希苑組SS
合計点<-->
タイトル
★★★安価リレーSS第9話『結婚は人生の……なんだっけ』★★★
「そういえば……あれからもう2年だね」
「ああ、もう…そんな時期か」
SRRがマダマテの呪縛から解き放たれたあの戦いから2年。
ダンゲロス子と魔山は3年生になっていた。
「そしてダンゲロス子は名実ともに学園を支配する番長になっていた。そのたたずまいはまさに愚民を焼き尽くす紅蓮の業火……」
「そこ! 嘘をつかない!」
「あ、
エン・ジェル先生」
こんなやり取りももはや日常となっていた。
末期癌を宣告され、一時は捨て鉢になっていたエン先生も、SRRの血のおかげでばっちり快癒。
ゆくゆくは第二の
鏡子先生として希望崎の歴史にその名を刻むことになる。かもしれない。
「それにしても……」
「まさか、この二人が結婚するなんてねえ。ま、フラグは立ってたけれど」
魔山とエン・ジェル先生が微笑ましい視線を送った先には――
「待て! そんなフラグを立てた覚えなんてないぞ!」
「何言ってるの? あんなに激しく愛の告白をしてきたのに」
「言ってねえーー!!」
夏川がのり子に追いかけ回されている光景があった。
彼らにダンゲロス子が満面の笑みを浮かべて近づく。
「いやあ、夏川もすっかりこの世界の住人だな! 新しい家族もできて」
「違う! 俺はあくまで
転校生なんだ」
「そういえば初代転校生も結局は生徒になったんだよな……」
「なぜそこで木下の話が出てくる!」
「祝福しろ。結婚にはそれが必要だ」
「のり子、お前は黙っていろおおお!」
ツッコミを入れている間に追いつかれてしまった夏川。
ダンゲロス子はそんな二人に何かを差し出す。
「おめでとう!これつまらない物だけど選別だ、もらってくれ!」
つバールのような物
「なるほど……これで彼のハートをこじ開けろということね」
「誰がうまいこと言えと!?」
一方、ダンゲロス子の後ろでは静かに会議が始まっていた。
「やっぱり夏川姓になるのかしら……」
「披露宴には呼んでいただけるのだろうか?」
「ウエディングケーキのてっぺんには
ドリアンを乗っけてほしいなー」
「人生には3つの大事な袋があるらしいと私のデータベースにあるのですが……」
「番長勢みんなで勝手に話を進めてる!?」
夏川は驚愕するが、他の者は誰も気に止めない。
「子供の名前どうしよう…」
「雛森先生まで!?」
会議に乗り遅れてしまったダンゲロス子は、仕方なくスレを立てた。
「フハハ…!! めんどくせーから、ガキの名前は安価スレ立てて募集してやるぜ」
『細木「そんな名前じゃ、あんた地獄に落ちるわよ」』
「……物真似か? 似てる似てないより、魔山が言うとなんか怖いな」
「あっ! ちょっと、勝手に決めないでよ! 名前はもう決めてあるんだから!」
その一言で、のり子に注目が集まる。
「待て! 何を勝手に――」
「しっ! 夏川君は黙ってなさい!」
そんな中、のり子が発表する。
新しく育まれる(ような気がする)命、その名前は。
「男の娘だったらのりこ 男の娘だったらのりこね」
(に、二回言いやがったっ!?)
突っ込みどころが多すぎてついに声も出なくなった夏川。
そんな彼のことを、
(夏川君……そもそも夏川君とのり子じゃ子供ができないのに……)
SRRが屋上から見下ろしていた。
<==完==>
珪馬「結婚EDなんて最悪じゃないか。こんな世界リセットしてやる」
ルウク「お前……」
闘争は、終わらない。
書き始められた物語は何処かで終わらせなければならない。それが楽しい物であっても、終わらなければ物語にはならないのである。
最後に俺が無理やり書いてフィニッシュって流れで行くか。 ~7月某日
夏川文尊 語る ~
★★★安価リレーSS最終話『俺達はこの世界で生きれたことを誇りに思う』★★★
「ねーねー、夏川ぁ。ちょっとキン肉バスターの練習台になって~」
「死ぬわボケッ!俺はウチで一番貧弱だろうが」
今日も今日とて下らぬ諍いに花を咲かせる希苑組。
いつもと変わらない日常、どこまでも続く過激で幸福な学園生活。
だが、そんな平和の日々も終わりを告げようとしていた。
「それはそうと、そろそろ締めか。エンディング直前のバトルイベントなんてスキップしたいところなんだが」
屋上から地上を見下ろし桂がそんなことを呟く。
眼下には芋虫の死骸に群がる蟻のように黒く蠢く一般生徒の群れ。
コロセコロセコロセ希苑組をブッコロセ!呪怨の叫びを上げながら
青空の会が校舎を包囲している。
どうやらこのリレーSS世界においても青空の会と戦うのは必須らしい。
「短い間だったけど、いろんなことがあったね…」
皆の胸に去来する昔日の思い出。
vsクワガタ軍団(EFB指定)
↓
vsSRR(最低でも第四形態まで)
↓
平和な日々だとか上で言っていたが、すまん、ありゃ嘘だ。案外戦ってばっかであった。
まあ、でもゲロ子inDATUI麻雀、のり子妊娠騒動などなどちょっとHなイベントもありはしたぞ。
「これだけの強敵たちと戦った後に、青空の会の雑魚どもとやるのかww 」
ドリアンさん全く持って正論です。どう見てもインフレし過ぎです。本当にありがとうございました。
「だが、この戦いをやり切らなければ俺たちは前に進めない。根源(origin)にも到達も出来ない。
そして、何より、この戦いはSRRの望みだった。叶えてやらんわけにはいかないだろうよ」
そんな夏川の言葉に皆が目を丸くする。
リレーSS世界においてSRRをぶっ殺した可能性でいえばこの男が最有力ではないか…
「借り物の転校生の力など、所詮はその程度……」
みたいな事をほざいていたのは僕たちは忘れてないぞ☆
そんな男がSRRの望みを叶えたいと言ったのだ。
「あ?なんだよ?俺は転校生なんだぜ。ハルマゲドン主催者の願いを聞いてやるのが転校生の仕事だろうが」
「あー、案外律儀だねぇ。」
「うっせーな…それにこの世界のルールは今でもよく分からんがこの世界は面白かったしな。それに見合った恩は返すのが筋だろう」
皆の視線にそっぽを向いて照れたようにそんなことを口にする夏川。
最後の最後の取ってつけたように炸裂する安いツンデレ。
だが、確かにこの世界で好き勝手楽しんだのは全員にとって事実である。
夏川の言葉に多少は感じるものでもあったのか、応と頷き…各々の武器を取る希苑組一同。
そして誰ともなく、否、全員が高らかに告げる。
「さあ、みんな行こうぜ!青空の会をぶっ潰しに!!」
ダンゲロスプロセルピナ 安価リレーSS <<完>>
みんな、次回も元気にダンゲろうぜ!!!
credit titles
制作:希苑組(安価リレーSS制作委員会)
CAST
友情出演
その他エキストラの皆さん
- 蛇陰哮殺拳のネイキッド・スネーク
- 烈颪菰武術の新(ネオ)ギース
執筆
- ダンゲロス子の中の人
- ノリノリのり子の中の人
- 桂珪馬の中の人
- ドリアンの中の人
- EA01β版の中の人
- 夏川の中の人
最終更新:2009年07月30日 23:07