コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ
おくれてきた名探偵
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「本当にやる気か」
「ああ」
風見雄二と江戸川コナンは、惨劇の起きた病院付近へと引き返していた。
リンリンも外部のダメージには強くても、内部はただの人間と遜色ない筈だ。
あの巨体から相応のスケールの薬量を調整すれば、麻酔や睡眠薬なども通じるだろう。
だから、病院で必要な薬や機材などをありったけ探していた。
リンリンも外部のダメージには強くても、内部はただの人間と遜色ない筈だ。
あの巨体から相応のスケールの薬量を調整すれば、麻酔や睡眠薬なども通じるだろう。
だから、病院で必要な薬や機材などをありったけ探していた。
「リンリンは必ず止める。あいつも、あいつのせいでこれ以上誰も死なせない」
コナンの確固たる意志は変わっていなかった。
フランドール・スカーレットの協力を得られなくとも、例え自分一人になろうとも。
人が人の命を奪う事態を避けて、必ず法の裁きを受けさせたい。
フランドール・スカーレットの協力を得られなくとも、例え自分一人になろうとも。
人が人の命を奪う事態を避けて、必ず法の裁きを受けさせたい。
「シュライバーはどうするんだ」
リンリンはまだ止められるかもしれない。
強いが、中身はただの子供だ。
だが、シュライバーはこちらが付け入る隙が無い。
話し合いの通じる余地もないだろう。
強いが、中身はただの子供だ。
だが、シュライバーはこちらが付け入る隙が無い。
話し合いの通じる余地もないだろう。
「……それなら、尚のこと。
リンリンを止めて、説得が上手くいけば協力して止められるかもしれねえ」
リンリンを止めて、説得が上手くいけば協力して止められるかもしれねえ」
「そうか」
雄二とて人を殺めたい訳ではない、むしろ人を殺す事への拒否感はコナン以上にある。
だが、現実とて手を汚さねば自分の身すら危うい。
加減して済むような連中だけじゃない。
だが、現実とて手を汚さねば自分の身すら危うい。
加減して済むような連中だけじゃない。
(最悪の時は、俺が殺すしかないか)
想像をするだけで吐き気が込み上げてくる。
正直、殺すにしてもリンリンやシュライバーを相手にするだけで、恐怖が勝る。
無理な気もするし、家に帰りたい。
何より、雄二だって殺したくはない。殺す事を考えるだけで、今にも発狂しそうだった。
雄二はヒース・オスロの殺人暗示を更に上書きして、日下部麻子の暗示を掛けてようやく通常の精神状態を保っている。
それ故、生き物を殺めようとすると、拒絶反応が起こる。
ある意味では、コナン以上に人死にを忌避しているのは他ならぬ雄二だ。
正直、殺すにしてもリンリンやシュライバーを相手にするだけで、恐怖が勝る。
無理な気もするし、家に帰りたい。
何より、雄二だって殺したくはない。殺す事を考えるだけで、今にも発狂しそうだった。
雄二はヒース・オスロの殺人暗示を更に上書きして、日下部麻子の暗示を掛けてようやく通常の精神状態を保っている。
それ故、生き物を殺めようとすると、拒絶反応が起こる。
ある意味では、コナン以上に人死にを忌避しているのは他ならぬ雄二だ。
だが、やはりやるしかない。
無理でも不可能でも。コナンもこの先に会うかもしれない誰かを死なせない為にも。
「行くぞコナン」
二人は準備を整えて、リンリンとマサオの探索に向かう。
あの巨体だ。そう見付けるのに苦労はしないだろう。
あの巨体だ。そう見付けるのに苦労はしないだろう。
───
間に合わなかった。
シャーロット・リンリンとの遭遇後、人を間接的にだが殺めてしまった佐藤マサオも。
誰も死なせない為に。これ以上の罪を重ねない為に。ずっと駆け回っていた。
誰も死なせない為に。これ以上の罪を重ねない為に。ずっと駆け回っていた。
今、コナンの前に並ぶ三つの土の盛り上がり。
墓石すらない、墓と呼ぶのも烏滸がましい程に簡素な埋葬。
その冷たい土の下に、まだ死ぬには早い三つの命が眠っていた。
そして、祈りを捧げる三人を見て。
コナンは自分が何も出来ず、全てが終わってしまった事を悟った。
墓石すらない、墓と呼ぶのも烏滸がましい程に簡素な埋葬。
その冷たい土の下に、まだ死ぬには早い三つの命が眠っていた。
そして、祈りを捧げる三人を見て。
コナンは自分が何も出来ず、全てが終わってしまった事を悟った。
「……なんでだ」
ここまでの経緯は全て聞いた。
リンリンを下した、フリーレンと名乗るエルフの魔法使いは全てを包み隠さず話した。
リンリンを下した、フリーレンと名乗るエルフの魔法使いは全てを包み隠さず話した。
「なんで、殺したんだよ!!」
フリーレンに落ち度はないのは分かっている。
佐藤マサオとハーマイオニー・グレンジャーという少女を手に掛けた。
それどころか、リンリンの強さは人が太刀打ち出来るようなものじゃない。フリーレンの実力は分からないが、殺さずに事を収められるような事態ではなかった。
コナンの聡明な頭脳なら、それくらい聞かずとも分かっている。
佐藤マサオとハーマイオニー・グレンジャーという少女を手に掛けた。
それどころか、リンリンの強さは人が太刀打ち出来るようなものじゃない。フリーレンの実力は分からないが、殺さずに事を収められるような事態ではなかった。
コナンの聡明な頭脳なら、それくらい聞かずとも分かっている。
「手加減できる相手じゃなかった」
フリーレンの判断は正しい。
彼女が連れていた写影と桃華という二人の少年と少女の安全を確保し、フリーレンも死なずに切り抜けるにはリンリンを殺すしかなかった。
それすら、本当に一つのボタンの掛け違えで、フリーレンが殺される恐れもあったのだから。
加減など、出来る筈もなく。仲間を殺されたフリーレンがする義理もないのだ。
彼女が連れていた写影と桃華という二人の少年と少女の安全を確保し、フリーレンも死なずに切り抜けるにはリンリンを殺すしかなかった。
それすら、本当に一つのボタンの掛け違えで、フリーレンが殺される恐れもあったのだから。
加減など、出来る筈もなく。仲間を殺されたフリーレンがする義理もないのだ。
「くっ……、だけど……!!」
認められなかった。
リンリンの言動を考えるに、彼女は育ての親を殺している。
