


100 hours later ……


アナウンサー「……………(カップ麺を啜りつつ腕時計(中古のGショック)を見る)……相手チームが来ませんね……こ、これはいったいどうしたことでしょう…… 」

スタッフのアンゴル「 たあ!!(横スライド移動で現れる)申し上げます!!(アナウンサーに印刷した電報を渡す) 」

アナウンサー「えー……… なになに? 『 突然のご連絡になり誠に申し訳ございません。チームお巡りさんは本大会への出場を辞退します。 私、代表選手の―――――― 』 」

片桐「( 15分前 取調室にて屈強な4人のぎゅうおさんに囲まれ、監視されながら卓上でタブレット端末へタイピングをしていた)  『 ―――――代表選手の一人がァァァ~~……経費でェ~~地下闘技場を開催しぃ~~賭博を経営していたことがバレたのでェ~~観察室送りになりぃ~~本大会に参加できなくなりましたァァァ~~……  以上 』 」

アナウンサー「(チキは戻り現在) ―――――― 片桐 貴兵。  え~~っとつまり……この試合はチームお巡りさんの辞退により、キッズステーションより愛を込めての不戦勝、ということに……? 」

マッシブーン「マジかよマッポサイテーだな。シンオウ地方のハンサムの助手のエテボーズの方がマシな仕事してるぜ 」

ポリゴン2「 やれやれ、ランクマで見飽きた光景だよ。きせきポリ2を見るとルーキーはクソゲー!!って言いながらあくうせつだんするからな、ガハハハハ…… ハ……  」

真島警部「  ガッッ  (ポリ2の首をホールドアップ)ポリ2はんやな。ちょいと署で話し聞かせてもらおか 」

ポリゴン2「……………  えっ   」

ピチュみちゃん「(遡ること1時間前、某育て屋) え~~ん!え~~ん!スピチュヲイジメヌンデ ウワアアアアアア 」

名探偵みどにゃ「どったのぴちゅみちゃん 」

ピチュみちゃん「今日下駄箱にこんなお手紙が入ってたの~~!! 」

ポリゴン2「ぴちゅm クソネズミ共 末代まで根絶やしにする ポリ2 』 」

ポリゴン2「 (そして現在――――)――――ファンファンファンファン(手錠を首にハメられ連行される) 」

マッシブーン「 参上 馬上 独壇場と来て 『施錠』 かぁ……お後がよろしいようで(ワイプアウト) 」

アナウンサー「・・・・・・・・・。・・・・・え~~~……… 両チーム棄権ということになりましてぇ~~~~  え?これどうなるんです??? 」

ユビィ「誰が保育園から脱走してきただって???(言ってねえっつってるだろ) 」

うちはミハリ「お前みたいなとそキャラはいらない、今から観客席の端から端までPPP!(ユビィの後ろから現れる) 」

ユビィ「(だる)(なんだこいつ) 」

蝶野正洋「(ミハリを掴み)お前が走れ。いいな?はいかイエスだ!ガァッデムッッッ!!! 」

ヒロ「(保育園なんて歳じゃないだろ流石に………)(ユビィを見て) 」

うちはミハリ「あ、言うたなお前。そのまま頭掴んで付き合えよ(蝶野に掴まれたままキショノックエクササイズの要領で足をバタバタさせる)剃!(秒速25mの速さで客席を往復する) 」

蝶野正洋「(年齢でと脊椎管狭窄症で衰えているものの鍛えられた肉体で耐えきっており)俺を巻き込んだな!!(ミハリに問答無用の蝶野ビンタ炸裂) 」




第6試合 ――― 『 大量のピカマン 』 vs 『 三位一体 』

その日 人類は思い出した


『ヤツら』に支配されていた恐怖を… 鳥籠の中に囚われていた屈辱を…―――――


Song♪:紅蓮の弓矢


長男「Hi! My name's Catrina!(よお!?俺だが!?俺がリーダーの長男だあ!?) 」

次男「And my name is Hugh!(私は次男です!) 」

四男の息子「「I'm Sarah!(僕は四男の息子!) 」

四男の息子のご近所さん「I'm Emma!(無関係です!) 」

四男の息子のご近所さんの同僚「And I'm Joe to you!(俺は冴えない同僚!) 」

長男「(三男は?)」 次男「(そもそもウチに四男いたっけ?)」 四男の息子「(知らない家庭の息子名乗るの楽しぃぃぃいいいwwww)」 四男の息子のご近所さん「(無関係です)」 四男の息子のご近所さんの同僚「(自己紹介なんてやめとけやめとけ!)」( \ テレレッ♪テレレーレッ♪テーレレレーッ♪テテンッ♪ / ) 」

圧倒的問題児男子高校生「(もうどこから突っ込めばいいのか)わからねえぜえええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!ほわっ!!!!!ほわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(複雑な家庭環境という難問を前に発狂) 」

ピッカマン「くそっ!!やべえぜ!!俺たちも自己PRしねえとカメユーに就職できねえぜ!(なんか既に虫の息) 」

ピカーマン「狼狽えるな若造!!お前さてはあれだろ!?ロリコンなんだろ!?なあ!?(ついでに五体不満足で伸びている) 」

ピピピーピ・ピーカマン「(腕を組み、鼻毛と鼻の下を伸ばしながら直立不動で絶頂している) 」

ピカリー・クリンマン三世「>>> 凸 <<<(客席側に中指を立てて挑発ッ!) 」

はらぺこピカむし→はらぺこあおむし「(ピカマンの着ぐるみを脱ぎ捨て、中からはらぺこあおむしの着ぐるみが出てくると試合中にハロウィンのアルバイトをおっぱじめる) 」

アーニャのご先祖様「(うそだろぉ~?)(この試合だけ密度おかしいだろ) 」

ユビィ「ロリコンもロリ呼ばわりした輩も等しく死刑になればいいのに 」

成浪 ショウト「――――仕方ないな。下がっててくれ、ここは俺がやるよ。(実際仕方がない。彼ら、黄色の獣人達では決着がつかないのだ。少年はピカマンを押しのけ退魔剣『インシグニットストライドムベルセンフォー』と背に、三位一体の前に立ちふさがった)前衛に片手剣持ちの片手剣士、タンクに格闘が得意な格闘家、後衛に銃を構えた銃士。いい布陣だ、努力を感じるよ。けどわかりきった布陣でもある、攻略の糸口はもう見つけた! 」

ルリア「え!?グランさん!? 」

やんやん「え!?漂白者さん!!? 」

司波深雪「え!!?お兄様!!? 」


ミ゛サ゛ト゛サ゛ァ゛ン゛「何をしてるのシンジくん!!さっさと家に帰ってエヴァで寝なさい!!!!!


桂言葉「え!!?中にマコトサンなんていませんよ!!? 」

羅乃部ぴかま「え!!?いやだれなのよあんた!!? 」

怒り心頭のゲンドウ「試合に出ろシンジ。出ないなら帰れ。 」

"シー"スクリフ「キリトくん風情がいいかげんなこと言ってるんじゃないんだからね!! 」

次男「あ、ども…(冷笑系特有の気さくな挨拶) 」

ヒロ「俺は無実ダ…(ユビィの前で干からびてる) 」

長男「なにおう!?そこまで言うのなら・・・俺たちの必殺技を見せてやるが!?いくぞおおおおおお!!! > > > 私たちと古今東西ゲームで勝負しませんか? < < < 」

次男「ご飯 」

四男の息子「ライス 」

長男「白米 」

中川ァ!!「全部同じじゃないですかー! 」

次男「違いますよー! 」

長男「これだから素人はダメだ!もっとよく見ろ!ご飯は日本産!ライスは欧米産!白米は中国産だろうが!!そんなことは、十七条の憲法にも書いてあるんだよ!!本当だからだあ!!(梅沢風) 」

徳川Yeah!!康「いや…なにそれ知らん…こわ……とづまりすとこ…(法隆寺へ逃げ込む) 」

そがとじ「適当なこと抜かしてんじゃねーぞ!!!!! 」

ふとのべ「誰がバカ仙じゃ!!!!(言ってねえ定期) 」

四男の息子のご近所さん「(ご飯とライスと白米を一気に書き込む)うんまあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいい!!!!!!!!!!!!!!!(バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!!!!!!)(>>>超大好物だったようです♪<<<)(あまりの美味さに吐き出した破壊光線でピカマン軍団の10分の1を消し飛ばす) 」

四男の息子のご近所さんの同僚「受け取れ受け取れ!これは心ばかりのお礼なんだ!!(ピカマンは「同僚メダル」(売価:114514円)をもらった!▽) 」

ピカマン「ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!ピカマンあぶなーい!!(和の心を以て仲間をおもてなしするべく次々と仲間を庇い縦位置列に並ぶ)あああああああああああああーーーーーーーー!!!!!(統一された断末魔をあげ、1/10で済むところを9/10が光線で消し済にされる) 」

