遊戯が氷室に助けられてから意識を取り戻し、ほどなくして第二放送が始まった。
誰かの命の上に成り立っている状況だ。彼と意気消沈せずにはいられない中、
彼に対しての追撃は続いていく。
誰かの命の上に成り立っている状況だ。彼と意気消沈せずにはいられない中、
彼に対しての追撃は続いていく。
海馬瀬人 閃刀姫ロゼ
生涯のライバルとも言うべき男の名が告げられた。
海馬と言う名前は二人いる。これが何なのかについては一応橘から経由で聞いた。
自分ことアテムと、もう一人の遊戯。その対決を見届けたかどうかによる大きな差異。
たった一つの分岐点が、別の道へと海馬を駆り立てたことは言伝で分かったことではある。
だが、どちらであったとしても、海馬の死は海馬の死。思うところがないなんてあるはずもなく。
冥王やジャック、しんのすけなど聞き及んでいた人物については悼む気持ちはあれど大きく揺らぐことはない。
放送が偽物ではないのは知っていた。ただ、殺し合いから間もなくであったメンバーは残るはイリヤだけとなった。
イリヤやねむ、鋼牙と言った人物やあの仮面ライダー(DIO)や薄汚い男(野獣先輩)などもどうなったかは不明だ。
探しに行きたいところだが、デュエリストの致命的な欠点。前衛がなくして戦うのは極めて困難であると言うこと。
オシリスを召喚して戦えたのも、ねむのサポートなどがあってようやくだ。単独でいるのは極めて危険であるのは変わらない。
特にこの殺し合い、明らかに殺し合いに乗ってる人間のアベレージが高い。単独で相手ができる存在がとにかく少ないのだ。
それは遊戯がデッキを持ってないことも裏付けていることなのは明白ではあるが、それを言い訳にするつもりは全くない。
他の参加者だって似た条件かもしれないのだから。それと凌牙やチノの名前は呼ばれてないようだが、ロゼが守り抜いたのだろうか。
どちらにせよ、安否を気にせずにはいられない立場ではあるが、最初にやることが一つだけあった。
海馬と言う名前は二人いる。これが何なのかについては一応橘から経由で聞いた。
自分ことアテムと、もう一人の遊戯。その対決を見届けたかどうかによる大きな差異。
たった一つの分岐点が、別の道へと海馬を駆り立てたことは言伝で分かったことではある。
だが、どちらであったとしても、海馬の死は海馬の死。思うところがないなんてあるはずもなく。
冥王やジャック、しんのすけなど聞き及んでいた人物については悼む気持ちはあれど大きく揺らぐことはない。
放送が偽物ではないのは知っていた。ただ、殺し合いから間もなくであったメンバーは残るはイリヤだけとなった。
イリヤやねむ、鋼牙と言った人物やあの仮面ライダー(DIO)や薄汚い男(野獣先輩)などもどうなったかは不明だ。
探しに行きたいところだが、デュエリストの致命的な欠点。前衛がなくして戦うのは極めて困難であると言うこと。
オシリスを召喚して戦えたのも、ねむのサポートなどがあってようやくだ。単独でいるのは極めて危険であるのは変わらない。
特にこの殺し合い、明らかに殺し合いに乗ってる人間のアベレージが高い。単独で相手ができる存在がとにかく少ないのだ。
それは遊戯がデッキを持ってないことも裏付けていることなのは明白ではあるが、それを言い訳にするつもりは全くない。
他の参加者だって似た条件かもしれないのだから。それと凌牙やチノの名前は呼ばれてないようだが、ロゼが守り抜いたのだろうか。
どちらにせよ、安否を気にせずにはいられない立場ではあるが、最初にやることが一つだけあった。
首輪の転がっていた場所に、そこら辺で拾った木の棒を突き立てる。
簡素だが氷室の墓だ。消滅した以上死体を持って帰ることもできない。
できるのは、精々ここに彼がいたことを証明することぐらいのものだろうと。
ファラオと言う冥界の人間としての、けじめの様なものになる。
簡素だが氷室の墓だ。消滅した以上死体を持って帰ることもできない。
できるのは、精々ここに彼がいたことを証明することぐらいのものだろうと。
ファラオと言う冥界の人間としての、けじめの様なものになる。
「他の追加の参加者、か。」
放送で起きたことについても考えるところはあるが、追加の人物の殆どは縁が薄かった。
死者のマヤについては橘経由で知り合いの知り合いであるが故に遠い親戚のようなもの。
美遊はイリヤの知り合いで何かされているようだが、そのされた何かの内容も分かってない。
美遊だからと下手に近づいてマヤのように洗脳されてました、ではシャレにならないからだ。
だから遊戯にとって最も問題視するのは、ただ一人。
死者のマヤについては橘経由で知り合いの知り合いであるが故に遠い親戚のようなもの。
美遊はイリヤの知り合いで何かされているようだが、そのされた何かの内容も分かってない。
美遊だからと下手に近づいてマヤのように洗脳されてました、ではシャレにならないからだ。
だから遊戯にとって最も問題視するのは、ただ一人。
「十代……君が何故?」
遊城十代。パラドックスに歴戦のデュエリスト達と挑んだあのデュエル。
彼と遊星のサポートなくしては、デュエルモンスターズの終焉は避けられなかった。
何故そこにいるのか。黎斗に一体何をされて彼はそこにいるのかが気がかりで仕方がない。
日本の特撮のようなモンスター、E・HEROを使っていた彼がする所業ではないだろう。
(E・HEROはアメリカンコミックも多いが、彼が見たのはネオスぐらいなので印象は其方より)
洗脳、ないし何か脅迫かとも思うのだが、一瞬映った彼は、とても冷たい眼差しをしていた。
以前であった時の彼とは思えないようなそれは、ただの洗脳で起きるようなこととも思えない。
何より、何故今になって関係者を出してきたのか。ルイクイや茅場のことも遊戯は知らないし、
出されたところでさほど影響は薄いはずだ。他の誰かにとっては、何かがあるのかもしれないが。
彼と遊星のサポートなくしては、デュエルモンスターズの終焉は避けられなかった。
何故そこにいるのか。黎斗に一体何をされて彼はそこにいるのかが気がかりで仕方がない。
日本の特撮のようなモンスター、E・HEROを使っていた彼がする所業ではないだろう。
(E・HEROはアメリカンコミックも多いが、彼が見たのはネオスぐらいなので印象は其方より)
洗脳、ないし何か脅迫かとも思うのだが、一瞬映った彼は、とても冷たい眼差しをしていた。
以前であった時の彼とは思えないようなそれは、ただの洗脳で起きるようなこととも思えない。
何より、何故今になって関係者を出してきたのか。ルイクイや茅場のことも遊戯は知らないし、
出されたところでさほど影響は薄いはずだ。他の誰かにとっては、何かがあるのかもしれないが。