エスター殺害の状況と合わせれば、食欲に関する事で理性のリミッターが外れるのだろう。
マザーを殺めたのも、似たような状況に陥り食べてしまったのだ。
故意ではないから許されるとは言わない。むしろ、許されないからこそ生きて元の世界に返し、その世界の法によって罪を償わせたかった。
リンリンの言動を考えるに、彼女は育ての親を殺している。
エスター殺害の状況と合わせれば、食欲に関する事で理性のリミッターが外れるのだろう。
マザーを殺めたのも、似たような状況に陥り食べてしまったのだ。
故意ではないから許されるとは言わない。むしろ、許されないからこそ生きて元の世界に返し、その世界の法によって罪を償わせたかった。
「ハンディだって、あいつこそ殺す必要ねえだろ!!」
リンリンはどうしても止められないとしても。
コナンと雄二が簡単に制圧したハンディ・ハンディの殺害だけは見過ごせない。
コナンと雄二が簡単に制圧したハンディ・ハンディの殺害だけは見過ごせない。
「フリーレンさん、ハンディさんが悪い方だとは……」
「桃華、人が良すぎるよ。
それはそうと、ハンディは人じゃない。しかも少なくない数を殺してる」
それはそうと、ハンディは人じゃない。しかも少なくない数を殺してる」
「俺もフリーレンと同じ意見だ。
ハンディは馬鹿そうだが、危険度はこの島でも相当なものだ。
会話が通じるとはいえ、絶対に分かり合える相手じゃない」
ハンディは馬鹿そうだが、危険度はこの島でも相当なものだ。
会話が通じるとはいえ、絶対に分かり合える相手じゃない」
コナンの横で雄二もまたフリーレンの主張に賛同していた。
強さこそ脅威ではないが、人間を餌とみなし悪意を容赦なく振り撒く醜悪な怪物に違いはない。
まだ、雄二と手を汲もうと打診してきたゼオン・ベルの方が話も通じる。
もっとも、ハンディの殺処分は別として。そこに踏み切るに至った過程に関しては、些か訝しんでいたが。
強さこそ脅威ではないが、人間を餌とみなし悪意を容赦なく振り撒く醜悪な怪物に違いはない。
まだ、雄二と手を汲もうと打診してきたゼオン・ベルの方が話も通じる。
もっとも、ハンディの殺処分は別として。そこに踏み切るに至った過程に関しては、些か訝しんでいたが。
「……だが、あいつは」
迷いはある。
コナンも人を襲う害獣であれば、その殺処分に異論はない。ようは、フリーレンと雄二のいうことはそれと同じだ。
だが、ハンディは人語を操り話していた。感情も人並み以上にある。
奴が殺し合いに乗っていた化け物なのは事実だが、本当に害獣のように扱っても良いのか?
それに、フリーレンの言う魔族の断定方法にも疑問がないと言えば嘘になる。
まだ、ハンディがリンリンのように襲ってきて、返り討ちにしたというならともかく。
フリーレンははっきりと、魔族の特性を説明した。そして、その性質に当て嵌まるか確認した上で囮にしたと話したのだ。
いくらなんでも、囮にして追い込んでから奇妙な質問をして、その後に死んでも良いような対応を取るなんて。
とてもじゃないが、ハンディの脅威を裏付ける根拠としては弱すぎる。
コナンも人を襲う害獣であれば、その殺処分に異論はない。ようは、フリーレンと雄二のいうことはそれと同じだ。
だが、ハンディは人語を操り話していた。感情も人並み以上にある。
奴が殺し合いに乗っていた化け物なのは事実だが、本当に害獣のように扱っても良いのか?
それに、フリーレンの言う魔族の断定方法にも疑問がないと言えば嘘になる。
まだ、ハンディがリンリンのように襲ってきて、返り討ちにしたというならともかく。
フリーレンははっきりと、魔族の特性を説明した。そして、その性質に当て嵌まるか確認した上で囮にしたと話したのだ。
いくらなんでも、囮にして追い込んでから奇妙な質問をして、その後に死んでも良いような対応を取るなんて。
とてもじゃないが、ハンディの脅威を裏付ける根拠としては弱すぎる。
(乃亜に後からバラされても面倒だし…正直に話したんだけど)
この殺し合いは乃亜の遊びだ。殆どの参加者の動向は監視されている。
首輪を外し、乃亜を始末しに向かう時にハンディの件で仲違いを誘発されても厄介である。
フリーレンも、手段が些かグレーなのは自覚していた。
もし、相手が人間ならば警戒はしてもこんな手段は取っていない。
魔族を知らない人物からすれば、かなり突飛な対応であろう事も、それまでの経験で予測できる。
だから、早めの内にわだかまりになりそうなこの件を話して、処理したのだ。
首輪を外し、乃亜を始末しに向かう時にハンディの件で仲違いを誘発されても厄介である。
フリーレンも、手段が些かグレーなのは自覚していた。
もし、相手が人間ならば警戒はしてもこんな手段は取っていない。
魔族を知らない人物からすれば、かなり突飛な対応であろう事も、それまでの経験で予測できる。
だから、早めの内にわだかまりになりそうなこの件を話して、処理したのだ。
「ハンディさん、いくらなんでも……」
予想はしていたが、桃華は終始同情的な態度だった。
魔族の脅威はこの中でフリーレンが一番知っている。逆に言えば、フリーレン以外は正しく魔族の脅威を認識していないとも言える。
特に桃華は、人の命が重い平和な世界の平和な国で育ったのだから、無理はないのだろう。
同じく、あのコナンという少年もだ。
フリーレンも法はそれなりに守るが、コナンほど過信はしていない。特にこんな島では、そんなこと言っている場合ではない。
魔族の脅威はこの中でフリーレンが一番知っている。逆に言えば、フリーレン以外は正しく魔族の脅威を認識していないとも言える。
特に桃華は、人の命が重い平和な世界の平和な国で育ったのだから、無理はないのだろう。
同じく、あのコナンという少年もだ。
フリーレンも法はそれなりに守るが、コナンほど過信はしていない。特にこんな島では、そんなこと言っている場合ではない。
(全く、悪趣味が過ぎるな。あの子供)
コナンと桃華は間違っていない。だが、フリーレンも判断を誤ってはいない。
この議論は平行線で終わりはないし、納得させることも難しい。
住む世界の価値観がかけ離れすぎている。
世の中にありふれた戦争と同じだ。異なる価値観を擦り合わせる事は、非常に難しい。
乃亜はそれを小規模ながら再現している。別の異世界という、異人達を殺し合いという極限下で巡り合わせる事で。
