コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

束の間の休息

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
バショウカジキ のような素早さだ。

無惨がモチノキデパートに飛び込んでいくスピードを見て、ネモは素直に感心しながらそう思った。
横で、フランは虫のようだ。あの黒い奴みたい。たまに屋内で見掛けるわと毒づく。
あの鎧とその上から合羽を着込んだのを見るに、やはり太陽を苦手とするようだ。
鬼とネモは予測したが、厳密には伝承にある吸血鬼に近いのだろう。
フランにテキオー灯を渡しているとはいえ、ピンピンして日の光を浴びているのに比べれば大分伝承に忠実すぎる気がするが。
何であれ、命に関わるのであればあの俊敏さも納得がいく。

「僕らも行こう。マリーン達にカルデアを見張って貰うよ」

流石に疲れた。
しおもぐっすりと戦車の中で眠っていた。
あの無惨を横にして意識を手放すなんて、戦士でないとしても尋常ではない位に疲れていたのだろう。
ネモも出来れば、甘い物…プリントかパフェを食べたいところだった。
デパートなら、探せばありそうだ。こっそり食べるとしよう。
これくらい食べても罰は当たらない筈だ。

「……ネモ、貴方もうあの仮面使うのやめなさい」

外見は怪我を回復させ、ネモを復活させていたが。
仮面(アクルカ)の力は、その内部から徐々にネモを冒している。
フランもそれに気づかない程、馬鹿じゃない。
自分との戦闘から、相当な無茶をして戦いに臨んでいる。
魔神王相手に使った時点で、ネモの霊核の損傷は取り返しが付かないかもしれない。
この殺し合いを破綻させ、もし生還出来たとしても。
きっともう、永くない。

「僕は……幽霊のようなものだ」
「関係ないわ。貴方が消えたら、……私…分からないの。どうやって、人間と関われば良いの?」

かつて、異変を解決しに来た博麗の巫女達と遊んだようにはもういかない。
そういう遊び方をしたら、野原しんのすけも悲しむから。
じゃあ、今度はどうしたらいい。
何でもかんでも壊してしまうフランにとって、壊しても壊れなかったネモ以外に隣に居てくれる人間はいない。
きっと、蘇らせてもしんのすけの傍にも居ない方が良いくらいだ。

江戸川コナンや風見雄二のように、頭が切れてもフランならすぐに壊してしまう。
しんのすけの友達の佐藤マサオだって、同じように死なせてしまうかもしれない。
だから突き放した。
マサオには、友達のしんのすけを自分が死なせた負い目もあって会いたくなかったのもある。
きっとマサオには恨まれるだろう。恨まれたまま、憎しみが込められた目で背中を預けて、マサオを守る自信なんてなかった。
自分よりは、コナン達の方が適任の筈だ。

友達になれそうだったニケと鬼ごっこもした。
フランはとても楽しかったけど、ニケは死ぬほどビビっていた。


『な…なんか…俺の出会った女、みんな俺の事殺しに来てない?』

顔面をぶん殴って、加減したつもりだったけど、ニケにかなり本気で怖がられて。
少し不味いと気付いたくらいだ。
その後も、ドラゴンボール絡みで結論だけ話してしまって関係を拗らせたのは、自分が悪いと思う。
ちゃんと話していたら、もしかしたら今頃味方になってくれたのかもしれない。

「普通の子じゃ駄目なの。みんな、居なくなってしまうわ。
 ネモ……貴方言ったでしょ。いつか、船に乗せてくれるって」

「……僕はね。本当なら、もうこの世界には居ないんだ。
 こうして、君と話しているのも。反則をしているからなんだよ」

「じゃあずっと、反則すれば良いじゃない」

少し困ったように、ネモは笑った。

「君とは、同じ時間を歩めない。
 でも、君は少しづつでも前に進めているだろ。
 最初、ジャックの復讐に拘っていたけど。今はそうじゃない。
 僕達と一緒に来てくれている。
 そして、僕の安否まで気遣う程だ。君は変わってきているんだ」

失敗を重ねても、フランは変わってきている。それは今を生きる時の流れに沿う者の特権だ。
きっと、495年間時が止まり続けていたフランにとっては激動の半日だったのだろう。
だから彼女自身も戸惑っている。

「安心してくれ。殺し合いを終わらせて、君と悟空と…そうだなニケや、しんのすけ……そして、しお…他にも多くの子達を乗せて、航海に出よう。
 少し形は変わるけど、君との約束は守る。それだけの時間は残す。絶対にだ」

だから、お願いがあるんだ。そうネモは続ける。

「どうせ航海をするなら、大勢いた方が楽しいだろう?
 だから、フランには友達を多く作って欲しいんだ。僕も賑やかな方が良いからね。
 お願いできるかい?
 当然、君が話していたコナンという子達や、ニケとも仲直りするんだ。僕は彼らも船に乗せたい」