「とりあえず、遊星と一度合流するのがいいだろうか?」
蛇王院の言う、遊星達の合流エリアはC-4。
今いるエリアと同じであり、行こうと思えば行ける距離だ。
一方で、もう放送を過ぎている。元々9時合流予定で、
既にいなくなっている可能性だって否定はできなかったが、
このまま何もあてどなくさまようよりは、悪くない提案だろう。
今いるエリアと同じであり、行こうと思えば行ける距離だ。
一方で、もう放送を過ぎている。元々9時合流予定で、
既にいなくなっている可能性だって否定はできなかったが、
このまま何もあてどなくさまようよりは、悪くない提案だろう。
「!」
すると異変、と言う程でもないが事態に進展が起きて空を見上げる。
いきなり周囲が暗がりになったのだ。モンスターや敵を警戒して当然のことだ。
だがそのモンスターを見れば、おのずと何者が来たかを察するのに想像は難くない。
いきなり周囲が暗がりになったのだ。モンスターや敵を警戒して当然のことだ。
だがそのモンスターを見れば、おのずと何者が来たかを察するのに想像は難くない。
「海馬!」
ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン。
数メートルまで空中から地面に近づけば、頭部となる部分から一人の男が飛び降りてくる。
宣言通り、見慣れた白いコートを羽織った男は、華麗に着地を決めて彼の前に王者のように立つ。
数メートルまで空中から地面に近づけば、頭部となる部分から一人の男が飛び降りてくる。
宣言通り、見慣れた白いコートを羽織った男は、華麗に着地を決めて彼の前に王者のように立つ。
「一応は言っておこう。久しぶりだな、遊戯……いやアテム。」
海馬としては、放送についてさほど興味あるものはなかった。
もう一人の海馬が死んだが『そうか』以外の感想は出てこない。
海馬とはそういう男だ。もう一人の別の未来の自分が死んだところで、
涙も驚愕も慟哭もしない。ただ、自分が負けると言うことは殺した相手は強敵だ。
不意打ちで死ぬような男だとも思っていない。その男に対して要警戒をしておきたい。
そういったところはあるだろう。
もう一人の海馬が死んだが『そうか』以外の感想は出てこない。
海馬とはそういう男だ。もう一人の別の未来の自分が死んだところで、
涙も驚愕も慟哭もしない。ただ、自分が負けると言うことは殺した相手は強敵だ。
不意打ちで死ぬような男だとも思っていない。その男に対して要警戒をしておきたい。
そういったところはあるだろう。
蛇王院の話から聞いた人物も脱落しているようだが、
彼にとって強く反応することがあるのはやはりもう一人の自分だけ。
それ以外は特になく、ポセイドンは本物の神であったと言う事実も、
あんなもの前にしてみれば『そうだろうな』と言う感想しか出てこなかった。
経由で聞いた名前もあれど、遊戯達にデスゲームを仕掛けた方の海馬の方なら、
これだけの死者が出ても未だ終わらせられぬ自分に腹を立てども、悼むことはもっとないだろう。
彼にとって強く反応することがあるのはやはりもう一人の自分だけ。
それ以外は特になく、ポセイドンは本物の神であったと言う事実も、
あんなもの前にしてみれば『そうだろうな』と言う感想しか出てこなかった。
経由で聞いた名前もあれど、遊戯達にデスゲームを仕掛けた方の海馬の方なら、
これだけの死者が出ても未だ終わらせられぬ自分に腹を立てども、悼むことはもっとないだろう。
「海馬……橘さんから聞いてはいるぜ。どっちの海馬だ?」
どっちの、とは自身でも変な質問ではあるが、
形式上は必要なことではあるので一応訪ねておく。
形式上は必要なことではあるので一応訪ねておく。
「アテム。俺は貴様の決着を見届けてない方だ。」
「そうか。だが悪いな海馬。俺は、そもそも相棒との戦いを知らないぜ。」
「何?」
此処でややこしいのが、遊戯の参戦時期にある。
ドーマとの戦いを決着を終えてから以降の遊戯ではあるのだが、
一方でこの海馬はメタ的に言えば原作ルート。ドーマとの戦いは未経験だ。
おかげでそこらへんを話せども話せども話が通じることではないと言うのは、
僅かな会話で察することができたので、不毛としてこの話はすぐに終えた。
ドーマとの戦いを決着を終えてから以降の遊戯ではあるのだが、
一方でこの海馬はメタ的に言えば原作ルート。ドーマとの戦いは未経験だ。
おかげでそこらへんを話せども話せども話が通じることではないと言うのは、
僅かな会話で察することができたので、不毛としてこの話はすぐに終えた。
「だから俺のことはまだアテムとは呼ばないでくれるか? 相棒もだ。」
(うん、わかったよ。もう一人の僕。)
「フゥン、まあいい。それで、貴様の方は何があった。」
海馬がここへ来たのはほぼ偶然だ。
移動中、地上で灯花との交戦の余波で吹き飛んだ人の姿を、
たまたま見かけて向かってみれば、それが運よく遊戯だっただけの話だ。
状況次第では鋼牙だったかもしれないし、最悪灯花を選んだ可能性もあった。
此処で遊戯と言う相手を引き当てるのは、デュエリストの運命力と言ったところか。
移動中、地上で灯花との交戦の余波で吹き飛んだ人の姿を、
たまたま見かけて向かってみれば、それが運よく遊戯だっただけの話だ。
状況次第では鋼牙だったかもしれないし、最悪灯花を選んだ可能性もあった。
此処で遊戯と言う相手を引き当てるのは、デュエリストの運命力と言ったところか。
「それで、氷室さんが亡くなって次の行動を考えていたところだ。」
「凡骨に加え貴様のことだ、もう一人の俺のことも悼んでいるだろうと思ったが、存外落ち着いているな。」
マリクとの戦いのときに憎しみや怒りに囚われず、
冷静に自分のやるべきことを貫き通して自分とデュエルして勝利した。
今更立ち止まるような精神力ではないということは理解しているので驚きはしない。
万が一腑抜けているようならばオシリスの時のように激励も考えてはいたが。
冷静に自分のやるべきことを貫き通して自分とデュエルして勝利した。
今更立ち止まるような精神力ではないということは理解しているので驚きはしない。
万が一腑抜けているようならばオシリスの時のように激励も考えてはいたが。
「それよりも、だ。」
海馬が来たのは参加者がいたからもあるが、
相手が遊戯であるのならば、渡すべきものがある。
デュエルディスクはあるようなので、二つのカードの束を取り出し渡す。
相手が遊戯であるのならば、渡すべきものがある。
デュエルディスクはあるようなので、二つのカードの束を取り出し渡す。
「これは?」
「片方は凡骨のデッキだ。不動遊星から預かったものだ。
そしてこっちはその不動遊星が集めていたモンスターカードになる。