この議論は平行線で終わりはないし、納得させることも難しい。
住む世界の価値観がかけ離れすぎている。
世の中にありふれた戦争と同じだ。異なる価値観を擦り合わせる事は、非常に難しい。
乃亜はそれを小規模ながら再現している。別の異世界という、異人達を殺し合いという極限下で巡り合わせる事で。
「フリーレンは正しい」
写影は重々しく、声を絞り出した。
淡々と冷たく、達観したように。
淡々と冷たく、達観したように。
「全員は助けられないんだ」
コナンの言い分は分からない訳じゃない。
きっと、あの白井黒子でも同じことを言うかもしれない。
きっと、あの白井黒子でも同じことを言うかもしれない。
『あり、がと…………マザー………』
リンリンは、怪物だが人間だった。
コナンが推測を語って、彼女の人間性の背景も多少は見えてきた。
人であるなら、生きて罪を償わせられるのなら、そうしたいのは山々だ。
コナンが推測を語って、彼女の人間性の背景も多少は見えてきた。
人であるなら、生きて罪を償わせられるのなら、そうしたいのは山々だ。
「一握りしか救えないのなら…せめて、誰を救うか選ばなきゃいけない」
ハーマイオニーが最期に何を言ったのかは分からないけれど。
どうなりたかったは分かる。
彼女は、あんな無理な笑いを作って。
泣き叫んでも、誰も責められはしないのに。
残された写影と桃華の無事を祈り、信じて。
二人の重荷にならないように、最後まで恐怖を噛み殺して。
どうなりたかったは分かる。
彼女は、あんな無理な笑いを作って。
泣き叫んでも、誰も責められはしないのに。
残された写影と桃華の無事を祈り、信じて。
二人の重荷にならないように、最後まで恐怖を噛み殺して。
「ハーマイオニーは…死にたく、なかったんだ……」
コナンはリンリンを殺さない為に、彼女を探し回りながらずっと方法を考え続けていた。
リンリンの言動、行動、手持ちの支給品。ありとあらゆる手段を総動員して、あの怪物を止めて、法の裁きを受けさせる方法を。
リンリンの言動、行動、手持ちの支給品。ありとあらゆる手段を総動員して、あの怪物を止めて、法の裁きを受けさせる方法を。
「マサオだって…彼は、きっと怖かった筈なんだ。
フリーレンがハンディを捨てなければ、きっと僕達はリンリンに殺されていた。
ギリギリの到着だったんだよ」
フリーレンがハンディを捨てなければ、きっと僕達はリンリンに殺されていた。
ギリギリの到着だったんだよ」
「リンリンを止める、方法は……ハンディの奴も…」
コナンは病院に一度引き返し、そこから大量の薬品を調達していた。
何も無策で、リンリンを止めると言った訳ではない。コナンもやれる限りの手段を考案し、対策も考えてはいたのだ。
だが、もし、リンリンを殺す気でいれば。
雄二の持つ、帝具パンプキンは使用者のピンチによって威力を増す。
病院など行かず、すぐにリンリンを探し出し、高まったパンプキンの威力で射殺出来たかもしれない。
コナンの頭脳と雄二の狙撃の腕ならば、決して不可能ではなかった。
彼女を殺さない方法を見付ける為に、コナンが行動し。雄二はコナンを放っておけない為にその場に足止めされ続け。
結果、数時間後には全てが終わった三人の死体と、その死を目の前で刻み込まれた幼い子供だけが残されていた。
ただリンリンを生かす方法を見付ける為だけに、コナンはマサオとハーマイオニーという救えたかもしれない命を、取り零したのだ。
物理的な距離で言えば、決して間に合わない距離じゃなかった。
仮に殺せなくとも、フリーレンの到着までにマサオとハーマイオニーの安全は十分に保証されただろう。
何も無策で、リンリンを止めると言った訳ではない。コナンもやれる限りの手段を考案し、対策も考えてはいたのだ。
だが、もし、リンリンを殺す気でいれば。
雄二の持つ、帝具パンプキンは使用者のピンチによって威力を増す。
病院など行かず、すぐにリンリンを探し出し、高まったパンプキンの威力で射殺出来たかもしれない。
コナンの頭脳と雄二の狙撃の腕ならば、決して不可能ではなかった。
彼女を殺さない方法を見付ける為に、コナンが行動し。雄二はコナンを放っておけない為にその場に足止めされ続け。
結果、数時間後には全てが終わった三人の死体と、その死を目の前で刻み込まれた幼い子供だけが残されていた。
ただリンリンを生かす方法を見付ける為だけに、コナンはマサオとハーマイオニーという救えたかもしれない命を、取り零したのだ。
物理的な距離で言えば、決して間に合わない距離じゃなかった。
仮に殺せなくとも、フリーレンの到着までにマサオとハーマイオニーの安全は十分に保証されただろう。
「君は…何も悪くない殺された子達より、殺人者の命を守りたいのか」
「……っ!」
決して。
この島でも、この島に呼ばれる以前でも。
事件を巡って、殺された被害者達を軽んじた事などなかった。
それは、まだ高校生探偵工藤新一として活動し、体が縮んだ初期の頃であっても。
殺人を推理ゲームとして楽しんでいた事はあるが、それでも殺人そのものを肯定した事はない。
だが、誰も死なせないということに、自分が固執し過ぎているとでもいうのだろうか。
この島でも、この島に呼ばれる以前でも。
事件を巡って、殺された被害者達を軽んじた事などなかった。
それは、まだ高校生探偵工藤新一として活動し、体が縮んだ初期の頃であっても。
殺人を推理ゲームとして楽しんでいた事はあるが、それでも殺人そのものを肯定した事はない。
だが、誰も死なせないということに、自分が固執し過ぎているとでもいうのだろうか。
「お…れは……」
例え人を殺めた殺人者だろうと、死なせずに罪を償わせるということは。
『オレの手はあの4人といっしょ…もう血みどろなんだよ…』
全ての連続殺人を止めらず、復讐を完遂させてしまい。
そして、コナンが死なせてしまった。
炎の中に消えた浅井成実を。
無意識の内に、あのトラウマを払拭しようとして。
その為に、殺人者の命だけを尊重して。その手に掛かるであろう未来の被害者の事すらも、考えられなくなっていた。
そういうことなのか?
そして、コナンが死なせてしまった。
炎の中に消えた浅井成実を。
無意識の内に、あのトラウマを払拭しようとして。
その為に、殺人者の命だけを尊重して。その手に掛かるであろう未来の被害者の事すらも、考えられなくなっていた。
そういうことなのか?
