西園寺世界(さいおんじせかい)


柚木かなめ(PC版) / 河原木志穂(PS2版・テレビアニメ版・ドラマCD版)

概要

榊野学園1年3組でメインヒロインの片割れ。湾岸新線・模手原坂下駅付近のアパートに、母・踊子(ようこ)と2人で暮らしている。もう一人のヒロインである言葉とは対照的で気さくで明るく積極的であり多くの友人を持つクラスのムードメーカーだが、些細なことで追い詰められると自宅へ引きこもる程の内面的脆さも持っている。伊藤誠に対する彼女の行動が死因を決める為、アニメ版で紹介する。

アニメ版の西園寺世界

同じクラスで隣の席の伊藤誠が桂言葉を待ち受け画面にしてることをたったの1日で気づき、事情を知った形でのお詫びという名目で協力するのだが、実際は誠が言葉を疎遠した瞬間を狙って誠と交際するつもりなのだ。誠にたびたび助言してたのも、言葉と別れた時に自分に欲情するように仕向ける算段。序盤から悪女すぎて苦手・・・
誠は言葉に嫌気が刺して彼女と疎遠した。そして、自分に欲情するようになり誠と交際することに成功した。ここまで計画通りだったが、今度は誠が自分にも醒めて疎遠してしまい他の女達にも手を出して性的快楽へ逃避してしまう・・・誠をこうなったのは世界も悪いのに・・・
そして、「誠は私のだから」というヤンデレ化を迎えてしまい、終盤にて”ある暴挙”に出る。これで死因を決めてしまった。

死因

世界は誠が戻ってくることに期待して、校内で「誠の子を妊娠した」と打ち明ける。しかし誠は言葉とのヨリを戻してしまい、そして彼から堕胎を提案されてしまう。彼に仇を返された態度に逆上してしまい、誠の自宅下校を追跡する。誠部屋に侵入後、誠宛に送信した「、、、、、さよなら」というメールに動揺する彼の隙を突き、滅多刺しで伊藤誠を刺殺する。
これにより誠の死を知った言葉を闇堕ちさせ、アパートの屋上にて呼び出される。屋上にて、誠に対する愛と怒りを言葉にぶつけた後、対決するも抵抗虚しく言葉の鋸によって首の脈を切られて惨殺された。
そして、腹を割かれ……誠を取り戻すだけに妊娠したという嘘がバレる。
よくやった!言葉の傷は僕らが癒したい

評価

最終回直後の『Overflow』公式の人気投票では悪女として多大なる非難を集め、不人気部門の伊藤誠に次いで2位就いてしまった...。誠を狂わせた元凶であり、結果的に言葉を一生苦しめるエンドに導いたことで死亡後も評価を大きく下げてしまった。
原作ゲーム版では誠と言葉の距離を縮めようとしていた世界の行動に嘘偽りはなく、親身にアドバイスを送っていたおり、アニメ監督が言葉と対比する形で悪女という表現を強めたそうだ。ラブコメジャンルの作品ではありがちだが、「ヒロインAと相対する立ち位置であるヒロインBに対し、意図的にヘイトを集めさせる描写をすることで言葉人気を上昇させる」という手法であり、世界のアンチが増えると共に言葉のファンが増えることの要因でもある。後にこの手法は運営贔屓によるファン離れを加速させており、売り上げ低迷を招いたことで『Days』シリーズの打ち切り要因のひとつとなった。
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最終更新:2024年11月07日 08:05
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