らてやろう「(古今東西ゲームと聞き包丁を手に立ち上がる) 」

ピピピーピ・ピーピ美「ステイステイ!まだまだ!(らてやろうを必死に抑え込む) 」

成浪 ショウト「引いたほうがいいぜ、俺はあんたと違って戦いなんてまっぴらごめんで、ロッポンギの最上階の3番目にいい部屋で都知事程度の給料で普通に平凡な暮らしをしたいだけなんだ……。毎日買えるのなんて、せいぜいスポーツカーぐらいの平凡な暮らしをさ。それでもやるってのか?  やるってのか! じゃあ仕方ない、ユニークスキル発動!!(剣を構え、構えた剣を構える!!) 」

らてやろう「(仕方ないのでキャロルチャンを鍋にぶち込んで煮る) 」


―――――ユニークスキル。それは(邪悪な)女神の加護を経て、地球からケイオスへ転生したショウトが保有する異能……。五条悟に次ぐ異能である……  彼のユニークスキル、それは「ユニークなスキル」である。何故なら、それはユニークスキルという名前のスキルだからである。


成浪 ショウト「ユニークスキルを発動した。これでお前の攻撃はお前の攻撃だが、俺の防御は俺の防御だ。まるで、畳の上の将棋を打つようなものだな……(剣を構えるため剣を構え、構えた剣で剣を構える、構えられた剣は、構えによって構えられている) 」

長男「はったりだ!!!!! 」

次男「デタラメなことを言う!!!!! 」

四男の息子「やっちまおうぜ!!!!! 」

長男「ひっさーーーーーつ!!!(パート"2"!)ガシャンッ!ガッチン!ドッキングゥー!(三位一体!人馬一体!光と闇・・・・三人の心を一つに!) 」

長・次・男(四世)『ぬぁーーーーはっはっはっ!!これで俺たちは素敵で無敵な兄弟だずぇーーーッ!!!駆逐できるもんなら駆逐してミろ!!!(>>>騎馬戦の構え<<<)』 」

アーニャのご先祖様「(バカじゃーん)(だからあと一個どこやねんて) 」

ピピピーピ・ピーピ美「GO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(クルーゼの仮面をつけてらてやろうにGOサインを出す) 」

成浪 ショウト「やれやれ。確かにすごい大道芸だな、だが三人が一人になったんじゃ一人の攻撃だ。そんな攻撃じゃ攻撃でしか無いし俺の防御は防御だから崩すことはできないぜ(ユニークスキルを発動した。この世界大会において、レイジェに次ぐ身体能力を持つ事になるといわれている異能とは関係ないが、ユニークなスキr) 」

ピカマン「顔がダメ。(成浪 ショウトの首を引っこ抜き食べる) 」

成浪 ショウト「これが俺達のちかr ✂ 切り取り線 ✂  」

ピカマン「もぐもぐ………。  \テンッテンテテテン/ [ 微妙な味だったようです。 ] \ア~~……/ 」

らてやろう「 [ 何やら満足げです。 ] 」

長・次・男(四世)『お前ら人間じゃねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ピカマン「は?今の発言はLGBTに反してると思います。審判、彼らの出場資格を剥奪してください(レア物のレッドカードを取り出す) 」

ヨネ「わかりました。(三位一体の三人組にレッドカードを叩きつけ、ついでにピカマン軍団にも叩き付ける) 喧嘩両成敗です (うそだろぉ~?) 」

アーニャのご先祖様「(うそだろぉ~?)(うそだろぉ~?)(うそだろぉ~?)(アイツ審判失格だろ) 」

アナウンサー「おあああああああああっとおおお!!!!!なんということでしょうかあ!!第6試合は審判の判断により両チームとも敗退!!!!実際、制限時間を超えても審判の制止を無視して戦い続けていたので当然と言えば当然ですが!!!! 」

長男「ちっきしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!んぶうううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!(ショックのあまり嘔吐する) 」

ピカマン「 >> 腹が立つことがありました!! << (じたばた) 」

左側の大量のピカマン「ハンホンデンデンデヨ!!ホンベンベッヘッベネベッベスミダ!!!!!(非常に汚いK国スラングでまくしたて大量のピカマンが審判に詰めかける!!) 」

ヨネ「ご退場願います。 」

ピマゼンマンのサポーターのピカマン「(大量の観客席のピカマンが見境なく観客に殴りかかる!!) 」

スタッフD「シュウウウゥゥゥゥゥゥ――――――――――…………(冷凍ボックスが展開され、一人のスタッフがフィールドへと降り立つ。サングラスの裏の眼光を伺うことは出来ないが、早くも大量のピカマンを連行しようと歩き始める) 」

購買部のキルケーおばちゃん「ところでキュケオーンに販売許可が降りないのはどういうこどだい!?教えはどうなってるんだ教えは!!(アナウンサーに詰めかける!!) 」

ブラックさん「 ゆ˝ る˝ さ˝ ん゛ ! ! ! (客席へ殴りかかってきたピカマンどもに情け容赦のないライダーキック) 」


ガノンDロフ「ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛――――――・・・・・(うがいの音)(トライフォースの封印が解かれ、一体のガノンドロフがフィールドに降り立つ。ホッピングおじさんの朝は早いが害はない)ア゛ッ ア゛ッ ア゛ッ ア゛ッ(その場でホッピングするだけ) 」

ピカ犬マン「レッドカードを出して即退散(させる)とは、とんだ腰抜けじゃのう世界大会……それもしかたねえかぁ……。世界大会を見に来ちょるのはメンタルクソザコの……   敗北者じゃけぇ。   」

エース「はあ・・・・はあ・・・・・・ "敗北者"・・・・・・?( ド ン ! ! ! )(エース、キレた―――――!!) 」

ピカ犬マン「何が違うと言うんじゃぁ……悪役は悪じゃから悪役言うんに、ちいと過激なことを言えばやれ多様性だの倫理観だのと自分を守る為の大義名分ばかり。そんなメンタルクソザコの貧弱オタク共の夢の跡、それが白ひげの次の時代じゃろうが……!観客にもわかるよう教えちゃる、(過去編の回想を)よう見とけよ見とけよ~~ 」


――― 2000年前 マイテイ国 ―――


ドワンゴ「本日は、二コ二コ動画を御覧いただきありがとうございます。この回想は尺の都合でカットされました、またのお越しをお待ちしております。 」

観客のブロリーくん「ばあああああああああああああああああああああああああああかああああああああああああああああああああああなああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!(ショックで爆散するこの始末) 」

蝶野正洋「テメェは無許可営業なんだよ・・・!!!(キルケーに問答無用の蝶野ビンタを見舞う) 」



アナウンサー「さああぁぁぁ~~~参りましょう!!!第7試合は…――――『 警視庁特命係 ~愚かなバナナを添えて~ 』vs『 ブリーチケイオス 』でぇえす!!!出場選手は、ステージへどうぞぉ~~~~!!! 」

杉下右京「グゴォォォォォ……Zzz……(既にステージの上で横になって寝込んでいる) 」

バナナ猫「 警部殿 (右京さんを呼び起こす) 」

杉下右京「ガバッ!はい、なんでしょう?(起床)ああ、どうもどうも……警視庁特命係のぉ…杉下右京ですゥゥ… 以後、お見知りおきを(カメラ目線に警察手帳を見せつける) 」

選挙カー「ぶううううううううううううううううううううううううううううううん!!!!!ぎゃりぎゃりぎゃりぎゃり!!!!!(会場へ選挙カーが走ってきたようだ。ちなみに?ドリフトはAKIRAのバイクに似ている(笑)) 」


ばんばんばんばんばんばんばん。ばんばんばんばんばんばんばん。’(選挙カーから出るので、選挙カーから出るために、選挙カーから出る行動に出るので、選挙カーのドアを開ける必要があり・・・・選挙カーのドアを開け、選挙カーからドアを開けたので、選挙カーのドアを開けた三人のすごいえらい人達が下りてくる)


みなさあああああああああああん!!!!!注目するためにこちらを見てくださあああああい!!!!!!




亀山くん「うわあ・・・・・うわ、うわあ・・・・・・・(ドン引き) 」

ご飯のように潔白な久米「みなさん!!ご挨拶申し上げるために、ご挨拶申し上げにまいりましたので!ご挨拶申し上げます!!こんにちはの時間なので!!こんにちはああああああ!!!!(でかい声で拡声器を使うので弱く見えるぞ)私はケイオスをより潔白に!!『ブリーチケイオス』の代表、久米颯太でえええええーーーーーす!!!!初めてなので、始めましてだと思いました!!始めましてえええええええ!!!!!! 」

零田曲樹「バカの国民の皆様!!!!!こんにちは!!!!私はエターナルゼZEROを書き上げた!!!!作家の!!!!零田曲樹です!!!!!みなさん!!!!ケイオスはおかしいと思いませんか!!!!ケイオスはおかしいです!!!!おかしいので、ケイオスはおかしいと思いませんかばか!!!!!私はブリーチケイオスの西支部代表を努めております!!!!今度の上院議員戦で!!!!当選します!!!!!(確定事項!!!)ばかのみなさま!!!どうぞよろしくお願いします!!!!! 」

七光パン:大泉退太郎「そして私は・・・・・父親からマリマロンの選挙区を引き継いだので、全てを引き継いだ正統後継者です♪(心の強い七光りなのか・・・・!?)私はブリーチケイオスの浜辺支部を統括しています。大変勉強になっておりますので、大変勉強しました、大変勉強というのは、読んで字の如く、大変だったなぁって思いました。そして私は……お米が嫌いです……(日記要素) 」