『諦めろ! あれがあいつの運命だ!!』
かつて一戦交え、共闘したルパン三世に言われたことだ。
あの時、上昇した飛行機内でガトリングを乱射され機体に穴を開け、そのまま自爆した犯人に対し。
コナンは救おうと手を差し伸べ、ルパンはそれを止めて諦めろと諭した。
その言い分が正しいとは、コナンは思わない。
だが、ここは法治国家ではなく、完全に独立した無法地帯の島だ。
もっと直接的に言えば戦場だろう。あのルパンも戦いの場が日本であったからこそ、コナンのやり方を揶揄しながらも、特段妨害もせず成り行きに任せていたが。
法の届かぬ戦場では、きっとこうはいかない。
命を無暗に奪うことはしないにしても、必要とあらば躊躇いなく相手を殺める。
それが戦場に於いて、生き残るにはもっとも正しいことくらい分かる。
あの時、上昇した飛行機内でガトリングを乱射され機体に穴を開け、そのまま自爆した犯人に対し。
コナンは救おうと手を差し伸べ、ルパンはそれを止めて諦めろと諭した。
その言い分が正しいとは、コナンは思わない。
だが、ここは法治国家ではなく、完全に独立した無法地帯の島だ。
もっと直接的に言えば戦場だろう。あのルパンも戦いの場が日本であったからこそ、コナンのやり方を揶揄しながらも、特段妨害もせず成り行きに任せていたが。
法の届かぬ戦場では、きっとこうはいかない。
命を無暗に奪うことはしないにしても、必要とあらば躊躇いなく相手を殺める。
それが戦場に於いて、生き残るにはもっとも正しいことくらい分かる。
(ここが戦場だから…人の命を奪うことが……正しいってのかよ)
ここが、何処かの紛争地域ならばあるいは割り切ってしまったかもしれない。
いくらコナンでも、国家間の戦争や内紛を止める方法はない。
ただ、なまじ個人間の命の奪い合いというスケールだからこそ、自分の手が届く範囲に戦火が拡がっているからこそ。
誰も死なせてはならないと、自らを戒める信念を揺るがされてしまう。
いくらコナンでも、国家間の戦争や内紛を止める方法はない。
ただ、なまじ個人間の命の奪い合いというスケールだからこそ、自分の手が届く範囲に戦火が拡がっているからこそ。
誰も死なせてはならないと、自らを戒める信念を揺るがされてしまう。
「もう…やめてくださいまし」
悲しそうに、写影に向かって桃華は言った。
庇うように、コナンを抱き締めて。
温かく柔らかな腕と胸の中で、甘い香りに包まれる。
庇うように、コナンを抱き締めて。
温かく柔らかな腕と胸の中で、甘い香りに包まれる。
「あ…あの、桃華おねえちゃ……」
急な事にコナンも気が動転し、妙な安堵感と気恥ずかしさから、しどろもどろになった。
「コナン君はまだ、子供ですわ……」
桃華は自分が盾になって、他ならぬ写影からコナンを守っているようだった。
「そういう…つもり、じゃ……」
そこで、ようやく写影は気付く。
相手は、自分よりもずっと年下の6歳程度の子供なんだと。
写影の中で、コナンにちゃんと諭すように話していたつもりだった。
落ち着いて、威圧感を与えないように。
だけど、コナンは明かに狼狽していた。
相手は、自分よりもずっと年下の6歳程度の子供なんだと。
写影の中で、コナンにちゃんと諭すように話していたつもりだった。
落ち着いて、威圧感を与えないように。
だけど、コナンは明かに狼狽していた。
「……………すまない…コナン」
フリーレンを擁護したのは良い。でも、殺人者を守りたいのかだなんて、言うべきじゃないだろ。
それは、言い過ぎだ。穿った物の見方じゃないか。
あのコナンという少年は、そんな風に思っていた訳じゃない。
ただ、皆を死なせないなんて当たり前の事を言っていただけだ。彼の主張そのものは悪意のあるものじゃない。
ただ、あまりにも今の写影にはコナンは眩し過ぎた。
ヒーローになれない、そんな資格もない自分にとって。あまりにも、ヒーロー然とした理想を語るコナンが。
それは、言い過ぎだ。穿った物の見方じゃないか。
あのコナンという少年は、そんな風に思っていた訳じゃない。
ただ、皆を死なせないなんて当たり前の事を言っていただけだ。彼の主張そのものは悪意のあるものじゃない。
ただ、あまりにも今の写影にはコナンは眩し過ぎた。
ヒーローになれない、そんな資格もない自分にとって。あまりにも、ヒーロー然とした理想を語るコナンが。
(……こんな娘に庇われて、俺は…なにしてんだ)
いくらコナンの外見が小さいとはいえ、桃華だって十分に子供だ。
それなのに、桃華はコナンを子供だと言った。自分はそうではないと、言い聞かせるように。
彼女も写影も本来は、まだ大人や法の庇護の元で守られなくてはならない存在だというのに。
だが、ここにそんなものはない。
子供であろうと、望まなくとも戦火に投じ死線を潜らなければならない。
それなのに、桃華はコナンを子供だと言った。自分はそうではないと、言い聞かせるように。
彼女も写影も本来は、まだ大人や法の庇護の元で守られなくてはならない存在だというのに。
だが、ここにそんなものはない。
子供であろうと、望まなくとも戦火に投じ死線を潜らなければならない。
(…子供が、命を奪うことを…認めなくちゃならねえのか…そんなことが……)
どうしたらいい。
理想を叶えるには力が足りない。割り切るには、あまりにも間近い。
この先、また殺人者とも対峙した時。
コナンはその殺害を、見過ごさなければならないのか。
そうしなければ、写影や桃華のような子供をまた犠牲にしなければいけないのか。
誰かを捨てなければ、誰かを助けられないのか。
理想を叶えるには力が足りない。割り切るには、あまりにも間近い。
この先、また殺人者とも対峙した時。
コナンはその殺害を、見過ごさなければならないのか。
そうしなければ、写影や桃華のような子供をまた犠牲にしなければいけないのか。
誰かを捨てなければ、誰かを助けられないのか。
「この話はここで終わりにしよう。
フリーレン、俺達も出来ればあんたと同行したいが」
フリーレン、俺達も出来ればあんたと同行したいが」
わざとらしく、雄二はフリーレンに語り掛ける。
(守れなかったのか)
ジョンを死なせた時、麻子から見た雄二の顔はきっとあんな表情をしていたのだろう。
その場にいながら、誰も守れなかった無力感は痛いくらいに分かる。
これ以上は、コナンや写影の為にはならないだろう。
元から、雄二はコナンとの二人きりでは戦力として厳しいとは考えていた。
フリーレンは凄腕だ。
戦場を潜り抜けた経験は1度や2度じゃない。
まだ雄二は兵士としては未熟だが、日下部麻子のような手練れと似た気配を感じていた。
