ウォルター・アイランズ(Walter Islands、宇宙暦?年頃 - )は自由惑星同盟の政治家。原作登場人物である。

1 略歴

1-1 前世

 トリューニヒト派の政治家で議員人生の大半を利権屋として過ごした。宇宙歴796年10月、諸惑星の自由の失敗後、シロン・グループの役員となる。宇宙歴797年4月13日、救国軍事会議によって拘束される。宇宙歴798年に第八次イゼルローン要塞攻防戦後に国防委員長に就任。同年12月30日、「神々の黄昏」作戦においてフェザーン無血占領した事を受け、宇宙歴799年1月、自宅に引っ込んでしまった主・ヨブ・トリューニヒトに代わって最高評議会において政治家として本職を覚醒し侵攻に備え本土決戦を指導した。同年5月5日、首席秘書官・ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフの策略でウォルフガング・ミッターマイヤーオスカー・フォン・ロイエンタール両上級大将の艦隊にハイネセンが占領され、国防調整会議にて無条件停戦命令を発動するトリューニヒトを説得するも彼と内通していた地球教徒が入ってきてそのショックと疲労で倒れアレクサンドル・ビュコッククレメンス・ドーソン両元帥、スタンリー・ロックウェル大将と共に監禁される。バーラトの和約後に病床につき引退する。宇宙歴801年3月21日、オーベルシュタインの草刈りでラグプール刑務所に収監され同刑務所内で死去。

1-2 新版

 宇宙歴791年に「国民平和会議」(NPC)の上院議員で、公共事業を請け負った企業から献金を受け取った件が問題となり、党上院院内幹事補佐の職を辞任した。(8話)
 宇宙歴793年にはNPC上院院内副幹事を務め、ヨブ・トリューニヒト政策審議会長の腹心となっている。トリューニヒト派の金庫番を務める(14話)
 宇宙歴796年には天然資源副委員長を務める。(47話)
 宇宙歴798年の選挙で落選する。次の選挙に出馬しない意向を示した。(57話)
 同年12月、トリューニヒトがNPCを離党し、大衆党を結成する。(74話)すでに議席を失っていたが、結党に参加したと思われる。
 宇宙歴801年の上院・下院同時選挙で復活当選する。同年には大衆党副代表を務めており、民主政治再建会議がクーデターを起こすと市民軍に合流、市民軍顧問の肩書が与えられた。(81話)クーデター鎮圧後は市民軍にまったく貢献しなかったのに、英雄気取りでマスコミに登場する。
 宇宙歴802年頃にはいくつもの汚職事件で名前が挙がっている。大衆党幹事長を務めている。(99話)
 同年12月頃、第九次イゼルローン要塞攻防戦における不手際でマルコ・ネグロポンティが辞任すると、後任の国防委員長に就任する。初当選以来、エネルギー政策関連のポストを歴任しており、国防政策に関わった経験はない。(99話)
 エリサ・アイランズという娘がいる。


公職
先代:
マルコ・ネグロポンティ   
自由惑星同盟国防委員長
宇宙歴802年12月頃 -
次代:
現職         
党職
先代:
不明         
大衆党幹事長
宇宙歴801年12月頃? - 宇宙歴802年12月頃
次代:
不明           
最終更新:2025年03月14日 14:46