「………………ズルいわよ。本当に」

そんなの、断れないじゃない。
哀哭の混じった声でフランは呟いた。



───




「ネモって神様なの? すげえ!!
 ナンマンダブナンマンダブ……」

「そりゃ、仏様にするやつだろ」
「アンタ、恥ずかしいから止めなさいほんとに」

デパート内に居たのは、対主催側の善良な参加者だった。
ネモに手を合わせて念仏を唱えるのは龍亞といった。
明るくて、少し抜けた普通の子だった。
今まで、悟空やしおのような年齢離れした強さや精神を有している者達ばかりで麻痺していたが。
本当にこんなただの子供達が大勢集められていることに、胸が痛んだ。

「……トリトンの在り方は封じている。そんな拝まれるようなものじゃないよ」

奈良シカマルと的場梨沙、特にシカマルの頭はずば抜けてキレる。
特段隠していないとはいえ、一瞬でネモが普通の子供でない事まで見抜いてきた。

「陸に上がった人魚ってのは口が聞けないって話だったがな」

だが、ネモの中のトリトンに気付いたのはもう一人の男だった。
シカマル達の後ろで、不敵に笑うコートを着た少年。
ブラックと名乗っていたが、名簿にその名はない。
人の身に降りているが、正体は神格に連なる上位存在だろう。
シカマルの話では、マーダーだが一時的な共闘に近い関係であり、首輪を外す算段があれば味方につくという。

(……それまでに何人殺しても、味方に引き入れるのが条件、か)

とても、信頼できるような相手じゃないが。
シカマル達も綱渡りで、ブラックと駆け引きを応じてきたのだろう。

「シカマル…君と……無惨、そしてブラック…君達と話したいことがあるんだ」

『首輪の解析データを入手した』

予め書いてあるメモを見せて、ネモは話す。
本当なら無惨とブラックにも話したくはないが、そこで反発されて争うことになるのは避けたい。

「俺は構わねーが」

『龍亞と梨沙は同席できるか。
 こいつらの命にも関わることだ。話を聞く権利がある』

『詳細だけは、シカマルと無惨とブラックだけに伝えたい。
 方法は分からないが、人の記憶を奪う奴がいる。そいつはマーダーだ。
 下手に情報を共有するのは危険だ』

先ず、首輪の解除というアドバンテージを殺し合い乗る輩に握られること。
そして首輪の情報を握っていることで、戦う術を持たない子供が優先して狙われてしまう。
その二つの危険性を瞬時に理解し、シカマルは二人を一瞥した。

「お…俺、向こう行ってるよ」
「アタシも」

龍亞と梨沙は、この話をあまり聞かれたくない。
そうネモが考えているのを察して、自分達から離れようとした。


『代わりに、これらをデパート内で探して貰えないか』

首輪の火薬液、その解除液作成に必要な材料一式をメモに記し。
マリーンとフランへ目配せする。
材料集めのサポートと、万が一の護衛。
その意図を察して、フランは小さく頷いた。

「早く行きましょ」

つんと言って、すたすたと進む。

「俺に構わず内緒話ぐらい、好きにやってな」

ブラックは興味がないと言いたげに手を振る。
シカマル曰く、マーダーではあるが、首輪を外す事が出来たのなら対主催に味方するという。
それが本当であれば、ネモにとってこれ以上ない話だ。
この男、悟空にも匹敵する実力者。正体までは看過できないが、高位の神格だ。
もし、こんな奴がマーダーになってしまえば、更に対主催に勝ち目がなくなる。

「早くしろ。奴が構わぬと言っている。放っておけ」

無惨は焦っていた。
無惨の姿を模したあの愚物は今も何処かで愚行を犯して、その汚名を全て無惨へと注いでいるのだ。
名簿に竈門炭治郎を始め鬼狩りの名は無かったが、無惨も知らぬ無名の鬼狩りがいるかもしれない。
無惨が知りえない、それは出会った鬼全てを葬り去るが為に語る者のいない、恐るべき強者という事もありうるではないか。
そうでなくとも、ネモの話を聞けば孫悟空なる強者もいるらしい。
そんな者が魔神王のせいで、無惨と敵対行動を取るとなれば考える事すら忌避したい。

「分かった」

ネモはマリーンの内の一人が抱き上げているしおを一瞥して。
彼女はすっかり寝ていた。
先の戦いで、疲労しきって眠りに付いているのだろう。
丁度いい。彼女に悟られず、話をすることができる。


───筆談で、プロフェッサーが悟空に伝えた内容をほぼそのままシカマル達に提示し。
それぞれの質問にも答え、全員首輪に関する解析データを共有した。


(なるほど、こいつの目的はカルデアで首輪の解除を進める事。
 それまでの護衛って訳か)

ネモが協力を要請した理由も分かる。
どう見ても人手も戦力も乏しい。無惨という男も信用に値するかと言われれば、怪しいのはその焦りようから明らかだ。
常に殺気と怒気を滲みだし、機会があればこちらを殺しに来ることを、何とも思わない冷徹さと癇癪を持ち合わせている。
こんなのを抱えて、首輪の解除なんてやりたくないだろう。