橘から聞いているはずだ。奴の集めていたフルモンスターデッキだとな。
奴はジャック・アトラスのデッキを手に入れた。ゆえに必要なくなった。
凡骨のデッキの強化パーツにでもしておけ。ないよりはましになるだろう。」
そしてこっちはその不動遊星が集めていたモンスターカードになる。
橘から聞いているはずだ。奴の集めていたフルモンスターデッキだとな。
奴はジャック・アトラスのデッキを手に入れた。ゆえに必要なくなった。
凡骨のデッキの強化パーツにでもしておけ。ないよりはましになるだろう。」
「海馬……」
態々届けに来たのか。
異なる世界を辿るっている海馬ではあるものの、
やはり根底は海馬だ。海馬らしいと言えばらしい行動だ。
異なる世界を辿るっている海馬ではあるものの、
やはり根底は海馬だ。海馬らしいと言えばらしい行動だ。
「ただし、条件だ。今から俺とデュエルをしてもらうぞ。」
「デュエル? デュエリストとしては引き受けたいが、俺達は……」
この殺し合いはもう50人程度。
もう半分しか参加者がいないことになる。
デュエリストたるもの、挑まれれば受けて立つが、
そこまで真面目なものをやれるほどの時間に余裕はないだろう。
もう半分しか参加者がいないことになる。
デュエリストたるもの、挑まれれば受けて立つが、
そこまで真面目なものをやれるほどの時間に余裕はないだろう。
「いくら貴様が城之内のデッキを見てきたと言えど、
新しいカードも織り交ぜて使うのは容易ではないはずだ。
それに貴様はシンクロ、エクシーズ、他のカードも知らんだろう。
俺は貴様と再戦することを望んでいるのは事実だが、その前哨戦としてくれる。
無論、時間も無駄にできん。ライフが4000を下回ったところでサレンダーで試合を終わらせる。いいな?」
新しいカードも織り交ぜて使うのは容易ではないはずだ。
それに貴様はシンクロ、エクシーズ、他のカードも知らんだろう。
俺は貴様と再戦することを望んでいるのは事実だが、その前哨戦としてくれる。
無論、時間も無駄にできん。ライフが4000を下回ったところでサレンダーで試合を終わらせる。いいな?」
ライフ4000。それって普通なのでは?
と思った遊戯だが。此処においてはなぜかライフ8000だ。
少し奇妙に思うところがあるものの、それならば長くても十分もかからないだろう。
と思った遊戯だが。此処においてはなぜかライフ8000だ。
少し奇妙に思うところがあるものの、それならば長くても十分もかからないだろう。
「分かったぜ、海馬。城之内君、一緒に戦おう……!」
ついに手に入れたデッキ。
自分のデッキではなく、亡き友のデッキ。
使うのはレッドアイズを借りたり炎の剣士を借りたぐらいだが、
どこかなじみ深い感覚が抜けないものがあった。
自分のデッキではなく、亡き友のデッキ。
使うのはレッドアイズを借りたり炎の剣士を借りたぐらいだが、
どこかなじみ深い感覚が抜けないものがあった。
≪デュエル!≫
望んではいるものの、
望んでいる状況ではない対決。
しかしだからと言って、海馬は手を抜くつもりはない。
望んでいる状況ではない対決。
しかしだからと言って、海馬は手を抜くつもりはない。
「カードの試運転もかねて、先行は貴様にくれてやる。」
「なら行くぜ海馬! 俺は手札からSR(スピードロイド)ベイゴマックスを特殊召喚するぜ!」
出てくるのは名前の通り、おもちゃのベーゴマだ。
スピードと名の付く通り、高速で移動するそれは下手に触れれば怪我では済まないだろう。
スピードと名の付く通り、高速で移動するそれは下手に触れれば怪我では済まないだろう。
「このカードが場に出たとき、デッキからSRモンスターのタケトンボーグを加え、
フィールド上に風属性のベイゴマックスがいることにより、タケトンボーグを特殊召喚するぜ!」
フィールド上に風属性のベイゴマックスがいることにより、タケトンボーグを特殊召喚するぜ!」
続けて現れるのは、タケトンボでできたサイボーグのようなモンスター。
どちらも攻撃力は低く、お世辞にも並べただけでは戦力になると言い難い。
どちらも攻撃力は低く、お世辞にも並べただけでは戦力になると言い難い。
「俺は、タケトンボーグとベイゴマックスでエクシーズ召喚するぜ!」
オーバーレイと言う単語も知らない、遊戯によるエクシーズ召喚。
二体のモンスターが光となり、渦へと飲み込まれて新たなモンスターへと生まれ変わる。
二体のモンスターが光となり、渦へと飲み込まれて新たなモンスターへと生まれ変わる。
「召喚条件はレベル3風属性二体! 現れろ、トーテムバード!」
トーテムが渦から飛び出し、
その上には紺色と赤黒いのを基調とした、
神聖さが伺える、彫像のような鳥が降り立つ。
その上には紺色と赤黒いのを基調とした、
神聖さが伺える、彫像のような鳥が降り立つ。
「更に俺はまだ通常召喚を行ってないぜ。
鋼鉄の幻想師(メタル・イリュージョニスト)を通常召喚し、特殊効果を発動!
デッキからメタル化を名のついたカード、メタル化・強化反射装甲をセットするぜ!
そして鋼鉄の幻想師の残り二つの効果でレベルをお前のターン間だけレベルを4上げ、種族をドラゴン族に変更する!」
鋼鉄の幻想師(メタル・イリュージョニスト)を通常召喚し、特殊効果を発動!
デッキからメタル化を名のついたカード、メタル化・強化反射装甲をセットするぜ!
そして鋼鉄の幻想師の残り二つの効果でレベルをお前のターン間だけレベルを4上げ、種族をドラゴン族に変更する!」
横に現れるのは、城之内が愛用していたものマネ想師師。
それがバンデット・キースのメタル化によりコーティングされたかのようでもあり、
レベルと種族を変えた姿は、さながら小型のレッドアイズと言ったような風貌になっている。
それがバンデット・キースのメタル化によりコーティングされたかのようでもあり、
レベルと種族を変えた姿は、さながら小型のレッドアイズと言ったような風貌になっている。
「俺はカードを3枚セットして、ターンエンドだ!」
手札を全て使い切った盤面。
一見すると攻撃力0の下級モンスターと、
手間をかけた割には攻撃力1900のモンスター。
だがその盤面を、海馬は一ミリも油断はしなかった。
一見すると攻撃力0の下級モンスターと、
手間をかけた割には攻撃力1900のモンスター。
だがその盤面を、海馬は一ミリも油断はしなかった。
「エクシーズ召喚も手札一枚でやってくるか。
流石だと言いたいが、その程度で俺は越えられんぞ! ドロー!」
流石だと言いたいが、その程度で俺は越えられんぞ! ドロー!」
「海馬がドローした瞬間、鋼鉄の幻想師を生贄にメタル化・強化反射装甲を発動!
