神木輝(カミキヒカル)
概要
本作のラスボスで神木プロダクション及び株式会社メディアEYESの代表取締役。
星野アイの崇拝者でもある猟奇殺人鬼であり、「
アイを超え得る者を殺してアイの価値観を高める」という歪曲思想を持っている。
こんな奴がアイの元彼氏でアクアとルビーの父親なの・・・
死因
娘のルビーがアイを超えゆる存在を感じた為、ニノに娘の殺害を任せながらB小町のライブ会場から遠く離れた海岸に逃げるがどちらも失敗。ルビー殺害未遂に激昂した息子のアクアと対峙し、息子に黒い星である目の意味を語る。そして、自分は殺人罪として立証されない根拠を息子に話すと、「自伝映画により告発されたカミキは逆上、脚本担当のアクアと刃傷沙汰の末共に崖から転落死した」というアクアのシナリオ通りにアクアは自身の脇腹を刺してしまう。これに動揺した隙を突かれて、アクアに崖からの転落の巻き添えにされて、海に転落。岩に頭をぶつけた負傷に加え、水中でアクアに首を絞められて意識が朦朧としながらアクアの首も絞めるが、ゴローをはじめ無数の黒い手に掴まれてしまい、アイへの思いを走馬灯で抱きながら海底に沈み続けて溺死した。
賛否両論
中盤以降の展開破綻が指摘されがちの「
推しの子」だが、ラスボスであるカミキヒカルも人格崩壊(キャラ崩壊)が起きてしまい、読者の想像の圧倒的なインパクトを残す名悪役だろうと期待されたが、蓋を開けたら唖然レベルの小悪党だった。
ジャンプ誌屈指のラスボス系主人公「
夜神月」の宮野真守が担当してる関係もあり、主人公達を死の淵に追い込む最恐の知能系犯罪者まで期待されていた。だが、アクアの前に本性を見せたと思ったら、自分が起こす殺人教唆は
アイを超える才能あふれる役者を葬るという動機を語る。自分が崇拝する
アイは自分を振った事で逆ギレに近い形で
リョースケに殺害させており、肝心の
張本人を殺すという矛盾だらけの動機である。そして、最期はアクアに崖から突き落とされた際にも弱々しい断末魔を叫ぶ小物感が溢れ、最期まで株価大暴落展開で幕引きしてしまった。
これには読者も唖然でガッカリする声が多く、SNSで原作者と編集部に対する批判が殺到した。ただし小物感が漂う最期が気に入った人もおり、死亡確定直後にもネタにされている。
最終更新:2024年11月09日 19:44