(悟空ってのがカルデアの安全を確認して、それから乗り込むって話だが)

いつ、その悟空とやらが帰還するのか。
強い事に間違いはないようだが、やり方次第では肩に怪我を負わせるような連中もいる。
乃亜も公平な殺し合いを行うと話し、ハンデを強いると明言した上で。
悟空の帰還を頼りにするのは、不確実性を伴う。

『近くの阿笠博士の研究所や、海馬コーポレーションを第二候補にするのもありじゃないか?』

筆談で意見を記す。
先ずはここに待機し、そして悟空の帰還を待つのには賛成だ。
だが、状況に合わせ悟空との合流も断念すべきだろう。

(……それも検討すべきか)

最も見知った施設であり、ネモの知る限りではカルデアの信頼度が高い。
島の端にあり集まる参加者も多くない。そう考えていたが、藤木の介入や魔神王の存在からそれも怪しくなってくる。

(偽無惨のホンソメワケベラのような聡明さなら、カルデアの重要さに気付き占拠される恐れもある。
 悟空でも、落とすには手間だ)

あの強さも悪辣さも。まさしく、邪悪そのものだ。
仮に魔神王を倒し、カルデアを奪取してもカルデア自体が破壊され尽くされれば意味がない。


『カルデアを監視するなら、立地的には温泉まで近づくのもありかもしれないな……同エリアで近すぎるのは否定出来ないが。
 平行して行える作業、それからあんたが絶対にやれる工程と誰かに頼る必要のあるもの。
 それらをある程度ピックアップしてくれ』

『爆弾の解除液は、すぐでに材料を集めれば作れる。これは僕だけでも問題ない。
 方法さえ知れば、他の誰かでもやれるだろう。
 電子プログラムは、エーテライトを使う予定だけど、僕はこの扱いに長けていない。
 時間が掛かる。
 首輪の爆発火力増幅術式について、あるのは分かるが僕だけでは解除は無理だ。必要なアイテムの見当と人材に心当たりはあるが、その内後者は殺し合いに肯定的だ』

ニケの話から、クロエ・フォン・アインツベルンは殺し合いに乗っていると聞かされた。
信じ難い。カルデアの彼女は善良なサーヴァントであった。
やはり、乃亜によってネモの知るサーヴァントでも、その認識と別な人物も多いのだろう。

(一番信じられないのは、メリュジーヌが殺し合いに乗っていることだけど……)

───イエーイ!マスター、見てるー?メリュ子、また可愛くなっちゃいましたー!ブイブイ!

ネモの知る、カルデアのメリュジーヌとは同じ人物とは絶対に思えない。

(同姓同名……じゃないか)

彼女の宝具の発艦シークエンスをし、彼女の依頼でストームボーダーに蒸気式回転カタパルトも設置した。

───見た、マスター!?あの蒸気式カタパルト!電磁式じゃないあたり、わかってるよねー!回転して出てくる所もぶち上がるー!『まあ、戦艦に戦闘機があるのはおかしくないからね』だって。ネモ船長、ああ見えてかなり男の子だよね!

ネモがこの殺し合いで最も驚嘆したといってもいい。シカマルが詳細を語り、その容姿が鮮明になっていなければ、絶対に信じていない。

(……………僕の知人、殺し合いに乗り過ぎだよ)

悟空に次ぐ戦力としてメリュジーヌに期待していた一面もあった。
首輪の術式破壊も乃亜がルールブレイカー等の宝具を支給するのに賭けるより、クロエに投影して貰った方が信用もある。
気付けば、全部が御破算になっていた。流石に眩暈がしてくる。

それでも、こうして方針を話し合える相手が出来た事は少しありがたかった。




───






「なんか科学の実験みたいだわ」

ネモに頼まれた通り、梨沙はメモに書かれた材料を見付けては、買い物かごに放り込む。
独特な、普段の梨沙ならばあまり手を付けないような物品の数々。
学校の自由研究や授業で使うようなものも多くて、男の子はこういうの好きそうだなと何処となく思った。
梨沙も、少しだけワクワクしている。

「…そういえば、別のデュエルアカデミアだと、錬金術の授業もしてたりするって聞いたことあるな。
 錬金術って、昔の科学なんでしょ?」

龍亞の通うネオドミノシティは別として。
とある島に立っているデュエルアカデミアには、何故か錬金術の授業も用意されている。
代理とはいえ一時的に教鞭をとった教師ですら、授業内容が分からず適当にやっていたが。

「僕達も錬金術で分割してるんだよー」

「マジで!? 多重人格者じゃん!! いいなあ。俺なら分身に学校行って貰って、ズル休みするのに」

(錬金術……? 錬金術?)