メタル化・強化反射装甲のカード名が記された通常召喚できないモンスターを特殊召喚するが、
メタル化・強化反射装甲のカード名が記されたモンスターの召喚には必ず同じ種族、レベル5以上が必要になる!
よって俺はレベル5のドラゴン族として生贄にした鋼鉄の幻想師を、レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴンにするぜ!」
メタル化・強化反射装甲のカード名が記された通常召喚できないモンスターを特殊召喚するが、
メタル化・強化反射装甲のカード名が記されたモンスターの召喚には必ず同じ種族、レベル5以上が必要になる!
よって俺はレベル5のドラゴン族として生贄にした鋼鉄の幻想師を、レッドアイズ・ブラックフルメタルドラゴンにするぜ!」
鏡を持った鋼鉄の魔法使いは、
突如として城之内が得たレアカード、
レッドアイズのさらにその先へと到達する。
かの世界ではレッドアイズは可能性のカードとされた。
これもまた、その可能性の一端なのかもしれない。
突如として城之内が得たレアカード、
レッドアイズのさらにその先へと到達する。
かの世界ではレッドアイズは可能性のカードとされた。
これもまた、その可能性の一端なのかもしれない。
「凡骨のカードも、今やそこまで進化することになるとはな。」
「ブラックフルメタルドラゴンの特殊能力で、相手が発動した効果を無効にすることができるぜ!」
「攻撃力3400でその効果か。だが、その程度で突破できると思うならば片腹痛いわ!
俺は手札から白き乙女を捨てて効果を発動! デッキから真なる光を表側表示で置く!
『置く効果』は『発動』ではない。よってフルメタルドラゴンでなければ効果は無効にできんぞ。」
俺は手札から白き乙女を捨てて効果を発動! デッキから真なる光を表側表示で置く!
『置く効果』は『発動』ではない。よってフルメタルドラゴンでなければ効果は無効にできんぞ。」
(真なる光は俺のブラック・マジシャンの永遠の魂に通ずるサポートカード。此処で流れを掴ませるわけにはいかない!)
「俺はブラックフルメタルドラゴンの効果で、発動した白き乙女の無効にするぜ!
「ならば次は手札から青き眼の祈りを発動! 手札を一枚コストにデッキから同名カードを除く、
青眼の白龍のカード名が記された魔法・罠とレベル1の光属性チューナーを手札に加える!」
青眼の白龍のカード名が記された魔法・罠とレベル1の光属性チューナーを手札に加える!」
「それもさせないぜ! トーテムバードの効果でエクシーズ素材を二つ使い魔法・罠を無効にするぜ!」
百雲の時とは違う。
デッキは違えども、互いに歴戦のデュエリスト。
だからどれが強力でどんなカードかをなんとなくではあるが十分に把握できているデュエルが行われる。
デッキは違えども、互いに歴戦のデュエリスト。
だからどれが強力でどんなカードかをなんとなくではあるが十分に把握できているデュエルが行われる。
(後の妨害は串刺しの落とし穴と奈落の落とし穴。
高い攻撃力の海馬のデッキには不利なカードだが、果たしてどこまで通用するか……)
高い攻撃力の海馬のデッキには不利なカードだが、果たしてどこまで通用するか……)
「だが、同時にトーテムバードの攻撃力は、
エクシーズ素材なくなったことで300ダウンする。
遊戯。貴様の読みは正しい。俺の発動したカードのいずれも、
止めなければ貴様は終始主導権を握られるからだ。だが、デッキの違う貴様に、
負ける道理などないわ! 俺は墓地に眠る白き龍の威光を除外し、効果を発動する!」
エクシーズ素材なくなったことで300ダウンする。
遊戯。貴様の読みは正しい。俺の発動したカードのいずれも、
止めなければ貴様は終始主導権を握られるからだ。だが、デッキの違う貴様に、
負ける道理などないわ! 俺は墓地に眠る白き龍の威光を除外し、効果を発動する!」
「墓地から罠!? さっき手札の祈りのコストに使ったときに捨てたカード!」
「このカードは手札、場の青眼の白龍をリリースすることで、儀式召喚を行う!
手札の青眼の白龍を生贄に捧げ、現れるがいい! ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!」
手札の青眼の白龍を生贄に捧げ、現れるがいい! ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!」
周囲を吹き飛ばさんとする勢いの風と共に、
空から舞い降りるのはブルーアイズよりも禍々しい蒼さを纏ったドラゴン。
攻撃力4000。百雲の時に平然と飛んできたモンスターたちよりも更に高いステータスを誇る。
空から舞い降りるのはブルーアイズよりも禍々しい蒼さを纏ったドラゴン。
攻撃力4000。百雲の時に平然と飛んできたモンスターたちよりも更に高いステータスを誇る。
「甘いぜ海馬! リバースカードオープン! 奈落の落とし穴!
攻撃力1500以上のモンスターが特殊召喚されたことで、破壊し除外する!」
攻撃力1500以上のモンスターが特殊召喚されたことで、破壊し除外する!」
「無駄だ遊戯! カオス・MAXはカード効果では破壊できず、カード効果の対象にもならん!」
「何!?」
しかも奈落の落とし穴は対象を取らない効果だ。
つまり発動できないのでセットされたままに戻らず、
そのまま効果が不発に終わったまま消滅してしまう。
つまり発動できないのでセットされたままに戻らず、
そのまま効果が不発に終わったまま消滅してしまう。
「その程度の小細工、通用せんわ!
カオス・MAXでフルメタルドラゴンへ攻撃! 混沌のマキシマム・バースト!」
カオス・MAXでフルメタルドラゴンへ攻撃! 混沌のマキシマム・バースト!」
ブルーアイズとレッドアイズ。
二対の龍の凄まじいブレスが互いにぶつかり合う。
攻撃力が多少は拮抗しているようなので相打ちにも見えるが、
これはデュエルモンスターズ。1でも攻撃力が上ならば必ず勝てる。
最終的にブルーアイズが勝利し、レッドアイズは跡形もなく消滅してしまう。
二対の龍の凄まじいブレスが互いにぶつかり合う。
攻撃力が多少は拮抗しているようなので相打ちにも見えるが、
これはデュエルモンスターズ。1でも攻撃力が上ならば必ず勝てる。
最終的にブルーアイズが勝利し、レッドアイズは跡形もなく消滅してしまう。
「レッドアイズ……!」
「たかが600だと思わんことだな。
カオス・MAXは守備モンスターを攻撃した場合、
貫通ダメージを二倍にした上で与えることができる。
ダメージを回避しようと守備表示にすればルール上貴様は終わりだ。
俺はカードを一枚セットして、ターンを終了する。」
カオス・MAXは守備モンスターを攻撃した場合、
貫通ダメージを二倍にした上で与えることができる。
ダメージを回避しようと守備表示にすればルール上貴様は終わりだ。
俺はカードを一枚セットして、ターンを終了する。」
ライフを先に4000削れば勝ち。
残り実質3400の遊戯がトーテムバードを守備にすれば、
2600の2倍、5200ダメージを受けて余裕で敗北してしまう。
攻撃表示でもまだ1600ある分、攻撃表示でやり過ごすことの方が楽だ。
残り実質3400の遊戯がトーテムバードを守備にすれば、
2600の2倍、5200ダメージを受けて余裕で敗北してしまう。
攻撃表示でもまだ1600ある分、攻撃表示でやり過ごすことの方が楽だ。
(俺の残る伏せカードは鎖付き飛龍炎刃(サラマンドラ)。
使えば守備力0のカオス・MAXを簡単に倒せる。
発動条件には炎属性であり、更に戦士族が必要だ。
そのカードを引けるかどうか、それにかかっている!)
