ユーフェミア・リ・ブリタニア/ユフィ
概要
神聖ブリタニア帝国の第3皇女であり、実姉の第2皇女コーネリア・リ・ブリタニアは最も親しい家族関係に当たる。
クロヴィス の死に伴いエリア11の総督に就くことになった姉・コーネリアを助けるために副総督に着任し、ランスロットのパイロットである枢木スザク(以下:スザク)を専任騎士として任命してる。愛称:ユフィ
無邪気で心優しく、人種・偏見を抱かず接したり、動物にも話しかけるいかにもお姫様然としているが、スザクを侮辱した相手や弱者を虐げる者には毅然とした態度で立ち向かう豪胆さと勇敢さを持ち合わす。母国であるブリタニアの侵略行為やそれに伴うナンバーズ差別には心を痛めており、「誰もが平等で幸せになれる平和な世界」という理想を実現に向けて活動しており、ブリタニア皇族では珍しい「主義者」といえる。コーネリアと違い元学生で通い続けた事で、皇族としての政治・軍事に携わった経験はない。その為、指揮能力や戦術眼は全く無く、権限も無いため「お飾りの副総督」と呼ばれており、経験の浅さや周囲が優秀過ぎることで、功績を出しきれない未熟な自分に自己嫌悪を抱いている。
が、常識や慣習に囚われない柔軟な発想力と大胆な行動力を兼ね備えており、わずかなヒントでゼロの正体がルルーシュと察知するなど、直観的な洞察面では非常に聡明。
こうした他の皇族が持たない個性はルルーシュやシュナイゼルからも評価されたり、幾度も絶望の淵からスザクを差し伸べたり、多く信頼を得て人気キャラの一人として物語に大切な意味を与え続けたが...
死因
対峙したゼロの正体をルルーシュと看破し、7年振りに再会。そうして、全人類が幸せに暮らせる世界を目指す第一歩として独立国家政策”行政特区日本”の設立を決意。特区成立の引き換えに皇位継承権を放棄した事でルルーシュを説得・和睦し、彼の率いる黒の騎士団の全権協力を締結。だが、ルルーシュの甘ぬるい油断による冗談で「日本人を殺せ」というギアスをかけられ、式典に集まった日本人の射殺。そしてブリタニア軍に命じた事で、日本人が断末魔を叫びながら大量虐殺される様子を世界中継されてしまう。取り返しのつかない事態を起こしたルルーシュは、救出を諦め、KMFやマシンガンで乱射する彼女を発砲し致命傷を負わせ、その場を撤退した。
虐殺は止まるも時遅き、極悪非道の「虐殺皇女」として汚名を被ることになり、日本人に憎悪の対象となり、ブルタニア人にも軽蔑される祖国の裏切り者として歴史に刻んでしまう。スザクに救出されアヴァロンの治療室に搬送されるが、ブリタニアの医療でも治療が間に合わず手遅れだった。そして、必死に自分の名を呼び手を握るスザクに対し想いを残し、息を引き取った。
最終更新:2025年02月01日 20:16