錬金術の授業って何だ?
梨沙も、錬金術というワードは知っている。魔法の親戚位の認識だが。
龍亞の世界だと、カードが野球とかサッカー以上の競技になっているらしいので、それを習う学校があるのは分かる。
錬金術は一体何処から生えてきた?
そんなもの、社会の何で使うのだろう。
梨沙の困惑は深まっていく。
仲間として信頼はしているが。たまに話す龍亞の世界は、精神に異常をきたした、妄想の世界の話を聞いているみたいだった。
マリーンの話もチンプンカンプンだった。
多重人格者って、そもそも病気じゃない。この子平気なの? 
梨沙が心配しても何変わらないし大丈夫だろうが。

「……フランは、こういう話は詳しいの?」

恐る恐る、フランにも話を振ってみる。
ネモが言うには吸血鬼らしい。きっと、自分よりはこう言う話は分かるかもしれないと梨沙は思っていた。

「魔理沙のが詳しいかもね」

(魔理沙って誰よ……)

話した事に答えてくれるが、フランにしか分からない内容で会話が続かない。
多分、魔理沙というのは知り合いなのだろうが、それはそうと直接名前で言われても困る。

(……めんどくさ)

フランも何処となく、苦手意識のようなものを感じていた。
ネモ以外とは、口を利くのが難しい。
取り合えずかくれんぼでもしましょうか、そんな提案でもしようと思ったが。
無駄に大人びた、正確には背伸びした梨沙はそういうのに乗らなそうだった。
フランの方が遥かに年齢は大人なのだが。
力のない人間相手だから、力任せに遊ぶのもよくない。

「見てよ、こいつカマキリジョーだって」
「まんまの名前だー」

男子は男子で盛り上がってる。
龍亞が掴んだ、体はカマキリで顔は白人男性のフィギュアを見て、マリーンが引いている。
なんか、入れそうな雰囲気じゃない。


(弾幕ごっこが出来たら楽なのに)

幻想郷の外の人間との触れ合い方は、多岐に渡って難しい。
だから、人はよく喋るのかもしれない。
取り合えず困ったら、弾幕ごっこをすればいい幻想郷とは違うのだろう。

(なんか、なかったけ)

ランドセルをゴソゴソと漁る。確かスタンガン以外にも、何か玩具があったはずだ。

ハーピィ・ガール

通常モンスター
星2/風属性/鳥獣族/攻 500/守 500
美しく華麗に舞い、鋭く攻撃する事ができるようになりたいと願っているハーピィの女の子。

(これ、あの龍亞って子の方が喜びそうじゃない)

手に取ったカード。
不思議な力があって、イラストのモンスターが召喚されて、召喚者の力になると龍亞とシカマルから話は聞いていた。

「何よそれ、へえ…可愛いカードね。こんなのもあるんだ」

梨沙はフランの横からカードを覗き込んでくる。
手足は鳥の様に鋭利で、腕からは翼が生えた亜人だが。
長い金髪にクリっとした愛らしい目は、同性の梨沙から見ても魅力的だった。

「厳ついドラゴンばかりだと思ったけど、色んなのがあるのね」
「……欲しいなら、あげるわ」
「いいの?」

フランには必要がない。
このモンスターが召喚されても、とても強さに期待はできない。
魔力は感じるが、とても微弱だった。
フラン本人が戦った方がずっと強い。

「じゃあ…貰うわね」
「そんなに強くないと思うけど、いいの?」
「アタシよりは、多分…戦えるし……。
 この娘、ちょっとだけ他人の気がしないの」
「全然似てないけどねぇ」
「見た目じゃないわよ。
 この娘には願ってる夢があるでしょ? 私にも夢があるのよ」

カードのフレーバーテキストから、この少女はハーピィという種族の中でも未熟な子供である事は分かった。
未熟でも、いつかは立派で奇麗なハーピィにななりたいと願っているとでも。
きっと、願っているだけじゃない。その為の努力だってしているはず。そんな風に思えた。

「いつかアタシはきっとトップアイドルになって、総理大臣になるわ!!
 この娘も、立派で奇麗なハーピィになりたいみたいだし、同じじゃない」
「変なの」
「何よ! 変って!!」
「総理大臣になりたいなら、政治家にならないと駄目じゃない」

フランでもそれくらいは知っている。
政治家が、そういう役職に就くという知識はあった。

「なるのよ! そして、法律を変えてパパと結婚するわ!」
「近親相姦を堂々と宣言するなんて、大胆ね。血は繋がってるの?」
「愛があれば問題なしよ!」
「大問題だ」

気付けば、普通に話せている。
意識していない内に、会話が続いていた。
そういえば、しんのすけの時も何気なく話しかけてから、かくれんぼをしていた気がする。

「……ねえ、怖くないの?」
「何が? アタシはどんな障害があっても、パパと結ばれることに確信と覚悟を持ってるわ!」
「うーん、やめた方が良いんじゃない? ひどい目に合うわよ。お父さんの方がね。
 そうじゃなくて、どうして将来の事を明るく語れるの?」

フランにとって将来とは。
いずれくる。ネモとの永劫の別れのカウントダウンに過ぎなかった。
ドラゴンボールを使っての現界の維持だって、きっと彼は断るだろう。
ネモの意志を無視して、この世に縛り付ける訳にもいかない。
しんのすけの傍にも、ずっと居られない。
自信がない。
復活したしんのすけを、また傷付けてしまうかもしれない。