使えば守備力0のカオス・MAXを簡単に倒せる。
発動条件には炎属性であり、更に戦士族が必要だ。
そのカードを引けるかどうか、それにかかっている!)
極めて強固な耐性を誇っているモンスターカード。
だが必ずモンスターには何かしらの弱点が存在している。
神であろうとプレイヤーと言う弱点があるのがこのカードゲーム。
突破口を開くため、友のデッキを信じてそのカードをドローする。
だが必ずモンスターには何かしらの弱点が存在している。
神であろうとプレイヤーと言う弱点があるのがこのカードゲーム。
突破口を開くため、友のデッキを信じてそのカードをドローする。
「俺のターン、ドロー!」
ドローしたカードを見た瞬間、遊戯は眼を見開く。
逆転の可能性。それは確かにそうだが、引いたカードが引いたカードだ。
これが、友の遺志なのかと。受け継いだ魂のデッキが共に戦えと言ってるのか。
そう思わずにはいられなかった。
逆転の可能性。それは確かにそうだが、引いたカードが引いたカードだ。
これが、友の遺志なのかと。受け継いだ魂のデッキが共に戦えと言ってるのか。
そう思わずにはいられなかった。
「城之内君……! 俺は手札から闘炎の剣士を召喚!」
召喚されるのは、炎の剣士によく似たモンスターであり、
同時に城之内本人にもどこか面影のあるモンスターが場に現れる。
さながら、闇バクラとデュエルした時の本人が炎の剣士になったときのようだ。
同時に城之内本人にもどこか面影のあるモンスターが場に現れる。
さながら、闇バクラとデュエルした時の本人が炎の剣士になったときのようだ。
「何!? 凡骨に似たモンスターだと!?」
「この効果で俺は炎の剣士がテキストに記された炎の剣域を手札に加える!
そして永続魔法、炎の剣域を発動! このカードはフィールドのモンスターを墓地へ送り、
炎の剣士を融合召喚する! その効果で俺は闘炎の剣士をコストに、炎の剣士を融合召喚!」
そして永続魔法、炎の剣域を発動! このカードはフィールドのモンスターを墓地へ送り、
炎の剣士を融合召喚する! その効果で俺は闘炎の剣士をコストに、炎の剣士を融合召喚!」
出てくるのは、城之内と長らく共にあり続けてきた戦士。
ドーマとの戦いでも使われたり、デッキマスター能力だったり、
彼と言えばこれ、となることになるほどに世話になることの多いカードだ。
ドーマとの戦いでも使われたり、デッキマスター能力だったり、
彼と言えばこれ、となることになるほどに世話になることの多いカードだ。
「何を出すかと思えば、凡骨の雑魚モンスターか。
その程度のステータスでは俺のカオス・MAXには到底及ばん───」
その程度のステータスでは俺のカオス・MAXには到底及ばん───」
「ここで墓地へ送られた闘炎の剣士の効果発動!
炎の剣士のカード名が記されたカードを墓地へ送り、
飛龍炎サラマンドラを墓地へ送り、更にサラマンドラの効果を発動!
このカードも墓地へ送られた場合、デッキから闘炎の剣士と同じ範囲の魔法・罠を手札に加える!」
炎の剣士のカード名が記されたカードを墓地へ送り、
飛龍炎サラマンドラを墓地へ送り、更にサラマンドラの効果を発動!
このカードも墓地へ送られた場合、デッキから闘炎の剣士と同じ範囲の魔法・罠を手札に加える!」
「フゥン、態々攻撃力を高い方モンスターをコストにしたのは、墓地へ送って効果を使うためか。」
「手札に加えるのは、サラマンドラ・フュージョン!
装備カードであるサラマンドラ・フュージョンを炎の剣士に装備!
装備したサラマンドラ・フュージョンにより攻撃力が700ポイントアップする!」
装備カードであるサラマンドラ・フュージョンを炎の剣士に装備!
装備したサラマンドラ・フュージョンにより攻撃力が700ポイントアップする!」
「それでも2500。4000には及ばぬぞ!」
「重要な点は此処じゃない! サラマンドラ・フュージョンが融合モンスターに装備されてる場合、
装備モンスターとこのカードを墓地へ送り、炎の剣士のカード名が記された融合モンスターを融合召喚する!
装備モンスターとこのカードを墓地へ送り、炎の剣士のカード名が記された融合モンスターを融合召喚する!
坂巻く炎の渦。
龍が雄たけびを上げながら天へと昇っていき、
姿を消すと同時にそこに立つのは、炎の剣士。
ただし、今までの炎の剣士たちとはわけが違う、逞しさがどこかに見受けられる。
龍が雄たけびを上げながら天へと昇っていき、
姿を消すと同時にそこに立つのは、炎の剣士。
ただし、今までの炎の剣士たちとはわけが違う、逞しさがどこかに見受けられる。
「サラマンドラの炎を纏って、炎の剣士よ! 頂に君臨しろ! 極炎の剣士、此処に降臨!!」
「炎の剣士の、進化体だと!?」
「墓地の飛龍炎サラマンドラの効果で、戦士・炎属性の装備カードになり、700アップ!」
「だがそれでも3500、まだ届かん!」
「リバースカードオープン! 鎖付き飛龍炎刃!
このカードも炎属性の戦士族の装備カードとなり、攻撃力700アップ!
それだけじゃあない! このカードは装備後モンスターを一体を裏側守備表示にできる!
この効果は『その後発動する』効果! よってカオス・MAXの対象に取らない効果を受けない!
極炎の剣士は、モンスターを破壊する効果を持つ! 効果で破壊できず対象にも取れないカードだが、
裏側守備表示であれば、貴様のブルーアイズ・カオスMAX・ドラゴンも破壊することはできるぜ!!」
このカードも炎属性の戦士族の装備カードとなり、攻撃力700アップ!
それだけじゃあない! このカードは装備後モンスターを一体を裏側守備表示にできる!
この効果は『その後発動する』効果! よってカオス・MAXの対象に取らない効果を受けない!