その場にいながら、誰も守れなかった無力感は痛いくらいに分かる。
これ以上は、コナンや写影の為にはならないだろう。
元から、雄二はコナンとの二人きりでは戦力として厳しいとは考えていた。
フリーレンは凄腕だ。
戦場を潜り抜けた経験は1度や2度じゃない。
まだ雄二は兵士としては未熟だが、日下部麻子のような手練れと似た気配を感じていた。
「良いよ。一姫の弟なら、信用できそうだし。
君、対人ならかなり強いよね」
君、対人ならかなり強いよね」
(フリーレンの言う一姫が本物かまだ分からないが、信用を得てくれたのは助かったな)
ここで協力関係を結べるのは、正直ありがたかった。
「買い被りだ……あんたの方がずっと強いだろ」
敢えてフリーレンは対人と称したが。
暗殺の技量に関しては、フリーレンも気を抜けない領域にまで極めている。
フリーレンも本音を言えば、この近距離で暗殺者(アサシン)と向かい合うのは、気が引ける。
暗殺の技量に関しては、フリーレンも気を抜けない領域にまで極めている。
フリーレンも本音を言えば、この近距離で暗殺者(アサシン)と向かい合うのは、気が引ける。
(異常だね。ここまで仕込まれた少年兵が、こうして正常にいられるだなんて……)
こういった少年兵も、珍しい話でもない。
フリーレンも伊達に長く生きていない。世界にそういう一面があるのは知っている。
だが、そんな血に塗れた子供がどうやって、ここまで通常の精神を取り戻したのか。
普通なら、壊れている。
フリーレンも伊達に長く生きていない。世界にそういう一面があるのは知っている。
だが、そんな血に塗れた子供がどうやって、ここまで通常の精神を取り戻したのか。
普通なら、壊れている。
(大丈夫だとは思うけど)
万が一があっても対処は出来る自信はあるが、あまり気分は良くない。
雄二の人間性が信用できない訳ではない。だが、何処で何のタガが外れるか分からないからだ。
壊れてはいないが、完全に修復もされていない筈だ。そう簡単に治るものでもないだろう。
だが、現状の戦力ではフリーレン一人だと手が回らない上に。協力者の一姫と、下手に敵対したくもない。
雄二の人間性が信用できない訳ではない。だが、何処で何のタガが外れるか分からないからだ。
壊れてはいないが、完全に修復もされていない筈だ。そう簡単に治るものでもないだろう。
だが、現状の戦力ではフリーレン一人だと手が回らない上に。協力者の一姫と、下手に敵対したくもない。
「どうかな」
二人の思惑は一致した。
フリーレンは決して雄二の必殺の間合いには確実に入らぬよう、距離を置きながら。
また雄二も、フリーレンに不用意に近づかぬように。
ガッシュ達との合流を目指し歩み始めた。
フリーレンは決して雄二の必殺の間合いには確実に入らぬよう、距離を置きながら。
また雄二も、フリーレンに不用意に近づかぬように。
ガッシュ達との合流を目指し歩み始めた。
「───ユージ、本当にあの頃からこの島に連れて来られたのね」
「姉ちゃん……」
偽物の可能性についても、自分で言及したが。
正直、現物を前にして。
偽物にしては出来過ぎていると雄二は思った。
フリーレンに連れられて、その先に居た少女は。
あの風見一姫その人で。
最後に見たその姿から、何一つ変わっていなかったのだから。
正直、現物を前にして。
偽物にしては出来過ぎていると雄二は思った。
フリーレンに連れられて、その先に居た少女は。
あの風見一姫その人で。
最後に見たその姿から、何一つ変わっていなかったのだから。
「本物…なのか……」
「魔族や魔物ではないよ」
その意味を理解し、フリーレンが否定する。
容姿を騙る魔物もいる。雄二達も他人の姿を奪うかもしれない、怪物の話をしていた。
それを警戒しているのだろう。
容姿を騙る魔物もいる。雄二達も他人の姿を奪うかもしれない、怪物の話をしていた。
それを警戒しているのだろう。
「失礼ね。私は本物よ。専門家のフリーレン先生のお墨付きももらっているし。
一つ違うとしたら、私は未来から来たの。未来の一姫お姉ちゃんよ」
一つ違うとしたら、私は未来から来たの。未来の一姫お姉ちゃんよ」
「……歳食っても、小さいままなんだな」
本当に言いたいのは、こんなことじゃなくて。
今まで、何をしてたんだ。どれだけ心配したんだ。そう言いたくて。
どうして連絡の一つも寄越さなかったのか、怒りのままに平手打ちの一つくらいは、お見舞いしてやろうかと思ったが。
今まで、何をしてたんだ。どれだけ心配したんだ。そう言いたくて。
どうして連絡の一つも寄越さなかったのか、怒りのままに平手打ちの一つくらいは、お見舞いしてやろうかと思ったが。
「フリーレン、写影と桃華も無事で良かったのだ!」
「……ああ」
「……ああ」
自分よりも、心労に苛まれている写影達を見て。
それは控える事にした。
それは控える事にした。
「いくつか合流地点を決めておいて正解だったね」
数十分ほどの移動で、フリーレン達はガッシュ達と再合流出来た。
元々、フリーレンと一姫で合流地点は複数決めており。
先にガッシュ達がグレイラット邸に到着し、そこで結界の破壊と幾つかの破壊痕を見付けトラブルに巻き込まれていることを知覚。
その後、第二の合流地点は禁止エリアになったことから、第三の合流地点へ先回りしていた。
それがF-4にあった地図には載っていない民家だ。
ガッシュと気絶から目覚めた一姫が体を休め。
元々、フリーレンと一姫で合流地点は複数決めており。
先にガッシュ達がグレイラット邸に到着し、そこで結界の破壊と幾つかの破壊痕を見付けトラブルに巻き込まれていることを知覚。
その後、第二の合流地点は禁止エリアになったことから、第三の合流地点へ先回りしていた。
それがF-4にあった地図には載っていない民家だ。
ガッシュと気絶から目覚めた一姫が体を休め。
「私、木之本桜っていいます……」
「……へぇ」
もう一人木之本桜も腰掛けていた椅子から立ち上がり、率先して名乗っていく。
(魔力凄いなこの娘…将来は良い魔法使いになる)
フリーレンはさくらを見ながら、力量を測る。
戦い慣れはしていないが、魔法の素質は恐ろしい程に高い。
戦い慣れはしていないが、魔法の素質は恐ろしい程に高い。
(ハーマイオニーも生きてたら、良い魔法使いになれたろうね)
さくらを見ていて、自分が間に合わず死なせてしまった少女の顔が脳裏を過っていた。
見習いの戦場での死亡率は高い。
だから、フェルンと出会うまで。彼女が一人前になるまで。フリーレンは弟子を取る事はしなかった。
改めて、ハーマイオニーの死は自分が思っているより重く圧し掛かっている。そう自覚させられる。
