昭島市、多摩川河川敷のくじら公園堤防にある八高線列車衝突事故モニュメントの現状について、外観写真に加えて検討事項などを掲載します。場合によって、比較など現役時の写真も掲載します。写真をクリックするとより大きな画像で見ることが出来ます。

 1945年(昭和20年)8月24日 、八高線小宮駅 - 拝島駅間の多摩川橋梁中央部において上り6列車(8850形8869号機牽引・客車5両編成)と下り3列車(8850形8853号機牽引・客車5両編成)が正面衝突し、客車が川に転落。少なくとも105名の死亡、67名の重軽傷者が確認された ( 参考資料(ウィキペディア) )。

  • モニュメントに設置してある説明板記載事項
「八高線列車衝突事故
太平洋戦争終戦からわずか九日目の昭和二〇年(1945)八月二四日午前七時四〇分頃、ここ八高線小宮・拝島間の多摩川鉄橋上において、上り下りの旅客列車が正面衝突し、少なくとも一〇五名の方々が衝突による衝撃、あるいは多摩川の濁流に流され死亡する大惨事が発生しました。
日本鉄道史上でも有数の重大事故であるといわれています。救助には、地域の警防団(現在の消防団の前身)や住民があたりました。
この事故は、折からの豪雨の中で発生したもので、犠牲者の多くは終戦とともに故郷に向かっていた復員兵や疎開先から自宅に帰る人々でした。
鉄橋付近から発見された二対の車輪は衝突車輌のものと思われ、事故を後世に伝えるため設置しました。

平成十六年(二〇〇四年)三月

昭島市・昭島市教育委員会」

 八高線多摩川鉄橋においては、1947年(昭和22年)7月14日に横田基地を離陸したA-26攻撃機がエンジン故障をおこし、八高線多摩川鉄橋を通過中の列車の上に墜落して1両が鉄橋から河原に落下し死者4名を出した事故も起こっている( 参考資料(ウィキペディア) )。



撮影日 写真 コメント、撮影者、その他
太字は外部リンク
2016年08月13日



当会にて草刈りと掃除を実施
写真上:草刈り前
写真中、下:草刈り後
撮影:管理人
2017年02月26日



最近の状況を確認しに行ったところ、献花台?お香の台?が増設された様子

撮影:管理人
2017年08月12日 掃除、草刈りを実施。
写真上:掃除前
写真下:掃除後

撮影:管理人
2017年08月12日 写真上:掃除前
写真下:掃除後
車輪底部はバラストで埋まっていると湿気により車輪やその基礎のコンクリートの痛みが進むので、バラストを除去し常に乾燥させる

撮影:管理人
2018年09月01日(土)









周辺の雑草は市の清掃で刈り取られており、柵内の雑草除去と枯葉、枯れ枝の除去を行った。市の説明によると、道路や施設から1m幅は市が、それ以上の手入れは国交省が行うとのこと。
写真上2つ:掃除前
写真下4つ:掃除後

撮影:管理人
2019年07月13日(土)



周辺の雑草と柵内の草刈り、枯葉、枯れ枝の除去を行った。草の量は30L袋2個分。
新たに教育福祉総合センター(愛称:アキシマエンシス)に展示されるアキシマクジラの骨格標本レプリカについての説明板が設置された。出土したクジラの化石は同施設内の別室に展示される。
写真上1つ目:掃除前
写真上2つ目:掃除後
写真下:柵内の掃除前と掃除後
撮影:管理人
最終更新:2019年07月25日 09:45