極炎の剣士は、モンスターを破壊する効果を持つ! 効果で破壊できず対象にも取れないカードだが、
裏側守備表示であれば、貴様のブルーアイズ・カオスMAX・ドラゴンも破壊することはできるぜ!!」
「手札と伏せカード1枚から、見事な逆転を狙ってきたようだが、
貴様は勝ちを急ぎ過ぎたな遊戯! 罠カード発動! 青き眼の威光!」
貴様は勝ちを急ぎ過ぎたな遊戯! 罠カード発動! 青き眼の威光!」
「あれは、さっき海馬が墓地から使ったカード! もう一枚あったのか!」
「このカードは手札、場、墓地の青眼の白龍を見せ、見せた数だけカード破壊する!
見せれるカードは、墓地の一枚のみ。よって対象一枚だけで、極炎の剣士を破壊!」
見せれるカードは、墓地の一枚のみ。よって対象一枚だけで、極炎の剣士を破壊!」
墓地から放たれる白き眼光。
その眼光が剣士を射抜いて、極炎の剣士をフィールドから去らせる。
その眼光が剣士を射抜いて、極炎の剣士をフィールドから去らせる。
「対象不在となった装備カードは、効果の処理も行われることはない。」
「クッ……ターンエンドだ。」
悲しいが、これ以上できることはない。
確かに焦りすぎた部分があったのは否めなかった。
極炎の剣士には更に、戦闘時攻撃力を2倍にできた。
4200の攻撃力の2倍、8200で海馬をダイレクトアタック可能だ。
たとえ4000のライフでなくても1ターンキルできる火力を持っていたわけだ。
伏せカードに警戒がなかったわけではないし、これ以外の最適解がなかったのも事実ではあるが。
確かに焦りすぎた部分があったのは否めなかった。
極炎の剣士には更に、戦闘時攻撃力を2倍にできた。
4200の攻撃力の2倍、8200で海馬をダイレクトアタック可能だ。
たとえ4000のライフでなくても1ターンキルできる火力を持っていたわけだ。
伏せカードに警戒がなかったわけではないし、これ以外の最適解がなかったのも事実ではあるが。
「俺のターンドロー。手札から魔法カード、死者蘇生を発動。
墓地の青眼の白龍を特殊召喚し、墓地の青き眼の祈りを除外することで効果発動!
融合デッキから真青眼の究極竜(ネオブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン)を攻撃力400アップの装備カードとして装備する!」
墓地の青眼の白龍を特殊召喚し、墓地の青き眼の祈りを除外することで効果発動!
融合デッキから真青眼の究極竜(ネオブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン)を攻撃力400アップの装備カードとして装備する!」
カオスMAXの隣には、遊戯が3000年前から縁のあるドラゴンの姿。
海馬と言えばこのカードであり、このカードから遊戯と海馬の因縁は始まったとも言える。
海馬と言えばこのカードであり、このカードから遊戯と海馬の因縁は始まったとも言える。
(攻撃力3400。だが串刺しの落とし穴でまだなんとか耐えられるか……)
「此処で俺はブルーアイズを生贄し、融合モンスターブルーアイズ・タイラント・ドラゴンを特殊召喚!」
ブルーアイズの青い翼が突如として輝きだす。
わずかばかりの変形と共に、光り輝く翼へと変貌していく。
わずかばかりの変形と共に、光り輝く翼へと変貌していく。
「何!? 俺と同じ、装備カードと融合召喚だと!」
「タイラント・ドラゴンは装備カードを装備したブルーアイズを生贄に呼び出すことも可能なモンスターだ。
そしてタイラント・ドラゴンでトーテム・バードを攻撃! 滅びのタイラント・バースト・ストリーム!」
そしてタイラント・ドラゴンでトーテム・バードを攻撃! 滅びのタイラント・バースト・ストリーム!」
「させないぜ! 罠カード、串刺しの落とし穴!!」
「無駄だ遊戯! ブルーアイズ・タイラント・ドラゴンに罠は通用しない!」
「何!?」
奈落の落とし穴と同様だ。
設置された罠は無情にも素通りされてしまい、
ブルーアイズの息吹が、トーテム・バードを消し飛ばす。
ダメージの差分は1800で耐えれているが、結果はどの道見えている。
設置された罠は無情にも素通りされてしまい、
ブルーアイズの息吹が、トーテム・バードを消し飛ばす。
ダメージの差分は1800で耐えれているが、結果はどの道見えている。
「カオス・MAXでダイレクトアタック! マキシマム・MAX!!」
「鎖付き飛龍炎刃の墓地の効果発動! 墓地からこのカードを除外することで、
炎属性の戦士、またはドラゴン族のを墓地のモンスターをデッキに戻し融合召喚する!
俺は炎の剣士と飛龍炎サラマンドラをデッキに戻し、闘気炎斬龍を融合召喚するぜ!」
炎属性の戦士、またはドラゴン族のを墓地のモンスターをデッキに戻し融合召喚する!
俺は炎の剣士と飛龍炎サラマンドラをデッキに戻し、闘気炎斬龍を融合召喚するぜ!」
遊戯を守るように立つのは、飛龍炎サラマンドラに類似したモンスター。
だが此処で壁モンスターを出す意味はない。攻撃表示であっても守備表示であっても、
カオス・MAXの前では条件のライフ4000を削り切ることは可能なのだから。
しかし諦めることはしない。此処は一対一のデュエルを行うような場所ではない。
誰かからのサポートがありうる。その最後の瞬間まで、絶対に諦めてはならないと。
これはそのための意思表明と言うものである。
だが此処で壁モンスターを出す意味はない。攻撃表示であっても守備表示であっても、
カオス・MAXの前では条件のライフ4000を削り切ることは可能なのだから。
しかし諦めることはしない。此処は一対一のデュエルを行うような場所ではない。
誰かからのサポートがありうる。その最後の瞬間まで、絶対に諦めてはならないと。
これはそのための意思表明と言うものである。
「……攻撃は再度行う! マキシマム・MAX!!」
最後の最後まであがこうとする姿。
やはり生涯のライバルに相応しいな。
そう思いながら、ブルーアイズの攻撃で海馬は勝利を勝ち取った。
やはり生涯のライバルに相応しいな。
そう思いながら、ブルーアイズの攻撃で海馬は勝利を勝ち取った。
「これ以上は時間がかかる。ここまでにしておくぞ。」
「ああ、分かってるぜ海馬。」
本来サレンダーは恥ずべき事とするが、
状況が状況だ。まだ続けたい気持ちはあるが、
これ以上はするわけにはいかないので、デュエルを降参と言う形で中断する。
状況が状況だ。まだ続けたい気持ちはあるが、
これ以上はするわけにはいかないので、デュエルを降参と言う形で中断する。
「言うまでもないが、俺はこの程度のことで勝利したなどとは思わん。
俺の戦いのロードには貴様を必ず、最強の状態で挑まなくてはならん。」