見習いの戦場での死亡率は高い。
だから、フェルンと出会うまで。彼女が一人前になるまで。フリーレンは弟子を取る事はしなかった。
改めて、ハーマイオニーの死は自分が思っているより重く圧し掛かっている。そう自覚させられる。
(しかし、後衛ばかりだ)
出来れば、もう一人前衛を頼める戦士が欲しい所だったが。
ガッシュも呪文の性能を考えると、本当は後衛向きだ。
リンリンとの戦いで分かったが、あの戦いは本当に紙一重だった。
相手は元から備わった怪物染みた強さの他は、ただの子供であったというのに。
1000年重ねた研鑽に、技量など殆どない暴力だけで食らい付いてきたのだ。
もしも、再戦(つぎ)があったとして、フリーレンはリンリンに絶対に勝つという自信はない。
やはり前衛は欲しい。それも強靭な戦士の。
ガッシュも呪文の性能を考えると、本当は後衛向きだ。
リンリンとの戦いで分かったが、あの戦いは本当に紙一重だった。
相手は元から備わった怪物染みた強さの他は、ただの子供であったというのに。
1000年重ねた研鑽に、技量など殆どない暴力だけで食らい付いてきたのだ。
もしも、再戦(つぎ)があったとして、フリーレンはリンリンに絶対に勝つという自信はない。
やはり前衛は欲しい。それも強靭な戦士の。
「梨花は?」
写影はこの場に一人いない少女の名を呼んだ。
「殺されたわ」
「ピカ」
「……そう、か」
一姫とガッシュのランドセルから飛び出した、黄色い鼠のような生き物ピカチュウが答える。
特別仲が良いわけでも、この島で関わった時間もごく僅かだったが。
写影と桃華の中で、その死は重くのしかかった。
特別仲が良いわけでも、この島で関わった時間もごく僅かだったが。
写影と桃華の中で、その死は重くのしかかった。
「写影、何かあったのかの?」
目に見えて、写影と桃華の様子はおかしい。
ガッシュからすれば、フリーレン達は全員無事なように見えてしまっていた。
彼はハーマイオニーやマサオの死をまだ知らないのだから、
ガッシュからすれば、フリーレン達は全員無事なように見えてしまっていた。
彼はハーマイオニーやマサオの死をまだ知らないのだから、
「色々あったんだよ」
写影に変わって、フリーレンが話す。
人の感情に疎いフリーレンでも、写影の口から全てを話させるのは酷だと分かった。
いずれ必要でも、今は少しでも心情を整理する時間が必要だ。
人の感情に疎いフリーレンでも、写影の口から全てを話させるのは酷だと分かった。
いずれ必要でも、今は少しでも心情を整理する時間が必要だ。
「一度、話し合う必要があるみたいね」
一姫は写影達を一瞥した。
時刻はもうすぐ、放送を迎える頃合い。
殺し合いも、半日近く経過しようとしている。
ここに居る全員の持ち得た情報を統合し、そして次の指針を決めねばならない。
時刻はもうすぐ、放送を迎える頃合い。
殺し合いも、半日近く経過しようとしている。
ここに居る全員の持ち得た情報を統合し、そして次の指針を決めねばならない。
「そうは言っても、休む時間は必要だし。
30分後に、またここで作戦会議をしましょう」
30分後に、またここで作戦会議をしましょう」
一姫の提案に反対する者はなく。
それぞれが、束の間の休息の時間を迎えた。
それぞれが、束の間の休息の時間を迎えた。
【F-4 民家/一日目/昼】
【美山写影@とある科学の超電磁砲】
[状態]精神疲労(大)、疲労(大)、能力の副作用(小)、あちこちに擦り傷や切り傷(小)
[装備]五視万能『スペクテッド』
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:ゲームから脱出する。
0:30分後に話し合う。今はとにかく休む。
1:ドロテアの様な危険人物との対峙は避けつつ、脱出の方法を探す。
2:桃華を守る。…そう言いきれれば良かったんだけどね。
3:……あの赤ちゃん、どうにも怪しいけれど
4:桃華には助けられてばかりだ…。
5:沙都子とメリュジーヌを強く警戒。
[備考]
※参戦時期はペロを救出してから。
※マサオ達がどこに落下したかを知りません。
※フリーレンから魔法の知識をある程度知りました。
[状態]精神疲労(大)、疲労(大)、能力の副作用(小)、あちこちに擦り傷や切り傷(小)
[装備]五視万能『スペクテッド』
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:ゲームから脱出する。
0:30分後に話し合う。今はとにかく休む。
1:ドロテアの様な危険人物との対峙は避けつつ、脱出の方法を探す。
2:桃華を守る。…そう言いきれれば良かったんだけどね。
3:……あの赤ちゃん、どうにも怪しいけれど
4:桃華には助けられてばかりだ…。
5:沙都子とメリュジーヌを強く警戒。
[備考]
※参戦時期はペロを救出してから。
※マサオ達がどこに落下したかを知りません。
※フリーレンから魔法の知識をある程度知りました。
【櫻井桃華@アイドルマスター シンデレラガールズ U149(アニメ版)】
[状態]疲労(中)、精神疲労(大)
[装備]ウェザー・リポートのスタンドDISC
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:ゲームから脱出する。
0:ハーマイオニーさん、マサオさん………
1:写影さんや他の方と協力して、誰も犠牲にならなくていい方法を探しますわ。
2:写影さんを守る。
3:この場所でも、アイドルの桜井桃華として。
[備考]
※参戦時期は少なくとも四話以降。
※失意の庭を通してウェザー・リポートの記憶を追体験しました。それによりスタンドの熟練度が向上しています。
[状態]疲労(中)、精神疲労(大)
[装備]ウェザー・リポートのスタンドDISC
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:ゲームから脱出する。
0:ハーマイオニーさん、マサオさん………
1:写影さんや他の方と協力して、誰も犠牲にならなくていい方法を探しますわ。
2:写影さんを守る。
3:この場所でも、アイドルの桜井桃華として。
[備考]
※参戦時期は少なくとも四話以降。
※失意の庭を通してウェザー・リポートの記憶を追体験しました。それによりスタンドの熟練度が向上しています。
※写影、桃華、フリーレン世界の基本知識と危険人物の情報を交換しています。
【フリーレン@葬送のフリーレン】
[状態]魔力消費(中)、疲労(中)、ダメージ(小)
[装備]王杖@金色のガッシュ!
