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ハンディ×ハンディ

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だれでも歓迎! 編集
「ふ、ふざけんじゃないわよ!!」

E5 病院

そこには怒りに身を任せて机を蹴り飛ばす怪物の姿があった。
机の上に置かれたPCやファイル等が倒れ落ち、床に散乱する。
怪物の名はハンディ・ハンディ、不気味な容姿をしたこの怪物は
先程全てのエリアに放送された主催者の発言を聞いて激怒していた。

「私のどこが子供だって言うのよ!首から下は別人の体よ!本体の私は首から上の部分だけよォッ!!」

本来のハンディ・ハンディはとても子供とは呼べない姿をしている。
だが明との戦いで首を切り落とされたせいで、仕方なく身近にいたガキの肉体を奪って仮のボディにしているに過ぎない。
それだけで子供たちを集めた殺し合いゲームを強制されたのでは溜まったものじゃない。

「クソったれッ!!もう何が何でも絶対に生き残ってあの舐めたガキを嬲り殺しにしなきゃ気が済まないわ!!」

本当はいますぐにでも乃亜というガキを拷問の末に惨殺してやりたい。
しかしこの怒りをその少年にぶつけることは現状不可能。
たどり着くには自分を除く全ての参加者の殺害が条件となっている。
忌々しいが首輪を外す手段が無い以上は乃亜に従い、他の参加者を殺害していくしか方法が無い。

「こうなったらまずは他の参加者を片っ端から殺していくしかないわね……」

放送内容を事実とするならば、吸血鬼達の敵である宮本明はこの殺し合いに呼ばれていないのは事実となる。
その明と一緒に行動しているガキなら呼ばれている可能性もあるが、あのガキだけなら造作もなく殺すことが出来るだろう。

「問題はあいつらね……」

先程、交戦した相手は魔法みたいな術を使っていた。
他にも特殊な力を持った子供たちがいることも想定しなくてはならない。
この殺し合いは吸血鬼によるワンサイドゲームにはなり得ないのだ。

「……だったら手負いの物から殺してあげるわ」

手に持った鉈を月明かりで輝かせながらニヤけつく。
現在、ハンディ・ハンディがいる場所は病院である。
必然的に負傷した参加者が集まる可能性が高い。
そこを待ち伏せして手負いの参加者を殺していけばいい。

「そうと決まれば善は急げよ。手厚い歓迎の準備をしなきゃ。ふふっ……忙しくなりそうね」

ただ無闇矢鱈に参加者を襲ってもまた返り討ちにされる可能性もある。
地の利を活かして襲うべきだ。
まずは「病院内の構造や、何か使えそうな道具が残っているかの把握。
あとは参加者を嵌める罠を用意する必要もあるだろう。

「見てなさいよ人間ども、生き残るべきは私なのよ!」

待ち伏せして獲物を狙い、罠に嵌める。
今のハンディ・ハンディは残虐なる狩人として闇に潜むのであった。

【E-5 病院内1日目/深夜】

【ハンディ・ハンディ(拷問野郎またはお手手野郎)@彼岸島 48日後…】
[状態]:左吉の体、ダメージ(小)
[装備]:レナの鉈@ひぐらしのなく頃に
[道具]:基本支給品一式、ランダム品0~2
[思考・状況]
基本方針:優勝するわよ。
1:いずれ、ルーデウスとさくらは楽しんで殺してやるわ。
2:ストレス解消にもっと人間を食べたいわね。
3:病院は私の処刑場として有効活用してあげる。
[備考]
※蟲の王撃破以降、左吉の肉体を奪って以降からの参戦です。
※生首状態になった場合、胴体から離れる前に首輪が起爆し死亡します。
※変異種は新たに作れないよう制限されています。
※こいつの血を摂取しても、吸血鬼にはならないよう制限されています。



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195(候補作採用話):さくらと不思議なお手々 ハンディ・ハンディ 064:まもるべきもの

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