俺の戦いのロードには貴様を必ず、最強の状態で挑まなくてはならん。」
「海馬。」
あくまでこれは予行演習みたいなもの。
ソリッドヴィジョンで再現した遊戯とのデュエルとか、
彼が時期にやろうとしていたことの再現の類に過ぎないことだ。
やはり勝つのであれば、ブラック・マジシャンを持った遊戯であるべきだと。
ソリッドヴィジョンで再現した遊戯とのデュエルとか、
彼が時期にやろうとしていたことの再現の類に過ぎないことだ。
やはり勝つのであれば、ブラック・マジシャンを持った遊戯であるべきだと。
「次デュエルするときは、貴様自身のデッキで来い。
そうすることで、初めて俺は貴様に完全勝利したこととなる。」
そうすることで、初めて俺は貴様に完全勝利したこととなる。」
「ああ、分かってるぜ!」
デュエルを一通り終えると、海馬は地図のアプリにいくつかマークを付けていく。
海馬が目視できた人の位置だ。誰が、何処に、何人でいるかまでは不明ではあるが、
他の目的地が遊星のところ以外なかった遊戯にとっては十分有益な情報だろう。
海馬が目視できた人の位置だ。誰が、何処に、何人でいるかまでは不明ではあるが、
他の目的地が遊星のところ以外なかった遊戯にとっては十分有益な情報だろう。
「助かるぜ、海馬!」
「俺は行く。言うまでもないことだが、最後まで生き残って見せろ。
だがそれとだ、もう一人の遊戯の人格。少しだけ顔を見せてもらおうか。」
だがそれとだ、もう一人の遊戯の人格。少しだけ顔を見せてもらおうか。」
「え? 何かな……」
アテムが最後の相手となった男を見やる海馬。
やはりそうとは思えない、と言うのが彼の感想だ。
城之内にいじめられていたこともある気弱な学生が、
最強のデュエリストを倒すに至るとは感じられなかった。
しかし、その感じられないからこそありうるものだとも思える。
人畜無害。そこから繰り出されるとてつもない爆発力は気になるところだ。
やはりそうとは思えない、と言うのが彼の感想だ。
城之内にいじめられていたこともある気弱な学生が、
最強のデュエリストを倒すに至るとは感じられなかった。
しかし、その感じられないからこそありうるものだとも思える。
人畜無害。そこから繰り出されるとてつもない爆発力は気になるところだ。
じっと見つめられて少々困り顔になる表遊戯。
それはそうだ。相手は顔立ちは整ってるとは言え鋭い目つきだし、
ライバル視されてるともあって睨む目つきはたじろぎそうにもなる。
とは言え、たじろぐのは昔の話。今はドーマとの戦いを経たこともあり、
強い精神力を得ている部分もある。だから海馬の凝視に対しておどおどすることもない。
それはそうだ。相手は顔立ちは整ってるとは言え鋭い目つきだし、
ライバル視されてるともあって睨む目つきはたじろぎそうにもなる。
とは言え、たじろぐのは昔の話。今はドーマとの戦いを経たこともあり、
強い精神力を得ている部分もある。だから海馬の凝視に対しておどおどすることもない。
「貴様ともデュエルをしたいところだな。
未来でアテムを打ち負かした、その技量。知りたいものだ。」
未来でアテムを打ち負かした、その技量。知りたいものだ。」
「───え、ええ!? 僕が!?」
今までは遊戯とアテムの戦いを見届けたかどうか、
それだけの情報だったので突然のネタバレに驚かざるを得ない。
自分が、最強のデュエリストの称号を持つもう一人の相棒に勝利する。
とても想像できることではなく、流石にこればかりは面食らってしまう。
それだけの情報だったので突然のネタバレに驚かざるを得ない。
自分が、最強のデュエリストの称号を持つもう一人の相棒に勝利する。
とても想像できることではなく、流石にこればかりは面食らってしまう。
「俺は行く。一応言っておくが船の連中は放送までは動かなかった。
運が良ければまだ合流できる可能性があると思った方がいいが、確定はできんぞ。」
運が良ければまだ合流できる可能性があると思った方がいいが、確定はできんぞ。」
言うだけ言って、海馬は再びブルーアイズ・ジェット・ドラゴンへと搭乗し、次の場所へ向かう。
嵐があった場所に向かうべきか、爆心地を中心にするべきか、他の参加者を探すか。
いずれにせよ、遊戯の実力は相変わらずであったこともあったからか、
満足できた勝利ではないにしても、どこか笑みを浮かべながら海馬は飛んで行った。
嵐があった場所に向かうべきか、爆心地を中心にするべきか、他の参加者を探すか。
いずれにせよ、遊戯の実力は相変わらずであったこともあったからか、
満足できた勝利ではないにしても、どこか笑みを浮かべながら海馬は飛んで行った。
【C-4/一日目/昼】
【武藤遊戯@遊戯王デュエルモンスターズ(アニメ版)】
[状態]:無力感(大)、主催者への怒り、勇気
[装備]:千年パズル@遊戯王デュエルモンスターズ、ガーディアン・エアトス@遊戯王OCG、結束 UNITY(3時間使用不可)@遊戯王OCG、オシリスの天空竜@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、ティマイオスの眼@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、オベリスク・フォースのデュエルディスク@遊戯王ARC-V、何かしらのモンスターカード×75(確定はメイン37、エクストラ3)、クリボー@遊戯王デュエルモンスターズ(アニメ版)、城之内のデッキとデュエルディスク(ヘルモスの爪入り)@遊☆戯☆王、レッドアイズ・トランスマイグレーション+ロード・オブ・ザ・レッド@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品一式、軍刀@ゴールデンカムイ、幻徳の首輪
[思考]
基本:ハ・デスを倒し、殺し合いを止める
0 :氷室さん……
1 :仮面ライダーの参加者(駆紋戒斗、深海マコト、花家大我、万丈龍我、天津垓)とチノ、凌牙の仲間を探す
ただマヤと美遊と言った追加メンバーに今すぐ出会うのはなるべく避けたい。
2 :仲間達との合流と、デッキも取り戻したい。
4 :ねむがもし間違いを犯す気なら止める。但し、復讐心で動くつもりはない。
3 :衛宮士郎は殺し合いに乗っていたのか…? 今となっては分からないが。
4 :ロゼはデュエルモンスターズが存在しない平行世界の人間なのかもしれない。
海馬もそうみたいだったしな。
5 :相棒の言うように、神(ゲームマスター)も完璧じゃない。そこに攻略法があるかもしれないぜ。
6 :このカード…何で相棒や城之内くん達が描かれてるんだ?
7 :城之内君、一緒に戦おう!
8 :十代、何故君が?
