第七章 「悲劇」
- 第1節 「赤い葬送」
- 彼女は「天使の教会」の司教であり、
彼女は帝国軍の首領であり、
彼女は全ての破壊者であり、
彼女は神の使いである。
全ての元凶、マナ。
幼い瞳が見つめる先には、無残に破壊された封印が
横たわっていた。
- イウヴァルト
- フリアエ……?
- イウヴァルト
- フリアエをどうしたっ!?
- マナ
- 『封印は解けた。もういらない。』
- マナ
- 『天使が笑った。天使は笑うよ。』
第2節 「彼女のために」-
- イウヴァルト
- フリアエ! フリアエ! 俺は……
君の幸せを思って……違う! 違う!
俺は君に歌すら贈れなかった! - イウヴァルト
- では俺の幸せのため?
- イウヴァルト
- ……俺が、君を、殺した?
- マナ
- ラララララ、天使、回る回る、
笑う笑う。ララ…天使。 - マナ
- ララララララララ…ラララララ…ララ…
天使、回る回る。
第3節 「決意」-
- イウヴァルト
- もう邪魔はいない……
- イウヴァルト
- フリアエ……
- イウヴァルト
- 奇跡を……女神の復活を!
第4節 「哀しみの空」- 封印は全て破壊された。
世界には「再生の卵」が出現し、人間は最期の時を迎えようとしていた。
マナの呪縛から開放されたイウヴァルトは、
「復活を司る」とも云われる「再生の卵」を利用し女神復活を目論む。
冷たくなった妹を抱く親友を、カイムは追った。
「天使の教会」が全てを破壊した上で生じた「再生の卵」に、希望などある筈が無い。
だが、イウヴァルトの耳にそれが届く筈も無かった。
- 最後の封印を解き、司教マナは帝都へと向かった。
しかし、女神フリアエの遺体を抱くイウヴァルトが目の前に……。
最後の決着をつけろ!
イウヴァルト - うわはははははは! 死ね死ね死ねーい!
- レッドドラゴン
- よかろう。貴様の炎と我が炎、どちらが勝っているか教えてやろうぞ!
- レッドドラゴン
- なかなかやるではないか。
だが我の足元にもおよばぬぞ。燃え尽きろ!! - レッドドラゴン
- ふん……所詮、貴様の炎などそんなものだ。
身の程を知れ!
分岐
→第八章第9節を見ていない場合
ヴェルドレ- やめるんだカイム!もう封印は解かれてし
まった。これ以上の戦闘は無意味だ!!
- →第八章第9節を見ており、4分30秒以内にブラックドラゴンのHPを20%まで下げた場合
レッドドラゴン - 奴も帝都へ……?
目的はやはり「再生の卵」か?
- 最後の封印を解き、司教マナは帝都へと向かった。