立川基地中神引込線モニュメントの現状

　立川基地中神引込線モニュメントの現状について、外観写真に加えて検討事項などを掲載します。写真をクリックすると、より高解像度で見ることができます。
　このモニュメントは当時使用されていたもののようですが、設置時にレールの取り付けがおかしな状況となっています。

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2017年02月26日		撮影者：管理人
2017年02月26日		モニュメントの説明 ---- 立川基地引込線跡この道路は、青梅線中神駅から敷設されていた貨物専用の引込線廃線跡で、ここから北は2路線に分岐していました。引込線は、この地域の歴史を物語るように工廠線、あるいは立川基地引込線とも呼ばれました。引込線が敷設されたのは昭和18年(1943年)といわれ、陸軍唯一の飛行機製造部門として昭和15年(1940年)4月1日に設置された航空工廠への資材運搬用路線でした。昭和20年(1945年)太平洋戦争が終わると航空工廠を含む立川飛行場一帯はアメリカ軍に接収され、立川基地となりました。工廠線は、そのままアメリカ軍専用線(1.9km)として使用され、主に航空機燃料や重油が運ばれました。立川基地は、昭和52年(1977年)11月30日、日本に全面返還され、引込線も昭和53年(1978年)7月1日付けで正式に廃止されました。このほど道路として整備したもので、レールや転轍機(ポイント変換機)は当時のものです。平成12年(2000年)3月昭島市撮影　昭和22年11月14日 ---- 以前はナットが3箇所外されて保護版も劣化していたが、修正されている。撮影者：管理人
2017年02月26日		写真を元に、中神引込線のレールに線を引いたもの(GIFアニメーション) 終着点付近は現在、立川基地跡再開発により国から市に移管され、「むさしの公園」になっている。 ※上から2番目の終着地点修正済み撮影者：管理人
208年12月02日(日)		掃除を実施。掃除前の状態。撮影者：管理人
208年12月02日(日)		掃除後の状態。枕木周辺は雑草やコケを全て落としてしまうと殺風景になるが、これらが傷むのでやむなく除去。枯葉等の量は詰め込んで大袋1つで済んだ。これをボランティア袋に入れて回収待ち。このモニュメント周辺は犬の糞放置問題がある。この道路左側分岐先には犬の尿等を流すよう促す良い取り組みがあったので紹介。撮影者：管理人