ブリーチケイオス「ぶうううううううううううん!!!!!!ぶうううううううううん!!!!!!(ケイオスを美しく!と描かれたTシャツを着て・・・・・ごちそうを食べながら右京にブーイングを飛ばす・・・・) 」

杉下右京「なにをしているんですかッッッッッ!!!!!!!!!!(例の三人組の下へ駆けつける)平等であるべき法の下で…人は自分が犯した罪を償わなければならない…署までご同行願いますか、閣下?^^ 」

バナナ猫「BA☆NA☆NA(優勝した時の勝ち組人生を妄想している) 」

亀山くん「お前なぁ!?あちこち毒(挨拶)仕掛けりゃあちこちタヒ人が出て当然だるるぉお前ぇ!!!(久米の胸ぐらを掴み上げる) 」

ご飯のように潔白な久米「ああああああああああ!!!!!やめてくださあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(音割れ) 」

ご飯のように潔白な久米「皆さんご覧ください!!!!!!!!こうして自らでっち上げた法律で当たり構わず善良な市民を弾圧しようとするHAN国家組織が闊歩してるんです!!!!!!!国民を守る力を持ちながら政府軍に従属しないのに!!!!!それを統制しようともしないくせに!!!!!これはあるべき国家の姿ではありませええええええええええええ円!!!!!!!うわああああああああああああああああああああああ大変でええええええす!!!!!大変なので!!!!大変!!!!!! 」

杉下右京「お黙りなさぁいッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(9999999Hz) 」

杉下右京「いい加減にしなさぁい!!!!!!!!!勝手な理屈を言うもんじゃありませんよ!!!妄想を繋ぎ合わせて…自らの欲望のために勝手な理屈を作り上げただけです!!どれほどの影響を与えると思いですか!?恥を知りなさぁいッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!(必死の反論) 」

ヨネ「えー…………では、両チームの代表者…前に出てじゃんけんをしてください。 」 」

七光パン:大泉退太郎「え!!!?!?!?!大変なんですか!!!?!?!? 」

ご飯のように潔白な久米「大変です!!!!!! 」

七光パン:大泉退太郎「大変じゃないですか!!!!!!! 」

杉下右京「そしてこの大会も……殺人をゲームのように楽しんでいるとすれば……到底許されることではありません……!!(観客席の皆さんも)いい加減目を覚ましなさいッッッッッ!!!!!!! 」

ご飯のように潔白な久米「変態です!!!!!! 」

絶対零度:零田曲樹「作家です!!!!! 」

ブリーチケイオス「ぶうううううううううううん!!!!!!(ぶううううううううううううううううううんイングで対抗する) 」

選挙管理委員会の人「あ、はい・・・・・・(パーを出す) 」

神戸くん「何やってるんだ俺・・・・・・(特命係のピンチヒッター(めちゃくちゃいやそうに)参戦!) 」

杉下右京「よろしくどうぞ、愚かなバナナ(じゃんけんの資格、即ちじゃん権をバナナ猫に譲る) 」

バナナ猫「 BA☆NA☆NA (グー) イィ~~~~~~~イィ~~~~~~~~😭(じゃんけんに負けて号泣) 」

杉下右京「 お 話 に な ら な い ( ^^ #)(じゃんけんごときに破れたバナナ猫を叩いて前に出る)リスクを取れない愚かなバナナに、用はありません。そしてあなたも………思い上がるんじゃありませんよ!!!!!!!!!!!!(パーを出した選挙管理委員会の人に叱責。後出しじゃんけんでチョキを出す!!) チェックメイト^^ \デンデデデン!!/ (>>>右京さんの勝ち!!!<<<) 」

選挙管理委員会の人「イィ~~~~~~~イィ~~~~~~~~😭(じゃんけんに負けて号泣) 」

バナナ猫「!?(やりたい放題な右京さんに思わずこの顔) 」

杉下右京「ンフッフッフッフwwwwwwww ッハッハッハッハッハwwwwww(じゃんけんに勝ててご満悦な右京さん) 」

ヨネ「…………えー………では、バトルスタイルの選択権は杉下右京様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」

杉下右京「その必要はありません 」

ヨネ「 !?  」

ご飯のように潔白な久米「皆さん見ましたか!!!!!!やはり国家に管理されていない能力者(※右京さんは"これでも"無能力者の警察官です)は身勝手で自己中心的、秩序を乱す絶対悪です!!!!!そしてそれを容認しているこの大会も絶対悪です!!!!!我々はもはやこのような大会の選手ではいられませんし!!!!!このような大会に負けるわけには行かないのです!!!!!うおおおおおお!!ケイオスを元気に!!!!ブリーチング!!!!! 」

杉下右京「 貴方を、逮捕しに来ました (久米に向き直り、にこにことした黒い笑みを浮かべる右京さん!) 」

ブリーチケイオス「ぶうううううううううううううううううううううううううううううううん!!!!!!(会場を埋め尽くしていたサポーターの皆さんが会場に降り立ちぼうどu…・・・・・正義の戦いを世界大会に仕掛ける!!!!!) 」

本田圭スケベ「なんで(じゃんけん)負けたか、明日までに考えといてください。てかムフフな試合にならなさそうなんで帰りますわ 」

ご飯のように潔白な久米「 えっ  」

杉下右京「ならば伺いましょう!!あなたに、一国民の何がわかると言うのですかッ!!!!今回の事件が……全国民にどれだけの影響を与えると思いですかッ!!!!!!卑劣極まりない……ッ!!恥を知りなさいッッッッッ!!!!!!!(久米に叱責) 」

ご飯のように潔白な久米「そっっっ それってあなたの感想ですよねっっっっ・・・・・何かデータでもあるんですか!? 」


.\ そーだそーだ! / \ やんのやんのー! / \ 帰れー! / \ アンキモ! / \ 出てけー! / \ アンキモ! / \ 小学生ロリは最高です!!!!! / 」


ユビィ「 聞こえたぞ (なにが???????) 」

大量のピカマン「(観客席からカメラに向かって手を振っている) 」

杉下右京「証拠なら…こちらを御覧なさぁいッッッッッ!!!!!! \デンデデデン!!/\デンデデデン!!/\デンデデデン!!/\デンデデデン!!/\デンデデデン!!/(次々と『相棒』の各シーズンDVD&Blu-rayBOXを久米に叩きつけるように(※実際物理的に叩きつけている)差し出していく!)ちょっとぐらい良い思いをしようと思ったあなたが、これから払わなければならない代償(※『相棒』全シーズン視聴するまで釈放されま10)は……決して小さなものではありませんよ……ッ!!!!!!! 」

ご飯のように潔白な久米「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!    などと言うと思ったのですか・・・・?ふふふふふふふふ、私は異能者や魔術師と戦うと誓ったんですよ?(煙が晴れるとそこには・・・・・) 」

ご飯のように潔白な久米「 私はブリーチ博士ですよ!(そこにはブリキより硬い鉄でできた面で武装した割と負傷している久米の姿があった!) 町内会のおばちゃんに鉄より硬いブリキのお面を作ってもらったんです!!!!ブリキですよおめえ!!!!!! 」

杉下右京「警察官を舐めるんじゃないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!この期におよんで……お面に隠れて、まだ逃げるつもりですかッ!!今向き合わなければ……いつ向き合うんですかッ!!!!答えてご覧なさいッッッッッ!!!!!!!!フンッ、フンッ!!!(久米と取っ組み合い、鉄より硬くて丈夫なブリキのお面を引き剥がそうと暴挙に出る右京さん) 」

アナウンサー「おあああああああっと!!!??どうしたことでしょうかああああ!!!?まだ試合は始まっていないというのに!!!はやくも乱闘が始まろうとしております!!!選手の皆様!!!どうか落ち着いてくださああああああああああい!!!! 」

ご飯のように潔白な久米「うわああああああああ何をすううううううううううう!!?!?!!?やめなさあああああああいいいい!!!!!これはセク八ラでえええええええーーーーす!!!!!! 」

杉下右京「つべこべ言わずに黙っていろ……!!!!!!!!!!!!!!!(ついにアナウンサーにまで叱責しだす右京さん) 」

ピカマン(スタッフ)「・・・・・・・・。(腕を組み事の成り行きを見守っていたが)・・・・・・・。(拳を握り、残った手で選手たちを指差しヨネへ首を傾げる) 」

杉下右京「などという言い訳がッッッッ!!!通じるとお思いですかッッッッッッッ!!!!!!国民は実験用のマウスではありません!!そんなことに気付かないあなたに……議員を名乗る資格などありませんよッ!!(ついにお面を没収してしまう!)確かに(国民と議員)は紙一重かもしれません。しかしその紙一枚を踏み越える人間と踏み越えない人間はァ!!まッッッたく違うんですよッッッ!!!!!!!!つべこべ言わず逮捕されなさぁいッッッッッ!!!!!!!!(久米に手錠をかける) 」

