概要

ジョジョの奇妙な冒険」第四部に登場するキャラクター。
人畜無害な建築士だったが、殺人鬼「吉良吉影」の正体を探る者を始末するために、吉良吉影の父親によってスタンド使いにされた。

しかし、彼にはスタンド能力に目覚める素質自体は有ったもののそれを扱えるだけの才能がなく、半ばスタンドに取り憑かれるだけの状態となってしまった。
彼が得たスタンド「チープトリック」の能力とは「スタンド使い本体の背中に取り付き、本体の背中を誰かに見られた場合、本体を殺害して背中を見た者に取り憑く」というもの。スタンド使い本体にとって何の利益もないどころか害しか及ぼさない、完全なハズレスタンドである。
スタンドを扱えない乙雅三は、「他人に背中を見られてはいけない」という漠然とした恐怖だけを感じ、常に壁に背をつけて歩いたり、ブリッヂ状態で階段を上がるなどの奇行に及ぶようになっていた。

最期

吉良吉影の正体を探っていたスタンド使いの1人、岸辺露伴の自宅が火災に見舞われたため、修理の見積もりに訪問した。
すでにチープトリックに取り憑かれていた彼は岸辺露伴に背中を見られないように振舞っていたが、それが岸辺露伴の好奇心を刺激してしまい、岸辺露伴に騙されて背中を見られてしまう。
その瞬間チープトリックの能力が発動し、チープトリックに背中を裂かれて死亡した。
なお、チープトリックには死体からエネルギーを奪う性質があるらしく、死体は片手ほどのサイズのミイラになってしまった。

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最終更新:2025年02月11日 10:58