ジェニファー・キャボット(宇宙暦?年頃 - 宇宙歴799年)は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。

略歴

1 前世

 宇宙歴794年10月第六次イゼルローン攻防戦に参加した同盟軍指揮官。高速機動集団と称される分艦隊を率いていた。ラインハルト に敗れて戦死した。

2 逆行後

 宇宙暦791年にイゼルローン方面辺境奪回を目的として行われた「自由の夜明け」作戦に第一二艦隊司令官ヨハネス・ヴィテルマンスの下でD分艦隊司令官として従軍。12月8日にエル・ファシル星域会戦ではゼークト大将率いる帝国軍を縦深陣へと引き込んだ。階級は少将。(11話)
 宇宙歴794年まで第二独立機動分艦隊司令官を務めていたが、第三次タンムーズ星域会戦の勝利後、第八艦隊司令官に就任する。ロボス派である。宇宙軍中将に昇進している。(13話)
 宇宙歴795年の第四次ティアマト会戦に第八艦隊司令官として参加するが敗北する。(37話)
 宇宙歴798年の「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」では第八艦隊司令官として第二統合軍集団に所属。(55話)第二段作戦「ギャラルホルンの叫び」ではブラウボイレン会戦で勝利した。第三段作戦「ヴィーグリーズ会戦」中の第一次ヴァルハラ会戦ではヤン・ウェンリー中将の第一三艦隊と帝国軍の背後に回り込み、包囲殲滅しようとした。(58話)
 宇宙歴799年の第二次ヴァルハラ会戦では最右翼の第二統合軍集団宇宙部隊を指揮した。攻撃型の陣形を取っていたことが災いし、キルヒアイス艦隊の猛攻を受けて戦死する。(69話)

能力

ロボス流用兵を最も忠実に受け継いだ。その戦いぶりは大胆にして華麗。全盛期のロボス元帥をほうふつとさせるとの評もある。(55話)


公職
先代:
不明         
    自由惑星同盟宇宙軍    
第八艦隊司令官
宇宙歴794年12月 - 宇宙歴799年5月
次代:
第一三艦隊に統合される   
最終更新:2022年06月10日 18:52