D51 451の現在の状況、現状について、外観写真に加えて検討事項などを掲載します。以前の状態についてはD51 451の現状と現役時の様子を参照願います。
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 2017年5月にアダプト申請が通り、掃除を開始することが出来るようになりました。また、サビの酷い部分限定でサビ止め塗装の許可を頂きました。今後、掃除後の状況を追加していきます。

この後さらに掃除した状態は、D51 451の現状4を参照してください。

撮影日 写真 コメント、撮影者、その他
太字は外部リンク
2018年03月04日



運転室 丸型油つぼ(中)の蓋紛失や劣化対策、埃混入防止のため、蓋の試作を行った。このほかにも、従輪台車や加減弁腕などの丸形油壷各所で蓋が紛失または劣化で穴あきが発生している。

撮影者:管理人
2018年05月19日











公式側の炭水車第一台車軸箱上から円筒形状の部品(機能不明、D51の図面にも載ってない)が出てきた。塗装で軸箱上にくっついていたので、前回の業者による塗装より前にここに置かれた可能性が高い。取付部分の破断部形状から、炭水車背面の左側ランプ受け(標識灯ホルダー)の右隣に付いていたものとみられる。劣化なのか乗っかって折れたのか、取れた後、誰かがここに隠したのか?同じ物は炭水車背面や機関車前面にも付いていて、左右で比べると径が違う。
いずれ元の位置に溶接して取り付けたい。取り付ける際には元の支持板のままでは板厚が薄いので、もう少し厚く強固になるように補強が必要。

撮影者:管理人
2018年05月19日



機関車と炭水車を繋ぐ渡り板(連結部を覆っているアーチ状の板)の下の掃除を実施。大量の塗装剥がれ、サビ、泥、石があったのを除去。炭水車との連結部の穴は大量の土と石で埋まっていたが、今後掃除予定。

撮影者:管理人
2018年06月05日

灰戸作用ハンドル直下の棒台枠掃除。大量の塗装剥がれ、サビ、泥、石があったのを除去。配管が通っている楕円状の穴にはサビで段差ができている。
掃除で出てきた石炭はせっかくなので保管中。

撮影者:管理人
2018年06月05日

灰箱に付随する横戸蓋内を掃除。中には石が入っていた。塗装で蓋が固着していたので、石は前回の業者による塗装より前にいたずらで入れられた様子。
塗装の厚みやサビで蓋がきちんと閉まりきっていない非公式側の横戸蓋をある程度修正。


撮影者:管理人
2018年11月18日



炭水車 公式側側面のサビ穴のケレン(塗装とサビ除去)およびサビ止め塗料黒の塗装を実施。
サビの原因は長年の枯葉堆積による排水不良で石炭庫内側からのサビによるものとみられる。
下の写真は炭水車石炭庫内側の様子。穴は公式側でほかにも1箇所(合計3箇所)、非公式側にも2箇所、石炭庫底に1箇所、石炭庫と給水口の仕切板に数箇所ある。
これ以上サビ穴が広がらないよう最低限の処理を行う。いちばん下の写真は石炭庫内側の状態


撮影者:管理人
この後さらに掃除した状態は、D51 451の現状4を参照してください。

最終更新:2019年10月02日 22:18