アナウンサー「ィ~~~~~~~イィ~~~~~~~~😭(理不尽に怒鳴られて号泣) 」

ヨネ「えー…本大会の規約により、試合以外もしくは試合開始前で選手による暴力行為、もしくは破壊行為が確認された場合、ただちに出場権利を剥奪されることとなっております。よって、『 警視庁特命係 ~愚かなバナナを添えて~ 』ならびに『 ブリーチケイオス 』の両チームとも出場権を剥奪。両チームとも敗退となりますので、すみやかなご退場を願います。」

杉下右京「などという言い訳がッッッッ!!!通じるとお思いですかッッッッッッッ!!!!!!(審判に苦し紛れの反論) 」

亀山くん「最悪ですね・・・(ドン引き) 」

ご飯のように潔白な久米「議員や国民という立場以前にッッッッ・・・・・・・!!!!!正義は勝つのでえええええす!!!!!  クソッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(鉄より硬い手錠に拘束されながらもズボンのジッパーから拳銃を取り出し右京さんを撃とうとする!!!!) 」

杉下右京「亀山くぅうん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」

Su-ga官房長官「右京さん!!!!!!ここは令和です!!!!!!(令和と描かれた色紙を手に飛び出してきて久米に撃たれる)ああああああああああーーーーーーーーー!!(ばたっ) 」

亀山くん「IPPON!!!!!!!!!(久米が拳銃を取り出したタイミングでこちらも下半身から立派な拳銃を突き出し、右京さんがうたれるよりも早く久米に弾丸を発射ァ!!!!!!!!!!) 」

神戸くん「何やってるんだお前(ドン引き) 」

亀山くん「そうじゃねえだろお前ェ!!!!!(犠牲となった官房長官に怒鳴りながら涙を流す) 」

ゴリ山君「I AM SUPER GORIRA BODY 」

杉下右京「何をしているんですかあああああああああああああああああああ!!!!官房長おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!(倒れた官房長官に慌てて駆け寄り、人工呼吸による接吻を行う)はい~~~~~~~~~~~~~~~~~~????????🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮(右京さん、嘔吐!!!!) 」

ご飯のように潔白な久米「 ノ \ ゛   キ ゛ ュ   ン   ゲェエッヘヘフ!!!!!!!!!!(亀山にシコった拳銃を持つ手を撃ち抜かれ一回スピンしてからよろめく)ハァ…・・ハァ……・ばっっっ 馬鹿野郎おおおおおおお!!!!!亀山ァ!!!タレを売ってう!!!プーさん蹴るなァ!!!!! 」

亀山くん「いったいお前のゾウさんはなんのタレにぃ!!!?(久米にキレている) 」

ご飯のように潔白な久米「 八神 隆之かぁ・・・・・そうだ亀山ァ!!!!ああいう真っ直ぐで真っ直ぐみたいなキムタクがキムタクするんだァ!!そんなモナカでいいのかぁ!!!? 」




杉下右京「想像が及ばないのなら……黙っていろ!!恥知らず!!!殺人罪で、貴方を逮捕します(久米にビンタをし、立ち上がらせ、ビンタをし、ビンタをして、それからビンタをし、ビンタする) 」

バナナ猫「(バナナなんか食べられる状況じゃなくてずっと泣いている愚かで哀れなバナナ) 」

ご飯のように潔白な久米「 ゲェエッヘヘフ!!!!!!!!!!>>1HIT!!<< ゲェエッヘヘフ!!!!!!!!!!>>1HIT!!<< ゲェエッヘヘフ!!!!!!!!!!>>1HIT!!<< ゲェエッヘヘフ!!!!!!!!!!>>1HIT!!<<(ビンタの間隔が長いのでコンボとして成立しないよ!!!!!)や、やめろん!!!!私は都知事の推薦を受けているから逮捕されない!!!!!! 」

観客猫(おまいら)「(ちょっと何が起こっているのかわかんないって顔) 」

観客猫2(画面の前のよいこ)「(ちょっと何言ってんのかわかんないって顔) 」

ピカロス聖「 ガララッ   バンバンッッ  (引き戸を開け久米にヘッドショット) バンバンッッ (誤射で右京さんにも発泡)  」

観客猫3(デブ)「(何も考えず無心でポテチを貪りながら見ている顔) 」

ピカロス聖「  うるさいえ! (ピシャンッ) 」




杉下右京「(撃たれて倒れる右京さん)」

ご飯のように潔白な久米「(ワッカのような顔でイく) 」

メンフクロウ「エッホエッホ…!試合が始まる前に試合が終わったって伝えなきゃ…!エッホエッホ…! 」

観客猫4「まるで意味が解らんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(発狂) 」

絶対零度:零田曲樹「(撃たれて脈拍が永遠に0になる) 」

観客猫5「ミ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝ィ˝(結局死人出てんじゃねえか!!とショックを受ける) 」

七光パン:大泉退太郎「(撃たれて死んだので死ぬ) 」

観客猫6「オ˝エ˝ッ˝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(久米ワッカの顔を見て嘔吐) 」

バナナ猫「ハッピー!HAPPY!法被ー!(自分は生き残ったのではしゃぎまわっているよ!よかったね!) 」

運営の偉い猫「ンニャムニャムニャムニャム…(この責任はすべてお前に取ってもらう) 」

運営とは無関係な野良猫「ニャァ……(なんでなん???????????) 」

ピカリーン「(実況席でアナウンサーからマイクを奪い) 決゛着゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛――――――――――――――ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」

杉下右京「簡単にタヒねると思いましたら……大間違いですよ……!!!!警察官を舐めるんじゃなぁいッッッッッ!!!!!!!!!!(フラグをへし折る右京さん!)愚かなバナナが…この世にはいるもんですねぇ…おまけに哀れだ… 逝きなさいッッッッッ!!!!!!(バナナ猫と久米とその他ブリーチケイオスの皆さんを選挙カーに丸ごとブチ込み、懐から取り出したパトカーランプを車の上に取り付けて運転席に乗り込む) 」

杉下右京「さて…(出発の方は)よろしいですか?(Wiiリモコンハンドを握り、アクセルを踏み込むが・・・)・・・・あれ?フンフンッ!あれっ…おかしいですね?動かないですねこれ!(※多分重量オーバー)つべこべ言わずに走りなさぁいッッッッッ!!!!!!!!!!(ガシャアァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!)(思いきり台パンする) 」

初音ミク「関係ないログでカオスドラマを汚すな!!!!!!!!!!! 」

杉下右京「キキィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ーーーーーッ゛!!!!( !!? )(すると驚いたことに選挙カーが動き出し、いやもはや暴走してしまったのだったァーッ!!)動いてはいけませえええええええええええん!!!!やめなさぁぁぁぁあああああい!!!!  ア゛  ア゛  ア゛  ア゛  ア゛  ア゛ ア゛ ア゛(ステージ中央をぐるうぐる回る選挙カーに振り回され、そのまま壁を突き破って会場の外へ脱走。その後、右京さんと愉快で不愉快なブリーチケイオスの容疑者の皆さんがどうなったのか、明日の朝刊で明かされることになるが…それはまた次のお話……――――― "終" N.H.K.) 」

バナナ猫「アッハaaaaaaAAAAAAAAAAAAAAAAン↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑(暴走する選挙カーの中で発狂と嘔吐を繰り返しながフェードアウトしていく) 」

ヒロ「(ユビィの横で死んでる) 」

亀山くん「そうじゃねえだろこの野郎お前ェ!!!!!!!(選挙カーの側面に横Bでしがみつきながらフェードアウト) 」

フレイミス「なんだこれ(なんだこれ) 」

如月「これが政治かぁ・・・・ためになったなぁ・・・・・ 」

ポルナレフ「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ…!『試合が始まる前に試合が終わっていた』……!な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何が起こったのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 相棒の新シーズンだとか龍が如くの最新作だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…!もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 」

ホタル「(ほんとにそうかな……?) 」

いかりや長介「(オチ担当)だめだこりゃ。 」

リキッド「リキッドオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!(オチを奪う) 」

オチ「オチ(オチ) 」



アナウンサー「さあ!!さあ!!!世界大会"CHAOS"の熱狂の勢いは止まることを知らず!!各チームによる熾烈な激闘を前に、大勢の観客たちも興奮で息巻いております!!ではここからは!!ダイジェスト形式で各試合の様子をご覧に入れましょう!!! 」



第9試合 ――― 『 デウス・エクス・マギア 』 vs 『 興玉駅集合! 』


サイボーグの男 → シンモ「………して、その珍妙で不可思議で不快な愚物はいったいなんだ?(相対する桐原勝利という謎の青年が手にしている『ソレ』を、半身サイボーグの男は形容しがたい表情で見つめていた) 」

狂った人物(桐原勝利)「アンキモッッ!!!!!!!! 」

シンモ「………………そうか…(理解を表現。しかし男は何一つ理解できないとでもいうように目を伏せながら首を振るった) 私の記憶脳(アーカイブ)に保管しておこう… 世にも悍ましい珍味としてな (ゴキリ、と右手の義手の五指を不気味に鳴らし、かの青年に魔の手を伸ばしたのだった――――) 」



