概要
修羅の門に登場するキャラクター。
作中では物語の開始時点で故人となっているが、スピンオフ作品の「修羅の刻」にて彼女の活躍が描かれている。
主人公「陸奥九十九」の母親であり、九十九の祖父「陸奥真玄」の一人娘。
一子相伝の殺人拳を受け継ぐ家系の一人娘というだけあり、陸奥に戦いを挑んできた「マエダケンシン」との戦いにも引けを取らないほどの技を身に付けている。
しかし生まれつき心臓に病気を抱えており、ただでさえ女性であるというハンデを抱えているということもあって陸奥の継承者には なれなかった(彼女としてはそのことを悔やんでいる節があり、また陸奥を継ぐ者に必要とされる「鬼」も潜ませていると思われる描写があることから心臓病さえなければ継承者になれる可能性はあった)。
あっけらかんとした人懐こく明るい性格だが「陸奥」であることに誇りをもっており、また命がけの死闘を目を輝かせながら解説するなど戦いに関しても意欲的。
紆余曲折の果てに、分派の血を引く「不破現」と関係を持ち、
陸奥冬弥、陸奥九十九という2人の男子を産む。
この2人がどちらも天賦の才を持っており、陸奥としては「できそこない」であったが、「陸奥の母」としては非常に良血であった。
最終更新:2025年02月21日 10:03