「…………怖いわよ。
 ここで、一人の女の子が目の前で死んだわ」

有馬かなの太陽みたいな輝きは、今も頭に焼き付いて離れない。
そんな太陽を、撃ち落とし嘲笑したあの悪魔みたいな女の姿も。

───アイドルなんて腐る程居るんですもの、売れるのは一握り

「女優として凄い演技をした娘がいたの。天才ってああいうのを言うんだと思う。
 そんな娘でも、目の前で殺された……」

まだ、血だまりの中で倒れる有馬かなの事はトラウマのようになっている。
同時にあれだけの天才でも、呆気なく死んでしまう。
それが、いつ自分になるか。
不安がないと言えば嘘になる。

「本当に怖いわよ…でも、あの太陽みたいな演技だけはずっと覚え続けていると思う。
 だから…あの娘に、絶対に負けないぐらいに。輝きたいの。
 アタシはアイドルであることを、諦めたくない」

速いんだなと、フランは思った。
この子は、進んでいく時間が速いのだ。
フランにとって悠久であっても、梨沙にとっては瞬間である。
時の流れから止まり続けているフランからすると、とても遠い所に居るようだった。
吸血鬼と人が相容れない壁のようで。
でも、その壁を超えて知ってみたいとも思う。フランもいた。
それが好奇心なのか、単なる気紛れなのか分からないけれど。
ネモも、そうして欲しいと望んでいてくれている。


───ぉ……ぐぉ……フ、ランちゃん………


手に残る心臓の感触。
気味が悪い程柔らかくて、それでいて感触が良かった。
あの時、あの一瞬だけフランは勝利の余韻に浸っていた。常に破壊して、何も残さないフランにとっては原形を留めた殺害は珍しかったから。
気付かなかった。ジャックと誤認していたとはいえ。
壁を超えたいけど、自信が持てない。
本気の自分と戦って、壊れなかったネモでないと。
その子を壊さない自信がない。

「梨沙、大体の物は集め終わったし、シカマルのとこ戻ろうよ」

たたたと龍亞が笑顔で駆け寄ってくる。
梨沙とフランが話している間に、探し物を終えてきたようだ。

「アンタ、お菓子とか玩具まで入ってるじゃない!」
「べ、別にいいじゃんか…」
「必要ないものまで持ってきて、本当にガキなんだから!」

カマキリジョーの着ぐるみ、パルコ・フォルゴレなるハリウッドスターが写るジャケットのCDと同じく星野アイというアイドルが写るジャケットのCD。
ジャック・アトラスという男のフィギュアと、その男が従えるドラゴンのフィギュア。
ロキシーという女性のフィギュア、カンタムロボの玩具。
練乳サイダー、ピリ辛レッドデーモンズヌードル、ガラナ青汁、チョコビ。
魔法少女マジカル☆ブシドームサシのフィギュア。くんくん探偵のぬいぐるみ。
Vジャンプ、少年ジャンプ、少年サンデー。
ベイブレード、プリン、ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンパフェ。

「いくら、沢山ランドセルに入るからって、持ってきすぎよ!」

「マリーンが一杯持って行けっていうから……」

「プリンとかパフェなんて、どうすんのよこれ! パフェなんて零れちゃうじゃない。
 どんだけガキなのよ! 甘いの食べたいからって、こんな運び辛いの選んで状況分かってんの!!? ちょっとは考えなさいよ」

「それはマリーンが入れ「ここまで入れろとは、言ってないよ」ええ!?」

一緒になって玩具とお菓子を沢山放り込んだくせに。
抗議するが、マリーンは知らぬ存ぜぬを繰り返す。
首輪の解析データと同じくらい、重要なトップシークレットに関わることだ。
この中に最重要である代物があることは。
拷問されたって、口を割る訳にはいかない。



───



船に乗せてくれる。

ネモさんは、私の事もそう言ってくれた。
温かい背中におぶさって、フランさんとの会話も聞こえてきた。
ネモさんは本当に優しい人で、きっと約束も絶対に守ってくれるんだと思う。


『君は、“普通の子供”としてこのバトル・ロワイアルを終えるんだ』


ネモさんならやる。
私を普通の子として、本当に殺し合いから帰してくれるんだ。
だから、ずっとここに居れば。
私は助かるんだと思う。
悟空お爺ちゃんも、ネモさんも強い人達だから。



『君は、僕達が責任を持って“さとちゃん”の元へと帰す』


でも。
私は普通の子供のままじゃ、さとちゃんの元に帰れないんだよ。
帰っても、意味がないの。
さとちゃんは、きっとそこにはいない。さとちゃんと一緒に居る事はできないの。
私は子供だから、法律とか分からないけど。
さとちゃんは許されない事を一杯してる。あの炎に囲まれた中で、もし助かってもさとちゃんは遠くに行ってしまう。
そして、私もお兄ちゃんの元へ行かなきゃいけない。