第14試合 ――― 『 トライアングル 』 vs 『 ウラハシレーシング 』


浦橋龍助「ぐっ・・・・・!やるな・・・・強くなったな吉岡・・・・!アキラとミオリも、手強い女になったな・・・・!(キルビスとの試合で殴り合っていた) 」

キルビス「お前こそな……っ…!こうしてガチで殴り合う機会なんてなかったからな……ッ…!(口元をぐいっと拭いながら) 」

新田貞行「うぐぅ・・・・!龍助の知り合いの妹たち強すぎだろ・・・・!(既にアキラとミオリにボコボコにやられて伸び掛けているようだ) 」

アキラ「はぁ…はぁ……!こっちはなんとか抑えたよ、兄さん! 」

ミオリ「まったく、私たち二人がかりで頑張ってやっと倒せたなんて、なんてタフな奴…!キーくんの加勢にも行きたいけど…ああいうのは余計な水を差さないのが男ってもんだろうし……とにかくキーくんあとはまかせたよ! 」

キルビス「ああ、よくやったお前ら!あとは俺に任せて休んでろ…! とういうことだからよ…妹たちを待たせるわけにはいかないからな…そろそろ決着つけさせてもらうぜ…!うおおおぉぉぉらあああぁーーッ!!(右腕を鋼鉄のように武装し、鋼の剛拳でなぐりかかっていく) 」

浦橋龍助「フッ・・・・そうだったな・・・・!だが・・・俺にも漢の意地ってやつがあるからな?負けるわけには・・・いかねえええええええ!!!おらああああああああああああ!!!(スピードパンチを叩き込もうと飛び掛かった) 」



第15試合 ――― 『 オアシス 』 vs 『 蒲公英 』


カズネ「――――……はー……はぁ……っ……(試合の時刻が進むたびに、崩壊の勢いを増していくバトルステージの廃城。小さな瓦礫がふり注ぐ中で、生気のない瞳を宿した金髪の幼女は全身血まみれになりながらも、その血液を操って血刀を形作るように身構え、相対する青年とに静かに睨み合っていた) 」

北条悟史「その傷じゃあ一生お嫁に行けないね。貰い手はこの世に存在しますか?(バットを両手で振り下ろし、数度地面に叩きつける。そうして肩に担ぎ、赤い目を光らせてカズネを見下ろす)なら天国でお嫁になってこいや 」

カズネ「はぁ……ひゅぅ…っ……(呼吸は既に虫の息。立っているのもやっとである。年齢差のある青年からの慈悲一つ感じられない殺意の眼差しを前に、少女は自分が殺されるかもしれない恐怖に両足を微かに振るわせながらも、体内から逆流した血液を吸い上げる様に硬質化した血刀の先端を彼に突き付けた)…お嫁さんになるのも…天国に行くのも……まだ、早い… 生きて…生きて、やりたいこと…たくさんある……!(足元に広がる血だまりをぴちゃぴちゃと踏み鳴らすように駆けだし、悟史へ赤い斬撃を振り下ろす) 」

北条悟史「だったらさっさと降参しろよ……!!!!野望の欠片も無い奴が、過去に縋る人生を冒涜するんじゃねぇ!!!(振り下ろされた斬撃に対して、バットを水平に構えて防御。そのまま押し返すように力を加え、カズネを蹴り飛ばす)(また、あの時の暮らしを戻す為…)俺はこの大会を制覇するッ!!!!!!! 」

カズネ「きゃぅ…ッ…!(斬撃を塞がれ、圧倒された姿勢から蹴り飛ばされてしまい、人形のように軽々と吹き飛んではゴロゴロと転倒していく)…っ…… それ…で、も…… 退けない……っ… ここで、逃げたら……きっと… 取り返しのつかないこと、なる… 貴方にとっても……私に、とっても……だから…っ…… (血だまりを踏み潰し、幼女は力を込めて立ち上がる)……戦い、続ける。この命、尽きるまで―――― 」



第?試合 ――― 『 Witch&Brave 』 vs 『 レモン 』


レイジェ「―――― ガ ッ シ ャ ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! (ステージ・戦艦ハルバード内部―――ここまで熾烈な拮抗戦を繰り広げてきた青い瞳を輝かす若き英雄と睨み合う様に並走しながら共に壁をぶち破り、行き止まりとなる動力室へ瓦礫と共になだれ込む)……いよいよラストスパートって奴だな。恐らく時間もそう長くはないだろうよ。俺とお前の体力もな…(殺傷戦故に折った体の傷。しかし首から上は更なる闘争を求めているかのように口角を釣り上げていた) 」

アオ「―――そうだね……もうヘトヘトさ。タフさには自信があったんだけど(相対するアオも既に満身創痍。壁をぶち破った際に散った足元の瓦礫を払いながら、鼻血を指で拭い去った)だけど、時間切れでおしまいなんて冗談じゃない。もう少しだけ付き合ってよ……俺が倒れるか、君を倒すまでさ(拳を持ち上げ、足を開き、構える。苦しげに息を吐きながらも、真っ直ぐにレイジェだけを瞳に収め―――笑った) 」

レイジェ「(「言うじゃねェか」―――そう口に出しそうな口が不敵に笑むと) ドゥ ッ !   !  (驀進。風を切り、低空を水平移動する最中に背後へ振りかぶった右腕に、可視化されるほどに膨大に蓄積された空気が渦巻くように纏われたそれが、瞬く間に爆ぜて発火する)   "フィリヤースライドブロウ"  (赤熱する拳を突き出してアオの眼前に巨壁が如き気迫で襲来する) 」

アオ「  ッ ! ! ! (一瞬も怯むことなく、迫りくる巨壁へ自ら向かっていく。回避だけは有り得なかった。それは目の前で向かってくる憧憬の面影への冒涜だからだ) う、おお―――(踏み込みと同時に拳を引き絞り、残された力の全てを一点に集中させる)―――おおぉおぉおぉおぉおぉおッッ!!!(赤熱を纏う拳目掛け、ありったけの意地を乗せた愚直な拳を突き放った―――!) 」




アナウンサー「さあまいりましょう!!!第10試合は…――――『 葦名流 』vs『 ルーキーギルド 』でぇえす!!!出場選手は、ステージへどうぞぉ~~~~!!! 」

剣仙・一心「ザッ、ザッ、ザッ、ザッ……(ステージへと入り)さて死合おうかの 」


老いながらも未だ生ける伝説。それを迎え撃つは当然、チームにおいて最高戦力となる大将をおいて他にない。対抗コーナーから姿を表す影はその巨漢を……――――


――――世界大会会場、選手控室


―――――芦名流。事剣の術理を知る者がその名を聞いたならば、反射的に首筋に手を添えるだろう。無意識下で己へ問いかける。


『 敵より前に、迷いを絶ったか 』


応えは血脈の鳴動にある。正しい解は『無』である。さもなくば芦名を前に立つ資格はないと知るべきだ。迷えば敗れる<死せる>故に―――――


ジョシュア「…………(『芦名流』。手にしたトーナメント表に記された相対する者の名に眉を顰める。無意識に首筋に手を添え、己へ問いかけた。脈は平静を保っている、少なくとも今のところは)………。(芦名一心……。もし当の本人ならば相応の覚悟が必要だな。己の身を守るのは勿論だが、何よりかの剣聖に礼を尽くすならば、生半可な振る舞いは許されない) 」

ジョシュア「 半端者の凡人、それも死に損ないならば尚更だ。 (ベンチに腰掛ける丸太のように太く岩のように堅牢な脚、その第一関節より先の感覚がない。靴を履き、床に爪先をつけるそれは松葉杖を膝下に溶接したような、『医療用』の貧相な義足だ。この装備では長距離走を乗り切るのがせいぜいだろう) 」

コリーシャ「――――パパーっ!(控室の静寂を間隔の短い足音が破る。開け放されたドアから姿を表したのは"身の丈ほど"の包を抱えた幼い少女だ。波打つ炎のような赤とブロンドのメッシュにウェーブが掛かった長髪をなびかせ、ジョシュアに駆け寄る。金と蒼のオッドアイは彼を見上げるなり"煤けた両手"で抱き寄せたそれを真っ直ぐに差し出した。) 」

ジョシュア「おお!我が愛しの"整備士"!火を以て我が武具に加護を授けし女神よっ!(満面の笑みを讃えコリーシャを包みごと抱き上げる)もしやもう仕上がったのか? 随分早かったなァ、発注した円滑油が届かないって慌ててた筈だが? 」

コリーシャ「きゃーっ!(飛行機ごっこを父の腕という助けを得て謳歌する)うんっ でもウォーランが倉庫に余ってたのを見つけてくれて、それで早く終わらせられたの!(両腕に抱きとめたそれをジョシュアの胸板に押し付け、向日葵のような笑みを咲かせた)ママに負けないできに仕上げたんだから!パパといっしょにたたかうんだっ、私達家族でマイテイ人だもん! 」

ジョシュア「はははっ!持つべきは家族だ、違いない!(本当はカーサをブチギレさせて整備なんて受け持ってもらえなかっただけなんだが……まあ、まあいい経験させられてよかったかァ~~……)おお、これぞ二足の機関車、いや重戦車!コイツを身につけるだけで血が蒸気機関になりそうだぞう!(包を剥がすと現れたのは素人目にも『大の大人でも苦戦しそう』な重量感を持つ義足が姿を表した。) 」