[道具]基本支給品×5、モンスター・リプレイス(シフトチェンジ)&墓荒らし&魔法解除&不明カード×6枚(マサオの分も含む)@遊戯王デュエルモンスターズ&遊戯王5D's、
ランダム支給品1~4(フリーレン、ハンディ、ハーマイオニー、エスターの分)、グルメテーブルかけ@ドラえもん(故障寸前)、戦士の1kgハンバーグ、封魔鉱@葬送のフリーレン、
レナの鉈@ひぐらしのなく頃に業、首輪探知機@オリジナル、スミス&ウェッソン M36@現実、思いきりハサミ@ドラえもん、ハーマイオニー、リンリン、マサオの首輪。
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
0:30分後に一姫達と作戦会議。
1:首輪の解析に必要なサンプル、機材、情報を集めに向かう。
2:ガッシュについては、自分の世界とは別の別世界の魔族と認識はしたが……。
3:シャルティア、我愛羅は次に会ったら恐らく殺すことになる。
4:北条沙都子をシャルティアと同レベルで強く警戒、話がすべて本当なら、精神が既に人類の物ではないと推測。
5:リーゼロッテは必ず止める。ヒンメルなら、必ずそうするから。
[備考]
※断頭台のアウラ討伐後より参戦です
※一部の魔法が制限により使用不能となっています。
※風見一姫、美山写影目線での、科学の知識をある程度知りました。
[状態]魔力消費(中)、疲労(中)、ダメージ(小)
[装備]王杖@金色のガッシュ!
[道具]基本支給品×5、モンスター・リプレイス(シフトチェンジ)&墓荒らし&魔法解除&不明カード×6枚(マサオの分も含む)@遊戯王デュエルモンスターズ&遊戯王5D's、
ランダム支給品1~4(フリーレン、ハンディ、ハーマイオニー、エスターの分)、グルメテーブルかけ@ドラえもん(故障寸前)、戦士の1kgハンバーグ、封魔鉱@葬送のフリーレン、
レナの鉈@ひぐらしのなく頃に業、首輪探知機@オリジナル、スミス&ウェッソン M36@現実、思いきりハサミ@ドラえもん、ハーマイオニー、リンリン、マサオの首輪。
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
0:30分後に一姫達と作戦会議。
1:首輪の解析に必要なサンプル、機材、情報を集めに向かう。
2:ガッシュについては、自分の世界とは別の別世界の魔族と認識はしたが……。
3:シャルティア、我愛羅は次に会ったら恐らく殺すことになる。
4:北条沙都子をシャルティアと同レベルで強く警戒、話がすべて本当なら、精神が既に人類の物ではないと推測。
5:リーゼロッテは必ず止める。ヒンメルなら、必ずそうするから。
[備考]
※断頭台のアウラ討伐後より参戦です
※一部の魔法が制限により使用不能となっています。
※風見一姫、美山写影目線での、科学の知識をある程度知りました。
【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ(アニメ版)】
[状態]:疲労(大)、精神的なダメージ(極大)、リンリンに対しての共感
[装備]:浪漫砲台パンプキン@アカメが斬る!、グロック17@現実
[道具]:基本支給品×2、斬月@BLEACH(破面編以前の始解を常時維持)、マヤのランダム支給品0~2、マヤの首輪
[思考・状況]基本方針:5人救い、ここを抜け出す
0:30分後に作戦会議
1:コナンに同行しつつ、万が一の場合は自分が引き金を引く。
2:可能であればマーダーも無力化で済ませたいが、リンリンのような強者相手では……。
3:悟空やネモという対主催にも協力を要請したい。
4:一姫と再会できたが……。
[備考]
※参戦時期は迷宮~楽園の少年時代からです
※割戦隊の五人はマーダー同士の衝突で死亡したと考えてます
※卍解は使えません。虚化を始めとする一護の能力も使用不可です。
※斬月は重すぎて、思うように振うことが出来ません。一応、凄い集中して膨大な体力を消費して、刀を振り下ろす事が出来れば、月牙天衝は撃てます。
[状態]:疲労(大)、精神的なダメージ(極大)、リンリンに対しての共感
[装備]:浪漫砲台パンプキン@アカメが斬る!、グロック17@現実
[道具]:基本支給品×2、斬月@BLEACH(破面編以前の始解を常時維持)、マヤのランダム支給品0~2、マヤの首輪
[思考・状況]基本方針:5人救い、ここを抜け出す
0:30分後に作戦会議
1:コナンに同行しつつ、万が一の場合は自分が引き金を引く。
2:可能であればマーダーも無力化で済ませたいが、リンリンのような強者相手では……。
3:悟空やネモという対主催にも協力を要請したい。
4:一姫と再会できたが……。
[備考]
※参戦時期は迷宮~楽園の少年時代からです
※割戦隊の五人はマーダー同士の衝突で死亡したと考えてます
※卍解は使えません。虚化を始めとする一護の能力も使用不可です。
※斬月は重すぎて、思うように振うことが出来ません。一応、凄い集中して膨大な体力を消費して、刀を振り下ろす事が出来れば、月牙天衝は撃てます。
【江戸川コナン@名探偵コナン】
[状態]:疲労(大)、人喰いの少女(魔神王)に恐怖(大)と警戒、迷い(極大)
[装備]:キック力増強シューズ@名探偵コナン、伸縮サスペンダー@名探偵コナン
[道具]:基本支給品、真実の鏡@ロードス島伝説
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止め、乃亜を捕まえる
0:30分後に今後の方針を話し合う。
1:灰原を探す。
2:乃亜や、首輪の情報を集める。(首輪のベースはプラーミャの作成した爆弾だと推測)
3:魔神王について、他参加者に警戒を呼び掛ける。
4:他のマーダー連中を止める方法を探し、誰も死なせない。
5:フランに協力を取りつけたかったが……。
6:元太……。
7:俺は、どうすればいい……。
[備考]
※ハロウィンの花嫁は経験済みです。
※真実の鏡は一時間使用不能です。
※魔神王の能力を、脳を食べてその記憶を読む事であると推測しました。
[状態]:疲労(大)、人喰いの少女(魔神王)に恐怖(大)と警戒、迷い(極大)
[装備]:キック力増強シューズ@名探偵コナン、伸縮サスペンダー@名探偵コナン
[道具]:基本支給品、真実の鏡@ロードス島伝説
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止め、乃亜を捕まえる
0:30分後に今後の方針を話し合う。
1:灰原を探す。
2:乃亜や、首輪の情報を集める。(首輪のベースはプラーミャの作成した爆弾だと推測)
3:魔神王について、他参加者に警戒を呼び掛ける。
4:他のマーダー連中を止める方法を探し、誰も死なせない。