知ってるよ。
ネモさんが、何か死んだ人もどうにかするような奥の手を隠してる事も。
だって、おかしいもん。
フランさんが急に優勝を目指すのをやめたの。
だから、何かしんのすけという男の子を助ける方法があるんだ。

悟空お爺ちゃんとコソコソ話してるのもそう。
乃亜君をやっつける方法も見付けて来てるんだと思う。

私は、乃亜君が倒されて欲しくない。

ネモさんはこの殺し合いで死んだ人たちを皆を助けるために、きっとその奥の手を使うんだよね。
でも、それはさとちゃんを助ける為には使われない。
皆の内にさとちゃんは含まれていないから。

だから、私はそんな奇跡は要らないの。
皆を助ける奇跡じゃなくて、さとちゃんだけを助けてくれる奇跡が欲しい。
世界が敵になっても、私はさとちゃんだけが居てくれればいい。

皆のハッピーエンドを台無しにしても。
私はさとちゃんとの世界を守る。

あと…ごめんね。ネモさん。

どんな結末になっても。

ネモさんが乗せてくれると言った船に私は絶対に乗れないから。

それだけは本当にごめんなさい。


───



「よし、上手く着けられた……やっぱこれがあると違うよな」

ネモに頼まれた物を調達した後、龍亞は腕にデュエルディスクを装着していた。
シカマルのランドセルの奥底に眠っていたものだ。
カードは単体でも実体化する為、デュエルディスクの有無はあまり関係ないのだが。
それでも、やはり龍亞はデュエリストだ。
これがあるとないとでは、違ってくる。

(あの時、俺はスターダスト・ドラゴンにずっと戦わせていた)

メリュジーヌの死闘で、スターダスト・ドラゴンは間違いなくカードの限界を超えて龍亞に力を貸してくれていた。

(……でも、それだけじゃ駄目なんだ。
 俺はデュエリストなんだ。カードだけに戦わせちゃ駄目だ。俺も戦わなきゃいけないんだよ)

今あるカードを手に広げる。
既に使用したパワー・ツールドラゴン、スターダスト・ドラゴンとフォーミュラ・シンクロン。
そして、未使用の数枚のカード。

「絶望的だな。そんな紙切れで何すんだお前?」

不意に肩に肘を乗せて、ブラックが囁いた。
声を掛けられるまで、何の気配も感じない。

「意味があると思うか? お前がどんだけ覚悟決めようが、呆気なく散らされる。
 ここは、お前が思ってるよりずっと、ヤバい奴等ばかりだよ。俺も一時間後にはくたばってるかもな。
 なあ、考えた事はないか? 今、自分がしていることに意味があるのか、ないのか。
 …そもそも、自分の存在は世界にどの程度影響を及ぼしているのか……いないのか」

ラフな声で、一見表面上は友好的だが、灰原の約束がなかったら何時殺されるか分かったものではなかった。

「ま、肩の力抜けよ。ただのゲームなんだ。こんなもんはさ」

いや、灰原の約束だって、何処まで守るか。

「この世に…不要なものなんてない。遊星の…受け売り…だけど……」

声が震えていた。言い返さない方が、良いと心の中でアラートが鳴り響く。
こいつと会話することは、絶対に危険だ。

「そうか? 代わりなんて、ゴロゴロいるだろ。
 勝次もアイも、ここでくたばった奴等もな」

「……どんなものにだって、存在してるなら必要とされる力があるんだ」

黙っていた方が良い。
何か間違えれば、きっと即座に殺される。
こんな奴と、シカマルと灰原はずっと交渉を続けてきたのか。
改めて、とんでもない二人だったんだと思う。
そして勝次も、正面から戦ったんだ。

「…意味がないのかって、考えてる癖に……死んだ人の事、…覚えてるんだな。へへんっ……!」

なら、俺だって…ここで俺だけ逃げたらカッコ悪いもんな。

足が震えていた。
小馬鹿にしたような笑い声も、震えて上手く発声できていない。

「本当に意味がないなら、名前なんて覚えないもんね……。
 それって、あんたの中で記憶に残る意味があったって事だろ!」

だけど、ブラックの言うように。
死んだ人達に意味がないなんて、認めたくなかった。
死ぬ程怖いけど。
命懸けで、希望を繋ごうとした二人の意志に命を吹き込むのは、生きている人間だ。

「……………お前の受け売り、遊星とかいう奴にも会ってみたいもんだよ」

来ないで。

龍亞は心底そう願う。
地縛神を倒して、イリアステルとの戦いも終わってようやく平和になったんだから。

(ちょ…超怖い……)