ジョシュア「ようし、特等席で見てろよコリーシャ!お前のアキレスの脚を得たこのヘラクレスが、十二の試練を物ともしない肉体と韋駄天の足を持って勝利の凱旋する様を!!(医療用の脚を第位置関節のジョイントから取り払い、充てがわれた『軍用義足』を接続。神経路が繋がり、四肢の感覚が万全に――――)――――  。 」

コリーシャ「 パパ?  」

ジョシュア「 ガク  ンッ  (眼の前で娘が「壁に立っている」。否、自身の視界が限りなく傾いているのだ。くぐもった音、万力で圧迫するような痛み、何より歪む視界。 この感覚には『覚えがある』) 」


『でもウォーランが倉庫に余ってたのを見つけてくれて、それで早く終わらせられたの!』


ジョシュア「―――――― あの、野郎……ッ!! 」


――――世界大会会場、試合会場


ウォーラン「――――(対抗コーナーから姿を表したのは、齢10行くかどうかも怪しいブロンドに碧眼の少年だった。「狼」といよりは、「野良の猟犬」というような冷たい碧眼を横たえ「獲物」を視界に捉える。口端を吊り上げ、手にした『牙<ナイフ>』をくるりと弄んで戦地に足を運んだ)よーーーう!アンタがけんせーとかビッグネームでちやほやされてる『クソジジイ』か。死に損ないが当日にくたばってなくてよかったぜ。 」

ヨネ「では、両チームの代表者…前に出てじゃんけんをしてください。 」

剣仙・一心「ふ、ジジイでは不服か?若さにかまけるのは、儂も通った道よ。特には糾せん(ウォーランの無礼な物言いすら歯牙にもかけず。兜の下から覗く瞳には虚無めいた底知れぬ闘志がのぞく)(パーを出す)」

ウォーラン「ははっ、世のジジイがあんたぐらい大人だったらおもしれぇのになァーっ(八重歯を覗かせ挑発的なそれから一転、目を細めて笑みを転がし)ロシアンルーレットで決めりゃ試合前にかたつくのにな。おらっ、じゃーんけーん、ぽんっ(特に捻りなくグーを繰り出しす。その先を一心の首筋に定めながら)ちぇっ、下手したらお陀仏なのは俺のほうかよ 」

ヨネ「…では、バトルスタイルの選択権は一心様に与えられます。殺傷戦、蓄積戦…どちらにいたしますか? 」

剣仙・一心「殺傷戦だ。 」

ヨネ「承知しました。第10試合は殺傷戦に決定しました。続いてステージを展開いたします。(後ろ歩きでステージを離れていく )―――――仮想フィールド展開 (片腕を上げて合図を下す) 」


グ ニ ョ ――――― ァ ン ッ (ステージに搭載された拡張現実システムにより、平面なバトルステージが移ろい変わる。夕焼け染まる背景に立派な天守閣が見据えられる大きな城域「朱雀城」にへと変化する)


アナウンサー「今回のバトルステージは「朱雀城」だああぁぁああーーー!!!さあ!!第10回目の試合はどんな盛り上がりを見せてくれるのでしょうかあ!!?それでは第10試合!!Ready……―――――― バトル・スタート!!!!! 」



――― 『 葦名流 』vs『 ルーキーギルド 』 ―――



剣仙・一心「ほう、葦名の城よりずっと上等だな。見渡す風景も、夕暮れのそれもよい。……葦名も昔は、いや、もうよいか(鞘から黒の不死斬り『開門』を引き抜き)参れ…… 」

ウォーラン「(ガキ扱い、"児戯"であしらわれるかと思った。いいなぁこのジジィ……。それならご期待にお答えして……)ーーーーやり残しはねえだろうな、ご希望通り解釈<札沼線>努めてやるよォ……!(ゆらり。右へ倒れる程に上体を傾けたかと思えば残影を残しサイドステップを踏む。不気味なまでの散漫な動作と素人では目に負えない俊敏な足運びを交互に繰り返す緩急自在の歩法。一心を中心に時計回りにかけずり……) ヒュッ  (四足歩行に等しく伏せたかと思えばナイフによる交差切りを素早く仕掛け"腱"を切り裂きにかかる) 」

剣仙・一心「!(初手をノールックで悟り、腱に向けた攻撃をその長い刀身で)ガキン、チン!(弾く。両手で柄を握り、風のような柔らかさと鋼のような張りで体幹を崩してからの〆の字にウォーランの胴を薙ぐ斬撃を放つ) 」

ウォーラン「(一心からすれば軽く払うだけの動作だが、体格差・経験差・技量差総合して全てが劣るウォーランにはそれだけで脚が浮きそうになる。体勢を整える間もなく襲いかかる斬撃を) トンッッ (あえて横向けに倒れ込み、顎先の上を素通りさせる。このままでは立て直し→回避/反撃の二工程が必要となり、その隙を一心が逃してくれるはずもない。) チャ コ  ヒュ  オッッッ (そのような些事は織り込み済みだ。倒れたまま突き出した腕、その袖が閃き"神経に作用する毒を仕込んだ銀の矢"が一心の眼球へ襲いかかる。仕込んだボウガンによる牽制である) 」

ムラクモ「(観客席で腕を組み、身を乗り出して試合を見ている)……流石はあの葦名一心。恐らくは小手調べであろうあの一合ですら、尋常の技ではない………しかしあの少年も大したものだ。怯む事無く暗器での反撃……実に実戦的だが、やはり…… 」

剣仙・一心「!(袖の内のきらめきに剣仙としての直感が働く。銀の矢が飛ぶ。歯軋りするように口を結び)カン!!(兜で防いだ)……ハハハ!勝つために手段を択ばず。忍びのようなことをしおって。よい、そうでなくてはな!(気だるげなそれから一変、全身から剣の気が張り詰める)……使え、全部。斬り伏せるッ!(ウォーランに間髪入れず鋭い鎌鼬をまとった一撃を振り下ろした) 」

ウォーラン「(冷や汗一つかかねえ、こいつで"圧"をかけて俺のゲームに誘導するのは悪手だッ)(兜が鳴らす金属音から次の展開を察しドッジ、四肢を突いて体制を立て直すも束の間) ┣"  ウッッ  (サイドステップを踏んでようやく"刻まれた左肩からの"出血に被害を抑えられた。先読み、直感、余裕を持っての回避行動を行使して"ようやく"だ。)(嬉しいなぁひとでなしがよ……ガキ相手だぞ、最高だよクソジジイッ!) 」

ウォーラン「  ガ  ンッ  (出血をダメージとカウントせず回避から次の行動へ映る、次の手は振り下ろされた刀への"踏みつけ"。当然この体格では押さえつけるには至らず軽々と振り払える。が、この体格差を利用した戦法がある) ダッッ  (相手の獲物を足場にした武器への牽制+間合いの内側への踏み込みだ。距離を詰めエイムはそこそこに銀の矢を射出、追従し峰から跳躍。ナイフを胸元へ突きつけようと振り上げるような動作ーーーからの"顎目掛けた蹴り"を振りかぶる) 」

剣仙・一心「キン!(矢を弾き)……ガッ!!(続けざまに蹴りを弾いた)搦め手を得意とする者との戦いは久方ぶりだ。良い。斬り伏せてこその、(溜めるように身をかがめ)葦名流よッッッ!!!(斬撃が流れる雲の色をしながら空間を裂く。死の冷たさで空気が凍てつき、広範囲に届く刃となった────『竜閃』) 」

ムラクモ「そうだ、小手先の奇策や小細工を弄した所で……相手は『剣聖』と呼ばれるまでにその得物を振り回し続けた、歴戦の達人。なれば、己が持つ強みを押し付けるしかあるまいよ 」

轟の冒険者「力量の差を埋める為の回避戦術。体格差のある相手に深手と称する傷口を与えるには、意表をつく他無い。だが相手は剣聖、其れも古豪。さて、若き血が食らいつく為の精神という土台が、弱冠幼きにして何処まで築き上げられるか。見物だな(観客席。甲冑越しに二人の間に発生する銀の風を、興味深く観察していた) 」


根から腰までを両断され無様に横たえる像が目の前に現れる、"未来"が"想起"される。予備動作、貯めから行動予測は容易。その気迫から"間合いを話しても逃げ場がない事も"然り。)(間合いを潰す、意味はーーーーーーーー)


┣"  ギュ  オ ッ   ッ   (円。拡散する衝撃波の輪が飛沫を上げ、遠くそびえる城を両断した。その無限の間合いにおいて逃れる術なし。)


ウォーラン「(この少年も同様ーーーー否。) よ゛う゛や゛っと一点だぜジジィィィィ……ッッ(頭部から夥しい量の赤を流し顔半分を染めるも、口端を割いて笑みを浮かべている。 身体は欠損しておらず、受けたのは斬撃ではなく打撃。振り下ろされる斬撃に対し、唯一の安全地帯である刀身よりも内側の間合いに飛び込んでいた。結果として、刀の唾と獲物を握る一心の拳を頭部に受け床に沈む事にこそなったが……) 」

