概要

ジョジョの奇妙な冒険」第三部に登場するキャラクター。
主人公チームの1人であるジャン・ピエール・ポルナレフの妹を暴行したうえで殺害し、ポルナレフが敵討ちの旅に出るきっかけとなった。
ポルナレフとの戦闘中に妹の死に様を語って挑発するなど、第三部を通して最も下衆な男の1人。
外見も醜悪で、親からの遺伝で両手とも右腕になっている。

スタンド使いで、「ハングドマン(吊られた男)」というスタンドを持つ。
その能力は「水面や鏡など光を反射するものの中にのみ存在し、反射物の中でのみ行動できる」というもの。例えば、ビール瓶に写った蛇をハングドマンが切り裂いた場合、本物の蛇も同様に切り裂かれてしまう。
ハングドマンが写っている反射物を破壊したとしてもハングドマンにダメージはなく、それどころか反射物を増やしてしまうことになる。
非常に強力なスタンド使いで、相棒のホル・ホースと共に主人公チームの一人アヴドゥルを始末することに成功する。

最期

アヴドゥルを始末した後、主人公チームの2人ポルナレフ、花京院と交戦する。
ハングドマンが無敵であるため2人はスタンド使い本体であるJ・ガイルを探して行動していたが、その最中にハングドマンで2人を襲撃する。
しかしこの時「ハングドマンは反射物から反射物へ移動する際、直線的にしか動けない」という弱点を見破られ、ポルナレフのスタンド「シルバーチャリオッツ」によって斬られてしまう。

一時は劣勢に立たされたJ・ガイルだったが、この弱点も彼は既に把握しており、花京院とポルナレフの2人に大勢の物乞いをけしかけ、物乞いの瞳から瞳へと飛び移り移動先を読ませない作戦で再度優位に立つ。
しかし、花京院の機転で「上空に金貨を放り投げ、物乞いの視線を1点に集中させる」という方法でハングドマンの移動先を絞り込み、再びハングドマンはシルバーチャリオッツに切り裂かれる。

致命傷を負い逃げようとするJ・ガイルだったが、地獄に落ちる前にシルバーチャリオッツによって「針串刺しの刑」を受けて全身を穴だらけにされ、断末魔をあげて吹っ飛んだ先で鉄柵に足が引っかかり、宙吊りの遺体(文字通りの「吊られた男」)となった。

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最終更新:2025年02月11日 11:31