9 :すべてが終わったら海馬とデュエル。デッキは……どうするか。
10:僕がアテム……もう一人の僕とデュエルして勝ったの!?(表遊戯)
11:それにしても、アテムか……
[備考]
※参戦時期は最低でもドーマ編終了後~KCグランプリのどこかです。
※心意システムによりティマイオスの眼を創造しました。
※遊星から渡されたカード何のモンスターをホカクカードによってカード化したかは後続にお任せしますが、
モンスターカード、或いは罠モンスター等効果でモンスターカード扱いになれるカードのみが対象です。
現時点で判明してるのはセイクリッド・アクベス、BKベイル、星見獣ガリス、ジェット・シンクロン、シグナル・ウォリアー、スター・ボーイ、レッド・ミラー、ファイヤークラッカー、工作列車シグナルレッド、ジェット・ウォリアー、レボリューション・シンクロン、燃える藻、タスケルトン、波動竜フォノン・ドラゴン、ジャンク・フォアード、スカー・ウォリアー、サテライト・シンクロン、SRベイゴマックス、SRタケトンボーグ、トーテムバードのメイン15、エクストラ5です。
※海馬(原作)と情報交換しました。
[状態]:無力感(大)、主催者への怒り、勇気
[装備]:千年パズル@遊戯王デュエルモンスターズ、ガーディアン・エアトス@遊戯王OCG、結束 UNITY(3時間使用不可)@遊戯王OCG、オシリスの天空竜@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、ティマイオスの眼@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、オベリスク・フォースのデュエルディスク@遊戯王ARC-V、何かしらのモンスターカード×75(確定はメイン37、エクストラ3)、クリボー@遊戯王デュエルモンスターズ(アニメ版)、城之内のデッキとデュエルディスク(ヘルモスの爪入り)@遊☆戯☆王、レッドアイズ・トランスマイグレーション+ロード・オブ・ザ・レッド@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品一式、軍刀@ゴールデンカムイ、幻徳の首輪
[思考]
基本:ハ・デスを倒し、殺し合いを止める
0 :氷室さん……
1 :仮面ライダーの参加者(駆紋戒斗、深海マコト、花家大我、万丈龍我、天津垓)とチノ、凌牙の仲間を探す
ただマヤと美遊と言った追加メンバーに今すぐ出会うのはなるべく避けたい。
2 :仲間達との合流と、デッキも取り戻したい。
4 :ねむがもし間違いを犯す気なら止める。但し、復讐心で動くつもりはない。
3 :衛宮士郎は殺し合いに乗っていたのか…? 今となっては分からないが。
4 :ロゼはデュエルモンスターズが存在しない平行世界の人間なのかもしれない。
海馬もそうみたいだったしな。
5 :相棒の言うように、神(ゲームマスター)も完璧じゃない。そこに攻略法があるかもしれないぜ。
6 :このカード…何で相棒や城之内くん達が描かれてるんだ?
7 :城之内君、一緒に戦おう!
8 :十代、何故君が?
9 :すべてが終わったら海馬とデュエル。デッキは……どうするか。
10:僕がアテム……もう一人の僕とデュエルして勝ったの!?(表遊戯)
11:それにしても、アテムか……
[備考]
※参戦時期は最低でもドーマ編終了後~KCグランプリのどこかです。
※心意システムによりティマイオスの眼を創造しました。
※遊星から渡されたカード何のモンスターをホカクカードによってカード化したかは後続にお任せしますが、
モンスターカード、或いは罠モンスター等効果でモンスターカード扱いになれるカードのみが対象です。
現時点で判明してるのはセイクリッド・アクベス、BKベイル、星見獣ガリス、ジェット・シンクロン、シグナル・ウォリアー、スター・ボーイ、レッド・ミラー、ファイヤークラッカー、工作列車シグナルレッド、ジェット・ウォリアー、レボリューション・シンクロン、燃える藻、タスケルトン、波動竜フォノン・ドラゴン、ジャンク・フォアード、スカー・ウォリアー、サテライト・シンクロン、SRベイゴマックス、SRタケトンボーグ、トーテムバードのメイン15、エクストラ5です。
※海馬(原作)と情報交換しました。
【海馬瀬人@遊☆戯☆王】
[状態]:心身の疲労(中)、リゼを見捨てた後悔、ブルーアイズ・ジェット・ドラゴンに搭乗中、アテムに対する期待
[装備]:海馬瀬人のデッキ(オベリスク入り)&新型デュエルディスク@遊☆戯☆王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS
[道具]:基本支給品×2(自分、無惨)、深淵の冥王の首輪
[思考・状況]基本方針:この決闘を粉砕したのち、アテムと決着をつける
1:檀黎斗と縁壱と闘うための方法を模索する。あの自称神はこのオレが粉砕してくれるわ!
2:首輪を解除したい。工学方面以外にもゲーム性を考慮するべきか。
3:残酷にも殺された少女(条河麻耶)のように闘う意志も牙も持たぬ参加者と遭遇した場合、保護も検討してやろう。
4:ジャック、冥王、貴様らを認めてやろう。貴様達も王だとな。
5:首輪の解析ができそうな場所を探しておきたい。
6:すべてが終わったら遊戯とデュエル。
[状態]:心身の疲労(中)、リゼを見捨てた後悔、ブルーアイズ・ジェット・ドラゴンに搭乗中、アテムに対する期待
[装備]:海馬瀬人のデッキ(オベリスク入り)&新型デュエルディスク@遊☆戯☆王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS
[道具]:基本支給品×2(自分、無惨)、深淵の冥王の首輪
[思考・状況]基本方針:この決闘を粉砕したのち、アテムと決着をつける
1:檀黎斗と縁壱と闘うための方法を模索する。あの自称神はこのオレが粉砕してくれるわ!
2:首輪を解除したい。工学方面以外にもゲーム性を考慮するべきか。
3:残酷にも殺された少女(条河麻耶)のように闘う意志も牙も持たぬ参加者と遭遇した場合、保護も検討してやろう。
4:ジャック、冥王、貴様らを認めてやろう。貴様達も王だとな。
5:首輪の解析ができそうな場所を探しておきたい。
6:すべてが終わったら遊戯とデュエル。
[備考]
※参戦時期は本編終了後から映画本編開始前のどこか。
※心意でオベリスクの巨神兵@遊☆戯☆王を手に入れました。
※首輪に毒素や呪いのような何かが参加者次第であると思っています。
また、それらを攻略するために必要な特定の人物を探すことも考慮してます。
※蛇王院達と情報交換しました。
※遊戯と情報交換しました。
※参戦時期は本編終了後から映画本編開始前のどこか。
※心意でオベリスクの巨神兵@遊☆戯☆王を手に入れました。
※首輪に毒素や呪いのような何かが参加者次第であると思っています。
また、それらを攻略するために必要な特定の人物を探すことも考慮してます。
※蛇王院達と情報交換しました。
※遊戯と情報交換しました。
| 141:第二回放送 ーJOKER争奪戦ー | 投下順 | 143:Reason Living(1) |
| 時系列順 | 144:黒と金と銀 | |
| 119:Now or Never(前編) | 武藤遊戯 | 155:三位一択 |
| 115:バトルロワイアル・ブーティ | 海馬瀬人 |