ウォーラン「てめえの戰場は剣の間合いだァ……なら牙の間合いまで食い下がって噛みちぎるしかねえよなァァァ……ッ!!(ナイフを一心の手の甲に突きたて、両足の関節を一心の腕に絡めていた。一心の剣速に等しい威力の打撃を頭部に貰いはしたもの、ようやく"軽傷"を与えるに至る)グ ギギギギ……(ナイフを突き立てつつの腕へ三角絞め。技量のみで言えば最良、的確にウィークポイントを捉え、一心の剣客としての生命線である腕を断とうとする) 」

剣仙・一心「舐めるな……わっぱぁッッッ!!(かつての葦名の戦場。剣で斬るだけが手段ではない) 」

剣仙・一心「舐めるな……わっぱぁッッッ!!(かつての葦名の戦場。剣で斬るだけが手段ではない。首を絞めようが、投げようが、蹴ろうが、殴ろうが、すべてが手段。組手・甲冑術。地獄のような戦場で生き抜き培ってきた技。たとえ手の甲をそうされようとも、痛みを恐るることはなく。迷えば敗れる。それを体現するかのように)カァッ!!(気迫で隙間をつくり、もう片方で逆にウォーランを締めるように転げたあと、そのナイフを引き抜いて逆に刺し返そうとする) 」

ウォーラン「 か゛ッッ あグッがッッあ゛あ゛ァ゛ァ゛ッッ(唾液混じりに呻き、自身を締め上げる腕うぃ掴み、膝打ちを手首へねじ込んで逃れようとする。だが自身を固定する手は微動だにせず、眼前に鉛の形をした死が迫り……) ヅッッッ!!!!(やっとのことで首をひねり回避、耳を割かれ血飛沫が頬を染め上げる)は゛ァ゛ッッ がッ ……!!(わかってるよ、わかってんだよ!!てめえが強いことも、格上なのも全部!くそッくそッッ!!) 」

ウォーラン「 ガリッッ (噛みつき。首をひねりナイフを握る一心の手に歯を突き立て抵抗し続ける)ンッッグゥッ!!ふゥーッ!!(ーーーーだからなんだってんだッ!!てめえだってガキだったろうが、凡人だったろうが!!俺が弱ェ理由にならねえだろうがッッ!!クソ、クソッッッッ!!!!!!) 」

剣仙・一心「!!(噛みつきという原始的な、それでいて密着時に超効率的にダメージを与えられる方法。恥も外聞もない。ただ勝つという一点に絞られたそれに目を見開き)気に入った……そのまま、くらえぇい!!(なんど手の肉が抉れることなど意に介さず、そのまま蹴り飛ばして距離を離した)……(立ち上がり、手を観る。骨や筋が見えて、血がダラダラと流れる)────ズドン!(震脚めいた踏み鳴らしをしたと同時に、出てきたのは十文字槍)血が滾ってきたわ!!(刀と槍の二刀流。痛みへの恐れなどとうに捨てた。縊り殺すも殺されるも、すべては戦場の塵に同じ)いくぞ!わっぱぁ!!(さらにレンジの伸びた素攻撃がウォーランを襲う) 」

ウォーラン「 がァ……ぐァ……がッ(蹴りを鳩尾に喰らい意識が途絶えかける。受け身を取る間もなく床に転げ、その衝撃でようやく我を取り戻し四肢を突いてようやく身を起こす)ーーーー。(顔を上げ得物を増やし視界に飛び込むは更に"上"の段階を見せた一心。間合いを離され、接近するまでの障害がより堅牢になり、この事実だけで心がへし折られそうになる) 」

ウォーラン「 ダッ (だがそれは人の心の話だ、"闘争心"は折れていない。負けていい理由にはならない、間合いを詰めようと駆け出し)ーーーーーこk……   ガ  ンッッ   (槍の切っ先が触れる寸前で伏せて回避を試みる。しかし一心の振るう技の全ては"槍という鉛"の内に収まらない。その"余波"が打撃めいた金属音を鳴らし、ウォーランの顎をかち上げ宙を舞った)……!!…………ッ!! 」

剣仙・一心「……先ほどの搦め手、組術、噛みつき。見事よ。やはり戦場とはこうでなくてはな!(不死斬りと槍のを巧みに与わせた連撃。槍は最早彼を守る盾でもあり、ひと振りで圧が木片ごと砕け飛ばした。槍で間合いを、刀で猛攻を、バランスの取れた戦法を繰り出していく) 」

ウォーラン「 ガ  ンッッ  (宙を舞った状態から側転し半円を描くナイフの薙ぎを振るい一心の槍の刃先を撫でるようにしてかち合わせる。やや受け流すような軌道で振るったため衝撃は最小限に抑えたつもりだったが…… ) ┣"ゴ   ッッ  (ーーー見通しが甘すぎる、コレに尽きる。最小限の単位が既に彼にとって大きすぎる、それを衝撃を空中で流せるはずがなく地に叩きつけられる)バ ンッッ(脳髄をぶちまける前に床に手をつき、上体と腕をバネにしバク宙。着地と同時に体制を立て直すが……) 」

ウォーラン「 ギ イ  ンッッ  (休む間もなく整った完璧なフォームから繰り出される"超一流"の斬撃が追い打ちを仕掛ける。ナイフを"両手持ち"にし、急所の前に刃を置くようにしてパリィ。全霊を尽くしても弾くことは敵わず、寧ろ自身が後退していく)ーーーーッッ!!(試合前に"ヤク"も打った……デメリットありきのドーピングで底上げしても食らいつけねえ……どうなってるんだ、理不尽ばっかじゃねえか畜生……ッ!!) 」

剣仙・一心「(回転斬りまいた流麗な太刀のあと、回転の勢いで空中に飛び上がり、舞いの如く3回転斬りを放つ大技。『秘伝・桜舞い』。まるで桜の花びらがいくつも舞うようなエフェクトを残しながらも鋭い威力で防御貫通を狙う) 」

ウォーラン「 ハ゛ァ゛ッ…… はッ……(最早先読みなどと悠長にしていられない。大きくバックステップを踏み、余力を考えず防御不可の斬撃から逃れようとする。一撃目は無傷を守るが、二撃目は……) ザ  ゥッッ (脇腹を"余波"のみで抉られる。先読み無し、大雑把に逃げるような移動では無駄な挙動が大きく瞬発力を失い逃れられなくなる。続く三撃目……ーーー)ーーーーー。(迫る斬撃と重なる運命。その文字とは対局に存在する。自らの鮮血で記されたかのようなその一文字が眼前に突きつけられ、彼の思考はそれを受け入れるに充分な"虚無"となった。) 」


   死    


ウォーラン「ーーーーーー   (三劇目。それは"空を切る"。まるで槍が彼を形どった霞を払うかのようにすり抜けた。 ぐにゃりと、脱力しきった状態、虚ろな目をした彼が、一心の間合の中に幽鬼のように佇んでいる)ーーーーー?(……静かだ。動けない?じじいも止まっている……?なんだこれ、全部止まってやがるのか……?) ト ン  (一歩、脚部を異様に捻り前へ繰り出す。その捻れが戻ろうとすると上体が捻られ、肥前的に全身が前に出る) 」

ウォーラン「ーーーーーートン トン  ト  ン  ト  ト   ト    トトトトトト(足を捻り踏み出す、捻れが戻り前に出る。その繰り返し、それだけでジグザクに、複雑に軌道を変えつつ足音を消し高速する移動する歩法が感性。土壇場で生み出した"それ"で一心へ一気に間合いを詰め……)グニャ ァ    ヴ  ンッッ  (ナイフを手にした脱力しきった腕をムチのように振るう、シンプルだが強力な薙ぎを仕掛ける。 目は虚ろに、しかし異様な集中力で一心の姿を無心に捉えている) 」

剣仙・一心「(変わった。いや、変異というべきだ。目を見張り、余計なこわばりが消え、戦いにより適した肉体操作を身に着けたそれに送られるのは賛辞の眼差し)応ッ!!もっと来い!!(薙ぎを弾き、互いにまた定位置につくように離れ構える) 」

ムラクモ「……いやはや、流石だな。並の人間であれば、精々付け焼き刃にしかならない処だが……此処に来て一皮むけた様だ。だが、どうだ?"その土俵"もまた、その剣鬼は見ているはずの境地。どう出る……? 」

ウォーラン「ギ ィ  ンッッ (薙ぎを弾かれ腕が、肩が開放骨折寸前まで開かされ、皮膚が悲鳴を上げ僅かに割ける) ト ん (開き足、継ぎ足を交互に切り替える歩法で間合いを取り直そうとする一心を"追う") ヴォ ッ ヴ  ンッッ  (サイドステップを踏むと同時に右方向から鞭のようにしなる袈裟斬り、サイドステップを踏み左方向から同じく曲線を描く逆袈裟を仕掛ける。狙いが以前より荒く、大雑把だが逆に速度を増している) 」

氷冬「……!(かつて感じたことのない剣気… あれぞ間違いなく剣聖…!剣士として、誰でもあの強大な「剣」に挑みたいと希うもの…!けれど…そんな大物に我武者羅に立ち向かう彼も、只者じゃないわね―――)(雪女らしい冷たい眼光の中に、腹の底から燃え盛るような闘志の輝きを灯しながら観戦している) 」

