ディートハルト・リート

概要

Hi-TVエリア11トウキョウ租界支局報道局の敏腕プロデューサーだったブリタニア人。状況判断力と推察力に優れた有能な人物ながら、心から魅了された話題を追求し続ける誇り高いジャーナリスト魂と探究心を持ち、情報の収集・分析・管理に長けている。

クロヴィス治世下のエリア11にて『総督は看板役者』と考える彼のプロパガンダを演出するだけの仕事状況に辟易しており、日々に苛立ちを募らせながら情熱を躍らせる事象の心待ちすると、クロヴィスの訃報で疑惑を覚える。結果、枢木スザク強奪事件を機にゼロに魅せられ、蓄積された願望と熱意はゼロへの情熱に変換され、黒の騎士団へ入団を志望、ブリタニア軍の内通情報を取引材料にし採用。入団後は前述の能力を果敢なく発揮し、情報全般・広報・諜報・渉外の総責任者(参謀)に任命され幹部となり、超合集国建国後は媒体情報管理長に任命。

ゼロを「カオスの権化」と賞賛・心酔しており、彼が引き起こす世界の変革を身近で見ようと考えるのが入団理由。あくまでも自らの心を躍らせる存在であるならば、極端な話ゼロでなくとも彼には問題ではない為、ゼロ=ルルーシュを知って以降にも情熱が冷めて彼を見限り要因の一つである。ブラックリベリオン以後は中華連邦に逃れ、ゼロの復活に伴い再び黒の騎士団に合流するが、この頃から秘密主義的単独行動が目立つようになったゼロに不満と不信感を募らせ、「大胆さを失ったゼロに2度と私の心は踊らぬ」と失望し始める。第二次トウキョウ決戦後のシュナイゼルの計略を機にゼロを黒の騎士団から追放し絶縁、更には後釜の扇要との確執及び失望から黒の騎士団を脱退。「ゼロのカオスを上回る偏在する虚無」として見出したシュナイゼルを新たに信奉、今度は短期間で側近勢組み込まれ、一派としてゼロだったルルーシュの抹殺を支持するのだった。

死因

ダモクレスにてシュナイゼルがルルーシュに敗北し焦燥、脱出艇も制圧され逃げ道も絶たれる。そして、ルルーシュを「終わった者が今更出てくるべきではない!」と批判して銃を向けた瞬間、ギアスをかけられたシュナイゼルに銃撃され転倒。死ぬ間近にも、「せめて自分にもギアスをかけてくれ」とゼロに懇願するも「貴様にはギアスをかける価値さえない」と一蹴され、そのまま絶望しながら死亡した。
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最終更新:2025年02月01日 20:18
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