概要

修羅の門に登場するキャラクター。
台湾の暗殺者集団「呂家」の実戦部隊の長で、呂子明(呂蒙)の名を与えられている。
「日本市場の開拓」を目的として、日本の格闘技大会「兵」に部下の呂奉先(ルゥ・フォン・シェン)を送り出し、これが主人公 陸奥九十九によって倒されると、もう1人の部下である姜子牙(ジャン・ズヤまたは きょうしが)を女装させて九十九のもとへ向かわせ、九十九を呂家のアジトへ招いた(なお、女装は早い段階で九十九にバレていたが、あえて誘いに乗った)。
そこで「次の兵での試合にわざと負けろ。それが嫌なら今ここで呂家の恐ろしさを理解してもらう」と九十九を脅し、攻撃を仕掛ける。
ここに兵のスタッフの1人「山田」も乱入し、姜子牙を含めた4人の戦いとなる。

自らを「魔術師」と名乗り、掌を突き出すと同時に隠れていた部下にバットで壁を破壊させて見えない気を放ったかのように見せるなどバレバレのトリックを見せたうえで、今度は掌に隠した鉄球を掌底と同時に放つなど相手を惑わせながら戦う。
無論、呂家の秘技である「発勁*1」も扱える。

最期

一度は九十九の絞め技で気を失ったかに見えたがそれは演技で、本性を見せた姜子牙と山田の交戦中に起き上がり、山田を背後から暗器で突き刺す。
これで形勢逆転と勝ち誇るズ・ミィンだったが、山田の正面から放たれた姜子牙の発勁を山田が避けたところ、山田の背後にいたズ・ミィンの顔面に直撃する。
この発勁を受けた後、彼は二度と立ち上がらなかった。

厳密には、この時点で明確な死亡は確認されていない。
しかし、仮に姜子牙の発勁を受けて生存していたとしても、大人しい部下という演技をやめ本性を露わにした姜子牙が彼をそのまま生かしておいたとは考えにくく、九十九と山田が出ていったあとで始末した可能性が非常に高い。
ズ・ミィンに直撃した発勁も、山田が避けたので同士討ちになったかのように見えるが、実際は元からズ・ミィンを狙っていたことが示唆されている。

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最終更新:2025年02月22日 10:18

*1 こちらはれっきとした打撃技で、ルゥ・フォン・シェンとの戦いですでにネタが割れているが、決まれば高い攻撃力を持つ