ハナ「……あの子…フレイミスとそれほど歳が変わらないはず… なのに……(剣の頂に立つともされる剣聖を相手に、痛々しい損傷を受けながらも食らいつくように攻めの一手を続けるウォーランに対し、驚嘆と不安の入り混じった感情で見守っている) 」

フレイミス「………(ゴクリ、と小さく喉を鳴らして食い入るように見守り続ける。闘気とも殺意とも取れる圧倒的威圧感を放つ老翁と、自我や理性を保ちながらも狂犬のようにその爪を研ぎ続ける豎子の相対を―――) 」

剣仙・一心「ガン、ガン、キン、ガン!(袈裟斬りを弾き、また派生する技を打ち弾く)ヂヂヂヂヂヂヂ……(ふとステージが燃えていく。修羅の炎か、それとも鋼の打ち合う最中で生じた火花の広がりか)ぬぅん(バックステップ、からの地面に剣を突き立てるようにして)ハァーーーーー!!(竜閃ではないが、炎の刃が地を這うように巨大な波を立て襲う) 」

ウォーラン「(一心がバックステップを踏むと同時に此方も動く。身のこなしは軽くも練度とコンパスの差から間合いを埋められないが尚も食らいつこうと無心に駆け、鞭のような斬撃を……)ヴォ  ウッッ  (ーーー振るう。"烈火に蝕まれても尚"振るう。幸い迷いなく前進していたためその火炎が発生し切る前に詰めたからか火炙りこそ避けたが、炎症のダメージは軽視できない。通常、耐え難い苦痛が伴い怯むはずだ) 」

ウォーラン「 ン ン゛ ら゛ァ ア゛ッッ!!!(眼球そのものが赤く染まり始めている。不自然なほどにダメージに無頓着、まるで認識していないかのように一心へ肉薄し、一心不乱に斬撃を振るい続ける。それを繰り出す勢いは留まるところを知らないが、一方で"一心という対象"を辛うじて捉え、我武者羅に武器を打ち付けているかのように狙いが荒くなってゆく) 」

剣仙・一心「(我武者羅の刃にけして陰りは見出さなかった。炎よりもくすぶる熱が目の前の少年の中で渦巻いている。……なればこそ、小手先はこれ以上無用かと彼は断じた)────ブン!(十文字槍を後方に捨てた。勢いあまって会場の席に刺さった)────ス(納刀しウォーランを迎える) 」

ウォーラン「 ーーーーく゛、ね゛ェ゛(視界が、目に映る像の一切が輪郭を失う。最早眼の前の敵が人のカタチを成した化物と判別がつかないほどに認識が崩れてゆく。今際の際に一切の時流が遅く錯覚される『タキサイキア現象』。これによって辛うじて一心の動きにくらいつけていたが、脳への過負荷を持続し続けた代償は大きい。) れは……俺はーーーー 」

ウォーラン「(俺は自マ由だ。誰にもモ奪わせない、もう誰にも奪わせない、俺レは強い俺は弱くなナい俺は戦える邪魔するやつみんなぶっコロせる負けないィみんなぶっココロせばオレは自由だ誰も誰も失わない全部自由にできるみんなみんなミンナしンだけどみンな勝手にできる強ければ強ければ強くないとやだよわいのはやだ俺は、おれ は) 」

ウォーラン「  ブ ッ  ッッ 殺 し゛ て ヤ る ッッッ!!!!!!!!!!  (手負いの"野良犬"は吠猛る。より一段上の"力"を以て、一心の頭蓋をかち割ろうと両手持ちにナイフを突き下ろそうとする。土壇場の覚醒といえば聞こえはいいがそれは) 」


ーーーーーー付け焼き刃の技に過ぎない。


剣仙・一心「────シィ  イ イ ンッ!(抜刀一閃。……ただ斬ること。その一事に、心に置く。そうして放たれる連撃は、神速である。────『秘伝・一心』)ズドドドドドドドドドッ!!(すれ違いざま、ウォーランの後方で納刀の煌めきが走ったと同時に無数の斬撃が彼を襲う。……研ぎ澄まされた老境の剣聖一心だからこそ、為せる技だ) 」

ウォーラン「   ギ  ッ  (脳回路が動体視力に過度に集中する。故に静止したに等しい世界の中で彼は見た。バターに刃を通すかのように、ナイフの刃を居合が"すり抜け"、自身の頸動脈へゆっくりと、泳ぐかのようにして命脈を絶とうと迫る様を。 避けようのない) 」


  『死』を  


ーーーーー黄昏の空をより赤い、最早黒が舞う。吹き出した鮮血それが床板を染め上げ、炎熱に注ぎ蒸発した。


ウォーラン「ーーーーー(眼球には虚空が映り込んでいる。横たえる少年は呼吸を失い、意識は宙空に飲まれていた。)―――――カリ(だらりと垂れた手が痙攣し、詰め先が床板を引っ掻く。胴体は泣き別れしておらず、四肢に神経が通っている事を知る、まだ命がそこにあると自覚した) ん、で…… 」

ジョシュア「―――――――(片手逆手持ちにした身の丈あるほどの特大剣。大の大人が二人かかりでようやく担げるであろうそれを片手に手繰り、一心の居合を受け止め両膝を突いている。だが盾に等しい鉛の塊と剛腕を以てしても剣聖の居合は"貫通"し、右肩に深い斬痕を刻みつけていた)―――――ヒュ ウッ! 格好がつかねえなぁ……ここは指先で受け止めて無傷!あのナイスガイは何者だァー!?ってなるとこでしょうがよ(余った腕にはウォーランが抱きとめられている。政府軍元大将、ジョシュア・ワイズマンが戦地にて"ひざまずいていた。") 」

剣仙・一心「ほう、その小僧の身内か(向き直り、頑強をそのまま人型にしたような図体を、瞳の奥の炎が映す) 」

ジョシュア「身内?ジョーダンキツイぜ、義足の神経回路に"火酒"仕込んで泥酔させるやつなんざもう敵と言っても過言じゃねえよ。ただどんな**(確認後掲載)だっろうと度が過ぎたイタズラをしたら叱りつける、その順番を先取りされちゃ腹の虫が収まらねえってだけだ。    ゴ  ンッ   (大剣の柄を持つ拳を開き、気の抜けた表情で両腕を上げる)――――とはいえ二対一はかの剣聖様相手にゃちょうどいいハンデだろーと反則には違いねえ。そーだろ審判 」

ウォーラン「(腕に抱えられる中、ようやく機能し始めた"聴覚"でようやく状況を把握する。もはや神経を研ぎ澄ませる必要も、"生きようと足掻く必要もなくなった"事実も、ジョシュアの放った言葉で突きつけられる)―――― は ……? 」

ヨネ「(ジョシュアの乱入という緊急事態により、仮想空間が解除され元の会場へと戻される)…はい。試合可能人数の超過、および試合の乱入は当大会の規約に反します。よって、『ルーキーギルド』に対し強制退場を命じます。 」

アナウンサー「な……なんということでしょうかぁぁぁあああああ!!???白熱した試合でしたが…控えのジョシュア選手が乱入したことで『ルーキーギルド』の敗退!!よってぇ!!第10試合は『葦名流』の勝利となりましたああああーーーー!!!!! 」

剣仙・一心「……幕引きか。(食いちぎられた手の部分を眺め、ふと握りしめる)小僧、また死合おうぞ。次は国盗りが出来るくらいに、腕を磨け。────技は見せたぞ? 」

ウォーラン「――――――。――――……(憎悪に由来する"殺意"だ。相手である一心にさえ向けなかったそれを、あまつさえ窮地を救ったジョシュアに向ける。最早指先さえ動かすことも困難だったが、血が滲み、口が鉄の味で埋め尽くされる程に全身が殺意で軋む)ざッッ……けんなよ……ッッッッ 次なんていつ来るかもわかんええだろうがジジイ!!いっそ今殺していけよ!!ぶっ殺し返してやる!! 」

ジョシュア「当たり散らすな。元々俺と同伴でない限りは出場しない、必然的にタイマンの場合はベンチで待機。そういう約束で許可したんだっ(ウォーランを抱える第一関節を強く締め、踵を返す)――――おっと、そうだそうだ。(最中、一心に一度振り向き)ツレの面倒を見てくれて感謝する。この授業料はいつか酒と"鉄の味"で返させてくれや!(気さくに、しかし誠意をもった眼差しを向けて微笑み、敬礼を送った) 」

ウォーラン「ふっざけんなよッッッ!!!!!んな保護者ツラしてえなら"最初"からそうすりゃよかったろうがッ!!離せ、離せよッッッ!!負けてねえ、俺は負けてねえんだよ!!弱かねえッッ!!護って"やられる"ようなザコじゃねえんだよッッ!!くそ、クソ!!クソがァァッッッ!!!! 」


――――最早嗚咽でしかない叫びが、悲鳴が響き渡る。
先までの死闘からは想像もつかない、あまりにも"普通で相応に弱い"少年の叫びが木霊する。
果の知れない蒼天が、嘲笑うかのように高くそびえる中に













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最終更新:2026年08月15日 00:23