カツカツと足音を立てて、また何処かへふら付いていくブラックを見て。
龍亞は腰が抜けて、尻もちを付いた。

【E-3 モチノキデパート/一日目/昼】

【キャプテン・ネモ@Fate/Grand Order】
[状態]:疲労(大、回復中)、ダメージ(小)、仮面の者
[装備]:.454カスール カスタムオート(弾:7/7)@HELLSING、
オシュトルの仮面@うたわれる者 二人の白皇、神威の車輪Fate/Grand Order
[道具]:基本支給品、13mm爆裂鉄鋼弾(40発)@HELLSING、
ソード・カトラス@BLACK LAGOON×2、エーテライト×3@Fate/Grand Order、
110mm個人形態対戦車(予備弾×5)@現実
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
0:シカマル、一応無惨と今後の方針を相談。
1:カルデアに向かい設備の確認と、得たデータをもとに首輪の信号を解析する。
2:魔術術式を解除できる魔術師か、支給品も必要だな……
3:首輪のサンプルも欲しい。
4:カオスは止めたい。
5:しおとは共に歩めなくても、殺しあう結末は避けたい。
6:エーテライトは、今の僕じゃ人には使えないな……
7:藤木は次に会ったら殺す。
8: リーゼロッテを警戒。
9:悟空と一刻も早く合流したい。
10:ドラゴンボールのエラーを考慮した方が良いかもしれない。悟空と再会したら確認する。
[備考]
※現地召喚された野良サーヴァントという扱いで現界しています。
※宝具である『我は征く、鸚鵡貝の大衝角』は現在使用不能です。
※ドラゴンボールについての会話が制限されています。一律で禁止されているか、
優勝狙いの参加者相手の限定的なものかは後続の書き手にお任せします。
※フランとの仮契約は現在解除されています。
※エーテライトによる接続により、神戸しおの記憶を把握しました。
※仮面装着時に限り、不撓不屈のスキルが使用可能となります。
※現在装着中の仮面が外れるかどうかは、後続の書き手にお任せします。


【神戸しお@ハッピーシュガーライフ】
[状態]ダメージ(小)、全身羽と血だらけ(処置済み)、精神的疲労(中)
[装備]ネモの軍服。
[道具]なし
[思考・状況]基本方針:優勝する。
0:ネモさんが乃亜君を倒すのを邪魔する。そうしないと、さとちゃんを助けられない。
1:ネモさん、悟空お爺ちゃんに従い、同行する。参加者の数が減るまで待つ。
2:また、失敗しちゃった……上手く行かないなぁ。
3:マーダーが集まってくるかもしれないので、自分も警戒もする。武器も何もないけど……。
[備考]
松坂さとうとマンションの屋上で心中する寸前からの参戦です。


【フランドール・スカーレット@東方project】
[状態]:ダメージ(小)、疲労(中)、
[装備]:無毀なる湖光@Fate/Grand Order
[道具]:傘@現実、基本支給品、テキオー灯@ドラえもん、
改造スタンガン@ひぐらしのなく頃に業
[思考・状況]基本方針:一先ずはまぁ…対主催。
0:一旦ネモ達と同行して、ジャックが来るか暫く待つ。
1:ネモを信じてみる。嘘だったらぶっ壊す。
2:もしネモが死んじゃったら、また優勝を目指す。
3:しんちゃんを殺した奴は…ゼッタイユルサナイ
4:一緒にいてもいいと思える相手…か
5:藤木と偽無惨は殺す。
6: マサオもついでに探す
7:ニケの言ったことは、あまり深く考えないようにする。
8:ネモ、やっぱり消えるのね
[備考]
※弾幕は制限されて使用できなくなっています
※飛行能力も低下しています
※一部スペルカードは使用できます。
※ジャックのスキル『情報抹消』により、ジャックについての情報を覚えていません。
※能力が一部使用可能になりましたが、依然として制限は継続しています。
※「ありとあらゆるものを破壊する程度の力」は一度使用すると12時間使用不能です。
※テキオー灯で日光に適応できるかは後続の書き手にお任せします。
※ネモ達の行動予定を把握しています。


【鬼舞辻無惨(俊國)@鬼滅の刃】
[状態]:ダメージ(大) 、回復中、俊國の姿、乃亜に対する激しい怒り。警戒(大)。 魔神王(中島)、シュライバーに対する強烈な殺意(極大)
[装備]:捩花@BLEACH、シルバースキン@武装錬金
[道具]:基本支給品、夜ランプ@ドラえもん(使用可能時間、残り6時間)
[思考・状況]基本方針:手段を問わず生還する。
0:中島(魔神王)、シュライバーにブチ切れ。次会ったら絶対殺す。今は回復に努める。
1:禰豆子が呼ばれていないのは不幸中の幸い……か?そんな訳無いだろ殺すぞ。
2:脱出するにせよ、優勝するにせよ、乃亜は確実に息の根を止めてやる。
3:首輪の解除を試す為にも回収出来るならしておきたい所だ。
4:ネモ達は出来る限り潔白の証明者として生かしておくつもりだが、キレたらその限りではない。
5:一先ず俊國として振る舞う。
6:モクバと合流は後回し、モクバの方から出向いてこい。
7:ネモ達の方針を聞く。下らぬ方針なら殺す。
[備考]
参戦時期は原作127話で「よくやった半天狗!!」と言った直後、給仕を殺害する前です。
日光を浴びるとどうなるかは後続にお任せします。無惨当人は浴びると変わらず死ぬと考えています。
また鬼化等に制限があるかどうかも後続にお任せします。
容姿は俊國のまま固定です。
心臓と脳を動かす事は、制限により出来なくなっています、
心臓と脳の再生は、他の部位よりも時間が掛かります。
ネモが入手した首輪の解析データを共有しています