5:フランに協力を取りつけたかったが……。
6:元太……。
7:俺は、どうすればいい……。
[備考]
※ハロウィンの花嫁は経験済みです。
※真実の鏡は一時間使用不能です。
※魔神王の能力を、脳を食べてその記憶を読む事であると推測しました。
【ガッシュ・ベル@金色のガッシュ!】
[状態]疲労(中)、全身にダメージ(中)、シュライバーへの怒り(大)
[装備]赤の魔本
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2、サトシのピカチュウ(休息中、戦闘不可)&サトシの帽子@アニメポケットモンスター、首輪×2(ヘンゼルとルーデウス)
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
0:30分後に作戦会議なのだ。……写影達は大丈夫かの。
1:マサオという者と赤ん坊は気になるが、今はグレイラット邸へ向かう。
2:戦えぬ者達を守る。
3:シャルティアとゼオン、シュライバーは、必ず止める。
4:絶望王(ブラック)とメリュジーヌと沙都子も強く警戒。
5:エリスという者を見付け、必ず守る。
[備考]
※クリア・ノートとの最終決戦直前より参戦です。
※魔本がなくとも呪文を唱えられますが、パートナーとなる人間が唱えた方が威力は向上します。
※魔本を燃やしても魔界へ強制送還はできません。
[状態]疲労(中)、全身にダメージ(中)、シュライバーへの怒り(大)
[装備]赤の魔本
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2、サトシのピカチュウ(休息中、戦闘不可)&サトシの帽子@アニメポケットモンスター、首輪×2(ヘンゼルとルーデウス)
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
0:30分後に作戦会議なのだ。……写影達は大丈夫かの。
1:マサオという者と赤ん坊は気になるが、今はグレイラット邸へ向かう。
2:戦えぬ者達を守る。
3:シャルティアとゼオン、シュライバーは、必ず止める。
4:絶望王(ブラック)とメリュジーヌと沙都子も強く警戒。
5:エリスという者を見付け、必ず守る。
[備考]
※クリア・ノートとの最終決戦直前より参戦です。
※魔本がなくとも呪文を唱えられますが、パートナーとなる人間が唱えた方が威力は向上します。
※魔本を燃やしても魔界へ強制送還はできません。
【風見一姫@グリザイアの果実シリーズ(アニメ版)】
[状態]:疲労(大)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3、首輪(サトシと梨花)×2
[思考・状況]基本方針:殺し合いから抜け出し、雄二の元へ帰る。
0:30分後にフリーレン達と作戦会議。
1:首輪のサンプルの確保もする。解析に使えそうな物も探す。
2:北条沙都子を強く警戒。殺し合いに乗っている証拠も掴みたい。場合によっては、殺害もやむを得ない。
3:1回放送後、一時間以内にボレアス・グレイラット邸に戻りフリーレン達と再合流する。
4:本当に過去の雄二を連れてきたのね。後で、しっかり話をする。
[備考]
※参戦時期は楽園、終了後です。
※梨花視点でのひぐらし卒までの世界観を把握しました。
※フリーレンから魔法の知識をある程度知りました。
※絶対違うなと思いつつも沙都子が、皆殺し編のカケラから呼ばれている可能性も考慮はしています。
[状態]:疲労(大)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3、首輪(サトシと梨花)×2
[思考・状況]基本方針:殺し合いから抜け出し、雄二の元へ帰る。
0:30分後にフリーレン達と作戦会議。
1:首輪のサンプルの確保もする。解析に使えそうな物も探す。
2:北条沙都子を強く警戒。殺し合いに乗っている証拠も掴みたい。場合によっては、殺害もやむを得ない。
3:1回放送後、一時間以内にボレアス・グレイラット邸に戻りフリーレン達と再合流する。
4:本当に過去の雄二を連れてきたのね。後で、しっかり話をする。
[備考]
※参戦時期は楽園、終了後です。
※梨花視点でのひぐらし卒までの世界観を把握しました。
※フリーレンから魔法の知識をある程度知りました。
※絶対違うなと思いつつも沙都子が、皆殺し編のカケラから呼ばれている可能性も考慮はしています。
【木之本桜@カードキャプターさくら】
[状態]:疲労(中)、封印されたカードのバトルコスチューム、我愛羅に対する恐怖と困惑(大)、ヘンゼルの血塗れ、ヘンゼルとルーデウスの死へのショック(極大)、シュライバーへの恐怖(極大)
[装備]:星の杖&さくらカード×8枚(「風」「翔」「跳」「剣」「盾」「樹」「闘」は確定)@カードキャプターさくら
[道具]:基本支給品一式、ランダム品1~3(さくらカードなし)、さくらの私服
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしたくない
1:30分後に話し合いをする。
2:紗寿叶さんにはもう一度、魔法少女を好きになって欲しい。その時にちゃんと仲良しになりたい。
3:ロキシーって人、たしか……。
4:ルーデウスさん……
[備考]
※さくらカード編終了後からの参戦です。
[状態]:疲労(中)、封印されたカードのバトルコスチューム、我愛羅に対する恐怖と困惑(大)、ヘンゼルの血塗れ、ヘンゼルとルーデウスの死へのショック(極大)、シュライバーへの恐怖(極大)
[装備]:星の杖&さくらカード×8枚(「風」「翔」「跳」「剣」「盾」「樹」「闘」は確定)@カードキャプターさくら
[道具]:基本支給品一式、ランダム品1~3(さくらカードなし)、さくらの私服
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしたくない
1:30分後に話し合いをする。
2:紗寿叶さんにはもう一度、魔法少女を好きになって欲しい。その時にちゃんと仲良しになりたい。
3:ロキシーって人、たしか……。
4:ルーデウスさん……
[備考]
※さくらカード編終了後からの参戦です。
104:僕は真ん中 どっち向けばいい? | 投下順に読む | 106:贄【わたしのはじめて】 |
時系列順に読む | ||
088:悪の不在証明 | 美山写影 | 117:Anytime Anywhere |
櫻井桃華 | ||
フリーレン | ||
075:緋色の研究 | 風見雄二 | |
江戸川コナン | ||
089:その涙の理由を変える者 | ガッシュ・ベル | |
風見一姫 | ||
木之本桜 |