【奈良シカマル@NARUTO-少年編-】
[状態]健康、疲労(大)
[装備]シャベル@現地調達
[道具]基本支給品、アスマの煙草、ランダム支給品1、勝次の基本支給品とランダム支給品1~3
    首輪×6(割戦隊、勝次、かな)
[思考・状況]基本方針:殺し合いから脱出する。
0:ネモと話し合う。
1:殺し合いから脱出するための策を練る。そのために対主催と協力する。
2:梨沙については…面倒臭ぇが、見捨てるわけにもいかねーよな。
3:沙都子とメリュジーヌを警戒
4:……夢がテキトーに忍者やること。だけど中忍になっちまった…なんて、下らな過ぎて言えねえ。
5:我愛羅は警戒。ナルトは探して合流する。せめて、頼むから影分身は覚えててくれ……。
6:モクバを探し、話を聞き出したい。
7:ブラックは人柱力みてえなもんか? もし別人格があれば、そっちも警戒する。
[備考]
原作26巻、任務失敗報告直後より参戦です。
ネモが入手した首輪の解析データを共有しています


【的場梨沙@アイドルマスター シンデレラガールズ U149(アニメ版)】
[状態]健康、不安(小)、有馬かなが死んだショック(極大)、将来への不安(極大)
[装備]シャベル@現地調達、ハーピィ・ガール@遊戯王5D's
[道具]基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:ゲームから脱出する。
1:シカマルについていく
2:この場所でも、アイドルの的場梨沙として。
3:でも……有馬かなみたいに、アタシも最期までアイドルでいられるのかな。
4:桃華を探す。
[備考]
※参戦時期は少なくとも六話以降。



【龍亞@遊戯王5D's】
[状態]疲労(大)、右肩に切り傷と銃傷(シカマルの処置済み)、殺人へのショック(極大)
[装備]パワー・ツール・ドラゴン&スターダスト・ドラゴン&フォーミュラ・シンクロン(日中まで使用不可)
  シューティング・スター・ドラゴン&シンクロ・ヘイロー(2日目黎明まで使用不可)@遊戯王5D's
龍亞のデュエルディスク@遊戯王5D's
[道具]基本支給品、DMカード3枚@遊戯王、ランダム支給品0~1、割戦隊の首輪×2
モチノキデパートで回収した大量のガラクタ(プリンとパフェあり)とネモに指示された物品
[思考・状況]基本方針:殺し合いはしない。
0:ブラック、こわっ……。
1:首輪を外せる参加者も探す。
2:沙都子とメリュジーヌを警戒
3:モクバを探す。羽蛾は信用できなさそう。
4:龍可がいなくて良かった……。
5:ブラックの事は許せないが、自分の勝手でこれ以上引っ掻き回さない。
[備考]
少なくともアーククレイドルでアポリアを撃破して以降からの参戦です。
彼岸島、当時のかな目線の【推しの子】世界について、大まかに把握しました。


【絶望王(ブラック)@血界戦線(アニメ版)】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(小)、空腹
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いに乗る。
0:腹減ったな……。もう昼じゃねえか。
1:気ままに殺す。
2:気ままに生かす。つまりは好きにやる。
3:シカマル達が、結果を出せば───、
4:江戸川コナンは出会うまで生き伸びてたら、な。
5:暫くはシカマルに付き合ってやるかね。アイの約束もあるしな。
[備考]
※ゲームが破綻しない程度に制限がかけられています。
※参戦時期はアニメ四話。
※エリアの境界線に認識阻害の結界が展開されているのに気づきました。



【ハーピィ・ガール@遊戯王5D's】
星2/風属性/鳥獣族/攻 500/守 500
フランドール・スカーレットに支給。
初代のカードで言うと、ランドスターの剣士と相打ちする程度の強さ。
決して強いカードではないが、使用インターバルは2時間と短め。
直接戦闘には向かないが、小回りが効く。

【龍亞のデュエルディスク@遊戯王5D's】
カードを実体化させる事が出来る。
基本はカード単体でも使用出来る為、なくても問題はない。
乗り物があれば、ライディング・デュエルも可能。


108:恋に堕ちて謎の中 投下順に読む 110:ルサルカ・シュヴェーゲリンの受難
時系列順に読む 111:竜虎相討つ!
101:神を継ぐ男 キャプテン・ネモ 121:INSANE
フランドール・スカーレット 113:It's Only a Paper Moon
神戸しお
鬼舞辻無惨 121:INSANE
095:君がまるで別人のように 奈良シカマル
的場梨沙 113:It's Only a Paper Moon
龍亞 121:INSANE
絶望王

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー